- | 屋根修理(20)
屋根の修理やお見積もりをする前に、屋根修理の現地調査に関する知識をつけておくことで、適正な費用や工事内容で修理をしてもらうことができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
屋根修理となると、修理にかかるお金や工事の内容ばかり気にしてしまうかもしれませんが、修理のお見積もりも実際の修理も、現地調査なしでは始まりません。
最初の現地調査を入念にしてもらうことで、適正な金額でのお見積もりや本当に必要な屋根修理をしてもらうことができます。
私と一緒に、屋根修理の現地調査について大事な情報を確認していきましょう。
- 目次
- そもそも屋根修理の現地調査って?
- 電話で屋根修理の見積もりは不可能?
- なぜ屋根修理の現地調査は入念にやる必要があるの?
- 屋根修理の現地調査は流れはどうなってるの?
- 屋根修理の現地調査は誰がするの?
- 屋根修理の現地調査を詳しくできる資格
- 屋根修理の現地調査は部位ごとに行う必要があります
- 悪徳業者だと、どんな屋根修理の現地調査を行うの?
- 屋根修理の現地調査を入念にしてもらうにはどんな業者さんにお願いすればいい?
- 屋根修理の現地調査をしてもらう際にあなたも確認しておくポイントは?
- 最後に…。
そもそも屋根修理の現地調査ってなに?
屋根修理の現地調査とは、あなたのお家の屋根を修理するために、屋根がどんな状態なのか、どんな工事が必要なのかといった、屋根の詳しい状況を調べること。
あなたが依頼したい業者さんと屋根修理の調査をしてほしい日にちを決めて、実際にお家に来て調査をしてもらいます。
屋根の面積を測ったり、屋根のどこにどんな劣化が起きているのかも詳しく調べていくことで、修理するためにすべき工事やかかる費用を正確に判断することができます。
電話で屋根修理の見積もりは不可能?
「屋根修理をしてほしいけど、業者さんに来られるのはちょっと…」
「見てもらうのは面倒だし、今すぐ見積もりが知りたい!」
確かに業者さんに来てもらって、細かく調査してもらうのは大変ですよね。
雨漏り修理やそのほかの屋根修理も電話でのお見積もりは、屋根の面積や築年数、お家の図面の情報など、お家の屋根に関する情報を元に大まかに出すことは不可能ではありません。
しかし、それだけで出されてしまうお見積もりは、正確なものではない可能性がとても高く、しっかりと屋根修理の知識を持った業者さんが、実際にあなたのお家の屋根を調べて、初めて本当のお見積もりを出すことができます。
お電話だけで出してもらったお見積もりで屋根修理を考えても、実際はもっと費用が掛かるかもしれませんし、逆にもっと安いかもしれません。
適正な屋根修理の元となるお見積もりをきちんと作ってもらうためにも、初めの現地調査はじっくりと行ってもらいましょう。
なぜ屋根修理の現地調査は入念にやる必要があるの?
屋根の修理をしたいときに現地調査を簡単に行ってしまうと、適正な金額のお見積もりが作れなかったり、必要な工事をすることができなくなってしまいます。
屋根は、あなたのお家やあなたを守ってくれる大切なものですが、外壁などとは違って普段見ることはあまりないですよね。
普段は見にくい部分も入念に現地調査をしてもらうことで、安心して屋根の修理へ進めることができます。
また、屋根はお家の中でも太陽の光が一番当たる場所でもあり、外壁よりも紫外線や温度変化の影響が出やすい部分なので、そういった意味でも念入りに調べてもらう必要があるんです。
屋根修理の現地調査は流れはどうなってるの?
屋根修理の現地調査をするためには、事前に色々な情報が必要だったり、あなた自身で確認しておかなければいけない事があったりします。
いざ、屋根修理の現地調査を行うことになっても、焦らず進めるために、屋根修理の現地調査の流れを私と一緒に見ていきましょう。
屋根修理をするための現地調査の流れ
屋根修理では、現地調査をするために、事前に集めておく情報があります。
予め必要な情報を集めておくことで、スムーズに屋根修理の現地調査に入れるようにしておきましょう。
STEP1:屋根の現地調査をするために必要な事前情報
屋根の種類
コロニアル・瓦・金属など、お家によって屋根の種類はたくさんあり、あなたのお家の屋根ではどの種類の屋根を使っているかで、調査内容も変わってきます。
例えば、コロニアルといった薄型の屋根の場合は古くなっていたり傷んでいると割れやすいので、特に気をつけて屋根の上をあるいたり、瓦などは瓦自身は大丈夫だけど、瓦の下に敷かれている漆喰がダメになっていたり、金属屋根の場合はサビやクギ浮きなどにも気をつけて見なければいけません。
このように、どの屋根材であっても、屋根材の違いによって調査の内容も変わってくる事を覚えておきましょう。
築年数・工事経験
お家を建ててから何年経っているか、屋根の工事をしたことがあるかどうかなど、あなたのお家の屋根がどんな道を辿ってきたかという点も踏まえることで、劣化状態の判断やどんな工事が必要かを正確に判断することが出来るようになります。
現在雨漏りしているか・雨漏り経験はあるか
優良店さんであれば、あなたが困っていること以外の問題も起こっていないかどうか調べてくれます。
もし雨漏りがしていなくても屋根裏までしっかり調べてくれたり、雨漏りで困っていても、雨漏り箇所だけ調べて終わったりはしません。
雨漏りや雨漏り修理の経験に応じて、調査の内容も変わります。
図面
お家の図面がある場合は、図面を確認しながら調査を行います。
図面があると、お家の情報を手元で詳しく確認することができ、実際に測定もすることで屋根の面積をより正確に測ることができます。
STEP2:屋根の現地調査
屋根修理をするための現地調査は、必ず屋根の上にのぼって調査をします。
実際に屋根にのぼり、お見積もりを出すため大切になる屋根全体の面積や、修理をする部分の面積を測定する必要があり、近くで屋根の状態をよく見たり触ったり、場合によっては部分的に解体しながら劣化の状態を調べていきます。
測量
お見積もりを出す上でも、屋根の面積を正しく計測するのはとても重要。
この値が屋根修理にかかる費用に直接関わってくるので、修理するところ・修理しないところはどこからどこまでなのか、しっかり測っていきます。
劣化状況
屋根のどこが劣化しているのかも心配なところ。
屋根を隅々までチェックして、問題が起きている箇所を探し出します。
雨漏り調査であれば、雨漏りの原因となっていそうな箇所の屋根材を剥がして屋根の内部まできちんと調査し、散水調査などを進めていきます。
最近はドローンでの調査も行われてる?最近では、屋根修理の現地調査にドローンを使う業者さんも増えてきています。
上空のいろんな角度から屋根の全体像を見ることができるので、あなたにとっても業者さんにとっても大きなメリットになります。
また、業者さんに屋根にあがってもらうのはどうしても不安という場合にも、ドローンを使うことで屋根にあがらずに屋根の調査をすることができます。
屋根修理をするための現地調査で気をつける事?
屋根修理をするために、専門の業者さんに現地調査を行ってもらう場合、気をつけておくべき事があります。
屋根の上というのは、あなた自身が普段見えない部分にもなるため、もしウソの報告を受けたとしても100%見抜けないため、事前に気をつけるべき点を確認しておきましょう。
屋根修理の現地調査はあなたに見えない?
屋根はいつもあなたのお家を守ってくれていますが、まじまじと見る機会は少ないですよね。
そうなると、もしお家の中で雨漏りが起きても屋根がどうなっているかはわからないですし、劣化している部分があなたから見える範囲にあっても、見えない範囲がどうなっているかまではわからない事がほとんどです。
そういった意味でも、屋根修理の現地調査は念入りに行ってもらわなければなりません。
屋根修理の調査は写真・動画を撮ってもらう
屋根修理の現地調査では、写真や動画で撮影して見せてくれる業者さんがいます。
あなたが屋根に上がれなくても、屋根の上がどうなっているのかを、口頭や文章だけの報告ではなく視覚的に確認できるよう、写真・映像を撮ってくれる優良店さんにお願いしましょう。
ちなみに、屋根の雨漏り調査はどうやるの?
屋根の修理の中でも特に多いのが、雨漏りの修理です。
もちろん屋根にのぼってしっかり観察しますが、それだけでは雨漏りの状態を正確に把握することはできません。
散水調査で屋根の雨漏りを調べる
その名の通り屋根に水を撒いて本物の雨と同じ状況を作ることで、雨漏りの状態を調べることができます。
水を撒いてからどのくらいの時間でどの程度雨漏りがしてくるのか、お家の屋根裏なども確認しながら調査をします。
サーモグラフィー調査で屋根の雨漏りを調べる
赤外線を使って温度の変化を見ることで、私たち人間の目では見ることが難しいところも調べることができます。
発光液で屋根の雨漏りを調べる
紫外線を当てると発光する特殊な液体を、雨漏り箇所と考えられるところから流し込み、どのように流れ込んでいるのか屋根裏から確認します。
解体して屋根の雨漏りを調べる
雨漏りが起きていると思われる箇所の屋根材を剥がして、屋根の内側まで調べていきます。
屋根修理の現地調査は誰がするの?
屋根修理の現地調査は、基本的に営業さんか職人さんが行います。
屋根の上にのぼって調査をするため、営業さんの場合は職人歴があったり、しっかり知識や経験がなければ調査をすることはできません。
また、地元に密着している優良店さんは、その会社の代表が直接調査に来てくれるところもあります。
屋根の状態を実際に見て把握している人が、お見積もり作成や実際の工事も行うことで、あなたの要望をきちんとくみ取った的確な工事を行うことができます。
屋根修理の現地調査はどのくらい時間がかかる?
屋根修理の現地調査は、約1時間~2時間ほどかけて行います。
30分ほどで終えてしまうような現地調査は、しっかりと屋根を調べられていない可能性が高いので注意が必要で、現地調査一つ一つの工程を丁寧に行っていけば、自然と1時間以上は時間がかかってきます。
その後のお見積もりや屋根修理を丁寧に行ってもらうためにも、現地調査も丁寧に、時間をかけて行ってもらいましょう。
屋根修理の現地調査を詳しくできる資格
屋根修理の現地調査をするときに、専門の資格を持っている業者さんに調べてもらうことで、より的確な調査ができます。
- 雨漏り診断士
- 外装劣化診断士
- 屋根診断士
- 瓦屋根診断技師
- 戸建住宅劣化診断士
上記の資格は、屋根修理の現地調査に関する資格の一部です。
このような資格を持った業者さんに現地調査をしてもらうことで、屋根の状態を詳しく正確に知ることができ、適正なお見積もりや屋根修理へとつなげることができます。
屋根修理やお家の工事の資格に関しては、「外壁塗装の資格で業者の良し悪しがわかる?」を合わせてご確認いただければと思います。
屋根修理の現地調査は部位ごとに行う必要があります
屋根の部位は細かく分かれていますが、主な部位は以下のようになっています。
屋根修理の現地調査:棟板金
棟板金とは、屋根の平面部分を繋ぐ横長の「辺」の部分を差し、屋根の頭頂部のとがった部分に被せる金属製の板のこと。
雨水が屋根の内部に侵入するのを防いでくれますが、暴風雨などで浮いたり歪んだりすれば、雨漏りの原因になります。
瓦屋根の場合は「瓦板金」と呼ばれます。
棟板金の調査は錆に注意!
棟板金は金属でできているため錆止めがされますが、経年劣化とともに雨や雪によって錆びてきてしまいます。
錆びを放置したままにすると、屋根材にも錆びが移って屋根全体が腐食していってしまうので注意が必要なんです。
屋根修理の現地調査:屋根材
屋根材は、スレート屋根や瓦、ガルバリウム鋼板などいくつか種類がありますが、屋根材の種類によって調査の仕方も変わってきます。
瓦の割れ・ズレや、スレート屋根のヒビ・剥がれ・色あせなど、ガルバリウム鋼板は錆びの具合も見ていきます。
屋根修理の現地調査:漆喰
瓦屋根の場合は、瓦同士や瓦と瓦板金の間を埋めて固定したり、雨漏りを防いだりする白い土壁のようなものです。
極度な暴風雨にさらされ続けたり、経年劣化を放置することによって、ボロボロと崩れてしまうことがあり、雨漏りの原因や、瓦・棟板金のズレなどに繋がります。
屋根修理の現地調査:防水シート
屋根材の下には防水シートが取り付けられており、ルーフィングとも呼ばれます。
屋根のさまざまな部位で雨漏りを防いでいますが、この防水シートが雨漏りを防ぐ最後の砦。
その為、この防水シートが劣化してしまうと、雨漏りの影響も大きく出やすくなります。
屋根修理の現地調査:野地板
屋根材や防水シートを敷くための平たい木材のことで、屋根裏からもしっかりと確認することができる部位です。
雨漏りが進行してこの野地板が腐食してしまうと、屋根全体に大きなダメージが起きて、大規模な工事になることも。
雨の日に屋根修理の現地調査をすると・・・
屋根修理の現地調査は、基本的に雨の日には行いません。
屋根の傾きの度合いにもよりますが、基本的に屋根の上は足場が不安定なので、雨や強風の時に調査をするのは危険。
屋根の劣化状況も、晴れている時の方がしっかりと確認することができます。
雨の日に屋根の雨漏り調査をするのは大丈夫?雨の日に屋根の調査を行うと、雨漏りの状態が分かりやすくなる為、雨の日に現地調査をする業者さんもいます。
しかし、雨の日だと、お家の中のどこで雨漏りしているかが分かりやすくなる反面、屋根全体に雨が降っているため、雨水が屋根のどこから入り込んでいるかを調べるのが難しいんです。
晴れの日に行う散水調査では、雨漏りが起きていると思われるところに、部分的に水をかけて屋根裏などを確認していくので、屋根の修理箇所が特定できます。
また、雨の日のサーモグラフィー調査では、お家全体が雨で濡れていては温度や湿度の違いが分かりづらい為、晴れの日に雨漏り調査をしてもらいましょう。
悪徳業者だと、雨が降ってもお構いなしに進めるので注意しなければいけない事を覚えておきましょう。
悪徳業者だと、どんな屋根修理の現地調査を行うの?
悪徳業者は屋根に上らないで屋根修理の現地調査をする
屋根は私たちの頭上にあるので、地上からでは屋根の入念な調査を行うことはできません。
見えていないのにお見積もりをしてしまっては、実際の工事となった時に初めて屋根に上ることになり、よくよく見てみるとお見積もりには入れなかった工事が必要になって追加工事が発生することも。
屋根の面積も、お家の図面の数値と実際の数値ではズレが生じている場合もあるので、図面の中のお家ではなく、あなたが住むお家を調べてもらいましょう。
悪徳業者は屋根修理の現地調査で屋根にわざと傷をつける
訪問販売業者の中には、元々屋根材が綺麗な状態であってもわざと傷をつけて、工事が必要な状況を無理やり作るような悪徳業者もいます。
訪問販売の業者が突然やって来ても、絶対に屋根の上にのぼらせてはいけません。
悪徳業者は屋根修理の現地調査を丁寧に行わず、余計な費用が発生
屋根修理の現地調査を丁寧に行わないと、調査の漏れが発生してしまいます。
表面的な修理で大丈夫と報告されても、実は屋根の奥底まで劣化が進んでいたりすると、またすぐにトラブルが起きてまた工事…というように、無駄な費用を払うことに。
屋根修理の現地調査で太陽光パネルが関わる場合
屋根修理の現地調査で太陽光パネルが設置されている場合
太陽光パネルの付いた屋根の場合、屋根修理のために業者さんに現地調査をしてもらっても、屋根修理の業者さんは太陽光パネルの知識までは持っていない可能性があります。
専門外のものが付いていることで、正確な現地調査が難しくなってしまうので、太陽光パネルをどのような工事をして取り付けたのかなどを知らなくてはいけません。
そのため、場合によっては太陽光パネルの工事をしてもらった業者さんにも、現地調査に来てもらう必要があります。
屋根修理の現地調査で太陽光パネルをこれから設置する場合
屋根修理をして、太陽光パネルも設置する場合、先に屋根修理を行ってから太陽光パネルを取り付けます。
ここで注意が必要なのが、太陽光パネルの設置方法。
太陽光パネルは、各メーカーの種類や工法によって設置方法などが変わってきます。
従来から起用されている工法は、屋根材に穴を空けて留めるというもので、この場合は屋根材の下に取り付けられている防水シートにも穴を空けることに。
これは単純に、屋根に穴を空けるということなので、その穴から雨水が入り込んで雨漏りの原因となってしまうケースがとても多くあります。
きちんとした処理をすれば雨漏りは防ぐことができますが、太陽光パネルだけの知識があって、屋根については知識がない業者から安易に間違った工事をされてしまい、雨漏りになってしまうというトラブルが絶えません。
そのため、いくら屋根修理を丁寧にしてもらっても、そのあとの太陽光パネル設置工事で穴を空けられてしまっては本末転倒。
最近では、屋根材に穴を空けずに設置ができる工法も開発されて普及してきていますが、屋根修理専門の業者・太陽光パネル専門の業者、両者の話を聞いて、それぞれの工法がそれぞれに適しているかどうかをしっかり相談しましょう。
屋根修理の現地調査を入念にしてもらうにはどんな業者さんにお願いすればいい?
屋根修理の現地調査を入念にしてもらうためには、どんな業者さんにお願いすればいいかを、確認しておきましょう。
訪問業者には屋根修理の現地調査は依頼しない
あなたが現地調査の依頼をして来てもらった業者さんではなく、突然やってきた訪問業者であれば、屋根を見てもらうこと自体お勧めしません。
屋根にあがらずに、地上から軽く見ただけでお見積もりを出されてしまう可能性はもちろん、もし勝手にあがって調査されてしまったら、屋根の上で何をされいてるかわかりません。
訪問業者が来ても、屋根にはあがらせてはいけないということは、覚えておきましょう。
屋根修理の現地調査は地域に密着した業者さんへ依頼
あなたの地域に根付いた業者さんはその土地環境をよく知っており、あなたのお家がどんな自然環境に置かれてきたか、どんな修理が適しているかなどを把握していることが多いです。
また、職人さんや代表がその土地出身で、地域で長年塗装業を営んでいれば、あなたの地元に建てられている、たくさんのお家の屋根修理を経験してきているということ。
あなたと同じ環境にあるお家の屋根修理を多く経験していることで、より適正な工事をしてもらうことができます。
屋根修理の現地調査はあなたのことを心から考えてくれる業者さんにお願いする
屋根修理は適正な工事をしなければ、雨漏りの発生や再発に繋がります。
丁寧に現地調査をしなかったせいで工事自体もその場しのぎになり、またすぐに劣化やトラブルが起きて、屋根修理をしなければいけないことになります。
あなたのお家や暮らしを親身になって考えてくれる業者さんは、あなたが安心した生活を送ることができるよう適正な屋根修理を行い、そのためにも工事の元となる現地調査から、入念に取り組んでくれるんです。
屋根修理の現地調査は写真で撮ってくれる業者さんを選ぶ
屋根修理の現地調査を簡単に済ませてしまう業者さんは、写真を撮ったりせずに口頭や文章の説明だけで終わらせてしまいます。
写真に収めて、屋根にあがることができないあなたにもわかるように、調査結果を伝えてくれることで、見えない部分も把握できて安心です。
屋根の雨漏り修理の現地調査を入念にしてもらえる業者さんは?
雨漏りの原因をつきとめる業者さんにお願いする
雨漏りでの屋根修理の場合、現地調査では散水調査などを行わなければ、雨漏りの原因をつきとめることができません。
目で見ただけで現地調査を終えて、お見積もり・屋根修理をしてしまうと、本当に修理すべきところが修理できておらずまた雨漏りが起きて、無駄な修理費用がかさんでしまうことに。
原因をしっかり調査して、雨漏りの元を絶ってくれる業者さんにお願いしましょう。
屋根裏まで見る業者さんにお願いする
散水調査やサーモグラフィー調査などのきちんとした雨漏り調査を行えば、屋根のどこに撒いた水がどこへ漏れているのかを確認するために、必然的に屋根裏まで見ることになります。
雨漏りの調査で屋根裏を確認しない業者さんは、屋根の表面的なところだけしか調査をせずに、見かけだけの屋根修理をしてしまいます。
業者さんにお家の中へ上がってもらうのは気が引けるかもしれませんが、雨漏りをなくして安心した生活を送るためにも、屋根裏までしっかりと上がって見てもらいましょう。
雨漏りの正しい知識のある業者さんにお願いする
屋根修理や雨漏り修理の業者さんはたくさんありますが、あまり知識のない業者さんに任せてしまうと、せっかくお金を払って修理をしても、修理前より雨漏りが酷くなる場合も。
雨漏りの原因で多いのが、雨水の逃げ道をふさいでしまう工事。
スレート屋根などの屋根材には、縁切り(タスペーサー)といった、屋根に空洞をつくる部品が使われます。
本来であれば、屋根材同士の隙間を雨水が流れていくことで、屋根の内部に雨水が溜まることがありませんが、屋根の塗装をして屋根材同士が塗料でくっついたままにしてしまうと、雨水の逃げ道がなくなり、屋根の内部に水が溜まって雨漏りになってしまうんです。
瓦屋根の場合も、瓦同士の隙間を漆喰やシーリングで隙間なく埋めてしまうことで、同じ現象が起こります。
こういった、雨漏り修理の業者さんなら知っていなければならない知識を持たずに修理をしたり、知っていながら手抜き工事をするような悪い業者もいるので、きちんと経験や知識のある業者さんを選びましょう。
屋根修理の現地調査をしてもらう際にあなたも確認しておくポイントは?
- 屋根に上がって調査しているか
- 30分以上時間をかけて調査しているか
- 誰が現地調査をするのか
入念な現地調査は、実際に見て、触って、原因をつきとめて、あなたにも屋根の詳しい状況や必要な工事をわかるようにするもの。
簡単な調査の仕方では、自然と30分足らずで終わってしまいますし、知識の無い人が調査をしても、屋根の上の調査結果をあなたに根拠を持って説明することはできません。
上記のポイントを確認しておくことで、屋根修理の現地調査を入念にしてもらえるかどうかの判断がしやすくなります。
屋根修理をきちんと行ってもらい、安心して今のお家での暮らしができるようになるために、まずは入念な現地調査から始めましょう。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
入念な屋根修理の現地調査についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の屋根修理の現地調査に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、屋根修理の現地調査に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
- 屋根修理に失敗しないための5ステップ
- 【STEP1】屋根修理の金額相場
- 【STEP2】屋根修理の7つの基礎
- 【STEP3】屋根修理のプロの見分け方
- 【STEP4】屋根修理の前には入念な調査が必要
- →【STEP5】火災保険の保険料で屋根修理
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