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外壁がひび割れする原因は?補修方法や知っておきたい注意点

外壁のひび割れですが「すぐ直さなくていい場合」「すぐに直した方がいい場合」の2種類があり、補修タイミングを間違えると、あとで高額リフォームの引き金にもなるので、後悔しないための情報を見て頂けると嬉しいです。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

「最近、外壁のひび割れが目立ってきた…。」
「築8年過ぎたけどひび割れはこのままにしてもいいの?」

お家の外壁は、普段あまり注目しないところかもしれませんが、もしかすると、あなたのお家の外壁ひび割れが起きているかもしれません。

長年暮らしてきた大切なお家に、ひび割れのような異変が起きたら心配ですよね。

外壁のひび割れをそのままにしておくと、外壁の表面が剥がれてきたり、雨漏りにも発展してしまうこともあります。

大切なお家で安心して暮らしていくためにも、お家の外壁に起きるひび割れについて、私と一緒に詳しく見ていきましょう。

外壁の補修相談、または、信頼ある業者さんを選びたい場合は、0120-929-609(相談受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁補修の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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外壁にひび割れが起きる原因は?

外壁がひび割れする原因は?補修方法や知っておきたい注意点

あなたのお家の外壁にひび割れがあると、なぜひび割れができてしまったのかが気になるところですが、原因は以下の2つに分けることができます。

  • 劣化によるもの
  • 工事業者の施工不良によるもの

なぜ外壁にひび割れが起きてしまうのか、私と一緒に確認していきましょう。

原因1:経年劣化

経年劣化とは、長い年月が経つにつれて自然と起きる劣化のことで、外壁は紫外線や雨風にさらされ続けることによって劣化が進みます。

ひび割れも経年劣化の一つであり、どうしても傷みが出てきてしまうので完全に防ぐことはできず、外壁塗装定期的なメンテナンスが必要になるんです。

また、外壁は私たちの目には見えない規模で、膨張や収縮を繰り返しており、このような動きに外壁の素材がついていけず、ひび割れが起きてしまうこともあります。

原因2:工事業者の施工不良

お家を建てたり前回の塗装工事をした業者さんが、手抜き工事をしたり間違った方法で塗装をするといった、施工不良が原因で、外壁がひび割れてしまうことがあります。

外壁塗装の塗り替え時期の目安は、一般的に10年ごとが適切と言われていますが、もし、お家を建てたり前回の塗装工事から数年のうちにひび割れが起きた場合は、工事業者さんの施工不良が原因の可能性が高いです。

外壁に起きるひび割れの種類

外壁に起きるひび割れには、主に以下のような種類があります。

ヘアークラック

外壁の表面に塗った塗料は、乾燥させることで「塗膜」と呼ばれる薄い保護膜になりますが、塗膜がひび割れている状態をヘアークラックといいます。

ヘアークラックだけを補修しておく場合もありますが、放置しておくとひび割れが大きくなり、雨水の侵入にも繋がって来るので、基本的にはヘアークラックが起きた時点で外壁塗装を行うのがオススメ。

構造クラック

ヘアークラックを通り越して、外壁の内部までひび割れが進んでしまっている状態のこと。

そのままにしておくと、ひび割れが広がって水分が中に入り込み、外壁が腐食したり雨漏りを引き起こす恐れがあるので、早めに補修をする必要があります。

外壁のひび割れを放置するとどうなる?

外壁に発生するひび割れは、小さなひび割れから始まることが多いので、そのままにしてしまうかもしれませんが、知らず知らずのうちにひび割れが大きくなり、気付いたら危険な状態になっている場合もあります。

  • 外壁が剥がれてくる
  • 雨漏りが起こる
  • 内部が腐食する
  • 他の不具合が起こる

外壁のひび割れを放置すると、このようなトラブルが発生する可能性があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【第一段階】外壁が剥がれてくる

外壁にひび割れが起きている部分はもろくなっているため、放置すると周りの塗膜も剥がれやすくなります。

塗料で出来た塗膜は、紫外線や雨水、汚れ、カビやコケからお家を守ってくれていますが、塗膜が剥がれてしまうと、これらのお家を守るための機能を果たすことができず、どんどんトラブルが増えていきます。

【第二段階】外壁の内部が腐食する

ひび割れから雨水や湿気が入り込むと、外壁の内部が腐食してしまう可能性が高くなり、外壁内部の腐食が進むと、外壁材骨組みの部分まで劣化が進行してしまい、大規模な修理が必要になるので、修理に掛かる費用も高くなってしまいます。

修理費用や工事の規模を最低限に抑えるためにも、ひび割れが小さな段階からメンテナンスをしておくことが大切なんです。

外壁の内部や骨組みにまで水分が行きわたって湿気が溜まると、シロアリが発生して外壁材をさらに劣化させてしまうこともあります。

シロアリは、湿って柔らかくなった木材を好むので、外壁の内部に水分が侵入したままでは、シロアリが住み着いて木材を食べてしまい、お家がボロボロになる恐れがあるんです。

【第三段階】外壁から雨漏りが起きる

外壁の内部までひび割れが広がると、雨水が簡単に入り込めるようになってしまいます。

その為、外壁の腐植だけではなく、あなたが生活するお部屋まで雨水が進み、雨漏りに発展してしまうことも。

雨漏りは屋根や天井からのイメージがあるかもしれませんが、実は外壁からも雨漏りが起きる可能性は十分にあるんです。

【第四段階】外壁全体に不具合が出てくる

外壁にひび割れが起きているということは、塗料で出来た塗膜がお家を守るための機能失っているというサインでもあります。

塗膜の劣化は、汚れやカビ・コケなどの発生、紫外線によるダメージなどを防ぐ機能も失われていくということなので、外壁の傷みはどんどん悪化してしまいます。

外壁はあなたのお家を形作る大切な部分なので、外壁の大規模な劣化は、お家全体危険な目にあってしまう可能性があるということを、覚えておいてほしいです。

外壁のひび割れを補修するには?

外壁にひび割れが発生していたら、早めに補修をしておきたいですよね。

ひび割れの補修は、大きく部分補修全体補修に分けることができるので、それぞれどんな補修をするのか、一緒に確認してみましょう。

部分補修

部分補修は、ひび割れが起きた部分だけを修理していくもので、主にコーキング材(シーリング材)と呼ばれる補修剤を使います。

コーキング材はゴムのように弾力があり、ひび割れ部分に注入して埋めていくことで、外壁が動いてもクッションになってくれるんです。

また、密閉する力にも優れているので、雨水の侵入もしっかり防いでくれます。

しかし、ひび割れ箇所があまりにも多かったり、外壁全体の劣化が深刻な場合は、部分補修をしてもまたすぐに別の劣化症状が起きてしまうことも。

ひび割れの規模や外壁全体の劣化具合いを見て、適切な補修をすることで、適切な費用を掛けることができます。

全体補修

ひび割れの症状がひどい場合や、お家を建てたり前回の外壁塗装をしてから10年ほど経っているのであれば、全体的な補修として外壁塗装をするのがオススメ。

外壁塗装は10年に一度を目安に行うのが一般的で、10年ごとに塗装をすることで、大切なお家を長く守っていくことができます。

外壁は、紫外線や雨風、汚れ、カビ・コケなどによって、見栄えが悪くなったり劣化が進んでいきますが、これらの劣化要因を防ぐ機能を持つ塗料を塗ることで、お家を強くキレイに保つことができるんです。

外壁がサイディングの場合は?

あなたのお家が「サイディング」という、板状の外壁材を貼り付けて作られている外壁であれば、外壁塗装のほかに、以下の工事も行うことができます。

サイディングの
張り替え
外壁の色やデザインを変えたかったり、傷みが激しい場合はサイディングの張り替え工事がオススメです。
外壁材がすべて新しくなり、下地からきちんと補修することができるので、丈夫なお家を保って、次回のメンテナンスまでの期間を延ばすことができます。
サイディングの
重ね張り
重ね張り工事はカバー工法とも呼ばれ、今あるサイディングの上から新しいサイディングを重ねて張る工事なので、古いサイディングを撤去する必要がなく、工事期間や費用を抑えることができます。
しかし、外壁の下地が傷んでいる場合は、重ね張り工事をしてもすぐに劣化が起きて、近いうちにまた工事をしなければいけなくなるので、重ね張りではなく張り替え工事が必要です。

このように、サイディングの劣化具合を業者さんにしっかり見てもらい、適切な補修を行ってほしいです。

外壁のひび割れ補修にかかる費用は?

外壁のひび割れ補修をしたいと思っても、費用がどのくらい掛かるのかは、やはり気になるところですよね。

外壁のひび割れ補修をするときの単価相場は、以下のようになります。

工事内容単価相場
ひび割れ補修約1,700~2,500円/㎡
 

ひび割れの規模や状況によって価格が変わり、特にひび割れは規則的なものではなく、波打っていたりと数量を測るのが難しいものです。

その為、修理業者さんの見積書の書き方も、ひび割れ補修をする長さは書かれずに、一式で書かれることがあります。

優良な業者さんは、数量や単価まで出来る限り細かく書いた見積書を作ってくれますが、ひび割れ補修は計測が難しいため、優良業者さんであっても一式で出すことが多いんです。

修理業者を選ぶポイントは?

外壁のひび割れ補修を業者さんにお願いしたい時、修理業者さんの選び方には十分注意してほしいです。

あまり考えずに何となく業者さんを選んでしまうと、悪徳業者に工事費用をだまし取られたり、手抜き工事をされてしまい、外壁の状態が逆に悪化してしまうかもしれません。

あなたの大切なお家を守るためにも、外壁のひび割れ補修をお願いする修理業者さんの選び方を、一緒に見ていきましょう。

相見積もりをして業者を選ぶ

外壁のひび割れ補修をお願いする業者さんを選ぶ時に、一番大切なことと言っても過言ではないのが、修理業者の相見積もりです。

業者さん1社だけにひび割れ補修の見積もりをお願いして、1つの見積書だけで考えてしまうと、その見積書が相場の範囲内なのか、適正な工事内容なのかを判断することができなくなってしまいます。

複数の業者さんからの見積もり内容を比較することで、不適切な金額や工事内容の見積もりに気が付くことができたり、あなたに合った業者さんが見つけやすくなるんです。

ただし、あまりに多くの業者さんから見積もりを取ってしまうと、多すぎて混乱してしまい、逆に選びきれなくなってしまうので、2~3社の優良な業者さんで相見積もりをするのがオススメです。

地域密着型の業者を選ぶ

ひび割れ補修をお願いする業者さんは、あなたの住む地域に密着している業者さんを選んでほしいです。

大手ハウスメーカーが下請け業者に工事を依頼するのに対して、地域密着型の業者さんは自分たちの会社の人間だけで営業や工事を行います。

下請け業者をはさむと、中間マージンという余計な費用が発生してしまうので、下請け業者を使わない地域密着型の修理業者さんに工事をお願いすることで、必要なものだけに費用を掛けることができます。

また、地域密着店はその町の人々との繋がりを大切にしている業者さんが多く、評判がいいからこそ営業することができるので、確かな実績を持っている証でもあるんです。

外壁のひび割れに対して、どんな補修が最適なのかを見極められる、あなたの町で長く親しまれている業者さんを選びましょう。

根拠をもって説明できる業者さんを選ぶ

外壁のひび割れ補修をお願いする業者さんは、ひび割れに対して必要な補修や見積もり内容に関して、きちんとした根拠のある説明ができる業者さんを選ぶのがオススメ。

ひび割れが小規模で、部分補修で済む場合は、コーキング材という補修剤でひび割れを埋める方法が一般的ですが、ひび割れは不規則な形をしていることが多いので、長さや数量を正確に算出することが難しい部分でもあります。

その為、見積書はどうしても一式になってしまうことが多く、詳細がわかりにくいので少し不安になってしまいますよね。

  • なぜ一式になってしまうのか
  • なぜこの金額なのか
  • 作業の詳細

不安をぬぐうためにも、このような根拠をきちんと話してもらったり、あなたが納得できる説明をもらえる業者さんに、ひび割れ補修をお願いしてほしいです。

外壁のひび割れは火災保険で直せる?

火災保険は、自然災害が原因で劣化や破損が起きた場合に適用されるもので、経年劣化が原因の場合は適用されず、外壁のひび割れは、経年劣化や塗装の耐久性の状況によるものが多いので、火災保険での適用が難しいことが多いです。

台風などで飛んできたものが当たった影響で外壁がひび割れた場合は、火災保険が適用されますが、火災保険が最終的に適用されるかどうかは、資格を持った保険会社の鑑定人が調査をして判断した結果がすべてになります。

もし、風で飛ばされてきたものが原因で外壁にひび割れが起きた場合は、被害状況を写真に収めておき、早めに火災保険の申請をすることで、保険会社の鑑定人に「風災」と判断してもらいやすくなります。

火災保険を利用して少しでも工事費用を抑えるためにも、面倒だと思って先延ばしにせず、被害に気付いたらなるべく早めに行動してほしいです。

外壁のひび割れはDIYで直せる?

ひび割れ補修は、コーキング材(シーリング材)という弾力のある樹脂をひび割れに注入して埋める方法が一般的で、作業自体は単純なので、DIYで補修をしようと思うかもしれませんが、単純なように見えて実は知識や技術が必要なんです。

ただコーキング材を注入するだけではなく、ひび割れの奥までコーキング材が入るようにするVカットという処理や、接着剤の役割を果たすプライマーという塗料を塗る必要があり、簡単な作業ではありません。

また、コーキング材は、白色やグレーの製品が多く、外壁を補修しても補修の跡が目立って見栄えが悪くなってしまうため、補修した上から塗装をする必要も出てきます。

補修部分をキレイに隠せる塗装も高い技術がなければ難しいことなので、ただ補修をするだけではなくお家のイメージを悪くしないためにも、きちんとした技術を持つ業者さんにお願いするのがオススメです。

最後に…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁のひび割れについてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁のひび割れに関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。あなたにとって、外壁のひび割れに関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

あなたの外壁の不安、教えて頂けませんか?

お家に発生しているひび割れ、このままで大丈夫?何かした方がいいの?と、症状が目で確認状態なので不安ですよね。

このままにしておくべきではないですが、まずはどんな状態なのかプロの判断を元に、今後の対応を決めて頂くのがオススメです。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

累計1万人以上(2024/11/21現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(相談受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

コンシェルジュ

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