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ビルの外壁塗装にかかる費用は?業者の選び方まで解説

ビルの外壁塗装について知っておくことで、テナントや入居者からのクレームを防いだり、業者選びをスムーズに進めることができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

ビル外壁が汚れてくると、ビル全体が古く見えて印象が悪くなり、テナントや入居者へのイメージにも影響することがあります。

その為、古くなってきたビルは外壁塗装をしてキレイに修繕することで、外観の美しさはもちろん、ビルが強くなって寿命を延ばすことにも繋がります。

しかし、ビルの外壁塗装工事は住宅とは規模が大きく違うので、費用がどのくらいになるのか、工事にはどういったことに注意したらいいのか、どんな業者さんを選べばいいのかなど、経験がなければよくわからないですよね。

ここでは、

  • ビルの外壁塗装にかかる工事費用の相場
  • ビルの外壁塗装に使うオススメの塗料
  • ビルの外壁塗装で注意すべきポイントや業者の選び方

これらについてお話させていただければと思いますので、ビルに入っている会社やお店のイメージを良くして、耐久性のあるビルにするための情報を、私と一緒に見ていきましょう。

ビルの外壁塗装にかかる費用相場は?

ビルの外壁塗装にかかる費用は?業者の選び方まで解説

ビルの外壁塗装は、一般的なお家の外壁塗装よりも大規模なものになるので、工事に掛かる金額も大きくなり、塗装業者さんや使う塗料の種類、工事の内容によっても費用が変わってきます。

ビルの外壁塗装工事は、小型のビルでも300万円ほど、大きなビルであれば1,000万円以上か掛かることも、めずらしくはありません。

費用相場としては、外壁1㎡当たり約3,500円~5,000円と言われていますが、ビルの規模によって金額も大きく変わるため、おおよその金額を表にしてみました。

下記の金額は、延べ坪×3.3(一坪あたりの1㎡の長さ)×1.2(係数)という、外壁の面積を求める計算式を使って、シリコン系塗料の場合で数値を算出しています。

25坪(フロアあたり)のビルの場合

フロア数塗装面積の目安費用相場
3階272.2~346.5㎡952,875~1,732,500円
4階368.0~462.0㎡1,270,500~2,310,000円
5階453.7~577.5㎡1,588,125~2,877,500円
6階544.5~693.0㎡1,905,750~3,465,000円
7階635.2~808.5㎡2,223,375~4,042,500円

65坪(フロアあたり)のビルの場合

フロア数塗装面積の目安費用相場
3階707.8~900.9㎡2,477,475~4,504,500円
4階943.8~1,201.0㎡3,303,300~6,605,000円
5階1,179.7~1,501.5㎡4,129,125~7,507,500円
6階1,415.7~1,801.8㎡4,959,950~9,009,000円
7階1,651.0~2,101.4㎡5,778,500~10,507,000円

窓の大きさやビルの形によって塗装面積にも幅がありますが、塗料の品質を表すグレードも工事費用に大きく影響してくるので、どんな塗料を使って、効果が何年くらい保てるのかというところもポイントになってきます。

塗料のグレードの種類や、どんな塗料がビルの外壁に合うのかも、続けて一緒に確認していければと思います。

ビルの外壁塗装でオススメの塗料

ビルは、外壁に特殊な塗料を塗ることで、見た目をキレイにできるだけでなく、ビルの寿命を延ばすことができます。

ビルは、長い年月が経つにつれて、雨風や太陽光による紫外線、カビ・コケなどによって劣化が進んでしまうので、これらによる劣化を防ぐ機能を持つ塗料で外壁塗装をすることで、ビルを強くする必要があるんです。

また、ビルの外壁が汚れていると築年数以上に古く見えてしまうことがあり、看板や外壁などのメンテナンス行き届いていないという印象が続くと、ビルに入っている会社やお店の経営がうまくいっていないと思われてしまうこともあります。

外壁塗装の塗料は年々機能が優れてきており、汚れにも強くなっているので、塗料選びは見た目をキレイにするためにも、寿命を延ばすためにも大切です。

外壁塗装に使われる塗料は以下のように、グレード(品質)ごとで価格が変わりますが、価格が高いほど耐久力のある塗料となっています。

塗料グレード単価相場
アクリル系塗料約1,000~1,200円
ウレタン系塗料約1,800~2,000円
シリコン系塗料約2,500~3,500円
ラジカル系塗料約3,500~4,000円
フッ素系塗料約3,500~4,500円
無機系塗料約5,000~5,500円

この中でも、ビルの外壁塗装にオススメなのは下記の塗料。

  • ラジカル系塗料
  • フッ素系塗料
  • 無機系塗料

3つの塗料にはどんな特徴があるのか、確認していきましょう。

ラジカル系塗料

ラジカル系塗料とは、ラジカルという成分が含まれているわけではなく、ラジカルという成分を「制御」する機能を持った塗料のこと。

そもそもラジカルとは、紫外線の影響によって塗料で出来た保護膜(塗膜)に発生する、劣化の元となる成分のことです。

外壁は劣化が進むと表面に粉が吹き始めるチョーキング現象が起きることがありますが、チョーキングもラジカルが原因で発生しています。

また、外壁の塗膜の劣化要因の中でも、実は紫外線は大きな要因となっており、雨やカビ・コケのように触れることができませんが、甘く見てはいけないものなんです。

そのため、ラジカル制御機能が備わっている塗料を使ってビルの外壁塗装をすることで、ビルを長持ちさせることに繋がるんです。

フッ素系塗料

フッ素系塗料の「フッ素」は、あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、フッ素加工のフライパンなどは、硬くてツルツルしていますよね。

フッ素系塗料の特徴も同じように、硬く頑丈で耐久力があり、ツヤがあるものが多いため汚れが付きにくいという特徴があります。

フッ素系塗料はトップクラスのグレードで、6段階あるグレードの中でも中間のグレードにあたる「シリコン系塗料」「ラジカル塗料」よりも高耐久ですが、最高グレードの「無機系塗料」よりも費用を抑えることができるオススメ塗料です。

無機系塗料

無機系塗料はグレードが一番高い塗料で、フッ素系塗料と同じように硬くて頑丈な特徴を持っています。

無機系塗料はその硬さから、逆にひび割れが起きやすいという特徴もありましたが、近年では「弾性」を持たせた無機系塗料が開発・販売されてきており、耐久性と柔軟性をあわせ持った塗料が増えてきています。

寿命も最高クラスなので、ビルを頑丈に保つにはオススメの塗料です。

ビルの外壁塗装で注意するポイント

ビルの外壁塗装は外観・美観に大きく関わってくるもので、塗装のやり直しも簡単にできるものではありません。

ビルの外壁塗装で後悔しないためにも、注意するべきポイントを私と一緒に確認していきましょう。

ポイント1:外壁の色は慎重に決める

ビルの見た目が悪いと、ビルに入っている会社やお店の印象まで悪くしかねません。

その為、テナントや入居者から苦情が寄せられたり、契約更新をしてもらえずに移転されてしまったり、新しいテナントや入居者に入ってもらえないといった影響が出る可能性があります。

ビルの色は、印象を大きく変えたい場合は別ですが、キレイにしたいのであれば、元の外壁と同じような色にしておくと安心です。

外壁の色を変えたい場合は、現在ビルに入っている会社やお店のイメージを損なうような色は避ける必要があり、街の景観とあまりにもかけ離れた奇抜な色を選ぶと、周囲から苦情がくることもあるため、現在ビルに入っている会社としっかり話し合うことが大切です。

また、外壁塗装に使う塗料の色を選ぶ方法は主に、以下のような手段があり、それぞれメリット・デメリットもあります。

色を選ぶ方法メリットデメリット
色見本帳手軽に多くの塗料の色を、手元ですぐに確認できる。見本帳の紙質による見え方と、実際に外壁に塗ったときの見え方は変わる。
塗料メーカーのカタログ塗料の種類によっては、実際の外壁に近い素材で表現されているものがある。色の面積が小さいため、大きな面積を持つビルに塗装した時と見え方が変わる。
塗り板見本帳やカタログなどの書面よりも大きな面積で確認ができて、外壁の質感も再現されているものが多い。塗料メーカーから塗り板が届くまでに時間が掛かることがあり、ビルに塗った時の光の当たり具合などでも見え方に差が出る。
カラーシミュレーションビル全体の塗り替えイメージが簡単にできて、データとしてパソコン上で確認することができる。写真を元にシミュレーションするので、光の当たり方や角度、時間帯ごとの再現は難しい。
同じ色で塗装した施工写真を見せてもらうシミュレーションではなく実際に塗装した例を手元で確認できる。写真ではわからない、角度や照明の具合いによる違いを確認できない。
同じ色で塗装した建物を実際に見せてもらう実物を見ることが出来るので、イメージがしやすい。全く同じ色で塗装した建物でも、外壁の種類によって見え方が変わったり、塗装してからの年数によって色味やツヤの具合いも違ってしまう。

このように、塗料の色を選ぶ方法はたくさんあっても、メリット・デメリットがあるので、工事が終わってから「イメージと違う!」という結果になってしまうことも少なくありません。

オススメの選び方は、一つの方法だけで色味を確認するのではなく、いろいろな方法で見てみること。

さまざまな条件で色を見ていきながら考えることで、あなたの中にあるイメージをより近づけることができます。

特に、見本帳などの小さな面積だけで色を確認すると失敗しやすく、できるだけ大きな面積で色を見てほしいです。

塗料を選ぶときはツヤにも注意

外壁は色だけでなく、ツヤによっても印象は大きく変わります。

一般的に外壁塗装の塗料はツヤのあるものが多く、そのまま使うとピカピカの外壁になりますが、あまり目立たせずに落ち着いた印象の塗装がしたい場合は「ツヤ消し」タイプの塗料を選ぶのがオススメです。

また、塗料によってはツヤの段階を調整することができる製品もあり、7分艶・5分艶・3分艶・艶なし、というように、あなた好みの度合いにすることができる塗料が増えています。

ビルのテナント・入居者には早めに伝えておく

ビルの外壁塗装をすることが決まったら、早めにテナントや入居者へ伝えるようにしましょう。

ビルの外壁工事は1~2カ月、場合によってはそれ以上かかる場合もあり、工事の間ビルには多くの人出入りするはずです。

そのため、外壁を塗り替えてキレイにするとはいっても、以下のように注意すべきことがたくさん出てきます。

  • 塗装工事は塗料の特殊な匂いが発生するため、窓や換気扇から塗料の匂いが入ってくる可能性がある
  • 足場の組立・撤去をする時はとくに大きな音が鳴る
  • 窓のすぐ外で職人さんが作業をすることがある
  • 足場を組むと泥棒が上って侵入しやすくなる場合があり、戸締りなどの防犯をしっかりとしてもらう必要がある
  • 高圧洗浄中や、塗装中で塗料の匂いが強い時は、窓を閉め切る必要がある

このように、工事期間中は普段とは違った環境になるので、ビルの利用者にきちんと通達をしないまま工事をしてしまうと、トラブルの元になる可能性が高いです。

工事予定期間や注意事項などを書いた文書を作成して、ビルの掲示板に張り出しをしておいたり、各テナント・入居者のポストに入れておくのが一般的です。

文書の作成などは、塗装業者さんの方で対応してくれることも多いので、塗装業者さんとしっかり相談しておきましょう。

マンションなど住居共同ビルの場合

ビルの下の階が会社やお店で、上層階がマンションになっているような共同ビルの場合は、マンションの各入居者にも工事をお知らせする必要があります。

  • ベランダの植木や荷物は、室内や別の場所に移動しておいてもらう
  • 工事中にはビル全体が飛散防止ネットで覆われるため、日当たりが悪くなる
  • 塗装中や高圧洗浄をしている時などは洗濯物を干すことが出来ない

これらをきちんと伝えておくことで、トラブルや苦情の発生を防ぎ、スムーズに工事を進めることができます。

近隣への挨拶も忘れない

ビルはたくさんの人が利用するので、外壁塗装を行うときはビルを利用する人ばかりに意識が向いてしまい、周りのお家や建物への配慮を忘れてしまいがちです。

近隣のビルや商業施設、お店、住宅などに、事前に挨拶をしておくことで、近隣トラブルも防ぐことに繋がります。

塗装業者さんの方であいさつをしてくれることが多いですが、認識違いであいさつ回りをしていなかったというトラブルを防ぐためにも、事前に塗装業者さん話し合っておくのがオススメです。

ビルの外壁塗装をお願いすべき業者さんの選び方

ビルの外壁塗装は、一般的なお家とは違って規模が大きいので、塗装を扱う業者さんであればどこでも大丈夫というわけにはいきません。

ビルを適正な金額や工事内容で塗装をしてもらうためにも、塗装業者さんの選び方を、私と一緒に確認していきましょう。

大規模な建物の塗装ができる業者さん

ビルの外壁塗装は、一般的な戸建て住宅と違って大規模な工事になるので、工事期間が長くなったり、規模に見合った職人さんの数も必要になります。

戸建て住宅を専門としていて、ビルは専門外という塗装業者さんもいるので、ビルの外壁塗装に対応できる塗装業者さんを選びましょう。

また、同じ外壁塗装と言っても、住宅の外壁塗装とは作業の進め方配分などが変わってくるので、自信を持って工事ができる塗装業者さんにお願いしてほしいです。

ビルの外壁塗装を多く経験している業者さん

ビルの外壁塗装が出来ると言っても、経験が浅い業者さんにお願いしてしまうと、工事がスムーズに進まなくなる恐れがあります。

ビルでの外壁塗装をたくさん経験してきた塗装業者さんであれば、工事にどのくらいの期間が掛かるのか、工事の流れ注意しておくべきことなどを、しっかり説明してくれるはずです。

大幅に工事期間を延ばされてしまうような事があると、入居者やテナント、近隣からクレームを受けることにもなりかねないので、ビルの外壁塗装の経験が豊富な塗装業者さんを選ぶことが、トラブルなく工事を進めることに繋がります。

また、ビルは塗装する面積が広く、適切な配分や進め方で作業をしなければ、塗りムラができてしまう可能性も高くなってしまうので、住宅の塗装ばかりを扱っている塗装業者さんではなく、大規模な工事に慣れている塗装業者さんが安心です。

大規模な足場をきちんと組める業者さん

外壁塗装では足場がとても重要で、ビルの外壁塗装は一般的なお家に比べて高さも増すため、より一層大事な部分になります。

ビルによっては足場を組むスペースが狭いこともあるので、ビルに応じて幅の狭い足場を使ったり、階数が多くビルが高い場合は、上から吊るした箱に乗るゴンドラ式の足場を使うなど、ビルの作りや立地に合った足場を組む必要があるんです。

足場は、地上からでは届かない部分を塗装するという目的だけではなく、作業をする職人さんの安全を確保して動きやすい環境をつくることで、丁寧に作業ができることにも繋がります。

足場代は決して安くはありませんが、トラブルなく品質の高い塗装をしてもらうためにも、外壁塗装でとても大切なものということを覚えておきましょう。

きちんと保険に加入している業者さん

ビルの外壁塗装を行うときは、以下のように常に事故のリスクがあります。

  • ビルの設備やガラスなどを傷つけられてしまった
  • 工事作業中に物を落としてしまい、通行している人にケガを負わせてしまった
  • 塗料をこぼしてしまい、隣の駐車場に停めてあった車を汚してしまった
  • 強風で資材などが飛び、隣の建物に傷をつけてしまった

上記以外にもさまざまな事故が考えられ、雑な工事をするような悪い塗装業者ではない限り、わざと物を落としたり壊したりはしませんが、それでも起きてしまうのが事故です。

万が一事故が起きてしまい、ビルの周りの建物や車、通行人などに迷惑を掛けて損害賠償をする必要がある場合、スムーズに対応するためには、保険に加入していることがとても大切になってきます。

外壁塗装の損害保険

外壁塗装での損害保険には、請負業者賠償責任保険という保険があり、塗装業者さんが人や物に損害を与えてしまったときに補償が適用されるもので、塗装業者さんが加入するものです。

工事をお願いした塗装業者さんがこのような損害保険に加入していない場合、トラブルが発生したときにあなたにも費用が発生してしまう可能性もあります。

安心して工事をお願いできるように、もしもの時のことまできちんと考えている塗装業者さんかどうかも確認して、業者選びを進めていくのがオススメです。

最後に…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
ビルの外壁塗装についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、ビルの外壁塗装に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

かべぬりコンさんビルの外壁塗装がしたい…

誰だって初めてのことには不安を覚えるもの。

私たちのような中立の立場である無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる外壁塗装をお手伝いできればと思っています。外壁塗装コンシェルジュとは

ビルの適正な外壁塗装ができる工事店選びから、見積もり金額の適正診断など、全て無料で承らせていただいているので、お気軽に連絡をいただければ嬉しいです。

「外壁塗装がしたい」とお伝えください。

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