お家の外壁に生えるカビの原因や対処法を知っておくことで、お家の劣化を防いでキレイな状態を保つことができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
普段の暮らしの中で、お家の外壁をまじまじと見る機会は少ないかもしれませんが、あなたのお家の外壁に黒ずみが発生していたら、その正体はカビかもしれません。
実は、外壁のカビを放置しておくと、見た目が悪くなるだけではなく、外壁そのものが劣化してしまう可能性があるんです。
あなたのお家をキレイな状態で、安心して暮らしていくためにも、
- 外壁にカビが発生する原因
- 外壁に発生するカビの除去・予防方法
これらを私と一緒に見ていければと思います。
お家の外壁に発生するカビの対策をして、あなたが家族みんなで気持ちよく生活できるような、お手伝いができれば嬉しいです。
外壁に生えたカビの相談、または、洗浄をするためにプロの手を借りたい場合は、0120-929-609(相談受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁のカビを落とす相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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外壁にカビが生える原因
あなたが普段生活する中でカビを目にしやすいのは、お風呂場やキッチンなどの水回りが多いかもしれませんが、実はお家の外壁にもカビが生えてしまうことがあります。
そもそもカビとは何なのか、外壁にカビが生えてしまう原因も一緒に確認していきましょう。
そもそもカビってどんな生き物?
カビは菌類の生き物で、胞子を飛ばして繁殖していきますが、湿度の高い場所といった、限られた場所だけに潜んでいるわけではなく、実はあなたが普段生活しているリビングであっても、常に空気中にカビの胞子が含まれています。
カビの胞子は条件が整うと育っていき、その結果、一般的に知られる黒色や緑色のカビとして目に見える形に繁殖していくんです。
さらに、カビはアレルギーの原因にもなり、気管支炎などの病気を引き起こすこともあるので、空気中の目に見えないカビであっても、あなどれません。
条件が合えばお家の外壁にもカビは生えてしまうので、毎日暮らすお家の外壁にカビが発生したまま放置しておくと、あなたや家族の身体に害を及ぼしてしまいます。
カビの発生条件
お家の外壁にカビが発生する条件は、以下の5つがあります。
- 栄養がある
- 酸素がある
- 温度が最適
- 湿度が高い
- 長く放置されている
あなたのお家の外壁にカビが発生する原因を知るためにも、一緒に発生条件を詳しく確認してみましょう。
条件1:カビの栄養となる物質がある
お家の外壁は、常に外気にさらされているので、チリやホコリなど、汚れが付着しやすい部分でもありますが、カビは汚れを栄養にしてしまいます。
主に有機物と呼ばれる、動物や植物、その中で作られる脂肪やたんぱく質なども栄養にでき、プラスチックや外壁の塗装に使われる塗料も栄養源になってしまいます。
その為、対策を取らなければ、お家の外壁にカビが生えてしまう可能性は十分にあり、外壁の近くにお花や樹木など緑が多い場合は、湿度が上がりやすいため、湿気を好むカビにとってさらに条件が良い環境になってしまいます。
条件2:酸素がある
私たち人間は酸素がなければ生きていけませんが、カビも同じように、空気中に含まれる酸素がなければ育つことができません。
酸素がないところでは私たちも生活できなくなってしまうので、カビの発生条件の中でも、どうしても防ぐことができないところです。
条件3:温度が適している
私たち人間が暮らしやすい環境は、カビにとっても育ちやすい条件となってしまい、一般的にカビが成長するための最適な温度は、25℃~30℃。
しかし、カビは5℃程度でも繁殖することができるので、真冬を除けば、ほとんどの季節はカビの生育に適しています。
条件4:湿度が高い
お風呂場やキッチンなどの水回りにカビが発生しやすいように、カビは湿度が高いほど繁殖しやすくなります。
湿度が60%以上あると繁殖に適していると言われており、特に湿度が80%を超えると、繁殖する早さが増してしまうので、梅雨や台風の時期は外壁にカビが発生しやすくなるんです。
お家の外壁は常に天気の影響を受け、室内に比べて湿度が上がりやすいため、実はカビにとって過ごしやすい環境。
あなたのお家の近くに川や海がある場合も、湿度が上がりやすいので、外壁周りの湿度を調整して対策するのはとても難しいです。
条件5:長い時間放置されている
カビは、上記4つのような発生条件がそろっていたとしても、掃除や外壁のメンテナンスを定期的にしておくことで、繁殖を防ぎやすくなります。
また、カビはザラザラした素材など、表面が細くデコボコしている外壁に発生することが多く、外壁にデコボコが多いと隙間に水分がたまりやすく、カビが繁殖する条件がそろってしまうんです。
お家の外壁の中でも、北側は日の当たる時間が一番短い方角であり、乾燥しにくく湿度が高くなりやすいので、北側の外壁はとくにカビが生えやすいです。
これらの外壁を放置したままでは、カビにとって繁殖しやすい環境になってしまうので、定期的に対策をとっておくことが大切なんです。
外壁が劣化しているサイン?
もし、あなたのお家の外壁にカビが生えている場合は、外壁が劣化しているかもしれません。
外壁に塗られている塗料は、雨や紫外線、汚れ、温度や湿度の変化など、劣化の原因からお家を守る機能が備わっています。
しかし、外壁にカビが生えてしまっているということは、塗料の機能が失われて湿気が溜まりやすくなっていたり、もし防カビ効果のある塗料であれば、カビを防ぐ機能が果たされていないということでもあります。
カビからお家を守る機能がなくなってしまうことは、ほかのさまざまな機能も失われている証であり、外壁塗装のタイミングともいえるんです。
外壁のカビを掃除する方法
あなたのお家の外壁にカビが発生してしまった場合、掃除をしてキレイにする方法が以下の2つあります。
- 自分で掃除をする
- 専門業者に依頼する
自分で掃除する
外壁に発生したカビをあなた自身でキレイにするには、どんな方法があるのか、一緒に確認していきましょう。
ブラシで洗浄する
外壁洗浄用のブラシやカビ専用の洗剤を使って、カビを落としていきます。
しかし、外壁用の洗剤や、あなたのお家の外壁に合ったものを使わなければ、変色してしまうこともあります。
また、ブラシで強くこすりすぎると、塗料で出来た膜が剥がれてしまうので、適度な加減が必要になるなど、意外と難しい作業なんです。
外壁の高い場所は、ハシゴを使って洗浄することができるかもしれませんが、転落事故など危険につながるおそれがあるので、オススメではありません。
高圧洗浄機を使う
あなたのお家に高圧洗浄機があれば、手でこするよりも確実にカビを落とすことができますが、外壁の深くまで根を張っていると、一見キレイにできたように見えても、またすぐに繁殖してしまうので、洗剤も合わせて使うことで落としやすくなります。
しかし、高圧洗浄機は圧力を掛けすぎてしまうと、塗料で出来た膜まで一緒に剥がしてしまう可能性が高く、高圧洗浄に慣れていなければ、逆に外壁を傷つけてしまいかねません。
外壁塗装業者にお願いする
外壁塗装の業者さんであれば、外壁を傷つけずに最適な方法でカビを落としてくれるのでオススメです。
外壁塗装業者さんは、工事をするたびに必ず高圧洗浄を行うので、高圧洗浄機の扱いに慣れていたり、カビを落とすための知識もあります。
また、外壁塗装の業者さんはただ洗浄するのではなく、外壁の状況を見ながら洗浄してくれるので、あなたのお家の外壁が、酷く劣化していて塗装をする時期を迎えている場合は、「塗装をした方がいい状態ですよ」と、お家の健康状態を教えてくれます。
外壁塗装は、適正なタイミングで行わずに放置してしまうと、汚れや変色など見た目が悪くなるだけでなく、腐食や雨漏りなど、外壁自体を痛めて大きなトラブルに発展してしまうかもしれません。
外壁塗装業者さんに洗浄をお願いしてみて、お家の傷みに関する指摘があれば、外壁塗装を考えてみましょう。
外壁のカビを防ぐ方法
あなたのお家を丈夫でキレイに保つためには、外壁にカビが発生する前に以下のような対策をしておくことが大切。
- カビに強い塗料で外壁を塗装する
- 湿気が溜まらないようにする
- 定期的にメンテナンスをする
カビを繁殖させないお家にするためにも、私と一緒に詳しく見ていきましょう。
予防法1:カビに強い塗料で外壁塗装をする
あなたのお家の外壁にカビが発生している場合は、外壁の塗装が劣化していて塗り替えをするべき時期である可能性が高いです。
外壁塗装に使う塗料はさまざまな種類がありますが、防カビ効果のある塗料がたくさん開発・販売されています。
以下のような、カビに強い塗料で外壁塗装をしておくことで、お家のキレイな状態を保ちやすくなるので、外壁塗装をする場合は、覚えておいてほしいです。
防カビ効果のある塗料の一例
塗料メーカー | 塗料名 |
---|---|
日本ペイント | パーフェクトトップ |
UVプロテクトクリヤー | |
UVプロテクト4Fクリヤー | |
ファイン4Fセラミック | |
ファインフッソ | |
エスケー化研 | スーパーセラタイトF |
エスケープレミアムシリコン | |
クリーンマイルドシリコン | |
クリーンマイルドフッソ | |
セラタイトF | |
関西ペイント | セラMシリコンⅢ |
セラMフッソ | |
アレスダイナミックTOP | |
アレスダイナミックMUKI | |
アレスアクアシリコンACⅡ |
予防法2:湿気が溜まりにくいようにしておく
カビが発生する条件の中でも、一番の要因と言えるのが湿気で、湿気が溜まりやすいお風呂場などにはカビが生えやすいですよね。
その為、以下のように湿気の溜まりにくい外壁にすることが、カビを防ぐことに繋がります。
艶(つや)あり塗料で外壁塗装をする
艶(つや)を出すことができる塗料で外壁塗装を行うと、艶なし塗料に比べて表面がつるつるになり、水はけがよくなります。
カビの栄養となる汚れも、艶があることで付着しにくくなるので、艶のある塗料で外壁塗装をすることがオススメです。
金属製の外壁にする
一般的なお家の外壁は、板状の外壁材を貼り付けて作るサイディング外壁や、石灰や砂、水などを混ぜたものを塗って作るモルタル外壁などが、多く使われています。
しかし、サイディングやモルタルに比べて、ガルバリウムといった金属製の外壁は表面がツルツルしているので、カビが発生しにくくなります。
100%防げるわけではありませんが、少しでもカビに強くしたい場合は、金属製の外壁に変えてみるのがオススメです。
予防法3:定期的なメンテナンスをする
カビは、放置すればするほど、菌の根を広げて繁殖してしまいますが、定期的なメンテナンスをしておくことで、外壁を腐食させたり雨漏りに繋がるといった、深刻な事態は防ぐことができます。
お家の外壁は、一般的に10年に一度を目安に塗装工事をする必要があり、塗装の時期を過ぎてもメンテナンスをせずに放っておくと、カビがどんどん増えていき、簡単には落とすことができなくなってしまいます。
日頃のこまめな洗浄や、防カビ効果のある塗料で10年毎の外壁塗装を行うなど、定期的にメンテナンスをして、強くキレイなお家で気持ちよく生活してほしいです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁のカビについてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでも無料相談が出来るので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。あなたにとって、外壁のカビに関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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汚れの原因がカビだった場合、たとえあなた自身でキレイにしても、菌が残ってすぐに汚れる可能性もあります。
プロが使う薬剤を使って落とし、新しい塗料を塗って汚れが付きにくくさせるのがオススメです。
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