外壁・屋根・カーポートの各リフォーム工事の費用相場が分かることで、予算が立てやすくなります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
各リフォーム工事の費用相場が分かると、予算を組み立てがしやすくなります。
大切なお家のことを考えるためには、お金とも相談をしなくてはならないため、私と一緒に各リフォーム工事の費用相場を見ていきましょう。
外壁のリフォーム工事
リフォーム内容(約30坪) | 費用相場 | 工事期間 |
---|---|---|
塗膜のヒビ割れ補修 | 1~5万円 | 半日~1日 |
外壁の洗浄 | 2~3万 | 半日~1日 |
外壁塗装:一部 | 2~10万 | 半日~1日 |
外壁塗装:全面 | 40~80万円 | 14日~20日 |
外壁の目地のシーリング | 5~50万円 | 2~3日 |
外壁材の重ね張り | 60~200万円 | 5~7日 |
外壁材の張り替え | 60~300万円 | 5~7日 |
塗膜のヒビ割れ補修
お家を建てている時点から建物の劣化は始まっています。
紫外線・雨風・地震などの揺れなども影響して、絶えず外壁にはダメージが加わっているため、年月が経てば劣化も酷くなっていきます。
例えば、外壁に塗られた塗装の膜(塗膜)にヒビが入ったり、塗装の膜ではなく外壁材自体にヒビが入ることもあります。
小さなヒビをヘアークラックと呼び、塗膜を突き抜け外壁材自体にまで入ったヒビを構造クラックなどと呼んでいます。
小さなヒビ割れであっても、実は外壁材まで到達しているヒビの可能性も十分考えられるので、外壁リフォームのプロに定期的に診断してもらいましょう。
ヒビ割れって見た目だけでは深さが分からない?ヒビ割れの深さは見た目だけでは判断がしずらい場合があります。
ヒビが小さいからとそのままにしておくと、実は深いヒビ割れだったので、そのヒビから雨水が侵入し、雨漏りの発生だけでなくシロアリを呼び寄せる原因にもなる。
そのため、外壁に対してヒビが目立ってきたら、きちんと建物診断をしてもらうのがオススメです。
外壁の洗浄
年数が経過すると、どうしても外壁が汚れてきます。
長年の土埃が溜まったり、カビ・コケ・蔦(ツタ)・藻なども発生する可能性もありますが、外壁が汚れていると本来の機能が果たせなくなるため、劣化を促進してしまいます。
あなた自身でも水洗いや拭き掃除でキレイにできますが、長年付いた汚れを落とすには、プロに頼んで高圧洗浄といった、水を高圧で吹きかけて汚れを落とす方法が有効です。
または、カビ・コケ・藻などが繁殖してしまっている場合は、薬剤を使った洗浄などを行い、根こそぎ菌を取り除く洗浄も必要。
1人でやるのが難しい、汚れが落ちないといった場合は、プロに頼んで外壁がキレイになるリフォームをしてもらいましょう。
外壁塗装(一部・全面)
建物の外壁というのは、外壁材がそのまま表に出ているのではなく、外壁材の表面に特殊な塗料が塗られていることがほとんどです。
外壁塗装というのは塗料を乾燥させて薄い塗料の膜である塗膜を作りだし、それを2~3層ほど重ねて外壁材の保護膜を作るリフォーム工事になります。
塗料も、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機・セラミック等など、たくさんの種類が存在しており、予算やそれぞれのお家の状況にあった塗料選びを必要とします。
塗料事でも耐用年数と呼ばれる、塗料の効果を保てる年数(時間)が決まっており、耐用年数が高い塗料ほどお値段が高くなります。
外壁と屋根の塗装は一緒にしたほうがお得?外壁塗装をする際には、足場といった職人さんが動き回ったり安定した状態で塗装ができるようになる、仮設の足場を組み立てる必要があります。
足場は約30坪のお家でも10~20万はかかるため、外壁と屋根の塗装を別々に行うと、その分足場代金が増えるため、将来的にかかるお金が増えてしまいます。
そのため、外壁と屋根はセットで塗装工事を行うのが、一般的となっております。
外壁の目地のシーリング
外壁には、手塗り感があるモルタルと呼ばれる外壁や、工場などですでに成形された板を建物の外壁面に取り付けるサイディングといった種類があります。
サイディングといった外壁だと、板状の外壁を取り付けるので、板と板の間に必ず隙間ができてしまいます。
この隙間を目地と呼び、この間から雨水が侵入すると雨漏りを引き起こす原因となってしまうため、何かの素材で隙間を埋める必要があるんです。
サイディングの隙間を埋めるリフォーム工事をシーリング(コーキング)工事と呼び、サイディングの外壁では無くてはならないリフォーム工事となっています。
シーリング(コーキング)のヒビ割れや剥がれを見つけたら、雨漏りの発生原因にもなるため、プロにきちんと外壁リフォームをしてもらいましょう。
シーリングをする時に一番気をつける事は?シーリングをする際、外壁に塗られる塗料の耐用年数と同じ耐久性のものを使用しなくてはいけません。
例えば、外壁の塗料の耐用年数が15年、シーリングが10年だと、先にシーリングがダメになってしまい、塗料の耐久度はまだあるのにもかかわらず、改めて外壁のリフォーム工事をしなくてはいけなくなってしまいます。
そのため、シーリングと塗料の耐用年数を合わせることで、余計な出費を抑えることができるようになります。
外壁材の重ね張り
既存の外壁面の状態が良い場合、塗装などではなく、新しい外壁材を取り付ける重ね張り(カバー工法)と呼ばれるリフォーム工事ができます。
新しくサイディング(軽いもの)を取り付けてお家のデザイン性を高めたり、耐久性を高めるリフォーム工事が重ね張りです。
既存の外壁にはあまり手を加えず、新しく取り付けるサイディング外壁の費用があれば大丈夫なので、比較的安く外壁リフォームを行えます。
外壁材の張り替え
既存の外壁に重大な問題が生じている場合、既存の外壁材を取り外したり剥がして、新しい外壁材を取り付けるリフォーム工事が張り替えです。
既存の外壁材の撤去費用に加えて、新しい外壁材の費用もかかるため、外壁リフォームの中でも一番費用がかかる工事となります。
しかし、雨漏りが発生していたり、それが引き金となってシロアリを呼び寄せてしまったりすると、外壁材も変更しなくてはいけないため、シロアリの駆除 + 外壁材の張り替えリフォームが必要となり、高額出費となる場合も。
高額出費になる前に、きちんと外壁のメンテナンスを行っていき、将来的にも安くなる外壁リフォームを行っていきましょう。
屋根のリフォーム工事
リフォーム内容 | 費用相場 | 工事期間 |
---|---|---|
屋根材の交換 | 2千~5万 | 半日~1日 |
屋根の雨漏り補修 | 5~30万円 | 2日~3日 |
屋根の棟板金交換 | 3万~10万円 | 1日~2日 |
屋根の漆喰補修 | 3千~7千 | 半日~1日 |
雨樋修理 | 3千~10万円 | 半日~1日 |
屋根塗装 | 40~80万円 | 5~7日 |
屋根の重ね葺き(かさねぶき) | 80~120万円 | 5~7日 |
屋根の葺き替え(ふきかえ) | 60~200万円 | 5~7日 |
屋根リフォームに関しては少額から高額まで幅広いですが、屋根での作業は危険なため、安全に工事をするために「足場」と呼ばれるものを組み立てる場合があります。
足場は約30坪のお家でも、10~20万はかかるものなので、脚立では対応できない場合は、足場ありの工事となり費用が高くなります。
屋根材の交換
屋根というのは、一番外側の目で見える屋根材・雨水を防ぐ防水シート(ルーフィング)・屋根材を支える野地板の、3層で構成されています。
その中でも屋根材は重要で、化粧スレート・コロニアル・トタン・ガルバリウム・アスファルトシングル・瓦など、たくさんの屋根材がありますが、屋根材に何かしらの不具合が出ていると、雨漏りを発生させる原因になります。
種類によっては、耐久性が弱いもの、金属なので錆びやすいもの、ヒビ割れや位置のズレによっても雨漏りを発生させる原因になってしまいます。
地域や環境によっても最適な屋根材は変わってきますが、屋根の不具合はそのままにせず、きちんと交換・補修・修理を行う必要があります。
屋根の雨漏り補修
屋根の雨漏りは非常にやっかいなモノであり、建物工事の中でも難しいと言われる部類の補修内容です。
雨漏りというのは、屋根か外壁に雨水が入ってきてしまう侵入口があることで発生するものですが、その侵入口がとても小さな穴だったり、見つけられずらい場所にあると、見逃してしまう可能性もあるため、雨漏りの補修は非常に難しいとされています。
雨漏りを補修せずに放っておくと、シロアリを呼び寄せる原因にもなり、高額な屋根リフォームを発生させる可能性もあります。
雨漏りがしているからといってすぐに補修をしなければいけないわけではないですが、放っておくことでのリスクが高いので、優良な業者に屋根リフォームを行ってもらいましょう。
雨漏りは原因を特定せずに補修すると直らない?雨漏りでは、原因を必ず見つけてから補修しないと、直らないものに無駄にお金をかけてしまうことになります。
色んな原因が重なり合って、1箇所直しただけでは直らず、2~3箇所直さないといけない場合があります。
原因を特定するにはそれなりの時間・根気が必要で、散水調査といった実際の雨を再現する調査なども必要になるため、必ず優良な屋根リフォーム業者にお願いをしてほしいです。
屋根の棟板金交換
屋根のてっぺんには、金属の板上のものが取り付けられています。
スレートと呼ばれるまっすぐの板上の屋根材を使っている場合は、この棟板金が無ければ雨水が侵入してきてしまうので、雨水を防ぐ被せ物をしなくてはいけません。
これが棟板金と呼ばれるものですが、屋根のてっぺんなのでそれなりの風がいつも吹いており、その風が棟板金の下に入って棟板金を浮き上がらせようとしてきます。
台風などが吹けば強風・暴風となるため、棟板金が風で持ち上げられてしまうので、棟板金を止める釘やビスも緩み、最悪の場合は風で棟板金が飛んでいってしまう事も。
普段見えない場所ですが、棟板金が浮き上がることで、釘穴から雨水が侵入することも考えられ、屋根にとっては大事な部分にもなるため、交換や修理は優良な屋根リフォーム業者にお願いしましょう。
屋根の漆喰補修
瓦が使われている屋根では、漆喰と呼ばれる建築材が積まれ・敷き詰められています。
この漆喰が崩れてしまうと、瓦を支えることができなくなり、歪んで屋根の機能が果たせなくなったりします。
その他、崩れた漆喰の間から雨水が侵入して雨漏りを発生させることもあるため、漆喰の不具合は、優良な屋根リフォーム業者にお願いしましょう。
雨樋修理
雨樋(あまどい)とは、屋根から落ちる雨水を軒樋(のきどい)と呼ばれる部分で受け止めて、集水器と呼ばれる穴から竪樋(たてどい)を通って、地下や地面に雨水を効率よく運ぶ建物の排水システムです。
屋根から雨水が下ってくるので、屋根の傾きが強ければ飛び跳ねてご近所に対して飛んでいってしまうこともあります。
そういったことを防ぐためにも雨樋が、重要な役割を担っていますが、雨樋が壊れる・割れる・外れるといった不具合が起きると、周りにもあなたのお家にも迷惑や不具合を発生させる原因となってしまいます。
雨樋修理は比較的少額でも行えますので、あなた自身で直すか、優良な屋根リフォーム業者にお願いし、プロ修理を任せましょう。
屋根塗装
あなたが普段から見ている屋根は、屋根の一番上の層である屋根材になります。
屋根の位置は建物の中で最も高いため、紫外線も強く雨水などの影響もあって、劣化するスピードが建物の中でも比較的早い部分となります。
その為、屋根材を守るために塗料が塗られていますが、塗料の効果が切れてしまうと屋根材に直接ダメージが入っていくので、ヒビ割れ・欠け・水の吸い込みなどを発生させて、本来の屋根の機能である雨水の防止機能が働かなくなってしまいます。
放っておくと雨漏りの発生にも繋がるので、屋根材を保護するための屋根塗装リフォームは定期的に行う必要があります。
屋根の重ね葺き(かさねぶき)
既存の屋根材・防水シート(ルーフィング)・野地板などの状態が良ければ、既存の屋根材の上から新しい屋根材を取り付ける重ね葺き(カバー工法)といったリフォームが行えます。
屋根材が2重になって重ねって、2層になっていると思えば、イメージしやすく分かりやすいです。
重ね葺きのメリットとして、既存の屋根材の撤去費用がいらないため、新しい屋根材だけの費用だけで済み、屋根材を丸々取り替えるリフォームよりも安く費用を抑えることもできます。
しかし、重ねて屋根材を取り付けるため、屋根材が重いと建物への影響があるため、軽い金属系の屋根やアスファルトシングルといった、防水シートと屋根材が一体となっている屋根材を使うことになります。
屋根材がどれであれ、一度取り付けるとそう簡単には取り外せないため、しっかりと丁寧に工事をしてくれる屋根リフォーム業者を選びましょう。
屋根の葺き替え(ふきかえ)
屋根の葺き替えでは、屋根材・防水シート(ルーフィング)・野地板など、屋根を構成している素材を丸々交換するリフォームになります。
既存の屋根材の撤去代と新しい屋根材の費用がかかるため、屋根塗装や屋根の重ね葺き(カバー工法)などのリフォームよりも、費用が高くなります。
しかし、雨漏りの原因が非常に複雑な時や、築20年以上たっている場合は、屋根を丸ごと変えてしまった方が解決する場合もありますが、高額な費用もかかるため、失敗しないよう優良な屋根リフォーム業者にお願いしましょう。
カーポートのリフォーム工事
リフォーム内容 | 費用相場 | 工事期間 |
---|---|---|
カーポート(丸ごと) | 15~120万 | 2~3日間 |
パネル交換・補修 | 1~3万 | 半日~1日間 |
アルミ枠の交換・補修 | 1~20万 | 半日~1日間 |
支柱の交換・補修 | 5~10万 | 半日~1日間 |
カーポート(丸ごと)
カーポートの支柱が折れてしまったり、補修ができないレベルの損害がある場合は、カーポートを丸ごと交換するリフォームが必要です。
部分的な補修であれば、そこまで大きな金額はかかりませんが、丸ごとカーポートを変えるとなると、カーポートの種類によっては費用も高くなることもあります。
費用が硬いからこそ、優良なリフォーム業者にお願いしましょう。
パネル交換・補修
カーポートのパネル交換や、パネルのヒビだけであれば補修などで済む場合もあります。
比較的少額のリフォームですが、パネルの枚数によっても費用が変わり、枚数が多ければ安く、少なければ高くなる場合もあります。
アルミ枠の交換・補修
カーポートのアルミ枠が折れてしまったりすれば交換、少しの手直しで直るようであれば補修で対応します。
あなたのカーポートのアルミ枠がメーカーで製造が終わっていたり、違うアルミ枠を取り付けないといけない場合もあるため、しっかりとカーポートの補修・修理に精通している優良なリフォーム業者にお願いしましょう。
支柱の交換・補修
支柱に何かしらの不具合が発生している場合は、交換もしくは補修をしなければ支えきれなくなり、カーポートの中に格納している車などに被害が起きてしまう場合があります。
カーポートにとって大事な部分でもありますので、不具合を見つけたらなるべく早めに、優良なリフォーム業者を見つけてお願いをしましょう。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
各リフォーム工事の費用相場についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下のリフォームのご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
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