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お隣さんとお家が近い場合、外壁塗装をするときに気を付けるべきことを知っておくことで、お隣さんやご近所に迷惑をかけず、あなたのお家の外壁塗装を成功させるための知識を深めることができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
あなたがお家の外壁塗装をしたいと思っても、あなたのお家とお隣さんのお家が近いと、そもそも外壁塗装ができるのか疑問に思いますよね。
外壁は、塗装の時期を過ぎたまま何年も放置してしまうと劣化がどんどん進み、場合によっては大規模な工事をしなければならず、高額な工事になってしまうこともあります。
「お家を長く守るためにも外壁塗装をしたい!」
「でもお隣さんの家が近くて塗装工事できるか不安・・・。」
このように、外壁塗装がなかなか出来ない状態から抜け出すためにも、
- 外壁塗装をするときはどのくらいのスペースが必要なのか
- 外壁塗装に必要となる足場のお話
- お隣さんとトラブルを起こさない為に、あなたに注意してほしいこと
- お隣さんとお家が近い場合の塗装業者さん選び
- お隣さんとの家が近い場合にオススメの塗料
これらについて私と一緒に確認していき、あなたが安心して外壁塗装を進めるための、お手伝いができればと思います。
- 目次
- お隣さんと家が近くても外壁塗装はできるの?
- 外壁塗装の足場と注意すべきこと
- お隣さんと家が近い場合、外壁塗装で気を付けることは?
- お隣さんとお家が近い場合、外壁塗装のトラブルを起こさないためには?
- お隣さんとお家が近い場合、トラブルにならないための塗装業者さん選び
- お隣さんと家が近いお家に向いている塗料がある?
- 最後に…。
お隣さんと家が近くても外壁塗装はできるの?
外壁塗装をしたいけど、お隣さんのお家との距離が近い場合は、
- 足場を組むことができるスペースがある
- 足場がお隣のお家の敷地内にはみ出す場合は、お隣さんに許可を取る
これらを満たしていることで、塗装工事をすることができます。
外壁塗装は、外壁全体に塗料を塗るときに作業しやすいよう、外壁の周りに足場を組み、足場の上を移動することでスムーズに塗装をすることができます。
その為、足場が組み立てられないほどの狭さの場合は、塗装工事が難しくなります。
また、お隣さんとお家同士の幅が狭いと、お隣さんの敷地内にはみ出さなければ足場が組めないこともあるので、その場合はお隣さんに敷地を使わせてもらう許可をもらうことで工事を進めることができます。
どのくらい幅があれば外壁塗装できる?
お隣さんとお家が近くても、足場が組み立てられる幅があれば外壁塗装することができますが、どのくらいの幅があれば足場が組み立てられるのでしょうか。
足場にはいくつか種類がありますが、一般的なお家の外壁塗装で使われる足場は「くさび足場」と呼ばれるもので、鉄パイプや鉄板でできた部材を組み立ててて作ります。
職人さんが足を乗せる板状の部材の幅によって、お家同士の隙間に足場を組み立てられるかが変わってきますが、基本的にはお家同士の幅が30㎝までであれば、足場を組み立てることができます。
ただし、足場について気を付けなければいけないこともあるので、一緒に見てみましょう。
外壁塗装の足場と注意すべきこと
お家の外壁塗装をするとき必要になるのが足場です。
足場は職人さんが安全に塗装工事をするために欠かせないもので、職人さんが作業しやすい環境をつくることで、あなたのお家の外壁塗装もしっかり丁寧に行うことができます。
お隣さんとお家が近い場合、足場工事で気を付けることは?
外壁塗装をするときには足場が必要になりますが、足場は外壁の周りに組み立てるものなので、あなたのお家がお隣さんと近い場合、以下のことに気を付けなければいけません。
- お隣さんの敷地内に入らなければいけない可能性がある
- あなたのお家やお隣さんのお家に傷がつく可能性がある
- しっかりと足場が組めていない可能性がある
お隣さんとお家が近い場合に足場工事で気を付けることを、一緒に確認していきましょう。
お隣さんの敷地内に入らなければいけない可能性がある
あなたのお家がお隣さんと近ければ、足場を組む時にお隣さんの敷地内に入らなければいけない場合や、足場自体が敷地内に入った状態で塗装工事をしなければいけないことがあります。
その場合は、事前にお隣さんに許可を取っておく必要がありますが、職人さんが無断でお隣さんの敷地内に足場を組んだり踏み入ったりすると、法律に反してしまいトラブルになってしまうので、許可なくお隣さんの敷地を使うような業者さんを選ばないよう、注意が必要です。
あなたのお家やお隣さんのお家に傷がつく可能性がある
外壁塗装の足場は鉄パイプで出来た支柱や、金属板で出来た踏み板を使って組み立てられますが、中には2m近い部品や10kgを超える重さの部品を使って、組み立てることもあります。
その為、狭い場所で足場の部品一つ一つを扱うのはとても慎重な作業が必要になり、あなたのお家やお隣さんのお家に傷がついてしまう可能性も考えられます。
足場を組み立てるときや、工事後に解体するときはもちろん、足場がきちんと固定されずに安定していなければ、工事中にあなたのお家やお隣さんのお家に足場が寄りかかってしまい、外壁や屋根を傷つけてしまうかもしれません。
塗装業者さんには、狭い場所でも両方のお家を傷つけないように、丁寧に作業してもらう必要があります。
お隣さんとお家が近い場合の塗装業者さん選びについてはこちら⇒お隣さんとお家が近い場合、トラブルにならないための塗装業者さん選び
外壁塗装の足場って?
お家の工事をしているところを見たことがあればわかるかもしれませんが、工事をしているお家の周りに組まれている、鉄パイプや金属板のようなものが足場です。
外壁塗装をする時には足場がとても重要なので、足場について詳しく見てみましょう。
外壁塗装の足場は何のためにあるの?
外壁塗装に欠かせない足場は、外壁に対して塗料を塗ったり作業をするときに、職人さんが自由に動きやすいようにするためのものです。
お家自体の工事ではありませんが、職人さんが安全に作業できるように足場をしっかりと組まなければ、お家の塗装工事にも影響が出てくるので、もちろん手を抜いてはいけません。
外壁塗装の足場の種類
外壁塗装に使われる足場は一般的に、
- くさび足場(ビケ足場)
- 単管足場
- 枠組足場
これらが挙げられますが、現在はくさび足場を使う塗装業者さんが多いです。
全て金属で出来ているものがほとんどで、昔は木製の足場もありましたが、現在は鉄パイプや金属板などを使うのが主流となっています。
くさび足場(ビケ足場)
くさび足場はビケ足場とも呼ばれ、お見積もり書にビケ足場と書いてあればくさび足場ということになります。
「くさび」とは、もの同士を繋げるときに継ぎ目に打って留めたりするもののことで、くさび足場は支柱同士を連結させるためにくさびを使うため、この名が付いています。
単管足場
単管足場とは、くさび足場と違って踏み板を使わずに、支柱となる鉄パイプのみを主に使う足場です。
職人さんは円筒状の鉄パイプに足を乗せて移動することになり、危険を伴うので、現在はほとんど使われていません。
枠組足場
枠組足場はくさび足場と似ていますが、くさび足場は踏み台に対して外側(お隣さん側)のみに支柱が取り付けられていますが、枠組足場は踏み台の外側(お隣さん側)と内側(あなたのお家側)の、両方に支柱が付いています。
その為、枠組足場は部品が多いのに対して、くさび足場の方が場所を選ばなかったり、部品も少なくなるため時間や手間を省くことができます。
外壁塗装の足場の費用相場
外壁塗装に使われる足場は、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
一般的な外壁塗装でよく使われるくさび足場の場合、単価と一回の工事の費用相場は以下のようになります。
くさび足場の費用相場 | |
---|---|
単価相場 | 700~1,200円 |
一回の工事費用相場(約30坪) | 8~12万円 |
お隣さんと家が近い場合、外壁塗装で気を付けることは?
お隣さんとお家が近い場合、実際に外壁の塗装工事をするときはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。
お家の外壁塗装に失敗しないためにも、私と一緒に確認していきましょう。
工事前は近隣のお家に必ず挨拶する
お家の外壁塗装をするときは、お隣さんや近隣のお家への挨拶はとても大切です。
挨拶をせずに工事を始めて進めてしまうと、大きなトラブルになってしまうこともあり、外壁塗装をスムーズにられないだけでなく、ご近所付き合いも悪くなってしまいます。
また、お隣さんの敷地を使うことになる場合は、きちんと許可をとっていても、工事に入るときや実際に敷地を使う時にも挨拶をしっかりしておくことで、お隣さんも気を悪くすることなく、あなたの外壁塗装に協力してくれるはずです。
塗料の飛散に注意
外壁塗装は、お隣さんのお家に塗料が飛び散って付着してしまうトラブルが多く、場合によっては補修費用を払わなければいけなくなったり、裁判にまで発展してしまうかもしれません。
塗装工事をするときは、お家の周りに足場を組み、足場の周りに飛散防止ネットで、お家全体を足場ごと囲みます。
飛散防止ネットは、「養生ネット」や「メッシュシート」と呼ばれることもあり、この飛散防止ネットがあることで、近隣のお家に塗料が飛び散るのを防ぐことができます。
しかし、それでも注意をしないと、片づける時やちょっとした不注意で塗料が飛散してしまうことがあり、お家の距離が近ければ近いほど、塗料が誤って付着してしまう可能性が高くなるので、お隣さんとのトラブルを生んでしまいやすくなります。
塗装業者の手抜き工事に注意
お隣さんとお家が近いと、お隣さんに面している外壁は見えにくくなるので、悪い業者さんの場合はこっそりと手抜き工事をしている可能性があります。
たとえ外から見えにくい部分でも、外壁塗装は丁寧に行わなければ耐久力がなくなってしまい、その部分の外壁だけ劣化が早くても、そこから内部の腐植がほかの部分の外壁にも広がって、結果的にお家全体が劣化してしまうかもしれません。
お隣さんとお家が近い場合、外壁塗装のトラブルを起こさないためには?
お家の外壁塗装は普段から行うものではないですし、専門的なことが多く、工事中はあなたのお家の敷地内に職人さんが何度も出入りしたりと、ただでさえ気疲れしてしまいます。
それに加えてお隣さんとのトラブルが起きてしまっては、「もう外壁塗装なんてやりたくない!」このように、外壁塗装に嫌気が差してしまいます。
外壁塗装は基本的に10年に一度行うのがベストと言われており、お家やあなたの暮らしを長く守ってくれる大切なものなので、トラブルを起こさず気持ちよく外壁塗装を成功させるにはどんなことに注意すればいいのか、私と一緒に確認してみましょう。
敷地を使う許可を取る
外壁塗装では、外壁に対して職人さんが自由に動き回って安全に作業ができるように、お家の周りに足場を組みますが、あなたのお家とお隣さんのお家の近さによっては、お隣さんのお家の敷地内に足場がはみ出してしまうこともあります。
その場合は、お隣さんのお家の敷地を使わせてもらえるよう、お隣さんに許可を取ってから工事を進める必要があります。
許可を取らないまま工事を行ってしまうと、大きなトラブルや裁判にまで発展してしまうケースもあるので、忘れずに許可を取るようにしましょう。
きちんと挨拶をする
外壁塗装工事は塗料を塗るのがメインなので、騒がしいイメージはないかもしれませんが、実際は職人さんや車が出入りをしたり、足場を組む時は「カンカン!」と金属の大きな音がなってしまいます。
また、いつも見慣れた近隣のお家が、足場や飛散防止ネットによって全く違う風景になるので、環境や風景が変わると落ち着かなくなってしまいます。
少しであってもお隣さんの暮らしに影響が出てしまうので、挨拶をしておくことでお隣さんもあなたの外壁塗装に協力してくれたり、「うちもそろそろ考えてるから紹介して!」このように、良いお付き合いにも繋がるかもしれません。
挨拶をするのとしないのとでは、お隣さんの態度が全く違うことがあり、一言いうだけでトラブルにならずに済んだことが、挨拶をしないことで怒ってしまい、大問題に発展してしまうこともあります。
許可を申請しても承諾してもらえなかった
お隣さんの敷地内に足場や職人さんの移動範囲がはみ出してしまう場合、敷地内に入ってもいいかお隣さんに許可を申請する必要がありますが、100%許可が下りるとは限りません。
お隣さんに外壁塗装の許可を申請しても、承諾をしてもらえないときは、あなたとお隣さんだけではなく、第三者に介入してもらうのがオススメです。
お家の外壁塗装は、お家の見た目をキレイにするだけではなく、お家やあなたの暮らしを守るために行うものでもあるので、基本的にお隣さんは許可を下さなければいけませんが、中には話を聞いてくれなかったり、断固として断るような人もいます。
その場合は、法的な解決を手助けをしてくれる弁護士などを探すことをオススメします。
外壁塗装コンシェルジュでは、あなたが抱えるトラブルに合った弁護士をご紹介させて頂くことができる場合もありますので、法律・弁護士へのお悩み無料相談フォームからご相談いただければと思います。
お隣さんとお家が近い場合、トラブルにならないための塗装業者さん選び
あなたのお家とお隣さんのお家の距離が狭い場合は、職人さんはいつも以上に慎重な塗装工事をしなければいけません。
お家の外壁塗装を無事に成功させるためにも、どんな塗装業者さんを選べばいいのか、私と一緒に見ていきましょう。
ご近所への挨拶がきちんとできる塗装業者さん
外壁塗装をする前は、お隣さんやその他の近隣のお家に、必ず挨拶をする必要があります。
工事期間中は職人さんがあなたのお家の周りを何人も出入りしたり、塗装工事の材料や道具を運ぶためにトラックを近くに停めたり、足場の組み立てや解体には大きな音がどうしても鳴ってしまいます。
また、外壁塗装に使われる塗料は独特の匂いがして、近隣のお家にも匂いが広がってしまうなど、さまざまな点でお隣さんやご近所さんに気を遣わせてしまいます。
あなたのお家を強くキレイにして、長く守っていくためにも、お隣さんや近隣のお家に協力してもらえるよう、しっかり挨拶ができる塗装業者さんを選びましょう。
作業報告をきちんとしてくれる塗装業者さん
あなたのお家とお隣さんのお家が近い場合、お家同士の狭い隙間は人目に触れられず、普段からあなた自身も見る機会がないかもしれません。
あなたが普段あまり見なかったり、入りにくいところとなると、本当にちゃんと塗装工事をしてくれているのか気になるところです。
あなたから見えにくい部分もしっかり工事をしているかどうかは、出来る限りあなたもお家同士の隙間に、塗装業者んさんと一緒に入って確認をするのがいいですが、それが難しいようであれば、塗装業者さんに写真を撮って報告してもらうようにするのがオススメです。
毎日写真で作業報告をしてもらうと、お家がキレイになっていく様子がわかりやすいので、安心して工事を任せることができます。
地域に密着した塗装業者さん
外壁塗装は、あなたの地元に密着した塗装業者さんにお願いすると、お家同士の隙間で不適切な工事をされるのを防ぐことができます。
お隣さんとお家が近いと、お隣さんに面している外壁はあなたから見えにくくなり、それだけ手抜き工事をされる危険性もあります。
地域に密着しているということは、それだけ悪い噂がなく、地域の口コミで人気を得ていて、長く塗装業を続けることができている証でもあります。
地元密着の優良店を選ぶことで、あなたが見えない部分の外壁も丁寧に塗装してくれます。
施工管理がしっかりできる塗装業者さん
施工管理とは、工事のスケジュールや材料の準備、職人さんへの指示など、外壁塗装工事に関わるさまざまな管理のことです。
お隣さんとお家が近い場合、お隣さんに面している外壁に対して作業をするときは、どんな作業であってもお隣さんに迷惑が掛からないように、慎重に進めなければいけません。
特に、足場や飛散防止ネットの設置・解体は、お隣さんのお家に一番近づく作業なので、足場がお隣さんのお家の外壁を傷つけたりすることがないよう、段取りや組み立て方などの管理を、きちんとできる塗装業者さんにお願いするのが大切です。
お隣さんと家が近いお家に向いている塗料がある?
外壁塗装で重要なのが塗料選びで、外壁塗装の塗料には、あなたのお家を守るための機能がたくさん備わっています。
せっかくお家の外壁塗装をするなら、あなたのお家に合った塗料を使いたいですよね。
お隣さんとのお家が近い場合、以下の塗料がオススメです。
- 湿気に強い塗料
- 防藻・防カビ効果のある塗料
- 汚れに強い塗料
- 作業性に優れた塗料
これらの塗料が、お隣さんとお家が近い場合どのように効果を発揮してくるのか、私と一緒に確認していきましょう。
湿気に強い塗料
お家の外壁は、実は水分や湿気によって劣化が進んでしまうことがあります。
年月が経って外壁に起きたひび割れや剥がれから、湿気や雨水が侵入して塗膜(とまく)や外壁の内部が腐食してしまうかもしれません。
あなたのお家とお隣さんのお家との幅が狭いと、太陽の光が当たりにくく常に日陰になることが多くなり、日光のない日陰部分は湿気が溜まりやすくなるので、外壁が腐食する危険性があるんです。
湿気からお家を守るには、雨風や気温の変化、紫外線、湿気など、自然による影響から外壁を守ってくれる「耐候性」に優れた塗料を選んでほしいです。
耐候性に優れた塗料の例 | |
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塗料メーカー | 塗料名 |
日本ペイント | パーフェクトトップ パーフェクトトップローズ パーフェクトセラミックトップG パワーオーデフレッシュF パワーオーデフレッシュSi |
エスケー化研 | エスケープレミアムシリコン エスケー弾性プレミアムシリコン エスケープレミアムNADシリコン スーパーセラタイトF |
関西ペイント | アレスダイナミックTOP アレスダイナミックMUKI セラMフッソ セラMフッソ弾性 セラMシリコンIII セラMシリコンIII弾性 コスモマイルドシリコンII |
菊水化学工業 | キクスイロイヤルシリコン キクスイスーパーシリコン ファインコートフッソ キクスイSPパワー無機ガードF 水系ファインコートシリコン 水系ファインコートフッ素 |
KFケミカル | KFワールドセラグランツ セミフロンスーパーマイルドⅡ セミフロンスーパーアクアⅡ セミフロンマイルドⅡ セミフロンアクア |
防藻・防カビ効果のある塗料
あなたのお家がお隣さんのお家に近いことで常に日陰の状態が続くと、湿度が高まりやすくなり、その結果、藻やカビが発生・繁殖してしまう恐れがあります。
藻・カビは湿気の多いところに発生しやすく、繁殖して外壁全体に広がってしまうと、お家が汚くなってしまいます。
お隣さんとの隙間の外壁だけならあまり見えないので、大丈夫と思ってしまうかもしれませんが、正面の外壁にまで広がってきたり、藻そのものが湿気を含むので、外壁の腐食を進めてしまう可能性があるんです。
また、カビは人体にアレルギーを引き起こすこともあり、あなたやあなたの家族の体にも悪影響を及ぼすかもしれないので、甘く見てはいけません。
防藻・防カビ効果のある塗料を選ぶことで、藻・カビの発生を防いでお家の劣化を防ぐことができます。
防藻・防カビ効果に優れた塗料の例 | |
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塗料メーカー | 塗料名 |
日本ペイント | パーフェクトトップ パワーオーデフレッシュSi パワーオーデフレッシュF 水性シリコンセラUV DANシリコンセラ 水性ケンエース |
エスケー化研 | 水性エコファイン クールタイトSi クールタイトF 水性クールタイトシリコン 水性クールタイトフッソ 水性セラタイトSi 水性クリーンタイトSi |
関西ペイント | アレスダイナミックTOP アレスダイナミックMUKI セラMフッソ セラMフッソ弾性 セラMシリコンIII セラMシリコンIII弾性 |
菊水化学工業 | キクスイロイヤルシリコン キクスイ SPパワーシリコン 水系ファインコートフッ素 |
KFケミカル | KFワールドセラグランツ セミフロンスーパーマイルドⅡ セミフロンスーパーアクアⅡ セミフロンマイルドⅡ セミフロンアクア |
汚れに強い塗料
あなたのお家がお隣さんのお家と近い場合、外壁のお掃除をしようと思っても、お家同士の隙間に入って洗浄するのは一苦労ですよね。
あまり見えない部分なので、お掃除自体をしないかもしれませんが、外壁の汚れを放置しておくと、外壁に塗った塗料が持つさまざまな機能が弱まってしまい、効果を最大限発揮できなくなってしまいます。
汚れに強い外壁にするには、「低汚染性塗料」という種類の塗料で塗装をするのがオススメで、低汚染性塗料は、「親水性」という性質を持っていることで汚れに強くなっています。
外壁に塗られた塗料は、乾燥すると「塗膜(とまく)」と呼ばれる薄い膜になりますが、親水性に優れていると、塗膜に雨水が触れた時に玉のように弾かず、薄く広がります。
その為、塗膜に汚れが付着しても、塗膜と汚れの間に雨水が入り込みやすくなり、そのまま雨と一緒に自然に洗い流してくれるというわけです。
汚れに強い塗料の例 | |
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塗料メーカー | 塗料名 |
日本ペイント | アプラウドシェラスターNEO ニッペ パーフェクトセラミックトップG パワーオーデフレッシュF スーパーオーデフレッシュF スーパーオーデフレッシュSi ファイン4Fセラミック |
エスケー化研 | 水性クリーンタイトSi 水性セラタイトSi スーパーセラタイトF クリーンマイルドシリコン クリーンマイルドフッソ |
関西ペイント | アレスアクアセラシリコン アレスダイナミックMUKI アレスダイナミックTOP セラMフッソ セラMシリコンIII |
菊水化学工業 | キクスイ SPパワーシリコン キクスイ SPパワーフッ素 ビュートップフッソ キクスイ ロイヤルシリコン 水系ファインコートフッ素 水系ファインコートシリコン弾性 キクスイ スーパーシリコン キクスイ SPパワー無機ガードF |
KFケミカル | KFワールドセラグランツ セミフロンスーパーマイルドⅡ セミフロンスーパーアクアⅡ セミフロンマイルドⅡ セミフロンアクア |
作業性に優れた塗料
作業性とは、職人さんが塗料を塗るときの塗りやすさのことを指します。
塗料メーカーでは、お家に住むあなたの暮らしだけではなく、塗装工事をする職人さんのことも考えた塗料が開発されており、職人さんが丁寧・迅速・効率よく塗装をすることができるよう、塗料の粘度や乾燥の早さなど、扱いやすくなっています。
職人さんが塗装しやすくなることで、より質の高い塗装ができて、外壁の仕上がりもよくなるので、あなたへのメリットにもなるんです。
汚れに強い塗料の例 | |
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塗料メーカー | 塗料名 |
日本ペイント | ニッペ ファインフッソ ファインシリコンフレッシュ パーフェクトトップ ファインパーフェクトトップ 水性シリコンセラUV |
エスケー化研 | エスケープレミアムシリコン エスケープレミアムNADシリコン |
関西ペイント | セラMフッソ セラMシリコンIII |
KFケミカル | セミフロンアクア |
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
お隣さんとお家が近い場合の外壁塗装についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、お隣さんのお家が近い場合の外壁塗装に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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