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あの価格は高すぎ…? 外壁塗装の本当の費用相場【30坪編】

  • 更新 | 2016.08.12 公開
  • 相場(16)

私達にご相談頂いた30坪前後のお家に暮らしているお客様の、外壁塗装の費用相場は60〜90万円、屋根も合わせると60〜120万円となっています。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事アドバイザー:糸嶺(いとみね)

あなたのお家で外壁塗装をしようと思った場合、「我が家はいくら?」と金額が気になると思いますが、建物工事の中でも外壁塗装は値段がわかりづらい工事の一つとされています。

それは、業者さんごとで得意なことが違ったり、雇っている職人さんの熟練度、材料の仕入れ方もそれぞれ違うため、たとえ3社で見積もりをしても、値段が完全に一致することはなく、業者さんごとで変わってしまう金額が不明瞭な工事なんです。

外壁塗装の工事前に費用相場を知るという事は、塗装工事の失敗を防ぎ、あなたが悪徳業者に騙されない知識を身につけるということ。

悪徳業者の被害が多いため、私達にご相談頂いたお客様の見積事例を元に、30坪の外壁塗装工事の費用相場を公開させて頂いているんです。※ 実際の悪徳業者の被害例も公開中です。

30坪だけでなく、40坪・50坪などの建坪別と、塗料別でも参考費用を出しているので、初めて外壁塗装をするあなたのお役に立てれば嬉しいです。

塗装工事について、何も分からない場合は、「塗装工事が初めての人の専用情報」のページで、基礎を知って頂くのもいいかもしれません。

30坪の場合、費用相場がどのくらいなのか、お金事情を詳しく知っておきたい場合は、このまま読み進めて頂けると、必要な知識が身につくのでオススメです。

30坪の外壁塗装の相場

外壁塗装の相場は30坪だといくら?

30坪の戸建てで外壁塗装をしようと思った場合、相場はいくらになるでしょうか。

まずは、各塗料で30坪の建物の場合はどのくらいの費用になるのか、外装塗装(外壁はサイディング)を行った場合の費用例を以下の表で見てみましょう。

表の中にアクリル・ウレタン・シリコンなど書かれていますが、これらは塗料のグレード(品質)のことで、グレードが高くなるにつれて長持ちするため、その分費用が高くなっているんです。先に塗料情報を確認されたい場合は、「塗料の種類」から見てもらうのがオススメです。

外壁塗装のみ(※ 基本の3回分の塗装のみ)
アクリル約20万ウレタン約25万シリコン約30万
ラジカル約35万フッ素約40万無機約50万
外壁塗装 + 塗装以外の足場・洗浄・補修・シーリングなども含む
アクリル約60万ウレタン約65万シリコン約70万
ラジカル約75万フッ素約80万無機約90万
外壁塗装 + 屋根・付帯・ベランダなど全体的な工事を含む
アクリル約90万ウレタン約95万シリコン約100万
ラジカル約105万フッ素約110万無機約120万
472回分の塗装工事を元に割り出した相場で計算した費用です。

まずは簡単な費用例を見て頂きましたが、いかがですか?

30坪のお家を想定した費用なので、40坪や50坪など他の延坪での費用を知っておきたい場合は、10坪増減するごとに、10万円を足したり引いたりしてもらうと、概算がすぐに出せます。

そして、この表を見て頂いたことで「意外と安いな」「思ったよりも高いかも」と、かかるお金に関して、色々な感情が出てきたかもしれませんね。

しかし、この金額はあくまで費用例なので、あなたが初めて外壁塗装をするための知識としては、まだまだ足りません。

塗装工事とは塗料の誤魔化しや施工の手抜きが、プロでも見分けが付きづらいため、「不正がしやすい工事」とされています。

少し怖いことを言ってしまいましたが、それだけ必要な知識を身につけ、業者選びを慎重にしないといけない工事なので、ここからはもう少し詳しく費用の例を見ていきたいと思います。

金額や初めて聞くような単語ばかりで混乱してしまうかもしれませんが、まずは眺めるだけでも大丈夫なので、ちょっとだけ頑張って見てもらえると嬉しいです。

下記の金額を見てもらう際の坪数の注意点として、このページは延坪(階数分の坪数の合計)が30坪の場合で情報を書かせていただいています。
30坪 → 10坪の3階建て、延坪は30坪(10+10+10)。
30坪 → 15坪の2階建て、延坪は30坪(15+15)。
30坪 → 30坪の1階建て、延坪は30坪。

30坪の場合:外壁塗装のみの費用相場

外壁の例:外壁の塗装面積118.8㎡・ラジカル系塗料・サイディングボード・2階建て※ ラジカル系は、一般的なシリコンよりワンランク上の塗料で、現在主流になりつつある塗料です。

※表は横スクロールすると見れます。
項目面積平米単価合計
外壁塗装
足場118.8㎡(30坪)600円71,280円
高圧洗浄118.8㎡(30坪)200円23,760円
養生118.8㎡(30坪)350円41,580円
飛散防止ネット118.8㎡(30坪)150円17,820円
シーリング:打ち増し118.8㎡(30坪)750円89,100円
下地補修20,000円
下塗り(シーラー)118.8㎡(30坪)700円83,160円
ラジカル系塗料118.8㎡(30坪)1,750円
※ 中塗り
207,900円
ラジカル系塗料118.8㎡(30坪)1,750円
※ 上塗り
207,900円
廃棄物処理・ゴミ処理、雑費20,000円
合計782,500円

以前は木造のモルタル外壁が多かったですが、2000年になってからはサイディングボードの外壁が多くなっています。サイディングボードの外壁塗装のみだと、100万円以下の金額を目安にすると分かりやすいですね。
相場も大事ですが、塗装工事は他にも必要な知識があるため、あなたが悪徳業者に騙されないよう無料で公開している悪徳業者に騙されないための小冊子も見て頂ければ嬉しいです。

30坪の場合:外壁塗装と屋根塗装の費用相場

外壁の例:外壁の塗装面積118.8㎡・シリコン塗料・サイディングボード・2階建て

屋根の例:屋根の塗装面積69㎡・シリコン塗料・コロニアル屋根 ※住宅が密集している場合は屋根面積が狭く、広い土地がある場合は屋根面積が広い場合が多いです。

※表は横スクロールすると見れます。
項目面積平米単価合計
足場187.8㎡(外壁と屋根)600円112,680円
高圧洗浄187.8㎡(外壁と屋根)200円37,560円
養生118.8㎡(30坪)350円41,580円
飛散防止ネット187.8㎡(30坪)150円28,170円
廃棄物処理・ゴミ処理、雑費20,000円
合計239,900円
外壁塗装
シーリング:打ち増し118.8㎡(30坪)750円89,100円
下地補修20,000円
下塗り(シーラー)118.8㎡(30坪)700円83,160円
シリコン系塗料118.8㎡(30坪)2,500円
(中塗り・上塗りの合計2回)
297,000円
合計489,260円
屋根塗装
タスペーサー69㎡300円20,700円
下地補修20,000円
下塗り69㎡600円41,400円
中塗り・上塗り69㎡2,200円151,800円
合計233,900円
足場工事・外壁塗装工事・屋根塗装工事の合計
合計963,060円

屋根の塗装も加わって、さらに複雑になりましたが、大丈夫でしょうか…?

いきなり難しい情報をたくさん見て頂いたので、ビックリされたかもしれませんが、外壁と屋根を合わせると、こんな見積もりと金額になったりします。

これはあくまで費用例なので、「こんなもんなのかな」と、この段階では心に留めて頂く程度で大丈夫なので安心してください。

話をまとめると、30坪のお家の場合、外壁塗装だけで言えば60~90万円、外壁と屋根も一緒に塗装すると60~120万円が一般的にかかる費用相場です。

相場は塗装工事において、大切な知識の一つなので、あなたに覚えて頂ければ嬉しいです。

相場は一般的な金額だといっても、業者によって費用を出すための単価がそれぞれが違うため、合計の金額も業者ごとで多少違ってきます。
不正がなく適正な金額で見積書を出してくれる業者を見つけられるかがカギとなってくるので、相場の他にも業者選びも大切なことを知ってもらえればと思います。
外壁塗装の悪徳業者に騙されないための小冊子も見ていただき、安心して塗装工事を進められるようになってほしいです。

外壁塗装の計算に必要な単価相場

外壁塗装を行う場合、相場を知ることは大切ですが、もう少し細かいことを言えば、大まかな金額相場だけでなく、材料や工程一つずつにかかる単価相場の情報も必要。※ 単価相場とは、外壁の面積1㎡分や、1箇所補修するための金額。

以下の表は、30坪の外壁塗装を行う場合の、各材料・工程の単価相場になるので、こちらもご確認いただければと思います。

※表は横スクロールすると見れます。
項目単価相場の計算合計
足場600~800円 × 118.8㎡71,280~95,040円
高圧洗浄200~250円 × 118.8㎡23,760~29,700円
養生300~500円 × 118.8㎡41,580~59,400円
飛散防止ネット700~900円 × 118.8㎡11,880~21,384円
シーリング83,160~106,920円
下地補修10,000~20,000円
下塗り600~900円 × 118.8㎡71,280~106,920円
アクリル系塗料1,000~1,200円 × 118.8㎡118,800~142,560円
ウレタン系塗料1,800~2,000円 × 118.8㎡213,840~237,600円
シリコン系塗料2,500~3,500円 × 118.8㎡297,000~415,800円
フッ素系塗料3,500~4,500円 × 118.8㎡415,800~534,600円
※ 118.8㎡とは、概算で出した30坪の場合の外壁面積となります。

▼ 単価相場とは?単価相場とは、塗装工事の各工程・材料代に対して、1㎡あたりの値段と職人さんの人件費が加えられた価格。単価にも一般的な相場がありますので、単価相場を知ることで業者に騙されず、外壁塗装の適正な費用が分かるようになります。

▼ 1㎡(平米)とは?1㎡(平米)とは、1m×1mの面積となります。
約3.31㎡ → 1坪分
約2.14畳 → 1坪分
このように、坪数が分かれば大体の面積が確認でき、この数値を使って外壁面積を仮計算できるんです。

外壁塗装で3回分の塗装をするための費用相場

少し駆け足で外壁塗装の費用相場を見て頂きましたが、外壁塗装を一塗りごとに分けた費用も、あなたに覚えてもらいたいと思っています。

しかし、「もう上の表だけで、お腹いっぱい…。」と感じているかもしれませんね。

大まかな費用相場や、細かい見積もりの例まで見てもらったので、大変だったかもしれませんが、外壁塗装の基本である下塗り・中塗り・上塗りの費用相場も大事。

もう少しだけ頑張ってもらえると嬉しいです。

それでは早速…。

  • 下塗り相場:約730円(1㎡分)
  • 中塗り相場:約1,000円(1㎡分)
  • 上塗り相場:約1,000円(1㎡分)

この相場は、2019/07〜2020/02の期間でご契約をされたお客様が選んだ、472回分の塗料の情報を元に相場を算出。

外壁塗装は下塗りで塗装面を整え、中塗りと上塗りの2回分の塗装によって仕上げていきます。※ 中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。

上記の各塗りの相場に関しては、30坪であっても、40坪50坪であっても、戸建住宅であれば当てはめることができるので、この金額を覚えて頂くと便利かもしれません。

なぜこんなことを言うかというと…塗料メーカーさんも何十社とあり、それぞれから自社開発の塗料が何百種類と発売されているので、塗料の多さに混乱してしまって、簡単な計算もできなくなってしまう場合もあるからです。

私が把握できている塗料に関しては、塗料別相場のページで詳しく書かせてもらっているので、こちらも見て頂けると嬉しいです。

必要な情報を持っておくと、外壁塗装が難しくなくなっていくので、少しづつ覚えていきましょう。

もし分からないことがあれば、無料相談ができますので、どんな小さなことであっても聞いてください。いつでもお待ちしております。

塗装業者さんのリアルな値付け

下塗り・中塗り・上塗りの費用相場を見て頂きましたので、各工程の人気塗料も覚えておきませんか?

472回分の塗装工事で、業者さんの提案によって、お客様がリアルに選んだ塗料の値段から、坪数別で費用相場を見てみたいと思います。

下塗り塗料(1回塗り分)
塗料名坪別(延べ床)費用相場
日本ペイント:パーフェクトフィラー20坪(約79.2㎡)69,300円
30坪(約118.8㎡)103,950円
40坪(約158.4㎡)138,600円
50坪(約198㎡)173,250円
アステックペイントジャパン:ホワイトフィラーA20坪(約79.2㎡)55,440円
30坪(約118.8㎡)83,160円
40坪(約158.4㎡)110,880円
50坪(約198㎡)138,600円
関西ペイント:ダイナミックフィラー20坪(約79.2㎡)51,480円
30坪(約118.8㎡)77,220円
40坪(約158.4㎡)102,960円
50坪(約198㎡)128,700円
※ 計算に使った単価相場は塗料別相場の情報を使っています。
中塗り・上塗り塗料(2回塗り分)
塗料名坪別(延べ床)費用相場
日本ペイント:パーフェクトトップ20坪(約79.2㎡)142,560円
30坪(約118.8㎡)213,840円
40坪(約158.4㎡)285,120円
50坪(約198㎡)356,400円
エスケー化研:プレミアムシリコン20坪(約79.2㎡)146,520円
30坪(約118.8㎡)219,780円
40坪(約158.4㎡)293,040円
50坪(約198㎡)366,300円
関西ペイント:RSシルバーグロスSi20坪(約79.2㎡)198,000円
30坪(約118.8㎡)297,000円
40坪(約158.4㎡)396,000円
50坪(約198㎡)495,000円
※ 計算に使った単価相場は塗料別相場の情報を使っています。

この他にもたくさんの塗料メーカーさんはありますので、塗料選びの際には各塗料の相場が分かる塗料別相場の記事を参考にして頂くといいかもしれません。

一足先に、外壁塗装を済ませた先輩の費用例も公開中!

建坪平米数お客様名項目費用
15~30坪50〜100㎡神奈川県横浜市S様邸外壁塗装/サイディング870,000円
東京都杉並区K様邸外壁塗装、屋根塗装/サイディング1,166,400円
茨城県水戸市T様邸外壁塗装/サイディング1,200,000円
31~45坪101〜150㎡東京都昭島市H様邸外壁塗装/サイディング1,130,000円
46~60坪151〜200㎡愛媛県東温市J様邸外壁・屋根の塗装/サイディング1,600,000円
兵庫県加古川市T様邸外壁・屋根の塗装/サイディング1,100,000円

外壁と屋根の塗装をすると、相場が60〜120万円くらいなのですが、お家の痛み具合、希望の工事・塗料、建物の材質などが異なる為、中には120万円を超える方も。

その逆で、複数の優良な塗装業者さんで、比較検討をした結果、40万円以上も安くなった方々もいます。

訪問販売が急にきて、無理やり塗装工事を押し売りされた方も中にはいて、きちんと優良業者を選んだことで、適正なのに安い金額になった事例もたくさん。

どんな方々が、外壁塗装が初めてなのに、安くて安心の工事ができたのか、見てもらいたいです。

多くの方が無料相談をきっかけに40万以上のマイナスに成功!
下がった金額お客様名項目
-615,000円東京都杉並区M様外壁・屋根・玄関ドア・ベランダ
-470,000円静岡県浜松市T様外壁塗装、屋根塗装・付帯部
-1,500,000円神奈川県横浜市S様外壁塗装、屋根塗装
-400,000円栃木県宇都宮市K様外壁塗装、屋根塗装
-840,000円千葉県柏市K様外壁塗装、屋根塗装
-1,020,000円静岡県藤枝市A様外壁塗装、屋根塗装
-682,886円大阪府高槻市O様外壁塗装、屋根塗装、防水工事
-800,000円京都府木津川市O様外壁塗装、屋根塗装
あなたのご近所さんは、あなたよりも安い費用で工事してるかも!
塗装工事を始める前の4つの教訓を見る。

いかがですか? 人気業者さんのみで比較したことで、費用を抑えた外壁塗装ができた方々の成功事例でした。

あなたが見て頂いているこの30坪の相場記事は、2019年度に約20万回以上も見られていて、このページをきっかけに相場を知って頂く方が多く、嬉しい限りです。※ 閲覧回数を分析するツールを使い、2019/01/01〜2019/12/31の1年間で、203,813回見られている事を確認。

何も知識が無いまま、いきなり外壁塗装業者に見積もりを取ったり、一括見積サービスで複数の見積もりを取るのではなく、相場を知った上で見積もりを取ることが、失敗しない外壁塗装にするための第一歩。

外壁塗装はある程度は、知識や相場情報を持たないでも進める事ができます。

しかし、初めて外壁塗装をしようと思っているあなたは、お家に一体何が起こっているのか分からない状態であり、不安や精神的なストレスも抱えていると思います。

そこで、「外壁塗装をするなら一体いくらなのか」「どうしたらいいのか」「誰に相談したらいいのか」このような、あなたが今抱えている不安を解決できればと思い、相場情報をまとめさせて頂きました。

最近は相場を簡単に見れるサービスがたくさん出てきていますが、初めて外壁塗装をするあなたに、まず知ってほしい事があります。

それは、

  • 相場を知るだけでは不十分
  • 外壁塗装はお金だけで判断してはいけない
  • 一人だけで進めると危険を察知できない

この3点を、まずは事前に知って頂ければと思います。

また、何かしらの相談サービスを利用しても、

「相場を知りたかっただけなのに無理やり業者を紹介された…。」
「相談だけでよかったのに無理やり業者を紹介された…。」

このような事が起こる可能性もあるため、相場を確認頂いた上で、あなただけで外壁塗装を進めていくのか、またはどこかの相談サービスを利用するのか、初めての外壁塗装で失敗しないために、この情報を活用頂ければ嬉しいです。

外壁塗装はあなただけでなく、一緒に住むご家族にも影響を与えるので、まずは外壁塗装の相場は30坪だといくらになるか確認しておく必要があるんです。

外壁塗装への想い。私の父は沖縄の実家で不動産を営んでおり、小さい頃から建物工事の必要性を教えられてきました。
特に外壁塗装については手抜きや不正がされやすい業界だと言う事もいつも聞かされており、実際にお客様の悩みを解決している父の姿を見て育ってきましたので、父からの教えや人一倍困っている方を見過ごせない、助けたいと言う想いが強く、「外壁塗装コンシェルジュ」を立ち上げました。
プロとして少しでもあなたのお力になれればと思っていますので、このページの相場情報があなたのお役に立てれば嬉しいです。
外壁塗装コンシェルジュ サービス責任者 糸嶺(いとみね)

94社の塗装業者に聞いた30坪の費用相場

約30坪の外壁塗装をした場合、費用相場が60〜120万になる事を突き止めたのは、私たちが独自に集めた見積もりやデータの結果ですが、塗装業者もこの金額が本当に外壁塗装の費用相場だと考えているのか?すごく気になるところです。

この事を確かめる為、外壁塗装コンシェルジュの加盟店となる際の審査で回答された、業者さんが思う費用相場の集計があるので、その情報も見てみたいと思います。

塗装業者の生の声を聞く事で、本当の費用相場について知ることができるため、私と一緒に必要な情報を見て頂ければ嬉しいです。

費用相場回答数
屋根塗装
20万以下20社
20〜40万62社
40〜60万10社
60〜80万1社
80万以上〜1社
合計94社
外壁塗装
60万以下22社
60〜100万61社
100〜120万7社
120〜150万4社
150万以上〜0社
合計94社
外壁塗装と屋根塗装
60万以下1社
60〜100万40社
100〜120万39社
120〜150万12社
150万以上〜2社
合計94社
※ 2017年10月〜2018年10月の間に審査をした94社の回答。
※ 回答してもらった塗装業者全員が加盟店となっている訳ではありません。

塗装業者の回答としては、以下の金額相場が多くなりました。

  • 屋根塗装は20〜40万
  • 外壁塗装は60〜100万
  • 屋根と外壁塗装は60〜120万

このような結果となり、塗装業者も塗装は60〜120万前後の金額だと感じています。

そのため、もし30坪前後のお家で120万を超えるような塗装工事の見積もりを出された場合は、注意しなければいけない。

もちろん劣化が酷くて修理費用が大きくなっている場合もありますが、金額が高ければ悪徳業者の可能性も捨て切れません。

「自分は騙されない!」と思っているほど危険であり、現に私達へ毎日のように訪問販売できた業者・見積書の診断依頼がきている為、声を大きくして「危ないよー!」とみんなに言いたいくらいの気持ちです…。

あなたが騙され、高額な支払いによって家計が苦しくならないよう、せめて費用相場だけでも、覚えていただけると私も安心できます。

なぜ?「費用相場」で金額を伝えている理由とは。

外壁塗装に関係する、色々な金額や単語を見て頂きましたが、「外壁塗装は○○○万円!」こういった、定価や決定的な金額を、私は書いてはいないんです。

これには理由があって、外壁塗装の業界では、どのお家の状態も「一軒一軒違う」という見方をするので、例え建売で同じ時期に購入したあなたとお隣さんのお家でも、状態や必要な工事も違ってくる。

これが、費用相場で金額を伝えている理由です。

さらに外壁塗装というのは「足場工事」「外壁塗装工事」「シーリング工事」「屋根塗装工事」「防水工事」「付帯塗装工事」など、複数合わさった工事となるため、工事の組み合わせによって金額相場が変わってきます。

あなたに覚えてもらいたいので、分かりやすく組み合わせによって金額相場が変わる表を作ってみました。

※表は横スクロールすると見れます。
合計足場外壁シーリング屋根防水付帯
40万
50万
90万
100万
120万
※ 合計金額は費用相場の例となります。

表にしてみたので、少しは分かりやすく伝えられたかと思うのですが…
いかがでしょうか?

当たり前かもしれませんが、工事の内容が増える事によって、どんどん費用も増えていきます。

このように、外壁塗装をする際は、外壁・屋根だけを塗装するのではなく、そのほか防水(ベランダ・屋上など)や付帯(雨樋・軒など)も一緒に直すことが多く、工事箇所が増えることで費用も増えていきます。※ 特に築年数の違いによって、工事すべき箇所が変わってきます。

お家ごとで発生している症状や、希望の工事内容が異なると、費用が大きく変化するため、費用相場といった金額幅でお伝えてしているんです。

シーリング工事、防水工事、付帯塗装工事とは?シーリング工事とは、サッシなどの開口部やサイディングボードと呼ばれる板状の外壁材の間に注入する建材で、雨漏りを防ぐために隙間を埋めるための工事。
防水工事とは、ベランダ・バルコニー・屋上から雨水を侵入させないための工事。
付帯塗装工事とは、雨樋(あまどい)や軒(のき)など外周部分の工事。
外壁塗装とは、これらの工事も含むことを覚えておきましょう。

その他、費用相場として外壁塗装の金額を伝えている理由として、以下の理由も見てもらえればと思っています。

建物の階数によっても費用が変化する?

外壁塗装は塗装する範囲が広ければ広いほど、費用が増えていきます。

範囲が広いということは、坪数が大きいか、建物の階数が高くて外壁の範囲が広くなっているという事です。

以下の表は階数の違いによる単純計算した、外壁塗装の費用相場の例になります。

※表は横スクロールすると見れます。
階数坪数塗装範囲金額
1階建て30坪90㎡〜40万〜
2階建て30坪115㎡〜50万〜
3階建て30坪140㎡〜60万〜
※塗装面積の広さの違いによる単純計算した費用相場になります。

例え同じ30坪の建物であっても、階数が違うことで塗装する面積の広さも違ってくるので、費用相場が変わってきます。

私たちがお伝えしている費用相場は、2階建ての一般的なお家の場合を例にしてお伝えしているので、あなたのお家が30坪であったとしても、建物の階数が3階以上の高さであれば、その分外壁面積が広くなっている事で、外壁塗装の費用も上がると思って頂ければと思います。

建物の仕様によっても費用が変化する?

建売でまったく同じ仕様で建築された家なら別ですが、建売だとしても間取りやデザインが多少違う場合は、外壁の面積もそれぞれのお家で変わってきます。

  • 建物が正方形か複雑な形かによっても外壁の面積が変わる
  • 窓の多さと広さによって塗るべき外壁の面積が変わる

例えば「お隣さんも30坪で80万だったから私の家も80万かな」などと、事前に相場などを知っていたとしても、単純に費用を計算できないのが外壁塗装の特徴です。

そのため、建物の仕様によって塗るべき範囲や広さが変わってくるので、費用相場といった概念が使われています。

建物の築年数によっても費用が変化する?

どのお家もそうですが、建築されている時から劣化が始まっていると言えます。

劣化が起こり外壁の塗装が剥がれてくると、外壁塗装が必要となってくるわけなので、劣化が大きければ大きいほど、塗装や直すべき部分が増えていきます。

そのため、築年数によって以下のような費用相場の違いが生まれてくるんです。

※表は横スクロールすると見れます。
築年数坪数費用補修箇所
築10年30坪50万〜外壁・付帯(数カ所のみ)
築20年30坪60万〜外壁・屋根・付帯(部分的)・ベランダなど
築30年30坪70万〜外壁・屋根・付帯(広い範囲)・ベランダなど
築40年30坪80万〜外壁・屋根・付帯(全体的)・ベランダなど
※築年数からくる劣化具合によって単純計算した費用相場になります。

築年数が高くなれば高くなっていくほど、建物へのダメージがより大きくなっている状態になるので、その分補修する範囲が広くなるため、費用も増えていきます。

主に、外壁部分ではなく外壁周りの付帯部分(特に木部)が、築年数を追うごとに劣化が酷くなっていくので、築年数が高ければ費用も高くなるため、単純に30坪だから◯◯◯円になりますということが言えません。

そのため、費用相場といった金額帯の幅を持たせて外壁塗装の値段が伝えられています。

塗料のグレードによっても費用が変化する?

外壁塗装で使われる塗料にはグレードと呼ばれる品質の違いを示すものがあります。

グレードによって効果が保てる期間が違ってくるため、効果が長持ちする=品質が高いということになり、費用も上がっていきます。

効果が保てる期間は耐用年数・耐久性・寿命などとも言われたりしますが、次の塗り替え目安の時期だと覚えておくと分かりやすいです。

以下の表でグレードの違いによる費用相場の変化を見てみましょう。

グレード塗料の系統次の塗り替え時期費用相場
グレード1アクリル2~3年後40万〜
グレード2ウレタン5~7年後50万〜
グレード3シリコン7~12年後70万〜
グレード4ラジカル8~13年後70万〜
グレード5フッ素10~15年後90万〜
グレード6無機15~20年後100万〜
 

このように、塗料のグレードが変われば費用相場も変わっていきます。

使用する塗料は、あなたのお家の状況だけでなく、将来的に何回の外壁塗装をしたいかにもよって、選ぶべき塗料も変わるため、慎重に選ぶ必要があります。

塗料選びは塗装業者と綿密に行ってほしいですが、もし塗料選びに迷うことがあれば、費用相場や塗り替え目安から見ると、ラジカル系塗料をオススメしたいと思います。

使用する塗料の色数でも費用が変化する?

外壁塗装をする際に、みなさん必ず気にするのが色についてです。

「あそこの部分はブラウン系にして、こっちはベージュ系にして…。」

お家の色をあれこれ考えるのは楽しい時間ですが、イメージが膨らみすぎてしまって色数が5つや6つなどたくさんになってしまうのは避けなければいけません。

色数が増えるということは、塗料の費用も上がるということなので、まずは以下の例を見てみてみましょう。

パターン外壁雨樋合計
パターン1ベージュ70万
パターン2ベージュダークブラウン80万
パターン3ベージュ・ブラウンダークブラウン90万

上記は単純に何色使用したかをもとに費用をシミュレーションしたものですが、色数が多くなればそれに合わせて色を用意する必要があるのと、好みの色を出すために「調色」といった色を整える工程も必要だったりします。

色を複数用意するということは、それだけお金にも影響を与えてくるということを、あなたに覚えてもらえればと思います。

関わる会社の数によっても費用が変化する?

あなたがどこかの塗装業者に外壁塗装をお願いした場合、当然依頼した塗装業者だけで工事を行ってくれると思いますよね?

実は、塗装業者といっても専門性がかなり細かく分かれているため、以下のようなことが起こります。

  • 外壁は依頼したA業者
  • シーリングは他社のB業者
  • 屋根は他社のC業者

このように、依頼した業者は1社だけですが、依頼された業者がさらに別の協力業者へ依頼して、チームを組んで塗装工事を行うことが多いです。

関わる会社が多くなるということは、それだけ人が動く。

人が動けば人件費が増えるということになります。

外壁塗装というのは、関わる会社の数によっても費用が変わってくることを、あなたに覚えてもらえればと思います。

会社規模によっても費用が変化する?

外壁の塗り替えを主に行っている会社には、大まかに分けると以下3タイプが存在。

  • 大手工務店
  • 大手塗装会社
  • 地元密着の塗装業者

大手工務店・大手塗装会社の場合には、依頼を受けた会社が下請けを雇って、安い費用で塗装をさせる場合があります。

下請けに依頼を流すという形になると、あなたが依頼した塗装会社は「元請け」となって中間マージン(仲介料)をとって下請けに回すため、下請け業者が工事を行う際、費用が足らなくて適切な工事ができなくなる場合もあります。

大手とは逆に、地元密着の塗装業者というのは、地元の人たちみんなに喜んでもらえるよう、長いお付き合いを信条としている事が多いため、親切丁寧に塗装をしてくれます。

下請けを雇うのではなく、代表自らが塗装、または自社職人を抱えながら少人数で現場に入ってくれるので、中間マージンが発生することなく費用も抑えられることが多いです。

確かに大手の方が安心できますが、地元密着の塗装業者の方が、ホームドクターとしてお付き合いしていけるので、私は地元密着の塗装業者をオススメしています。

土地の環境によっても費用が変化する?

「外壁塗装なんて、どこでやっても同じでしょ?」と思われるかもしれませんが、寒い地域・熱い地域・雨が多い地域・晴れが多い地域・川が近い地域・海が近い地域など、立地や環境によっても適した塗料が変わってくるため、住んでいる土地の環境によっても、費用が変わってきます。

例えば、気温が熱い地域であれば遮熱と呼ばれる、暑さを和らげる効果のある塗料を使用した方が、快適に生活できるようになります。

他にも海に近ければ、塩害の被害を受けやすいので、塩害に強い塗料を使用した方が長持ちします。

このように、あなたのお家が建っている土地の環境によっても、使用する塗料が変わり、効果が違ければ値段も変わるため、結果的な外壁塗装の費用も変わってきます。

どこで塗装しても同じではなく、土地の環境によっても費用が変わってくることを、あなたに覚えてもらえれば嬉しいです。

悪徳業者を選んでしまうと高額費用になる?

あなたが外壁塗装をしようと考えていたら、必ず一度は「悪徳業者」という言葉を目にしたと思います。

外壁塗装というのは、専門的な国家資格無しで行える工事であるため、技術レベルが低い状態でも仕事として請け負えてしまえるんです。

また、外壁に対して塗装の剥がれやヒビ割れが突然でてくると不安や心配になる方が多く、見積もりが曖昧であっても必要性にかられている場合が多いので、詳しいことを確かめないまま悪徳業者の手口である大幅値下げをされて、そのまま契約してしまう方も多くいるんです。

もし、悪徳業者と契約をしてしまった場合は、通常の1.5~2倍は高い費用になることを、必ず覚えておきましょう。

例として、約30坪の外壁塗装であれば60~120万が相場なので、約30坪で150万や200万以上の金額になっている場合は、必ず何かしらの理由があるため、根拠をもってその金額の適正さを確認できるまでは、絶対に契約してはいけません。

悪徳業者を選んでしまった場合は、金額の損失だけでなく、手抜き工事になる可能性も高いので、あなたの大切なお家の寿命を縮める結果にもなること、必ず覚えておいてほしいです。

定価や決まり切った金額で提案されたら注意が必要!?

様々な状況の違いによって、外壁塗装の費用が変わってくる事を見て頂いたのですが、以下の場合も十分気をつけてほしいと思っています。

  • 外壁塗装○○万円ポッキリ!!
  • シリコンプラン○○万円!!

このように定価や決まり切った金額で外壁塗装を販売しているからと言って、「悪徳業者である!」とは言い切れない。

しかし、私達の考えとしては、やはりお家ごとで状況、または予算や希望の工事内容も変わってくるので、完全にオーダーメイドであなたの為だけの金額を、業者さんには提案してほしいと思っています。

その為、最初からプランやパックで提案を受けるのではなく、きちんとお家を隅々まで見てもらい、その状況に合う見積もりを、あなたにはしてもらいたいです。

悪徳業者が出してくる30坪の費用とは?

「悪徳業者」か「優良業者」かを見極めるため、以下のチェックポイントを活用してもらえると嬉しいです。

  • 外壁の塗装のみで150万円を超える
  • 外壁と屋根の塗装で200万円を超える
  • セラミック塗料で150万を超える
  • 訪問販売で150万を超える
  • オリジナル塗料で150万を超える
  • 外壁と屋根の塗装で60万以下
  • 10万円以上の値引きをされる

このリストは、私達がお客様からご相談頂いた、悪徳業者の手法をまとめたもの。

30坪ほどのお家であれば、お家の状態にもよりますが、150万は超えないことが多いので、この金額を目安にしてほしいと思っています。

そしてもう1つが、訪問販売によって150万円を超える場合、60万を下回る場合は危険信号…。

訪問販売をしている塗装業者さんが、全員悪徳か?と言われれば間違いで、きちんと熱意と信念を持って訪問販売をしている方もいますが、消費者センターにも多くの相談が入っている通り、危険性が高いのは事実。※ 国民生活センターに訪問販売の相談が、2018年には7209件もありました。

この、悪徳業者が出す30坪の場合の費用を覚えていただく事で、未然に被害を防ぐことができます。

建坪別の費用相場を見てみよう

30坪の費用相場をお伝えしてきましたが、30坪以外の費用も参考に知っておくと、より外壁塗装の相場について詳しくなります。

以下の表は、2013年11月〜2018年8月までに当サービス内で承った戸建の外装塗装271人の見積もり事例から算出した費用相場と平均金額です。

坪数(平米数)費用相場平均金額
15坪以下(~50㎡)100,000円100,000円
15~30坪(51~100㎡)680,000円〜1,410,000円1,048,020円
31~45坪(101~150㎡)632,448円〜2,860,000円1,146,018円
46~60坪(151~200㎡)781,704円〜2,082,024円1,294,673円

15坪から50坪の間が、一般的な戸建ての範囲だと言えるので、外壁塗装をするならば100万円前後が金額相場だと考えておくと分かりやすいと思います。

外壁塗装では塗料選びも非常に重要となるので、塗料別の見積もり事例も以下の表で一緒に確認してもらえると嬉しいです。

建坪別の塗料の見積もり事例

※表は横スクロールすると見れます。
坪数塗料メーカー塗料名塗料系統金額
30坪キクスイロイヤルシリコンシリコン785,624円
エスケー化研一液マイルドシリコンシリコン902,000円
スズカファインウォールバリアCRウレタン1,080,000円
35坪アステックジャパンシリコンフレクスIIシリコン1,175,000円
日本ペイントパーフェクトトップラジカル930,334円
40坪関西ペイント2液セラMフッソフッ素821,650円
45坪日本ペイントピュアライド UVプロテクト4Fクリヤーフッ素1,015,200円
50坪KFケミカル株式会社KFワールドフロングランツ無機995,500円
※当サービスでお見積もり依頼を承ったお客様の費用例となります。
※ この他にもたくさんのメーカーや塗料の種類があります。

一般的な一戸建ての建物であれば、メーカーや塗料が違かったりしても、建坪が30〜50坪前後だと100万円を目安(相場)として考えることができます。

そのため、150万円や200万円を超えるような外壁塗装の見積もりは、私たちはあまり見ることがないので、このような高い金額の見積もりを受け取った場合は注意が必要です。

外壁塗装以外の工事がプラスされての150万円であればいいのですが、外壁塗装のみだけで150万円といった金額になっている場合は、悪徳業者の可能性もあるので、悪徳業者の特徴を示す項目を「トラブルが多い!?外壁塗装を訪問販売で選んでいけない理由」のページで確認してもらえると嬉しいです。

30坪の外壁塗装の費用を計算するための4つの計算式

外壁塗装の費用を出すための計算式が存在しています。

  • 計算式1:外壁の面積
  • 計算式2:足場の面積
  • 計算式3:塗料の使用量
  • 計算式4:費用の計算の仕方

それぞれの計算式が分かると、あなた自身で費用の計算ができるようになるので、塗装業者が出してきた見積もりが適正か分かるだけでなく、相場として覚えていた大まかな金額がしっかりとした金額イメージにも変わります。

計算式といっても、難しいことはなく簡単に分かるので、私と一緒に見てみましょう。

計算式1:外壁の面積の求め方

外壁塗装の費用に大きくかかわるのが、塗装をする範囲、すなわち外壁の面積になります。

外壁面積の求め方にはいくつかありますが、一番分かりやすいとされている以下の方法を覚えておきましょう。

計算式
延坪 × 3.3(1坪=3.3m2) × 係数(1.2~1.7)=外壁の面積

外壁塗装工事の場合の係数は1.2~1.7くらいの範囲とされていますが、実際には一般的な1.2を当てはめておきましょう。

※表は横スクロールすると見れます。
                                             
延坪1坪係数面積
30(坪)3.31.2118.8㎡

この計算式を使うと、簡単に外壁の面積を求めることができるのですが、一つ注意をしなければいけません。

それは、この計算式が建物を正方形に近い場合を想定した計算式だからです。

実際のお家は、もう少し複雑な形をしていますが、面積を簡単に割り出すための計算式として、非常に役立ちます。

30坪の外壁面積を算出する際の注意事項!外壁面積を計算する際に忘れがちなのが、窓などの開口部の範囲を減らすのを忘れてしまうことです。
当然、窓などは塗装をしないので外壁塗装をするための範囲から外さないといけないのですが、窓など開口部もそのまま塗装の範囲に含めてしまっている業者がいます。
しっかりと、窓などの分は減らした面積を算出してもらいましょう。※ 相場を出す際、もちろん開口部は外して計算されています。

計算式2:足場の面積

外壁塗装に欠かせないのが足場の面積ですが、足場は外周周りに組み立てる必要があるので、外壁面積よりも大きめに設定しなければいけません。

計算式
外壁面積 × 1.3倍=足場の面積

外壁の面積係数足場の面積
118.8㎡1.3154.44㎡

中には、このページで紹介させてもらっている費用相場の事例と同じく、外壁面積と同じ面積で足場を計算する場合もあります。

しかし、外壁の周りギリギリに足場を建てる事は難しいので、実際は外壁面積よりも少し広く計算して、足場の面積を算出します。

計算式3:塗料の使用量の求め方

外壁塗装の費用に大きくかかわる3つ目が、塗料の使用量(塗布量)の求め方になります。

例として、塗料メーカー最大手である日本ペイントさんの「パーフェクトトップ」といった塗料の使用量を見てみましょう。

使用量(kg/m2/回)1缶当たりの塗り面積(m2/回/缶)
0.11~0.1788~136(15kgの場合)

各塗料メーカーでは、必ず1㎡や1kg当たりに塗られる塗料の量を、指定しています。

この使用量を使ってどのぐらいの量の塗料が必要か、必要な塗料の量が分かれば、実際にかかってくる費用も分かってきます。

それでは実際に塗料の使用量から費用を計算する式から見てみましょう。

手順1
塗布量(使用量) × 外壁面積 = 外壁を塗るのに必要な量

手順2
外壁を塗るのに必要な量 ÷ 約1缶分の量(kg) = 必要な塗料缶(塗料の量)

手順3
必要な塗料缶 × 値段 = 塗料代金

まずは外壁を塗るために必要な量を計算し、必要な塗料缶の個数を求めて、最後に塗料缶の数と値段をかければ、あなたのお家の塗料代金が分かります。

この計算式はあくまでも必要な塗料代金だけなので、各業者によって職人さんの人件費が加えられます。

例として、パーフェクトトップを使って計算をしてみましょう。

手順1:必要な塗料の量を確かめる
塗布量外壁面積外壁を塗るのに必要な量
0.11118㎡12.98kg
手順2:必要な塗料缶がいくつになるか確かめる
外壁を塗るのに必要な量 約1缶分の量(kg)必要な塗料缶(塗料の量)
12.98kg15kg0.86缶(約1缶)
手順3:塗料代金を求める
必要な塗料缶(塗料の量)塗料1缶の値段塗料代金
0.86缶(約1缶)14,000円(Amazon価格で1回塗り分)14,000円

このような形で、塗料の代金を知る事ができるようになります。

外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りといって3回塗りが基本となるため、少なくても塗料缶が3缶分は必要となります。

また塗料によって使用量が違ってくるので、パーフェクトトップの場合は1回塗り分で1缶で大丈夫ですが、他の塗料の場合は1缶では足りない可能性もあります。

塗料の使用量に関しては「塗料によって「塗れる量がちがう!」外壁塗装の塗料代を安くするには?」も参考に見て頂ければと思いますが、上記の塗料料金を相場として覚えてもらえると分かりやすいと思います。

計算式4:費用の計算の仕方

外壁塗装の費用に大きくかかわる4つ目は、費用の計算の仕方になります。

ページの最初に、それぞれ費用を計算した価格表を載せていたのですが、見ていただけていましたでしょうか…?

費用の計算の仕方は見積もりを比較する時に、何度も使うことになる計算式なので、覚えていただくのがオススメです。

計算式
単価 × 数量 = 金額

項目単価数量金額
足場600円118.8㎡71,280円
養生300円118.8㎡35,640円

項目→何の工事か
単価→設定されている金額
数量→工事の範囲
金額→単価×数量で割り出された金額

見積もりは、単価×数量の計算を頻繁に使うので、あなたも何度も使うことになるはずです。

こういった細かい計算を行っていき、適正な費用を出しますが、そもそも単価や数量の値が間違っていたり上乗せされていると、費用も高くなっていきます。

そのため、単価も相場の範囲内であり、数量が間違っていないか正確な測定をしてくれる業者を選ぶことが重要となっています。

外壁塗装工事のお支払いのタイミング

外壁塗装の相場や見積もりの算出に関して、私と一緒に見てもらってきましたが「外壁塗装工事の費用相場は分かった、これでもう安心だ!」と思うのは、まだ早いかもしれません。

実は、外壁塗装を行う前に知っておきたい情報には、「お金を支払うタイミング」といった大事なものがあります。

支払うタイミングは、非常に重要な情報となるので、こちらも忘れず以下の4つのタイミングを確認しておきましょう。

  • パターン1:工事前に全額支払い
  • パターン2:工事前に50%、工事後に50%の支払い
  • パターン3:工事の前に20%、工事中に30%、工事後に50%
  • パターン4:工事完了後に全額支払い

パターン1:工事前に全額支払い

支払いの中で一番気をつけないといけないのが、工事前に全額支払うパターンです。

全額支払いを工事前に要求する業者は、悪徳業者である可能性が100%であり、お金だけを受け取って実際に工事にはこないといったケースもあるため、絶対に契約をしてはいけません。※ 金額が20万円に満たない場合など、少額工事の場合は全額前払いの場合もあるので注意が必要です。

パターン2:工事前に50%、工事後に50%の支払い

パターンとして多いのが、工事前と工事後に半分ずつお支払いするパターンです。

塗装工事を依頼したお客様の立場から見ると、全額工事後が当然じゃないか?と思われるかもしれませんが、技術や知識はあるのに材料の在庫が抱えられなかったり、工事の依頼をもらってから材料を買い付けする塗装業者さんもいます。

このような業者さんの場合は、最初に工事金額の半分をもらって材料を用意して、工事が完了したあとにもう半分受け取るといった方法が行われることが多いです。

塗装工事の大手などは、潤沢な資金があるのでこういった方法はあまりとられないかもしれないですが、地域密着型の小規模な業者さんの場合はこのような支払いパターンになる場合もあるので覚えておきましょう。

パターン3:工事の前に20%、工事中に30%、工事後に50%

工事前・工事中・工事後の3つに分けて支払うパターンもあります。

全額でお支払いができない場合や、きちんと途中途中の工事内容を確認してから支払いたいなど、あなたの状況によってメリットがある支払いパターンです。

パターン4:工事完了後に全額支払い

やはり塗装工事と言えば工事完了後の全額支払いです。

当サービスに加盟頂いている多くの外壁塗装業者さんも、お客様のことを考え、工事がきっちりと完了してから費用を頂く方法をとっています。

工事完了後に全額支払いだと一番嬉しいですが、業者さんの状況やあなたの状況によっても、支払いパターンが変わってくるので、4つの支払いパターンはぜひ覚えておいてほしいです。

この他にも、契約時の注意すべきことを一覧にまとめたので、確認いただけると嬉しいです。

最後に…。

30坪の相場がわかったら、次は試しに外壁塗装の見積もりを取るのがオススメです。

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