- | 外壁(29)
外壁の汚れの原因や防止策、汚れに強い外壁塗装をする方法を知ることで、あなたのお家を強くキレイに保つことができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
あなたが普段生活する中で、お家の外壁をまじまじと見る機会は少ないと思いますが、 外壁にはあなたが気づかないうちに汚れが付いてしまっています。
お家は見慣れてしまうものなので、外壁が汚れてしまっても、なかなか分からないんです。
外壁の汚れをそのままにしておくと、 お家の見た目が悪くなるのはもちろん、実は外壁の劣化にも繋がってしまうので、 あなたのお家の外壁を劣化から守りキレイにするためにも、
- 外壁が汚れる原因
- 外壁の汚れの落とし方
- 外壁の汚れの予防法
- 汚れに強い外壁塗料
- 汚れに強い外壁塗装ができる業者さんの選び方
これらを私と一緒に確認していきましょう。
- 目次
- お家の外壁が汚れる原因
- 外壁の汚れを放置するとどうなるの?
- 外壁の汚れはどうやって落とせばいいの?
- 外壁の汚れは塗装時期のサイン?
- 外壁の汚れを防止するためには?
- 汚れに強い外壁塗装はどんな業者さんにお願いすればいい?
- 最後に…。
汚れた外壁、または、信頼ある業者さん選びに不安を感じている場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/10/13現在)
お家の外壁が汚れる原因
お家の外壁に付く汚れは、あなた自身で気付けるものもありますが、知らないうちにどんどん汚れが付着して、広がってしまうこともあります。
あなたのお家の外壁が汚れてしまう原因は一体何なのか、私と一緒に見ていきましょう。
【原因1】カビ
あなたのお家の外壁が黒ずんでいる場合、カビが原因の一つに挙げられます。
日当たりがなくても根を広げてしまうので、 カビの菌が少しでも発生してしまうと、お家がどんどん汚れてしまうことも。
カビはジメジメしたところが好きなので、 湿度が高まりやすい草木などがあなたのお家の周りに多く生えている場合は、 カビが発生しやすくなります。
また、日陰も湿度が上がりやすいので、 お隣さんと家が近い場合や、一日の中で日が当たりにくい方角の外壁なども、 カビが繁殖してしまいます。
【原因2】藻・コケ
外壁に発生する藻やコケは、 主に緑色・黒色・黄色といった色になっていることが多く、 光合成をしますが、湿気も好みます。
ある程度日当たりがあり、湿気も溜まりやすい部分の外壁に発生しやすく、 あなたのお家の近くに草木がたくさん生えているようであれば、 そこから藻やコケの胞子が飛んで外壁に付着してしまう可能性もあります。
藻やコケが繁殖してお家全体が緑色の汚れで包まれてしまうと、 お家全体のイメージが悪くなってしまうだけでなく、 外壁を腐食させてしまうこともあるんです。
【原因3】雨だれ
雨だれとは、外壁に付着したチリや土ボコリなどが雨で流され、 全て流れ落ちずにそのまま外壁に残ってしまうのが原因で発生する汚れ。
あなたのお家の外壁の窓枠や換気フードの下に、縦に伸びている黒ずみがあれば、 それは雨だれの可能性が高いです。
雨だれはそのままにしてしまうと、こびり付いて落としにくくなってしまい、 高圧洗浄機などの機械を使わなければ、落とすのが難しくなってしまうこともあります。
【原因4】サビ
金属製の外壁材を使っている場合は、 いつかは必ずサビが出てきてしまいます。
サビに強いとうたっている金属やコーティング剤はあっても、 サビにくいというだけで、金属であればいずれサビてしまうもので、 放置してしまうと外壁に穴が空いてボロボロになってしまうこともあります。
また、金属製の外壁でなければ心配しなくて大丈夫と思いがちですが、 あなたのお家の外壁に金属製の電灯が付いていたり、 脚立や自転車などが立てかけられていたりすると、 これらがサビた時に外壁にもサビが移ってしまうことがあるんです。
サビは見た目にも悪いだけではなく、長い間放置して外壁にこびり付くと落とすのが難しくなってしまうので、 早めに対策をする必要があります。
【原因5】チリ・ホコリ
チリやホコリは空気中に含まれている、私たちの目には見えないような小さな汚れで、 長い年月を掛けて外壁に蓄積されていくので、あなた自身気づかないことが多いです。
「うちの外壁は汚れていない」と思っていても、業者さんに高圧洗浄機で洗浄してもらうと、 汚れが落ちて全く違う色の外壁になったということも少なくありません。
本来はキレイな外壁だったお家が、 知らず知らずのうちにくすんでしまっていることが多いので、 あなたのお家の外壁を普段あまり洗浄していない場合は、 お家を建てたり外壁塗装をした時より汚れている可能性が高いんです。
外壁の汚れを放置するとどうなるの?
外壁の汚れはあまり深刻に考えないかもしれませんが、汚れたままの状態にしてしまうと、お家にいろいろな悪影響が出てしまいます。
あなたのお家にどんな問題が起きるのか、私と一緒に確認してみましょう。
段階1:お家のイメージが悪くなる
外壁は、お家の見た目の大半を占めるので、 外壁に汚れが発生してしまうとお家全体のイメージが一気に悪くなってしまいます。
また、汚れを放置すると外壁全体に広がってしまい、 お家がくすんでしまうので、 普段あなたが生活する中での気持ちにも影響してきます。
段階2:外壁の機能が低下する
ただの汚れと思って甘く見てしまうかもしれませんが、 実は汚れによってはあなたのお家の外壁に施されている塗装に影響してきます。
外壁に塗られている塗料は、 お家を守るためのいろいろな機能が備わっていますが、 汚れによって外壁の表面が腐食してしまうと、 塗料の持つ機能が低下したり、失われてしまう可能性があるんです。
段階3:外壁の内部が腐食する
外壁の表面に塗られている塗料が、汚れによって腐食してしまうと、 外壁の内部にまで腐食が進み、大規模な工事が必要になることもあります。
汚れは見た目だけしか影響がないと思ってしまいがちですが、 放っておくと、高い工事費用を掛けなければいけない事態にもなりかねないんです。
段階4:外壁から雨漏りが起きる
カビや藻・コケなどのように、 外壁の汚れは菌や胞子といった目には見えないレベルで侵食していきます。
外壁は湿気が大敵で、これらの汚れを放置してしまうと、 外壁の内部にまで湿気が溜まってしまい、 場合によっては雨漏りが発生する原因にもなってしまいます。
雨漏りは屋根から起きるものと考えやすいですが、 実は外壁でも起こり得るものなんです。
外壁の汚れはどうやって落とせばいいの?
あなたのお家に汚れが発生している場合、汚れを落としてキレイにしたいですよね。
どんな方法で外壁をキレイにすればいいのか、一緒に見ていきましょう。
方法1:外壁専用の洗剤を使う
外壁を洗浄するための洗剤やクリーナーを使い、 ブラシで汚れを落としていきます。
カビなどの菌にも強い洗剤も販売されていますが、 汚れが外壁の深くまで進行してしまっている場合は、 難しくなってしまいます。
また、外壁を強く擦りすぎてしまうと、 かえって外壁の表面に傷がついてしまうこともあるので、力加減にも注意が必要です。
方法2:高圧洗浄機を使う
あなたのお家に高圧洗浄機がある場合は、 ブラシで擦るよりも手間を掛けず、キレイに汚れを落とすことができます。
しかし、水圧を強くしすぎてしまうと、 外壁を傷つけてしまう可能性があるので、 経験や技術がなければ難しい洗浄方法です。 ※スチームクリーナーは、外壁を変質させてしまう恐れがあるので使わないようにしましょう。
方法3:業者さんにお願いする
専門の業者さんであれば、高圧洗浄機を適切な水圧で使うことができたり、 業者専用の強力なクリーナーを扱うところもあり、 手間を掛けたり失敗をせずに、安心してあなたのお家の外壁をキレイにすることができます。
外壁の汚れは塗装時期のサイン?
あなたのお家の外壁に汚れが発生していると、 汚れのことだけを考えがちですよね。
しかし、お家の外壁に汚れが付いたり目立ってくるのは、実は外壁塗装の時期を示すサインでもあるんです。
外壁塗装ってなに?
外壁塗装とは、お家の外壁に塗料を塗る工事のことで、一般的には10年に一度行うのが目安と言われています。
お家の見た目がキレイになるのはもちろん、 大切なお家を長く守っていくためにも欠かせないものなんです。
外壁塗装の塗料には、
- 汚れ
- 雨風
- 熱
- 温度や湿度の変化
- 紫外線
このように、お家の劣化の原因となるさまざまなものから 外壁を守ってくれる機能が備わっています。
あなたのお家に汚れが発生してしまっているということは、 外壁に塗られている塗料の機能が低下している証でもあり、 汚れを守る機能以外の効果も失われている可能性が高いので、 外壁塗装をするべき時期と言うことができるんです。
外壁塗装の費用相場
お家の外壁塗装をする場合にかかる費用の相場は、 約30坪のお家で約60~120万円程とお伝えさせていただいています。
なぜこんなにも相場の金額に開きがあるのかというと、 外壁の素材や建っている環境、塗装に使う塗料の種類など、 お家一軒一軒によって条件や要望が違うからです。
高いお金がかかってしまいますが、 外壁塗装をすべき時期から何年も先延ばしにしてしまうと、 お家の劣化がどんどん進んでしまい、 逆に工事費用がかさんでしまうこともあります。
適切なタイミングでお家のメンテナンスをするためにも、 あなたのお家の外壁に汚れが目立ってきたら、 まずは塗装業者さんにお家を見てもらうのがオススメです。
外壁の汚れを防止するためには?
あなたのお家を強くキレイに保つためにも、 事前に外壁の汚れ対策をしておきたいですよね。
あなたのお家の外壁を汚れから守るためには、 どんなことをすればいいのか、私と確認していきましょう。
汚れに強い塗料で外壁塗装をする
外壁塗装の塗料には、 汚れに強い「低汚染性塗料」という種類のものがあります。
多くの優良業者さんが進める塗料のほとんどには、 低汚染機能が備わっていますが、 「親水性」という効果が強いことで、汚れに強くなっています。
親水性ってなに?
親水性とは、外壁に水が触れたときに玉のように弾かず、外壁の表面に薄く広がる性質のことを言います。
外壁に親水性があることで、外壁と汚れの間に雨水などが入りやすくなり、 そのまま汚れを洗い流してくれるので、 親水性を持つ塗料を使って外壁塗装をすることで、汚れが落ちやすい外壁にすることができるんです。
汚れに強い塗料の例
お家の外壁塗装に使われる塗料の中でも、 汚れに強い塗料にはどんなものがあるのか、 確認しておきましょう。
塗料メーカー | 製品名 |
---|---|
日本ペイント | 水性サーモアイウォールF |
水性サーモアイウォールSi | |
ファインサーモアイウォール4F | |
ファインサーモアイウォールSi | |
水性シリコンセラUV | |
1液ファインシリコンセラUV | |
ファインシリコンフレッシュ | |
ファインSi | |
ファインフッソ | |
1液ファインフッソ | |
ファイン4Fセラミック | |
UVプロテクトクリヤー | |
UVプロテクト4Fクリヤー | |
パーフェクトセラミックトップG | |
パーフェクトトップ | |
パーフェクトトップローズ | |
ファインパーフェクトトップ | |
アステック | 超低汚染リファイン1000MF‐IR |
超低汚染リファイン1000Si‐IR | |
エスケー化研 | エスケープレミアムシリコン |
エスケー弾性プレミアムシリコン | |
水性セラミシリコン | |
水性弾性セラミシリコン | |
水性クリーンタイトSi | |
水性セラタイトSi | |
水性セラタイトF | |
水性弾性セラタイトF | |
スーパーセラタイトF | |
クリーンSDトップ | |
クリーンマイルドシリコン | |
クリーンマイルドシリコン | |
弾性クリーンマイルドシリコン | |
クリーンマイルドフッソ | |
弾性クリーンマイルドフッソ | |
セラタイトSi | |
セラタイトF | |
弾性セラタイトF | |
関西ペイント | アレスダイナミックTOP |
アレスダイナミックMUKI | |
アレスクールプラスウォール水性Si | |
アレスアクアセラフッソ | |
アレスアクアセラシリコン | |
アレスアクアフッソII | |
アレスアクアシリコンACII | |
セラMフッソ | |
セラMフッソ弾性 | |
セラMシリコンⅢ | |
セラMシリコンⅢ弾性 | |
コスモマイルドシリコンⅡ |
汚れが目立たない色で外壁塗装する
あなたのお家の外壁に付着する汚れの対策として、 汚れ自体の防止だけではなく、汚れを目立たなくすることで、 お家の美観を損ねにくくすることができます。
色鮮やかな色味の塗料で塗装するよりも、 ブラウンやベージュなど、落ち着いた色で塗り替えることで外壁に汚れが付いても目立ちにくくなり、 実際、落ち着いた色味を選んで外壁塗装をする人が多くなっています。
⇒1000人に聞いた!失敗しない外壁塗装の色選びを大公開
外壁のお掃除をこまめに行うのは大変ですが、 汚れに強い機能を持ち、汚れが目立ちにくい色の塗料を使って外壁塗装をすることで、 あなたのお家のお手入れが楽になり、長くお家を守ることができますね。
汚れに強い外壁塗装はどんな業者さんにお願いすればいい?
あなたの住むお家をキレイに保つためにも、 汚れに強い外壁塗装をしたいですよね。
実際にあなたのお家の外壁に塗装をするのは、あなたではなく塗装業者さんなので、 どんな塗装業者さんに工事をお願いするのかによって、 汚れに強いお家にしてもらえるのかどうかも変わってきます。
- 塗料の取り扱いが豊富な塗装業者さん
- 施工管理がしっかりできる塗装業者さん
- 地域に密着している塗装業者さん
あなたのお家を汚れから守るために、これらを重視して塗装業者さんを選んでもらいたいので、 一つ一つ確認していきましょう。
塗料の取り扱いが豊富な塗装業者さん
汚れに強い塗料は、各塗料メーカーからいろんな種類のものが販売されていますが、 汚れに強いという特徴のほかにも、 遮熱や断熱効果を持たせたかったり、あなたのお家の外壁との相性によっても変わってきます。
いろいろな種類の塗料を取り扱っている業者さんを選ぶことで、 あなたの要望や、あなたのお家に合った塗料を使い外壁塗装をすることができるので、 もし気になる塗料があれば、取り扱っているかどうかを塗装業者さんに聞いてみましょう。
「汚れに強い塗料がいいけど、種類が多くてよくわからない…。」
このような場合は、どんなお家にしたいのかなど、 あなたの要望や話をしっかり聞いて、あなたに合った提案をしてくれる業者さんを選ぶのがオススメです。
施工管理がしっかりできる塗装業者さん
施工管理とは、塗装業者さんが工事に関わる人や物、進め方などを管理することで、 施工管理がしっかりできていない塗装業者は、どんなに汚れに強い高機能な塗料を使っていても、 その機能を最大限発揮させることができず、 塗料が持つ本来の耐久性も出せずに劣化が早まってしまうこともあります。
施工管理とは具体的にどんなことを行っているのか、 一つ一つ見ていきましょう。
施工管理1:適切な分量で塗料を薄める
外壁塗装の塗料は、各塗料によって希釈量(きしゃくりょう)という、塗料を薄める量が決められています。
塗料は基本的に水か溶剤(シンナー)で薄めて使うもので、
- 水で薄める塗料を水性塗料
- 溶剤で薄める塗料を油性塗料
このように分けられます。
塗料を水・溶剤で、メーカーで決められている配分の通りに混ぜて使いますが、 この希釈量をしっかり守らなければ、塗料が薄まりすぎて機能を発揮できなかったり、 逆に塗料が硬すぎて塗りにくくなり、塗りムラ(色がまばらになる状態)といったトラブルが起きてしまいます。
悪い業者の中には、塗料代を浮かせるために、 わざと水や溶剤を多めに混ぜて薄める業者もいるので、 塗料を正しく使える業者に工事をお願いしてほしいです。
施工管理2:適切な量の塗料を使う
外壁塗装に使う塗料は、たくさん塗ればいいという訳ではありません。
外壁塗装の塗料は基本的に15㎏前後の一斗缶に入れられていますが、 1缶の量で1㎡にどれだけの量を塗らなければいけないのかが、 塗料一つ一つに決められているんです。
決められた量よりも塗料を薄くぬってしまうと、 塗料の色がしっかり出なかったり、 塗料の持つ機能を発揮できなくなってしまうので、 せっかく汚れに強い塗料を使っても効果が出ず、 塗料を選んだ意味もなくなってしまいます。
また、塗料を厚めに塗れば、 外壁をしっかり守れると思ってしまうかもしれませんが、 決められた量を超えた厚みになってしまうと、 逆に塗料が剥がれやすくなり、外壁の劣化を早めてしまう可能性が高くなります。
職人さんは、ただ塗料を塗っているのではなく、 塗る量をしっかり守って作業をしているので、 塗装は簡単なように見えても技術や経験がなければ難しいんです。
施工管理3:適切な乾燥時間で塗料を乾かす
外壁塗装は塗料を塗る作業ばかり考えがちですが、 塗料を塗った外壁を乾燥させる工程も、実はとっても大切。
外壁塗装の塗料は3回塗り重ねていきますが、 1回塗るごとにきちんと乾かしてから、次の塗装に移らなければいけません。
乾燥時間は塗料の種類によって変わり、 1回目・2回目・3回目と、乾燥時間が全て違うものも多くあります。
しっかり乾燥させずに次の塗料を塗ってしまうと、 塗料の耐久性や機能が落ちてすぐに劣化してしまったり、 仕上がりにも影響が出てしまうことも。
基本的に半日~一日かけて乾燥させますが、 季節や環境によっても変わってくるので、 塗装業者さんに工事の進め方を確認しておくようにしましょう。
施工管理4:適切な回数で塗装する
外壁塗装は基本的に、下塗り・中塗り・上塗りというように 塗料を3回塗ります。
あなたのお家の外壁に使われている素材や状態、 使う塗料の種類によっては回数が変わりますが、 ほとんどの場合3回塗りで塗装が行われます。
しかし、塗装業者の中には、 塗料を2回しか塗っていないのに3回分で工事費用を請求してくる悪徳業者もいます。
塗り回数 | 塗る塗料 |
---|---|
1回目(下塗り) | 下塗り専用塗料 |
2回目(中塗り) | 上塗り専用塗料 |
3回目(上塗り) | 上塗り専用塗料 |
このように、1回目の下塗りは下塗り専用の塗料を塗り、 2回目・3回目の中塗り・上塗りには上塗り専用の塗料を塗るので、 中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
下塗り塗料は白や透明であることがほとんどなのに対して、 上塗り塗料は一番上に塗る塗料なので、あなたの希望する外壁の色を塗りますが、 同じ色を2回塗るので、悪い業者が3回目を塗らずに済ませてしまっても、 あなたの目で判断するのはとても難しいんです。
工事前の説明や、工事期間中の作業報告などで、 塗装業者さんに確認するのはもちろん、 最初に塗装業者さんを選ぶ段階で、慎重に優良業者を見極めることが大切になります。
施工管理5:天気・気温・湿度の見極めができる
外壁塗装の大敵となるのは、天候の変化。
雨や雪が降る中で塗装をしても、塗料が外壁に密着せずに流れてしまいますが、 塗料を塗る際中だけ晴れていればいいという訳でもありません。
雨上がりに塗装をしても、外壁が湿っている状態では塗装ができず、 午前中は晴れていても午後に雨が降りそうな天気であれば、 午前中に塗装をしても十分に乾燥させることができないので、 その日は塗装をするべきではありません。
また、外壁塗装は天気だけではなく、気温や湿度も重要です。
外壁塗装は、気温が5℃以下・湿度が85%以上の場合は行うことができず、 この数値は各塗料メーカーはもちろん、国や日本建築学会などから発行されている仕様書にも書かれています。
気温が5℃以下、湿度が85%以上の環境では、塗料が十分に乾燥できずに劣化が早まってしまったり、 仕上がりが悪くなってしまい、塗装が無駄になってしまうんです。
このように、目に見える天候だけではなく、 作業前後の天候や、気温・湿度をしっかり把握して工事をする必要があるんです。
地域に密着している塗装業者さん
あなたの大切なお家を工事するとなると、 名前の通っている大手リフォーム会社にお願いするのが安心と思いがちですが、 私からは、あなたの住む町に密着して塗装業を営んでいる業者さんをオススメしたいです。
地域密着型の塗装業者をオススメするポイントを、一緒に確認していきましょう。
おすすめポイント1:仲介料が発生しない
大手リフォーム会社さんは、実際の工事自体は別の下請け業者に依頼をすることがほとんどで、 その分中間マージンと呼ばれる仲介料が発生してしまいます。
地域密着型の塗装業者さんの場合、 最初の打ち合わせから工事完了、アフターフォローまで、 全て自分たちの会社だけで行ってくれます。
その為、余計な仲介料も発生せず、 適正価格で外壁塗装をしてもらうことができるんです。
おすすめポイント2:あなたの要望をしっかり反映してくれる
大手リフォーム会社さんは、 最初にお話をする営業担当さんと、工事をする会社が別であることが多いので、 あなたが初めに営業さんに要望をお話しても、 工事をする職人さんにきちんと伝わっていないという事態が起こってしまいがち。
これに対して地域密着型の塗装業者さんは、 最初の打ち合わせや見積もりから、実際の工事、最終点検まで、 同じ会社が一貫して対応してくれるので、 あなたの要望をしっかりくみ取って反映してくれます。
おすすめポイント3:アフターフォローの対応が早い
あなたの住む地域に密着した塗装業者さんということは、 工事が終わったあとに何かトラブルがあったり、 すぐに点検してほしいということがあった時、すぐに駆け付けてくれます。
工事をして終わりではなく、工事後も安心してお付き合いができるのが、 地域密着型の塗装業者さんの特徴でもあるんです。
おすすめポイント4:あなたの地元の気候を把握している
地域に密着している塗装業者さんは、 あなたの住む土地の気候についても把握しています。
外壁塗装にとって気候の特徴や変化を知っていることはとても大切で、 あなたの住む地域の気候の特徴から考えた塗料の提案や、 実際に工事をするときの気候の読み方もわかっているので、 あなたのお家の外壁塗装をより成功に導いてくれるんです。
おすすめポイント5:あなたの地元で評判がいい
あなたの地域に密着して塗装業を営むことができているということは、 それだけ地元の人たちの信頼を得ているという証でもあります。
悪い業者であれば悪評がすぐに地域に広まっていくので、 工事の依頼がなくなって営業することができなくなってしまいますが、 地域に密着している優良業者さんのほとんどは、 以下のように依頼をもらっていることが多いんです。
- 工事をしたお客様に別のお客様を紹介してもらった
- 工事をしていたお家のお隣さんが、作業ぶりや対応を見て好感を持ち、依頼をしてくれた
- 外壁塗装をしたお客様が、内装や倉庫の塗装も依頼をしてくれた
- 10年前にお家の塗装をしたお客様が、次の塗装も依頼してくれた ※外壁塗装は一般的に10年に一度が目安と言われています。
このように、評判がいい業者さんはお客様からの依頼が絶えないので、 地元に根付いて塗装業をすることができるんです。
外壁塗装はあなたと塗装業者さんとの、人としての信頼関係がとても大切になるので、 あなたの地元で評判が良く、地域の人に親しまれている塗装業者さんを選ぶのがオススメです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁の汚れについてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。 あなたにとって、外壁の汚れに関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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