雨漏りから発生する被害を大きくしないために、あなたが知っておきたい情報が分かります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
雨漏りが起きると、雨漏りだけにとどまらず、2次災害と言われるカビ・シロアリなどの被害が発生してしまう場合があります。
雨漏りであれば、まだ比較的少額な費用で修理することができますが、2次災害が起きてしまうと、高額なリフォームや最悪建て替えといった事もあります。
雨漏りを早めに直し、被害を拡大させないためにあなたが知っておきたい情報を、私と一緒に見ていきましょう。
もし、火災保険に加入されている場合は、保険料で直せる場合もあるので、火災保険の適用条件も合わせて確認頂くのがオススメです。
- あなたの不安を解決する情報!
- 雨漏りの被害を拡大させない為、早めに直した方がいい理由
- 雨漏りが発生することであなたが被る被害とは?
- 雨漏りが起きてしまう仕組みとは?
- 雨漏りが発生する原因って何?
- 雨漏りを修理・補修するためにはどうすればいいの?
- 雨漏りの原因を特定するにはどうすればいいの?
- 雨漏り修理・補修って何するの?
- 雨漏りをDIYで直したい場合はどうすれば?
- 最後に…。
すぐに雨漏りを止めたい、または、信頼ある業者さん選びで不安を感じている場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「雨漏り修理の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/11/03現在)
雨漏りの被害を拡大させない為、早めに直した方がいい理由
雨漏り修理は早めに取り掛かるに越したことはありません。
雨漏りが起きているということは、建物が本来もっているはずの防水機能が機能していないという事。
形あるものはいずれは壊れてしまいますが、建物は防水機能がある事で、建物自体の寿命を伸ばしてくれる(劣化を食い止めてくれる)効果があります。
特に、あなたが暮らす一戸建てや、アパートでは木造が多いため、湿気や雨が天敵。
その湿気や雨を防ぐための機能が働いていないという事は、建物の寿命を短くしてしまっている行為と変わらないため、早めの修理が必要となります。
せっかく手にいれたあなたのマイホーム、ローンも残っている方もいるかと思いますので、大切なお家を守るために、雨漏り修理は早めに行いましょう。
雨漏りが発生することであなたが被る被害とは?
雨漏りが発生することであなたが被る被害はたくさんあります。
- 毎日の生活にストレスを感じるようになる
- 建物内部の木材が湿ってカビを発生させる
- 湿った木材を好むシロアリがやってくる
- 建物の寿命を短くする
それぞれ私と一緒に詳しく見ていきましょう。
被害内容 | 詳細 |
---|---|
毎日の生活にストレスを感じるようになる | マイホームを手にいれた後は嬉しさいっぱいの時期になりますが、雨漏りなど建物に不具合が1つでも起こってしまうと、建物全体への不信感に繋がり、それが毎日の生活にストレスとなって影響を与えます。 雨漏り一つで?と思われるかもしれませんが、一戸建て建築後に一番多いクレームというのが雨漏りであり、今まで快適だった生活が一気に不安な生活へと早変わりしてしまいます。 この先何十年と暮らしていくお家なので、毎日感じてしまうストレスを早く解消して、安心の生活を取り戻せるようにしましょう。 |
建物内部の木材が湿ってカビを発生させる | 雨漏りが発生し、建物内部の木材が湿ってしまう事で、カビが発生する事があります。 お家の中がカビくさくなったり、シックハウス症候群(建物内の環境が悪くなり、人体の健康に悪影響を与える)になる確率も高くなるので、知らない間に健康被害へと発展している事もあります。 原因不明の健康被害で悩まされることがないよう、雨漏りは早めに修理・補修しておきましょう。 |
湿った木材を好むシロアリがやってくる | 湿った木材を好むのがシロアリです。日本ではヤマトシロアリ・イエシロアリという種類が湿った木材を好むので、雨漏りが続いているとシロアリの絶好の餌場となります。 雨漏りは1次災害と呼ばれており、シロアリなどの被害は1次災害がもとで発生したことで、2次災害とも呼ばれます。 シロアリで2次災害が起きてしまうと、建物内部の木材が食べられてスカスカになってしまうので、高額なリフォーム・建て替えを行うことにもなります。 シロアリ被害に遭わないためにも、雨漏りは早めに修理・補修をしましょう。 |
建物の寿命を短くする | 雨漏りが建物の寿命を短くする原因として、雨が木材に染み込むことで腐食が発生し、耐久性を低下させます。 日本の住宅寿命は30年と言われており、雨漏りがもとで建物内部の耐久性が落ちる・シロアリが発生する・カビが繁殖するなどがあると、30年も保てず20年前後で建て替えや高額リフォームが発生する場合もあります。 ローンも払い終えない時期に、さらに高額な建物メンテナンスの費用がかからないようにするためにも、こまめなお家のメンテナンス、特に雨漏り修理が重要なものであるとわかります。 |
雨漏りが起きてしまう仕組みとは?
まずは雨漏りが発生する大まかな仕組みを知っておきましょう。
以下の図が雨漏りを発生させる仕組みの簡単な図です。
一戸建てなど、住宅が建てられている工事現場を見た事がある方だと分かりやすいと思いますが、住宅を建てる前には必ず基礎となる木材が設置されています。
設置された木材に対して、屋根や外壁といったものが後付されていき、住宅が完成。
図に書いてある1次防水というのは、設置された木材の周りを覆う外装材であり、屋根材と外壁材がそれに当たります。
しかし、1次防水だけだと、そのまま雨水が建物内部や基礎となっている木材に染み込み、建物の耐久性を低下させてしまう確率が高くなるため、基礎となる木材と外装材の間にも、防水シートなど2次防水が加えられます。
この1次防水と2次防水があることで、雨水を直接建物内へ侵入させるのを防ぐことができますが、1次防水と2次防水を突き破ることが起きると、雨漏りが発生します。
これが、雨漏りが起きてしまう仕組みです。
知っ得!1次防水があるからといって完全に雨漏りを遮断できるわけではなく、1次防水で防ぎきれなかった雨水が2次防水に多少は流れていることが普通です。しかし、2次防水でしっかり覆っていることで、雨漏りを防いでくれています。
雨漏りが起きているという事はどういう状況?
雨漏りが起きているという事は、1次防水・2次防水に対して何かしらの不具合が発生しているということなので、1次防水と2次防水に何が起きているのか見てみましょう。
雨漏りが発生した場合には、1次防水である屋根材・外壁材か、2次防水である防水シート等に何かしらの不具合が起きていると予測がつくため、雨漏りの原因特定にも役立ちます。
屋根 | 外壁 | |
---|---|---|
1次防水 外から見える部分 | ・屋根材が割れている、ズレている、塗装が剥がれている ・漆喰が崩れている ・板金が浮いている、クギが抜けかかっている、クギが緩んでいる ・シーリング(コーキング)が剥がれている、ヒビ割れている など | ・外壁材が割れている、塗装が剥げている ・シーリング(コーキング)が剥がれている、ヒビ割れている など |
2次防水 外から見えない部分 | ・野地板が腐食している ・防水シート(ルーフィング)が腐食している など | ・外壁材(重ね張りをしている場合)が割れている ・防水シートが腐食している など |
このように、1次防水や2次防水に不具合が発生することで、雨漏りが発生します。
では、1次防水や2次防水に不具合を発生させてしまう原因には、どんなものがあるのか、次で詳しく見てみましょう。
雨漏りが発生する原因って何?
雨漏りは1次防水や2次防水の不具合によって発生しますが、不具合を発生させる原因となるものは何なのかを詳しく見てみましょう。
雨漏りの原因 | 詳細 |
---|---|
台風(大雨・強風) | 突然の雨漏りは、台風の影響で発生しやすいです。大雨と強風によって、以下のような事が起きます。 ・大雨で雨樋が壊れて雨漏り ・大雨や強風で屋根材がズレて雨水が多く侵入し雨漏り ・風の向きが変わることで、普段当たらない部分に雨が入り雨漏り ・強風によって屋根の板金周りが浮いたり、クギ穴が緩んだ箇所から雨が侵入し雨漏り ・強風によってモノが飛んできて、屋根材を割る・ずらす・屋根材が飛んだ事で雨漏り 毎回雨漏り修理を頼んでしまうと高額にもなってしまうため、台風が多い地域では雨漏りの修理が多くなる傾向にあるので、火災保険等に入っていただき、保険料で直すのがお勧めです。 |
大雪 | 大雪によって雨樋が壊れる・雪の重みで屋根が壊れて雨漏り。 |
経年劣化 | 瓦などは耐久性が高いのであまり問題ないですが、塗装が必要な瓦・割れやすい化粧スレート・コロニアル等の屋根は耐久性が低いので、経年劣化してしまった屋根材を変えないと、劣化した部分から雨水が侵入。 |
雨樋のゴミ詰まり・破損 | 雨樋には屋根から落ちてきた雨水を、地面に落とすという機能が付いていますが、雨樋にゴミが詰まってしまったり、破損してしまうと、雨樋の機能が働かくなり、雨水が正常に地面に落ちなくなります。 正常に落ちなくなった雨水は、雨樋から溢れて外壁を伝わっていくため、外壁にヒビ割れがあったりすればそこから雨水が侵入してきます。 屋根周りの原因で雨漏りがされていると思われがちですが、実は外壁が原因で雨漏りしている事も多いため、雨樋の定期的な掃除が必要となります。 |
外装周りのシーリング(コーキング)が劣化 | 屋根・外壁だけでなくガラスやサッシまわり目地にもシーリング(コーキング)が施されていることが多いです。良いシーリング剤は耐久性もありますが、常に紫外線を受ける環境や雨風を受けていると、徐々に劣化してヒビ割れや剥がれが起きます。 シーリングは普段見ない部分にもされている事があり、劣化に気づかないこともあります。 外装周りのシーリングの劣化で雨漏りも発生しやすくなるので、シーリングの定期的なメンテナンスは非常に重要です。 |
メンテナンス時期にメンテナンスを行わない | 建物は築10年毎のメンテナンスが必要と言われています。それは、外装周りに塗られた塗装や隙間などに注入されているシーリングの耐久度(耐用年数)が10年前後までしか保てない事が多いからです。 築10年前後は、メンテナンスをする時期となるため、ご家族と一緒に大切なお家のメンテナンスを考えてみましょう。 |
雨樋がない | 建物同士が近くて、雨樋が設置されていない場合があります。 雨樋は屋根から落ちてくる雨水を地面へ送るだけでなく、屋根から落ちる雨水を飛び散らせない役割もあります。 しかし、雨樋がない事で、屋根から落ちる雨水を受け止める場所がないと、雨水が飛び散り、通常雨水が入らない部分に雨水が入ることで、雨漏りを引き起こす事もあります。 |
軒が短い(屋根の終わりと外壁面が近い) | 軒とは、屋根先の部分であり、軒が短いことで雨水から外壁面を守ることができなくなります。 通常は真上から雨が降るので、外壁面に雨水が当たりずらくさせているのですが、少しでも風が吹けば横から下から雨水が当たってきます。 軒が長いと多少横から雨が当たってきたとしても、外壁に当たりづらくなるのですが、軒が短いことで雨水の防御ができずに、直接当たってしまいます。 軒はあとでも長くできる場合もあるので、軒の工事は雨漏り修理の一つとされています。 |
雨漏りを修理・補修するためにはどうすればいいの?
雨漏りを修理・補修するためには、以下の4つが必要です。
- 1つ目:雨漏りの状況を確認する
- 2つ目:築年数を確認する
- 3つ目:複数の雨漏り修理業者へ見積もりをとる
- 4つ目:雨漏り修理の優良業者選び
それぞれ何をすればいいのか、私と一緒に詳しく見てみましょう。
1つ目:雨漏りの状況を確認する
雨漏りが発生したのであれば、必ず原因・理由があります。
雨漏りを修理・補修しようと業者に状態を見てもらったとしても、雨漏りがした状況を再現できず原因の特定ができない事も多いため、修理業者へ依頼する前に、必ず雨漏りが発生する状況の確認が必要になります。
雨漏りの状況 | 詳細 |
---|---|
雨漏りが発生した箇所 | 雨漏りが発生した箇所は、一ヶ所だけ?複数箇所? 雨漏りは建物内の複雑な経路を通って雨漏りに至っている場合もあるため、一ヶ所起きている場合は、他の箇所も雨漏りが発生している可能性もあります。 雨漏りが発生したら、あなたのお家全体を見て回り、雨漏り箇所を確認しておきましょう。 |
雨の量 | 雨の量はどれくらいで雨漏りが発生していますか? 例えば台風などで大雨の時には雨漏りが発生するけど、普通の小雨の時には雨漏りが発生しない事もあります。 雨の量によって雨漏りになる・ならない事もあるため、雨漏りが発生する雨の量はどれくらいなのかを確認しておきましょう。 |
雨の継続時間 | 雨はどのくらいの期間降り続いていましたか? 雨水の侵入経路が複雑・雨水が溜まった時だけ発生・侵入口が小さいなど、特定の条件が必要な場合もあります。 そのため、雨の継続時間も確認し、どのくらい雨が降り続いていたかを確認してください。 |
風の向き | 風の向きは上から下へ?それとも下から上?横殴り? 風の向きによって、普段雨水が入らない部分から雨漏りになるケースもあります。 雨漏りの原因特定のためにも、雨漏りが発生した際の風向きがどうなっていたのか、確認しておきましょう。 |
風の強さ | 風の強さはどのくらいでしたか? 強い風で雨漏りが発生したのか、風はなく雨が降っただけで雨漏りがするのか。 雨漏りの発生に、風の強い弱いが関係あるのかも分かると、原因の特定がしやすくなります。 |
以前雨漏りの経験・修理経験があるか | 以前も雨漏りがありましたか?修理した経験はありますか? 以前も雨漏りがあったがしばらくなかった・以前雨漏りで修理した経験がある、こういった情報も必要です。 以前から雨漏りがあったのであれば、何か特定の条件が発生した場合のみ雨漏りがあることが考えられます。 以前雨漏り修理をしたけどまた再発したということであれば、前回の修理で原因が特定できずに修理しているか、別の雨水侵入口ができてしまった、こういった仮説をたてることができるので、雨漏りの原因特定に役立ちます。 |
雨漏りの原因を特定するためには、この6つの情報が大事になります。
原因を特定せずに雨漏り修理をしたとしても、直らない雨漏りに無駄なお金をかけてしまう事になるため、原因を特定するための情報として、必ず確認しておきましょう。
知っ得!雨漏りの修理・補修のお金(費用)は、約5~30万前後が一般的です。金額に大きな幅を作っているのは、屋根の傾き(勾配)が大きいと屋根の上で作業ができず、足場を組み立てて調べる必要があるため、足場が付くと料金が高くなるからです。
2つ目:築年数を確認する
雨漏りが発生していても、築年数によって修理内容が変わってきます。
例えば、築10年未満の場合の雨漏りであれば、比較的雨漏りが起きても劣化が少ない場合があるので、少額の雨漏り修理で済ますことができます。
しかし、築20年前後となると、建物自体に劣化が表れるころになり、そこに雨漏りが加えられることで、1次防水(外から見える部分で建物を保護している素材)だけでなく2次防水(外から見えない部分で建物を保護している素材)にも劣化が表れていることがあります。
少額の修理で対応できない場合は、リフォームである屋根の葺き替え(屋根材と下地を取り替える工事)や外壁の張り替え(外壁材や下地を取り替える工事)など、高い費用の工事をしなくてはいけない時もあります。
高い費用で工事を行わなければいけない原因として、雨漏りがしていたのにそのまま放置してしまっていたり、建物のメンテナンスをこまめに行っていない事が多いです。
築年数ごとで雨漏り修理の内容は違ってきますが、なるべく少額の工事費用での対応ができるよう、こまめなメンテナンスを行っておきましょう。
知っ得!築10年未満で雨漏りが発生してしまっている場合は、建築時の施工不良が疑われます。2000年4月に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施行されたことによって、雨漏りの保証期間が10年となっています。築10年未満であれば、まずあなたのお家を建ててくれた業者に確認をしてみましょう。施工不良が認められれば保証として直してもらえる場合があります。
3つ目:複数の雨漏り修理業者へ見積もりをとる
雨漏り修理をする際は、複数社へ見積もりをしましょう。
なぜ複数の雨漏り修理業者へ見積もりをお願いすべきなのかは、以下の理由があるからです。
- 業者ごとで経験している雨漏りの症状が違う
- 業者ごとで直せる雨漏りの範囲が違う
雨漏りに関しては、実際に現地調査を行い、詳細な調査を行わなければ、どの業者であっても調べる前に「対応できます」「対応できません」こういった事が言えないのが現状です。
それだけ、雨漏り工事は難しいものであるため、あなたのお家の雨漏りを直せるかどうか、複数社に見てもらうことが必要です。
知っ得!雨漏り修理業者といっても、業者ごとで雨漏り修理の経験・技術がことなるため、1社のみに頼んでしまうと、もしかしたらあなたのお家で起きている雨漏りの症状の修理が苦手な場合もあります。そのため、複数の雨漏り修理業者へ見積もりはお願いしましょう。
4つ目:雨漏り修理の優良業者選び
雨漏りの修理をする場合、優良業者を選ばなければ修理に失敗します。
雨漏りというのは「雨漏りは絶対に止まります!」と言い切れないほど、複雑で難しい工事の一つであり、雨漏り工事ができたと思ったら、その工事が原因でさらなる雨漏りを招くといった事も起きます。
その為、経験豊富な事はもちろん、以下のような業者を選ぶことが必要になってきます。
- 原因を特定してから修理をしてくれる
- 雨漏りに対してさまざまな事例を経験している
- 地元密着で何かあったらすぐ駆けつけてくれる
私は、この3つが大事だと思っているため、それぞれの大事ポイントを、1つずつ見ていってほしいです。
原因を特定してから修理をしてくれる
雨漏り修理でなにより一番大事なことは、原因を特定する事です。
原因を特定しないまま雨漏り修理を行った場合、必ず雨漏りが再発し、さらに無駄な修理費用がかかる結果にも。
雨漏りの原因を特定するためには、必ず雨水の侵入口を探し当てる必要があります。
しかし、雨水の侵入口を1つ見つけたとしても、実際は2つ3つある事も考えられるので、1つ見つけたからといって安心できません。
見た目で分かることもあれば、見た目では分からず、ほんの小さな隙間が原因だったり、特定の条件が発生した場合のみ雨漏りが発生するケースもあります。
原因特定にはそれなりの時間がかかり、半日~1日かかってもまだ調査が足りないことも度々あります。
どれだけ時間がかかったとしても、原因を突き止めずに修理すれば必ず再発するため、原因特定が雨漏り修理にとってとても大切な事を覚えておいてほしいです。
雨漏りに対してさまざまな事例を経験している
複雑な経路を辿って雨漏りになっている事もたくさんあるため、どれだけ雨漏り事例を知っているか、また雨漏りの侵入口を見つける職人のカンの鋭さなども必要です。
見た目で分かることもあれば、見た目では分からないこともあるため、とにかく多くの雨漏り事例を知っている職人さんにまかせましょう。
地元密着で何かあったらすぐ駆けつけてくれる
雨漏りは、原因を突き止めてそこを直したとしても、何か他の原因によって再発する恐れがあります。
業者側も最善の努力をしてくれますが、それでも直らないこともあります。
そのため、雨漏り修理を一旦行い、直ったとしても、何かトラブルが発生した際にすぐに来てくれる距離の業者を選びましょう。
雨漏りは生活している快適な空間を壊すストレスでしかありません。
すぐ駆けつけてくれる地元密着業者を選ぶことで、早めの解決で出来る状態にしましょう。
雨漏りの原因を特定するにはどうすればいいの?
雨漏りの原因特定をするためには、いくつかの調査方法があります。
調査方法 | 費用目安 | 詳細 |
---|---|---|
目視調査 | 0円 | 直接目で見て状況を確認する調査です。見た目でしか分からないので、原因の特定をするには、他の調査と組み合わせる必要があります。 |
発光液調査 | 5~20万円 | 発行する液体を使い、雨水の侵入口や経路を調べて、原因の特定をする調査です。 |
散水調査 | 10~30万 | 実際の雨の環境を作り出し雨漏りの侵入口や経路を確認する調査です。別途、水代がかかりますが、これはお客様のご自宅の水道を使わせていただきます。 |
赤外線サーモグラフィー調査 | 10~40万円 | 熱を可視化するサーモグラフィー調査を行うことで、雨水の通り道(温度が低いの)を確認できるため、原因特定に役立ちます。 |
解体調査 | 0~10万円 | 見た目では分からない事が多いため、屋根を外してみたり、防水シートなどの屋根の内側等を確認する調査です。 |
※建物の規模によって費用が変わる場合もあります。 |
これらの方法を使い、雨水の侵入口を見つけ出し、雨漏りの原因特定を行います。
雨漏り修理・補修って何するの?
雨漏り修理では、実際どのような修理・補修が行われるのでしょうか。
あなたが修理を頼むまえに、どんな修理・補修があるのか知っておく事で、雨漏りの修理業者と話す際に役立てることができます。
修理・補修 | 詳細 |
---|---|
一時的な補修(すぐに対処しないといけない場合・費用が出せない場合など) | |
シーリング(コーキング)補修 | 釘の周りや、屋根の割れなど、雨漏りの侵入口と思われる箇所にシーリング(コーキング)を入れることで、一時的に穴を塞ぎます。 しかし、シーリング(コーキング)の補修はあくまでも一時的な補修でしかないため、原因を含めて根本的な解決を後々する必要があります。 |
ビニールシートで覆う | 緊急時や、すぐに対応しなければいけない場合は、ビニールシートでも大丈夫です。 しかし、屋根の傾き(勾配)がきつかったり、屋根に上がれない状況で無理にビニールシートをかけようとすると、大怪我を起こす場合もあるため、お勧めはできません。一時的な補修であっても必ず業者に頼みましょう。 |
部分的な修理 | |
屋根材の交換 | 化粧スレート、コロニアル、瓦、ガルバリウムなど、雨漏りの原因となっている屋根材を交換します。 |
漆喰の補修 | 瓦の下に敷かれている漆喰が、雨漏りの原因となっている場合、漆喰の補修を行います。 |
ルーフィングの交換 | 屋根材の下に敷かれているルーフィング(防水シート)に穴があいたり腐食をしている影響で雨漏りが起きている場合、ルーフィングを部分的に交換します。 |
野地板の交換 | 屋根材の下に敷かれている野地板が原因で雨漏りが起きている場合、野地板の交換を部分的に行います。 |
棟板金の交換 | 棟板金がボロボロ、または強風によって棟板金が浮き上がり隙間ができてしまっていたりすると、雨漏りの原因となるため、新しいものに交換・もしくは釘の打ち直しなどを行います。 |
屋根周りの釘浮き修理 | 屋根には、釘を打ち込んでいる箇所もあるため、その釘が経年劣化によって緩み浮き上がってくると、釘穴から雨水が侵入することもあります。釘の打ち直しやコーキングでさらに止めるといった作業も行ったりします。 |
雨樋の修理 | 雨樋にゴミが溜まっていたり、接合部分が割れてしまったり、雨樋の不調は雨漏りの原因に結びつくことが多いです。雨樋が原因の場合は、雨樋を修理します。 |
外壁周りの修理 | 屋根だけでなく、外壁からの雨漏りも多いです。外壁のクラック(ヒビ割れ)・窓枠のサッシの劣化・換気扇の接合部の劣化などから雨水が侵入する場合もあるため、外壁の修理も行います。 |
ベランダ・バルコニー防水 | ベランダやバルコニーなどは、雨水が溜まりやすい箇所なので、それに応じて劣化がしやすくなっています。雨漏りの原因としてもベランダ・バルコニーが影響していることも多いです。 |
根本的な修理 | |
屋根の葺き替え工事 | 築20~30年もしている場合、屋根下の野地板やルーフィングと呼ばれる防水シートなど、見た目に見えない部分にかなりの劣化が見られ、それらが雨漏りを引き起こしている場合、葺き替えといって屋根をまるごと新しい素材に買える工事を行う場合があります。費用も高いので、屋根だけでなく外壁と一緒に工事を行ったり、 |
雨漏りをDIYで直したい場合はどうすれば?
雨漏り修理のDIYは、私はお勧めできません。
雨漏り修理のDIYでよく使われるシーリング(コーキング)は、どこでも手軽に買えるものなので、あなた自身でも修理ができる場合があります。
しかし、雨漏りの侵入口は1つではなく、またあなた自身でシーリングした箇所が影響して、別の雨漏りを発生させる場合もあります。
雨漏りは複雑で見た目だけでは原因が分からないことがほとんどなので、DIYで直そうと思わず、かならずプロの雨漏り修理業者にお願いをしてほしいです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
雨漏りの被害についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の雨漏り修理のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。あなたにとって、雨漏り修理の安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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雨漏り修理をしたい…
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