普段の暮らしで、お家の屋根の上を見る機会は少ないですよね。
しかし、雨風や紫外線から、ご家族との暮らしを365日守ってくれている屋根は、自然と傷んでいくものなので、10年に一度は塗装工事でお手入れする必要があります。
あなたが知らないうちに、屋根の上はどんどん劣化現象が起きているので、お家の屋根に起こる傷みや点検の必要性を、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。
4コマ漫画を通じて、見えない屋根の点検を行う必要性について知ることができます。外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
屋根の上で起きる劣化現象
屋根は、常に外気にさらされており、年月が経つにつれて自然と劣化していきます。
外壁も同じように傷んでいきますが、屋根はとくにお家の真上にあるため、太陽の紫外線や雨を受けやすく、劣化の度合いも大きくなりやすいんです。
もちろん、台風の影響や、突風で飛んできた飛来物がぶつかって、突然屋根が破損してしまう恐れもありますが、雨漏りなどあなたのお部屋や生活に支障がないと、屋根の傷みについて考えにくいかもしれません。
メンテナンスをせずに放置しておくと、屋根にどんな劣化が起きてしまうのか、一緒に見ていければと思います。
【1】色あせ
屋根はだんだんと色あせていき、新築時に艶(つや)があった場合は艶も失われていきます。
色あせは、屋根材を保護する塗装の力が失われてきているサインなので、屋根の塗装工事を検討すべき時期です。
【2】コケ・カビ
屋根の塗装が劣化してくると、コケやカビが発生するようになり、屋根がオレンジ色に変色したり、白くて丸い斑点が付着します。
塗装の防コケ・防カビ効果がなくなっているサインでもありますが、ツヤが失われることで、コケやカビが付着しやすい状態にもなってしまうんです。
【3】塗装の剥がれ
屋根の塗装が剥がれてくると、屋根材を保護するものが無くなってむき出しになるため、雨水や紫外線を直接受けることになり、劣化も早まってしまう状態です。
ひび割れが発生したり、金属屋根はサビが発生する可能性も高くなってしまいます。
【4】屋根材のひび割れ
屋根材のひび割れは、塗装の保護機能が失われて屋根材に雨水が浸透し、気温や湿度の変化によって屋根材が膨張・収縮を繰り返すことで起きる場合があります。
また、紫外線を浴び続けることで屋根材が少しずつ反っていき、反りによる変化に耐え切れずに割れてしまう可能性もあるんです。
台風や突風の際は、飛来物がぶつかり物理的な衝撃で割れてしまうことも。
【5】屋根材の剥がれ・破損
塗装ではなく、屋根材そのものが剥がれたり破損すると、屋根材の下に敷かれている防水シートがむき出しになってしまいます。
そのため、屋根材が剥がれたり破損したまま放置しておくと、防水シートが傷ついて雨漏りする可能性があるんです。
また、剥がれたり破損した屋根材が、不意に落下してくることもあるので、あなたとご家族、お隣さんの事故にも繋がります。
【6】屋根板金の浮き・ズレ
屋根板金とは、屋根の山・谷部分に取り付けられている金属板のことで、屋根材のつなぎ目でもあり、隙間を埋めて雨水の侵入を防いでくれています。
屋根板金は釘で固定されていますが、自然環境にさらされ続けることで釘が浮いてくると、そこから雨水が侵入してしまうことも。
また、屋根板金そのものが浮いたりズレたりすれば、隙間が出来てしまうため雨漏りに繋がり、私たちの元に頂く雨漏りのご相談も、屋根板金が原因で起きていることが多いです。
【7】漆喰の崩れ
瓦屋根は、一般的に漆喰(しっくい)と呼ばれる、石灰で出来た粘土材で固定されていますが、瓦そのものが頑丈でも、長年の雨風による劣化が原因で漆喰が崩れてしまう事はあります。
漆喰が崩れると、すこから雨水が侵入して雨漏りしてしまう可能性が高いため、瓦屋根であってもメンテナンスは行う必要があるんです。
屋根の定期点検を行う必要性
屋根はそもそも生活の中で視界に入る機会が少ないので、お家の屋根の状態がどうなっているか、気にも留めないかもしれません。
しかし、このページや4コマを見てくれたあなたには、ぜひ、お家の屋根を業者さんに点検してもらってほしいです。
屋根の点検を無料で行なってくれる塗装業者さんはたくさんいるので、点検の結果、まだメンテナンスが不要であればそれで安心できますし、必要であれば、屋根が大きく傷む前に最低限のメンテナンスで済ませることができます。
できれば5年ごと、10年ごとなど定期的に点検をしてほしいですが、屋根の定期点検を行う必要性を、私と一緒に見ていきましょう。
事故を防ぐため
もし、あなたのお家の屋根材が剥がれたり破損していても、剥がれた屋根材や破片が屋根の上に乗ったままかもしれません。
しかし、台風や強風などが吹けば、いつ屋根の下に屋根材や破片が落ちてくるか分からないため、あなたやご家族はもちろん、お隣さんにぶつかって、事故が起きてしまう可能性もあるんです。
瓦屋根は厚みや重さがあるため、ズレて落下してしまうと危険。
スレート屋根は一枚一枚が薄いですが、セメント製で硬く角は鋭利なので、落下すればケガに繋がってしまいます。
今のお家でご家族と安心して過ごすためにも、定期的に点検やメンテナンスをしておき、起こりうる事故を未然に防いでほしいです。
雨漏りを防ぐため
屋根のメンテナンスは、一般的に10年ごとが目安で、粘土瓦など塗装をしなくてもいい瓦屋根であっても、漆喰部分は傷んでいくため、定期的な点検が必要です。
点検をせずに、メンテナンスすべき時期を過ぎたままでいると、屋根はどんどん傷んでいき、屋根材のズレや破損が起きて雨漏りしてしまうことに。
雨漏りは、あなたやご家族が過ごすお部屋の天井や壁に表れることで、初めて気が付くものですよね。
事前に定期的な点検をしておけば、雨漏りが起きる前にメンテナンスが出来るので、雨漏り修理の費用そのものも発生することはありません。
お家に雨漏りが起きると、骨組み部分なども傷んでしまうことがあるため、不安な生活になってしまう前に、屋根の点検をしてもらってほしいです。
メンテナンス費用を抑えるため
定期的な屋根点検をしていると、屋根の傷みが最小限の状態でメンテナンスすることができる為、工事費用も抑えることができます。
メンテナンスせずに放置していれば、屋根の傷みがどんどん悪化して、その分メンテナンスをする時の工事費用も高くなってしまうことに。
ご家族との安心できる暮らしのためにはもちろん、お家に掛けるお金を必要最低限で済ませるためにも、塗装業者さんに定期的な点検をしてもらうのがオススメです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
屋根の点検をする必要性についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の塗装工事に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、屋根のメンテナンスに関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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屋根点検をしてほしい…
誰だって初めてのことには不安を覚えるもの。
私たちのような中立の立場である無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる塗装工事をお手伝いできればと思っています。※外壁塗装コンシェルジュとは
適正な方法や内容で屋根の点検ができる工事店選びから、見積もり金額の適正診断など、全て無料で承らせていただいているので、お気軽に連絡をいただければ嬉しいです。
「屋根の相談がしたい」とお伝えください。
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