- | 基礎知識(90)
カーポートの修理・補修が初めてであっても、費用相場や、その他費用に関連する情報がまとめて分かることで、安心してカーポートの修理・補修が行えるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
カーポートの修理・補修の費用相場が分からないと、騙されてしまう可能性があります。
「どんな修理」だと「どれくらいの費用がかかるのか」といった目安を知っておくことで、かかる費用のイメージが出来るだけでなく、業者と同じ知識を持つことができ、業者の言いなりになったり失敗を防ぐこともできます。
費用相場だけでなく、基礎的な知識も学べる情報を、私と一緒に見ていきましょう。
- カーポートの修理・補修の費用相場
- カーポートってどうやって修理するの?
- カーポートがどんな症状だったら修理?買い換え?
- カーポート修理の費用を抑えるためには何をしたらいい?
- カーポートにはどんなメーカーがあるの?
- カーポートが壊れると愛車が傷つき費用が発生?
- カーポートのメンテナンス費用は耐用年数が関係する?
- カーポートの修理・補修は火災保険で直せる?
- カーポートが壊れて愛車が傷ついたら火災保険で直せる?
- カーポートの修理で火災保険を使う場合の注意点
- カーポートの修理・補修をするなら業者選びが重要
- 最後に…。
カーポートの修理・補修の費用相場
自然災害である台風・雹・大雨・強風・大雪などが発生した場合、カーポートに被害が及ぶことが多々あります。
強風で飛んできたモノでカーポートの屋根が割れたり、大雪でカーポートの支柱が倒れたり。
突然のことに対処すると、あたふたしてしまうので、カーポートを持っているあなただからこそ、事前に自然災害があった場合の修理・補修費用の相場を知っておくことが大切です。
状況 | 作業項目 | 費用相場 |
---|---|---|
カーポートのパネルが飛んでしまった場合 | 1枚あたり | 8,000~15,000円 |
工事代 | 5,000円~(枚数に寄って費用が変わります) | |
24枚(車1台分の屋根) | 300,000~350,000円(屋根の大きさによっても変わります) | |
※パネルの交換は、1枚から可能です。 ※部分的なパネル交換よりも、屋根全体のパネルを変える方が、安くなる場合があります。 ※カーポートが飛ばされないように、屋根に一定の負荷がかかるとパネルが外れる仕組みになっています。 | ||
カーポートのアルミ枠が壊れてしまった場合 | アルミ枠の交換 | 15,000円~ |
※現在のカーポートに使われているアルミ枠と同系統のものが無ければ、新しいアルミ枠を取り付ける必要があります。 ※アルミ枠は、カーポートを支える骨組みとなる大事なものです。 | ||
修理では対応できないくらいの状態 | カーポート(本体) | 100,000円~ |
工事代 | 50,000円~ | |
既存のカーポートの撤去 | 20,000円~ | |
※屋根のパネルが全体的にボロボロ、支柱やアルミ枠が壊れているなどだと、新規で設置した方が安い場合もあります。 | ||
片流れのタイプで揺れが激しい場合 | サポート柱の取り付け | 20,000円~ |
※片流れとは片側しか柱がないものを指します。 ※片側支持ともいいます。 ※両側支持だと、両サイドに柱があります。 | ||
駐車上の地面にコンクリートを入れたい場合 | コンクリート打設 | 20,000円~(平方メートル) |
車1台分の広さ | 300,000円~ | |
※カーポートを付ける場合、コンクリート打設も合わせると費用が高額になります。 | ||
自分でDIYで修理・補修したい場合 | ビニールシートで屋根を覆う | 10,000円~ |
単管パイプ(骨組み) | 400円~(長さによって費用が変わります) | |
電動ドリル | 5000円~ | |
接着剤 | 300円~ | |
コーキング | 300円~ | |
ポリカーボネイド版 | 2,000円~ | |
※DIYで修理・補修をしたい場合は、接着剤やポリカーボネイド版などがあればできますが、やはり一時的しのぎとなるため、きちんと修理業者へお願いするのがオススメです。 |
カーポートの修理・補修であれば、約20,000円~から行うことができますが、新規設置となると100,000円以上はかかってきます。
実際にどんな工程で修理をしていくのか見てみましょう。
カーポートってどうやって修理するの?
カーポートの修理・補修をする場合は費用ばかりに目が行きがちですが、どんな内容で修理するのか知っておくことも必要です。
時間もかかるものなので、期間・工程をセットで見ていきましょう。
工事内容 | 項目 | 詳細 |
---|---|---|
カーポートの修理・補修 | 期間 | 数時間~2日 |
工程 | 修理・補修箇所の確認 ↓ パネルの交換やアルミ枠の交換 | |
カーポートの新規設置 | 期間 | 1~2日 |
工程 | 設置位置の確認 ↓ 柱を取り付ける前の掘削作業(地面に穴を開ける) ↓ 柱を取り付ける基礎工事 ↓ 屋根の部分を取り付ける ↓ 屋根のパネルを取り付ける ↓ 雨樋設置 | |
カーポートの撤去工事 | 期間 | 1日 |
工程 | カーポートの解体作業 ↓ 地面に埋め込んだ柱の根元を切断 ↓ 空いた部分をモルタルで埋める(柱は取り出さない) | |
カーポートの撤去~新規設置 | 期間 | 1~2日 |
工程 | 撤去工事のあとに、新規設置の作業を行います。 |
修理・補修、新規設置、撤去工事であっても、それほど時間がかかるものではありません。
ほとんどは1日で終わらせることができる範囲なので、長くなって2日間くらいを見ておいた方がいいでしょう。
カーポートがどんな症状だったら修理?買い換え?
カーポートの状況によって、修理・補修で対応できるのか、それとも買い換えをしないといけないのか。
これによっても費用がだいぶ変わってくるので、修理・補修と買い換えをどこで区別したらいいのか見てみましょう。
カーポートの修理・補修
- 屋根のパネルに穴が空いた(1枚~数枚)
- 屋根のパネルが割れた(1枚~数枚)
- 屋根のパネルが強風で飛んでいった(1枚~数枚)
- カーポートから雨水が垂れる
- カーポートを支えるアルミ枠が折れた
カーポートの買い換え(撤去・新規設置)
- カーポートの柱が折れた
- 屋根のパネルが全部割れた
- カーポートを取り付けてから20年を過ぎている
カーポートの修理・補修の範囲で行えるものは、部分的なものやカーポートを支える柱に関連しない内容です。
部分的ではなく、カーポートを支えるために必要な柱や、屋根全体の不具合がある場合、買い換えをした方が安くなる場合もあります。
あなたの家のカーポートの状況に合わせて、最適な工事内容を選びましょう。
カーポート修理の費用を抑えるためには何をしたらいい?
「お金をかけたくない、だからカーポートにしたのに…」
「台風が多いからすぐにカーポートが壊れる…」
カーポートを取り付けた場合、修理などのメンテナンスが必ず発生しますが、そうであってもなるべく費用は抑えたいはずです。
修理の費用を抑えるために、まずは以下の2つのポイントを抑えておきましょう。
- 地域に合ったカーポートを選ぶ
- 基礎工事をしっかり行う
2つとも、将来的なメンテナンスの費用に関わる大事なものなので、一つ一つ見ていきます。
地域に合ったカーポートを選ぶ
地域に合ったカーポートを選ぶとはどういったことなのでしょうか。
例えば、台風が多い地域・雪が積もりやすい地域・海に近い地域などで、選ぶべきカーポートの種類が異なります。
台風が多い地域のカーポート
台風が多い地域では、大雨・強風・モノが飛んでくるなどの影響によって、カーポートが壊れやすくなっていると言えます。
そのため、台風が多い地域の場合は以下の対策を行う必要があります。
- 風向きに合わせてカーポートを設置
- 片流れ(片側支持)で片側しか柱がないものはなるべく選ばない(強風で安定しないため)
- カーポートではなくガレージを選ぶ
台風が多い地域では、カーポートの屋根パネルが飛んだり、柱が折れるといったことが…。
強風に耐えられるカーポートを選び、愛車を台風から守りましょう。※そもそもカーポートは、飛ばされないように一定の負荷がかかると屋根パネルが外れるようになっています。
雪が積もりやすい地域のカーポート
雪が積りやすい地域では、カーポートの上にドッサリと雪が積もることが多々あります。
この雪の影響を受けると、カーポートはすぐに壊れてしまうので、雪の影響を考えたカーポート選びが大切です。
- 雪が落ちやすいカーポートを選ぶ
- 重さに耐えられるカーポートを選ぶ
- 片流れ(片側支持)で片側しか柱がないものはなるべく選ばない(雪の重みで潰されます)
- カーポートではなくガレージを選ぶ
雪が積もる地域では、重さに耐えられるカーポート選びが重要です。
柱がしっかりしたものを選ぶか、雪が落ちやすいカーポートを選びましょう。
海に近い地域のカーポート
海に近いと、潮風によって塩分を含んだ風が飛んできます。
塩分によって金属を錆びつかせる塩害が発生し、メーカーが保証している耐用年数よりも短くなる場合があるため、塩害に強いカーポートを選ぶ必要があります。
- スチール製のカーポートは錆びやすいため選ばない
- アルミ製のカーポートは錆びにくいため、こちらを選ぶ
- 定期的にカーポートについた塩分を洗い落としてあげる
スチール製かアルミ製かでも、長持ち具合はかなり変わってきます。
また、定期的なあなたのメンテナンスによっても、カーポートの耐用年数を伸ばすことができるので、こまめな掃除を日課にするのがオススメです。
基礎工事をしっかり行う
カーポートを設置する上でかかせないのが、基礎工事の丁寧さ。
カーポートの重さに耐え、風などにも耐えるためには、基礎工事である柱の固定が重要です。
何事も基礎が大事と言われますが、カーポートにおいても基礎である柱の固定をしっかりできなければ、すぐに傾いたり壊れてしまい、費用が発生する原因になります。
また、安売りをしているところだと「カーポート+工事代込で◯◯円!」と通常よりも安く出している広告には注意が必要で、本来必要な工事を省いて安くしている場合があります。
カーポート選びだけではなく、カーポートの設置作業一つ一つが大事なことであると覚えておいてほしいです。
カーポートにはどんなメーカーがあるの?
主なカーポートのメーカーはこちらになります。
メーカー事でも作りやデザインが違ってくるので、カーポートを新しく付ける場合や、壊れてしまって新しいものに変更を考えている方は、まずはどんなカーポートがあるのか確認しておきましょう。
カーポートが壊れると愛車が傷つき費用が発生?
カーポートが壊れるとカーポートの修理費用だけでなく、あなたの愛車の修理費用も発生する場合があります。
カーポートはメーカーによってもデザインや作りが異なり、特に安いカーポートの場合は支柱の柱の厚みが薄い場合もあるので、台風や強風で折れやすくなっています。
カーポートが壊れる原因はこちら。
- 施工不良
- 支柱のアルミが薄い
- 台風や強風などの自然災害
- 経年劣化
カーポートが壊れた際に、あなたの愛車を傷つけてしまうことも考えられるので、カーポートが壊れる原因を詳しく見ていきましょう。
カーポートが壊れる原因って?
カーポートが壊れる原因を知っていると事前に対策がとれるので、愛車を傷つけて無駄な修理費用を発生させるのを防ぐことができます。
一つ一つ、カーポートが壊れる原因を見てみましょう。
施工不良
カーポートが壊れる原因として、施工不良も原因となっています。
カーポートにおける施工不良とはどんなことを指すのでしょうか。
- メーカー指定の基礎工事ができていない
- 安売りで本来必要な施工代が入っていない
- やっつけ仕事で施工がされている
どの施工不良も、カーポートをきちんと取付工事ができていない事で発生するものです。
特に多いのが、施工代含めて安い片流れ(片側しか支柱が付いていないもの)のカーポートを取り付けた場合。
片流れのカーポートは、強風など風に影響を強く受けやすく、しっかりと土台工事が行われていない場合は、壊れたり支柱が地面から出てきてしまったりします。
安いカーポートは、費用を抑えられてあなたとしては嬉しいかもしれないですが、施工代が削られて安くなっている場合があります。
そうなると、きちんとした施工がされずに、カーポート本来の機能を発揮させないものへと変えてしまうことも。
施工不良を防ぐためにも、安い金額でカーポートを決めるのではなく、しっかりと施工してくれるかも含めてカーポートは選びましょう。
支柱のアルミが薄い
カーポートの製造メーカーも色々ありますが、メーカー事でも作りが変わってきます。
あるメーカーでは、
- 支柱は太いけど薄い
- 支柱は細いけど厚い
このようにメーカーごとでもカーポートの作りに違いが出てきます。
どのカーポートを選ぶかはあなた次第ではありますが、やはりカーポートは風や重さに弱いので、強度を考えたカーポート選びが大切です。参考:かまツー カーポートの徹底比較
台風や強風などの自然災害
カーポートが壊れる原因で特に多いのが、台風や強風などの自然災害によるもので、当サービスでも、台風後になると、カーポートの修理相談が多くなることを実感しています。
- 支柱が折れた
- 屋根が飛んでいった
- 屋根が割れた
カーポートのカタログなどには、「耐風圧強度:風速◯◯m/sまでは耐えられます。」と書かれていたりします。※耐風圧強度とは、平均風速と呼ばれる、風の強さを平均化したもので出した「最大の平均風速」という意味です。
耐風圧強度は、木などが倒れるくらいの強い風を表していますが、瞬間的に強い風が来てしまった場合はやはり耐えられません。
台風が多く発生する地域では、台風が耐えられるカーポート選びをし、何度も修理や買い換えなどが発生しないようにしましょう。
経年劣化
カーポートは、常に紫外線や雨風にさらされているので、取り付けたときから劣化が発生。
昔のスチール性のものだと、サビ止め塗料が塗られていない部分・塗装が剥がれた部分や留め部分にサビが発生し、壊れることもあります。
カーポートの素材によってもどのくらいまで良い状態が保てられるかは違いますが、10~20年前後はもちます。
いずれは買い換えや修理が必ず発生するため、買い換えの時期や修理の時期を見越して、費用をためておくのがオススメです。
カーポートのメンテナンス費用は耐用年数が関係する?
カーポートの修理費用が高くなるか安くなるかは、カーポートの耐用年数(良い状態を保てる期間)が深く関係してきます。
例えば、以下のようなもので比較をしてみましょう。※買い換えをした場合で費用計算をしています。
カーポートの屋根がアクリルで作られている場合は、10年前後。 | |||||
---|---|---|---|---|---|
年号 | 2015年 | 2020年 | 2025年 | 2030年 | 2035年 |
工事 | 購入 | 買い換え | 買い換え | ||
費用 | 25万 | 25万 | 25万 | ||
20年間で合計3回の購入:75万 | |||||
カーポートの屋根がポリカーボネイトで作られている場合は、20年前後。 | |||||
年号 | 2015年 | 2020年 | 2025年 | 2030年 | 2035年 |
工事 | 購入 | 買い換え | |||
費用 | 25万 | 25万 | |||
20年間で合計2回の購入:50万 |
このように、カーポートの耐用年数が違うと、将来的なカーポートの維持費が異なります。
いつまでカーポートが必要であるかといった、将来的な計画と一緒に耐用年数も考慮して、カーポートを選ぶことが大事です。
カーポートの修理・補修は火災保険で直せる?
カーポートの修理・補修が発生する場合は、台風・雹・雪・落雷などの自然災害によって引き起こされることが多いです。
あなたが火災保険に加入している場合、火災保険の保険料で直せる場合があります。
カーポートを火災保険を使って費用負担0円にするには?
カーポートの修理・補修等で費用をかけたくない場合、あなたの役にたってくれるのが火災保険です。
台風・雹・雪・落雷などの被害が認められると、火災保険会社から保険料を受け取ることができ、その保険料でカーポートを直すことができます。
火災保険の会社によって申請方法に多少違いがありますが、被害の状況を確認してもらい、被害に合った金額を保険料として出してもらえるというものです。
自然災害にてカーポートの修理が必要になった場合、火災保険会社にまずは連絡しましょう。
知っ得!カーポートは火災保険の対象となることが多いですが、
・基礎【含む】
・門、塀、垣 【含む】
・物置、車庫その他の附属【含む】
といった、「含む」ではなく「含まない」と書かれている場合は、補償の対象外となるので、注意が必要です。
カーポートが壊れて愛車が傷ついたら火災保険で直せる?
何かしらの自然災害によってカーポートが壊れて、あなたの愛車のボンネットがへこむ・窓が割れるといった愛車への被害があった場合、火災保険では直せません。
火災保険は「建物」「家財」に対してのものであり、カーポートは建物に付属する建造物として保証の対象になるため火災保険の対象となっていますが、車は別となってしまいます。
しかし、車への被害に関しては、車両保険に入っていれば保険料を出してもらえる可能性があるため、カーポートは火災保険・車は車両保険と覚えておきましょう。
カーポートの修理で火災保険を使う場合の注意点
自然災害の影響でカーポートの修理等が発生した場合、火災保険が適用できますが、火災保険を悪用した業者もいるので注意が必要です。
火災保険を悪用した悪徳業者の主な手口は2つ。
- 火災保険が適用できなかった場合、工事を断ると違約金が発生
- カーポート以外にも無駄な工事をさせられる
火災保険が適用できなかった場合、工事を断ると違約金が発生
悪徳業者は、何の根拠もないのに火災保険が適用できる前提で話しを進めてきます。
しかし、火災保険が適用できなかった場合、お客様側としては工事をキャンセルしたいところですが、途中のキャンセルを行うと違約金として工事費用の何%かの金額が発生するケースがあります。
カーポートの修理や設置業者と契約する場合は、必ず契約書の内容に目を通して、不審な記載がないかをチェックした上で契約をしましょう。
カーポート以外にも無駄な工事をさせられる
火災保険を使ってカーポートを直せるのであれば無料で直すこともできます。
そのため、お客様側としてカーポートの分が無料なのでお得と思ってしまい、悪奥業者の口車にのり、必要のない他の工事を契約させられてしまう場合もあります。
カーポート以外の工事を行う場合は、本当にその工事は必要なのか、本当にカーポート以外の工事をする適正時期なのか、こういったところをきちんと見極めた上で契約をしましょう。
カーポートの修理・補修をするなら業者選びが重要
カーポートの修理・補修をする場合、どの業者に任せればいいのでしょうか。
業者選びはあなたが思っている以上に大切なものであるため、選んではいけない業者を知ることで、必然的に安心の業者選びができるようになります。
選んではいけないカーポートの工事業者
施工実績が少ない
カーポートの修理・補修といっても、どの現場も同じ症状がでている訳ではなく、様々原因が絡み合って修理・補修が必要になっていることが多いです。
そのため、施工実績が少ないということは様々な症状に対処ができないということ。
費用がかかるのであれば、確実に直したいのがカーポートの修理・補修です。
そのため、施工実績が少ない業者を選ばないようにしましょう。
こんな業者を選ぼう!施工実績が多いということは、カーポートの修理・補修に関して様々な知識と経験をもっているということです。
現地調査を適当にやる
現地調査は、カーポートの修理・補修費用を出すために必ず必要なものであり、あなたがどれだけお金を払えばいいのかが分かる大事な工程です。
この現地調査をただ眺めただけで終わらせたり、しっかりと調べてくれない業者がいれば、実際の修理・補修も手抜きがされる可能性が高くなります。
現地調査を適当にやる工事業者とは契約しないようにしましょう。
こんな業者を選ぼう!現地調査を行う際に、しっかりとメジャーで修理の範囲を図ってくれるだけでなく、あなたの要望もきちんと聞いてくれる業者を選ぶ必要があります。現地調査は現状の確認だけでなく、あなたが今後どういった暮らしを送りたいかを、業者側できちんとイメージしながら調査されることで、その後の業者からの提案などにも現実味が生まれて、よりよい現地調査となります。
設置工事が0円で出来ることを強調してくる
カーポートの設置工事を「0円で出来ます!」「無料で出来ます!」というところには注意が必要です。
カーポートの設置工事には大きく分けて「メーカー指定の基礎工事」「簡易的な基礎工事」の2種類です。
メーカー指定の基礎工事の場合は、メーカーがカーポートが倒れないようにするために計算して出した工事内容なので、カーポートが倒れる心配は少ないですが、その分強度を作るために10~20万位(車1台分の大きさ)の費用がかかります。
しかし、簡易的な基礎工事の場合は、メーカーがしているものよりも簡易的な工事となり、費用は少なくて済みますが、その分強度が失われるので、カーポートが倒れる危険性が出てきます。
あなた自身が簡易的な工事で納得している場合であればいいのですが、メーカー工事との違いを何も説明せずに行おうとする業者は選んではいけません。
設置工事を0円で出来ると広告を出している業者は、十中八九簡易的な基礎工事、またはそれ以下の基礎工事をする業者であり、あなたの愛車に危険が及ぶ可能性があることは十分知っておきましょう。
こんな業者を選ぼう!設置工事が無料や0円といった、金額の面であなたの気引こうとする業者ではなく、自分たちの工事技術やサポートなど、あなたを安心させる要素を話してくれる業者を選びましょう。
見積もりがあいまい
カーポートの修理・補修や新たに設置するための工事など、どのくらいの費用がかかるのか、業者に見積もりを出してもらう必要があります。
しかし、見積もりの内容が「一式」などでまとめられていたり、細かい情報が書いていない場合は、適当な工事をする業者の可能性もあります。
見積もりとはそのまま工事内容を表すものでもあるため、見積もりがあいまいな業者は、工事もあいまいにする業者だと覚えておいてほしいです。
こんな業者を選ぼう!見積もりで何に対してどのくらいの費用がかかるのか、事細かく書いてくれて、信頼できる業者を選びましょう!
安さ売りをしている
「今ならカーポートと設置工事で〇〇円!」「激安カーポート、安さで他店には負けません!」こういった安さばかりを押す業者は選ばない方が得策です。
確かに安いといった部分は魅力的ではありますが、安さには必ず何かしらのカラクリが隠されています。
例えば設置工事をメーカーから指定されている以下の簡単なものにしたり、アルバイトなど技術がないスタッフに組み立てさせたり。
安いということは、それなりの理由もあるため、その安さがあなたにとって問題ない部類なのかを見極めなくてはいけません。
こんな業者を選ぼう!安さを売りにしたとしても、きちんと安さの理由を説明してくれる業者を選びましょう!
設置後、修理後に雨漏り調査をしてくれない
カーポートは取り付けたら終わりではなく、きちんとその機能が果たされているかを確認しなくては工事が終わりではありません。
カーポートの機能は、雨や紫外線から愛車を守るものなので、太陽光が車に当たらないか、水をカーポートの上から流して雨漏りがしていないかを確認する必要があります。
こんな業者を選ぼう!カーポートの修理・補修や設置後に、必ずカーポートの機能がチェックをしてくれる業者を選びましょう!
工事代金を全額前払いで要求してくる
工事代金を全額前払いで要求してくる業者はとても危険です。
悪徳業者であった場合、工事をしなでそのまま工事代金を持ち逃げ!なんて事も起こります。
こんな業者を選ぼう!工事代金は、工事完了後に支払う形の業者を選びましょう!
大幅な値引きをしてくる
大きな値引きをしてくる業者には注意をしてください。
大幅な値下げをする業者は、金額を自分勝手に操ってあなたの気を引こうとしているだけです。
そういった業者は、工事技術もなく金額でしか気を引けない業者なので、この業者にお願いしてしまうと、後々トラブルや無駄な費用を払うことになりかねません。
こんな業者を選ぼう!金額の値下げ幅で売り込みをしてくる業者でなく、業者の知識・技術やあなたが安心できるサポート面の充実などで提案してくれる業者を選びましょう!
相見積もりをさせてくれない
カーポートの修理・補修といっても場合によっては何十万とかかる場合があります。
それだけの費用をかけるのであれば、信頼できるあなたと価値観が合った業者を選ばないと、後々トラブルに発展する場合もあります。
また、カーポートの修理・補修や新規設置などができる業者は、あなたが暮らす地元でも何社もいるため、合う業者を見つけるまで何社かに見積もりをお願いする必要があるんです。
しかし、業者側があなたと契約したいがために「今契約しないと担当が変わってしまいます。」「他にも見積もりをしますか?それなら今よりもっと安くしますよ!」こういった、他社への見積もりをさせない行為を行うことがあります。
他社へ見積もりをさせないよう仕向けてくる業者は、自分たちに自身がなかったり、ただ契約を取れればいいと思っている業者のため、後々トラブルに発展することもあります。
こんな業者を選ぼう!あなたに合う業者選びができるよう、相見積もりをきちんとさせてくれる業者を選びましょう!
補償の話しをしてくれない
補償はあなたにとってとても重要なポイントになるはずです。
カーポートの修理・補修や新規設置をした後、すぐに何かしらのトラブルが発生した場合は、業者の施工ミスの可能性が一番高いです。
万が一、このような事態になったとしても、すぐに直してくれたり、何ヶ月後かに点検をしにきてくれたり、自分たちが施工したものに対してきちんと責任を負ってくれる業者でないと無駄なメンテナンス費用がかかる場合があります。
補償の話しも何もなければ、こういったトラブルにもすぐ対処ができずに、あなたの暮らしにストレスを与える原因にもなります。
こんな業者を選ぼう!施工したものに責任を持ち、きちんと補償という形であなたを安心させてくれる業者を選びましょう!
これらに当てはまらない業者を選ぶことで、あなたがカーポートの修理・補修で失敗しないようになります。
悪徳業者や質が悪い業者に捕まってしまうと、無駄な費用を使ってしまうこともあるため、適正で必要最低限の費用に抑えるためには、必ず優良業者へお願いしてほしいです。
- 塗料(35)
- 基礎知識(90)
- 費用(36)
- 部位別(1)
- 色・カラー(11)
- メンテナンス(3)
- 業者(34)
- 塗装(29)
- お悩み・トラブル(27)
- 市区町村(186)
- 屋根(31)
- 悪徳業者(12)
- 外壁(29)
- 外壁塗装(124)
- 屋根塗装(30)
- アパート(19)
- 屋根工事業者(2)
- 詐欺(3)
- 足場解体(1)
- オススメ業者(3)
- 時期・季節(10)
- 屋根修理(20)
- 早見表(5)
- 耐用年数(6)
- 選び方(6)
- 価格(7)
- 見積もり(22)
- 住宅塗装(2)
- 相場(16)
- 地元業者(113)
- 付帯塗装(6)
- デザイン(1)
- コンクリート(1)
- 下地処理(10)
- ケレン(2)
- 助成金・補助金(2)
- 塗布量(2)
- 失敗(4)
- 相見積もり(4)
- 初めて(43)
- ガルバリウム(1)
- 訪問販売(4)
- 単価(5)
- オシャレ(2)
- 劣化の症状(8)
- メリット・デメリット(2)
- サイディング(10)
- リフォーム(21)
- 資格(2)
- 特徴(3)
- 坪(1)
- 保証・保険(6)
- 防水(4)
- アフターフォロー(1)
- 大手業者(2)
- 効果(2)
- 雨漏り(28)
- 見積書(3)
- 種類(1)
- 比較(2)
- 店舗(1)
- 工場(1)
- 塩害(1)
- DIY(1)
- トタン(1)
- インタビュー(1)
- 4コマ(29)
- 雨樋(7)
- 足場(4)
- 外装(1)
- 火災保険(2)
- 中古住宅(2)
- 保険(1)