- | 屋根修理(20)
屋根修理の業者選びを成功させ、無駄な出費をせず適切な修理を適正な費用で行えるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
屋根修理で業者選びを間違えると、あなたが思っている以上に高額な費用を請求されることがあります。
実は屋根の修理は簡単そうに見えて、原因が複雑で非常に難しいとされている工事。
また、業者選びを間違えると部分的な屋根修理で対応可能だったのに、知識や経験がない業者に頼んでしまった事で高額修理に発展する事もあるため、私と一緒に無駄な出費を抑えるための知識を見ていきましょう。
- 目次
- 屋根修理で無駄に費用をかけようとしていませんか?
- 屋根の部分的な修理と全体的な修理の違いって?
- 屋根修理をお金をかけずにするのなら優良業者を選ぼう!
- 屋根修理をする時に優良業者を選べないとどうなるの?
- 最後に…。
屋根修理で無駄に費用をかけようとしていませんか?
屋根修理は建物工事の中でも、非常に難しいとされている工事です。
特に屋根に何かしらの不具合があると雨漏りを発生させる原因となり、この雨漏りの原因を突き止めたり、確実に直す方法を探すのが一苦労。
そのため、原因を特定できない業者や屋根修理の知識不足の業者だと、部分的な修理ではなく屋根を丸ごと新しくする大掛かりな修理を、すぐに提案してくる場合があります。
しかし、本当は部分的な少額の修理で対応可能だったというケースが多いんです。
屋根修理では、頼んだ業者によって高額費用か少額費用かの分かれ目が決まってきます。
あなたが少しでも費用を抑えたいと考えている場合は、業者選びを慎重に行う必要がありますので、私と一緒に屋根修理の違いと業者選びについて詳しく見ていければと思っています。
屋根の部分的な修理と全体的な修理の違いって?
屋根修理では、屋根の部分的な修理で対応可能な場合と、屋根の全体的な修理が必要な場合の2種類があります。
部分的な修理と全体的な修理で、どのような違いがあるのかを見てみましょう。
屋根の部分的な修理と全体的な修理の違い
屋根修理と一言でいっても、部分的なものから全体的なものまで、色々あります。
どの修理がいくらぐらいなのか、どのような修理をするのかを、まずはあなたに知ってもらいたいと思っています。
屋根修理 | 費用 | 詳細 |
---|---|---|
屋根の部分的な修理 | ||
屋根材の交換 | 2千円〜 | カラーベスト・コロニアル・瓦・ガルバリウム(金属)・トタン(金属)・アスファルトシングルなど、様々な屋根材がありますが、部分的に屋根材を交換する修理を行います。 |
屋根材のズレ直し | 2千円〜 | 強風・暴風などが吹く台風後や、風で飛んできた飛来物によって屋根材がズレる事があります。ズレをそのままにしておくと、そのズレた部分から雨水が侵入し雨漏りを発生させるため、ズレだとしても修理として直す必要があります。 |
屋根材のヒビ割れの補修 | 2千円〜 | 屋根材にヒビが入ったり割れたりすると、その部分から雨水が侵入してきます。新しい屋根材に交換する必要のないぐらいのものであれば、シーリング材などを使って応急処置をする場合もあります。 |
漆喰の修理 | 3千円〜 | 瓦屋根の場合、瓦の下に漆喰とよばれる土状のものが敷き詰められています。漆喰が削れてしまっていたり、崩れていると、瓦も支えきれなくなったり、崩れている部分から雨水の侵入を許す事にもなるので、漆器の修理が必要です。 |
棟板金の交換 | 3万〜 | 屋根材の上に取り付けてある金属板になります。経年劣化で錆びついてしまったり、強風などで浮き上がってしまっていると、棟板金を止めている釘やビスも緩んでしまいます。そういった隙間から雨水が侵入してくるため、新しい棟板金に交換したり、緩んだ釘やビスを打ち直し、穴を防ぐシーリング材を注入する修理が必要です。 |
雨漏り修理 | 2万〜 | 雨漏りが発生した場合、雨水の侵入口が必ずどこかにあるはずです。その侵入口を見つけるのには、熟練した経験と知識が必要となり、簡単には見つけられません。必ず優良業者を選んでお願いをしましょう。 |
雨樋修理(あまどい) | 5万〜 | 屋根の先に取り付けてある、屋根から流れてくる雨水を一旦受け止める軒樋(のきとい)や、雨水を地下に効率よく流すためにある集水器や竪樋(たてどい)などに何らかの不具合が発生していると、雨水の処理ができなくなり、雨漏りや様々な被害を発生させます。そのため、雨樋の修理も非常に大事です。 |
屋根の全体的な修理 | ||
屋根塗装 | 40万〜 | 屋根材に施されている塗装が剥がれてきたり、塗装した塗料の耐用年数(効果が保てる期間)がきれてしまっていると、屋根材に雨水が直接当たるようになるので、屋根材が水分を含んでブヨブヨになってしまったり、金属屋根だとサビが出てきたしまったり、紫外線や雨水を防げなくなります。この状態が続くと雨漏りの発生を許す事にもなるので、屋根材全体に対して新しく塗料を塗る修理が必要となります。 |
屋根の重ね葺き(別名:カバー工法) | 60万〜 | 比較的屋根材の状態がよければ、塗装ではなく、新しい屋根材を既存の屋根材の上から重ねて取り付ける重ね葺き(カバー工法)といった修理が行えます。既存の屋根材の廃棄をしなくて済むので費用は安くできるのと、新しい屋根材で防水性も高める事ができるようになります。 |
屋根の葺き替え(ふきかえ) | 80万〜 | 屋根は3つの層で構成されており、一番上の屋根材(外から見える部分)・屋根材の下に敷かれているルーフィング(防水シート)・野地板と呼ばれる屋根材を支える木で構成されています。屋根の葺き替えとは、この3層の素材を全て入れ替える修理となり、素材代と施工代と既存の屋根材の廃棄代がかかり、高額な修理となります。 |
部分的な屋根修理であれば、修理範囲が狭いのと道具や素材もそこまで必要ないので、比較的少額の費用で済ます事ができます。
しかし、全体的な屋根修理となると、修理範囲が広くなって関わる人も多くなり、素材もたくさん使うため、高額になってしまいます。
部分的か全体的かは、きちんと優良業者に屋根を診断してもらわないと分かりませんが、診断してもらう業者の知識や経験によっても、変わってきます。
知識や経験がない業者に頼んでしまうと、無理に屋根全体の修理を提案される事もあるため、屋根修理では必ず優良業者へお願いする必要があります。
雨漏りがしている場合、屋根全体の修理を勧められる?
雨漏りというのは、色々な原因があり、原因を特定するのが難しいんです。
- スレート屋根の割れている間から雨水が侵入
- ルーフィング(防水シート)が破けている箇所から雨水が侵入
- 雨樋から雨水が溢れたのが原因で雨水が侵入
- 屋根の縁切りがしていないために雨水が侵入
こういった見た目でもわかりやすい原因があれば、なんとか部分的な修理で対応可能ですが、本当に小さい侵入口や、屋根材や防水シートを一度剥がさないと雨水が侵入した箇所を特定できない事もあるため、雨漏り修理は対応が難しくクレームが起こりやすいです。
業者側からしたらクレームを言われたくない、お客様側からしたらクレームを言いたくないと、お互いクレームを発生させる事は望んでいません。
そのため、原因が分からなかったり、何度雨漏りを直しても直らない場合は、部分的な修理ではなく屋根全体の修理をしてしまった方が、原因を丸ごと取り除けるので、こちらの方が提案されやすくなります。
この場合は、部分的な少額修理で直せたものを、わざわざ高額な修理に変えてしまっているので、あなたのお金の負担が大きくなります。
雨漏りの修理は、優良業者に頼んだ方がお得!
雨漏りの修理は難しいため、経験や知識が十分でない業者へお願いしてしまうと、屋根全体を修理する高額修理になる事があります。
しかし、屋根修理の経験も知識も豊富な業者を選べれば、わざわざ屋根全体を直す高額修理ではなく、的確に原因を突き止め、その部分だけを修理する少額修理が行えます。
金額にしたら何十万も変わってくるため、業者選びはとても大切です。
屋根修理をお金をかけずにするのなら優良業者を選ぼう!
あなたが屋根修理を考えているのであれば、必ず優良業者を選んでほしいと思っています。
優良業者と言っても初めての方には見分けずらいため、私が今までみてきた屋根修理業者で、優良業者と言われる業者に共通する特徴を書かせて頂きます。
屋根修理の優良業者の特徴としては、以下の3つがあり、
- 屋根の上にあがっての調査を行う
- 調査した内容を映像か写真などできちんと見せてくれる
- 調査結果を元に診断書を作り提出してくれる
屋根修理に対して経験豊富な事や知識がある事は、その業者のホームページを見ただけや業者と話した会話だけでは、正直わかりません。
しかし、屋根修理の優良業者は一つ一つの行動に優良である証拠が表れてきますので、その行動を見逃さない事で、優良業者かそうでない業者かがわかるようになります。
一つ一つ詳しく私と一緒に見ていきましょう。
1つ目:屋根の上にあがっての調査を行う
屋根の上にあがっての調査は必須です。
「屋根の上にあがって屋根の状態を見るのは当然じゃないの?」と思われるかもしれませんが、屋根の上にもあがらずに修理費用の見積もりを出す業者もいます。
屋根の修理というのは、見た目で分かるような修理内容だけではなく、きちんと近づいて時間をかけて調査する必要があるものがたくさんあります。
それだけ屋根の修理が必要な状況というのは複雑であり、屋根の上にあがって調査しなければ、本当に必要な適切な修理を見極める事ができません。
屋根修理の優良業者選びの1つ目は、きちんと屋根の上にあがって調査をしてくれる業者であることを、あなたに覚えておいてもらいたいです。
2つ目:調査した内容を映像か写真などできちんと見せてくれる
屋根の上にあがって調査をしてもらった際に、ビデオカメラなどの映像やカメラの写真などで、普段見れないあなたにも、現状がどうなっているのか見せてくれる業者を選びましょう。
業者だけが屋根の状態を見て、その内容から見積もりが出されたとしても、現在の屋根の状態を見れていないあなたにとっては、その修理費用が適切なのかどうかが分かりません。
こういった細かい配慮が足りずに、自分たちだけ屋根の状態が分かればいいと思っている業者は、細かい配慮ができないため、修理も丁寧に行えません。
修理が丁寧に行えないということは、適切な修理ができないという事と同じであり、無駄な出費・修理後の再発などが起ったりトラブルの元となります。
屋根の上にあがって調査をした際、映像や写真などであなたにも状態が分かるようにしてくれるのが、優良業者です。
3つ目:調査結果を元に診断書を作り提出してくれる
屋根の上にあがっての調査、調査した内容をあなたにも分かるように映像や写真で残してくれる、そして最後は調査結果を元にどのような修理プランを行い費用はいくらなのか、診断書を作ってくれる業者を選びましょう。
屋根の上にあがって調査してくれる業者は多いですが、
調査した内容をあなたにも映像や写真で見せてくれる業者だと数は大幅に減り、
調査内容を元に、きちんと診断書を作ってくれるところは、もっと少なくなります。
屋根にあがっての調査、証拠の保存、診断書の作成、この3つが揃って初めて屋根修理の優良業者と言えるようになります。
診断書は、調査して証拠として保存した写真などと一緒に、どの部分に不具合が出ていて、どんな修理を行えばいいのか、一つ一つ丁寧にあなたへ伝えようとしてくれているものです。
このように、あなたへの配慮をきちんと感じる事ができる業者は、いきなり屋根を丸ごと修理する提案などはせずに、部分的な修理で対応可能であれば、少額ですがあなたのことを考えた修理プランを提案してくれます。
屋根修理をする時に優良業者を選べないとどうなるの?
屋根修理を行う際、優良業者を選べないと、以下の事が起こります。
- 適切な修理が行えない
- 適正な費用が出してもらえない
どちらも、あなたにとってはトラブル発生のリスクが高まったり、無駄な出費にも繋がるため、業者選びは慎重に行なってほしいと思っています。
雨漏りなどが突然発生した場合は、不安も大きくなり、すぐに業者を選ぼうとしてしまいがちです。
しかし、屋根修理においては優良業者選びがとても大切であるため、あせらず一つ一つ見極めながら業者選びを行いましょう。
大切なお家のためにも、適正な費用で行うためにも、あせらずに進める事が大切です。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
屋根修理の業者選びについてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の屋根修理のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、屋根修理の安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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