- | 基礎知識(90)
「分からない」を「分かった!」へ変える、外壁塗装が初めての方のための情報をまとめています。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
「外壁塗装が初めてで何をしたらいいか分からない…。」
「外壁のヒビ割れが気になってきたけど、何からすればいいのか…。」
このように、外壁のメンテナンスが必要になる方のほとんどが、初めての事なので、分からない事だらけの状態です。
あなたがはじめての外壁塗装であっても安心して始められるよう、必要な情報を私と一緒に見ていければ嬉しいです。
- 目次
- 1.外壁塗装を始めるためにはまず費用相場から
- 2.外壁塗装を始めるには基礎知識を知りましょう
- 3.外壁塗装を始めるために大事な業者選び
- 4.外壁塗装を始めるには見積もり知識が必要不可欠
- 5.外壁塗装を始めるのなら塗料は覚えておきましょう
- 6.外壁塗装を始めるには工法が複数あります
- 7.外壁塗装を始めるのに契約知識は必須
- 8.外壁塗装を始めるには工事について知っておきましょう
- 外壁塗装はみんな「分からない」事だらけで始まる
- 最後に…。
1.外壁塗装を始めるためにはまず費用相場から
状況 | 基本知識 | 詳細 |
---|---|---|
1.初めに | 外壁塗装の費用相場 | 60~120万(約30坪) |
屋根塗装の費用相場 | 30~50万(約30坪) | |
付帯塗装の費用相場 | 10~30万(約30坪) | |
防水工事の費用相場 | 5~30万(約30坪) |
外壁塗装というのは、足場工事・外壁塗装工事・屋根塗装工事・付帯塗装工事・防水塗装工事といった、複数の工事が合わさって行われる工事になります。
約30坪の戸建てであれば60~120万ほどの相場となっているのも、組み合わさる工事の内容や種類の多さによって、金額が変わってくるからです。
しかし、当サービスでご案内させて頂いたお客様の、外壁・屋根・その他の塗装工事にかかるお見積りや工事金額を平均すると、約120万円という平均が出ています。
外壁以外も合わせて120万なので、外壁のみだと60万円以上120万円以下が相場と言えます。
2.外壁塗装を始めるには基礎知識を知りましょう
状況 | 基本知識 | 詳細 |
---|---|---|
2.基礎知識 | 塗装に向いている季節 | 春、秋。 |
塗り回数 | 3回塗りが基本。 | |
周期 | 約10年ごとがメンテナンス時期。 | |
手抜き・不正 | 素人では判断する事ができない為、悪徳業者が数多くいる。 | |
外壁材 | モルタル、サイディング、タイル、コンクリート、ALCなど複数種類がある。 | |
外壁塗装の時期 | 色あせ、汚れ、カビ、ひび割れ、チョーキング(塗料が粉状になる)、剥がれ、膨れなどの発生が塗装時期。 | |
将来的な塗装回数 | 住宅購入後、定期的に外壁塗装が発生する為、将来的に2~5回ほど塗り替え発生。 | |
塗装ができない日 | 雨の日、風が強い日、湿度85%以上、気温5度以下。 |
外壁材・塗料・外壁塗装が必要な時期や季節など、事前に知っておくべき基礎的な情報はたくさんありますが、まずは上記の内容を基礎として覚えてもらえるといいと思います。
はじめての外壁塗装で、分からないまま闇雲に情報を探すのではなく、まずは基礎的な部分から覚えていただくのがオススメです。
3.外壁塗装を始めるために大事な業者選び
状況 | 基本知識 | 詳細 |
---|---|---|
3.業者選び | 業者タイプ | 優良業者と悪徳業者の2タイプが存在。 |
訪問販売 | トラブル発生率が高い。消費者センターにも年間6000件以上相談が入っている。 | |
地元と大手業者の違い | 大手やメーカーに頼むと中間マージンが発生し高くなる。 | |
下請け | 大手や営業会社などは、実際の施工を下請けに回し工事が行われる確率が高い。 | |
塗装業者の口コミ | インターネット上の口コミはウソがあったり、主観で語られている事が多いため、参考程度に見るのがオススメ。 |
あなたがはじめての外壁塗装で失敗しないためには、しっかりと納得いくまで業者選びを行う必要があります。
外壁塗装は手抜きや不正がしやすい建物工事ランキングのTOP5に入ると思います。
それだけ素人では分からない事がたくさん出てきてしまう工事になっているので、信頼できる大切なお家を任せられる業者選びが重要なんです。
4.外壁塗装を始めるには見積もり知識が必要不可欠
状況 | 基本知識 | 詳細 |
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4.見積もり | 相見積もり | 塗装業者ごとで得意工事・設定金額がバラバラなので、必ず複数から見積もりを取る必要がある。 |
現地調査 | 塗装費用を正確に出すために1時間前後の丁寧な調査が必要。 | |
診断書 | 現地調査後に、劣化に対してどんな補修を行えばいいか記されている書面。 | |
見積書 | 塗装工事にかかる各項目の費用と合算した合計金額が書かれている書面。 | |
値引き | 優良業者はそもそも値引きされた金額で提示。10万円以上の値引きは不正や手抜きが発生する確率が高い業者。 | |
助成金・補助金 | あなたが暮らしている市区町村ごとでリフォームに関係する工事の負担金が出る制度がある。 | |
火災保険 | 風災(台風・強風・大雨・雹)の被害を受けた場合、保険会社の保険料が受け取れる可能性がある。 申請には業者からの見積もりが必要。 | |
築年数で費用が変わる | 築年数が高ければ高いほど、住宅の劣化が溜まっているため、費用もそれに比例して高くなっていく。 |
絶対に覚えてほしい事があります。
それは、外壁塗装を行う上では必ず相見積もりをしてほしいという事。
相見積もりをしない場合、相見積もりをした場合で、トラブルの発生率が高い確率で変わってきます。
それだけ相見積もりというのは、外壁塗装をする上で大事なものとなっているので、「相見積もりは必須」ということだけでも覚えてもらえると嬉しいです。
5.外壁塗装を始めるのなら塗料は覚えておきましょう
状況 | 基本知識 | 詳細 |
---|---|---|
5.塗料 | 塗料の値段 | 塗料ごとで耐久性や種類が異なるため値段もバラバラ。 |
塗料の耐用年数 | アクリル:2~3年、ウレタン:5~7年、シリコン:7~12年、ラジカル:8~13年、フッ素:10~15年、無機:15~20年。 | |
塗料の色選び | 色見本帳だけでなくシュミレーションや試し塗りまで行う必要あり。 |
外壁塗装の主役と言えるほど大事なものが塗料です。
塗料ごとで耐用年数と言われる効果が保てる期間があり、それが次の塗り替え時期の目安にもなっています。
耐用年数が長い塗料ほど値段も高くて長持ちするので、その塗料を選べば定期的に発生する外壁塗装の塗り替え回数を減らすこともでき、将来的にかかるメンテナンスコストを安くする事ができます。
6.外壁塗装を始めるには工法が複数あります
状況 | 基本知識 | 詳細 |
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6.工法 | メンテナンス方法 | 塗装、張替え、重ね張りなどがある。 |
塗装の工法 | 手塗り(刷毛)、ローラー塗り、吹き付け、多彩工法、多色塗り、クリアー塗装などがある。 | |
塗装の資格 | 資格無しでも塗装は可能。一級塗装技能士など塗装に関係する様々な資格はある。 | |
コーキング (シーリング) | サイディング外壁の場合は外壁材の隙間を埋める作業が必要。 | |
DIY | 自分でも塗装はできるが、プロでないとすぐに剥がれる恐れがある。 | |
塗装工事の期間 | 約30坪だと2週間前後。 |
あなたの大切なお家をメンテナンスするのは、塗装だけでなく外壁材そのものを張り替える方法、上から新しい外壁材を重ねて貼る方法など、状況に応じて色々な工法があります。
築10年ごとが外壁塗装の時期だと言われていますが、状況によっては塗装ではメンテナンスができない場合も。
しっかりと信頼できる業者に、どの工法がいいのか診断してもらいましょう。
7.外壁塗装を始めるのに契約知識は必須
状況 | 基本知識 | 詳細 |
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7.契約 | クーリングオフ | 訪問販売の場合、8日以内であればクーリングオフで契約を解除できる。 |
契約書 | 「言った」「言わない」を無くすため、必ず全て書面化してもらう。 | |
支払い | 全額工事後、工事前と工事後、工事前・中・後、全額工事前などの支払い方法がある。 |
業者選びや塗料選びといったことも大切ですが、工事前にあなたと業者の間で取り交わされる契約も非常に重要なポイントです。
覚えてもらいたいのが、外壁塗装業者の中にはいい加減な契約をする業者がいるという事。
もし何かトラブルが起こった場合、契約している書面の内容が重要になってきますので、あなたと業者の間で取り交わした約束事や、業者のフォロー体制などしっかりと書面化してもらいましょう。
8.外壁塗装を始めるには工事について知っておきましょう
状況 | 基本知識 | 詳細 |
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8.工事 | 工事前 | 近隣挨拶は業者に必ず行ってもらう。 |
工事中 | 工事中の作業内容を共有してもらう。 | |
工事後 | 足場解体、清掃などを行ってもらう。 |
いざ工事が始まると、全て業者任せだと思われがちですが、実際はそうではありません。
中にはお客様が見てない事をいいことに、手抜きや不正をする業者もいます。
工事の始まりから終わるまで気を抜かずに、細かくチェックしながら抜け漏れがないかをしっかりと確かめていく必要がある事をあなたに覚えてもらえればと思います。
外壁塗装はみんな「分からない」事だらけで始まる
8つの必要な知識を見てもらいましたが、細かい事を言えばまだまだ必要な知識はたくさんあります。
全てをわかった上で外壁塗装を始めるには、何年も外壁塗装について学び続ける必要があるので、必要最低限の知識からまず知ってもらうのがいいかと思っています。
必要最低限の知識が分かったら、業者に見積もりをとってみたり一つずつ焦らずに進めていく事が大事。
皆さま最初は分からない事だらけの状態で始めているので、みんなが同じ一からスタート。
そんな皆さまをサポートしているのが、私たちのようなアドバイザー集団なので、いつでもお気軽にご相談いただければと思っています。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁塗装の始め方ついてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって外壁塗装に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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