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40坪の外壁塗装の相場はいくら?正しい金額を見極めよう。

大きさが40坪に近いお家の場合に、外壁塗装はどのくらいの費用相場か知ることができ、悪徳業者に騙されなくなります。
外壁塗装コンシェルジュ 塗装工事のアドバイザー

あなたがお住いの40坪のお家で外壁塗装をしたいと思った時、一番気になるのは、やはりお金のことだと思います。

外壁塗装はあなたにとって大きなお買い物になるので、自分のお家の場合はどのくらい費用が掛かるのかは知っておきたいですよね。

しかし、あなたが普段外壁塗装の世界に触れることは、そうそうないと思います。

高いお金を払うにも関わらず、払う対象について何も知らないとなると、お金を掛けるのもためらってしまい、なかなか外壁塗装を進められないですよね。

あなたのお家やあなた自身を守るためにも、まずは40坪のお家の外壁塗装にどのくらいの費用が掛かるのかを知って、外壁塗装の世界に一歩足を踏み入れていいただき、外壁塗装について全く知らない状態から少しだけ抜け出してみましょう。

ここでは、

  • 40坪のお家で外壁塗装をする場合の相場
  • 塗料からみる40坪のお家の外壁塗装
  • そもそも「外壁塗装」とはどんなことをしているのか
  • 外壁塗装の金額はどうやって計算されているのか
  • 外壁塗装の相場に大きな幅がある理由
  • 外壁塗装の見積もりで気を付けること

このような、40坪のお家で外壁塗装をする時の費用相場や、お家の外壁塗装の相場を考える時にあなたに知っておいてほしい情報について、私からお話させていただければと思います。

外壁塗装の相談、または、信頼ある業者さん選びに不安を感じている場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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40坪のお家で外壁塗装をする場合の相場はいくら?

40坪の外壁塗装の相場はいくら?正しい金額を見極めよう。

もしあなたが、初めてお家の外壁塗装をする場合、塗装工事にかかるお金がどのくらいなのかも、見当が付かないかもしれません。

あなたのお家の建坪が40坪の場合、外壁塗装に一体どのくらいのお金がかかるのでしょうか?

外壁塗装と言っても様々な作業が含まれているので、いくつかの項目に分けて考えるのですが、以下の表は40坪のお家で外壁塗装をしたときの各項目の費用相場です。

項目合計
足場95,040~126,720円
高圧洗浄31,680~39,600円
養生47,520~79,200円
飛散防止ネット15,840~28,512円
シーリング110,880~142,560円
下地補修10,000~20,000円
下塗り95,040~142,560円
シリコン系塗料396,000~554,400円
合計802,000~1,133,552円
※一般的な相場から算出した金額なので、お家の状況や使用する塗料によって金額は変わってきます。

「とりあえず、ざっくりでいいから相場が知りたい!」

このように思うかもしれませんが、上の表を見るとわかるように、外壁塗装はいろいろな項目が組み合わさって出来ていて、お家一軒一軒でも状況が変わってくるので、全体的な費用相場を表すのが難しいんです。

次は、実際に40坪のお家で外壁塗装をする場合の費用相場を、一般的な見積書と同じように書いてみたので、一緒に確認をしてみましょう。

ここでは、

  • 塗装面積:139.7㎡(40坪の場合の外壁面積)
    サイディング部:101.8㎡
    モルタル部:37.9㎡
  • 塗料の種類:シリコン系塗料
  • 外壁の種類:サイディング+モルタル

この条件で相場を出してあります。

項目数量単位単価金額
仮設工事
仮設足場架払い
(ビケ足場)
262.4600円157,440円
飛散防止シート262.4150円39,360円
小計196,800円
外壁塗装工事
高圧洗浄211.2120円25,344円
開口部他ビニル養生132,000円
目地 打ち替え
オートンイクシード仕様
58.8980円57,624円
サッシ廻り 増し打ち
オートンイクシード仕様
53.9550円29,645円
下地処理
クラック補修・擦り込み
140,000円
小計184,613円
サイディング部分
下塗り
ミラクシーラーエコ
101.8500円50,900円
中塗り
プレミアムシリコン
101.8900円91,620円
上塗り
プレミアムシリコン
101.8900円91,620円
小計234,140円
モルタル部分
下塗り
ミラクシーラーエコ
37.9500円18,950円
中塗り
アートフレッシュ
37.9850円32,215円
上塗り
アートフレッシュ
37.9850円32,215円
小計83,380円
付帯塗装
雨樋
ケレン/1液マイルドシリコン
2回仕上げ
49.2800円39,360円
破風
ケレン/1液マイルドシリコン
2回仕上げ
36.4850円30,940円
水切り
ケレン/1液マイルドシリコン
2回仕上げ
49.7400円19,880円
シャッターBOX
ケレン/1液マイルドシリコン
2回仕上げ
4箇所1,800円7,200円

ケレン/サビ止め/
1液マイルドシリコン
2回仕上げ
1箇所2,100円2,100円
軒天
水系ファインコート
2回仕上げ
14.41,100円15,840円
小計115,320円
諸経費
運搬費及び諸経費551,442円
 小計840,695円
 消費税67,255円
 合計907,950円

シリコン系塗料やサイディングなど、外壁塗装に使う塗料・お家の外壁材について詳しく知りたい方は、「外壁塗装では3つの種類を覚えておきたい!初心者が失敗しない為の情報」をご確認いただければと思います。

お家の外壁の面積ってどうやって求めるの?

外壁塗装の主要工事となるのが、外壁に塗料を塗っていく「塗装」の工程ですが、塗装にかかる費用は、塗料を塗る外壁の面積を求めることでわかります。

外壁の面積は、お家の坪数がわかれば計算することができます。

お家の構造が複雑な場合もあるので、正確な面積を求めることはできませんが、大体の面積を知っておくことで外壁に塗料を塗る面積がわかりやすくなり、あなたのお家で外壁塗装をする場合の費用相場も考えやすくなります。

外壁の面積=延べ床面積×係数(1.2~1.7)

この式で、お家の外壁の大まかな面積が求められますが、もう少し詳しくお話させていただければと思います。

延べ床面積ってなに?

延べ床面積とはもちろん床の面積なのですが、2階建て以上のお家の場合は注意していただきたいです。

延べ床とは、お家の中のすべての床のことを言い、お家が2階建ての場合は、1階の床面積+2階の床面積=延べ床面積ということになります。

坪数で考える時も、「延べ」と付けば各階の坪数を合わせた数になるので、延べ床面積=延べ坪数となり、お家を真上から見た時の面積(建築面積といいます)とは違うということを覚えておきましょう。

係数ってなに?

外壁塗装における係数とは、お家の外壁面積を延べ床面積から求める時にかける数字で、一般的なお家の外壁塗装工事の場合は、1.2~1.7くらいとされています。

係数が1.2で求められる場合、外壁の面積は床面積の1.2倍くらいということに。

ただし、この数値でお家の外壁の面積をぴったり正確に求められるわけではなく、実際に塗装業者さんに測ってもらうことで正しい面積を知ることができるので、係数を使って求める場合はあくまで目安として考えるようにしましょう。

塗料からみる40坪のお家の外壁塗装

お家の外壁塗装をするときは、どんな塗料を使うのかがとても大切になってきます。

ここでは、

  • 40坪のお家で外壁塗装をする場合の、塗料別の相場
  • 40坪のお家で外壁塗装をする場合によく使われる塗料

これらを一緒に見ていければと思います。

40坪のお家で外壁塗装をする場合の、塗料別の相場はいくら?

お家の外壁塗装で重要なことの一つが、どんな塗料を使って外壁塗装をするかという点です。

外壁塗装の塗料は、品質を表す「グレード」によって分けられており、グレードが高ければ高いほど耐久性が上がりますが、その分費用も高くなります。

40坪のお家で外壁塗装をする場合の、塗料別の相場を表にしたので確認しておきましょう。

項目アクリルウレタンシリコンフッ素光触媒・無機・遮熱・断熱
40坪60~75万72~75万83~99万99~115万123~130万

外壁塗装の塗料のグレードについて詳しく知りたい方は、「後悔しないために!外壁塗装に使用する塗料の選び方」をご確認いただければと思います。

40坪のお家で外壁塗装をする場合、よく使われる塗料は?

あなたがどんなお家、どんな暮らしにしたいのかによっても、外壁塗装をするときにあなたが選ぶべき塗料は変わってきますが、40坪のお家で外壁塗装をする場合は、どんな塗料がよく使われているのでしょうか?

以下は、40坪のお家の外壁塗装でよく使われている塗料の一例となるので、あなたが塗料を選ぶときの参考にしていただければと思います。

40坪のお家の外壁塗装でよく使われる塗料の例
メーカー塗料名
エスケー化研プレミアムシリコン
日本ペイントパーフェクトトップ
日本ペイントファイン4Fセラミック
関西ペイントアレスダイナミックTOP
日進産業ガイナ
アステックリファイン1000si IR
※ 当サービスの加盟店がお客様へ提案する見積書に書かれている事が多い塗料の情報を元に掲載しています。

40坪のお家の外壁塗装でよく使われる塗料の評価は?

上記でご紹介した、40坪のお家の外壁塗装でよく使われる5種類の塗料に対して、実際に現場で塗料を扱う塗装業者さんたちの評価を見てみましょう。

塗料名パーフェクトトップ
費用相場830,000円~
安全性★★★★(4)耐久性★★★★(4)
コスパ★★★★(4)扱いやすさ★★★★★(5)
仕上がり★★★★(4)※ 評価は11社からの口コミの平均
塗料名プレミアムシリコン
費用相場830,000円~
安全性★★★★★(5)耐久性★★★★(4)
コスパ★★★★(4)扱いやすさ★★★★(4)
仕上がり★★★★★(5)※ 評価は8社からの口コミの平均
塗料名アレスダイナミックTOP
安全性★★★★★(5)耐久性★★★★(4)
コスパ★★★★★(5)扱いやすさ★★★★★(5)
仕上がり★★★★(4)※ 評価は5社からの口コミの平均

「外壁塗装の相場」ってそもそも何の金額のこと?

お家の外壁塗装の相場について考えているかと思いますが、「外壁塗装」と一言で言っても、ただお家の壁に塗料を塗るだけが外壁塗装ではありません。

前の項目「外壁塗装の40坪の相場はいくら?」に書かせていただいた表にあるように、外壁塗装はさまざまな作業が合わさってできています。

  • 外壁塗装がどんな作業で構成されているのか
  • それぞれの作業項目はどのように費用を計算しているのか

こちらについて、実際の見積書の表記例も合わせて確認しながら、お話させていただければと思います。

仮設工事

仮設工事とは、塗装などの主要工事を安全・スムーズに行うための工事のことで、足場の組立・解体、高圧洗浄、養生、下地処理などを行います。

足場の組立、解体

項目数量単位単価金額
仮設足場架払い
(ビケ足場)
262.4600円157,440円

足場の工事費用は、外壁の面積を元に計算されますが、足場の種類や設置の仕方によっても費用が変わります。

例えば、足場は外壁を囲むように建てられますが、外壁からどのくらい距離を離して建てるかでも費用が変わります。

外壁から足場までの距離が短いほど足場の費用を削ることができますが、足場が狭いと職人さんが動きにくくなって、塗装工事がしにくくなってしまうことも。

優良業者さんであれば、足場の数量が大きすぎず少なすぎない見積もりを出してくれます。

高圧洗浄

項目数量単位単価金額
高圧洗浄211.2120円25,344円

高圧洗浄は、外壁に対して一番最初に行う作業で、汚れを落としておくことで、塗料が外壁にしっかり密着してくれます。

外壁の面積を基準に計算されますが、塗装をする外壁以外の箇所も洗浄する場合がある為、塗装面積よりも少し数量が大きくなることもあります。

養生、飛散防止ネット

項目数量単位単価金額
飛散防止シート262.4150円39,360円
開口部他ビニル養生132,000円

養生とは、必要のない部分に塗料や溶剤が付着しないように保護することです。

開口部と呼ばれるようなお家のドアや窓には、シートを養生テープで張り付けて覆い、近隣のお家やお庭などへ塗料の飛散を防ぐためには、外壁の周りに組んだ足場ごと飛散防止シート(ネット)で覆います。

その為、養生ネットは外壁の面積ではなく足場の面積と同じ数量になることが多くありますが、養生テープなどは計算がしにくい為、一式とする場合もあります。

また、飛散防止シートと養生テープ、どちらも必要のない部分に塗料などが飛ばないようにする目的なので、2つまとめて「養生」として計算する塗装業者さんもいます。

下地処理

項目数量単位単価金額
クラック補修・擦り込み140,000円

下地処理とは、外壁の塗装をする前に外壁に対して行う準備作業のことです。

上に塗る塗料の密着を良くしたり、古い塗膜やこびり付いた汚れを綺麗に取り除く「ケレン作業」をしたり、ひび割れ(クラック)箇所の補修も下地補修の一つです。

塗料を弾いてしまう油分をとるために、アセトンや専用のシンナーで脱脂作業も行います。

擦り込みとは?擦り込みとは、一般的に「フィラー擦り込み」と呼ばれており、下塗り剤の一つであるフィラーという溶剤を、小さなひび割れに擦り込んでいくことで補修をすることです。フィラー擦り込みでは補修しきれないような大きなひび割れに対しては、コーキング材(シーリング材)を使って補修をしていきます。続けてコーキング(シーリング)について見ていきましょう。

コーキング(シーリング)

項目数量単位単価金額
目地 打ち替え
オートンイクシード仕様
58.8980円57,624円
サッシ廻り 増し打ち
オートンイクシード仕様
53.9550円29,645円

コーキング(シーリング)とは、樹脂でできた弾力のあるコーキング材(シーリング材)と呼ばれる溶剤を、外壁にできた隙間に注入していく工事のことで、コーキング(シーリング)とも呼ばれています。

パネルを貼り付けるタイプの「サイディング・ALC」といいう外壁の場合は、パネルとパネルの間にコーキング材(シーリング材)を注入して、剥がれやズレ・雨漏りを防いだり、外壁のひび割れ補修にも使われます。

上記の表は、サイディング外壁の場合の見積もり例となっていますが、コーキング(シーリング)はひびや隙間など線状に注入するものなので、外壁のような平方メートルではなく、メートルで計算されます。

表にある「目地」とは、サイディングボードやALCボードなど、板状の外壁材同士の継ぎ目のことで、目地にコーキング材(シーリング材)を注入することで、外壁材同士をしっかりくっつけたり、隙間から雨水が入り込むのを防いでくれます。

また、サッシと呼ばれる窓枠と外壁との間にコーキング材(シーリング材)を注入することも、雨漏りや劣化を防ぐことができます。

コーキング(シーリング)の工法によって費用が違う?

上記の表に「打ち替え」「増し打ち」とあるように、コーキング工事(シーリング工事)には2つの工法があり、工法によって費用も変わってきます。

どのくらいの差があるのか見てみましょう。

コーキング(シーリング)の工法単価相場工事内容
打ち替え900~1,200円/m古いコーキング材(シーリング材)を撤去して、新しいコーキング材(シーリング材)を注入する
増し打ち700~900円/m古いコーキング材(シーリング材)の上から、新しいコーキング材(シーリング材)を注入する

打ち替え工事は、古いコーキング材(シーリング材)を撤去する作業がある分費用も高くなりますが、コーキング材(シーリング材)が全て新しいものに変わる為、長持ちさせることができます。

その為、上記の表では打ち替えの方が単価が高く、増し打ちの方が単価が安くなっており、合計金額にも差が出ていますね。

外壁塗装

サイディング部分
項目数量単位単価金額
下塗り
ミラクシーラーエコ
101.8500円50,900円
中塗り
プレミアムシリコン
101.8900円91,620円
上塗り
プレミアムシリコン
101.8900円91,620円
モルタル部分
項目数量単位単価金額
下塗り
ミラクシーラーエコ
37.9500円18,950円
中塗り
アートフレッシュ
37.9850円32,215円
上塗り
アートフレッシュ
37.9850円32,215円

主要な工事となる外壁塗装は、お家の外側を覆う壁に塗料を塗って、天気や気温の変化から保護する役目があります。

外壁に塗る塗料にはたくさんの種類があり、汚れやカビ、コケ、藻の発生を防いだり、ひび割れしにくくしたり、断熱効果を持たせるなど、お家を守るための機能が備わっています。

外壁塗装の塗料は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、正しい塗り方を守って丁寧に作業していくことで、長持ちするお家にすることができます。

上記の表では、サイデイング部分とモルタル部分のあるお家の見積もり例で、外壁の種類によって使う塗料が変わり、同時に単価も変わってくることがわかります。

付帯塗装

項目数量単位単価金額
雨樋
ケレン/1液マイルドシリコン
2回仕上げ
49.2800円39,360円

付帯塗装とは、外壁の周りの部分的な塗装のことで、主な付帯部は、雨樋・軒天・破風板・水切り・雨戸・戸袋・シャッターボックスなどが挙げられます。

外壁塗装は、広く平面な壁の部分だけではなく、こういった細かい部分の塗装も一緒に行われることが多いです。

雨樋・破風板・水切りなどは、外壁と違って形が線状になっているので、平方メートルではなくメートルで計算されます。

3回塗りの外壁に比べて、付帯塗装は上記の表のように2回仕上げ(2回塗り)で行われることも多く、付帯物の耐久力は、塗装の劣化ではなく付帯物自体の劣化によって左右される可能性が高いため、外壁にしっかりお金を掛けて、付帯部で安く抑えるという提案をする塗装業者さんもいます。

諸経費

項目数量単位単価金額
運搬費及び諸経費551,442円

工事以外にかかる費用として、運搬費・交通費・残材処理費・現場管理費などがあり、塗装業者さんによって計算や表記の仕方はかなりバラつきがあります。

ただ、工事と違って数量や単価をはっきり示すことが難しいので、一式であったり、工事費の数%というように費用を出す塗装業者さんがほとんどです。

外壁塗装の相場の振れ幅が大きいのはなぜ?

最初にお話させていただいている、「外壁塗装の40坪の相場はいくら?」の表を見ていただくとわかるように、外壁塗装の相場はかなりの振れ幅が出てくるので、お話させていた40坪の相場や、計算式で求めた外壁面積を元に工事費用を出してみても、あなたのお家を外壁塗装するときの「正確な費用」がわかるわけではありません。

なぜ、外壁塗装の相場はここまで開きが出るのかは、

  • お家の作り
  • お家の劣化具合
  • 使う塗料の種類
  • お家の外壁の種類
  • 選ぶ塗装業者

これら5つが影響しているので、それぞれ私と一緒に確認していき、相場の振れ幅の原因を知っておきましょう。

お家の作りによって違う

真四角なお家もありますが、お家の左側だけ2階があったり、L字型の構造になっていたりと、お家一軒一軒でちょっとずつ形が違うので、外壁の面積を計算するのも難しいんです。

お家によって劣化具合が違う

お家の劣化は、体に起こる病気と同じように考えてもらうとわかりやすいです。

私たちの体・・・具合が悪い

  • 擦り傷
  • せき
  • 頭痛
  • あざ
  • 大きな病気…

お家・・・劣化

  • ひび割れ
  • 雨漏り
  • 色あせ
  • 剥がれ
  • 雨樋が曲がっている…

あなたの体にいろいろな症状が起きるように、あなたのお家に起きる症状もさまざまな種類があるので、相場にも開きが出てくるんです。

外壁塗装に使う塗料の種類によって違う

外壁塗装に使われる塗料は、グレードとよばれる品質によって費用も変わり、グレードが低ければ、費用が安くなりますが耐久性は劣り、グレードが高ければ、費用が高くなる分長持ちする外壁にすることができます。

塗料の種類平米単価の相場
アクリル系塗料1,000~1,200円/㎡
ウレタン系塗料1,800~2,000円/㎡
シリコン系塗料2,500~3,500円/㎡
フッ素系塗料3,500~4,500円/㎡
光触媒・無機塗料5,000~5,500円/㎡
遮熱・断熱塗料(ガイナ)5,000~5,500円/㎡

このように、どんな塗料を使って外壁塗装をするのかによって、塗装工事に掛かる費用も変わってくるので、はっきりした相場を出すことができないんです。

お家の外壁の種類によって違う

外壁塗装と言っても、お家の外壁にはいろいろな種類があり、どんな外壁に塗装するかによっても使う塗料や工法が違うので、工事費用も変わります。

外壁の種類
モルタルセメント・砂・水を混ぜたものを塗り固めて作られる外壁
サイディングサイディングボードと呼ばれる板状の壁材を張り付けて作る外壁
漆喰消石灰という主成分で塗り固めて作られ、お城の外壁によく使われている外壁
ALC軽量のコンクリートでできている外壁材で、ALCボードという板状の壁材を張り付けていく外壁
タイル粘土を焼いて固めた板状の壁材を張り付ける外壁で、塗装は必要ないが保護塗装で耐久力を高めることができる

このように、お家にどんな外壁が使われているかによって、それに合う塗料も違い、結果的に掛かる費用も変わるので、相場に開きが出てしまうんです。

下請け業者を使うか・使わないかで違う

外壁塗装をしてくれる業者さんは、

  • 大手リフォーム会社
  • 地元の塗装業者

大きく分けてこの2種類あります。

大手リフォーム会社で外壁塗装をする場合、実際現場に立って工事をするのは下請け業者であることがほとんどで、下請け業者にお願いすることで、仲介料が発生するんです。

一方、地元の塗装業者さんの場合は、下請け業者を使わずに、その塗装業者さんに在籍している職人さんが直接工事をしてくれるので、余分な費用が発生することもありません。

どんな塗装業者さんにお願いするかによって、発生するお金・発生しないお金の差も出てくるので、注意が必要です。

外壁塗装の相場がわかったらどうすればいいの?

40坪のお家の外壁塗装をする場合の相場は、確認していただけましたでしょうか?

「外壁塗装にかかるお金はこのくらいなんだな…。」

このように、大まかに費用相場を知ることができれば、外壁塗装に関する費用面のイメージも付いてきたかもしれませんが、一つ注意していただきたいことは、必ずしも相場=工事費用ではないという点です。

お家は一軒一軒で状況が異なるので、あなたのお家で外壁塗装をする時の正確な費用を、お家の面積だけで調べることは難しいです。

そこであなたに行ってほしいのが、実際に塗装業者さんにお家を見てもらい、見積もりをしてもらうことです。

お家のつくりや塗装に使う塗料、どんな塗装業者さんにお願いするかによって、あなたが実際に支払う費用が変わるので、まずは塗装業者さんに、実際にあなたのお家を見てもらって、外壁塗装の見積もりをしてもらってほしいです。

あなたのお家の外壁塗装をするので、あなたのお家の条件で費用を調べる必要があります。

見積もりをスムーズに行うためにも、外壁塗装の見積もりをするときに注意すべきことを一緒に確認してみましょう。

外壁塗装の塗装業者さんはどうやって探せばいい?

見積もりをしてもらうためには、塗装業者さんを探さなければいけません。

塗装業者さんを探す方法は、以下の3つ。

  • 自分で探す
  • 知り合いに紹介してもらう
  • 紹介サービスを利用する

自分でインターネットなどを使って探そうとしても、いい業者さんかどうかはわからないですし、あなたがお住いの地域にたくさんの塗装業者さんがいれば、どれが優良な塗装業者さんなのかがわからずに疲れてしまいます。

また、ご近所さんや知り合いに紹介してもらうということもできますが、もしご近所さんや知り合いにオススメされても、あなたのお家やあなたの暮らしにもその塗装業者さんが合っているとは限りません。

塗装業者さんを紹介できるサービスを利用することで、あなたのお家や希望に合った地元の優良業者さんを紹介してもらうことができます。

ちなみに外壁塗装コンシェルジュはどんなサービス?私たち外壁塗装コンシェルジュは、あなたがお住まいの地域に密着した優良業者さんを、無料でご紹介させていただいています。その為、あなたが支払うお金は工事費用のみ。外壁塗装コンシェルジュにご加盟いただいている優良業者さんは、60以上の厳しい審査を行って厳選させていただいた塗装業者さんです。「見積もりだけして断りづらい…。」という時は、私たちコンシェルジュがあなたの代わりに塗装業者さんへお断りのご連絡をいたします。

外壁塗装の見積もりで気を付けることは?

40坪のお家で外壁塗装をする時の相場がわかったら、まずは塗装業者さんにお願いしてお見積もりをしてみましょう。

ただ相場を確認するだけではなく、実際にあなたのお家を見てもらって見積もりをしてもらうことで、強くてキレイなお家にするための塗装工事へ大きく進むことができます。

外壁塗装の見積もりであなたがしてはいけないこと

外壁塗装の見積もりをするときは、あなたに注意してほしいことが4つあります。

  • 1社だけで見積りを済ませてしまう
  • 金額だけで塗装業者さんを決めてしまう
  • あなたの希望金額を伝えてしまう
  • 他社の見積書を見せてしまう

これらは、外壁塗装の見積もりをするときに、あなたがしてはいけないことです。

どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

1社だけで見積りを済ませてしまう

外壁塗装の見積もりを1社しか取らずに、その塗装業者さんだけで判断してしまうのはオススメではありません。

なぜかというと、

  • 適正価格、適正な工事内容かどうか判断できない
  • もっとあなたに合った提案ができる塗装業者さんがいる可能性がある

こういった理由が挙げられます。

比較対象があることで、あなたの要望に適正な工事内容で応えてくれる業者さんを見つけやすくなります。

金額だけで塗装業者さんを決めてしまう

お家の外壁塗装は、あなたにとって高いお買い物になるので、費用はできるだけ安く抑えたいですよね。

しかし、だからといって安いという理由だけで業者さんを選ぶのは良くありません。

本当はしなければいけない工事を省くことで安くなっていることも考えられるので、塗装業者さんに金額の理由をしっかり説明してもらいましょう。

お金の部分だけ見るのではなく、あなたが塗装業者さんを心から信頼できるかどうかという部分がとても大切です。

あなたの希望金額を伝えてしまう

誰もがやってしまいがちなのが、塗装業者さんに希望金額を伝えてしまうこと。

希望金額を伝えてしまうと、悪い業者の場合は、どんなに工事内容が不適切になろうとも契約を欲しがって希望金額まで下げてきます。

悪い業者さんではなくとも、あなたの期待に応えたいという思いで、やるべき工事を省いた提案をする塗装業者さんも。

優良業者さんであれば、あなたの希望金額では適切な工事ができなければ、理由と一緒にしっかり説明してくれるはずです。

他社の見積書を見せてしまう

塗装業者さんに他社の見積書を見せてしまうと、塗装業者さんの中に「他社の見積もり金額」という費用の基準ができてしまい、その基準よりも安い見積書を無理やりつくってしまう可能性があります。

塗装業者さんに見積もりをしてもらうときは、塗装業者さんに工事金額の基準を与えずに、その塗装業者さんがゼロから考えた純粋な見積書を作ってもらいましょう。

〇〇な見積もりをする外壁塗装業者さんは選んではいけない?

外壁塗装の見積もりをするときには、選んではいけない塗装業者さんを知っておくと、悪い業者に騙されたり、後悔が残る外壁塗装になるのを避けることができます。

  • お家の調査時間が短い
  • 見積書の書き方が大まか
  • 必要以上の値引きをする

このような塗装業者さんには注意してほしいので、詳しく確認してみましょう。

お家の調査時間が短い

お家の状態を調べたり測量をする作業は、外壁塗装では「現地調査」と呼ばれ、外壁塗装の見積もりをするためのとても大切な工程となります。

現地調査が簡単に行われてしまうと、それを元に作られた見積書の内容も曖昧になり、その結果、実際の塗装工事もしっかり行ってもらえなくなってしまいます。

見積書の書き方が大まか

良い塗装業者さんかどうかを見分ける手段の一つが、見積書の書き方。

見積書の内容が細かく丁寧で、外壁塗装について知識のないあなたにもわかりやすく作ってくれる塗装業者さんは、実際の対応や塗装工事も親切・丁寧である可能性が高いです。

逆に、あなたが見ても内容がさっぱりわからないような、大まかな書き方の見積書は、工事や金額の内容も不透明で、どんな工事をされるのかわからず不安が残ってしまいます。

必要以上の値引きをする

実は外壁塗装業界では、値引きが頻繁に行われるもので、端数を値引きしたり、金額によっては消費税分の金額をそのまま値引きすることもあります。

しかし、極端に大きな金額の値引きをする塗装業者さんは、悪い業者であることが多いです。

10万円以内の値引きであれば優良業者さんの親切心ですが、それ以上の金額を値引きしてくる塗装業者さんは、ただ契約欲しさに値引きをしている可能性が高いので、安さに惑わされないようにしましょう。

「適正価格」で外壁塗装をしたいなら、大手リフォーム会社はNG?外壁塗装の「適正価格」とは、あなたのお家にする必要のない余計な工事はせずに、本当に必要な工事だけを、必要なところにだけ費用をかけて行うものです。大手リフォーム会社でも、適切な工事内容での提案はしてくれますが、大手リフォーム会社は実際の工事を下請け業者さんに任せることがほとんどで、仲介料が発生してしまいます。地域密着型の塗装業者さんであれば、最初のご挨拶からお家の調査、見積もり、工事、アフターフォローと、一貫してその塗装業者さんが行ってくれるので、余計な費用が発生せず、本当に必要なところにだけ費用を掛ける外壁塗装をすることができます。

外壁塗装の見積もりであなたに行ってほしいこと

お家の外壁塗装をするときは、

  • 優良業者さんで相見積もりをする
  • 地元の優良業者さんに見積もりをお願いする
  • 人を見る

これらをあなたに行ってほしいと思っています。

複数の優良業者さんから見積もりを取って比べるということは、適正価格の見積もり同士で比較することができるということであり、塗装業者さんとの相性を、しっかり判断できます。

また、あなたの地域に密着した塗装業者さんであれば、大手リフォーム会社さんとは違って下請け業者さんを使わないので余計な仲介料も掛ける必要がありません。

そして、外壁塗装の見積もりをする時、あなたに一番大切にしてほしいのは、「人を見る」ということです。

塗装業者さんもあなたと同じ「人」です。

見積もり金額だけではなく、塗装業者さんとの電話やメールの対応、実際に会って話したときの感じ、お家の調査の仕方や見積書の作り方、説明の仕方などを見て、あなたのことを親身になって考えてくれているかその塗装業者さんに自分のお家のことを心からお願いしたいと思えるか、こういった観点で見ていただくことで、あなたのお家の外壁塗装を本当の意味で成功させることができます。

最後に…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁塗装が40坪の場合について説明させていただきましたが、分からない事などはありましたか?
不明点やもっと知りたい事があれば、いつでも私たちへ気軽にご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
屋根・外壁塗装をする上で大切なことは、地元の優良業者を選ぶことです。塗装業はお客様が一番騙されやすいと言われている業種なので、この情報があなたにとって安心・納得のできるものになれれば嬉しいです。

あなたの外壁の不安、教えて頂けませんか?

お家の外壁、メンテナンスの時期がきたとしても、工事が初めてで不安ですよね。

初めてのことなので、他の方もみなさん、あなたと同じように不安を感じて、信頼できる業者さん選びに苦労されています。

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不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

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