【塗装工事】塗料が乾く時間の目安は？人気塗料ごとの乾燥時間一覧

塗料を乾燥させる基準として、日本ペイントで人気のあるパーフェクトップの乾燥時間（目安）を見てみましょう。

塗り重ね乾燥というのは、下塗りなら次の中塗りをするまでの待機時間、中塗りであれば次の上塗りをするための待機時間となります。

補足：塗装工事は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。

下塗りと上塗りについて詳しく知りたい方は次の記事も合わせてご覧ください。

>> 外壁塗装に下塗りは必要？下塗りの役割と高品質に仕上げてもらうコツ
>> 上塗りとは何か？役割や種類、費用相場、依頼する時の注意点を解説

そして、気温によって待機時間が大きく変わっています。

日本は各地で気温が違うため、住んでいる地域によっても乾燥時間が変わってくることを念頭に置きましょう。

少しでも気温が低いと、乾燥に時間がかかるため、十分に乾燥させるには半日〜1日分は乾燥時間としてみておくと安心です。

大手メーカーや塗装工事業者が普段使っている塗料を用いて、乾燥時間の一覧表を作りました。

各塗料でどのくらい乾燥時間が必要なのか確認してみましょう。

注意点として、一覧表の乾燥時間は各社のHPで公表されている目安時間です。

実際の塗装工事を行う環境下では乾燥時間が変わることがあります。

すでに塗装工事が始まっている場合は乾燥時間の目安として、まだ工事が始まっていないのであれば、工程表を確認して十分な乾燥時間を考慮したスケジュールになっているかご確認ください。

※ 次の表では、参考気温より下がれば乾燥時間も増えるためご注意ください。

乾燥時間ばかりに目がいってしまいますが、重ね塗り上限も併せて確認しておきましょう。

重ね塗り上限とは、一度塗ったら何日以内までに重ね塗りをしなくてはいけないかを示した数値のことです。

ほとんどの塗料は気温が23〜25度だと3〜5時間で乾燥しますが、気温が低くなると5時間以上の乾燥が必要になります。

気温が低い場合は半日〜1日ほど乾燥する時間をみておくと安心です。

塗装業者から工程表をもらった際、各塗装の日程が1日で終わるスケジュールではなく、しっかりと乾燥時間を設けたスケジュールになっているか確認しておきましょう。

次の記事では、塗装工事の各工程や必要な日数を解説しています。

塗装工事を検討している方は併せてご覧ください。

>> 外壁塗装の期間は？各工程や工事にかかる日数も詳しく解説

ここまでの内容をまとめると、次の表のとおりです。