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屋根は上って診てもらおう!【コン美の4コマシリーズ】

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屋根の塗装工事をするときや、屋根修理を行うときは、見積もりや工事の前に、まず屋根の状態を確認する必要があります。

その際、屋根は地上から見上げてもほんの一部しか見ることができないので、工事業者さんに、きちんと屋根の上にのぼって確認してもらわなければいけません。

しかし、中には屋根の上にのぼらせてはいけない工事業者もいるんです。

あなたの大切なお家を守るために、屋根の調査について気を付けてほしいことを、一緒に確認していければと思います。

屋根調査であなたに注意してほしいこと

屋根塗装や屋根修理で、屋根の状態を調査してもらう時、屋根の上にのぼってもらう必要がある工事業者と、のぼらせてはいけない工事業者がいます。

それぞれの工事業者について、詳しく見ていきましょう。

屋根の上にのぼってもらう必要がある工事業者

あなたのお家の屋根塗装や屋根修理をしたい時、まずは工事業者さんを選ぶところから始まりますよね。

工事業者さんを選ぶということは、相見積もりをすることでもあり、工事業者さんが見積もりをするためには屋根を調べる必要があります。

屋根の調査は、屋根全体の面積や、修理が必要な範囲、傷み具合などを確認していくので、当然屋根の上にのぼらなければ調査ができません。

屋根の調査をしてもらう工事業者さんは、

  • あなた自身で探す(インターネット検索など)
  • 近所の工事業者さんに見てもらう
  • 知り合いに工事業者さんがいればその業者さんに見てもらう
  • 相談サイトで工事業者さんについて相談して、調査に来てもらう

このように、あなたがいろいろな手段を使って探した工事業者さんの場合、屋根の上にのぼって見てもらう必要があります。

しかし、調査時に屋根の上へのぼらず、地上から見るだけで済ませてしまう場合、屋根の状態をきちんと調べてもらえていないことになるので、きちんと屋根の上にのぼって見てもらうようにしましょう。

屋根の上にのぼらせてはいけない工事業者

屋根の調査は、きちんと屋根の上にのぼって見てもらうのが一般的ですが、訪問販売でやってきた工事業者の場合は、屋根の上にのぼらせてはいけません。

訪問販売で来る工事業者は悪徳業者の可能性が高く、悪徳業者を屋根にのぼらせてしまうと、以下のような事をされてしまうんです。

  • 屋根材をわざと割ったり剥がしたりする
  • 屋根の板金(屋根の山・谷部分)に打たれている釘をわざと抜く
  • 屋根の状態を写真に撮る振りをして、劣化の酷い別の屋根の写真を見せる

悪徳業者が屋根の上へのぼると、地上にいるあなたからは屋根の上で何をしているのか見えないので、悪徳業者は不正をいくらでも行うことができてしまいます。

訪問販売の工事業者すべてが悪徳業者という訳ではありませんが、悪徳業者からの被害を防ぐためにも、あなた自身から調査を依頼した工事業者さんにのぼって見てもらいましょう。

屋根の上では何をチェックしている?

工事業者が屋根の調査をするときは、一般的に以下のような点を確認しています。

コケが生えていないか屋根にコケが生えている状態は、塗装の防水機能が低下しているということになるので、塗装時期のサインでもあります。
屋根材に割れ・欠け・ズレがないか割れ・欠け・ズレのある屋根材は、そこから下地に雨水が侵入してしまい、下地の腐植や雨漏りの原因になります。
板金部分の釘が浮いたり抜けたりしていないか屋根の山部分・谷部分となる板金には、固定するための釘が打たれており、釘に隙間があるとそこから雨漏りが起きる可能性もあります。
板金部分がズレたり錆びていないか板金がズレたり浮いたりしていることで雨漏りになるケースは多く、板金は金属製なので錆びが発生することもあります。
屋根材が錆びていないか
(金属屋根の場合)
トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根は、適正なメンテナンスをしなければサビて穴が空いてしまう可能性があります。
漆喰が割れたり崩れたりしていないか
(瓦屋根の場合)
瓦屋根には接着剤の役割を果たす、漆喰というものが使われていますが、劣化すると割れたり崩れたりして瓦が不安定になり、雨漏りを引き起こすこともあります。

これらに加えて、屋根の長さを測ったり、傾斜の度合いを見たり、雨樋の詰まりや傾きなども確認します。

また、屋根塗装の経験があるお家は、屋根材の状態を見ると、前回塗装工事をした塗装業者の仕事ぶりも分かることがあります。

手抜きがされている部分だけ周りよりも塗装の剥がれが酷かったり、塗りムラ・塗り漏れがあったりと、塗装の品質は次に工事をする塗装業者にも影響するんです。

屋根は、悪徳業者にのぼらせたり間違った工事をされると、雨水が侵入して下地の腐植を引き起こしたり、雨漏りが起きることもあるので、優良業者さんに屋根調査をお願いしてほしいです。

コン美についてはこちらのページを見てね!

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