火災保険を使った詐欺にはどのような手口があるのか知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。また、優良業者の選び方を知ることで、安心して修理やリフォームなどの工事が行えるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
火災保険を利用する際に、知らず知らずの内に詐欺に遭っている方がいます。
犯罪に巻き込まれないためにも、火災保険の利用で起こりやすい詐欺について以下で確認しておきましょう。
火災保険が自宅の修理に適用できるか診断したい場合は、0120-929-609(平日10-18時)に電話をかけて頂き、電話口で「火災保険が適用できるか相談したい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/11/21現在)
事実:火災保険で詐欺をする悪徳業者が多い!
実は、火災保険で詐欺をはたらく悪徳業者は多いです。
火災保険は規定の自然災害による住宅の破損を補償対象としているため、悪徳業者はさまざまな手口を使って詐欺をはたらきます。
そのため、火災保険の補償条件をよく把握しておかなければ、業者にいわれるがまま工事を施工して、犯罪に加担することにもなりかねません。
悪徳業者による詐欺を防ぐためにも、火災保険を使っての住宅修理の際は業者選びに注意が必要です。
手口:火災保険で詐欺をする悪徳業者はなんで多いの?
火災保険は規定の自然災害による住宅の破損に対して補償が受けられますが、悪徳業者は適用外の状況に対しても保険金がおりるように仕向けるでしょう。
例えば、経年劣化による破損は保険の対象外です。
しかし、あたかも台風や大雪による破損ということにして保険会社に保険金を請求するでしょう。
このように、嘘の報告をして火災保険を無理矢理請求するケースが多く、屋根や外壁のリフォーム業界でも問題になっています。
また、火災保険から受け取れる金額以上のお金を依頼主から騙し取ろうとする可能性も高いです。
以下にて、火災保険の詐欺はどのような手口があるのか、詳しく紹介していきます。
詐欺の手口1:火災保険が適用できない修理にも無理矢理申請させる
火災保険が適用する住宅の修理には、以下の条件をクリアしなければならないことが多いです。
- 規定の自然災害が原因の破損
- 被害から3年以内
- 修理費用が20万円以上
主に、以下のような自然災害での破損が補償対象となります。
- 風災
- 雹災(ひょうさい)
- 雪災
例えば、雹が降ったことで窓ガラスが割れたり、台風によって屋根瓦が飛んでいったりした場合です。
悪徳業者の場合は、何年も前から劣化していた外壁が台風によって一部剥がれた際も火災保険の申請を勧めてきます。
火災保険では、経年劣化や故意による住宅の破損は補償外です。
明らかに火災保険の補償外となる破損に対しても火災保険の申請を勧めてきたら詐欺なので、修理の依頼は断るようにしましょう。
詐欺の手口2:保険金がおりるからと無駄な工事を無理矢理付けられる
火災保険の保険金がおりるからといって、不要な工事まで勧めてくるのは悪徳業者の可能性が高いです。
火災保険は規定の自然災害によって破損した箇所のみが補償対象となるため、無駄な工事を追加させた場合は虚偽の申告となります。
依頼主にはそのつもりはなくても、業者にいわれるがまま虚偽の申告をすると詐欺罪に問われる場合もあるので、火災保険を利用する際には補償内容についてきちんと把握してから利用するようにしましょう。
詐欺の手口3:火災保険を適用前提で工事を進めて結局おりずに自腹となる
審査結果が出る前に「火災保険は必ずおりるから」といって工事を進めて、結局適用が認められず依頼主が自腹で支払うことになる場合もあります。
火災保険が適用されるかどうかは、保険会社の審査でしかわかりません。
そのため、業者から「火災保険は絶対におりる」といわれた場合は詐欺を疑いましょう。
業者からすると、火災保険がおりてもおりなくても工事費用は受け取れるので、契約をとるために施工を先にはじめてしまうケースもあります。
住宅の修理やリフォームは保険金がおりてから行うようにすると安心です。
詐欺の手口4:火災保険を申請予定の工事を断ると高額なキャンセル料を請求される
火災保険を申請するために見積もりを依頼していた業者が、工事を断ると高額なキャンセル料を請求するというパターンもあります。
火災保険がおりなかったり、想定していたよりも少ない金額しかもらうことができなかったりした場合、工事をキャンセルすることもあるでしょう。
工事のキャンセル料でトラブルにならないためにも、契約前には必ず確認しておいてください。
対策:火災保険で詐欺に遭わないための方法
火災保険で詐欺に遭わないためには優良な業者を選ぶことが重要になります。
優良業者を選ぶと安心な理由は、以下の通りです。
- 火災保険を熟知している
- 火災保険が適用不可の場合の提案もしてくれる
- 無理に火災保険で工事しようとしない
- 適用できるかわかるまで工事しない
- 丁寧でわかりやすい説明をしてくれる
火災保険を熟知しているのはもちろんのこと、「依頼主の不利益になることはしない」という方針の優良業者であれば、安心できます。
悪徳業者による火災保険の詐欺やトラブルは年々増加
悪徳業者による火災保険の詐欺やトラブルは年々増加しているため、今後さらに注意が必要です。
2019年度は2,684件もの相談が国民生活センターに寄せられています。
10年前の2009年の相談件数は80件ですので、およそ34倍の被害が発生していることになります。
悪徳業者は突然自宅にやって来ることもあるため、いざというときに騙されないためにも、火災保険の補償内容についてしっかりと確認しておきましょう。
基礎知識を持っておくことで、悪徳業者の詐欺被害から身を守れます。
火災保険はきちんと使えばあなたの味方になる
火災保険で詐欺を行う悪徳業者の手口や対策についてお伝えしてきましたが、保険はきちんと使えばあなたの味方になってくれるはずです。
保険の内容や補償条件などを今一度よく確認しておくことをおすすめします。
詐欺に遭うのが怖いから、火災保険を使うのは控えた方がよいだろうか、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、保険料を5年後、10年後と支払っていると、大きな額になります。
以下は、東京都の火災保険料の平均額の紹介です。
支払い年数 | 火災保険料(東京都の相場) |
---|---|
1年間 | 3,990~35,030円 |
5年間 | 17,930~161,070円 |
10年間 | 46,810~220,280円 |
20年間 | 140,000~260,000円 |
40年間 | 280,000~520,000円 |
引用:保険クリニック |
このように、5年間では高くて16万円ほど、10年間では20万円程度のお金を火災保険に支払っていることになります。
そのため、住宅が規定の自然災害で破損した場合には、火災保険を使って修理するのがおすすめです。
火災保険の使い方を間違わなければ、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性はほぼありません。
安心して修理工事を行うためにも、きちんと基礎知識を身に付けておきましょう。
最後に…。
まとめ |
---|
火災保険で詐欺をする悪徳業者の手口は? |
「火災保険の適用外の修理を無理に申請させる」「火災保険金がおりることを前提にして無駄な工事を付けられる」といった手口。詳しくは手口:火災保険で詐欺をする悪徳業者はなんで多いの?をご確認ください。 |
火災保険で詐欺被害に遭わないようにするためには? |
優良業者を選ぶことが大切。優良業者の特徴については、対策:火災保険で詐欺に遭わないための方法をご確認ください。 |
ここまで読んでいただきありがとうございます。
火災保険で詐欺をする悪徳業者が多いことについてまとめてきました。
今後の住宅修理の際のお役に立てたら嬉しいです。
また、住宅修理や火災保険など、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けています。
お気軽に、以下の屋根と外壁塗装・修理のご相談フォーム・お電話にてご連絡ください。あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
- この記事を見てくれたあなたにオススメ!
- 屋根・外壁塗装工事をする前に「あなたが絶対にしてはいけない22の事」
- 見た目を綺麗にするだけではない外壁塗装の効果
- 外壁塗装の相場で知っておきたい5つのこと
- 地元業者と大手業者のメリット・デメリット
あなたの不安、教えて頂けませんか?
せっかく活用できる火災保険、業者に悪用されないか不安ですよね。
悪徳業者の特徴や手口をしっかりと覚えて頂くことで、安心して保険を使うことができるようになります。
私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。
累計1万人以上(2024/11/21現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(平日10-18時)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。
不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。
相談・調査・キャンセルも無料 / どんなに小さな事でも相談可能 / 365日受付中
- 塗料(35)
- 基礎知識(90)
- 費用(36)
- 部位別(1)
- 色・カラー(11)
- メンテナンス(3)
- 業者(34)
- 塗装(29)
- お悩み・トラブル(27)
- 市区町村(186)
- 屋根(31)
- 悪徳業者(12)
- 外壁(29)
- 外壁塗装(124)
- 屋根塗装(30)
- アパート(19)
- 屋根工事業者(2)
- 詐欺(3)
- 足場解体(1)
- オススメ業者(3)
- 時期・季節(10)
- 屋根修理(20)
- 早見表(5)
- 耐用年数(6)
- 選び方(6)
- 価格(7)
- 見積もり(22)
- 住宅塗装(2)
- 相場(16)
- 地元業者(113)
- 付帯塗装(6)
- デザイン(1)
- コンクリート(1)
- 下地処理(10)
- ケレン(2)
- 助成金・補助金(2)
- 塗布量(2)
- 失敗(4)
- 相見積もり(4)
- 初めて(43)
- ガルバリウム(1)
- 訪問販売(4)
- 単価(5)
- オシャレ(2)
- 劣化の症状(8)
- メリット・デメリット(2)
- サイディング(10)
- リフォーム(21)
- 資格(2)
- 特徴(3)
- 坪(1)
- 保証・保険(6)
- 防水(4)
- アフターフォロー(1)
- 大手業者(2)
- 効果(2)
- 雨漏り(28)
- 見積書(3)
- 種類(1)
- 比較(2)
- 店舗(1)
- 工場(1)
- 塩害(1)
- DIY(1)
- トタン(1)
- インタビュー(1)
- 4コマ(29)
- 雨樋(7)
- 足場(4)
- 外装(1)
- 火災保険(2)
- 中古住宅(2)
- 保険(1)