雨漏りが起きて屋根修理が必要になった場合の流れが分かることで、焦らずに進めることができるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
突然の大雨で雨漏りがしたからと言って、焦って屋根修理を行なってはいけません。
間違えたやり方で進んでしまうと、直らない雨漏りに何度も無駄にお金を払ってしまう事にもなるだけでなく、更に被害を悪化させてしまう場合もあります。
雨漏りがしたとしても焦らず、まずは私と一緒に必要な情報を見ていきましょう。
- 目次
- 突然の大雨で雨漏りしたとしても、急いで屋根修理をする必要はない?
- 突然の大雨で雨漏りがしたら屋根修理が必要?
- 突然の大雨で雨漏りがしたら行うべき屋根修理までの5つの流れ
- そもそも雨漏りって何が原因で発生するの?
- 雨漏りを直すための屋根修理ってどんな事が行われるの?
- 雨漏りを直すために屋根修理をしたとしても再発する事があるってホント?
- 確実に雨漏りを直すためには、どんな屋根修理業者に頼めばいいの?
- 最後に…。
突然の大雨で雨漏りしたとしても、急いで屋根修理をする必要はない?
突然の大雨が降って雨漏りがすると、とても不安になってしまいますよね?
不安な事はそのままにしたくないお気持ちは分かるので、急いで屋根修理ができる業者を探してそのまま頼んでしまう事も…。
雨漏りが発生してしまっているので、できるだけ早めの対応は必要ですが、焦って進めてしまうと、それが逆に雨漏りの修理を失敗させてしまう原因にもなってしまいます。
特に一番危険なのは、急いで業者を決めたり安さだけで決めてしまうことです。
雨漏りが発生している原因は複雑で、中にはなかなか原因が見つからない事もあるくらい、雨漏りの修理とは難しいものなんです。
また、雨漏りの修理業者の中には、悪徳業者も多く、直らない雨漏り修理に何度もお金を払わせようとする事もあります。
まずは焦らず、私と一緒に雨漏りが起きた際の必要な情報を見ていければと思います。
不安だから今すぐに解決したいと言った場合は、以下のお電話番号へ電話をかけていただくと、私たちが的確なアドバイスや、適正費用でしっかりと雨漏りを直してくれる地域密着の業者をご案内する事もできますので、お気軽にご相談ください。
雨漏り修理の相談・すぐに優良業者を紹介してほしい方は、「雨漏り修理の相談がしたい」とお伝えください。
に電話をかけていただければ、待たずにすぐ相談ができるので、電話口で突然の大雨で雨漏りがしたら屋根修理が必要?
大雨が降ると思ってもみなかった箇所で雨漏りが発生する事があります。
そして雨漏りが発生した事で、屋根に何らかの異常が起きているのではないかと、あなたも思うはず。
しかし、その雨漏りは本当に大雨のせいでしょうか?屋根の異常や不具合が突然起きたせいでしょうか?
大雨が降ったからと言って、突然雨漏りがしたとは限りません。
まずは、あなた自身に冷静になっていただき、以下の2つを確認してほしいと思っています。
確認1突然の大雨が原因じゃない場合もある
突然大雨が発生したからと言って、大雨が原因で屋根の修理が必要になるとは限りません。
雨漏りというものは、突然発生する事もあれば、実は以前から問題が起きていたが「雨漏り発生の条件が満たされていなかっただけ」といった場合もあります。
突然の雨漏りと以前から雨漏りが発生する状態といった2つの状況には、大きな違いがあるので、雨漏りと一括りにせず、雨漏りだとしても状況が異なる事を、まずはあなたに知ってもらいたいと思います。
突然の雨漏りと、以前から雨漏りが発生する2つの状況では、もちろんその後の修理費用も変わってくるため、とても大事な事になります。
確認2雨漏りは屋根じゃなくて外壁や他の箇所が原因の場合もある
突然の大雨で雨漏りが発生したとしても、それが必ず屋根の異常や不具合が原因となっている訳ではありません。
実は、雨漏りの原因というのは複雑な構造になっている事が多く、屋根が原因な事もあれば、外壁が原因の場合もあります。
その他、築年数が10年以上経っている・いつもと違った風の吹き方・ベランダからの水漏れ・雨樋(あまどい)が詰まっていたり壊れたりした場合などによっても、雨漏りが発生します。
雨漏りを発生させる原因は、屋根だけでなく建物全体のどこかに不具合が発生しているのであれば、それが原因となって雨漏りを発生させている可能性が高くなります。
あなた自身で屋根が原因だと決めつけてしまうと、後々トラブルに発展する事もあるため、建物全体を通して不具合が発生している場所が原因となりうる事を、あなたに知ってもらいたいと思います。
それでは、上記の2つの確認事項を見てもらった上で、次の内容を一緒に見てもらえればと思います。
突然の大雨で雨漏りがしたら行うべき屋根修理までの5つの流れ
突然の大雨が降って雨漏りがしたとしても、焦って屋根修理を行なってはいけません。
屋根の修理というのは、原因がとても複雑に絡み合って分かりづらい状況になっていることや、屋根が原因ではない場合もあります。
まずは落ち着いて、屋根修理までに必要な5つの流れを私と一緒に見ていきましょう。
STEP1雨漏りが発生した状況を詳しく確認しておく
雨漏りが発生したら、すぐに業者を呼んで直してもらうのではなく、まずは落ち着いて状況を確認してほしいです。
確認してほしい事は以下の4つ。
- 雨の振り方は?
- 雨の量は?
- 風向きは?
- 雨の継続時間は?
雨の振り方とは、突然の大雨なのか、通常の雨なのか、強風が伴った雨なのか。
雨の量とは、大雨なのか、小ぶりなのか。
風の向きとは、上からか、横からか、下から吹き込むのか。
雨の継続時間とは、雨がどのくらいの期間振っていたか。
このように、雨が降っている状況を改めて確認しておく必要があります。
それは、屋根の業者に見てもらった際に、同じ条件を発生させて調査ができないと雨漏りの原因の特定ができないからです。
雨漏りが直らない一番の問題は、原因を特定せずに当てずっぽうで修理をしてしまうこと。
そのため、あなたのお家で発生した雨漏りの状況をきちんと確認しておく事で、屋根修理業者も雨漏り発生の再現をする調査をしたり、原因の推測をするための手がかりとなります。
雨漏りの原因をあなた自身で決めつけないようにする事も大事です。
もし、あなたが自分で雨漏りの原因を決めつけてしまい、それを屋根修理業者に伝えてしまった場合、原因特定が難しくなったりしてしまいます。
雨漏りが起きた状況の確認をきちんと行い、客観的に雨漏りが起きた状況を屋根修理業者に伝えられるようにしましょう。
STEP2複数の地元密着の業者へ雨漏りの原因を調査してもらう
雨漏りの修理といっても原因が様々あるため、たとえ屋根修理の専門業者と言えど、あなたのお家で発生している雨漏り状況に適した対処をした事がない事もあります。
業者ごとで雨漏り修理の対応ケースや経験が違うので、1社の業者だけしか見積もりを取らなかった場合、本当にその業者があなたのお家で発生している雨漏りを直せる力があるのかが分かりません。
こういったことがあるため、必ず複数の業者に見てもらう必要があるんです。
複数の屋根修理の専門業者に見てもらう事で、様々な雨漏り修理をした職人からの見解が聞けるため、どんどん雨漏りの原因の確信に近づいてきます。
このように、複数の屋根業者に見てもらわないといけないという事を知らない方は、直らない屋根修理に何度もお金をかけてしまう事も。
複数の業者に見てもらって、原因を様々な視点から突き止めてもらうということが如何に大事かを、あなたに知ってもらえればと思っています。
STEP3雨漏り修理の見積もりで分からない部分を業者へ全て確認する
雨漏りの調査をしてもらったあとは、屋根修理業者から見積もりを受け取りますが、受け取ってもらった場合、見積もりの内容をきちんと把握する事は、まずできません。
それは、専門用語が多かったり、見積もりの見方がわからなかったりするからです。
見積もりというのは工事内容そのものと言えるものなので、見積もりの内容をしっかりとあなた自身で把握できれば、どんな工事が行われるか分かります。
逆に言えば、見積もりの内容であなたが「この項目はこれだからこういった工事になる」という事が想定できなければ、例えば屋根修理業者が不正を行なったとしても気づけません。
見積もりの内容で分からない事があれば、トコトンわかるまで業者へ確認する事が大事。
もし、見積もりの内容を不明瞭なままにする屋根修理の業者がいれば、詳しい事を説明できない=雨漏りの原因が特定できてないので、見せかけだけの雨漏り修理を行おうとしている場合があります。
それだけ見積もりというのは大事なものになるので、分からない事がなくなるまで、業者へ確認をしておきましょう。
STEP4屋根修理の「業者」と「見積もり」を比較する
雨漏りを直すために屋根修理業者から見積もりをもらった場合、よく起きる間違いは「見積もり」のみを比較して決めてしう事です。
見積もりの中には、工事プランと金額が入っていますが、書面上の比較だけを行う事で、失敗する雨漏り修理を選んでしまう方が多くいます。
工事プラン・金額ともに大切な選ぶ要素の1つですが、もう1つ比較で大事なものが「業者」の比較になります。
業者というくくりの中には、創業年数・スタッフの親切度・施工経験・技術度など様々含まれていますが、特に大事なのがあなたと相性がいいかどうかです。
雨漏りというのは原因が複雑で、例え地元の優良な屋根業者に修理をしてもらったとしても、きちんと直っていなく再発する恐れが高い内容なんです。
そうなると、また屋根修理の業者にお願いして原因を改めて見てもらったり、直してもらう必要もあるので、今後もなんどもおつきあいをしていく場合があります。
1度だけの関係だと思って、屋根修理業者に不満があるままお願いをしてしまうと、改めてお願いしずらかったり、相手に信頼度がないまま修理がされて再発となると、とてつもなく損をした気持ちにもなったり。
そのため、屋根修理の業者を比較して選ぶ際には、「業者」と「見積もり」の2方面から吟味し、選ぶ必要がある事を、あなたに知ってもらいたいと思います。
STEP5本当にこの人なら安心できるという業者のみを選ぶ
STEP4の「業者」の比較もするといった事と似ていますが、本当にこの人に頼めば安心できるなといった人以外には、屋根修理をしてもらってはいけません。
もし、信頼できそうにないと思ったり、懸念点があった場合は、たとえめんどくさいと思っても、別の業者に新たに見積もりをお願いしてほしいと、私は思っています。
特に雨漏りを直すための屋根修理は、原因が色々な事が重なり合って発生している事もあり、修理するのが難しく再発率が高いものなんです。
屋根修理業者は、雨漏りを直すプロなんだから、直せて当たり前と思っている方も多いですが、プロであっても難しいのが雨漏りの屋根修理です。
難しいからこそ、雨漏りを直すためには、屋根修理の業者だけでなく、あなた自身も一緒に協力をして原因を突き止め、直していく必要があります。
一緒に協力をする必要があるので、コミュニケーションを何度もとる必要もありますし、顔を合わせる機会も多くなります。
何度も話したり顔を合わせるのですから、あなたと相性が良い事はもちろん、この人になら任せても大丈夫だと思えなければ、不安だけが大きくなり、あなたがお金をかけた分以上の心の負担が大きくなります。
雨漏りの屋根修理を行う場合は、長期的な事も考え、本当にこの人なら安心できると思った業者のみを選び、お願いする事が雨漏りを直す一番の近道になります。
そもそも雨漏りって何が原因で発生するの?
突然の大雨でも雨漏りになったりしますし、普段の少量の雨でも雨漏りになる事もあります。
どんな状況でも共通している事は、屋根や外壁など、あなたのお家の外装のどこかに不具合が発生しているという事です。
以下に、雨漏りを発生させる原因を書くので覚えておいてもらえると便利です。
雨漏りの原因 | 詳細 |
---|---|
屋根材が割れた | 屋根材が割れると、割れた部分から雨が屋根材の下にある野地板といった板に垂れていき、野地板を湿らせて劣化しやすい状況を作り出します。 その状態が続くと野地板の劣化が早まり腐食や割れが起こり、そこから雨水が侵入し雨漏りとなります。 |
屋根塗装の際に縁切りが行われていない | 縁切りとは、屋根塗装をした際に、屋根材と屋根材の間にある隙間を塗料が埋まってしまうので、埋まった部分を切り開く屋根塗装において必要な工程です。 この縁切りが行われていないと、屋根が本来持っている換気・排水機能が働かずに、屋根の内側に雨水やを溜め込んでしまい、屋根を止めている釘穴などから屋根の内部に雨水が侵入し、雨漏りを発生させます。 |
外壁のひび割れ | 外壁のひび割れが起こっていると、そこから雨水が侵入し雨漏りにつながるケースがあります。 エアコンの管や外壁から突き抜けている管などがありますが、そこの隙間などからも雨水が侵入し、雨漏りを発生させる事もあります。 |
屋上・ベランダの防水塗装の劣化や排水溝のつまり | 屋上・ベランダの防水塗装が劣化して剥がれてしまうと、その隙間から建物内部に雨水が侵入する事があります。 排水溝が詰まって溢れた際に、ベランダに何かしらの亀裂があるとその隙間から侵入し雨漏りになる事もあります。 |
大きく分けると、屋根・外壁・ベランダ(屋上)などの外装周りに不具合がある事で、雨漏りが発生しています。
また、大雨が起きた時や雨が降った時間の多さなど、雨漏りは特定の条件が満たされた場合に発生する事もあるので、様々な条件が組み合わさって発生している事も多いです。
雨漏りを直すための屋根修理ってどんな事が行われるの?
雨漏りを直すためには、どんな屋根修理を行えばいいのでしょうか。
雨漏り修理の方法にはいくつかあり、小規模なものから大規模なものまであるので、どんな修理が必要なのか、私と一緒に見てみましょう。
屋根修理の原因 | 詳細 |
---|---|
小規模 | |
屋根材の割れの補修 | 屋根には、スレート・コロニアル・トタン・ガルバリウム・瓦など色々な種類がありますが、特に屋根材が割れやすいのがスレート・コロニアルの屋根です。 これらの屋根は薄い板上の屋根材なので割れやすく、補修が必要な場合が多いです。今まではコーキング材と言われるもので補修がされていましたが、現在では株式会社セイムさんが開発・製造している「タスマジック」と言われる補修剤がとても便利で確実に直す事ができるようになっています。 |
屋根材の交換 | 屋根材を新しく交換する修理になります。すでにメーカー側で製造を中止している屋根材もあるので、中には隣同士て色が違うといった状況にもなる事があります。 |
中規模 | |
屋根塗装 | 屋根用の塗料を塗る事で、屋根材の強度を高めます。強度を高める事で、屋根材が長持ちし、雨漏りが起こりにくい状態を作る事ができるようになります。 |
大規模 | |
屋根の葺き替え(ふきかえ) | 屋根は野地板・防水シート(ルーフィング)・屋根材の3層で構成されていますが、屋根の葺き替えとはこの3層を丸ごと新しいものに交換する工事になります。雨漏りの原因として、屋根材の下に入ってる野地板や防水シートが原因の場合は、葺き替えで丸ごと新しい屋根に変えてしまう方法も有効的です。 |
屋根の重ね葺き(別名:カバー工法) | 既存の屋根の上に、新しい屋根材を取り付ける工事になります。屋根が二重になる事での強度が増し、雨漏りを起こさせにくい状況を作る事ができるようになります。 |
雨漏りを直すために屋根修理をしたとしても再発する事があるってホント?
屋根修理の5つの流れの中でもお話していましたが、雨漏りを直すために屋根修理をしたとしても、100%直せるという保証がないくらい、雨漏りを直すのは難しいという事実を、あなたに知っておいてもらいたいと思っています。
「屋根修理のプロだから、雨漏り直せるのは当然」
「お金を払っているんだから、きちんと直してほしい」
あなたもこのように思う事もあると思いますが、雨漏りの原因は複雑で色々な劣化や状況が重なっている事も多く、直すのが難しいものなんです。
そのため、安いだけの業者や、言っている事が曖昧な業者にお願いしてしまうと、あなたが良くなると思ってお金を払ったのに、直らず無駄な出費になる事も。
たとえ最初は安い料金であったとしても、何度も修理を繰り返す事によって、結局は大金になってしまう事だってあります。
だからこそ、本当に直してくれる、または再発したとしてもしっかりと継続的に屋根の状況を見ていってくれる、業者を探す必要があります。
確実に雨漏りを直すためには、どんな屋根修理業者に頼めばいいの?
突然の大雨で発生した雨漏りも、ずっと直らない雨漏りであっても、確実に雨漏りを直すためには、優良な屋根修理業者を選ぶ必要があります。
雨漏りを直すための屋根修理業者といっても、たくさんの種類の業者が存在しています。
- 雨漏り修理に特化した業者
- 屋根塗装の業者
- 外壁塗装の業者
- リフォーム会社
など、建築系の業者であれば、どこの業者であっても「雨漏りの修理ができます」といった答えが返ってくる事が多いです。
しかし、どの業者も同じレベルの修理技術を持っている訳ではなく、業者によって雨漏り修理の技術・経験はバラバラです。
一番は、雨漏りの修理に特化した屋根業者ですが、今回あなたのお家で発生している雨漏りは、専門の屋根修理の業者であっても経験した事がないような事象かもしれません。
そのため、必ず複数の屋根を修理できる業者に調査をお願いしてもらって、それぞれの業者の経験から総合的に、あなたのお家の屋根を見てもらう必要があります。
屋根修理のプロの見分け方に関しては「屋根修理のプロって?本当に信頼できる業者の6つの見分け方を教えます」を合わせてご確認ください。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
雨漏りの屋根修理の流れについてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の雨漏り修理のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、雨漏り修理の安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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