- | 相場(16)
35坪のお家を外壁塗装する場合の相場が分かることで、悪徳業者が出す法外な見積もり金額に騙されないようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
35坪のお家を外壁塗装する場合、いくらになるのでしょうか。
外壁塗装は塗料選びが大切で、あなたが選ぶ塗料によっても費用相場が変わってくるため、それぞれの塗料でどのくらいの費用になるのか確認してみましょう。
アクリル | ウレタン | シリコン | ラジカル | フッ素 |
---|---|---|---|---|
47万~ | 58万~ | 79万~ | 79万~ | 92万~ |
※一般的な相場で計算したものなので、目安として覚えてもらえればと思います。 |
金額的にはこのくらいですが、外壁塗装は資格もいらず他の事業よりも比較的簡単に開業ができたり、塗料の不正がしやすいので、悪徳業者が多いのは知っていましたか?
そのため、あなたがお住いの35坪のお家で外壁塗装をする場合、事前に費用相場を確認しておくということは、悪徳業者に騙されなくなるということです。
また、外壁塗装において「定価」といった決まり切った金額はなく、お家の環境・築年数・立地・外壁材などの違いによって、塗り替えの金額は変わってきてしまいます。
例えば、お隣さんは80万だったけどあなたは100万になることもあるため、お家の状態よって金額は違うということと、各業者の診断結果も異なるので、2〜3社から見積もりをとったとしても全て同じ金額で出されることは絶対にありません。
- 相場を知ることが悪徳業者に騙されない知識となる
- お家の状況によって費用が変わってくる
これらの2つの情報を以下で書いていますので、私と一緒に見ていければと思っています。
あなたが安心して外壁塗装に臨めるよう、少しでもお役に立てる情報となれれば嬉しいです。
35坪の外壁塗装の費用相場
外壁塗装では費用相場だけでなく、どんな項目が合わさって出されているのか、内訳を知ることも大事です。
以下で費用の内訳も見てみましょう。
35坪の外壁塗装を行う際の費用内訳
費用例:外壁の塗装面積138.6㎡・シリコン塗料・モルタル外壁
項目 | 数量 | 平米単価 | 価格 |
---|---|---|---|
足場 | 180㎡(約35坪) | 600円 | 108,000円 |
高圧洗浄 | 138.6㎡(35坪) | 200円 | 27,720円 |
養生 | 138.6㎡(35坪) | 200円 | 27,720円 |
飛散防止ネット | 138.6㎡(35坪) | 100円 | 13,860円 |
下地補修 | 20,000円 | ||
下塗り(シーラー) | 138.6㎡(35坪) | 600円 | 83,160円 |
シリコン系塗料:中塗り | 138.6㎡(35坪) | 1,750円 | 242,550円 |
シリコン系塗料:上塗り | 138.6㎡(35坪) | 1,750円 | 242,550円 |
廃棄物処理・ゴミ処理、雑費 | 20,000円(一式) | ||
合計785,560円 |
上記の見積もり表のシリコン塗料を別の塗料に変えると費用が変わってくるため、シリコン以外の塗料のみの費用も確認しておきましょう。
- アクリル系塗料:166,320円
- ウレタン系塗料:277,200円
- シリコン系塗料:485,100円
- ラジカル系塗料:485,100円
- フッ素系塗料:623,700円
- 無機系塗料:762,300円※こちらの金額は中塗り・上塗りの2回分の費用になります。
上記の表は一般的な見積もりを表していますが、この見積もりの中でも覚えておきたい項目が4つあります。
35坪の外壁塗装の費用相場を知ることは大切ですが、相場と一緒に見積もりの見方も覚えておくことで、どんな見積もりがいいのかあなた自身で判断できるようになります。
外壁塗装の見積もりの見方
見積もりの中であなたに覚えておいてほしいのが以下の4つになります。
- 項目
- 数量
- 平米単価
- 価格
相場といったどのくらいの費用になるかの目安はもちろん大事ですが、相場だけでなくその金額が出された内訳を知ることで、「良い見積もり」なのか「悪い見積もり」なのかが、あなたで判断できるようになります。
塗装業界はお客様の事を考えない、いいかげんな業者もいるので、それを知らずにあなたがもし悪い業者に捕まってしまったら、ご家族にも嫌な思いをさせてしまうかもしれません…。
業者の見極め方法はいろいろありますが、提出してもらえる見積もりの内容でも、良い業者を見極めることができるので、以下の内容をぜひ覚えておいてほしいです。
項目
外壁塗装の見積もりでは、どんな材料を使って、どんな工程を行い、どんな工事をするのかといった情報が、見積もりの中に書かれます。
例えば、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りといった3回の塗り重ねが基本ですが、初めて外壁塗装をする方はその情報を持っていない事がほとんどです。
依頼者側の知識がないことをいい事に、以下のようにあいまいな見積もりを出す業者が存在しています。
項目 | 数量 | 平米単価 | 価格 |
---|---|---|---|
外壁塗装工事 | 2,500,000円 |
このような、費用の内訳も分からないような見積もりを出す業者は論外です。
優良な外壁塗装業者は、細かく材料・工程などを記載した見積もりを出してくれるので、あなたに分かりやすく全ての情報を開示してくれる業者を選ぶようにしましょう。
見積もりが曖昧な場合、業者側が何かしら不都合なことを隠している場合も多く、それがトラブルの元にもなるため注意が必要です。
数量
外壁塗装の費用を出すとき、必ずどのくらいの数量=工事の範囲があるのか確かめる必要があります。
数量を求めるために現地調査(または建物調査)と呼ばれる、あなたのお家の悪い部分を隅々まで確認し、どの範囲の工事を行えばいいかの調査を行います。
優良な業者であれば30分は当たり前、1~2時間しっかりと調査をしてくれますが、悪徳業者や質の悪い業者の場合は10~15分など短時間の調査しか行ってくれません。
現地調査の丁寧さや経過時間でも「優良」か「悪徳」か判断できますので、覚えておいてもらえればと思います。
また、外壁の面積を求めるためには、以下のような計算式を使って求めます。
外壁の面積 | ||
---|---|---|
外壁の面積計算 | 35坪の面積 | |
35坪×3.3×1.2 | 138.6㎡ |
延べ坪 × 3.3(1坪の1㎡の長さ) × 係数(1.2~1.7)をかけて簡単に計算をすることができますが、こちらは正方形に近いお家の場合の計算方法となるので、簡単に目安として外壁面積を求めたいときに利用するのがオススメです。
ここで一つ注意をしないといけないのが、この計算で出される外壁面積では開口部(窓やサッシなど)の面積を抜かしていないので、実際には外壁面積 – 開口部 = 実際の塗装面積となることに注意しなければいけません。
業者から見積もりを提出された場合、必ず「開口部は抜かしてくれていますか?」と聞いてみることが大事です。
平米単価
平米単価とは、外壁塗装で使う道具・材料・工程にそれぞれかかる費用に職人の人件費が加えられた値段になります。
1平米でかかるお金を平米単価と呼び、この平米単価と数量をかけて金額が出されます。
平米単価であなたに必ず覚えてもらいたいのが、業者ごとで会社の規模・職人の熟練度・材料の調達方法などが異なるため、平米単価はどの業者も違う値段で出してきます。
業者ごとで平米単価は違ってきますが、35坪の外壁塗装の相場と同じように、平均的な相場が存在しているので、平米単価の一般的な相場も合わせて確認していただけると、業者から提出された見積もりを確認する際に役立てられると思います。
価格
外壁塗装で使われる材料や行われる工程と数量をかけて出されるのが価格になり、各価格を合算して外壁塗装の費用を出します。
計算の仕方はとてもカンタンで、数量 × 平米単価 = 価格といった式で各価格を求めることができます。
適正な価格を出すためには、数量・平米単価に不正がないことが絶対条件です。
そのため、優良な外壁塗装業者を選ぶことが、そのまま適正な費用に繋がることを、あなたに覚えてもらえればと思っています。
35坪の外壁塗装の相場は約50~90万といった計算になりましたが、相場だけでなく、見積もりの見方も一緒の覚えておくことが大切です。
あなたが悪徳業者に騙されない情報となれれば嬉しいです。
相場がわかったら試しに見積もりを取ってみよう
35坪の相場がわかったら、次は試しに見積もりを取ることをお勧めします。
色々な方に「見積もりを取るのにお金がかかったり、絶対に契約をしないといけないんじゃないの?」とよく聞かれますが、そのような事は一切ありません。
私たちがあなたにできる無料サポートは以下になります。
- 塗装の専門知識を持つコンシェルジュ(塗装アドバイザー)が専属であなたにつく
- 複数の業者へ見積もりを取り寄せ
- 無料の現地調査
- 契約した以外の業者へ断りの連絡代行
- 塗装完了後に最大10万円分の商品券をプレセント
これらのサービスで外壁塗装のお困りごとを解決ができれば嬉しいです。
もし、あなた自身で塗装業者を見つけて見積もりを取り寄せる場合は、気をつけるポイントがあるので以下を参考にしてみてください。
見積もりを取る上で気をつける3つのポイント
- 希望予算は言わない
- 塗装スケジュールを短くしてと言わない
- 地元の優良業者かどうか見抜く
希望予算を伝えてしまうと、それに合わせて塗装業者が無理に値段を下げたりすることで、失敗する外壁塗装になります。
また、塗装スケジュールを短くしてくれと伝えると、本来やるべきはずの塗装工程を省いたり、塗料の乾燥時間を短くしたりすることで、結果失敗する外壁塗装にもなります。
見積もりを取る段階では、外壁塗装業者に無理なお願いはしないのが失敗しない方法でもあります。一度、35坪の建物で見積もりを取った後に、交渉するのがいいでしょう。
悪徳業者に騙されないための電子書籍も見ていただくと安心できます。
最後に…
ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁塗装が35坪の場合について説明させていただきましたが、分からないことなどはありましたでしょうか?不明点等あればいつでも気軽に私たちへご相談くださいね。
外壁塗装をする上で大切なことは、地元の優良業者を選ぶことです。
塗装業はお客様が一番騙されやすいと言われている業種なので、この情報があなたにとって安心・納得のできるものになれば嬉しいです。
失敗しない塗装をしてもらうにはどうしたら…
誰だって初めてのことには不安を覚えるものです。
私たちの無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる外壁と屋根の塗装をお手伝いできれば嬉しいです。
- 優しいスタッフが丁寧に心配事を解決
- どんな小さな、些細な事でも「無料」で相談可能
- あなたの家の本当の塗装費用が無料で分かる
- 他社で高すぎた見積も安くなる可能性あり
- 月間350人以上が相談しているお悩み解決サービス
→ 工事に失敗したくない方だけお読みください
→ ご利用者様の正直な感想
その他の人気サービス
→ 業者・見積書の無料診断
→ 火災保険の保険料を使っての修理・工事
- 塗料(35)
- 基礎知識(90)
- 費用(36)
- 部位別(1)
- 色・カラー(11)
- メンテナンス(3)
- 業者(34)
- 塗装(29)
- お悩み・トラブル(27)
- 市区町村(186)
- 屋根(31)
- 悪徳業者(12)
- 外壁(29)
- 外壁塗装(124)
- 屋根塗装(30)
- アパート(19)
- 屋根工事業者(2)
- 詐欺(3)
- 足場解体(1)
- オススメ業者(3)
- 時期・季節(10)
- 屋根修理(20)
- 早見表(5)
- 耐用年数(6)
- 選び方(6)
- 価格(7)
- 見積もり(22)
- 住宅塗装(2)
- 相場(16)
- 地元業者(113)
- 付帯塗装(6)
- デザイン(1)
- コンクリート(1)
- 下地処理(10)
- ケレン(2)
- 助成金・補助金(2)
- 塗布量(2)
- 失敗(4)
- 相見積もり(4)
- 初めて(43)
- ガルバリウム(1)
- 訪問販売(4)
- 単価(5)
- オシャレ(2)
- 劣化の症状(8)
- メリット・デメリット(2)
- サイディング(10)
- リフォーム(21)
- 資格(2)
- 特徴(3)
- 坪(1)
- 保証・保険(6)
- 防水(4)
- アフターフォロー(1)
- 大手業者(2)
- 効果(2)
- 雨漏り(28)
- 見積書(3)
- 種類(1)
- 比較(2)
- 店舗(1)
- 工場(1)
- 塩害(1)
- DIY(1)
- トタン(1)
- インタビュー(1)
- 4コマ(29)
- 雨樋(7)
- 足場(4)
- 外装(1)
- 火災保険(2)
- 中古住宅(2)
- 保険(1)