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原因はこれか!コーキング(シーリング)が汚くなる原因の可塑剤を徹底解説

お家の塗装工事をしたあとも、コーキング材(シーリング材)をキレイに保つ方法が分かることで、あなたの大切なお家をキレイに保ち続けることができます。
外壁塗装コンシェルジュ:建物工事のアドバイザー

外壁塗装や屋根塗装には、コーキング(シーリング)が欠かせません。

しかし、コーキング材が汚れてしまうと劣化する原因となり、お家全体の劣化に繋がってしまう事も…。

この汚くなる原因こそ、「可塑剤」と言われる成分です。

あなたのお家を守るためにも、「コーキング」と「可塑剤」について必要な知識を知ってもらいたいと思っています。

なぜ汚れてしまうのか原因を知り、次の塗装ではあなたのお家がピカピカの綺麗な状態を保てる情報を、私と一緒に見て頂けると嬉しいです。

コーキング補修・工事の相談、または、すぐに信頼ある業者さんを選びたい場合は、0120-929-609(相談受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「コーキングの相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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コーキング材の汚れは「可塑剤」が原因!

コーキング(シーリング)が汚くなってしまう原因とは?

ヒビ割れの補修や、サイディングとサイディングの間に注入されるコーキング(シーリング)を、年月が経ったあとに見ると黒く変色していませんか?

「大丈夫かな?」と不安になってしまうと思いますが、傷がついていたり崩れていたりするわけではないので、キレイに洗い流せば大丈夫な場合もありますが、コーキング材の汚れはヒビ割れと同じように放っておけない症状。

外壁の目地などに、黒ずみができていることが多いのですが、これはコーキング材の中に含まれる可塑剤とよばれる物質が悪さをしている可能性が高いんです。※ 目地とは、サイディングと呼ばれるパネル外壁の間の隙間です。

本当は可塑剤が入っていない材料で塗装工事をした方がいいのですが、知識がない業者や手抜きを普段から行っている業者は、可塑剤が入ったコーキングを平気で使ってくることもあります。

大切なお家を守るために、あなた自身でも可塑剤についての知識を持っておくべきだと、私は思っています。

可塑剤って一体どんなもの?

可塑剤(かそざい)とは、材料を柔らかくするための成分で、コーキング材だけではなく外壁や屋根の塗装に使う塗料にも、可塑剤が含まれているものがあります。

例えば、ビニール製のカバーを付けていた本同士がくっついてしまっていたり、筆箱に入れていたプラスチック消しゴムがベトベトになったりした経験はありませんか?

これらのプラスチック製品にも可塑剤が入っており、可塑剤が入っている製品がほかの製品に触れると、可塑剤やそのほかの成分が相手の製品の方へ移ってしまうのですが、この現象を「マイグレーション」と呼んでいます。

可塑剤というものは、年月が経つにつれて溶けて表面に出てくるのですが、可塑剤と一緒に着色剤が含まれていた場合は、べたつきが出てしまい汚れが付きやすくなったり、変色したりして黒ずみが発生しやすくなるんです。

これをブリード現象と呼び、コーキングをした部分が汚れてしまっている症状の多くは、このブリード現象によって発生している可能性が高い。

コーキング材の汚れはただの汚れではなく、コーキングに含まれる可塑剤や着色剤の変化によって汚れてしまっている場合が多いので、あなたがコーキング工事をする場合、工事業者に対しては可塑剤が入っていない(ノンブリード)タイプのコーキング材なのか、きちんと確かめてから工事を行ってほしいと思っています。

キレイなお家を保ち続けるために、必要不可欠な知識となります。

可塑剤のメリット・デメリット

メリットデメリット
柔軟に形を変えることができ、壁材の間やヒビを隙間なく埋めることができるので、雨風の侵入を防ぐ時に役立ちます。
クッション替わりにもなるため、温度変化の膨張・収縮や地震などによる壁材同士のぶつかり合いで起きる、ヒビ割れや剥がれを防いでくれます。
着色剤などと一緒に徐々に表面に溶け出していき、コーキング材や周りの壁材も汚してしまいます。
また、材質を柔らかくする成分であるため、溶けだしてきてしまうとコーキング材の弾性が失われていき、クッションの役割を果たせなくなってしまいます。

コーキング(シーリング)とは?

コーキング(シーリング)とは、弾力性のある樹脂を使って、お家の壁材や屋根材同士をくっつけたり、隙間を埋めたりするための工事のこと。

外壁塗装や屋根塗装では、「塗料を使って塗り替えをする」というイメージが強いと思いますが、塗り替えだけでなくコーキングも、塗装工事にとって大事な作業工程の1つなんです。

どんな場面でコーキングが行われるのか、もう少し細かく見ていきたいと思います。

コーキングは、どんな場面で使われるものなの?

塗装工事だけでなく、建物工事の大部分でコーキングは当たり前のように行われています。

例えば、お風呂の隅にゴムのような弾力性があるものが付いていませんか?あれもコーキング材になります。

コーキングが大事な工事だと言われても、この言葉がそもそも初めてだと思うので、コーキングをする様々な場面を知って、どんな時に使われているものなのか、覚えてもらえると嬉しいです。

サイディングの目地にコーキング

サイディングの目地にコーキング

サイディングとは外壁の種類の一つで、サイディングボードと呼ばれるパネル状の板のことを指し、お家の壁に貼り付けてタイプの外壁です。

建物の外回りに何枚もサイディングボードを貼り付けていくのですが、サイディングボードの間には、「目地」と呼ばれる隙間が生まれてしまいます。

この隙間が空いたままだと雨水が入り込み、雨漏りの原因となってしまうことも…。

そのため、雨漏りを防ぐために、サイディングボード同士の間にコーキング材を注入して、隙間を無くしています。

また、暴風雨や気温の変化、地震などの影響でサイディングボード同士が押し合うと、サイディングボードへの痛みや、施されている塗装にヒビ割れが起きるため、弾力性のあるコーキング材を目地に入れてクッションの役割を果たしてくれるんです。

雨漏りを防ぐだけでなく、サイディングボード自体も守ってくれるのがコーキング。

その他、色々な部分で活躍しているコーキング

ヒビ割れ補修

外壁の塗膜(塗料が乾燥してできた薄い膜)や屋根材にヒビが入ってしまった時に、ヒビに対してコーキング材を注入して隙間を埋めることで、ヒビ割れを補修することができます。

屋根のヒビ割れに関しては、株式会社セイムが発売している、タスマジックと呼ばれる補修材が、施工のしやすさからも人気となっています。

モルタルやコンクリート製の外壁はヒビ割れが多い?外壁にサイディングボードを貼り付ける工法とは違って、セメントを素材としたモルタル・コンクリート製の外壁となると、乾燥しやすい性質のためヒビ割れが起きやすくなります。
コーキングはサイディングの目地だけではなく、ヒビ割れしやすいモルタル・コンクリート製の外壁補修にも使われます。

雨漏り補修

コーキングは雨漏り補修にもよく使われます。

雨漏りは、外壁や屋根材に隙間ができ、その隙間から雨水が入り込み発生することが多いので、雨漏りを止めるために一時的な補修として、コーキング材で隙間を埋めることも。

あくまでも一時的な補修であり、雨漏りの根本的な原因を突き止め直さなければ、直らない雨漏りに何度もお金をかけてしまうことになります…。

雨漏り修理については「雨漏り修理はコレさえ見れば大丈夫!何からすべきか徹底解説」に詳しく書かせてもらっているので、こちらも見てもらえると嬉しいです。

間違えたコーキングをすると、余計に雨漏りが?ヒビ割れに対してコーキング材を使って隙間を埋めようとした時に、本来必要な屋根の隙間を埋めてしまうことがあります。
雨の通り道を遮ってしまったり、雨漏りの原因をさらに増やしてしまう場合もあるため、雨漏り修理は必ず優良業者へお願いしましょう。

玄関周りや窓枠の補強

玄関の周りや、窓枠などに使われるサッシという建材の周りを補強するためにもコーキングが使われます。

玄関や窓などは、外壁に対して空洞を作っている状態であり、それらの隙間を埋めることで、雨水の侵入を防いでくれるため、コーキングは大事な工事となります。

コーキングにはどんな効果があるの?

コーキング材は、ゴムのような弾力のある樹脂素材です。

外壁や屋根の建材は金属・セメント・木材など、お家を守るためにも硬い材質で、さらに温度の変化によって膨張と収縮が繰り返されている状態。

そして、サイディングボードの外壁の場合は、サイディングボード同士がぶつかり合ってヒビ割れや剥がれが起こってしまうのですが、これらの硬い壁材の間に弾力性のあるコーキング材を挟むことによって、クッションの役割を果たし、壁材同士の衝突を抑えてくれるんです。

さらに、コーキング材は空気を通さない「気密性」にも優れているので、

  • 外気からの空気を防ぐ
  • 室内の空気が逃げるのを防ぐ
  • 雨水が入り込むのを防ぐ

とても重要な役割を持っています。

気密性が高いことから、「困ったらとりあえずコーキング」といった対処をしがちですが、屋根に対して間違ったコーキングを行うと雨漏りの原因となってしまうこともあるので注意が必要です。

どうやって工事するの?

コーキングの工事では、基本的に何かの隙間を線上に埋めていくので、コーキングは「塗る」というよりも「打つ」ものとして考えられていることが多いです。

コーキング材は大まかに分けて、チューブ状になっているものを直接注入するタイプと、パテ(ヘラ)などで一旦取って、新たに塗り込んでいくタイプがありますが、便利なチューブ状のものが一般的に多く使われています。

また、コーキング工事は以下の2種類に分けることができます。

打ち増し工事(増し打ち)

打ち増しとは、外壁に既に注入されている古いコーキング材の上から、新しくコーキング材を打つ工事のこと。

ただし、打ち増し工事には条件があるので注意が必要です。

条件1:劣化が激しいと打ち増しはできない

古いコーキング材の劣化が激しいと、上から新しく打ったコーキング材の効果を発揮することができず、またすぐに劣化してしまいます。

条件2:打ち増しは規定量を満たさないとできない

サイディングの壁材の目地に使う場合、メーカーが推奨しているコーキング材の厚みがあり、これを満たさなければ、コーキング材の効果を発揮できずに劣化を早めてしまいます。

コーキング前に塗装業者に対して、打ち増しで本当に問題がないか確認を行っておきましょう。

打ち替え工事(打ち直し)

打ち替えとは、外壁に既に注入されている古いコーキング材を全て取り除き、新しいコーキング材を打つ工事のこと。

古いコーキング材を取り除く作業がある分、打ち増し工事よりも費用が高くなりますが、全て新しいものに取り換えるので打ち増しに比べて耐久性が高くなります。

また、外壁のコーキング工事の時には、外壁塗装も一緒に行うことが多いので、塗料の耐久度とコーキングの耐久度を同じくらいのモノにしないと、どちらかが先に悪くなってしまい、改めて外壁塗装とコーキング工事をする必要も出てきてしまいます。

外壁塗装の塗料の耐久性とコーキング材の耐久性は、同じレベルのものを使用する必要があることを、覚えてもらいたいです。

価格相場っていくら位?

コーキング工事の価格相場は、以下のようになっています。

工事の種類平米単価相場工事の内容
増し打ち工事700~900円/m古いコーキング材の上から、新しいコーキング材を被せる
打ち替え工事900~1,200円/m古いコーキング材を取り除き、新しいコーキング材を入れる

劣化するとどうなるの?

コーキング材は、雨風にさらされたり年月が経つにつれて、自然と劣化が進んでいきます。

コーキング材の劣化は主に、温度変化の膨張・収縮によって徐々に痩せていったり、乾燥が進んでヒビが入ったりといったもの。

これらの劣化が起こると、柔軟性を発揮できなくなり、外壁や屋根全体の劣化にも繋がってきます。

また、コーキング材の劣化で侮れないのが「汚れ」。

見栄えが悪くなってしまうのはもちろん、「ブリード現象」によって外壁や屋根全体の劣化に繋がる恐れがあるんです。

コーキング材の汚れを防ぐにはどうしたらいいの?

年月を重ねれば、どんなコーキング材でも劣化は起きてしまいますが、可塑剤が多く含まれているコーキング材は、汚れが発生しやすくなります。

最近では、可塑剤の含まれている量が少ないものや、可塑剤が含まれておらずに代わりの成分が入っているような、ノンブリードタイプと呼ばれるものが多く使われています。

あなたがコーキング工事に失敗しないため、優良なコーキングメーカーや、どんな工事業者にお願いをすればいいか、私と一緒に確認していければと思います。

どんなコーキング材を選べばいい?

  • オート化学工業
  • コニシ株式会社
  • シャープ化学工業
  • セメダイン株式会社

上記は、コーキング材を製造・販売している大手メーカーの一部です。

可塑剤が入っていない(ノンブリード)タイプのコーキング材も取り扱っているので、汚れにくいコーキング材を選ぶことができます。

どんな業者さんにお願いすればいい?

コーキング材に含まれる成分や、その成分がどう影響するのかなど、きちんとした知識を持たずに工事をする業者も中にはいます。

知識のない人が、安易にコーキング材を選んで工事をしても、コーキング材の性能を活かすことができなかったり、劣化を早めてしまいかねません。

コーキング材を使う時も、厚みが均一でなかったり入れる部分からはみ出してしまったりすると、見栄えが悪くなるのはもちろん、汚れが溜まりやすくなったり本来の機能を果たせなくなってしまうことも。

機能をしっかり把握していて、丁寧に工事を行ってくれるような、知識や技術のある優良な工事業者にお願いしましょう。

コーキング材が汚れてしまったら?

お家に使われているコーキング材が汚れてしまっていたら、優良業者さんに専門的な目で見てもらうのがオススメです。

外壁や屋根は、外にさらされているため汚れが付くのは当たり前と思ってしまうかもしれませんが、汚れは劣化が進んでいるサインの一つ。

汚れはコーキング材の成分が溶けだして劣化が進んでいる証拠でもあります。

ただの汚れと思って放置しておかずに業者さんに調査してもらうことで、あなたのお家がどんな状況なのか、今すぐ工事は必要なのかを知ることができます。

もしすぐに工事の必要がなくても、「知る」ということはあなたの暮らしの安心にも繋がりますので、築10年前後を目安に、地元密着の優良業者に無料で調査をしてもらうのがオススメです。

コーキング材を汚さないためにあなたも確認しておくポイントは?

  • ノンブリードタイプのコーキング材を選ぶ
  • コーキングの知識や技術のある業者さんを選ぶ
  • 優良業者さんにお家の定期健診をしてもらう

コーキング材の汚れの原因の一つである、成分が溶けだして汚れてしまったり汚れが付きやすくなる「ブリード現象」。

溶けだす成分を含まないコーキング材を選ぶことで、ブリード現象を防ぐことができます。

それ以外を使う場合も、優良業者さんに定期的にお家の点検をしてもらうことで、綺麗な状態を保つことができます。

しかし、どんなコーキング材を使っても、知識や技術のない業者さんが工事をしたり、雑に工事をされてしまうと、それがコーキング材の汚れとなる…。

お家の見栄えや耐久力を維持するためにも、コーキング工事は優良な塗装業者さんにお願いすると、安心できますよ。

このページを見てくれたあなたへ。

コーキングの汚れについて、少しは不安を解消できましたか?

もし、少しでもあなたのお役に立てたのなら私はとても嬉しいです。

不安・悩みを抱えたままの生活は辛いですよね、お家の悩みを誰に相談していいのかも分からないと思います…。
私たちはどんな小さな事からでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽にコーキングのご相談フォームでご連絡くださいね。

あなたの外壁の不安、教えて頂けませんか?

「コーキング」という言葉も初めてだと思うので不安ですよね。

外壁の汚れ、とくにコーキングの汚れは、見栄えも悪くなり、汚れが溜まりすぎるとお家の寿命が短くなってしまう原因にも…。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

累計1万人以上(2024/11/21現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(相談受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

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