- | アパート(19)
アパートの外観で人気がある色を知っておくことで、あなたのアパートに入居する人を増やす外壁塗装をすることができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
アパートの外壁の色は、入居率アップにも直結する大事な部分です。
もし、あなたがアパートを借りる立場であっても、キレイな外壁のアパートと、汚れて老朽化が目に見えて分かるアパートなら、キレイなアパートを選びたいですよね。
しかし、とりあえず外壁を塗装すればいいというわけではなく、人気の色や配色を知り、おしゃれな外観に塗装することをオススメします。
私から、多くの人が住みたいと感じる人気の色やデザイン、アパートの外壁塗装を成功させるポイントをお伝えしたいと思っています。
今住んでいる入居者にこれからも快適に住んでもらい、新しい入居者にも来てもらえるよう、アパートの外壁の色選びについて、一緒に見ていけると嬉しいです。
アパートの外壁、入居者に人気の色は?
アパートの外壁で世代を問わず人気な色は、ベージュや薄いブラウンのような温かみのある色です。
無彩色であるホワイトや、明るいグレーも全世代に好印象を与える色といえます。
このようなベーシックな色は、刺激的な色ではないので落ち着いた雰囲気を出すことができるため、幅広い世代に人気があり、取り入れやすい色となっています。
アパートは複数の人に住んでもらうものなので、どんな年代の人にも入居してもらいやすくするためには、ベーシックな色がオススメです。
また、若い女性をターゲットにしているなら、可愛らしい印象を与える薄いイエローや薄いピンク、水色などを上手く取り入れている例もあります。
世代や性別によって、好まれる色は違います。
土地柄やターゲットにしたい世代を分析して、アパートの外壁の色選びをすることで、より効果的に入居率をアップさせることにつながります。
2色以上でオリジナルのデザインもオススメ
レッドやピンク、濃いめのブルーや落ち着いた色も人気はあるのですが、好みが分かれてしまうような色の場合、2色以上の色を組み合わせて、アパートの外壁をオリジナルのデザインにすることもオススメです。
例えば、無彩色であるホワイトをベースに、1階部分と2階部分で対比する色を組み合わせる方法は、簡単におしゃれな外観にすることができます。
「赤やピンクを使ってみたいけど、アパートの外壁全体に使うのは抵抗がある…。」という場合は、ポイントとして雨樋などの付帯部に入れてみたりなど、色の組み合わせ方によって様々なバリエーションを作ることができます。
同じような色味を使って全体的にまとめるのもいいですが、塗り分けを上手く活用することで、メリハリの効いたスタイリッシュなデザインに仕上げることが可能です。
万人受けするホワイトをベースに、カラフルな色をブロックで塗り分けるとポップな印象にもできますし、ベランダ部分だけ、ピンクや水色のような全体に使いにくい色を持ってくるだけで、可愛らしい印象にできます。
色を上手に組み合わせることで、あなたのアパートの個性を際立たせ、若い世代の方々にも入居してもらえるようになります。
アパートを希望通りの色で塗装してもらうには?
アパートの外壁の色を選ぶ際は、何パターンもの方法で色を見てから決めるのがオススメ。
色の見え方は、光の当たり方や塗装面積などで変わってしまうんです。
例えば、蛍光灯の下で見る色と太陽光の下で見る色は、同じ色でも見え方が異なり、面積が大きくなると、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えてしまう「面積効果」と呼ばれる現象も起こります。
外壁塗装をしてから「イメージしていた色と違う」と後悔しないためにも、色選びの段階では慎重に色決めをしていきましょう。
外壁塗装の色選びはどんな方法がある?
アパートの外壁の色を選ぶときに、実行してほしい色の選び方をご紹介します。
方法 | 内容 | 注意点 |
---|---|---|
色見本帳 | 日本塗料工業会が発行しているもので、すべての色のサンプルを見ることができます。2019年版では、計654色が収録されており、たくさんの色が一度に見られることが特徴です。 | 外壁塗料だけが載っているわけではく、外壁にふさわしくない色や色あせしやすい色も載っているので、業者さんと相談しながら決めるようにしましょう。発行された年度や版によって色が微妙に違うことがあります。色と色番号が記載された小さな紙なので、面積効果に気をつけてください。 |
カラーシミュレーション | 専用ソフトを使って、実際の外観に近い建物に色を載せるのでイメージしやすいというメリットがあります。基本的に、業者さんが作成して提案してくれるときに使われる方法ですが、最近では、Web上のサイトを使って、自分でカラーシミュレーションできるところもあります。何種類ものカラーパターンを並べて比較することも可能です。 | 印刷するインクやプリンター、モニターやブラウザによって色の見え方が変わるので、必ずしもカラーシミュレーションで見た色が塗装したアパートに出るとは限りません。あくまでも、「こんな雰囲気にしたい」というイメージを伝え、業者さんとすり合わせをするためのツールと考えましょう。 |
塗り板 | 実際に使う予定の塗料が塗ってある板を、業者さんが塗料メーカーに発注してくれます。比較的大きめのサイズなので、本物に近い色味を確認することができますし、ツヤ感も見られます。 | 業者さんが塗り板を持っていない場合、塗料メーカーから取り寄せをするのに1週間〜10日ほどかかる場合があります。比較的大きいサイズといえども、実際の外壁と比べると小さくなってしまうので、面積効果に注意しなければなりません。塗り板を見る場合は蛍光灯の下ではなく、外壁と同じ太陽光の下で確認しましょう。 |
塗料メーカーのカタログ | 塗料メーカーが作っているカタログで、塗料メーカーが扱っている塗料が、実際に塗装してあり、外壁に塗装したときの発色に近い色味を確認することができます。 | 実際に塗料が塗ってあるカタログなので、時間が経過すると変色します。有効期限が定められているので、期限が切れていないカタログかを確認しておきましょう。また、実際の塗料が塗装してあるといっても、とても小さな板に塗装してあるので、面積効果に注意する必要があります。 |
希望の色で塗装したお家を見せてもらう | 外壁塗装の実績が多い業者さんに依頼した場合、実際に希望する色で塗装したお家を見せてもらえることもあります。建物の塗装を間近で見られるので、完成した状態をイメージしやすく、業者さんの技術も知ることができるので、もっともおすすめできる色選びの方法であるといえます。 | 実際に見せてもらえることになった場合、その建物の塗装がいつおこなわれたかということを確認しておきましょう。汚れや塗料の飛び散りはないか、色あせの状態や劣化の状態など、できるだけ細かくチェックすることで、より具体的に塗料選びや業者さん選びができます。 |
希望の色で塗装したお家の写真を見せてもらう | この方法は、現場には直接行かずに塗装したお家の写真や、写真をプリンターで引き伸ばしたものを見せてもらう方法です。希望の色で塗装したお家が遠い場合や、個人情報などの関係で、場所が明らかにできなという場合に用いられます。こちらの方法も、実際の建物に塗装した状態をみることができるので、イメージしやすいというメリットがあります。 | 写真やプリンターで引き伸ばしたものは、色味やツヤ感の見え方が違う場合があります。雰囲気とイメージを掴むための手段と捉えておいてほしいです。 |
このように、色の選び方はさまざまな方法がありますが、どの方法にもメリットとデメリットが存在します。
そのため、複数の選び方で色を見ることでそれぞれのデメリットを補い、あなたの思い描く色に近づけることができるんです。
外壁塗装は、「イメージと違った」という後悔をしやすい工事でもあり、アパートの外壁塗装は高いお金が掛かるだけでなく、入居率にも直結する大事なところなので、時間をかけて色選びをしていきましょう。
希望の色でアパートの外壁塗装を成功させるには?
あなたの思い通りの色でアパートの外壁を塗装するには、業者さん選びがとても重要になってきます。
外壁塗装を施工してくれる業者さんはたくさんありますが、選ぶ業者さんによって希望の色になるか、入居率アップにつながるのかは変わってきます。
後悔しない外壁塗装にするためのポイントを、私と一緒に確認していきましょう。
色選びを熱心に対応してくれる業者さんを選ぶ
外壁の色選びは、色の見え方やツヤ感、塗料の種類など、むずかしい部分が多いため、適切なアドバイスをしてくれる業者さんを選ぶことが大切です。
外壁の塗装実績が多い業者さんは、塗料の質や見え方、アパートの外壁に向いている塗料の種類や色などを熟知しているので、経験があるからこそできるアドバイスがあります。
すべての色選びをあなたへ任せきりにするのではなく、あなたの考えている外壁のイメージや入居者層、アパートの立地など、さまざまな角度からプロの視点で見て、総合的な観点からアドバイスしてくれる業者さんが、優良業者さんといえます。
あなたの中のイメージや思いをしっかりと伝えた上で、親身になって一緒に色選びをしてくれるかを見極めるためにも、費用面だけで業者を選ぶのではなく、塗装業者の実績や親切さ、そして、あなたの価値観や考え方と合う業者さんであるかを、しっかりと見てほしいです。
外壁の色やデザインだけにとらわれない
アパートの外壁塗装をする際、色やデザインなど、見た目のことだけを考えてしまいがちですが、アパートをしっかりと守る機能がある塗料を選ぶことも大切です。
外壁の塗料には以下のように多くの種類があります。
塗料の種類 | 塗り替え目安 |
---|---|
アクリル系塗料 | 約2~3年 |
ウレタン系塗料 | 約5~7年 |
シリコン系塗料 | 約7~12年 |
ラジカル系塗料 | 約8~13年 |
フッ素系塗料 | 約10~15年 |
無機系塗料 | 約15~20年 |
上記の表は、上から品質が低い順に並んでいますが、これらの分類はグレードと呼ばれ、グレードが高いほど価格は高くなり、その分長持ちしてくれます。
現在主流となっているグレードはシリコン系塗料ですが、グレードが高い塗料を選ぶことで、塗装工事の頻度を減らすことが出来るため、長い目で見たときの費用を抑えることにつながります。
また、外壁塗料は、業者さんによって扱っている種類が違うので、できるだけたくさんの塗料を扱っていて、あなたの要望に合った塗料が選べる業者さんを選ぶのがオススメです。
さらに、優良業者さんの多くは、塗料の特性をしっかり説明した上で、適切な塗料を提案してくれます。
塗料について知りたいことや疑問がある場合は、業者さんに質問して、納得した上で塗装してもらうようにしましょう。
地域密着型の業者さんを選ぶ
アパートの外壁塗装をしてくれる業者さんは、大手リフォーム会社ではなく、地域密着型の業者さんにお願いするのがオススメです。
地域密着型の塗装業者さんがオススメな理由を、一緒に見ていければと思います。
余計な費用が発生しない
地域密着型の業者さんは、中間マージンという余計な費用が発生しないので、適正価格で塗装工事をしてもらうことができます。
大手リフォーム会社に依頼した場合、実際に施工するのはリフォーム会社がお金を払って工事をお願いする下請け業者である場合が多く、どうしても中間マージンが発生してしまいます。
それに対し、地域密着型の業者さんは、小規模で社内の職人を手配するので、中間マージンが発生しません。※ 下請けではなく協力関係にある業者さんに手伝ってもらうことはあります。
あなたの要望をしっかり反映してくれる
地域密着型の業者さんは小規模なため、社内の情報伝達もスムーズで、あなたの要望を的確に反映してくれます。
大手リフォーム会社の場合、見積もりの段階で相談していたことが、施工時に下請け業者へ伝達されておらずトラブルになるケースもあります。
工事後のトラブルもすぐに対応してくれる
地域に密着している業者さんは、今後のアパート経営で大きな安心につながります。
外壁塗装は塗って終わりというわけではなく、一般的には10年に一度メンテナンスをする必要があります。
何か問題があったときに、すぐに駆けつけてきてくれる業者さんであれば、入居者に掛けてしまう迷惑を減らしたり、トラブルを避けることにもつながるんです。
アパートの地域に合った塗装ができる
外壁塗装は外壁と塗料の相性だけではなく、土地にあった塗装をしてもらうことも大切です。
地域によって、さまざまな気候の特性がありますが、地元を熟知している地域密着型の業者さんの場合、その地域にあった塗料の提案をしてくれます。
また、地域性を把握しているので、周りの景観に合った色をアドバイスしてくれる場合もあり、色選びの際の参考にすることもできます。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
アパート外壁の色についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、アパート外壁の色に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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