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外壁の修理費用って?相場を知らない人が騙されない為の情報

外壁の修理が初めてであっても、費用から修理の内容まで分かるだけでなく、優良な修理業者の見極め方など、関連情報もまとめて身につきます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

外壁の修理費用を知らなければ、悪徳業者に騙される可能性があります。

また、外壁のどんな悩みが修理で対応できるのか、修理では対応できないのであれば、他にどんな事をしなければいけないのか。

修理費用だけでなく、修理に関して知っておきたい情報も、私と一緒に見ていただけると嬉しいです。

外壁修理の相談、または、信頼ある業者さん選びをされたい場合は、0120-929-609(相談受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁修理の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/03/28現在)

外壁の修理の費用相場はどれくらい?

外壁の修理費用って?相場を知らない人が騙されないための情報

外壁の修理といっても、部位ごとで修理の内容や費用も違います。

また「修理」という言葉のイメージだと直すことばかりが思い浮かびますが、汚れを落としてキレイにする洗浄だったり、鉄部のサビ落としであったり、このような内容も含めて、まとめて修理に関連する費用を見てみましょう。

外壁の部分的な修理・補修

外壁にでる劣化症状修理内容単価相場費用相場
外壁のヒビ割れヒビ割れ処理1,700~2,500円/㎡1~5万円(足場なし)1~50万円(足場あり)
目池のシーリング(コーキング)打ち増し700~900円/m5~20万円
打ち替え900~1,200円/m5~50万円
※外壁の修理時に、2階など高い位置の修理が必要な場合、足場代として数万~20万前後の金額が別途かかるため、修理といっても高くなる場合があります。
外壁の汚れ落とし高圧洗浄200~250円/㎡2~3万
※高圧洗浄時、あなたのお家の水道代がかかる場合があります。
鉄部のサビ取りケレン200円~2,200円/㎡1〜10万
※ケレンには、サビの程度で1種〜4種が使い分けられます。1種になるほど機械を使ったり道具代が掛かるので高くなります。
外壁からの雨漏り雨漏り修理状況によって1〜50万
※雨漏りの原因は複雑になっている事も多いので、状況によって費用が変わってきます。

 

全体的な修理・補修

全体的な修理・補修費用相場(約30坪)
モルタルの外壁塗装60~80万円
サイディングの外壁塗装(シーリング、コーキング有り)60~100万
サイディング張り替え60~300万円
サイディング重ね張り60~200万円
※サイディングの外壁塗装の場合は、シーリング(コーキング)も一緒にやり直す必要があるため、費用が高くなります。

外壁の修理をすぐにしたい場合はどうすればいいの?

「外壁のヒビ割れが気になるからすぐに修理したい!」

「外壁が道路に面しててご近所の人に見られるから、早めになんとかしたい…」

このように、あなたが外壁の修理をすぐにしたい場合は、以下の手順に従って進めると、安心の修理が行えます。

それでは、あなたの状況に応じた内容を確認してみましょう。

  • あなた自身で応急処置をする場合はこちら
  • 業者にお願いしたい場合はこちら

あなた自身で応急処置をする場合

ヒビ割れヘアークラック・乾燥クラック・構造クラック等のヒビ割れなど、応急処置としては、ビニールシートをかぶせて雨水が入らないようにしましょう。

外壁についた汚れ落としであれば、頑固な汚れには高圧洗浄機を使うのが便利です。高圧洗浄機がない場合は、ホースを使って水洗いをしてから表面が滑らかなスポンジや雑巾で外壁面を丁寧に拭き取ります。

強くこすりたい気持ちはわかりますが、研磨剤等をつかってしまうと、外壁に施されている塗料を落としてしまうので注意が必要です。

また、高温スチームを外壁の洗浄で使ってはいけません。こちらも塗料を落としてしまう可能性があるため、十分注意をしましょう。

業者にお願いしたい場合

外壁に詳しい専門業者にお願いすることで、確実に直せる確率が高くなります。

まずは、地元の優良業者を探して、現地調査で原因を探り、修理費用を見積もりしてもらってからの契約となるので、早くても一週間はかかると思ってください。

すぐに直したい場合であっても、外壁の修理をするためには、必要な工程がありそれなりに時間もかかります。

まずは、焦らず優良な外壁の修理業者探しから行いましょう。

外壁の修理は自分で?それとも業者?どっちでやるのがいいの?

外壁の修理に関しては、あなたが大工や建築関連のお仕事をされていて、作業に慣れているのであれば、あなた自身でも修理は可能です。

しかし、あなたがこういった作業が初めて・慣れていない場合、見た目が気になってすぐに直したい気持ちも分かりますが、あなた自身が行った修理によって、本格的な修理を業者にお願いした際に不都合が発生したりしまいます。

例えば、修理できたと思っていた部分が実は修理できていなくて、雨漏りを引き起こし続けていた。

他にも、外壁材にあってない素材をしようした修理をしてしまったことで、本格的な修理の時に費用が高くなってしまう。

こういった可能性も考えられるので、まずはあなた自身で外壁を修理するのではなく、一旦プロの目でどのような状態になっているのかを確認してもらうのがオススメです。

外壁に関して言えば、見た目では分からない部分がたくさんあるため、一度専門的な調査をしてもらった上でどうするかを考えましょう。

外壁の修理の工程・期間は?

外壁の部分的な修理であれば、中には数時間で終わる場合もありますが、修理の工程によっては時間がかかるため、多く見積もっても2日間以内には終わると思って頂ければと思います。

修理ではなく、建物全体の補修をするために塗装や外壁材の張り替え等を行うのであれば、多くて2週間くらいはかかると覚えておいてください。

外壁の部分的な修理・補修
外壁にでる劣化症状工程期間
外壁のヒビ割れ外壁の修理箇所の確認

外壁の修理
半日~2日
目池のシーリング(コーキング)目地のシーリングの横にマスキングなどで養生

目地のシーリングの撤去

新しいシーリングの注入

マスキングテープの撤去
半日~2日
外壁の汚れ落とし(高圧洗浄)汚れ箇所の確認

高圧洗浄で汚れを除去
数時間~半日
鉄部のサビ取り(ケレン)数時間~2日サビの箇所を確認

サビ取りとして、ケレンを開始
外壁からの雨漏り(雨漏り修理)雨漏り箇所の確認、原因特定

雨漏りの修理
1~2日
全体的な修理・補修
モルタルの外壁塗装足場の設置

養生

高圧洗浄

下地処理

塗装(3回塗りが基本)

塗り残しがないか確認

足場撤去
7~12日
サイディングの外壁塗装(シーリング、コーキング有り)足場の設置

養生

高圧洗浄

下地処理

シーリングの打ち替え・打ち増し

塗装(3回塗りが基本)

塗り残しがないか確認

足場撤去
7~12日
サイディング張り替え既存サイディングの取り外し

新規サイディングの取り付け
3~7日
サイディング重ね張り既存サイディングの補修

新規サイディングの取り付け
3~7日

外壁の修理でちょっとデザインを変えることもできる?

例えば、外壁の色を変える・外壁を部分的にタイル調にする。

こういった事は可能ですが、やはり部分的なデザイン変更は、一時的なものとなるため、あまりオススメできません。

築10年前後が、修理ではなく大きな補修である塗装や張り替えの時期になりますが、部分的なデザイン変更をしてしまうと、大きな補修時に改めて直さないといけなくなるからです。

そのため、デザインを変更するのであれば、小さな修理時にするのではなく、大きな補修の時期に合わせて行うのがオススメです。

外壁ではどんなデザイン変更ができるの?

外壁におけるデザイン変更には、以下の3つがあります。

  • 色替え
  • 模様替え
  • 外壁材の質感替え

色替え

1色塗り:建物全体を1色でまとめる方法です。

2色塗り:ベースカラーとアクセントカラーで2色で塗る方法です。

3色塗り:ベースカラーとアクセントカラーとポイントカラーの3色で塗る方法です。2色塗りの中に雨樋だけ別の色をまぜて3色などで行う場合もあります。

模様替え

外壁材にモルタルを塗る時に、塗る方法によって模様がかわります。

リシン:吹き付けで塗り、表面がざらざらになったり、比較的費用が安くできる方法です。

スタッコ:リシンをもう少し厚くしたような吹き付け方。

吹き付けタイル:吹き付け後にローラーなどで整える方法です。表面がリシン・スタッコみたいにザラザラではなく、ツルツルになるのが特徴です。

左官仕上げ:左官屋が丁寧に外壁に手作業で塗る方法です。吹き付けで行う「ジョリパット」という方法もあります。

外壁の質感替え

そもそも外壁の質感を替えたい場合は、以下のような方法があります。

モルタル:セメントと砂を混ぜたものを外壁に塗る。塗り方で色々な模様や質感を作ることができる。

サイディング:窯業系・金属系・木質系・樹脂系などのサイディングボードがあり、外壁の質感をまったく別ものに変えることができます。

外壁でどんな状が出ている場合に修理が必要?

 症状修理の必要性症状の内容
外壁色あせ不要紫外線や雨風に常にさらされているため、年月が経つにつれて、塗装の色合いが変わっているだけです。
汚れ必要汚れをそのままにすると、カビ・コケ・藻の栄養となり、大掛かりな修理が必要となるため、こまめな洗浄が必要となります。
カビ・コケ・藻必要カビ・コケ・藻などが外壁に根を張ることで、外壁材の劣化を促進させてしまうため、高圧洗浄等でキレイにする必要があります。
ヘアークラック不要0.3mm以下、深さ4mm以下のヒビ割れの事で、現状はすぐに修理しなくても大丈夫なレベルのものとなります。
乾燥クラック必要乾燥がする事で、水分の蒸発が起ることで収縮するため、乾燥によってヒビ割れが起きます。この状態のままにしておくと、いずれ大きなヒビ割れにも発展することもあるので、注意が必要です。
構造クラック必要0.3mm以上、深さ4mm以上のヒビ割れを「構造クラック」と呼びます。この状態をそのままにしておくと、この部分から雨水が侵入することが考えられ、また雨水が入ってきていることも見えにくいため、2次災害であるシロアリを呼び寄せる結果となってしまいます。早めの外壁修理が必要です。
塗装の剥がれ(剥離)必要塗装の耐用年数(効果を保てる期間)が切れてしまったため、塗装がボロボロと剥がれてきてしまっています。塗装の効果が無くなると、建物へ直接紫外線や雨風などの自然環境が発生させるダメージを受けることになるので、建物の寿命を短くすることに繋がり、大規模なリフォームや建て替えが必要になるケースも出てきてしまうため、修理として、建物全体の塗装のし直しが必要です。
チョーキング必要塗装に含まれていた防水機能が切れてしまい、塗装の粉化が起こってしまっている状態です。このままだと建物の寿命を短くすることに繋がるので、早めの塗装のし直しが必要です。
シーリング(コーキング)ヒビ割れ必要シーリングにヒビ割れが入ってしまっている状況です。ヒビ割れから雨水が侵入してくる可能性も考えられるので、早めのシーリングの打ち替え修理が必要です。
破断(はだん)必要シーリングの劣化や寿命が来てしまった事で、シーリングに亀裂が入ってしまっている状態です。亀裂から雨水が侵入してくる可能性もあるため、早めのシーリングの打ち替え修理が必要となります。
下地が見えている必要シーリングの厚みがなくなってしまい、下地であるバックアップ用金具(ハットジョイナー)が見えてしまっている状態です。下地が見えているということは、そこから雨水が侵入する可能性も高くなるため、早めのシーリングの打ち替え修理が必要となります。
欠落(けつらく)必要シーリングが下地より剥がれてしまい、浮いてしまったり取れてしまう現象です。下地との接着であるプライマー不足であったり、サイディングや環境に合わないシーリング材を使用したことで起きています。早めにシーリングの打ち替え修理が必要です。
黒ずんでいる不要シーリングの黒ずみは、ブリード現象といって可塑剤が入ったシーリングを利用したことで、汚れを付着させてしまっています。シーリングの剥がれやヒビ割れ等ではないので、すぐにシーリングの打ち替え修理が必要ではないのですが、打ち替え修理の検討時期としての目安と考えていただくのが良いと思っています。

                                

外壁にどういう症状が出てたら部分的な修理?全体的な修理?

外壁に出た症状によって、どんな修理をすればいいのかがわかります。

部分的な修理でいいのか、それとも全体的な修理をするべきなのか、プロの目から見た判断基準を一緒に見てみましょう。

外壁部分的な修理全体的な修理
色あせ
汚れ
カビ・コケ・藻
ヘアークラック
乾燥クラック
構造クラック
塗装の剥がれ(剥離)
チョーキング

                 

シーリング(コーキング)部分的な修理全体的な修理
ヒビ割れ
破断(はだん)
下地が見えている
欠落(けつらく)
黒ずんでいる

                    

外壁のひび割れの原因って?

地震

建物自体は地震に耐えられるように設計されていますが、揺れの影響で外壁面に振動が与えられるので、その影響でひび割れを起こす事があります。

地盤沈下

均等になっていた建物の重心が、地盤沈下の影響で重心がずれ、力がかかりすぎる部分が発生する事で、ひび割れ等を起こします。

近所の水道工事

水道工事などを行うと、地面の揺れを発生させて、その振動の影響で建物にヒビが入ったりします。

外壁の乾燥

外壁材の乾燥や、外壁面に塗られた塗装の乾燥が影響して、

自動車・電車などによる振動

常に何かしらの振動の影響を受けていると、劣化が早まったり、劣化している部分からひび割れを起こす事があります。

塗膜の劣化

外壁塗装によって施された塗膜の耐用年数がきれ、塗装の効果を失う事で、ひび割れなどを引き起こします。

車でぶつけた

駐車場など、不注意で外壁面に車をぶつけてしまう場合があります。ひび割れではなく、そのまま抉り取ってしまう場合も。

外壁の修理は築何年目で必要になる?

外壁の修理は築10年未満で必要になるものと、築10年以上経ってから必要になるものとでは、内容に違いがあります。

築10年未満→修理で直る軽度のもの
築10年以上→修理ではなく建物全体の補修やメンテナンスが必要になる。

建物は年月が経つにつれて劣化をしていくので、築年数が高くなるにつれて、建物全体も劣化していきます。

築10年以上になると、部分的な修理ではなく、建物全体の外壁塗装や外壁リフォームが必要となるため、築10年を目安に部分的な修理か全体的な補修がいいのかを見極める必要があります。

もちろん部分的な修理より、全体的な補修の方が費用は高いですが、こまめに修理をして劣化の状態を最小限に抑えていく事で、全体的な補修となった場合の費用を少なくすることもできます。

そのため、こまめな外壁の修理を行う事は、必要不可欠であると言えます。

外壁のメンテナンスの周期ってどうなっているの?

外壁のメンテナンスの周期は、だいたい築10年と言われています。

新築時に建てられた時に施されている外壁の塗装は、約10年前後しか効果を保てません。

これを耐用年数と言いますが、この耐用年数が切れると紫外線や雨風などの自然環境が与えるダメージが直接建物に加えられるので、建物の寿命を短くしてしまいます。

そのため、築10年前後で外壁のメンテナンスを行うのが理想的です。

将来的なメンテナンス費用を抑えたいのであれば、耐用年数の長い塗料を使ったりして、次のメンテナンス時期を後ろにずらす事で、塗装周期を遅らせ結果的に費用を抑えることに繋がります。

将来的な修理費用ってどれぐらいになる?

外壁のメンテナンスとして外壁塗装を10年ごとに行う場合、約30坪の建物で60〜120万前後で行えるので、40年分くらいに換算すると約400万円がかかります。

塗料を変えたりメンテナンスの方法を変えると、将来的な修理費用も変わるので、こちらの金額は目安として覚えて頂くといいかもしれません。

外壁の修理をせずに放置したらどうなる?

外壁に何かしらの劣化症状を起きているのに、何も修理せずにそのままにしてしまった場合、どのような事が起きるのでしょうか。

外壁の修理をせずにそのまま放置した場合、引き起こされることを見てみましょう。

外壁の修理をせずにそのままにすると雨漏りの危険性が高くなる!

外壁の修理をしなかった場合に引き起こされる事として、一番危険なのが雨漏りの発生です。

雨漏りは、小さい隙間があればどこでも発生するものではありますが、外壁は特にヒビ割れがしやすいため、雨漏りの発生確率を高めるものとなっています。

  • 外壁のヒビ割れ、塗装の剥がれ
  • シーリングのヒビ割れ、破断、下地が見えている、欠落

上記に該当するものがあると、雨水が侵入する経路がかなり高い確率で発生してしまうため、雨漏りが発生…。

雨漏りが発生すると、建物内部の腐食にも繋がるので注意が必要です。

外壁からの雨漏りで2次災害が起きる?

外壁からの雨漏りを1次災害と呼び、この1次災害によって引き起こされるものを2次災害と呼びます。

湿った環境が作られてしまうとで、以下のような2次災害が発生。

  • シロアリを呼び寄せる
  • カビが生えて臭う
  • 建物内部の木材の腐食し劣化が早まる

この中でも特に気をつけるべきなのが、シロアリに関してです。

シロアリは湿った木材が大好物のため、雨漏りした家はシロアリの絶好の餌場となります。

シロアリを発生する原因を作ってしまうことで、少額の修理で済んだものが、大規模な高額リフォームに変わってしまう恐れも。

例え、外壁やシーリングの小さなヒビ割れだったとしても、きちんとこまめに修理を行うことで、高額な費用を払わなくて済むようになることを知ってもらえると嬉しいです。

外壁の修理費用が安くなるか高くなるかは足場が関係する?

外壁の修理費用が安くなるか、高くなるかは足場の有無が関係してきます。

足場を建てると範囲にもよりますが、約30坪の建物で数万~20万円前後かかります。

部分的に足場を組み立てるとしても、やはり数万円はかかってしまいます。

足場を使うか使わないかだけで、金額もかなり変わるため、どのような時に足場が必要なのか見てみましょう。

足場が必要な場合

  • ハシゴを設置できるスペースが無い
  • ハシゴでは届かない部分の修理がある
  • 精密な修理が必要なため安定した足場での作業が必要となる

ハシゴで対応できる場合

  • ハシゴをしっかり設置できるスペースがある
  • 修理内容がハシゴで届く位置にある
  • ハシゴの必要が無い位置に修理する部分がある

外壁の修理費用が「安すぎる」「高すぎる」業者を選んではいけない

外壁の修理をイメージすると、部分的な修理を思い浮かべる方も多く、修理=安いと思われがちです。

しかし、修理と一言でいっても、修理内容や環境によっては、それを直すために必要な適正費用として数十万かかる場合も。

また、安すぎる費用で修理をしたことによって、修理に失敗する事もあり得るので、どんな安さが危険なのか私と一緒に見てみましょう。

外壁の修理費用が適正ってどういうこと?

外壁の修理をするためには、適正な費用が必要となります。

適正ということは、その症状を直すため本当に必要な金額のみということであり、安くも高くもできないということです。

しかし、外壁の修理業界には定価といったものが存在せず、業者ごとで金額の設定ができたりします。

定価がないため、何が適正な金額かもわかりにくく、最初に高い金額で出してあとで大幅な値引きといったこともしやすくなり、これらを悪用する悪徳業者も多く存在しています。

まずは適正価格を確認するために、費用相場のシミュレーションをご利用ください。

外壁の修理が安すぎる場合、その安さにはワケがある

一般的な金額よりも安い費用の場合は、どんなワケが潜んでいるのでしょうか。

  • 本来必要なはずの作業工程を省いている
  • 見積もりに記載した材料よりもグレードの低い材料を使用する
  • 素人同然の職人に作業をやらせる

このように、通常よりも安いということは、安くできた理由が必ず存在しています。

外壁の修理費用を見せられた時、安いなと感じたら必ず「なんで安くできているんですか?」と安さの根拠を聞いてください。

それに対して、曖昧な答えやうやむやにする素振りがあれば、その業者とは絶対に契約してはいけません。必ずトラブルになります。

外壁の修理が高すぎる場合、その高さにはワケがある

一般的な金額よりも高い費用の場合は、どんなワケが潜んでいるのでしょうか。

  • 本来の修理範囲以上で費用を算出している
  • 使用する材料の金額を不当に吊り上げている
  • 今回の修理範囲外の修理も加えている

このように、通常よりも高いということは、高い理由が必ず存在しています。

高い根拠が示されなかったり、業者側の説明に不審な点があれば、そのまま契約してしまうとトラブルの元になります。

外壁の修理費用で知っておきたい見積書の見方

外壁のヒビ割れ修理の見積書

  • 約30坪の建物の側面のクラック修理
  • ハシゴではできない為、足場を設置
※表は横スクロールすると見れます。
項目面積平米単価合計
仮設足場87㎡800円69,600円
クラック修理15m2,500円37,500円
 合計107,100円

外壁のヒビ割れ修理の見積書

  • 約30坪の建物の側面のクラック修理
  • ハシゴではできない為、足場を設置
※表は横スクロールすると見れます。
項目面積平米単価合計
仮設足場87㎡800円69,600円
クラック修理15m2,500円37,500円
 合計107,100円

一部のシーリング(コーキング)修理の見積書

  • シーリングの一部打ち替え
  • シーリングの一部打ち増し
  • ハシゴではできない為、足場を設置
※表は横スクロールすると見れます。
項目面積平米単価合計
仮設足場54㎡800円43,200円
シーリング打ち替え54m90048,600
シーリング打ち増し38m70026,600
 合計118,400円

外壁の修理でしてはいけない季節(時期)ってある?

外壁の修理をしたいけど、何か季節(時期)とかで気をつけたほうがいい事はあるのでしょうか。

費用が掛かるものなら、1円も無駄にしたくはないですよね。

季節(時期)にあなたが知っておきたい事を、私と一緒に見ていきましょう。

外壁の修理で知っておきたい季節について

外壁の修理には適さない季節はありますが、そこまで不安にならなくても大丈夫です。

実は、外壁の修理に適さない季節はあるものの、どの季節でも基本的には修理が可能。

雨の影響で修理がしにくいと言われる事もありますが、一番知っておくべきなのが外壁の修理業者の繁忙期についてです。

アンケートに答えてくれた107の業者から複数回答ありで答えていただき、その結果が以下になります。

※表は横スクロールすると見れます。
 
依頼が多い月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
回答数4416242215121424282923

この結果から、季節によって外壁の修理業者が忙しい時期がこちらになります。

季節外壁の修理業者の繁忙期
4月・5月・6月寒い冬を越した後で建物の劣化が見えやすくなり依頼数が多く忙しい
7月・8月・9月雨も多くなるので依頼が少なくなる
10月・11月・12月年末の駆け込みで忙しくなる
1月・2月・3月依頼数が減るので比較的空いている

                                                                                  

外壁の修理業者が忙しい時期に頼んでしまうと、もしかしたらあなたの地元で人気の業者に頼めなくなってしまう場合があります。

どの季節でも外壁の修理依頼をする事はできますが、希望の修理業者を捕まえられるか分からないという事を、覚えておいてもらえればと思います。

外壁の修理業者には悪徳業者がいる!?

外壁の修理業者には、残念ながら悪徳業者があなたの地元にも必ず存在しています。

悪徳業者や、それに近しい手抜き工事ばかりする業者などが蔓延する理由は以下の2つにあります。

  • 建築関係以外からも参入しやすい業界
  • 元請け、下請けの関係性から生まれる手抜き工事

「私は大丈夫」「そーいうのには引っかからない自信がある」こういった方々もたくさんいますが、消費者センターにも年間数千件と言われる相談がされている事実がある為、安心できないのが現状です。

まずは、悪徳業者や手抜き工事が生まれてしまう業界体質である、この2つを知る事で、あなた自身の身を守る知識としてほしいと思っています。

建築関係以外からも参入しやすい業界

外壁の修理費用には定価もなく、金額も比較的小さいので資格等も必要なくできる業界だからです。

「修理」といった言葉の響きからも、何か簡単そうに思われてしまう節があるので、もともと建築関係ではない業界からも参入してきています。

このように、知識や経験を持っていない領域からの参入がしやく、簡単に言ってしまえば誰でも「外壁の修理業者」として名乗れる現状があるため、これが悪徳業者が多い理由にも紐づいてきます。

元請け、下請けの関係性から生まれる手抜き工事

元請け・下請けといった業界体質も悪徳業者が増える原因となっています。

元請けとは、ハウスメーカーや大手の工務店など、建物を建てる仕事をしている人たちが、外壁の修理を専門業者に依頼する事で生まれる上下関係です。

元請け→ハウスメーカー、大手工務店

下請け→外壁の修理業者

外壁の修理業者の多くは、規模の小さい会社や個人で仕事をしています。

そう言った外壁の修理を専門としている業者は、外壁の知識はありますが、お客さんを集客する術を持っていない為、どうしても大手(元請け)からのお客様紹介という形で、仕事を回してもらう事が多いんです。

仕事を渡す側と仕事を受ける側、この関係が昔からず〜っと外壁業界の中に存在しています。

また、元請けが下請けに仕事を発注する際に、中間マージン(元請けへの無駄な紹介料)が上乗せされる為、お客様の払う費用が増えるだけでなく、下請けに回されるお金も少なくなる。

こうなると、本来必要であった修理費用が足らない為、仕方なく手抜き工事をせざる得ないという、状況も作り出してしまっています。

もし、あなたが地元の外壁修理業者に見積もりなどをお願いする場合、中間マージンの事を聞いてみてください。

きっと苦い顔をして「実はそうなんですよ〜」と愚痴をこぼしてくれると思います。

そしたら、どうやって外壁の修理業者を選べばいいの?

悪徳業者に捕まらないためには、まず以下の点を確認してほしいです。

  • あなたの地元で創業何年やっているか(10年以上がベスト)
  • 大手ではなく地元の業者へお願いしているか

先ほど見てもらった、「建築関係以外からも参入しやすい業界」「元請け、下請けの関係性から生まれる手抜き工事」の内容を改めて思い出してもらうと、この2つが非常に重要だと思ってもらえるはずです。

創業10年以上であれば、新規参入で入ってきてはいない事が確かめられます。

大手ではなく地元の業者へお願いしているのであれば、中間マージンは無し。

悪徳業者に捕まらないためには、この2つのことを覚えて頂きたいです。

外壁の修理業者が「悪徳」か「優良」か見極めるチェック表

「外壁の修理ができるならどの業者でも一緒でしょ?」

いえいえ、全く違うんです。もう、100か1かのレベル差があります。

あなたがレベル100の優良業者さんをきちんと選べるよう、外壁修理業者の審査基準を元に、「優良」か「悪徳」かを見極められるチェック表を用意したので、私と一緒に見ていきましょう。

業者を選ぶ時
大手ではなく地元の業者ですか?
ホームページにお客様事例がありましたか?
ホームページに代表や職人たちの写真は載っていますか?
創業10年以上ですか?
代表取締役の職人歴は10年以上ですか?
電話の最初にきちんと会社名・担当名を名乗りましたか?
電話の声はハキハキしていましたか?
電話の後ろで笑い声などはしていませんでしたか?
電話できちんと現地調査日の日取りを決めてくれましたか?
電話で今後の流れを説明してくれましたか?
現地調査の時
到着前に到着時刻を伝える電話をしてくれましたか?
車は誰にも迷惑がかからないよう止めていましたか?
調査前にどんな調査をするかを説明してくれましたか?
現地調査は數分ではなく30分以上しっかりと見てくれましたか?
現状どのような事になっているのか説明してくれましたか?
見積もりの提出はいつ頃になるのか説明してくれましたか?
帰る時にきちんとドアや門を閉めてくれましたか?
見積もりの説明の時
あなたの質問に丁寧に全て回答してくれましたか?
10万円以上の値引きはありませんでしたか?
見積もりの内容は、一式などではなく細かく書かれていましたか?
見積もりの内容を丁寧にあなたに分かるよう説明してくれましたか?
すぐに契約すれば安くしますよと言ったトークはされませんでしたか?
今契約してくれなければ「私が担当から外される」などと言われませんでしたか?
仮契約でも大丈夫ですなどと言われませんでしたか?
すぐに契約するよう迫られませんでしたか?
クーリングオフの話はしてくれましたか?
違約金などの話はしてくれましたか?
契約した場合、今後どのような流れで進むのか説明してくれましたか?
あなた対して不安を煽るような説明はありませんでしたか?
他社の見積もり額を見せてくれと言われませんでしたか?
他社より安くしますと言われませんでしたか?

 

これらの項目に当てはまらないものが5つ以上あれば、その業者は悪徳と判定されるのでオススメできません。

「こんなの基本でしょ?」と思われるものも入っていますが、悪徳だったり教育がされていない業者は、当然の事もできません。

基本からしっかりと学ぶ体制があり、きちんと見積もりもしてくれる業者を選ぶ事で、修理の業者選びの失敗を防いでほしいです。

外壁の修理を契約はどうすればいい?気をつけるポイントは?

外壁の修理を契約する場合に、以下の書類があるかを、記載があるかを確認してください。

季節
工事請負契約書あなたが修理業者にお願いするという証の証明書。
請負契約約款契約する内容が載っている書面。
請負代金内訳書あなたから合意を得た見積書の内容が詳しく書いてある書面。
請求書あなたが支払う事になる費用の金額が書いてある書面。
保証書工事後のアフターフォローや保証内容が書かれている書面。
工程表工事をどのようなスケジュールで行うのか書いてある書面

                   

これらの書面をきちんと用意をしてもらう必要がありますが、この中にクーリングオフの事も書いてあるかきちんと確認をしてください。

どんなに口ではクーリングオフができますと言っていても、契約書に書かれていなければ、ただの口約束になり、トラブルの元になります。

最終的な契約のハンコを押してしまったら、その内容であなたが承諾したという証でもあるので、ハンコを押す前に必ず全ての内容に目を通しておきましょう。

外壁の修理費用はどうやって支払うの?

外壁の修理費用の支払いは、少額の場合も多く、以下の2通りになるかと思います。

  • 工事後に全額お支払い
  • 工事前に全額お支払い

しかし、工事前に全額お支払いを求める業者は、あまりオススメできません。

あなたがお支払いするお金は、あなた自身が働いて得たお金。

それは修理業者さんも同じなので、きちんと修理工事をしてもらって、その対価としてお支払いするのが健全なお支払いだと思います。

中には工事前に全額支払いを求める業者がおり、そのような業者はお金だけもらっておいて修理工事に来なかったり、もうお金をもらっているので適当な修理工事をする悪徳業者の可能性だってあります。

工事の対価として払う、工事後に全額支払いの形を必ずとりましょう。

前払いをさせる業者は絶対に「悪徳」なの?
たとえば外壁塗装など広範囲な修理であれば100万円前後はかかるので、規模が大きい修理の場合は、業者さん側も建材を調達するための資金として、前50%・後50%などに分割してのお支払いをお願いする場合があります。規模・金額の違いによってお支払い方法が変わることもありますが、全額前払いは悪徳業者がよく使う手口でもあるので、十分注意をしてほしいです。

外壁の修理中に気をつけたい事とは?

外壁の修理をしている時、あなたが気を付けておきたいポイントがあります。

業者を決めて頼んだ後も色々不安が出てくるので、事前にどのような事に気をつければいいかを、私と一緒に確認しておきましょう。

防犯について

足場をかけると、普段上がれない2階などの部分に登りやすくなります。

あなたが常に家にいれればいいですが、あなたやご家族がいない時間帯に、誰かが侵入する危険性もあります。

2階や高い位置にある部屋だからといって油断せず、必ず戸締まりを行っておきましょう。

足場を組み立てる時に騒音がする

足場は鉄パイプなどで組み立てられるため、組み立て時に金属がぶつかる音やこすれる音がします。

事前に修理業者かあなた自身で、ご近所さんに音がなるかもしれない事を伝えておき、余計なトラブルを避けれるようにしておきましょう。

足場の組み立て時に建物が壊される

足場を建てる際、外壁の修理業者は慎重に組み立てを行いますが、それでも何かの拍子に建物を傷つけたり、建物の周りにあるモノを壊してしまう事もあります。

事前に建物の周りにあるモノは避難させておいたり、建物を歩きやすい状態にしておくことで、何かを壊してしまう危険性を少しでも取り除いておきましょう。

塗装をする場合

外壁の修理内容が塗装であった場合、塗料や希釈材(シンナー)等の臭いがする場合があります。

窓を締め切ったり、もしくは塗装面ではない部分の窓を開けたりして風通しをよくしたり、外壁の修理業者とどのような形がいいか、事前に相談しておきましょう。

外壁の修理は家にいたほうがいい?

修理の部分にもよります。

例えば、外壁からの雨漏りの場合は建物内での確認も必要になるので、立会いが必要ですが、外壁面の部分的な修理の場合は立会いなしでも大丈夫です。

しかし、どんな修理がされているのか、信頼して頼んでいるとは言っても、後々何かのトラブルにもなりかねないので、立会い者としてどなたか一人はお家にいてもらう事をオススメします。

家族に伝えておきべきことは?

あなたのご家族に伝えておくべき事は以下の4つです。

  • 修理業者の会社名やスタッフ名
  • 現在建物の状態がどのような状況なのか
  • 解決するためにどんな修理工事をするのか
  • どのくらいの期間かかるのか

これらは最低限お伝えしておいてもらう事で、家族内に余計な不安が広がらずに済みます。

ご近所の方へは何か伝えておいた方がいい?

ご近所の方に伝えておきたい事は以下の3つです。

  • 修理業者の会社名やスタッフ名
  • もしかしたら音や匂いでご迷惑をかけてしまうかもしれない事
  • どのくらいの期間かかるのか

この3つを最低限伝えておいてもらう事で、余計なトラブルを避けられます。

優良業者であれば、業者側で挨拶回りをしてくれます。

外壁の修理業者にはお茶菓子とか出したほうがいい?

外壁の修理業者には、お茶菓子を出したりトイレを貸したりする必要はありません。

ご好意でして頂けるのであれば業者側も喜びますが、このような事がきっかけで余計なトラブルを生む事もあります。

そのため、事前に業者側からお茶菓子やトイレの貸し出しは不要ですよと伝えてくれる場合もあります。

外壁に不安を感じているあなたへ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁修理の費用相場についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さな事からでも無料相談が出来るので、お気軽に以下の外壁塗装のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。 あなたにとって、外壁塗装の安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

あなたの不安、教えて頂けませんか?

外壁の不具合、普段はあまり気にしないと思いますが、そのままにしておくと大丈夫なのかな?と不安になりますよね。

修理費用の概算を調べた後は、本当に修理・工事が必要かを、信頼ある業者さんに診断してもらうのがオススメです。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

累計1万人以上(2024/03/28現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(相談受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

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