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コンクリート外壁の塗装ですがコンクリート外壁に適した塗料・塗装方法や塗装に関する注意点があり、誤ると外壁の劣化が早まることにもなるので、後悔しないための情報を見て頂けると嬉しいです。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
「コンクリートの外壁を塗装したいけれどもどんな塗料がいいのかわからない」
「コンクリートに塗装するときの注意点を知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
コンクリートの外壁は、サイディングなどの一般的な外壁とは塗装方法が異なるため注意が必要です。
そこでこの記事では、コンクリートの外壁塗装について、以下の情報を解説します。
- コンクリート外壁に適した4つの塗装方法の特徴
- コンクリート外壁を塗装するときの注意点
記事を読んで上記を把握することで、コンクリート外壁の塗装についての基礎知識が身に付き、塗装時の失敗を減らすことができるでしょう。
コンクリート外壁の塗装の相談、または、信頼ある業者さん選びに不安を感じている場合は、0120-929-609(平日10-18時)に電話をかけて頂き、電話口で「コンクリート外壁の塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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コンクリート外壁に適した4つの塗装方法の特徴
コンクリート外壁には、基本的に4つの塗装方法があります。
それぞれ特徴が異なるので、内容を知った上でどの方法が適切か選ぶといいでしょう。
撥水剤による塗装
撥水(はっすい)剤とは、コンクリートの防水性を保つ目的で使用される塗料です。
コンクリートは水に強いと思っている人が多いのですが、実はコンクリート自体は水分には強くありません。
そのままの状態だと雨水が表面にとどまり汚れがつきやすいので、撥水剤を塗布して防水する必要があります。
撥水剤は、大きな劣化症状がみられないコンクリート外壁に向いているのです。
撥水剤のメリット
撥水剤は水をはじくので、コンクリートの防水性を高められることがメリットです。
汚れがつきにくくなり、また汚れがついてしまっても、水で流すだけで落とせるようになります。
撥水剤は透明なので、コンクリートの質感や美観を守れることもポイントです。
費用相場が1,500~3,500円/㎡と安価なので、コストを抑えて施工できます。
撥水剤のデメリット
撥水剤は耐用年数が5〜7年程度と短いので、頻繁なメンテナンスが必要になることがデメリットです。
無色透明なので、下地補修をして部分的に色が変わった場合は、その箇所を隠せません。
美観を重視したいときには、撥水剤のみの施工は避けたほうが無難です。
カラークリアー塗料による塗装
カラークリアー塗料は、撥水剤よりも耐久性のあるアクリルシリコン系もしくはフッ素系のクリアー塗料に着色剤を混ぜたものです。
耐水性を高めるために撥水剤を塗布した上に、表面を保護する目的でクリアー塗料を施工します。
カラークリアー塗料では、透明性を発揮しながらも色をつけることが可能です。
ヒビ割れなどの劣化症状がみられ補修が必要なものの、コンクリートの風合いを残したいときに向いています。
カラークリアー塗料のメリット
カラークリアー塗料では色をつけられるので、汚れや補修あとが目立ちにくいことがメリットになります。
撥水剤のみの施工よりも、壁の保護機能が高められることもポイントです。
耐用年数が10年程度と長いので、メンテナンス周期を長く取れます。
カラークリアー塗装のデメリット
カラークリアー塗装は、撥水剤のあとさらに工程をプラスするので高額になることがデメリットになります。
カラークリアー塗装の相場は、3,500円/㎡程度です。
弾性塗料による塗装
弾性塗料は、塗料自体に伸縮性があるためヒビ割れに強い塗料です。
シーラーと呼ばれる下塗り剤を塗布してから塗装します。
コンクリート外壁にヒビ割れが発生していて、補修した上で保護したいときに使用するのがよいでしょう。
弾性塗料の塗装の相場は、約6,000円~/㎡です。
弾性塗料のメリット
弾性塗料は伸縮性があるので、コンクリートがヒビ割れても雨水の浸入を防げることがメリットです。
外壁を塗膜で覆ってしまうので、汚れや補修のあとなどはきれいに隠せます。
耐用年数は6~13年程度と、撥水剤のみより長くなることもポイントです。
弾性塗料のデメリット
弾性塗料は普通のペンキを塗るのと変わらないので、カラーで塗りつぶされてしまってコンクリートの風合いが失われてしまうことがデメリットです。
長期にわたって防水性を期待する場合には、複層弾性や高弾性で仕上げます。
ただ、これらの仕様は通常よりも工程数が多く、下地処理1工程・高弾性5工程(下塗り1回中塗り2回上塗り2回)を実施しなければなりません。
そのため費用は高額になりがちです。
再現工法による塗装
再現工法とは、打ちっぱなしコンクリート風の塗装を施し、新築時と同様の外観に戻す方法です。
再現工法用の特殊な塗料と道具を用いて、コンクリート風の模様を全面的に描く「アート処理」を実施します。
補修の跡はしっかり隠しつつ、コンクリートの風合いを残したいときに向いているでしょう。
再現工法のメリット
再現工法では、コンクリート風の模様を全面的に「描く」ため、下地の状態に左右されずにきれいなコンクリートを再現できることがメリットです。
再現工法で施工すると、新築時に近い美観を取り戻せるといわれています。
再現工法のデメリット
再現工法は作業工程が多く、ノウハウと特殊な技術が必要なので、5,000円/㎡程度と高額になりがちなことがデメリットです。
対応できる業者も限られているので、依頼先を見つけるのが難しいかもしれません。
コンクリート外壁を塗装するときの注意点
コンクリート外壁を塗装するときには、いくつか注意点があります。
「失敗した!」と後悔しないよう、あらかじめ確認しておきましょう。
コンクリート外壁を塗装するときは適切な下地処理を行う
コンクリートは水分に弱いので、劣化している部分は適切な下地処理を行うことが大切です。
「ヒビ割れがあっても塗装すればカバーされる」と考え、表面だけを塗装しても止水にはなりません。
浅いヒビがある場合は、サンダーで切り込みを入れてUカットし、シーリングを実施します。
深いヒビ割れがあるケースでは、内部まで注射器のようなシリンダーと呼ばれる器具でエポキシ樹脂を注入するようにしましょう。
幅0.3mm以下、深さ4mm以下のヘアークラックであれば、塗装のみで問題ないケースもあります。
業者にヒビの状態を見てもらい、どのような処理が必要か確認してみてください。
価格のみで選ばない
コンクリート外壁を塗装するときには、価格のみで選ばないほうがよいでしょう。
価格が安い塗装方法は、高額な方法と比較すると耐久性に劣ります。
1回の施工費用は安くつきますが、塗装メンテナンスの回数が増えるので、長期的にみると高くつくことがほとんどです。
RC造の法定耐用年数は47年とされているので、長いスパンでメンテナンス費用を考えるようにしましょう。
コンクリート外壁を塗装するときには相見積もりを取ろう
コンクリート外壁を塗装する方法は4種類ありますが、どの工法を選ぶかは、予算だけではなくコンクリートの状況を考慮する必要があります。
劣化状況によっては、希望の方法で施工できないケースもあるでしょう。
どの程度劣化が進んでいるかどうかは、実際にプロの目で確認してもらうのが確実です。
まずは複数業者に見てもらって、「相見積もり」を取りましょう。
その際も価格だけで決めてしまわず、現状の説明や必要な工事、その理由を丁寧に説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
コンクリート外壁の塗装に不安を感じているあなたへ
まとめ |
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コンクリート外壁の塗装方法によって、価格は大きく変わりますか? |
最大で4,500円/㎡程度、価格が変わることもあるので注意。詳しくはコンクリート外壁に適した4つの塗装方法の特徴をご確認ください。 |
コンクリート外壁を塗装する際の注意点を教えてください。 |
安価な塗装方法では、高額な方法と比べると耐久性が劣るため、価格のみで塗装方法を選ばないことなど。詳しくはコンクリート外壁を塗装するときの注意点をご確認ください。 |
コンクリート外壁の塗装をする際には、1つの業者に相談すればよいでしょうか? |
相見積もりを取るのがオススメ。また、価格だけで決めず、現状どうなっているかの説明や必要となる工事、その理由を詳しく説明してくれる業者を、比較して選ぶとよい。詳しくはコンクリート外壁を塗装するときには相見積もりを取ろうをご確認ください。 |
ここまで読んでいただきありがとうございます。
コンクリート外壁の塗装についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下のコンクリート外壁の塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。 あなたにとって、コンクリート外壁の塗装に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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