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モルタルの外壁塗装を徹底解剖!構造・塗料・あなたに知ってほしい事

モルタル外壁の特徴や構造、適した塗装時期などを知っておくと、あなたのお家の塗装工事が考えやすくなります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー 古賀(こが)

あなたとご家族が、今のお家でこれからも安心して過ごすためには、外壁塗装でのメンテナンスが必要になってきます。

外壁には、いくつか種類がありますが、中でもモルタル外壁は多くのお家に使われており、あなたのお家にも使われているかもしれません。

外壁塗装といっても、モルタルならではの特徴や注意点などがあるため、あなたのお家のモルタル外壁を、適正な価格や工事方法で塗装するためにも、モルタル外壁の塗装について、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

モルタル外壁ってなに?

モルタルの外壁塗装を徹底解剖!構造・塗料・あなたに知ってほしい事

モルタル外壁とは、お家に使われている外壁の一種で、昔から使われている外壁。

現在、お家の外壁で一番多いと考えられるのが、下記の2つです。

モルタル外壁塗り壁の一種で、硬い泥のような材料を塗り固めて作る外壁。表面のデザインは、職人さんの手作業で仕上げられるため、味のある外壁になります。
サイディング外壁サイディングボードと呼ばれるパネル状の外壁材を、お家に張り付けて作られる外壁。レンガ調や石材調など、オシャレなデザインが豊富にそろっているのも特徴の一つです。

近年の新築では、施工のしやすさ、デザインの豊富さなどから、サイディング外壁で建てられるお家が多いですが、歴史としてはモルタル外壁の方が古くからお家に使われています。

サイディング外壁のデザインが豊富と言っても、モルタル外壁にも表面の仕上げ方はたくさんの種類があり、様々な表情を出すことが出来る外壁ですが、キレイで健康な状態の外壁を保つためには、塗装工事によるメンテナンスが大事。

モルタル外壁は、築10年近くになると劣化が進み、汚れや色あせなどが出てきたり、ひび割れや剥がれなども起きますが、傷みが進めば雨漏りに繋がることもあるため、10年を目安に外壁塗装を行なってほしいです。

モルタルの成分

モルタルとは、建物を作る時に使われる材料の一種で、セメントで混ぜ合わせたものです。

実は、コンクリートと成分がとても似ていて、コンクリートはセメント・砂・砂利・水で作られるもの。

ここでの「砂」と「砂利」の違いは粒の大きさで、砂の方が細かく、砂利の方が粒は大きめです。

建築材料成分
モルタルセメント+砂+水
コンクリートセメント+砂+水+砂利

また、モルタルとコンクリートの違いは、砂利の有無だけでなく、それぞれの成分がどのくらい含まれているかという点にもあります。

モルタルはセメントよりも砂が少ない分量で混ぜられますが、コンクリートは砂や砂利に比べて、セメントの分量が一番少ないんです。

セメント・砂・水が練り合わさったモルタルは、のような材料となり、お家の壁面に塗り固めていくことで、モルタル外壁が作られていきます。

そもそも外壁塗装ってなに?

外壁塗装とは、専用のペンキを塗ってお家の外壁を保護するメンテナンスのこと。

「ペンキを塗るだけで保護?」と思うかもしれませんが、モルタル外壁を裸のままにしておくと、雨水や紫外線の影響を直接受け続けてしまうため、すぐに傷んでしまい、雨漏りに繋がることもあります。

外壁塗装を定期的に行なっておくと、大きな劣化を防ぐことができ、さらにお家のイメージチェンジも一緒にできるので、あなたとご家族が安心して暮らし続けるためには、欠かせないお手入れなんです。

塗装が外壁を守る機能は10年前後で失われ始めるため、お家の外壁塗装は10年ごとに行うのが目安となっています。

モルタル外壁の寿命は?

大切なマイホームでは、いつまでも安心して過ごしたいものですよね。

そのため、あなたのお家がモルタル外壁で出来ている場合、寿命はどのくらいなのか、気になるところだと思います。

モルタル外壁は、塗られている塗料で出来た、「塗膜(とまく)」と呼ばれる薄い保護膜が表面に作られており、塗膜の寿命は約10年です。

塗膜が傷んだまま放置しておくと、保護膜が機能せずに、雨水を外壁の内部へ侵入させてしまいやすくなるため、最悪の場合、雨漏りが起きてしまうことになり、定期的な塗り替えが必要となります。

モルタル外壁そのものの寿命

モルタル外壁などの塗り壁は、ひび割れしやすいという特徴もあります。

モルタル材を塗り固める時に、不適切な施工や手抜き工事をしたり、かなり大規模な地震などがあれば、外壁そのものが大きくひび割れて、崩れ落ちてしまう事も。

しかし、大きな災害や施工不良がない限りは、何十年も形を維持する事が多いです。

ただ、永遠に健康な状態を維持できるわけではないので、10年ごとの塗装工事を行なう時に、しっかり点検してもらうのがオススメ。

とくに、モルタル外壁にひび割れがある場合、ひび割れの規模によっては、大きな地震が来た時に剥がれ落ちてしまう事もあります。

また、モルタル外壁の奥にある下地部分が、あなたの見えないところで傷んでしまっている可能性もあるので、専門知識をしっかり持った優良業者さんに、外壁の点検をしてもらってほしいです。

【費用】モルタル外壁塗装の費用はいくら?

あなたのお家のモルタル外壁を、塗装工事でメンテナンスする時、どのくらいの費用が掛かるのかは、一番知っておきたいですよね。

モルタル外壁塗装の相場は、下記のようになっています。

工事内容費用相場
モルタル外壁の塗装工事(約30坪)約60~90万円

約30坪のお家であれば、大体100万円弱が外壁塗装の費用相場ですが、お家の塗装工事を行う場合、屋根と外壁をセットで行うのが一般的。

もし、屋根と外壁を一緒に塗装する場合は、約60~120万円が相場となっているため、お家の外装全体をメンテナンスするには、約100万円前後かかるという事になると覚えておいてほしいです。

ほかの種類の外壁よりも、モルタル外壁の塗装費用は安い?

一般的なお家では、モルタル外壁・サイディング外壁の、どちらかが使われている事が多いですが、相場は大きく変わりません。

というのも、お家一軒一軒によって傷み具合や必要な工事が違うため、元々外壁塗装の相場価格は幅が広いんです。

そのため、モルタル外壁の塗装が100万円のお家もあれば、サイディング外壁の塗装が100万円のお家も。

ただし、モルタル外壁とサイディング外壁の塗装工事では、「コーキング(シーリング)」という工事が、大きな違いとして挙げられます。

工事や費用の差を知るためにも、もう少し詳しく見ていきましょう。

モルタル外壁とサイディング外壁で塗装費用に差が出やすいところ

コーキング(シーリング)とは、弾力のある樹脂を使う工事のことで、モルタル外壁・サイディング外壁ともに、ほぼ必ず行われる作業ですが、作業内容が下記のように違うんです。

外壁の種類コーキングの目的詳細
モルタル外壁ひび割れ補修モルタル外壁はひび割れしやすいため、ひび割れ部分にコーキング材を注入して、雨水の侵入を防いだり、外壁が膨張・収縮する時のクッション替わりになります。
サイディング外壁目地を埋める
・ひび割れ補修
サイディング外壁は、サイディングボードが何枚も張り付けられて作られますが、ボードの継ぎ目(目地)をコーキング材で埋めなければ、雨水が侵入したり、ボードの膨張・収縮によってひび割れが起きてしまいます。

サイディングボードの目地(めじ)には、新築からコーキング材が入れられていますが、段々とひび割れたり縮んだり、弾力が無くなって、機能を失ってしまうんです。

そのため、外壁塗装を行う時に、コーキング部分もセットで補修する必要があり、モルタル外壁よりも約10万円前後、工事費用が高くなります(約30坪の場合)。

ただ、そのまま約10万円の差が付くかというと、そうでもなく、モルタル外壁はサイディング外壁に比べて、ひび割れしやすいのが特徴なので、ひび割れを補修するためにもコーキング工事が必要です。

モルタル外壁に、どのくらいの深さ・長さのひび割れがいくつ起きるかは、お家によって変わるため、相場がはっきりしないところ。

サイディング外壁の目地補修よりも、モルタル外壁のひび割れ補修が高額になることは少ないですが、お家の状態はそれぞれ違うため、まずは優良業者さんにしっかり調査してもらってほしいです。

モルタル外壁塗装の施工事例

モルタル外壁のお家に暮らす方々が、実際にどのくらいの金額で塗装工事を行なっているのか、施工事例も一緒に確認してもらえると嬉しいです。

モルタル外壁塗装のご経験者工事内容工事金額
大阪府茨木市T様屋根・外壁塗装、内装リフォーム1,611,175円
兵庫県神戸市K様外壁塗装・瓦屋根の葺き替え
・雨漏り修理
2,900,000円
東京都東村山市T様屋根・外壁塗装1,080,000円
千葉県船橋市U様屋根・外壁塗装、ベランダ防水1,296,000円
神奈川県伊勢原市M様屋根・外壁塗装1,300,000円
千葉県船橋市K様屋根・外壁塗装877,500円

【特徴】モルタル外壁はどんな見た目?

「ウチの外壁って、多分モルタル…?」

このように、お家の外壁が何で出来ているのか、あなた自身はっきり分かっていないかもしれません。

外壁を気にすることは滅多にないと思いますし、そもそも「モルタル」という物を知らない人の方が多いんじゃないかな、と思います。

あなたのお家の外壁が、モルタル外壁かどうかを知るためにも、モルタル外壁が持つ外観の特徴を、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

モルタル外壁の特徴

多くのモルタル外壁は、下記のような特徴があります。

  • 表面がデコボコしている、またはザラザラしている
  • 線状の継ぎ目がない

表面がデコボコ模様になっていたり、砂壁のようにザラザラしている場合は、モルタル外壁の可能性が高いです。

また、サイディング・ALC外壁などには、目地(めじ)と呼ばれる線状の継ぎ目がありますが、モルタル外壁には目地がない場合がほとんど。

ただし、どちらも例外があるので、私と一緒に詳しく見ていきましょう。

デコボコしているけど、モルタル外壁ではない場合

モルタル外壁に多く見られる特徴の一つに、表面がデコボコ・ザラザラしているという事が挙げられますが、別の外壁でもこの特徴を持っている場合があります。

サイディング外壁・ALC外壁と呼ばれる外壁は、塗り固めて作られるモルタル外壁と違い、どちらもパネル状の外壁材を張り付けて作られる外壁。

パネル状の外壁材は、それぞれサイディングボード・ALCボードと呼ばれますが、これらのボードの表面が、モルタル外壁の表面に使われるデザインと同じ方法で仕上げられている種類があるんです。

モルタル外壁の特徴の一つとして、「表面がデコボコしている、またはザラザラしている」とお話ししましたが、サイディング外壁やALC外壁にも、表面が同じデザインになっている物もあるということ。

そのため、モルタル外壁かどうかを確認したい時は、目地があるかどうかを確認してみて、目地が無ければモルタル外壁の可能性が高いです。

目地のあるモルタル外壁もある?

モルタル外壁には、目地が無いものがほとんどですが、なんと、サイディング外壁のように目地のあるモルタル外壁も存在するんです…ややこしいですね。

モルタル外壁はひび割れが起きやすいため、新築時の施工方法によっては、誘発目地(ゆうはつめじ)と呼ばれる目地を作ることがあります。

誘発目地とは、狙ったところにひび割れが起きるようにするための目地で、バラバラにひび割れが起きると見た目が悪いため、少しでも見栄えが良くなるよう直線の溝を作り、そこにだけひび割れが起きるように誘導するわけです。

板チョコやカレーのルーを想像してもらうと分かりやすいですが、へこんでいて厚みがない部分はすぐに折れますよね。

ただ、施工に手間が掛かることから、誘発目地が設けられていないモルタル外壁が多く、それが逆に、サイディング外壁との見分けやすさになる事もあるんです。

このように、あなた自身で外壁の種類を判断するのは難しい場合があるので、優良業者さんに、お家の点検と一緒に確認してもらうようにしましょう。

【構造】モルタル外壁の施工方法は?構造を確認しよう

モルタル外壁の特徴を、ほかの種類の外壁と比べながら見ていただけたと思うので、モルタル外壁について、ちょっとずつ分かって来てもらえていると嬉しいですが、ここで、もう少し深めに見ていければと思います。

あなたのお家がモルタル外壁で出来ている場合でも、モルタル外壁がどんな構造になっているのかまでは、知らないのが当然ですよね。

しかし、モルタル外壁の構造を見ていくと、塗装工事がどのように関わってくるのかが分かるので、どんな造りになっているのか、私と一緒に見ていきましょう。

モルタル部分は外から見えない

モルタル外壁の構造

モルタル外壁の構造を、図で表してみました。

私も初めはびっくりしたのですが、モルタルモルタルと言いながら、実はあなたが見ているモルタル外壁は、肝心のモルタル部分が見えていないんです。

モルタル外壁を見た時、あなたの目に見えているのは、モルタルの表面に吹き付けられたり塗られたりしている「仕上げ材」や、その上に塗られている「塗装」。

つまり、モルタル外壁は仕上げ材や塗装によって、オシャレな鎧を着ている状態で、仕上げ材や塗装が無くなると、色も模様もなく、雨や紫外線から守る力もない外壁になってしまうんです。

モルタル外壁のデコボコは「仕上げ材」

モルタル外壁の表面によく見られるデコボコやザラザラは、モルタルそのものではなく、モルタルの上に付けられた「仕上げ材」で出来ています。

仕上げ材は、デコボコ模様やザラザラ模様など、外壁の見た目をオシャレにするための材料で、一般的なペンキよりも、生クリームのようにふんわりとした質感です。

スプレーガンによる吹き付けの方法や、専用のローラーなどによって、仕上がる模様はいくつも種類があり、職人さん一人一人の個性も出るため、味わいのある外壁が出来上がります。

また、仕上げ材の多くは色が真っ白なので、ペンキを塗って色を付けますが、保護膜としての役割も果たされるため、塗装は一番表面でお家を守る、とても大切なところなんです。

モルタル外壁はどうやって作られる?

モルタル外壁は、ドロドロとしたモルタルという材料を、お家の外壁の下地に塗って形を作っていくものです。

泥のような材料を塗り固めて壁や床を作る工事は「左官工事」と呼ばれ、モルタル外壁も左官工事の一種。

ほかにも、瓦屋根の隙間やお城の外壁などによく使われる「漆喰(しっくい)」、頑丈な「タイル壁」の施工も左官工事と呼ばれ、アイロンのようなコテを使って、表面を平らで均一に仕上げる難しい技術が必要です。

あなたが普段から見慣れているお家のモルタル外壁は、どのようにして作られたのか確認していければと思うので、前の段落にある「モルタル外壁の構造」の図も参考にしながら見てもらえると嬉しいです。

工程施工内容
STEP1お家を新築する時、外壁部分の下地には「木摺り(きずり)」や「ラス下地」と呼ばれる木材が取り付けられます。木摺りの上に、防水シートを張り付けていきます。
STEP2防水シートの上には、ラス網と呼ばれる網が設置されます。ラス網は、このあとに塗るモルタルを壁にしっかり密着・固定するための材料で、モルタルが網目につかまって、崩れを防ぐことが出来るんです。
STEP3ラス網の上に、硬い泥のようなモルタルを塗り固めていきます。コテを使って職人さんの手で塗りますが、表面を均等に仕上げる必要があるため、高度な技術力が求められるところです。
STEP4モルタルの上に、仕上げ材を塗っていきます。仕上げ材は、スプレーガンで吹き付けたり、専用のローラーで塗ったりすることで、様々な模様を出すことができます。
STEP5仕上げ材の上に塗料を塗って、色や艶(つや)を付けます。見た目が華やかになるだけでなく、雨や紫外線から外壁を守る保護膜となるため、塗装は大事な役割を果たしているんです。

あなたのお家のモルタル外壁は、新築工事の際、このような流れで作られていたという事ですが、今回あなたが行ないたい外壁塗装工事は、「塗装を塗り替える」メンテナンス。

そのため、STEP5の工程を今一度おこなって、傷んだ保護膜を修復・強化したり、汚れや色あせのある見た目をキレイにするのが、外壁塗装となります。

【劣化】モルタル外壁に起きる劣化・補修方法は?

外壁には様々な種類がありますが、どんな外壁も年月が経てば、段々と劣化していくものです。

あなたのお家がモルタル外壁で作られている場合、どんな劣化が起きやすいのかを知っておくと、あなた自身で劣化状況の簡単な確認ができるので、劣化に対する補修方法も一緒に見ていければと思います。

劣化1:ひび割れ

さまざまな外壁の中でも、とくにモルタル外壁で起こりやすいのが、ひび割れです。

モルタル外壁は、サイディング外壁などに比べて継ぎ目の無いものが多く、気温・湿度の変化や自身など、お家が動くことによってひび割れが起きやすい外壁。

  • 塗膜(塗料で出来ている膜)だけひび割れている
  • モルタル部分までひび割れている

このように、ひび割れが外壁のどこまで到達しているのかで、細かい作業方法は変わりますが、ひび割れはコーキング材(シーリング材)を注入して補修することがほとんどです。

コーキング材は樹脂で出来ており、弾力があるため、ひび割れ部分に入れることで隙間が埋まり、雨水の侵入を防ぐことができます。

また、外壁の動きによるひび割れが悪化しないよう、クッション替わりになって防いでくれるんです。

劣化2:剥がれ

モルタル外壁の剥がれは、大きく2つの規模に分けられます。

塗膜の剥がれ一番表面に塗られているペンキは、塗膜(とまく)となって薄い膜になっていますが、ひび割れなどの劣化を放置しておくと、段々と塗膜が剥がれてきます。塗膜が剥がれると、その奥にあるモルタル外壁が裸の状態になるため、紫外線や雨水によるダメージを直接受け続けることになり、モルタル外壁や、さらに奥の下地部分が傷んでしまうんです。
モルタルの剥がれ
(崩れ)
表面の塗膜や仕上げ材の剥がれなどを放置し続けると、その奥にあるモルタル部分も傷みやすくなります。また、新築時のモルタル施工が適切ではなかったり、傷みが進んだ状態で大きな地震が起きたりすると、モルタルが崩れ落ちてしまう事もあり、雨漏りの可能性や耐震性に影響が出てしまうこともあるんです。

塗膜の剥がれは、外壁塗装で新しい塗膜にする事によって健康な状態になりますが、モルタルの剥がれは、モルタル材を使って補修する必要があり、少し大掛かり。

しかし、防水シートなど下地部分の補修も一緒にできるというメリットがあったり、思い切ってサイディング外壁にリフォームしてみるのもオススメです。

劣化3:色あせ

モルタル外壁は、とくに紫外線が原因で色あせてきますが、長い年月を掛けて徐々に色あせていくため、毎日暮らすあなたでも、なかなか気が付かないかもしれません。

色あせは、外壁の表面に塗られている塗料の成分が分離している状態なので、塗り替えるべきタイミングを知らせてくれているとも言えます。

また、外壁全体が均一に色あせるのではなく、マダラに色あせることが多いため、お家の見栄えも悪くなってしまうんです。

外壁塗装で新しい塗膜に塗り替えて、美しい外観のお家を取り戻すことはもちろん、お家を保護する機能がしっかり備わった外壁にすることが大切になります。

劣化4:チョーキング現象

お家の外壁を触ると手に白い粉が付く現象を「チョーキング」と言い、色あせの原因でもあります。

チョーキングは、塗料に含まれる顔料が分離して、白色の顔料が表面に浮き出てしまっている状態で、外壁を守る力が失われているサイン

そのため、きちんと洗浄したり、古くなった塗膜を剥がしてから新しい塗料を塗ることで、外壁を保護する力がよみがえります。

あなたの肌で直接確かめやすい劣化症状なので、お家の外壁を軽く擦って確認してみてほしいです。

劣化5:カビ・コケ

カビやコケは、日当たりの悪いジメジメした場所の外壁に発生しやすく、モルタル外壁はとくにカビ・コケが付きやすいです。

モルタル外壁の表面は、細かいデコボコになっていることが多いため、カビやコケの胞子が付きやすく、さらに水分を含みやすい事もあって繁殖しやすいんです。

お家の外壁にカビやコケが出来ると、黒色や緑色に汚れて見栄えが悪くなってしまうため、外壁塗装でお手入れをすることが大切になりますが、上から塗料で塗りつぶすわけではありません。

外壁塗装は、一番最初に必ず高圧洗浄を行うため、まずカビやコケをキレイに落としてから塗装をします。

また、現在はカビ・コケを防ぐ塗料がたくさんあるため、機能にも注目しながら塗料選びをするのがオススメです。

【塗料】モルタル外壁にオススメの塗料は?

外壁塗装はペンキを塗る工事なので、塗料選びも大事なポイント。

ここまでモルタル外壁がどんな外壁なのか、あなたの中で少しずつ分かってきたかと思いますが、モルタル外壁を塗装工事する場合、オススメの塗料があれば知っておきたいですよね。

外壁塗装に使われる塗料はたくさんありますが、モルタル外壁に使われやすい塗料について、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

モルタル外壁と相性の良い「弾性塗料」

弾性とは、言い換えると弾力性のことで、ゴムのように弾力のある性質を持った塗料のことを、弾性塗料と言います。

モルタル外壁の特徴として、ひび割れしやすいというデメリットがありますが、塗装工事で弾性塗料を使うと、塗料で作られた塗膜がひび割れにくくなるんです。

外壁は、気温や湿度の変化によって、常に膨らんだり縮んだりを繰り返していますが、その動きに付いていけなくなると、モルタルの表層や塗膜にひび割れが発生。

弾性塗料は、外壁の動きに対して柔軟に付いていきやすくなるため、ひび割れを防ぐことが出来ます。

ただし、弾性塗料はその伸縮性から、熱や湿気によって「塗膜の膨れ」を起こす原因にもなるため、膨れが起きにくい適正な施工ができる優良業者さんに、塗装をお願いするのがオススメです。

弾性塗料の例

塗料メーカー塗料名
日本ペイント高弾性ファイン4Fセラミック
高弾性ファインシリコンフレッシュ
エスケー化研水性弾性クリーンタイトSi
弾性スーパーセラタイトF
水性弾性コンポシリコン
弾性プレミアムシリコン
水性弾性クールテクトSi
水性弾性セラタイトF
水性弾性セラタイトSi
水性弾性セラミシリコン
弾性クリーンマイルドシリコン
弾性クリーンマイルドフッソ
関西ペイントアレス水性弾性シリコン
セラMシリコンⅢ弾性
セラMフッソ弾性

こうして見ると、エスケー化研さん以外は弾性塗料が少ないように思えますが、ここで挙げているのは上塗り塗料と呼ばれる、いわゆる色の付いたペンキのこと。

外壁塗装では、上塗り塗料を2回塗りますが(中塗り・上塗り)、上塗り塗料の前に下塗り塗料という、接着剤の役割や壁面の状態を整えるための塗料も塗ります。

そのため、塗料の種類によっては、弾性・微弾性の効果を持つ下塗り塗料と、上塗り塗料を組み合わせることで、外壁の動きに柔軟な塗膜を作るようできている製品もあるんです。

例:日本ペイント「パーフェクトトップ」の場合

日本ペイントさんで人気の「パーフェクトトップ」という上塗り塗料は、同じシリーズの下塗り塗料もあり、その中に「パーフェクトフィラー」という塗料があります。

下塗り塗料上塗り塗料
(中塗り・上塗り)
外壁との相性
弾性のない下塗り塗料パーフェクトトップサイディング外壁と相性◎
パーフェクトフィラー
(微弾性塗料)
モルタル外壁と相性◎

パーフェクトフィラーは、微弾性という性質を持つ下塗り塗料で、パーフェクトフィラーと組み合わせることによって、パーフェクトトップでもモルタルに合った塗装ができるというわけです。

外壁塗装の優良業者さんは、このような塗料の知識をしっかり持っているため、あなたのお家のモルタル外壁や、地域の気候、周りの環境に合った下塗り・上塗り塗料を提案してくれます。

モルタル外壁塗装でオススメの色は?

モルタル外壁を塗装工事する時に私がオススメしたい塗料の色は、白・ベージュなどの明るい色です。

仕上げ材と呼ばれる材料を使って、職人さんが手作業で模様を付ける事が多いモルタル外壁ですが、デコボコになっている「吹き付けタイル仕上げ」や、砂壁のような「リシン仕上げ」、職人さんの腕が特に出やすい「コテ仕上げ」など様々。

しかし、暗い色・濃い色で塗装すると、これらの模様があまり目立たなくなり、モルタル外壁ならではの外観が、かき消されてしまいやすいんです。

モルタル外壁の色の見え方

上の図は、吹き付けタイル仕上げのヘッドカットと呼ばれる手法で作られる模様ですが、暗い色のペンキで塗るよりも、明るい色の方が、デコボコ模様のが見えやすいため、より立体的に見えますよね。

そのため、模様の良さを引き出したいなら、薄い色・明るい色を選ぶのがオススメで、外壁部分は、お家を見た時に視界の半分以上を占めるため、お家全体に明るいイメージを持たせる事にも繋がるんです。

ただし、「明るい色は汚れが目立ちそう…。」というように汚れが気になる場合は、暗めのベージュや明るめの茶色など、少し濃い色味を選ぶのも選択肢の一つ。

また、外壁塗装に使われる塗料は、「超低汚染性」と呼ばれる、汚れに強い性質を持つ種類がたくさん開発・販売されており、モルタル外壁と相性の良い弾性塗料にも、超低汚染性の塗料は多くあるので、優良業者さんに相談してみましょう。

逆に、「模様が目立たず、さりげない方が好き!」という場合もあると思うので、私からの提案は一つの参考として見てもらえると嬉しいです。

【流れ】モルタル外壁塗装の作業工程を確認しよう

モルタル外壁を塗装する場合、どのような流れで工事が進むのか、大まかに知っておくだけでも、外壁塗装が考えやすくなります。

あなたが今回、初めてお家の塗装工事を行うのであれば、いまいち想像が付かない部分も、少しずつ見えてくるかもしれません。

そのため、私と一緒にモルタル外壁塗装作業工程を、詳しく確認してもらえると嬉しいです。

モルタル外壁塗装の流れ

【1】あいさつ回り

ご近所へのあいさつ回りは、トラブルを防ぐためにも欠かせない工程。

塗装業者さんによって、タイミングは変わりますが、一週間前や2、3日前には済ませることが多いです。

優良業者さんであれば、きちんとあいさつしてくれますが、念のためあなたからも、ご近所さんへ事前にお話ししておきましょう。

【2】足場設置

職人さんが安全かつ効率的に作業を進められるよう、あなたのお家の周りに足場を設置します。

鉄パイプのカンカンという大きな音が鳴るため、あいさつ回りをきちんとしておかなければクレームになることも。

足場を組んだあとは、塗料が飛び散らないようメッシュシートで足場を覆います。

【3】高圧洗浄

外壁に対して最初に行なう作業は、高圧洗浄機で汚れ古い塗膜を洗い流す事です。

しっかり汚れを落としてから塗料を塗らないと、外壁にしっかり密着できないため、このような下準備がとても大切になります。

高圧洗浄によって濡れた外壁は、最低でも一日置かなければ乾かず、濡れた外壁では作業ができないため、次の工程は翌日以降。

【4】下地処理

下地処理とは、外壁に塗料を塗る前の下準備の事で、同じく下準備となる高圧洗浄も、下地処理と呼ぶ塗装業者さんもいます。

高圧洗浄以外で考えると、主にひび割れ補修をしたり、洗浄で剥がしきれなかった古い塗膜を剥がす「ケレン」という作業を行い、モルタル外壁を美しく頑丈にするための、大事な工程です。

塗料を塗ってしまえば見えない為、手抜きをする塗装業者は下地処理を省いたりしますが、優良業者さんは、塗装が長持ちするためには大事な工程だと知っているので、逆に入念に作業してくれます。

【5】下塗り

いよいよ塗装の工程ですが、まず最初にペンキと外壁をしっかりと密着させる接着剤の役割を持つ、下塗りを行います。

この後に塗るペンキの引き立て役なので、色は透明や白色が多いです。

また、モルタル外壁の傷みが進んでいると、下塗り塗料を塗っても壁面に吸い込まれてしまい、接着剤の役割が果たせなくなってしまうため、傷み具合によって下塗りを2回行う場合もあります。

【6】中塗り

下塗りが乾いたら、中塗りを塗っていきますが、中塗り塗料は次に使う上塗り塗料と同じものを使い、いわゆる色の付いたペンキです。

そのため、中塗りの工程は一気にお家の外観が変わっていくところでもあります。

【7】上塗り

中塗りがしっかり乾いたのを確認して、最後の上塗りに入ります。

中塗り塗料と同じものを塗り重ねていきますが、職人さんは塗料の厚みにも気を配りながら塗っていく必要があるんです。

塗料には、それぞれ塗る量乾燥させる時間などが細かく決められており、メーカーによる指定をきちんと守りつつ、気温や湿度に応じて変えていく必要もあるため、専門的な知識や経験は欠かせません。

【8】手直し・点検

下塗り~上塗りまでは、ローラーで塗っていくのが一般的で、ローラーでは入り込めない溝など細かい部分は、刷毛(はけ)で塗ります。

ほかにも、塗り漏れ・ムラが無いかどうか、モルタル外壁全体を確認しながら塗っていき、塗装作業は終了。

【9】足場解体・後片付け

お家の周りに組まれていた足場を解体・撤去して、後片付けと最終点検をすれば工事は完了です。

足場の解体は、最初の組み立てよりも早く終わりますが、大きな音は組み立てと同じく鳴り響きます。

また、足場を解体する職人さんは、せっかくキレイになった外壁を傷つけないように、注意しながら解体。

足場が取れると、塗装でキレイになったモルタル外壁が現れ、お家が美しく生まれ変わった実感が、ここでようやく出てくると思います。

モルタル外壁塗装で大事な「乾燥時間」

モルタル外壁塗装の流れを確認してもらえると分かりますが、外壁塗装では、塗料を塗るのと同じくらい、塗った塗料を乾燥させることも大切。

乾燥していない状態で次の塗料を塗り始めると、塗料がしっかり密着できず、その場ではキレイに仕上がっても、すぐにひび割れたり剥がれたりしてしまうんです。

あなたのお家のモルタル外壁を適正に塗装してもらうためにも、モルタル外壁を塗装する場合はどのくらいの乾燥時間なのか、私と一緒に確認してみましょう。

モルタルによく使われる弾性塗料と非弾性塗料で比較

モルタル外壁には、ほかの塗料に比べて弾力を持つ「弾性塗料」がよく使われますが、逆に弾力をあまり持たない「非弾性塗料」という種類の塗料もあり、非弾性塗料はサイディング外壁と相性が良いです。

大手塗料メーカーの一社、エスケー化研さんでは、優良業者さんの間でよく使われる「プレミアムシリコン」という塗料があり、これとは別でプレミアムシリコンに弾性を持たせた「弾性プレミアムシリコン」という塗料もあります。

そこで、サイディング外壁によく使われる「プレミアムシリコン」と、モルタル外壁によく使われる「弾性プレミアムシリコン」の、乾燥時間を比べてみました。

塗料名塗料の乾燥時間
下塗り後中塗り後上塗り後
プレミアムシリコン3~4時間以上2時間以上24時間以上
弾性プレミアムシリコン
※どちらも下塗り塗料は「弾性プレミアムフィラー」を使用した場合の乾燥時間です。

このように、2つの塗料の乾燥時間は変わりませんでした。

「モルタルによく使われる塗料は○時間」という事ではないようですが、実は外壁の種類よりも、天候で乾燥時間が変わることが多いんです。

外壁の種類よりも、気温や湿度で乾燥時間が変化

前の段落でお話しさせて頂いたように、外壁塗装の塗料はそれぞれ、塗料メーカーから乾燥時間が指定されています。

しかし、場合によっては指定の乾燥時間から変える必要が出てくることも。

塗料の乾燥が一番左右されるのは気温湿度で、もし晴れていたとしても、湿度が高く気温が低いと、メーカーの指定時間よりも長めに置く場合があるんです。

逆に、気温が高く空気もカラッとしていれば、指定の時間よりも早く乾いてくれるので、一日に組まれている工程を、予定よりも多く進めることもできます。

ただし、これらの判断は、職人さんがその場で乾き具合を見極める知識や経験を持っているからこそ。

そのため、ただメーカーの数値どおりに作業するのではなく、一軒一軒のお家、その時々に応じた対応ができる優良業者さんを選ぶことが大切です。

【時期】モルタル外壁塗装に適した時期っていつ?

モルタル外壁の塗装工事について考え始めると、

「塗装工事っていつが良いんだろう?」

このような疑問が浮かぶと思います。

  • 季節
  • あなたのお家の状態

この2点に焦点を当てて、あなたのお家の外壁塗装に適した時期がいつなのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

どの季節でも外壁塗装に適している?

季節という点で考えると、は外壁塗装に適した時期と言えて、外壁塗装に使われる塗料は、気温が高いほど早く乾くため、工事をスムーズに進めやすいんです。

ただ、私は正直、どの時期に外壁塗装を行なっても大丈夫だと思っています。

外壁塗装は、気温や湿度、天候に大きく左右される工事なので、天気が悪ければ工事を行うこともできません。

では、気温や天候から考えて、夏が一番外壁塗装に適しているのかというと、そうとも言えないんです。

それぞれの季節で外壁塗装を行うメリット

晴れの日は気温・湿度が安定して塗装しやすい
気温が高く塗料が乾きやすい
空気が乾燥して塗料が乾きやすい
閑散期なので待たずに工事できる
 

このように、夏以外にもそれぞれの季節でメリットはあります。

しかし、季節ごとに起きる悪天候についても、続けて見てほしいです。

それぞれの季節に起きる悪天候

春の嵐(春一番・メイストーム)・春雨前線
梅雨・炎天下・台風
台風・秋雨前線・木枯らし
雪・凍結・霜・夜露

このように、天気は一年を通して外壁塗装工事を阻んできます…。

そのため、外壁塗装はどの季節でも適していると言えますし、どの季節にも向いていないとも言えますよね。

あなたが行ないたい季節に、優良業者さんへお願いする

「じゃあいつ塗装工事すればいいの!」となりますが、あなたが行ないたい時期にするのが一番。

塗料の乾きが早いことから、夏がオススメとよく言われますが、塗装業者さんのほとんどは、閑散期の冬でも営業しています。

中には、「冬は閑散期な分、腕のいい職人さんが余ることもあるから、自分がお客様だったら冬にお願いする」という優良業者さんも。

ただし、「お家の外壁塗装はどんな季節に行なっても良い」というのは、優良業者さんにお願いする事が大前提です。

優良業者さんであれば、季節ごとのどんな悪天候でも無理に施工したりせず、一日ごとに天気をきちんと確認して、適正な環境で工事を行なってくれます。

また、気温や湿度によって塗料の扱い方も変わってくるため、状況に合わせて臨機応変に対応してくれることで、どんな環境でもしっかり塗料の機能を発揮できる塗装ができるんです。

あなたのお家の状態で塗装のタイミングは変わる

モルタル外壁の塗装工事は、10年ごとに行なうと、外壁を美しく健康な状態に保つことができるので、あなたのお家が築10年を過ぎていれば、そろそろ塗装工事を行なうタイミング。

適正な塗装時期を過ぎたまま何年も経過すると、外壁の傷みはどんどん進んでしまい、「雨漏りがしてきた!」というように、大きなトラブルが起きやすいです。

年月による劣化が原因で雨漏りした場合、築10年を過ぎた頃に塗装工事を行なっていれば、傷みは雨漏りにまで発展しなかったかもしれませんが、適正な塗装の時期から何年も経ってしまうと、塗装工事に雨漏り修理が加わり、掛けずに済んだお金が掛かってしまう事に。

また、あなたがお家のモルタル外壁を確認してみて、ひび割れや剥がれなどの傷みが見つかれば、築10年という年数に関係なく、塗装業者さんに一度見てもらうのがオススメです。

優良業者さんにお家の点検をしてもらおう

もし、あなたのお家が築10年を迎えているのであれば、優良な塗装業者さんに、お家の状態を点検してもらってほしいです。

お家の点検をしてもらう事は、下記のようなメリットがあります。

  • モルタル外壁の健康状態を知ることができる
  • 今後のための業者選びができる

普段あまり意識しないお家の外壁を、専門業者さんに点検してもらうと、あなたにとって良い事がたくさんあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

モルタル外壁の健康状態を知ることができる

お家のモルタル外壁が、今どのくらい傷んでいるのかは、あなたの目で確認できる事もありますが、専門知識や経験がなければ分からない事もたくさんあります。

そのため、自己判断だけでなく、専門の業者さんに見てもらうことで、あなたのお家の状態が分かるのはもちろん、分からない事に対して、良い状態なのか・悪い状態なのかを「知っておく」だけでも、知らないままの暮らしより安心できるはず。

あなた自身が行なう健康診断のように、まずはお家の状態を把握して、もし傷んでいるところがあれば、どんな工事をすべきなのか、今すぐに工事が必要なのかなど、塗装業者さんに聞いてみましょう。

今後のための業者選びができる

塗装業者さんにお家のモルタル外壁を点検してもらっても、必ず見積もりをお願いしたり、何か工事をしなければいけないかというと、そんな事はありません。

もし、外壁塗装をした方がいいと診断してもらっても、優良業者さんであれば、見積もりの作成をするかどうかの判断は、あなたに任せてくれます。

ただ、多くの塗装業者さんは無料で見積もりをしてくれるので、「そろそろ塗装した方がいいですね」と言われたら、そのまま見積もりをお願いしてみるのがオススメ。

また、外壁の点検は、塗装業者さんの対応人柄をじっくり見ることが出来る、大きなチャンス

塗装業者さん点検の結果、工事が必要な場合点検の結果、工事が不要な場合
優良業者さんあなたの要望に応じて見積もりをして、見積り後も契約や工事を迫ったりしないお家の状態や、あと何年くらいで塗装すべきなのかを教えてくれる
悪徳業者見積もり後、契約や工事を迫ったり急かしてくる点検や見積もりの費用を請求してきたり、工事が必要と嘘をつく

塗装工事は今すぐに必要ではなかったとしても、今後行なうメンテナンスのために、塗装業者さんの良し悪しを事前に知っておくことができます。

そのため、数年後に塗装工事のための業者選びを行なう時、

「あの時に点検してくれた業者さんは良かったな」
「あの業者さんにはちょっとお願いしたくないかも…。」

このように、塗装業者さんを選ぶ時の選択肢を増やしておけるんです。

塗装業者さんにお家の点検をしてもらう時は、「業者選びの練習」と考えて進めると、工事が必要なくても、あなた自身が未来のあなたを助けてくれる事になります。

【リフォーム】モルタル外壁からサイディング外壁にリフォームできる?

あなたのお家がモルタル外壁で出来ている場合、せっかくメンテナンスをするなら、サイディング外壁にリフォームしたいと思うかもしれません。

サイディング外壁は、モルタル外壁よりも洋風で今っぽいデザインが多いので、モルタル外壁に慣れていると、ちょっと憧れますよね。

「外壁の種類って変えられるの…?」

このように考えると思うので、モルタル外壁からサイディング外壁にリフォームしたい場合、どのように工事を行うのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

工法1:モルタル外壁を撤去してサイディング外壁に張り替える

思い切って、外壁をまるごと交換する工法ですが、モルタル外壁を撤去して、サイディング外壁を作っていく方法があります。

モルタル外壁の撤去は、下記の材料をすべて剥がしていきます。

  • 塗膜
  • 仕上げ材
  • モルタルの層
  • ラス網(モルタルを固定するための網)
  • 防水シート

塗膜と仕上げ材は、モルタルの層に密着しているためモルタルごと撤去され、サンダーと呼ばれる工具で削ったり、ハンマーで割りながらの作業となるため一苦労。

上記の材料を取り除くと、下地となる板が現れますが、下地の上に下記のような、サイディング外壁の材料を取り付けていきます。

取り付ける順番サイディング外壁の材料
【1】合板(下地となる板)
【2】防水シート
【3】胴縁(通気スペースを作るための角材)
【4】サイディングボード

張り付けるサイディングボードは、もちろん新品なので、すでに工場で塗装されており、塗装工事をする必要はありません。

このように、外壁の種類を変える工事は大掛かりなので、工事費用は高額になりますが、防水シートなども交換できて、お家の健康状態が長く維持できるメンテナンスでもあるんです。

工法2:モルタル外壁の上からサイディング外壁を重ね張りする

モルタル外壁の上からサイディング外壁を重ね張りする

モルタル外壁からサイディング外壁へ変えるには、モルタル外壁を撤去しないまま工事できる場合もあります。

お家のモルタル外壁の上から、サイディング外壁を被せるという工法があり、カバー工法とも呼ばれ、工法1よりも簡単に工事を済ませることができる方法です。

工法1でのサイディング外壁は、下地となる合板(ごうはん)や防水シートが最初に取り付けられますが、カバー工法の場合は、合板と防水シートを使わず、胴縁(どうぶち)をモルタル外壁に取り付けて、サイディングボードを被せます。

モルタル外壁の撤去代や、合板・防水シートなどの費用が掛からない分、カバー工法の方が安く・早く工事を済ませることができますが、注意点も。

モルタル外壁をカバー工法でサイディング外壁にする時の注意点

外壁が二重になってお家に掛かる負担も大きくなるため、重さの軽い「金属系サイディング」を使うことがほとんどです。

ただし、一般的に使われる窯業系サイディングと比べて、デザインの種類は少なめ。

また、もしもモルタル外壁の下地が傷んでいる場合、傷みを補修できないままさらにフタをしてしまうことになります。

モルタル外壁の傷みがかなり進んでいる場合は、カバー工法で工事できない可能性もあるので、知識や経験の豊富な優良業者さんに、しっかり調査して判断してもらうのがオススメです。

【業者】モルタル外壁の塗装工事で大切な「業者選び」

あなたのお家のモルタル外壁が、もし新築から10年以上経っていれば、そろそろ塗装工事が必要な時期です。

しかし、モルタル外壁の塗装工事をお願いする塗装業者さんは、じっくり選ばなければ、工事が失敗してしまう可能性があります。

外壁塗装で一番大事なのは、業者選びだと私は思っているので、ご家族との暮らしを守るためにも、モルタル外壁塗装の業者選びについて一緒に見ていきましょう。

業者選びはモルタル外壁塗装で一番大事

お家の外壁塗装を考える時は、

「手抜き工事をされないか不安…。」
「お金をだまし取られたらどうしよう…。」
「ご近所に迷惑は掛からないかな…。」

このように、さまざまな不安が出てくると思いますが、恐らく、あなたの抱える不安の多くは、塗装業者さんが関わっているはず。

知り合いに塗装業者さんがいなければ、初めて会う人に大事なマイホームのメンテナンスをお願いするわけですから、当然ですよね。

しかし、実際に工事費用をだまし取ったり、不適正な工事を行う悪徳業者が、外壁塗装業界にはたくさん潜んでおり、今も全国で被害が後を絶ちません。

また、悪徳業者ではなかったとしても、あなたとの価値観が合うかどうかも大事。

見積もりの時に、ちょっとでも分からない事や不安が出てきた時、あなたが気軽に相談できたり、質問に対して詳しく・分かりやすく・納得できる答えをくれる塗装業者さんは、あなたの立場に立って進めてくれる人です。

使う塗料の種類や、実績、資格なども大切なポイントですが、相手の「人」の部分をよく見て、あなたが心からお家のメンテナンスをお願いしたいと思える優良業者さんを、納得がいくまで選ぶようにしましょう。

安心できる外壁塗装の見積もりとは?

業者選びでは、大事な見積もりにもしっかり目を向けてほしいです。

見積もり金額が、モルタル外壁塗装の相場と離れすぎていないか、大幅な値引きがされていないかなど、金額面で少しでも不安疑問を覚えたら、分かるまで質問したり、ほかの塗装業者さんでも見積もりをしてみるのがオススメ。

また、見積書の内容=工事の内容となるため、詳細がよく分からない見積書のまま工事を行うと、大事なお家によく分からない工事をされてしまいます。

優良業者さんであれば、あなたが安心できるように、どの部分にどんな工事をして、それにいくらお金が掛かるのか、不透明な部分をできる限り減らして細かく書いてくれるはず。

また、あなたが焦らず自分のペースで考えられるように、決して契約を急かしたりはしません。

あなたの気持ちを想える優良業者さんは、見積もりにも思いやりが自然と表れ、もし分からない事があっても、きちんと理由を添えて詳しく説明してくれます。

業者選びでは数字ばかりを見るのではなく、塗装業者さんと出来るだけたくさんお話ししてみてほしいです。

このページを見てくれたあなたへ。

ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。

モルタル外壁の塗装工事について確認してきましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。

あなたのお家のモルタル外壁を塗装工事したいと思っても、初めてであれば何が適正なのか分からず、不安ばかりが募りますよね…。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装の施工に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。

モルタル外壁の塗装工事でお悩み中のあなたへ

ご家族とこれからも安心して暮らすために、モルタル外壁を適正な工事でメンテナンスしたいですよね。

しかし、モルタル外壁や外壁塗装について分からない事ばかりで、進めたくてもなかなか進められないかもしれません…。

私たち外壁塗装コンシェルジュは、モルタル外壁の塗装のことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。

ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

コンシェルジュ

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