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キレイが長持ち?外壁塗装で使う「光触媒塗料」の知っておきたい3つの特徴

  • 塗料(35)

お家の塗り替えで候補にあがることもある「光触媒系の塗料」の特徴を書かせて頂いています。
外壁塗装コンシェルジュ:屋根工事のアドバイザー糸嶺(いとみね)

キレイが長持ち?外壁塗装で光触媒塗料を使う際の注意事項

自己洗浄と空気清浄機能!光触媒塗料の画期的な魅力と注意点

塗料を塗ったばかりの家は、真新しく見えても時間がたつと共に古びてきます。

再び塗料を塗り直せば、また美しい姿に戻りますが、費用を考えれば毎年それを行うわけにもいきません。

また、汚れが目立たないように定期的に家の外壁を磨いていくとなると大変な作業です。

なんとか手間をかけずに家の外観を美しい状態のまま保てないかと考えてみても、そんな虫のいい方法があるわけもありません。

結局、ある程度の汚れや傷みは我慢した上で、何年かに1度塗料を塗り直すしかないという結論に落ち着きます。

ところが現代では、自ら汚れを洗い流して美しさを保ち続ける塗料が発売されているというから驚きです。

その塗料の名前は光触媒塗料。一体それがどのようなものか、私と一緒に見てみましょう。

光触媒塗料だけの独自の特徴

現在、外壁用塗料として有名なのは、安くて付着性の強いウレタン系塗料、費用対効果の高いシリコン系塗料、耐用年数が長いフッ素系塗料などです。

他にも、昔よく使われていたアクリル系塗料や2015年から発売が始まり、塗料の新しいスタンダードとなるかが注目されているラジカル系塗料といったものもあります。

しかし、光触媒塗料はそのどれとも異なる全く新しい技術で作られた塗料。

まず注目すべきは「光触媒」という名前です。

触媒とは、それ自身は変化をせずに、他の物資の化学反応を促進させるものをさします。

光触媒塗料の場合は、原料である酸化チタンが触媒となって日光や水に働きかけ、酸化反応を起こし、その結果として塗料に付着したほこりなどの有機物が酸化分解。

酸化チタンというとなんだか物々しい名前ですが、昔から食品や化粧品の着色料として使われているありふれた物質です。

ただ、酸化チタンは紫外線に当たると老化の原因である活性酸素を発生させるので、それ自体に毒性はないものの、肌に付着した場合は念のために洗い流しておいた方がよいかもしれません。

光触媒の特徴1:セルフクリーニング効果

光触媒系の塗料には、自ら汚れを落とす仕組みがあり、これをセルフクリーニング(自己洗浄)と呼んでいます。

まず、日光が当たると酸化チタンの表面は、親水性という水となじみやすい状態になるため、雨が降っても水を弾かずに塗料が塗られた部分全体にごく薄い水の膜を作り出して静電気の発生を防ぎます。

その結果、チリやホコリが付着しにくくなるのです。

それでもくっついてくるしつこい油汚れや排煙などは、塗料の表面に発生した活性酸素によって酸化分解されていきます。

分解された汚れは浮かび上がり、雨が降ると親水性の性質よって水がその下に潜り込むため、雨の勢いで汚れが一気に洗い流されていくというわけです。

このセルフクリーニングが、光触媒の最大のメリットかもしれません。

光触媒の特徴2:環境問題や省エネにも貢献

光触媒塗料にはセルフクリーニング(自己洗浄)以外にも、環境問題に配慮された特徴があります。

例えば、普通の塗料であれば紫外線によって塗膜は確実に劣化していくのですが、光触媒塗料の場合は紫外線を化学反応の材料として使用しているので、紫外線によるダメージを受けにくくなっている状況。

また、赤外線を反射する性質も併せ持っているため、外壁に熱を蓄積しない遮熱効果もあります。

これにより、夏場もエアコンの使用を控えつつ、快適に過ごすことができるんです。

そしてさらに、光触媒塗料には空気清浄の機能まで。

紫外線が当たって塗料の表面に発生した活性酸素は、大気汚染物質である窒素化合物を酸化させて空中から除去します。

しかも、お家を1軒塗るだけで、12台の車が1日に発生させる排気ガスをすべて浄化させることも可能だと言われています。

このように、光触媒塗料は単に汚れにくいというだけではなく、省エネや環境問題にも優しい塗料です。

光触媒の特徴3:デメリット

どんなに優れたものでもメリットの裏には、必ずデメリットがあります。

それは光触媒塗料でも例外ではありません。

この塗料の最大の問題点は、施工の難しさ。

光触媒塗料は粘度が低く水のような状態なので、よほどうまく塗らないと辺り一面に垂れ、完成した時の見栄え悪くなってしまいます。

そのため、光触媒塗料の塗装には十分な知識と技術が必要なのと、乾きにくいので天候や気温には他の塗料以上に気を配る必要があります。

また、セールスポイントであるセルフクリーニング効果も万能ではありません。

水や紫外線に反応するのが前提なので、建物が隣接していて雨や日光が当たらない場所では十分な効果が発揮できなくなってしまいます。

それに、酸化反応では分解できないサビや黄砂などに対しては無力…。

木の葉や鳥のフンといった大きな汚れに対しては、さすがに分解が追いつかないので汚れとして蓄積してしまいまが、酸化チタンが白色であるために濃い色を出すのが難しい、塗膜が硬くなりすぎるのでひび割れが起きやすいことなどといった点もデメリットだと言えるでしょう。

光触媒塗料は新しい技術故に使用の際には慎重さが大切

確かに、光触媒塗料は今までになかった画期的な塗料ですが、万能というわけではありません。

何よりまだまだ塗料の値段や施工費用が高いので、間違った使い方をしては大きな損失になってしまいます。

光触媒塗料の使用を検討する際は、まず自分の家がその塗料の力を十分に発揮できる環境にあるかをよくチェックし、施工業者ともよく相談した上で結論を出す必要があります。

塗料の費用もご確認される場合は、「外壁塗装の適正価格は単価相場で判断できる」を合わせてご確認ください。

何の塗料で塗り替えをすればいいの?

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