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屋根・外壁塗装の工事業者で「下請け業者」が存在する理由から、どんな問題があるのかも分かることで、安心して塗装工事を迎えられるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
屋根・外壁塗装の工事業者の約90%は下請けを経験しています。
塗装業界において下請けと聞くと「悪質」「低技術」とイメージされてしまいやすいですが、下請けといってもこのような工事業者だけではありません。
「下請け業者」についてきちんとした情報を知ることで、安心の塗装工事を迎えられるようになりましょう。
外壁塗装業者のだいたいは最初に下請け業者を経験している
屋根・外壁塗装の工事業者は、90%の確立で下請け業者としての経験を持つことがほとんど。
現在、あなたの街で口コミの高い人気業者になっている業者も、下請け業者としての経験があるはずです。
下請け業者と聞くと、あまり良いイメージが出てこない方がほとんどだと思いますが、下請け業者とはどんな業者なのか知ることで、安心の塗装工事ができるようになりましょう。
以下で詳しく屋根・外壁塗装の下請け業者について、書いていきますね。
屋根・外壁塗装の「下請け業者」ってどんな立ち位置なの?
屋根・外壁塗装の工事業者で「下請け」と呼ばれる業者はどんな立ち位置になっているのかを、図で見てみましょう。
外壁塗装業界では、上記の図のように3段階に分かれます。
一番上が大手のメーカー・工事業者、真ん中が下請け業者、最後が孫請け業者であり、会社規模の違いがこのような図式にさせています。
それぞれどんな役割があるのか、詳しく見ていきましょう。
大手メーカー・工事業者って?
大手メーカー・工事業者だと、以下のような会社になります。
- タマホーム
- 一条工務店
- ダイワハウス
- トヨタホーム
- 住友林業
- セキスイハイム
など、会社名を上げればきりがありません。
そのほかにも、現在ではヤマダ電機などの大手家電量販店・ホームセンターなどでも、塗装工事を扱っています。
しかし、全ての会社が塗装工事の技術や経験があるわけではない、さらに塗装工事には熟練した技術・経験が必要なため、必然的に専門業者へと仕事を発注しなければいけません。
これが「下請け業者」という概念が生まれている理由です。
知っ得!大手メーカー・工事業者が仕事を他所の会社に発注した時点で、大手メーカー・工事業者が「元請け」となり、あと全てが「下請け」となります。
下請け業者って?
屋根・外壁塗装工事の下請け業者とは、こんな業者のことをいいます。
- 中堅の塗装工事業者
- 工務店
- 地域密着の塗装業者
- 個人職人
大手以外は、全て下請け業者の範囲となってしまいます。※下請け枠にいる業者が元請けとなり、下請けに発注するといったこともあります。
私たちがオススメしている「地域密着の塗装業者」も下請け業者の範囲となります。
このように、誰かからお仕事をもらいうける形になった時点で、下請けとなります。
孫請け業者って?
孫請け業者とは、下請け業者から仕事をもらい受ける業者(個人も含む)のことを指します。
下請けを受けた業者が、多数の職人さんを抱えていれば問題ないのですが、やはり固定で職人さんを雇っていくにはそれなりの人件費が掛かるため、その都度職人さんを集められるように外から孫請けとして職人さんを集めることがあります。
外壁塗装工事の下請け業者の辛さ
ここで知っておいてほしいのが、「下請け業者」として仕事をする辛さです。
- 中間マージンが発生してお客様の費用が高くなる
- 下請けとして入っているので元請けの言うことを絶対聞く必要がある
- 中間マージンのせいで、費用が足りずにお客様に適切な塗装ができなくなる
こういった状態にもなることが多く、特に中間マージンのせいでお客様のためにならないことを、場合によってはしないといけない状況もあったりします。
中間マージンの辛さ
一度お客様が納得した塗装工事の費用が150万円だったとします。
その金額から中間マージンが抜き取られることで、本来必要な塗装をするための費用が足りなくなる…。
お客様には費用の面で一度納得して発注いただいているので、追加料金ももらえない。
少ない費用でどうにかして塗装工事をするためには、人件費の削減・塗料を薄めたり質の低い塗装工事をしないとできないことが出てきます。
こういった高額な中間マージンが塗装業界では当たり前となってしまっているため、「クレームが多い」「すぐ剥がれる塗装が多い」と言われてしまっています。
中間マージンはお客様の想いを壊す
「中間マージンの辛さ」でもお伝えしたように、中間マージンが原因で、実際の塗装に必要な費用が圧迫されてしまっている状況です。
そのため、費用が足りなくなり、結果として「すぐ剥がれる塗装」になる。
下請けとして入った業者全てが、不本意ながらこういった塗装しないといけない状況になってしまっている場合もあります。
中間マージンがあることで、あなたの希望の塗装ができなくなってしまう場合もあることを、覚えておいてほしいです。
下請けを経験している方が塗装に対して真摯な人が多い
私たちは数多くの塗装業者から話しを聞いています。
その話しの内容から、現在下請け仕事を受けている業者さんの気持ちが浮かびあがりました。
- もっとお客様のためになる塗装がしたい
- 費用の面でもお客様の気持ちに答えたい
全ては、下請けという立場から脱却して、本当にお客さま本位の塗装がしたいという一点のみです。
規模は小さいかもしれませんが、お客様本位の考え方ができる、地域密着として地元の人のために塗装がしたいという業者のみ、当サービスに加盟してもらっています。
お客様に対して、塗装に対して、真摯に向き合える塗装業者のみを全国から集め、お客様にご紹介して安心・納得の塗装工事を行ってもらえるよう今後もがんばっていきます。
最後に…
ここまで読んでいただきありがとうございます。
屋根・外壁塗装工事の下請け業者についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?どんな小さなことからでもご相談を無料でさせていただいているので、お気軽に以下の屋根・外壁のお悩み相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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安心の塗装工事をするにはどうしたら…
誰だって初めてのことには不安を覚えるもの。
私たちのような中立の立場である無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる外壁と屋根の、塗装をお手伝いできればと思っています。※外壁塗装コンシェルジュとは
失敗しない屋根・外壁塗装工事の業者選びから、見積もり金額の適正診断など、全て無料で承らせていただいているので、お気軽に連絡をいただければ嬉しいです。
お急ぎの場合は、「塗装の相談がしたい」とお伝えください。
に電話をかけていただければ、待たずにすぐ相談ができるので、電話口で初めての人でもカンタンに優良業者を選べます。最大3社をご紹介。- 塗料(35)
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