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外壁塗装が塩害でボロボロ?海沿いの人が知りたい3つの知識

塩害にお困りの方、今後の対策をしたい方など、塩害に対する知りたかった知識が身につくことで、正しい塩害対策を行えるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

外壁塗装が塩害の影響で剥げてきたりしていませんか?

塩害は塗装の劣化を促進させたり、金属部を腐食させたりと、海沿いで暮らす方々の悩みのタネの一つではないかと思います。

この塩害に対して、基本の3つの情報を知ると塩害に強い暮らしができるようになるので、私と一緒に見てみましょう。

以下の順番で説明していきますね。
知識1:塩害で起こる症状を知りたい方
知識2:外壁を塗り替えたい方
知識3:現状の外壁の維持をしたい方

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塩害とは?

外壁塗装は塩害でボロボロに?海沿いの人が知りたい3つの知識

海はもともと塩分を含んでいます。その塩分を含んだ水が蒸発したり塩気をまとった空気が、建物などに付着して、付いた塩分のせいで劣化を早めます。これが塩害です。

屋根・外壁・玄関ドア・アルミサッシなど、建物に付着することで、腐食を進行させてサビ・建物の劣化を促進させてしまいます。

そのため、海沿いの建物は全て塩害対策が必須です。

塩害のこわ〜いお話塩害で金属の腐食・サビを促進させてしまうと、金属に穴が空けてしまいます。空いた穴から雨水などが入り込むことで、劣化スピードを格段に早めてしまいます。また、軒下の電気機器など、電気系の部分は得に注意しないと、塩害によって腐食した部分に雨水などが入り込めばショートする可能性もあるので塩害対策は必要不可欠です。

塩害で屋根・外壁塗装はボロボロ?

海沿いで暮らしている、またお店等で仕事をされている方にとっては、潮風(塩分を含んだ風)で引き起こされる塩害と無関係ではいられません。

海に近いほど潮風の影響を受けやすく、海から5キロ圏内の方は塩害対策が必須です。※5キロ圏内でなくても、潮風は遠くまで運ばれるため、広い範囲で塩害対策は行っておく必要があります。

塩害が起きる地域

「自分の家は海から離れているから大丈夫」と思ってしまう場合もありますが、潮風はかなり遠くまで運ばれるので、海から5キロ圏内でも油断できないのが正直なところ。

風の流れも関係し、海の近くでも場所によっては塩害の被害を受けないことも。

自分の家は塩害を受ける範囲なのか調べるには、次の簡単チェックをしてみましょう。

塩害範囲かどうかの簡単チェック

  • 海から5キロ以上離れている
  • 潮の匂いがしない
  • 周りの家の鉄部にサビがあまり無い

どれも塩害が起きる範囲・症状になるので、これらが見当たらなければ一旦安心はできます。

しかし、潮風はどの地域にも飛んで来るので、どこであったとしても塩害対策は考えなければいけないものです。

塩害が起きにくい・起きやすい県

日本地図を見てもらうとわかりやすいのですが、日本はそもそも海に囲まれた形をしているので、ほとんどの県で塩害の影響があると言えます。

その中でも山に囲まれている県は塩害の被害が少ないのですが、海に面していたり近いとやはり塩害の影響を受けています。

塩害の被害が少ない県福島県・栃木県・群馬県・埼玉県・長野県・岐阜県・奈良県
塩害の被害が多い県特に多い
千葉県 ・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・愛媛県・茨城県
比較的少ない
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県 ・新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県 ・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
 

私たち相談してくださる方々も、やはり関東地方の方の割合が多いです。海が近いので、塩害の影響を受けている可能性があります。

塩害が引き起こされる建物

塩害の被害が発生しやすい場所一戸建て・マンション・アパート・工場・倉庫・店舗・ビル・事務所・社屋など
 

特に海沿いにはお店も多いので、店舗経営者にとっては悩みのタネかもしれません。

塩害が引き起こされやすい建物の場所

塩害の被害が発生しやすい場所外壁・屋根・カラーベスト・スレート瓦・セメント瓦・トタン屋根・トタン・玄関・門・アルミサッシ・シャッター・フェンス・門扉・鉄柵・看板・遊具などの鉄部・ドア・雨戸・羽目板・など木部・モルタル・コンクリート壁
 

などなど、金属素材はもちろんのこと、建物全体が塩害の被害に合うことを覚えておいてください。

塩害が引き起こされやすい素材

素材金属・ガルバリウム・トタン・スチール・窯業サイディング
 

屋根・外壁に塩害が引き起こされた場合はどうなる?

海沿いで塩害が起きている屋根・外壁をそのままにしておくと、建物の寿命(劣化)が早まり、長く住めない家になってしまいます。

例えば以下のように、海沿いの地域では塗料の耐用年数の劣化が早まります。

  • 山沿い シリコンで塗装  8~15年
  • 海沿い シリコンで塗装  5~8年

このように、海沿いの地域というだけで潮風に当てられ、塗料の耐用年数が早くきてしまい、屋根塗装・外壁塗装などの住宅メンテナンスの時期が早まります。

メンテナンス時期が早まることで、通常よりも費用がかさむため、大きな負担に…

海沿いの場合は、必ず塩害対策を行わないと周期的に発生するメンテナンス費用が高くなることを覚えておきましょう。

屋根・外壁への塩害対策は海沿いで暮らす人は必須

塩害対策を行わないと以下のことが発生します。

  • メンテナンス(修繕)費用が将来的に高くなる
  • 長く住めない建物になる・資産(家)の価値が下がる

お金がかかること、そしてせっかく建てた家をみすみす早く手放すことになりかねないので、塩害対策をしっかりとっておきましょう。

塩害対策1:耐塩性・耐久性の強い塗料で塗り替え

塩害対策には、耐塩性・耐久性の強い塗料での塗装が求められます。

塩害が発生する地域では、通常よりも塗装で形成された塗膜が早く劣化するので、本来の耐久性から2〜3年は寿命が早くなります。

このやり方で塗装を行っていくと何度も屋根・外壁の塗り替えが必要となり、将来的に大きな金額を支払うことになってしまいます。

そのため、少し値段は高いですが最初から耐塩性・耐久性の強い塗料を使うことで、結果将来的にかかる費用を抑えることができます。

塩害対策にはフッ素かアクリルシリコン樹脂系

塩害対策に効果がある塗料として、耐塩性・耐久性に秀でた以下の二つの塗料を視野に入れて起きましょう。

  • フッ素系塗料
  • アクリルシリコン樹脂系塗料

この二つの塗料は、通常の一般家庭で使われるウレタン系・シリコン系などの塗料のさらに上のグレードの塗料です。

ウレタン系やシリコン系が1平米の単価が2,000円前後なのに対して、フッ素系とアクリルシリコン樹脂系の1平米の単価が4,000円前後と約2倍違います。

しかし、30年の間で、ウレタン系・シリコン系が4〜5回の塗装が必要ですが、フッ素系・アクリルシリコン樹脂系であれば2回程度の塗装で済みます。

このように、グレードの高い塗料は初期費用としては高いですが、トータルコストとしてみると安くなるため、最初からグレードの高い塗料で塗装するのが塩害対策の一つです。

無機塗料でセルフクリーニングという手もある

無機塗料と呼ばれる最新の塗料を使う手もあります。

この無機塗料は、雨の力を借りて自然に外壁の汚れを落としてくれるセルフクリーニングができる優れものです。

値段は1平米の単価が4〜5,000円前後と高額ではありますが、外壁をこまめに掃除ができない人、忘れてしまう人などは、セルフクリーニングの力を借りるのも賢い塩害対策になります。

塗料だけでなく下地処理もきちんと。塗料の効果を発揮させるためには、屋根・外壁に対して塗料を塗り替える前に行う下地処理もキレイ・丁寧に行わなくてはいけません。塗料だけでなく、基本の下地処理もきちんと行ってくれる塗装業者を選びましょう。

塩害対策2:耐塩性・耐久性の強い外壁へ張り替え

グレードの高い塗料だけではあまり十分な対策とは言えません。

そのため、外壁自体も耐塩性・耐久性の高い外壁にすることで、塩害に対し十分な対策が取れるようになります。

塩害に強い外壁は樹脂サイディング

樹脂サイディングは塩化ビニル樹脂製の外壁材のため、サビたり腐食する心配がありません。

この強い耐性が、塩害を防いでくれます。

塗装ではなく、外壁の張替えを行う場合は、樹脂サイディングも検討材料の一つとして考えておきましょう。

樹脂サイディングのメリット

樹脂サイディングは見た目が安っぽく見えやすいので、デザイン性を保ちたい方の場合にはあまり向いていないものになります。

樹脂サイディングはもともと色(顔料)が加えられていることがおおいので、塩害によって色落ちなどがしにくい特徴があります。

樹脂サイディングのデメリット

樹脂サイディングは、ビス止めで付けられるものなので、窯業サイディングなどのようにシーリング(コーキング)材をつかって、固定させる必要はありません。

そのため、シーリング(コーキング)代がかからないので将来的なメンテナンス費用は安くなります。樹脂サイディングは、メンテナンス費用も安く・塩害の被害を最小限に抑えることができる塩害対策の一つです。

塩害対策3:地域密着の優良店を選ぶこと

屋根・外壁の塩害を防ぐためには、塗料・外壁材など対策方法はありますが、やはり一番は地域性を知り尽くした地域密着の優良店を選ぶことです。

地域密着の優良店にはこのような良さがあります。

  • 塩害に対しての十分な知識を持っている
  • あなたの家の塩害対策のプランを立ててくれる

もし、地域性を熟知していない他の地域の塗装業者を選んでしまうと、塩害対策が十分にされないまま塗装が行われることになり、すぐに塩害で剥がれる塗装になってしまいます。

そうなると何度も塗り替えないといけなくなり、費用もかさむ結果に…塩害対策の塗装を行う場合は、必ず地域密着の優良店を選ぶことが、塩害対策の一つとなります。

あなたができる塩害対策

塗料・外壁の張り替えなどは塗装業者・リフォーム業者でないと行えないですが、あなた自身でも塩害を防ぐ方法があります。

外壁のこまめな清掃

塩害の元は塩分です。この屋根・外壁についた塩分をきちんと取り除くことができれば、塩害に対し十分な効果を得ることができます。

洗い流すことを考えると、防水性が高い塗料しておく必要もあります。

こまめに洗い流す時間がない方、忘れてしまいそうな方には、フッ素などの耐久性の強い塗料を使う形でもいいかもしれません。

お掃除の方法

ホースなどを使って水をかけて、柔らかいブラシでキレイに落としましょう。

市販の高圧洗浄などの洗浄機器を使ってしまうと、せっかく塗装した作られた塗膜が剥がれてしまう可能性もあります。

強く落とすのではなく、優しく丁寧に落とすことがポイントです。

最後に…。

塩害と外壁塗装についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

あなたの不安、教えて頂けませんか?

お家の外壁に汚れが付いたりヒビ割れがでてきたら、不安になりますよね。

それが塩害の影響だったら、これからも同じように塩害に悩まされることにもなるので、塩害対策をしっかり行い、お家を良い状態にして頂くのがオススメです。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

累計1万人以上(2024/11/21現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(相談受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

コンシェルジュ

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