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ジョリパットで外壁塗装!様々な施工方法やパターンでお家をオシャレに!

ジョリパットについて知っておくと、お家の外壁塗装を行なう時の選択肢を増やすことができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

「塗装業者さんにジョリパットを勧められたけど、本当に良い物?」「ジョリパットで我が家をメンテナンスしてみたいけど、もう少し詳しく知りたい…」

このように、あなたのお家をジョリパットでメンテナンスしたいと考えている場合、あなたのお家に合っているのか、どんな材料なのかがよくわからないと、不安になってしまいますよね。

ジョリパットには様々な種類がありますが、この記事では今あなたが暮らしているお家の外壁をメンテナンスしたい時に使えるジョリパットについて、お話しさせていただければと思います。

あなたが納得できる外壁塗装で、これからもご家族と安心して過ごしていくためにも、ジョリパットについて一緒に詳しく見てもらえると嬉しいです。

ジョリパットとは?

ジョリパットは、「仕上げ材」「仕上げ塗材(とざい)」と呼ばれる、泥のような材料の一種です。

アイカ工業株式会社が製造・販売しており、職人さんが手塗りで施工するため、機械では出せない味のあるデザインにできるのが大きな魅力です。

模様の種類は100種類近くにも上ります。

ここでは主に、外壁をメンテナンスする場合に使うジョリパットに絞ってお話しして行きます。

仕上げ材とは?

「仕上げ材」「仕上げ塗材」と言われる材料は、名前の通り、外壁の表面を仕上げるために使われます。

一般的なお家に使われている外壁は、モルタル外壁とサイディング外壁が多いですが、仕上げ材はモルタル外壁に使われることがほとんどです。

モルタル外壁塗り壁の一種で、セメントと水を混ぜた「モルタル」という泥のような材料を塗り固めて作る外壁。
モルタルの上に仕上げ材を塗って模様をつくり、さらに塗料(ペンキ)を塗って色つやを出します。
サイディング外壁サイディングボードと呼ばれるパネル状の外壁材をお家に張り付けて作る外壁。
モルタル外壁に比べて施工が簡単で、レンガ調や木目調など、手塗りでは出せないデザインのお家にすることができます。

サイディング外壁は、工場でレンガ模様などが作られ、それをお家に張り付けていく外壁材なので、仕上げ材で仕上げる必要はありません。

しかし、モルタル外壁は、現場でモルタル材を塗り固めて作っていくため、仕上げ材が必要なのです。

仕上げ材は、コテと呼ばれるヘラのような道具で塗っていったり、スプレーガンで吹き付けたり、模様によっては専用のローラーで柄を付けたりしながら塗っていきます。

ただし、仕上げ材=ジョリパット、というわけではなく、あくまでジョリパットは仕上げ材の中の一種です。

他社さんにも仕上げ材はあり、ほかには石灰が主な成分の「漆喰(しっくい)」も仕上げ材です。

ジョリパットの種類

ジョリパットには種類がたくさんあるため、それぞれの用途に特化した製品が用意されています。

よって、どれを使っていいのか混乱してしまいやすいです。

このページでは、外壁のメンテナンスに使うジョリパットについてお話ししていきますが、その他のジョリパットも含めて、種類を整理していきましょう。

お家の部位ごと

ジョリパットは次のように、お家の部位ごとに種類を分けることができます。

  • 外壁用ジョリパット
  • 内装用ジョリパット
  • 外構用ジョリパット(ブロック塀など)
  • 基礎用ジョリパット(地面に接している、コンクリート製の土台部分)
  • 外壁にも内装にも使えるジョリパット

外壁をメンテナンスするためのジョリパットについてお話ししていきますが、あなたがカタログやホームページを見る時に混乱してしまわないためにも、ジョリパットにはこれらの種類があることを知っておきましょう。

これから建てるお家に使うか、今住んでいるお家に使うか

ジョリパットは、新築用の製品と、今あなたが暮らしているお家のメンテナンスに使える製品とに、分類することができます。

お家の外壁を補修したり塗り替えたりするための、メンテナンスに使えるジョリパットは、次の8種類になります。

  • ジョリパットフレッシュ
  • ジョリパットフレッシュクール
  • ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)
  • ジョリパットトップシリコン
  • ジョリパットアルファ
  • ジョリパット∞(インフィニティ)
  • ジョリパットネオ
  • ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

このように、ジョリパットは製品名が似ているため混乱しやすいです。

その混乱をなくすために、ひとつ一つの特徴を見ていきましょう。

外壁の模様や質感を変えるかどうか

ジョリパットは、下記のように、工法としても分類することができます。

外壁の模様を
変えない
メンテナンス
ジョリパットなどの
ボコボコ・ザラザラの質感を
維持したままメンテナンス
ジョリパットフレッシュ
ジョリパットフレッシュクール
ジョリパットフレッシュ∞
(インフィニティ)
ツヤが選べる塗り替え塗料ジョリパットトップシリコン
外壁の模様を
変えるメンテナンス
ジョリパットアルファ
ジョリパット∞(インフィニティ)
ジョリパットネオ
ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

外壁のメンテナンスに使えるジョリパット8種類について、続けてもう少し詳しく見ていきましょう。

外壁のメンテナンスに使えるジョリパット8種類を解説!

ブロック塀に使えるものや、内装に使えるものなど、ジョリパットの種類はたくさんありますが、ここでは、あなたのお家の外壁をメンテナンスするためのジョリパットについて、一緒にみていければと思います。

お家の塗り替えとして使えるジョリパットは8種類ありますが、

  • 外壁の模様を変えたくない場合に使うジョリパット
  • 外壁の模様を変えたい場合に使うジョリパット

この2つに分けることができます。

色と模様の数は、ジョリパットのWEBサイトを参照しています。 ※参考:アイカ工業 ジョリパット商品ラインナップ(2021年3月29日現在)

外壁の模様を変えたくない場合に使うジョリパット

表面がデコボコ・ザラザラしている外壁は、モルタル外壁であることが多く、「リシン仕上げ」や「スタッコ仕上げ」「吹き付けタイル仕上げ」など、お家によって様々な模様が付けられています。

あなたのお家がこのような外壁で、「今の模様はそのままにしたい…」という場合は、外壁の模様を変えずに施工ができるジョリパットがあるので、今までのお家の雰囲気を壊さずにメンテナンスすることができるのです。

また、もともとジョリパットの外壁で建てたという場合も模様を残すことができるのでピッタリです。

外壁の模様を変えずに使えるジョリパットは、全部で4種類あります。

ジョリパットフレッシュ

色の数:127色

ジョリパットの塗り替えで一般的に使われるのが、ジョリパットフレッシュです。

骨材と呼ばれる小さな砂が入っており、ツヤのない仕上がりになるため、デコボコ・ザラザラとした、落ち着いた質感を保ったまま仕上げることができます。

藻やカビに強く、汚れが雨水と一緒に流れやすい「親水性」という機能も備わっているため、キレイな外観を維持しやすいです。

外壁塗装に使われる一般的な塗料と同じように、ローラーで外壁に塗っていきますが、骨材が含まれているため、塗り方に注意しながら施工する必要があります。

ジョリパットフレッシュクール

色の数:89色

「ジョリパットフレッシュ」に遮熱機能が加わった製品で、夏場にお部屋の温度が上がりにくくなるため、冷房に掛かる費用の削減にも繋がります。

近年、日本の夏は40℃を超える日も増えつつあるため、遮熱効果は嬉しい機能です。

ただし、127色あるジョリパットフレッシュに比べて、ジョリパットフレッシュクールは89色と、選べる色の数が少ないのが特徴です。

実は、塗料の遮熱効果は色によって変わるため、色の数も限られてしまいます。

それでも、89色という豊富な色数から選べるのは魅力的だと言えるでしょう。

ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)

色の数:127色

ジョリパットフレッシュ∞の「∞」は、インフィニティと読み、「ジョリパットフレッシュ」よりも、さらに紫外線に強い製品です。

外壁は、年数を重ねるにつれて、だんだんと色あせていきますが、主な原因は紫外線です。

外壁に塗られている塗料が紫外線にさらされ続けると、劣化の原因となる「ラジカル」という成分が発生して、色あせを引き起こしてしまいます。

しかし、ジョリパットフレッシュ∞は、ラジカルを抑制する機能があるため、色あせにくいという特徴を持っています

一般的な外壁塗装に使われる「ラジカル制御型塗料」というペンキと同じ役割を持っており、紫外線にさらされ続けることになる外壁を強くしてくれるのです。

ジョリパットトップシリコーン

ジョリパットトップシリコーンは、ここまで見てきた3つのジョリパットフレッシュシリーズと同じように、外壁の模様を変えずに塗り替えを行なうことができますが、仕上がりが少し違います。

艶(つや)を選べるという点が大きな特徴で、外壁のメンテナンスに使うジョリパットの中では、唯一艶を出すことができます。

艶消し・半艶・艶有りの3段階から選ぶことができ、「今まで落ち着いた質感だったけれど、塗り替えるならピカピカにしたい」という場合にピッタリです。

外壁の模様を変えたい場合に使うジョリパット

「今のザラザラした見た目から、違う模様に変えたい」

このような場合は、お家の外壁を違う模様にできるジョリパットを使って、メンテナンスを行なうことができます。

お家の外壁塗装は、一般的にペンキを塗って色や艶を変えることができますが、模様まで変えるメンテナンスはあまり行われません。

しかし、専用のジョリパットを使えば、外壁の模様を変えつつ、傷みの補修をしたり外壁の健康状態を維持したりすることができるのです。

外壁の模様を変えてメンテナンスできるジョリパットは4種類ありますが、どれも新築する時にも使われるジョリパットです。

そのため、まるでお家を建て直したかのような、より新鮮味のある外壁塗装を行なうことができます。

ジョリパットアルファ

色の数:141色
パターン(模様):91種類

模様を変えて外壁のメンテナンスができるジョリパットの中でも、一番ベーシックなのが、ジョリパットアルファです。

骨材という砂利が入れられますが、外壁の模様を変えずに使えるジョリパットフレッシュシリーズよりも、粒が大きかったり、大きさがバラバラの骨材を混ぜ合わせたりしていて、一般的なペンキよりも硬くドロドロな質感になります。

硬い質感だからこそ自由に模様を付けることができ、コテや吹き付け、模様が付けられるローラーなどを使って、様々な外観を楽しむことができるのです。

また、ジョリパットアルファは、4種類の中でも施工できるパターン(模様)の数が一番多い製品です。

ひび割れにも強い性質ですが、施工する塗装業者さんの腕に大きく左右されるため、適性で丁寧な作業ができる優良業者さんを選んで、あなたのお家をメンテナンスしてもらいましょう。

ジョリパット∞(インフィニティ)

色の数:127色
パターン(模様):89種類

ジョリパットアルファよりも、紫外線による劣化に強くなったのが、ジョリパット∞(インフィニティ)です。

ジョリパットフレッシュシリーズにある「ジョリパットフレッシュ∞」と同じように、外壁を劣化させるラジカルを抑制する効果を持っています。

せっかく外壁の色と模様を変えてキレイにしても、色あせてきてしまうと、趣のある外観がもったいないです。

外壁の劣化は、雨風が大きな原因と考えるかもしれませんが、意外にも紫外線の影響力はとても大きいのです。

ジョリパットネオ

色の数:127色
パターン(模様):82種類

ジョリパットアルファより、もっとひび割れに強くなったジョリパットネオは、可とう性と呼ばれる柔軟に動く性質を持っています。

ジョリパットで仕上げられている外壁や、リシン仕上げ、スタッコ仕上げといった外壁は、多くの場合モルタル外壁という種類です。

様々な仕上げ材の下地に、モルタルと呼ばれるセメントと水でできた塗り壁があり、モルタル外壁のひび割れは、モルタル部分にひびが入ることによって、その上に塗られた仕上げ材やペンキの膜にも起きてしまいます。

仕上げ材やペンキの膜にヒビが入ってしまえば、雨水が下地のモルタル部分にまで侵入してしまい、酷い場合は外壁から雨漏りしてしまうこともあります。

ジョリパットネオは、モルタル部分がひび割れを起こしても、一緒に割れず動きについていく性質を持っているため、キレイな外観はもちろん、雨漏りなどの劣化からも外壁を守ってくれるのです。

ジョリパットネオには吹き付けタイプも

色の数:127色
パターン(模様):9種類

ジョリパットネオには、スプレーガンで施工する吹き付けタイプがあります。

吹き付けでしか作れない模様もあり、色数は同じでも、模様の種類は9種類です。

ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

色の数:127色
パターン(模様):82種類

外壁のメンテナンスに使えるジョリパットについて、ここまで一緒に見てもらえると、何となくわかるかもしれませんが、「ジョリパット∞」と「ジョリパットネオ」どちらの機能も持たせたのが、ジョリパットネオ∞です。

紫外線に強く色あせにくい特徴と、外壁の動きに対して柔軟についていくことでひび割れにくいという特徴を兼ね備えています。

様々な機能が備わっている分、ほかのジョリパットに比べて費用が少し上がります。

しかし、外壁をキレイで健康な状態に保ってくれる、優れたジョリパットです。

ジョリパットのメリット・デメリット

お家の外壁にジョリパットを使ってみたい…と考えているあなたには、メリット・デメリットの両方を知っておいてほしいです。

ジョリパットのメリット・デメリットを確認していきましょう。

メリット

工場では出せない風合いの外壁にできる

ジョリパットの魅力は、サイディング外壁のようなパターン化したデザインではなく、職人さんの腕が生み出す、趣のある外観にできるという点です。

もちろん、模様の種類は決まっていますが、施工する職人さんによって微妙な違いが出て、人の手だからこそできる模様があります。

オシャレな外壁=レンガ調や石積み調のようなサイディング外壁、というイメージもあるかもしれませんが、ジョリパットも特有の魅力を持っており、まわりのお家とはひと味違う雰囲気に仕上げることができるのです。

ピカピカせず、落ち着いた雰囲気

お家の外壁にペンキを塗ってメンテナンスする外壁塗装は、艶(つや)の度合いを調整できる塗料が増えており、ツヤツヤの仕上がりになる塗料がよく使われます。

しかし、ツヤあり塗料での外壁塗装はお家全体がピカピカになるため、「メンテナンスはしたいけど、目立ちすぎるのはちょっと…」という場合があるのではないでしょうか?

ジョリパットを使った外壁メンテナンスのほとんどは、特有のザラザラとした、落ち着いた質感に仕上げることができるため、変にピカピカさせずにお家を塗り替えることができます。

デメリット

汚れやすい

ジョリパットは、ザラザラした質感が特徴のひとつでもありますが、その分汚れが付きやすいと言えます。

また、ジョリパットの模様によっては、小さな溝くぼみが出る種類があるため、そこに汚れが溜まってしまうこともあります。

デッキブラシで定期的に水洗いをすると、汚れがこびり付くのを防いで、キレイなままを維持できるでしょう。

ひび割れが起きてしまう事がある

外壁は、温度や湿度の変化の影響を受け、引っ張られたり縮まったりし、ひび割れを起こします。

ジョリパットなら、外壁の動きに柔軟についていくことができるため、ひび割れに強いと言われています。

しかし、塗り壁はどうしてもひび割れが起きてしまうこともあり、一番の対策方法は、優良業者さんに施工してもらうことです。

ジョリパットのような塗り壁をどれだけ長くキレイな状態で維持できるかは、職人さんの知識や技術に大きく影響します。

あなたのお家の外壁に対して、どのような方法でジョリパットを使うべきか、しっかり見極めることができる塗装業者さんに、じっくり相談してみてください。

ジョリパットの色・パターン(模様)

ジョリパット最大の魅力とも言える、趣深いデザインは、種類がとてもたくさんあり、和風な外壁にも、洋風な外壁にも仕上げることができます。

そのため、あなたがジョリパットでお家の外壁をメンテナンスしたい場合は、パターンを考えるところが、一番ワクワクするはずです。

ジョリパットの色やパターンの数は、使うジョリパットの種類によって変わります。

ジョリパットの種類色の数パターン(模様)の数
ジョリパットフレッシュ127色パターンなし
ジョリパットフレッシュクール89色
ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)127色
ジョリパットアルファ141色91種
ジョリパット∞(インフィニティ)127色89種
ジョリパットネオ127色82種
ジョリパットネオ 吹き付けタイプ127色9種
ジョリパットネオ∞(インフィニティ)127色82種
※参考:アイカ工業 ジョリパット商品ラインナップ(2021年3月29日現在)

ジョリパットフレッシュシリーズは、今の外壁の模様を活かすジョリパットなので、模様の種類は記載されていません。

これだけ種類があるため、色と模様の組み合わせによっても、様々なお家の雰囲気を作り出すことができます。

パターンの種類を、もう少し細かく見ていきましょう。

ジョリパットの分類別パターン

外壁のメンテナンスに使えるジョリパットは、9種類のパターンに分類されており、それぞれのパターンに様々な模様があります。

どのくらいたくさんの種類があるのか見ていければと思いますが、設計価格も一緒に確認してみましょう。 ※それぞれの分類の中で、設計価格の低い順に並べています。

設計価格についてはこちら

ジョリパット ボーダーパターン

特徴:しま模様

パターン名設計単価(税抜)
細流(さいりゅう)3,800円
横こだち3,800円
こだち3,800円
校倉(あぜくら)
校倉M
校倉S
4,700~5,000円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット クリフパターン

特徴:断崖の壁面のような模様

パターン名設計単価(税抜)
しっくい調4,000円
トラバーチン調4,700円
サンディング4,700円
ランドブリック5,700円
岩肌6,500円
サンドブリック
サンドブリックS
サンドブリック2色
9,700~10,700円
(目地費用が別途必要)
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット スクラッチパターン

特徴:砂利で擦ったり引っ掻いたりしたような模様

パターン名設計単価(税抜)
ジェムドット3,800円
かき落とし3,800円
珪藻土フラット4,000円
割肌(わりはだ)4,200円
クォータームーン4,500円
アートクリフ4,500円
ミーティア4,700円
エンシェントブリック
エンシェントブリックS
エンシェントブリック2色
4,700~5,500円
ランダムアート5,000円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット ラフパターン

特徴:無造作な模様

パターン名設計単価(税抜)
アールテスタ4,100円
ビードロ4,200円
ワイルドランダム
ワイルドランダム2色
4,200~5,000円
連波(れんなみ)
連波2色
4,200~5,000円
グラディウス4,600円
ブロックダム4,700円
ブロックダムR4,900円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット スプレーパターン

特徴:吹き付け模様

パターン名設計単価(税抜)
リシン2,800円
玉ふり3,000円
ジュラク3,000円
ゆず肌3,200円
キャスト3,300円
小粒ロックS
ロック
多彩ロック
3,300~4,700円
スタッコ3,800円
ゲラーデ4,300円
ビオラ4,400円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット ソフトパターン

特徴:柔らかな印象の模様

パターン名設計単価(税抜)
風紋(ふうもん)3,800円
マイルドプラスター
マイルドプラスターランダム
3,800円
さざ波3,800円
乱流
乱流2色
乱流R
3,800~4,700円
ウォーターフォール4,700円
シンフォニー4,700円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット ローラーパターン

特徴:専用ローラー特有の模様

パターン名設計単価(税抜)
はまゆう3,800円
水仙3,800円
ゆり3,800円
スチップル3,800円
りんどう3,800円
あやめ
あやめカット
あやめランダムカット
あやめランダムR
3,800~4,000円
ウッディーバーク5,000円
リーフライン5,000円
レイヤーストーン5,000円
校倉R5,000円
スクラッチライン5,000円
アンティークストーン5,000円
荒壁調仕上げ5,000円
ファンタジーブリック5,000円
ウォーターウェーブ5,000円
ミックスボーダー5,000円
ソードストーン5,000円
リップル
セミリップル
5,200円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ニューエイジングアート

特徴:古びた石壁のような模様

パターン名設計単価(税抜)
レイヤーストーン-AG5,900円
ファンタジーブリック-AG5,900円
スクラッチライン-AG5,900円
荒壁調仕上げ-AG5,900円
アンティークストーン-AG5,900円
校倉R-AG5,900円
ウォーターウェーブ-AG5,900円
ウッディーバーク-AG5,900円
リーフライン-AG5,900円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

ジョリパット マテリアルパターン

特徴:素材を活かした模様

パターン名設計単価(税抜)
ミックスサンド4,100円
ラディーチェ4,200円
水墨(淡色)
水墨(濃色)
4,500円
ブリュームロッシュ4,500円
スムースフレーク4,600円
玉石スクラッチライン5,200円
玉石アンティークストーン5,200円
玉石エンシェントブリック5,200円
玉石校倉R5,200円
ルナアエス5,700円
キララアンティークストーン6,000円
ルナフォシル
ルナフォシルS
7,700~8,700円
※参考:アイカ工業 ジョリパット パターンラインナップ

あなたのイメージ通りに仕上げてもらえるよう、色選びや模様選びは、塗装業者さんとしっかり打ち合わせをして、サンプルを取り寄せてもらうのがオススメです。

ジョリパットの価格はいくら?

お家の外壁を、ジョリパットでオシャレにメンテナンスしたいと思っても、どのくらい費用が掛かるのか、気になるところですよね。

ジョリパットの価格について詳しく見ていきましょう。

ジョリパットの設計単価

設計単価は、メーカーが決めている価格となるため、実際に塗装業者さんが見積もりをした時の単価は、全く同じになるとは限りません。

ジョリパットの製造・販売メーカー、アイカ工業株式会社による、設計単価を確認してみましょう。

外壁の模様を変えたくない場合に使うジョリパット

材料の名前設計単価
ジョリパットフレッシュ2,400円
ジョリパットフレッシュクール3,000円
ジョリパットフレッシュ∞
(インフィニティ)
3,000円
※専用の下塗り材を含めた3回塗りの設計単価 ※参考:ジョリパットカタログ ジョリパットシリーズ価格表

外壁の模様を変えたい場合に使うジョリパット

材料の名前設計単価
下塗り材カチオンフィラー
+セーフシーラー
2,100円
セーフシーラー
+ジョリパットアンダーフィラー
上塗り材(2回)ジョリパットアルファ2,800~10,700円
ジョリパット∞(インフィニティ)3,500~11,400円
ジョリパットネオ3,200~11,100円
ジョリパットネオ∞(インフィニティ)3,900~11,800円
ジョリパットネオ吹付2,900~4,800円
※参考:ジョリパットカタログ ジョリパットシリーズ価格表

それぞれの設計単価を見てもらえたかと思いますが、外壁の模様を変えることができるジョリパットは、上塗り材の単価にすべて幅があります。

単価の幅は、どんなパターン(模様)で仕上げるかによって、このように開きがあります。

模様を作るために専用の道具が必要な場合や、手間が掛かる場合などは、設計単価が高くなりやすいのです。

ただし、実際に塗装業者さんが、ジョリパットで外壁をメンテナンスするための見積もりをすると、上記の設計単価より高くなることもあれば、安くなることもあります。

ほとんどの場合は、設計単価よりも低い価格になりやすいです。

塗装業者さんが実際に見積もりする時の相場(ジョリパットフレッシュ)

塗装工程単価相場
下塗り(下地調整材)300~500円
中塗り(上塗り材1回目)600~800円
上塗り(上塗り材2回目)600~800円
3回塗り合計の単価相場1,600~2,100円
※外壁塗装コンシェルジュが、2019年4月~2020年2月の期間で、施主様が何の塗料を選んで施工したのかを調査したデータを元に、相場を算出しています。

上記はあくまで相場となるため、あなたのお家の外壁が大きく傷んでいたり、施工する範囲が広かったりする場合などは、条件によって工事費用が変わります。

そのため、優良業者さんに見積もりをお願いして、価格について不安なところを、どんどん質問するのがオススメです。

あなたと塗装業者さん、お互いが納得して進めることが、お家のメンテナンスを成功させる秘訣になります。

使われる道具は?ジョリパットの施工方法

ジョリパットでお家の外壁をメンテナンスする時は、ジョリパットの種類によって使う道具が変わります。

道具ごとに違うジョリパットの施工方法を、一緒に見ていきましょう。

一般的なペンキ工事のようにローラーで施工

  • ジョリパットフレッシュ
  • ジョリパットフレッシュクール
  • ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)
  • ジョリパットトップシリコーン

これらのジョリパットは、一般的な外壁塗装と同じように、材料を毛の付いたローラーに付けて外壁へ転がして塗っていきます。

外壁塗装に使われる塗料と同じような、トロトロとしたペンキですが、ジョリパットフレッシュシリーズは、一般的な塗料とは違い、骨材と呼ばれる小さな砂が入れられています。

そのため、ローラーで施工するとは言っても、一般的なペンキと同じように塗ろうとすると、しっかり塗ることができないため、経験が必要です。

すべての塗装業者さんに、ジョリパットの施工経験があるわけではないので、適正な施工方法で施工ができる優良業者さんを選ぶようにしましょう。

コテ・吹き付け・専用ローラーで施工

  • ジョリパットアルファ
  • ジョリパット∞(インフィニティ)
  • ジョリパットネオ
  • ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

上記のジョリパットは、今のお家の外壁から違う模様に変えることができる「仕上げ材」で、新築するお家にも使うことができます。

骨材という砂利が含まれているため、ドロドロとした硬い質感で、次のように、道具の使い方が模様によって変わります。

 【工程1】外壁に塗る【工程2】模様を付ける
使い方1コテでジョリパットを外壁に塗るコテで模様を作る
使い方2コテでジョリパットを外壁に塗る専用のローラーを転がして
模様を付ける
使い方3スプレーガンでジョリパットを外壁に吹き付ける
使い方4スプレーガンでジョリパットを
外壁に吹き付ける
コテやローラーで表面に
模様を付ける(平たくする)

このように、道具の組み合わせによって、様々な模様の外壁を作ることができます。

ジョリパットで外壁をメンテナンスする時の工程

ジョリパットを使って外壁をメンテナンスする時、どのような流れで工事を行なうのか、事前に知っておきたいという方も多いはずです。

どんなタイプのジョリパットでも、大体の流れは共通しているので、一緒に施工工程を確認してみましょう。

【1】ご近所へのあいさつ回り
塗装工事は、ご近所さんにも協力してもらって初めて成り立つ工事です。
高圧洗浄や塗装作業中は洗濯物が干せなかったり、足場工事では大きな音が鳴ったりします。
ご近所さんからのクレームを防ぎ、これからもご近所さんと仲良くお付き合いするためにも欠かせません。
【2】足場組み立て・飛散防止メッシュシート
職人さんが安全に効率よく作業できるよう、鉄パイプや鉄板で足場を組み立て、塗料が周りに飛ばないように、足場の周りをシートで覆います。
【3】高圧洗浄
高圧洗浄機を使って、外壁に付いた汚れや、古くなった塗装を剥がしていきます。
外壁をキレイにしないまま材料を塗っても、しっかり密着できずにすぐ剥がれてきてしまうため、大事な工程です。
【4】養生
窓や扉など、材料を塗る必要がない部分に、マスキングテープやビニールシートを張って保護します。
塗る部分と塗らない部分のキワに、丁寧に張る必要があり、少しでもズレると仕上がりに大きく影響してしまいます。
【5】下地処理
高圧洗浄で落としきれなかった、古い塗装の膜を剥がしていく「ケレン」という作業をしたり、ひび割れ部分を補修したりします。
ジョリパット仕上げや、リシン・スタッコといった仕上げ方でよく作られるモルタル外壁は、ひび割れが起きやすいため、きちんと補修しておくことが大切です。
【6】下塗り
下地調整材や下塗り材、シーラー・フィラーなど、様々な呼ばれ方がありますが、上塗り材のジョリパットを外壁に密着させる役割や、外壁の模様を変える場合はデコボコを埋めて、仕上がりをキレイにするための役割を持っています。
【7】中塗り
1回目のジョリパットです。
外壁の模様を変える場合は、ここではまだ模様を付けずに、平らに仕上げて、しっかり乾かしてから次の工程へ移ります。
コテと呼ばれる薄いアイロンのような道具で塗ることが多く、かなりの技術が必要です。
【8】上塗り(模様付け)
2回目を塗ります。
外壁の模様を変える場合は、塗る工程と、模様を付ける工程が必要になり、乾かないうちに模様を付けなければいけないため、手早く丁寧に作業を進める技術が必要です。
【9】点検・手直し・養生撤去
ジョリパットが乾ききらないうちに養生を剥がし、手直しや点検をしていきます。
塗り残しがあると、仕上がった時にとても目立ってしまうので、最後まで気を抜かずに確認が必要です。
【10】足場解体
足場の解体は、組み立てと同じく大きな音が鳴ります。
また、慎重に作業をしなければ、せっかくキレイにした外壁を足場で傷つけてしまったり、お隣さんのお家も傷つけたりといったトラブルにもなりかねないので、このような点でも優良業者さんを選ぶのが得策です。
【11】清掃・最終確認
最後に掃除をして、全体をあなたと一緒に確認して工事完了です。
もし予定が合えば、最後だけでなく工事中もできるだけ職人さんの仕事ぶりを見せてもらうと安心できます。
日中は留守の場合も、メールなどで写真付きの作業報告をしてくれる優良業者さんが多いです。

このような流れで施工されますが、下地処理の部分は、外壁の状態や塗装業者さんの進め方によって、順番が前後することがあります。

下地処理は、古くなった塗装の膜を剥がしたり、ひび割れを補修したりする作業のことを指しますが、下塗り材を塗る前にひび割れを補修する場合もあれば、下塗り材を塗った後に補修する場合もあります。

そのため、塗装業者さんに見積もりをしてもらう時は、施工の流れや、なぜこの流れで作業を行うのか、理由を聞いておくと安心です。

模様を変えるジョリパットは一手間かかる

一般的な外壁塗装は、接着剤となる下塗り塗料の上に、色の付いたペンキを2回(中塗り・上塗り)塗りますが、ジョリパットフレッシュシリーズやジョリパットトップシリコーンも同じように施工されます。

また、ジョリパットアルファやジョリパットネオといった、外壁の模様を変えて施工するジョリパットも、接着剤の下塗り材を塗って、ジョリパットを2回(中塗り・上塗り)塗りますが、もうひと手間掛かります。

2回塗るジョリパットのうち、2回目(上塗り)を塗った時、肝心のパターン付け(模様付け)をする必要があり、ペンキを塗るだけの一般的な外壁塗装より工程が多くなります。

工程塗る材料作業内容
下塗り下地調整材・下塗り材
(シーラー・フィラー)
接着剤の役割・
凹凸を埋め、平らにする
中塗りジョリパット1回目平らに塗っていく
上塗りジョリパット2回目配り塗り+模様付けで追いかける

 

配り塗りとは、外壁にある程度均等に材料を塗る工程のことで、この後に模様をつけていきます。

模様付けはあくまで、専用のコテやローラーで模様を付ける作業になるため、配り塗りでは均等に材料を広げる技術が必要です。

また、ジョリパットはどんどん乾燥していってしまうため、模様付けする職人さんは、配り塗りをする職人さんを追いかけるように手早く模様付けしなければならず、2人で施工することが多いです。

このように、外壁の模様を変えるジョリパットの上塗り工程は、「塗る工程」と「パターン(模様)を付ける工程」の2つが詰まっています。

ジョリパットの下塗り材

ジョリパットを使ってお家の外壁をメンテナンスする時は、大まかな流れが同じでも、ジョリパットの種類によって、使う下塗り材が変わります。

外壁の模様を変えずに塗装できるジョリパットと、模様を変えて塗装ができるジョリパットで下塗り材も変わるので、それぞれの流れを見てみましょう。

外壁の模様を変えない場合

下塗り材セーフシーラー
(小さいひび割れがある場合はセーフフィラー)
上塗り材ジョリパットフレッシュ
ジョリパットフレッシュクール
ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)
ジョリパットトップシリコン

外壁の模様を変える場合

下塗り材
(2通り)
カチオンフィラー(デコボコを無くして平面にする)
→セーフシーラー(接着剤)
セーフシーラー(接着剤)
→ジョリパットアンダーフィラー(ジョリパットシリーズ+寒水石)
上塗り材ジョリパットアルファ
ジョリパット∞(インフィニティ)
ジョリパットネオ
ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

下塗りが二通り?

外壁の模様を変えたい場合の下塗りは、工法が2通りありますが、実は、作業工程の長さが、下記のように少し違います。

工程工法1工法2
STEP1下塗り材(平らにする)下塗り材(接着剤)
STEP2下塗り材(接着剤)下塗り材(平らにする)
(上塗り材1回目の役割)
STEP3上塗り材(ジョリパット)1回目上塗り材1回目・模様付け
STEP4上塗り材(ジョリパット)2回目
・模様付け
 

それぞれの作業の流れを、もう少し詳しく見ていきましょう。

工法1

工法1は、最初に「カチオンフィラー」というセメント系の硬い材料で、外壁を平らにしていきます。

元々の外壁にあるデコボコを埋めて、模様を消す工程です。

その後、「セーフシーラー」という接着剤を塗ってから、上塗り材のジョリパットを塗ります。

工法2

工法2は、ジョリパットプレミアムリフレッシュという工法です。

工法1と順番が逆になり、最初に接着剤となるセーフシーラーを塗って、そのあとに「ジョリパットアンダーフィラー」という、カチオンフィラーの代わりとなる材料を塗ります。

ジョリパットアンダーフィラーとは、ジョリパットアルファやジョリパットネオなど、外壁の模様を変える場合に使われるジョリパットに、寒水石と呼ばれる骨材を混ぜたものです。

この後に、上塗り材のジョリパットを塗っていきますが、本来2回(中塗り・上塗り)塗る必要のある上塗り材を、1回で済ませることができます。

ジョリパットアンダーフィラーが、上塗り材の1回目と同じ役割を果たしてくれるため、工法1に比べて、作業工程を短縮できるのが、ジョリパットプレミアムリフレッシュの工法なのです。

シーラー・フィラーとは?

ジョリパットだけでなく、外壁塗装は基本的に、下塗り・中塗り・上塗りというように、材料を3回塗り重ねていきます。

下塗り・中塗り・上塗りは、すべて同じ材料ではなく、下塗りだけ違った役割を持っているのです。

それぞれの材料は、下記のような呼ばれ方もされるため、混乱してしまいがちですが、整理しながら確認しましょう。

一回目に塗る材料下塗り下地調整材
二回目に塗る材料中塗り主材・上塗り材の下塗り
三回目に塗る材料上塗り主材・上塗り材の上塗り

下地調整材と主材を切り分けて表現される場合があり、下地調整材=シーラー塗布、主材の1回目=下塗り、主材の2回目=上塗りと表現することもあります。

中塗りや上塗りに使われる主材は、ここまでお話ししてきたジョリパット(ジョリパットフレッシュやジョリパットアルファなど)を指します。

主材に対して、最初に塗る下地調整材は、ジョリパットの場合、シーラーフィラーと呼ばれるもので、それぞれ次のような役割があります。

  • シーラー…主材を外壁にしっかり密着させるため
  • フィラー…主材を塗る部分を平らにして仕上がりをキレイにするため

主にこのような役割を持っていますが、フィラーにもシーラーと同じく接着剤の効果があり、ペンキのようなフィラーもあれば、セメント系の硬いフィラーもあります。

下塗り材(下地調整材)は、主材を塗ると見えなくなってしまうため、手抜き工事をする悪い塗装業者の場合、下塗りで手を抜いたり省いたりしてしまうことがあります。

ジョリパットを影で支える大切な工程になるので、安心して工事をお願いできる優良業者さんを選ぶようにしましょう。

ジョリパット以外にも同じ役割を持つ他社製品がある?

実は、ジョリパットと同じ役割を持つ材料が、ほかの塗料メーカーからも販売されており、優良業者さんで使われています。

「どうしてもジョリパットがいい!」という希望があれば別ですが、塗装業者さんによってオススメする材料が違う場合があるので、どんな製品があるのか、覚えておきましょう。

外壁の模様や質感を変えずに塗装できる他社製品

あなたのお家の外壁がジョリパットで仕上げられていたり、リシン仕上げやスタッコ仕上げといった、ボコボコ・ザラザラとした仕上げだったりする場合、「今の質感を残して塗り替え工事がしたい」と考え、ジョリパットを使おうと考えているかもしれません。

この場合、ジョリパットでは次の3つが挙げられます。

  • ジョリパットフレッシュ
  • ジョリパットフレッシュクール
  • ジョリパットフレッシュ∞(インフィニティ)

しかし、今の落ち着いた質感を維持したまま塗装工事ができる塗料は、ほかのメーカーさんからも販売されています。

よく使われる塗料を確認していきましょう。

製品名(メーカー)詳細
アートフレッシュ
(エスケー化研)
主な特徴はジョリパットフレッシュと同じですが、紫外線に強いラジカル制御型の塗料となるため、ジョリパットフレッシュ∞に近い製品と言えます。
インディフレッシュセラ
(日本ペイント)
汚れにくさや藻・カビへの強さなど、ジョリパットフレッシュと同じ機能が備わった塗料です。
グラナダフレッシュ
(菊水化学工業)
エスケー化研さんのアートフレッシュと同じく、ラジカル制御型塗料と同じ機能を持つため、ジョリパットフレッシュ∞のように、紫外線に強く色あせにくい塗料です。

外壁の模様を変えて塗装できる他社製品

デコボコ・ザラザラしている外壁を、今とは違った模様の仕上がりで外壁塗装したいと考え、ジョリパットを使った塗装工事を考えているかもしれません。

外壁の模様を変えることができるジョリパットは、次の4種類です。

  • ジョリパットアルファ
  • ジョリパット∞(インフィニティ)
  • ジョリパットネオ
  • ジョリパットネオ∞(インフィニティ)

これらのジョリパットと同じ役割を持つ塗料も、下記のようにほかのメーカーさんから販売されているので、覚えておきましょう。

製品名(メーカー)パターン
(模様)の数
詳細
ベルアートシリーズ
(エスケー化研)
47種類ベルアートシリーズは、ベルアート・ベルアートSi・ベルアートF・弾性ベルアートなど、様々なタイプがあります。
ジョリパット∞のような、紫外線による劣化が起きにくいものや、ジョリパットネオのような、ひび割れに強いものがあります。
インディアートSERA(セラ)
(日本ペイント)
32種類防藻・防カビ効果や、膨れを防ぐ透湿性など、デコボコした外壁の塗り替えに欠かせない機能が備わった塗料です。
グラナダシリーズ
(菊水化学工業)
34種類ベルアートシリーズと同じように、グラナダ・グラナダSi・グラナダ弾性といった、様々な種類があります。

ジョリパットの注意点

ジョリパットは、外壁の模様や質感を変えずにメンテナンスすることができたり、逆に模様を変えて一新した上でメンテナンスしたりもできる材料です。

しかし、注意してほしい事もあるので、あなたのお家に安心してジョリパットが使えるよう、一緒に見ていきましょう。

注意点1:弾性塗料は膨れる可能性がある

ジョリパットがよく使われるモルタル外壁は、表面がデコボコ・ザラザラとした質感で仕上げられています。

しかし、パネル状の外壁材で作られるサイディング外壁に比べて、モルタル外壁は継ぎ目がないことがあり、ひび割れが起きやすいです。

そのため、モルタル外壁にペンキを塗ってメンテナンスを行なう一般的な外壁塗装の場合、弾性塗料と呼ばれる塗料が使われます。

下地のモルタル部分がひび割れても、弾性塗料でできた膜は柔軟に動いてくれるので、一緒にひび割れるのを防いでくれるのです。

ただし、弾性のある塗料は、外壁の内側に湿気を溜め込みやすく、塗料でできた保護膜が膨れてきてしまうことがあります。

透湿性という、湿気を通す性質を持つ塗料や、ジョリパットのような、デコボコ・ザラザラした外壁専用の材料でメンテナンスを行うようにしましょう。

また、材料を扱う塗装業者さんの選び方が一番大事で、適正な材料で施工しても、知識や経験がないと、膨れやひび割れ、剥がれがすぐに起きてしまいます。

優良業者さんを選んでお家をキレイにしてもらいましょう。

注意点2:高圧洗浄の圧力に気を付ける

外壁塗装で、最初に外壁へ行なう作業は、高圧洗浄機を使って汚れや古い塗装の膜を剥がすことです。

しかし、ジョリパットでできている外壁や、デコボコ・ザラザラの砂壁状になっている外壁を高圧洗浄してしまうと、外壁の表面が崩れてしまったり、水分を吸収しすぎたりして、次の作業になかなか取り掛かれなくなる恐れがあります。

高圧洗浄後の塗装作業は、洗った外壁が完全に乾き切ってから行わないと、キレイに材料を塗ってもすぐに剥がれてしまう原因になるのです。

また、外壁の表面の模様によっては、高圧洗浄で破損しやすいデザインもあるので、職人さんは圧力を掛けすぎず、しかし汚れもきちんと落とせるように、弱すぎない絶妙な加減で洗浄する技術が必要になります。

このような点でも、お家の外壁塗装にとって業者選びは大事なことなのです。

注意点3:ジョリパットは職人さんの腕が命

あなたのお家の外壁を、ジョリパットでキレイに仕上げて、さらに健康な状態を長く保てるかどうかは、施工する職人さんの知識や技術、経験に掛かっています。

ジョリパットで外壁をメンテナンスする時は、膨れやひび割れを起きにくくする、専門的な知識を持って施工しなければ、キレイな状態を保つことができません。

また、外壁の模様を変えるジョリパットは特に、職人さんの手で描いた模様がそのまま、あなたのお家のデザインやイメージになります。

確かな技術や経験を持っている事はもちろん、「こういう雰囲気にしたい」といった、あなたの要望をしっかり聞いて反映してくれる優良業者さんを、焦らずじっくり選んでください。

このページを見てくれたあなたへ。

ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。

ジョリパットについて確認してきましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。

あなたのお家の外壁をジョリパットにしたいと思ったり、ジョリパットのメンテナンス方法が分からなかったりする場合、どこから考え始めればいいのかわからず、不安になるはずです。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡ください。

お家のメンテナンスでお悩み中のあなたへ

ジョリパットのオシャレな外観はもちろん、ご家族とこれからも安心して暮らすためには、お家をしっかり守れるメンテナンスを行ないたいですよね。

しかし、ジョリパットの適正な施工をしてもらえるか、不安になってしまうと思います。

私たち外壁塗装コンシェルジュは、建物工事のことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。

ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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