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外壁塗装の面積が10秒で分かる坪・平米の一覧表あり

坪別で外壁塗装の面積がカンタンに分かる面積一覧表を作りました。ご利用頂ければ嬉しいです。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

初めて外壁塗装をしようと考えている、もしくはすでに見積りを受け取ったけど正しいのか判断がつかない場合など、坪からカンタンに塗装面積を算出する計算式が非常に役立ちます。

計算の基準となる1坪と1㎡(平米)の数値が以下です。

  • 1坪 = 約3.3㎡(3.30578㎡)
  • 1㎡ = 0.3坪(例:横1.8m × 縦約1.8m)

用意した表には外壁の塗装面積(概算)も加えているので、まずは以下の概算表でイメージを掴み、あなたのお家の正確な面積を知りたい場合は、誤魔化しがない優良な塗装業者さんに実測してもらうのがオススメです。

外壁塗装が初めてで、自宅はどのくらいの塗装面積か概算を知りたい方は
坪数と外壁の塗装面積の一覧表

すでに見積りをもらっていて、計算式が知りたい方は
坪計算からはじめる外壁塗装の面積の求め方

見積もりの面積(数量)が各社違うことに混乱してしまっている方は
同じ一戸建てでも塗装面積が絶対同じにならないワケとは!?

外壁塗装の相談、または、すぐに優良業者さんを選びたい場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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坪数と外壁の塗装面積の一覧表

【一覧表】外壁の塗装面積がカンタン10秒で分かる坪・平米計算
1階建てを想定した概算(表示は少数第一位まで)
建坪(1階分の坪数)延べ床(1階分の平米数)外壁面積(係数1.2で計算)
1坪3.3㎡3.9㎡
5坪16.5㎡19.8㎡
10坪33㎡39.6㎡
15坪49.5㎡59.4㎡
20坪66㎡79.2㎡
25坪82.5㎡99㎡
30坪99㎡118.8㎡
35坪115.5㎡138.6㎡
40坪132㎡158.4㎡
45坪148.5㎡178.2㎡
50坪165㎡198㎡
55坪181.5㎡217.8㎡
60坪198㎡237.6㎡
65坪214.5㎡257.4㎡
70坪231㎡277.2㎡
75坪247.5㎡297㎡
80坪264㎡316.8㎡
85坪280.5㎡336.6㎡
90坪297㎡356.4㎡
95坪314.0㎡376.2㎡
100坪330㎡396㎡
※ 建物の形や高さが違えばその分面積は変わってきますので参考としてご認識ください。
2階建てを想定した概算(表示は少数第一位まで)
延べ坪(1階+2階の坪)延べ床(2階分の平米数)外壁面積(係数1.2で計算)
2坪(1+1)6.6㎡7.9㎡
10坪(5+5)33㎡39.6㎡
20坪(10+10)66㎡79.2㎡
30坪(15+15)99㎡118.8㎡
40坪(20+20)132㎡158.4㎡
50坪(25+25)165㎡198㎡
60坪(30+30)198㎡237.6㎡
70坪(35+35)231㎡277.2㎡
80坪(40+40)264㎡316.8㎡
90坪(45+45)297㎡356.4㎡
100坪(50+50)330㎡396㎡
110坪(55+55)363㎡435.6㎡
120坪(60+60)396㎡475.2㎡
130坪(65+65)429㎡514.8㎡
140坪(70+70)462㎡554.4㎡
150坪(75+75)495㎡594㎡
160坪(80+80)528㎡633.6㎡
170坪(85+85)561㎡673.2㎡
180坪(90+90)594㎡712.8㎡
190坪(95+95)627㎡752.4㎡
200坪(100+100)660㎡792㎡
※ 建物の形や高さが違えばその分面積は変わってきますので参考としてご認識ください。

1階建ての家か2階建ての家かによっても塗装面積に大きな差が出ていますが、上記の概算は1階と2階の大きさが同じ場合を想定した数値となります。

建物の形状はそれぞれ違うので、例えば1階と2階の坪数(床面積)が違ければ、塗装面積も変わってくるため、あなたのお家の正確な塗装面積を調べるためには、実際に計測しなければ出せません。

私たちには「自宅が◯◯坪なんだけど、外壁塗装はいくらになりますか?」といった金額の質問を多くいただきますが、家の形も広さも塗装しない面積(窓やシャッターなど)も分からない状態では、概算でしかお伝えすることが難しいんです。

これは塗装業者さんに聞いても同じこと…。

実際にお家を見させてもらって計測しなければ分からないことなので、正確な塗装面積を確認したい場合は、必ず建物調査をしてもらう必要があることを、あなたには覚えてもらえると嬉しいです。

全国的な延べ床面積ランキング

他のお家はどのくらいの延べ床面積になっているか、国土交通省が「一住宅当たり延べ床面積の都道府県比較」として住宅経済関連データを公開してくれていたので、ランキングに直して表にしてみました。

順位都道府県延べ床面積順位都道府県延べ床面積
1位富山県152.18㎡25位茨城県108.55㎡
2位福井県146.16㎡26位静岡県105.42㎡
3位山形県141.51㎡27位山口県104.6㎡
4位秋田県138.61㎡28位愛媛県102.45㎡
5位新潟県134.93㎡29位熊本県101.66㎡
6位島根県130.73㎡30位大分県99.88㎡
7位石川県130.21㎡31位長崎県99.54㎡
8位長野県127.84㎡32位宮崎県98.53㎡
9位鳥取県127.84㎡33位広島県97.29㎡
10位岐阜県124.23㎡34位宮城県97.07㎡
11位青森県123.31㎡35位高知県95.69㎡
12位岩手県122.61㎡36位愛知県95.01㎡
13位滋賀県122.05㎡37位兵庫県94.91㎡
14位佐賀県118.31㎡38位北海道93.08㎡
15位福島県114.63㎡39位鹿児島県89.64㎡
16位三重県114.15㎡40位千葉県89.4㎡
17位香川県114.06㎡41位京都府87.86㎡
18位徳島県113.96㎡42位埼玉県86.58㎡
19位山梨県113.27㎡43位福岡県86.55㎡
20位奈良県112.63㎡44位神奈川県76.62㎡
21位岡山県111.71㎡45位沖縄県76.28㎡
22位栃木県110.24㎡46位大阪府76.22㎡
23位和歌山県110.23㎡47位東京都64.48㎡
24位群馬県109.89㎡
出典:国土交通省 (資料)「平成25年住宅・土地統計調査」(総務省)を面積が大きい順にランキング化

全国的な平均から見ると、以下のような仮説が立てられます。

  • 富山は平均152.18㎡なので25坪2階建のお家が多い
  • 東京は平均64.48㎡なので10坪2階建のお家が多い

平成25年のデータになりますが、そこまで大きく平米数が変わることはないと思うので、上記のデータで各県の塗装面積の仮説も立てられます。

同じ地域に住んでいるご近所さんが、どのくらいの坪数かを知りたい場合は、上記の表を利用いただくのが良いかもしれません。

坪計算からはじめる外壁塗装の面積の求め方

坪の情報から外壁・屋根の面積がどのくらいかイメージできたら、次は坪や面積に関するそれぞれの意味を確認した後、塗装する面積をどうやって求めるのかを見てみましょう。

まずは坪や面積の名称からです。

坪・面積につけられている名称

項目数値例詳細
建坪30坪土地の面積
建築面積99㎡建物を真上から見たときの面積※ 1階よりも2階の方が広い場合もあり
延べ坪60坪(1階30坪+2階30坪)※ 総階数が2階の場合階数分×建坪が延べ坪となる
延べ床面積(1階分)99㎡1階分の総床面積
延べ床面積(2階分)198㎡2階分の総床面積
※ 延べ床面積は建物面積と同じ意味合い。しかし建築面積とは異なるため注意が必要。

同じような言葉が続くので分かりづらいかもしれませんが、それぞれ定義されている範囲が異なっています。

よく間違えやすいものとして、「建坪」と「延べ坪」がありますが、建坪は1階分の坪数であり、延べ坪に関しては階数ごとの坪数を全て合算した坪数を指しています。

屋根の面積は建坪で計算できますが、外壁の面積に関しては階数分の坪数である延べ坪を使うので、気をつけなければいけません。

面積算出の方法1:延べ坪×3.3×1.2

外壁の面積を坪数を利用した延べ坪×3.3×1.2で算出
計算方法坪数を利用した概算計算
計算できる人外壁塗装が初めての人でもカンタンにできる
計算のしやすさ★★★
数値の正確性★☆☆

外壁の概算面積は「延べ坪」を計算式に当てはめて算出しますが、延べ坪なので階数の違いによって数値が変わるため、気をつけて計算する必要があります。

【計算式】延べ坪(階数分の坪の合算)×3.3(1坪分の平米数)×1.2~1.7(係数)

覚えておきたい計算式なので、まずは私と一緒に簡単な計算から練習してみませんか? 計算も簡単な3ステップなので、以下の条件で計算してみたいと思います。

  • 一戸建て
  • 30坪
  • 2階建て
  • ベランダなど追加面積は無し
順序計算内容計算式の例
STEP1:延べ坪を算出坪数×階数分30×2=60坪
STEP2:延べ床面積を算出延べ坪×1坪分の平米=延べ床面積60×3.3=198㎡
STEP3:外壁面積を算出延べ床面積×係数=2階分の面積198×1.2=237.6㎡
※ 概算を算出するための考え方の例なので、実測した面積が正確なあなたの家の外壁面積になります。

上記のように延べ床ではなく建坪で計算して、1階分のみの外壁面積を出し、2階なら×2をして算出しても同じ数値になります。

30坪(建坪)×3.3×1.2=118.8㎡
118.8×2(階数)=237.6㎡

係数の使い分け

項目係数計算式
非塗装面積(窓など)を抜いた計算1.2~1.360坪×3.3×1.2=237.6㎡
追加面積(ベランダなど)がある場合の計算1.4~1.560坪×3.3×1.4=277.2㎡
全体の外壁面積を計算1.6~1.760坪×3.3×1.6=316.8㎡
※ 30坪の2階建てを想定しているため延べ床60坪で計算しています。
※ 係数を使う場合の考え方の例となります。

係数の値で塗装面積が大きく変わってきますので、注意が必要です。

塗装業者さんから見積りを受け取った場合は、どんな計算式で塗装面積を割り出したのか必ず聞いておきましょう。

非塗装面積って?非塗装面積とは、窓・サッシ・タイルなど塗装をしない部分になります。

追加面積って?追加面積とは、ベランダやバルコニーなど、外壁面から突き出した部分になります。ベランダの場合は、突き出された外側と内側の両方に対して塗装する必要があります。

面積算出の方法2:家の外周×高さで算出

計算方法外周と高さを利用した計算
計算できる人外壁塗装の外周を測れる人や塗装業者
計算のしやすさ★★☆
数値の正確性★★☆

家の外周・高さの数値を使って外壁面積を算出することもできるので、以下の条件で一緒に計算してみましょう。

  • 一戸建て
  • 30坪
  • 2階建て
  • ベランダなど追加面積は有り
  • 横7m
  • 縦9m
  • 高さ7.5m
順序計算内容計算式の例
STEP1:外周を調べる(横+縦)×階数分=家の外周(7+9)×2=32
STEP2:外周と高さで計算家の外周×高さ=全体の外壁面積32×7.5=240㎡
STEP3:非塗装面積を引く全体の外壁面積-全体の外壁から20%前後=塗装面積240-48=192㎡
STEP4:追加面積を足す塗装面積+全体の外壁から15%前後=塗装面積192-36=228㎡
※ 概算を算出するための考え方の例なので、実測した面積が正確なあなたの家の外壁面積になります。

外周から外壁の塗装面積を求めるためには、一旦全体の外壁面積を出した後に、「塗装しない面積」と「追加の面積」を引いたり足したりして求めていきます。

塗装しない面積も追加分の面積も◯◯%としているため、正確な数値ではなく概算だと認識していただき、実測と大きく乖離がでる場合があることをあなたに覚えてもらいたいです。

面積算出の方法3:実際にメジャーやレーザーを使い計測して算出

計算方法メジャーやレーザーを使った実測を元に計算
計算できる人塗装業者
計算のしやすさ★☆☆
数値の正確性★★★

計測してもらうことは大事ですが、以下に気を付けなければ、無駄な計算がされて損をするかもしれません。

  • 塗装をしない面積(窓など)
  • ベランダやバルコニーなど追加されている面積

外壁塗装では、窓など塗装しない部分が必ずあり、ベランダやバルコニーなどがあると追加で面積が増える部分もあるため、それらを考慮せず面積が求められてしまうと、必要以上に面積が増えてしまうことも…。

逆に、本来必要な面積が含まれておらず後から追加工事が発生する場合もあるため、実際に計測してもらうことがオススメです。

図面を使っての計算じゃダメなの?

お家の図面があれば、それを元に計算すればいいんじゃないの?と思われますが、あまりオススメできません。

確かに図面には建築時の数値が入っていますが、建築中にどうしても図面の数値からズレて施工が進む場合もあり、図面のみで計算してしまうと、塗装面積にズレが生じる可能性も…。

また、塗装業者側が図面を使っての見積もりがしたいのは、それが一番手間がなく角度の高い塗装範囲が出せて、現地調査といった無駄な時間で人件費を減らしたくないからです。

どの会社でも叫ばれている「効率化」「生産性」といったものと同じで、見積もりを作るのは人件費がかかるため、できれば抑えたいと思って調査せず図面のみで見積書が作られる場合が多いです。

しかし、塗装面積の算出に不備があるとあなたが損をする場合もあるため、正確な面積を求める場合は実際に計測することが一番確実です。

坪計算からはじめる屋根塗装の面積の求め方

傾きによって屋根の面積計算が変わってくる
計算方法坪数を利用した計算
計算できる人屋根塗装が初めてのあなたでも簡単
計算のしやすさ★★★
数値の正確性★☆☆

屋根の概算面積は以下の計算式で出すことができます。

【計算式】1階分の床面積×1.1~1.5(係数)

屋根は同じように見えて、平ではなく角度が付いて折り曲がっている分長くなっているため、それぞれのお家ごとで長さが違うだけでなく、クネクネ折り曲がっているものなど、屋根材の種類によっても変わってきます。

まずは、以下の条件を使って簡単に概算が計算できる方法を、私と一緒に試してみましょう。

一般家庭の屋根

  • 切妻屋根(建物に2つの大きな面が乗っているような屋根)
  • 30坪
  • スレート(屋根材)
順序計算内容計算式の例
STEP1:1階分の面積を計算坪数×1坪分の平米数=1階分の面積30×3.3=99㎡
STEP2:屋根の面積を算出1階分の面積×係数=屋根面積99×1.1=108.9㎡
※ 概算を算出するための考え方の例なので、実測した面積が正確なあなたの家の屋根面積になります。

工場などの屋根

  • 折板屋(大きく上下に折り返しが何回もあるような屋根)
  • 30坪
順序計算内容計算式の例
STEP1:1階分の面積を計算坪数×1坪分の平米数=1階分の面積30×3.3=99㎡
STEP2:屋根の面積を算出1階分の面積×係数=屋根面積99×1.7=168.3㎡
※ 概算を算出するための考え方の例なので、実測した面積が正確なあなたの家の屋根面積になります。

坪数は同じ30坪なのに、一般家庭の屋根面積が108.9㎡、工場などの屋根だと168.3㎡と面積が大きく変わりました。

あなたのお家のように、人が住むように作られた建物だと、複雑ではなくシンプルな形の屋根のため、そこまで屋根の塗装面積は広くないですが、工場など波打っているような上下に何回も折れ曲りがある屋根の場合は、一直線に伸ばすと折れ曲がった分長くなり、塗装する屋根の面積も広くなるんです。

そのため、たとえ同じ大きさの建物であっても、「屋根の傾き」や「屋根材の種類」の違いで、屋根塗装をする面積が変わってくることを、あなたに覚えてもらえると嬉しいです。

係数の使い分け

項目係数計算式
傾きが緩やかor屋根材が平でシンプルな屋根材1.1~1.230坪×3.3×1.2=118.8㎡
傾きが急or凹凸や折り返しが何回もあるような屋根材1.3~1.530坪×3.3×1.5=148.5‬㎡
※ 係数を使う場合の考え方の例なので、概算面積を求める際に利用して頂ければと思います。

同じ一戸建てでも塗装面積が絶対同じにならないワケとは!?

あなたの家と同じような家に住んでいるご近所さんが「塗装面積が100㎡で外壁塗装100万だったよ!」と言われたら、あなたの家も100万くらいかな?と思ってしまうかもしれませんが、その考えには落とし穴があります。

その理由としては、

  • 坪数が違う
  • 塗装しない面積が違う
  • 1階と2階の面積が違う
  • 使っている外壁材の種類が違う

このように様々な違いがあり、同じような家でも塗装する面積が変わってくるため、絶対に同じ塗装面積(値段)にはなりません。

外壁塗装の見積りはオーダーメイドが必須と言われるほど、一軒一軒作りが違うため、しっかり計測して塗装面積(値段)を出す必要があります。

30坪の場合を想定したシミュレーション
あなたご近所さん
建物の形長方形で1階も2階も同じ面積1階と2階で面積が違う
316.8㎡270.0㎡
非塗装面積窓が8つ窓が5つ
-75㎡-40㎡
突き出し部分ベランダ有りベランダ無し
+50㎡0㎡
外壁材サイディングのみサイディングとタイルの混合※ タイルは塗装不要
-100㎡
面積の合計291.8㎡130㎡

上記の表はシミュレーションですが、塗装しない面積と追加する塗装面積によって、実際に塗装する面積が大きく変わってきます。

そのため、ご近所さんと全く同じ仕様の家に住んでいない限り、塗装する面積は同じにならないので、ご近所さんが行った外壁塗装の値段とあなたの家の値段は同じにならないことを覚えておきましょう。

この面積って合ってる?正しく計測・計算されているか2つのチェック

外壁塗装の業者から見積りを受け取った場合、本当に正しい計測がされて金額が出されているのか心配になりますよね。

見積提出した業者に「これは適正ですか?」とは聞きづらいと思うので、あなた自身でも簡単にチェックできるようになるための、2つのポイントがあります。

チェック1:面積(数量)を確認

項目数量単位単価金額
足場200800160,000
高圧洗浄17025042,500

一見すると、どこも悪くなさそうな書き方ですが、数量の部分を確認すると、小数点が含まれないキリのいい数字となっています。

塗装業者によってはサービスとして小数点を省いている場合もありますが、もしかしたら以下のような可能性もあります。

  • しっかりとメジャーやレーザーなどで測っていない
  • 実測していないのを誤魔化すため

悪い書き方ではないですが、優良業者さんの数量の書き方の多くは小数点第一〜第二までを含んだ書き方になっています。

小数点を含めて書く理由としては、塗装業者側でしっかりと測ったことを示し、他の見積りと比較された際にも、根拠を持った説明ができるようにするためです。

数量とは?工事をする範囲を示す項目で、塗装をする場合は面積が書かれ、部分的な補修箇所を示す場合は「1箇所」などと書かれることもあります。

チェック2:面積(数量)の根拠を説明できる

面積を出す前に、塗装業者側で必ず現地調査(建物調査・診断)と呼ばれる、あなたのお家の状態把握と数値の計測を行う工程があります。

この調査があって初めて見積書が作られるため、見積書に書かれた面積(数量)も根拠を持って書かれているはずなのですが、塗装業者側にどうやって計測したのか以下のように聞いてみてほしいです。

  • どんな方法で計測して出された数値ですか?
  • その数値の根拠となる資料はありますか?

どちらでもいいですが、しっかりと計測している場合は、メモ書きや写真で証拠を残しているため、質問してもしっかりと回答ができるはずです。

しかし、計測した際の情報は残っていない、見せられない、曖昧な回答しか返ってこない場合は、正しい計測はできていない可能性があります。

計測に不安が残る塗装業者にそのままお願いすると、無駄な費用を払うことになりかねないので、注意が必要です。

悪徳業者のやり口

あなたが見積りを頼んだ業者が、悪徳業者か優良業者かを見極めるためには、現地調査〜見積書の提出時の行動一つ一つを見ていくと分かります。

悪徳業者優良業者
計測方法外周をぐるっと見ただけメジャーなどで測り、写真で状況証拠を撮る
計測時間5〜10分30分〜1時間以上
見積書その場で手書き後日正式な書面で渡す
見積りの説明曖昧な説明計測した内容を含め根拠が分かる説明あり
見積りの金額安さや値引きをアピールしてくるお金がかかる理由をきちんと説明

外壁塗装の悪徳業者の「儲けのカラクリ」はこの部分!

あなたのような塗装工事が初心者に対してだと、塗装面積(数量)を偽っても騙せることが多いため、余分に面積を書いておいて利益を得たり、不正を用いて利益を上乗せしていることもあるんです。

見極めが難しい場合は、専門家や私たちのような無料相談サービスに診断してもらうのがオススメです。

プランなどパッケージ化された塗装がオススメできない理由

塗装面積は一軒一軒違うことを知ってもらえたかと思いますが、パッケージ化した塗装を勧められた場合には、さらに注意が必要です。

塗装しない部分や塗装を追加しなければいけない部分は、一軒一軒違うことが分かったあなたは気づくかもしれませんが、プランやパッケージ化された提案の場合、「◯◯坪だと◯◯円ですよ」といったうたい文句に疑問が出ますよね。

実はプランやパッケージ化された提案だと、

  • 本来必要のない塗装面積が含まれる可能性がある
  • 本来必要のある塗装面積が含まれない可能性がある

プランやパッケージ化された塗装は、業者側で塗装を売りやすくするために、一定の工事を全て含んだ形で売られているものです。

しかし、◯◯坪だと◯◯円といった内容だと、そもそもが曖昧な塗装面積の計算となり、あなたが損をする可能性を含んでいます。

1円も損をしないためには、優良業者にしっかりと塗装面積を測ってもらった上で出してもらえる、正式な見積りを受け取ってほしいと思っています。

塗装面積が分かったら、塗装面積を使った値段を出す計算式も覚えたい!

塗装面積が分かったら、実際の塗装費用を計算していきたいと思います。

計算式も以下のように簡単なもの。

【計算式】塗装面積×塗料の単価(各工程でかかる価格)

また、以下の条件で各塗料ごとの塗装費用を出してみたので、私と一緒に見ていければ嬉しいです。

  • 2階建ての一戸建て(長方形)
  • ベランダなど追加面積は無し
20坪(158.4㎡)30坪(237.6㎡)40坪(316.8㎡)
ウレタン1,800~2,000円/㎡29〜32万43〜48万57〜63万
シリコン2,500~3,500円/㎡40〜55万59〜83万79〜110万
ラジカル3,500~4,000円/㎡55〜63万83〜95万110〜127万
フッ素3,500~4,500円/㎡55〜71万83〜106万110〜142万
無機5,000~5,500円/㎡79〜87万119〜130万158〜174万
※ 上記の表は、塗装のみの値段となり、足場組み立てや養生など別途費用がかかります。

20坪の場合、シリコン塗料を使うのであれば、158.4×2,500or3,500で計算。

計算自体は簡単ですが、各塗料で単価の幅がある理由としては、「水性」か「油性」、「1液型」か「2液型」かによって変わってくるからです。

外壁用の塗料には水性と油性の2種類があり、さらに塗料はそのままでは使えないため、水か硬化剤(こうかざい)を混ぜて薄めて使う複雑な製品となっています。

水性<油性、1液型<2液型、このように効果の違いによって値段の違いも出てくるため、ある程度の相場といった形で計算させてもらっています。

実際の見積もりにはどうやって書かれている?

見積書に書かれていることは、工事内容そのものなので、曖昧だったり全て必要な情報が書かれている必要があります。

塗装面積はもちろん大事ですが、塗装するための工程・塗料名・メーカー名、さらには使用する塗料缶の数まで書かれていると、信頼できる見積書となります。

項目数量単位単価金額
下塗り(工程名)
パーフェクトフィラー(塗料名)
日本ペイント(メーカー名)
15kg約2.5缶(使用分の塗料缶数)
150.6700105,000
中塗り(工程名)
パーフェクトトップ(塗料名)
日本ペイント(メーカー名)
15kg約2缶(使用分の塗料缶数)
150.6850127,500
上塗り(工程名)
パーフェクトトップ(塗料名)
日本ペイント(メーカー名)
15kg約2缶(使用分の塗料缶数)
150.6850127,500

上記の書き方はかなり優良な塗装業者さんのものですが、中には詳細が分からないような「一式」表示の見積書を出す業者もいるようなので、悪徳業者に騙されないよう気をつけてほしいと思います。

塗装面積に応じて必要な塗料缶数は変わってくる?

メーカーの塗料それぞれで、塗れる範囲が異なるため、あなたのお家を塗り替えるために必要な塗料缶が、いくつ必要なのかは以下の計算式で求められます。

【計算式】塗装範囲(㎡)×1㎡で使う塗料の量=必要な塗料量(塗料缶数)

各社の有名な塗料を例にして、必要な塗料缶シミュレーションをしてみたので、塗料缶数を計算する方法も覚えてもらうのがオススメです。

日本ペイント
塗料名1kgで塗れる範囲
パーフェクトフィラー0.25~0.90100㎡×0.25=25kg(15kg缶2つ分)
パーフェクトトップ0.11~0.17100㎡×0.11=11kg(15kg缶1つ分)
水性シリコンセラUV0.15100㎡×0.15=15kg(15kg缶1つ分)
エスケー化研
塗料名1kgで塗れる範囲
プレミアムフィラー0.2~0.5100㎡×0.2=20kg(15kg缶2つ分)
プレミアムシリコン0.22~0.35100㎡×0.22=22kg(15kg缶2つ分)
関西ペイント
塗料名1kgで塗れる範囲
アレスダイナミックフィラー0.3~0.5100㎡×0.3=30kg(15kg缶2つ分)
アレスダイナミックトップ0.12~0.14100㎡×0.12=12kg(15kg缶1つ分)
アステックペイント
塗料名1kgで塗れる範囲
エポパワーシーラー0.13~0.2100㎡×0.13=13kg(15kg缶1つ分)
超低汚染リファイン1000MF-IR0.3~0.4100㎡×0.3=30kg(15kg缶2つ分)

最後に…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁塗装の面積計算についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さな事からでも無料相談が出来るので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。あなたにとって、外壁塗装に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

あなたの不安、教えて頂けませんか?

我が家の本当の面積?業者に騙されてない?と、実際に自分自身で測れていないと、不安になりますよね。

優良業者さんが正確に測ってくれると、大雑把なキリのいい数値ではなく、小数点込みのより正確な数値で面積を教えてくれます。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

累計1万人以上(2024/10/13現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(無料受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

コンシェルジュ
ご利用無料 / どんなに小さな事でも相談可能 / 365日受付中

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