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部分補修でもOK?家の外壁を補修したい時に見るべき情報

  • 更新 | 2018.12.25 公開
  • 外壁(28)

お家の部分的な補修をしたい時に必要な情報を知っておくことで、あなたのお家にぴったりな補修方法がわかります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー 古賀(こが)

お家の外壁は、歯の治療と同じようにこまめに健康状態を確認して、小さな異変を見つけた時に、その都度部分的に補修をしておけば、簡単な工事で済ませることができます。

しかし、新しくお家を建ててから10年以上放置してしまうと、部分補修にとどまらず、全体的な補修が必要になってしまうことも。

外壁補修は、あなたのお家の寿命を長くさせるために大切なメンテナンスです。

外壁の劣化が原因で、外壁の内部までボロボロにしてしまわないためにも、あなたのお家の状況に合った外壁補修をする必要があります。

寿命を長くできるように、あなたのお家に最適な補修方法や費用の情報を、私と一緒に見ていきましょう。

外壁の補修はどんな時に必要になる?

あなたのお家の外壁を補修したい時、部分的な補修で済むのか、全体的な工事になるのかでは、あなたの心持ちは大きく変わりますよね。

外壁補修の規模は、築年数外壁の劣化具合などによって変わってきます。

あなたのお家の外壁に、

  • ひび割れ
  • 剥がれ
  • 浮き
  • チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁を触ると手に白い粉のようなものが付く現象のことを言い、これも外壁に起きる立派な劣化症状なんです。

これらの症状が出ている場合は、外壁の補修が必要となります。

コーキング材とは、サイディングやALCといったパネルを張り付けて作る外壁に使う素材で、あなたのお家の外壁にコーキング材が使われている場合も注意が必要です。

コーキング材は弾力のある樹脂で出来ており、目地(めじ)と呼ばれるパネルのつなぎ目を埋めるために欠かせないものですが、隙間から水分や汚れが侵入するのを防いだり、パネル同士がぶつかって起きるひび割れを防ぐ役割を持っています。※ コーキングがクッションの役割をして衝撃を緩和させています。

そのため、あなたのお家の外壁が、サイディングやALCを使っている場合、コーキング材の劣化に注意しておかなければ、雨漏りひび割れを引き起こしてしまう恐れがあります。

コーキング材の弾力がなくなっていたり、ひび割れている場合は補修が必要な可能性が高いので、あなた自身で確認することもできますが、地元密着の専門業者さんにしっかり確認してもらうようにしましょう。

外壁補修の種類と費用

外壁補修は以下のように、部分補修と全体補修で分けることができるので、どんな補修があるのか確認しておきましょう。

部分補修
外壁のひび割れ(クラック)
コーキング材の劣化※全交換(打ち替えとも呼ぶ)と、素材を足して補修する(打ち増しとも呼ぶ)方法があります。
鉄などの金属部分のサビ
穴・へこみ・欠け・傷
カビ・藻・コケによる外壁の汚れ
触ると手に白っぽい粉がつく(チョーキング)
浮き・膨らみ・反り・剥がれ
全体補修
塗装
重ね塗り
張り替え

このように、外壁の補修にはいろいろなものがありますが、それぞれの補修の特徴や費用も一緒に見ていきましょう。

部分的な補修の費用相場

お家の外壁の部分補修をしたい時、どのくらいの費用が掛かるのかは気になりますよね。

専門の工事業者さんにお家を実際に見てもらうことが大切ですが、あらかじめ部分補修の費用相場を確認しておきましょう。

外壁
劣化症状補修方法費用相場
外壁のひび割れコーキング約1,700~2,500円/㎡
鉄、金属部分のサビケレン約200円~2,200円/㎡
穴・傷など規模により異なる約1,000~6,000円/カ所
カビ・藻・コケ高圧洗浄約200~250円/㎡
触ると手に白っぽい粉がつく
(チョーキング)
塗装工事1,700~50,000円/㎡
浮き・剥がれ等※ 状況により費用が変わります。
コーキング
劣化症状補修方法費用相場
コーキング材の劣化全交換(打ち替え)約900~1,200円/m
素材を足して補修
(打ち増し)
約500~900円/m

また、工事をする際は多くの場合、足場を設置する必要があります。

足場の費用は、約30坪の建物で約10万~20万円前後と安価なものではないので、あなたのお家の外壁補修の見積もりを取るときは、忘れずに確認してほしいです。

ひび割れ補修

外壁に使われる素材は様々なものがありますが、それぞれに長所と短所があります。

モルタルやALCという種類の外壁は、ひび割れが生じやすいという短所があるので、あなたのお家の外壁にモルタルやALCを使っている場合は、特に注意して外壁のひび割れを確認するようにしましょう。

また、ひび割れの状況によって補修の規模や緊急性も変わりますが、外壁の劣化具合を把握するために、ひび割れの幅を計って確認してみることができます。

ひび割れの種類ひび割れの幅劣化具合
ヘアークラック0.3㎜以下外壁に塗られた塗料で出来た塗膜(とまく)と呼ばれる薄い膜が、ひび割れしている状態。この程度の段階で補修をしておくと安心です。
0.3~1mm/浅めひび割れの補修をするのがオススメですが、ひび割れだけではなく全体的な外壁塗装もしておくと安心です。
構造クラック0.3~1mm
/深さ4mm以上
外壁の深刻なトラブルが起こる危険性が高まっている状態なので、早めに補修をする必要があります。
1㎜以上
/ひび割れに段差がある
お家の内部にまで劣化が進んでいる可能性があり、すぐに補修をしなければ劣化がさらに広がり、工事費用も高くなってしまいます。
3㎜以上大きなひび割れの間から雨水が侵入して雨漏りしている可能性があるので、補修はもちろん雨漏りのチェックをしてもらう必要があります。

ひび割れの補修は、弾力のある樹脂でできたコーキング材を使って行い、1㎡あたり、約1,700~2,500円かかるので、ひび割れの規模が大きくなればなるほど補修費用がかかります。

ひび割れを放置しておくと、雨水や湿気が内部に入り込みやすくなり、建物内部の木材が腐っていく可能性もあるので、なるべくひび割れが小さいうちに対処しておくと安心です。

コーキング材の補修

あなたのお家の外壁がサイディングやALCの場合は、「目地(めじ)」と呼ばれるパネルの継ぎ目にコーキング材が打ち込まれています。

コーキング材には、伸びたり縮んだりしながら、雨などの水分がお家の中に入ってくるのを防ぐ役割があります。

そのため、外壁補修の中でもコーキング材の補修は、とても大切な工事です。

コーキング材は劣化が進むと固くなってきてしまい、そのままにしておくと、外壁にひび割れが起きて雨水が侵入してしまうことも。

さらにコーキング材が劣化していくとコーキング材が剥がれてきてしまい、外壁材の間を雨から守ってくれるものがなくなってしまうため、大規模な雨漏りとなってしまうんです。

コーキング材の寿命は約10年と言われているので、あなたのお家が建ってから10年以上過ぎている場合は、コーキング材の補修が必要だと思っておいて下さい。

コーキングは2種類の補修方法がある

コーキングの補修には、2種類の方法があります。

  • 打ち替え
  • 打ち増し

打ち替え」は、コーキング材を新しく交換する工事で、全て新品のコーキング材に代わるので、長くお家を守ることができます。

打ち増し」は、今あるコーキング材の上から、コーキング材を足して補修する工事です。

打ち増しは短くて2年、長く持って5年程度しか持たないので、応急処置のような工事になり、あなたの大切なお家にこれからも長く住み続けようと考えている場合は、「打ち替え」をオススメします。

日が当たりやすい部分の外壁補修

お家の外壁の劣化を確認する時に、特によく見てほしいのは、日当たりの良い場所です。

日がよく当たる方角の外壁は、紫外線の影響によって、塗膜(塗料で出来た薄い膜)やコーキング材の劣化が早まりやすいので補修の必要性が高まり、特に北側の外壁では、こうした状況になっているお家が多く見られます。

日当たりが良いことは、土地や物件を選ぶときには魅力的ですが、外壁にとっては天敵でもあるんです。

日当たりの良い外壁によく生じるのが「チョーキング」という現象で、チョーキングとは、外壁塗装をした時に塗った塗料の白い顔料が浮き上がり、外壁に触ると白く付着する現象です。

チョーキングは、塗料の持つ効果が落ちてきているサインでもあり、劣化症状への耐性が弱まった状態なので、塗装をし直す目安となります。

チョーキングを放置してしまうと、ひび割れ、剥がれ、浮きなどの症状に悪化してしまうので、劣化が酷くなる前に、専門業者さんに見てもらいましょう。

雨漏り補修

雨漏りというと屋根から起きるイメージがあるかもしれませんが、外壁から雨漏りが起きることもよくあります。

サイディングやALCなどの、目地に打ち込まれているコーキング材が劣化することで、雨水が侵入してきてしまう場合もありますし、外壁材のひびや浮き、剥がれなどの劣化が、雨漏りの原因になることもあるんです。

補修剤を買ってきてあなた自身で補修する方法もありますが、雨漏りはきちんと工事をしなければ、お家の内部まで腐らせてしまうこともある、とても怖いトラブルです。

しっかり雨漏りを直して快適な暮らしをするためにも、あなたには専門の業者さんに相談して補修することをオススメします。

全体の補修

外壁の全体補修をする場合には、劣化の規模が大きくなるに連れて、塗装・重ね塗り・張り替えと、費用が増えていきます。

それぞれの費用相場は以下のようになります。

 
補修方法費用相場(約30坪の場合)
塗装工事約40~100万円
サイディング重ね塗り約60~200万円
サイディング張り替え約60~300万円

外壁塗装

外壁を守るためには、目地やひび割れにコーキング材を入れて補修することに加えて、外壁の塗装も大切です。

ただ、一言に外壁塗装と言っても、塗料によって値段はバラバラで、モルタル、サイディング、ALCといった外壁の素材によっても相性の良い塗料や悪い塗料いがあります。

塗料選びは、あなたのお家の外壁に合ったものの中から、効果を維持できる期間や、金額を見比べるようにしましょう。

外壁材の張り替え

サイディングボードやALCがゆがんだり反り返ってしまっている場合や、築年数が30年以上のお家は、外壁材を新しいものに交換して補修する必要があります。

外壁の張り替えは大規模な工事になり、全体的な工事の費用相場は150~230万円と大きくなってしまうので、できれば張り替えが必要にならないように、部分補修してお家を長く守っていくのがオススメです。

外壁材の重ね張り

外壁を新しく張り替えるほどではないけど、劣化が気になる場合には、重ね張りという補修方法もあります。

重ね張りは、今あるお家の外壁材の上からサイディングやALCなどの外壁材を重ねて張り付ける工法で、張り替え工事よりは費用を抑えられますが、全体の費用相場は約60~180万円程になり、今のお家の外壁の傷みが少ない状態でなければ重ね張りをすることはできません。

外壁の補修で注意することは?

外壁補修で最も気を付けることは、業者選びです。

外壁補修に関して何の知識も持たずにいると、何が適正なのかを見極めることができず、優良業者さんを見つけることができません。

あなた自身でも外壁の状況を確認してみて、あなたのお家に合った工事を提案してくれる優良業者さんを見つけ、その後も業者さんに任せたままにするのではなく、業者さんと相談しながら一緒に工事を進めるようにしましょう。

注意点1:補修の規模を優良業者さんに判断してもらう

お家の外壁補修をしたいと考えたら、一度できちんと直したいですよね。

あなたにとって、全体補修と部分補修ではどちらが最適なのか、きちんとした優良業者に判断してもらうことが大切です。

部分補修では、施工不良によって一箇所を直してもまた別の箇所に不具合が発生する場合があり、元々全体的な工事が必要だとわかっていれば、余計な費用や手間をかけずに済みます。

また、部分補修は工事をした部分だけ補修の跡が目立ってしまうこともあるので、部分補修にとらわれず工事が一度で済むように、優良業者さんにお家をしっかり調査してもらい、適切な提案をしてもらうようにしましょう。

注意点2:今後の暮らしをよく考える

あなたが、今のお家をどのくらい持たせたいかによっても外壁補修の規模は変わってくるので、今後、あなたのお家をどうしていきたいか、どんな暮らしをしていきたいかをじっくり考えて、外壁補修の計画を立ててみて下さい。

優良な業者であれば、あなたとお家の未来を見据えた最適な提案をしてくれます。

例えば、数年後に建て替えや引っ越しの計画がある場合は、それに合わせて費用を抑えた工事も勧めてくれるので、じっくりと話を聞いてくれて、あなたのこれからの暮らしにぴったりな方法を判断してくれる業者さんに、工事をお願いするようにしましょう。

外壁の補修はDIYが可能?

近年のDIYブームで、お家周りの工事をご自身の手で行おうとする人が増えており、補修剤を買って自分で補修をした方が費用を抑えられるという理由で、DIYを選ぶ人もいるようです。

あなたもDIYで済ませられるならと考えるかもしれませんが、外壁は、雨水や汚れから家を守るための大切なものであることを、しっかりと覚えておいてほしいです。

きちんと補修をしておかないと、お家の内部にまで影響してしまうので、結果的に高い費用をかけて工事することになりかねません。

技術力のある専門の業者さんにお願いすれば、あなたのお家を長持ちさせることができるので、最適な費用や工事内容で外壁補修をするのがオススメです。

最後に…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁の補修についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁補修に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、外壁補修に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

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