雨戸の塗装や補修について知っておくことで、お家の外壁や屋根だけでなく、隅々までメンテナンスが行き届いた、キレイなお家を保つことができます。
外壁塗装コンシェルジュ アドバイザー
お家の雨戸は、強い雨風や台風の時に閉めておくと、窓ガラスやお部屋を守ることが出来るので、心強い存在ですよね。
2019年10月に、大型の台風が関東や東北地方を襲いましたが、千葉県の実家(戸建て)に暮らす私にとって、あんなに強い台風は初めての経験でした。
当時、台風上陸前のニュースでは、雨戸がないお家向けに養生テープの貼り方が話題になっていたのを見て、「我が家に雨戸があってよかった…」と、しみじみ思ったのを覚えています。
このように、もしもの時に大活躍してくれる雨戸ですが、お家の外壁塗装を行う時は、雨戸の塗装も見積もりに入れられることが多いので、「雨戸って塗装が必要なの…?」と思うかもしれません。
お家のメンテナンスは、外壁や屋根だけでなく、もしもの時にあなたの暮らしを守ってくれる、雨戸のことも考えてほしいので、これから私と一緒に、雨戸の補修について確認してもらえると嬉しいです。
雨戸の塗装は必要?
雨戸は、外壁のように外へむき出しの状態になっているため、紫外線や雨風を常に受け止めています。
そのため、見た目が汚れてきたり、金属製の雨戸が多いためサビが発生するなど、年数を重ねるごとに劣化が進んでいき、見栄えが悪くなってしまうんです。
また、雨戸のサビをそのままにしておくと、サビの成分が雨水に混ざって外壁を汚してしまう、「雨だれ」という現象が起きてしまう可能性が高くなります。
もしかすると、窓の下の外壁部分から縦に汚れが付いているのを、あなたも見たことがあるかもしれません。
雨だれは、外壁や雨戸などのメンテナンスを長年行なっていないお家に発生しやすく、サビや汚れが外壁に付着すると、外壁の塗装が劣化する要因になることも。
雨戸や外壁の劣化は、お家全体の見栄えが悪くなり、あなたのお家に対するイメージまで悪化させてしまうため、外壁塗装と一緒に、塗装でしっかりメンテナンスしておくのがオススメです。
雨戸の補修方法や費用を確認しよう
雨戸の補修は、一般的に「塗装工事」「交換工事」のどちらかで行われますが、どのくらい費用が掛かるものなのか、相場を確認してみましょう。
雨戸の補修方法 | 価格相場(一か所あたり) |
塗装工事 | 約2,000~4,000円 |
---|---|
交換工事 | 約2~30万円 |
相場を見てみると、塗装工事の方が費用を安く抑えられることがわかりますね。
それぞれの補修について、もう少し詳しく見ていければと思います。
雨戸の塗装
塗装での補修は、雨戸に塗料を塗って保護する工事を行います。
交換をしなくても外観がツヤツヤになり、水はけも良くなるため、雨戸としての役割をこれまで以上に発揮できるようになるんです。
また、雨戸の塗装には、サビ止め効果のある塗料を使うことが多く、雨戸をサビにくくしてくれます。
雨戸の塗装は、お家の外壁塗装とセットで行うのが一般的で、お家全体のメンテナンスの一部として考えておくのがオススメです。
雨戸の交換
雨戸の傷みが酷い状態であれば、交換が必要になる可能性もあります。
ゆがんでいたり、サビが大きく進行していると、塗装では補修が追いつかないため、新しい雨戸に交換する場合もあるんです。
あなたのお家の雨戸が、現在メーカーで製造・販売されていない状態であれば、雨戸をしまっておく戸袋や窓枠なども、取り換える工事が発生することも考えられます。
そのため、劣化が酷くならないうちに、定期的な塗装工事で雨戸の健康な状態を保っておくのがオススメです。
そもそも雨戸にはどんな種類がある?
雨戸と言っても、形や種類は様々なものがあり、補修方法も雨戸によって変わってくる場合があります。
どんな種類があるのか、あなたのお家の雨戸はどのタイプなのかも見ながら、一緒に確認してもらえると嬉しいです。
単板タイプ | 金属製で引き戸になっているものが多いため、重みで開閉しにくく、閉めるとお部屋が真っ暗になってしまうデメリットもありますが、一番シンプルで、交換費用も安くなりやすいです。 |
---|---|
通風(ルーバー)タイプ | ルーバーという羽根が雨戸全体に付いているため、閉めた状態でも日差しや風を通すことができます。日差しをよけながらも換気ができるため、機能性のある雨戸の一つです。 |
折れ戸タイプ | 外に向かって折れ曲がるタイプの雨戸で、単板タイプや通風タイプなどにも分類することができます。雨戸を開けてもコンパクトに収まるので、スッキリとした外観になります。 |
シャッタータイプ | 近年はシャッタータイプの雨戸が増えており、窓それぞれにシャッターが取り付けられています。手動で開け閉めするものや、リモコン操作で自動開閉できるものもあります。 |
雨戸補修をすべきタイミング
雨戸の補修は、あなたが補修をしたいと思うタイミングでも大丈夫なのですが、私のオススメは、お家の外壁塗装を行う時に、雨戸もセットで補修をしてしまう事。
あなたのお家では、もしかするとまだ外壁塗装を行なった経験がないかもしれませんが、外壁塗装工事は、外壁だけに塗装をする工事ではありません。
屋根とセットで塗装や交換工事を行なったり、雨戸なども塗装や交換を行うのが外壁塗装なんです。
外壁や屋根の塗装工事は、10年ごとを目安に行うと、お家の健康状態を維持することができるため、あなたとご家族が安心して暮らしていくためには、欠かせないメンテナンス。
そのため、お家全体の塗装工事と一緒に、雨戸も補修をしておくと、後々追加で雨戸補修を行う手間も省くことができます。
外壁塗装と雨戸補修はセットで行うもの
外壁塗装を行う時、まずは塗装業者さんにお家の状態を見てもらったり、寸法を測ってもらい、見積もりを出してもらいます。
この時、塗装業者さんはみんな、外壁部分だけでなく雨戸や雨樋(あまどい)といった、部分的なところも見積もりで出してくれることが多いです。
外壁塗装では、雨戸などの部位を「付帯部」と呼び、外壁塗装の見積もりに、外壁部分とは別で「付帯塗装」としてくっついてきます。
塗装工事で雨戸などの付帯部も見積もりに含まれる理由は、外壁や屋根と同じように、定期的なメンテナンスが必要なところだから。
それだけでなく、もし雨戸の補修は省いて外壁だけ塗装工事を行うと、せっかく外壁がキレイになっても、雨戸の汚れや傷みが逆に目立ってしまい、お家全体のメンテナンスができたとは言えなくなってしまいます。
普段あまり気に掛けないところかもしれませんが、だからこそお家の塗装工事をする時には、しっかりお手入れをしてあげてほしいです。
このページを見てくれたあなたへ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
雨戸の塗装や補修について一緒に見てきましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。
お家の雨戸は、あなたとご家族の暮らしを守るための大事なものですが、一部分であっても不安を抱えたままでは辛いと思います…。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の雨戸の塗装・補修のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
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雨戸の塗装・補修をどうすればいいか悩んでいるあなたへ
お家の雨戸は、あなたのお家に当たり前にあるものですが、塗装や補修となると、どうすればいいか分からなくなってしまいますよね。
そもそも、我が家の雨戸は今、メンテナンスが必要なのかどうかもよく分からない…という状況かもしれません。
私たち外壁塗装コンシェルジュは、建物のことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。
ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。
不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ご利用無料 / どんなに小さな事でも相談可能 / 365日受付中
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