株式会社ケントリファイン　代表　田中 秀樹様へインタビュー

「施工が終わったら終わりではなくお客様とのお付き合いのスタート」

株式会社ケントリファイン:田中 秀樹氏

大好評の外壁塗装コラム「塗装業者に聞きました！」
第7回のインタビューは、埼玉県狭山市を中心に屋根・外壁塗装を行う「株式会社ケントリファイン」の代表取締役、田中秀樹様にお話をお伺いしました。

――お客様からお客様を紹介される事が多いと聞きましたが、なぜ紹介が多いのでしょうか？

田中秀樹代表（以下、田中様） 紹介していただけるという事はその紹介者の方から信用していただけていただいているから、お知り合いの方に勧めていただけるのだと思います。

例えば食べ物屋さんに食べに行ってそこのお店の食事が他の店よりも 格段に美味しかったら人に勧めると思います。私自身もラーメン屋さんなどでおいしいお店があったら友人などに美味しいから食べに行ってみてよ、今度行こうよ、などお勧めします。味が微妙であったり、ごく普通であれば美味しいから行ってみてというように人にお勧めしません。

お客様宅に合ったご提案、屋根の素材であったり外壁の素材なども細かく説明させていただいたり、色の打合わせなどもお客様が後悔の無いよう努力に努めたり工事の際には留守のお客様もいらっしゃいますので、どのように 施工を行ったか工程写真アルバムを作成させていただき、その資料を見ただけでも施工を行った流れがわかるように、工事が完了した後ご提出させていただいております。

そして塗装工事とは関係のないエアコンホースの巻きなおしや 配線バンドが切れていた場合は交換をおこなったり、普段の現場の清掃、工事完了後の清掃なども重要と思い気を使っております。

当然、工事前には近隣様へのご挨拶も両隣だけではなく少し広い範囲までまわらせていただいております。

お客様だけではなく、工事を行わせていただく際、ご近所の方のご協力あっての工事だと思っております。足場工事では大きな金属音が発生いたしますし、中にはご近所様で夜勤の方などもいらっしゃる場合もある為、そのような想定から工事前の事前準備にも万全の対策を行っております。

いかに工事においてのご提案時、施工においても細かいことに気が使えるか・行うかという事が他社との差がつくと思っております。まだまだ、成長途中ではございますがお客様にご満足していただける仕事をご提供できているからこそ、ご紹介いただけていると思っております。

――見積書や説明の分かりやすさに定評のある田中さまですが、お客様へのご対応の際、気をつけている事はありますか？

田中様 お見積りの説明時に気を付けている点は、まず解りやすく説明する事

お客様は我々のような塗装の専門職ではないため、建物の使っている建材名称や部位についても判らない方も多くいらっしゃいますので、しっかりとお客様がご理解いただけるよう説明させていただいております。質問されたことに対してもお客様がしっかりご納得頂けるようにご説明させていただいております。

工事対象建物は改修工事がほとんどである為、部材を交換するまでではなかったり、なるべく予算は押さえたいなどと言うケースもあり、塗装対象物の劣化が著しい場合は出来るだけの下地処理・下塗り等行いますが、10年持つ塗料を塗った場合でも既存下地劣化の影響により対候性は少なからず劣るという事などデメリット面もしっかりとお伝えしております。

そのようなことをしっかりとお伝えしていなかった場合、もし早期に剥がれが出てきてしまうと、「お客様はもう剥がれてきた！」と思います。しかし我々業者側は元の下地劣化が激しかったから持たないのは当たり前となります。

ご提案時お客様が出来るだけ予算は押さえたいなどと言う場合には下地が悪い場合など交換すると予算が高く なってしましますので、塗装で出来るだけのことは行いますが、しっかりとデメリットをお伝えしておかないと トラブルにつながる場合もございますので、そのような点は特に注意しお客様にお伝えするようにしております。

――『ハートのリフォーム』という言葉を大事にされている理由は何ですか？

田中様 塗装工事に限らずだとは思いますが意外と築20年、30年のお宅となると2回目、3回目の塗装工事の経験のお宅がございますが私個人の印象ですと意外と1回目、2回目、3回目と毎回お願いしている業者さんが異なっているといった印象がございます。

ご要望に合ったプラン、無駄がなく、長くもつような仕様をお客様の立場に立って考え、ご提案をして、実際の施工でもきちんと一つ一つ行っていれば結果として建物の長持ちに繋がり、お客様にも満足していただける。

そうすれば私たち業者側としても何年たってもお客様と笑顔で再会でき、2回目も自然とお客様の方から仕事のお話を頂ける。

このようなサイクルを目標としております。

どのお客様に対しても全力で対応して長くお客様と20年、30年とお付き合いしていくことが私たちの喜びでもあり会社の為にもなると思っております。

――施工後に工事履歴のアルバムをプレゼントされていますが、どのようなきっかけで始めたのですか？

田中様 工事写真アルバムのプレゼントを始めたきっかけについては、弊社では管理会社さんとのお付き合いもあり賃貸物件の施工も数多く行わせていただいております。

個人宅物件では、お客様がご自宅にお仕事に出ていても帰ってきたり朝出かける前などに進行状況などの確認など見る事が可能かと思いますが、賃貸物件オーナーさんはご近所の方もいらっしゃいますが県外・遠方の方も多くいらっしゃいます。

決して安くはない工事ですので、しっかりとした施工、工程ごとの写真、現地には実際見には行っていないけど工程写真からこのように施工したんだと写真から工事の一連の流れを把握できることでお客様にも安心していただける、という事から始めたのがきっかけでした。

当然個人宅のお客様もお仕事でいらっしゃらないお客様もいらっしゃいますので、お客様に安心していただけるという事と細かい部分の補修や、事前調査報告書の指摘事項箇所はこのように補修したという写真など、弊社側としましてもこのようにしっかりと施工させていただきました、という証明にもなりますので今後も変わらず続けていきます。

――外壁塗装コンシェルジュに加盟してから、正直どのように変わりましたか？

田中様 外壁塗装コンシェルジュに加盟してからですが、弊社ではこのような加盟は初めての経験であり他には現状加盟しておりません。

お客様をご紹介いただいたスタート時点で2～3社での合い見積もりとなりますが 弊社はコンシェルジュさんからいただいたお話ですと受注率がとても高いというお話をいただきました。

今まではあまり合い見積もりという経験も多くはありませんでしたのでどのようにすれば受注につながるかなど始めは色々考えましたが、弊社のキャッチフレーズにもあるハートのリフォームで長いお付き合いといった言葉通り心を込め、お客様の立場に立ちご提案を行うことで結果として多くの受注につながっているのだと思っております。

その他にも、毎回新規のお客様なので様々な方とお会いできることと、そのお宅ごとに要望も当然異なりますので難しい問題の場合もございますが、困っているお客様に色々対応して喜んでいただけるという喜びあり楽しく仕事をさせていただいております。

コンシェルジュさんからご紹介していただかなければ出会わなかったお客様であるわけですから大変感謝しております。

今後も引き続き全力で対応に努めさせていただきたいと思います。

――今後どのような工事店となっていきたいですか？

田中様 弊社では工事を行ってからも年数が経ってからの経過や実際の塗料性能、対候性や光沢の保持期間などを知る為、それ以外にも工事後不具合が起きていないかなど定期点検を行っております。

私たちとしても勉強になりますし、お客様も定期的に点検を行っていれば安心できるかと思います。何か気になる事があれば補修を行なったり対応する事が出来ます。

施工が終わったら終わりではなくお客様とのお付き合いのスタートだと思っております。

何か困った時にはケントリファインと言っていただけるよう頑張っていきたいと思います。

正直まだまだ全てにおいて対応が出来るわけではありませんが、色々お困りのお客様に対応できるよう 日々勉強していき、お客様のお力になれるよう努めさせていただきます。

インタビューにお答えいただきありがとうございました！私たちも田中さまを見習って、どのお客様にも満足いただけるサービスとしていきたいと思います。

会社情報

会社名	株式会社ケントリファイン
担当者名	田中 秀樹
ホームページ	https://gaiheki-concierge.com/contractor/no-439/

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