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アクリル塗料が外壁塗装に向かない理由とは?使用されるケースはある?

外壁塗装で使われるアクリル塗料の特徴や使用されるケースを知ることで、アクリル塗料を使うべきかどうかの判断材料が得られます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

「外壁塗装にアクリル塗料はすすめられないといわれているが理由がわからない」

「アクリル塗料を使ってもいいケースがあるのか知りたい」

このようにお考えではないでしょうか?

塗料のなかでもアクリル塗料は安価なので、できれば使用したいと考える方は少なくありません。

多くの業者はアクリル塗料をすすめないので、「高い塗料を売りつけたいだけでは?」と不信感を抱く方もいるようです。

そこでこの記事では、アクリル塗料について、以下の情報を詳しく紹介します。

  • アクリル塗料が外壁塗装に向かない理由
  • アクリル塗料が外壁塗装で使用されるケース

アクリル塗料を外壁塗装で使用するときのポイントを理解したうえで、外壁塗装に使用するかを決められるようになりましょう。

記事を読んで上記を把握していただければ、アクリル塗料での失敗を避けやすくなるでしょう。

アクリル塗料が外壁塗装に向かない3つの理由

現在外壁塗装を行うときに、アクリル塗料をすすめる業者はほとんどありません。

業者がアクリル塗料を使わない理由を3つ紹介していきます。

アクリル塗料は耐用年数が短い

外壁塗装にアクリル塗料を使用しない最初の理由は、塗料のなかでは耐用年数が短いことです。
主な塗料の耐用年数を比較して見てみましょう。

種類耐用年数
アクリル塗料5〜7年
ウレタン塗料8〜10年
シリコン塗料10〜15年
ラジカル塗料14〜16年
フッ素塗料15〜20年

このように、アクリル塗料は塗料のなかでももっとも耐用年数が短いことが特徴です。
アクリル塗料は耐候性が低いため、紫外線や雨の影響を受けやすく、顔料がすぐに分解されてしまいます。

せっかく塗装しても、すぐに劣化してしまうので、外壁塗装には向いていないとされているのです。

クラックが生じやすい

アクリル塗料は塗料のなかでは塗膜(塗装によってできる膜)が硬めなので、ヒビ割れしやすいことも外壁塗装に使用されない理由のひとつです。

塗膜がヒビ割れすると、そこからはがれていってしまうことがあります。

そのため線路沿いといった揺れの影響がある立地では、アクリル塗料はとくに不向きとされています。

塗り替えの頻度が上がりメンテナンスコストがかかる

アクリル塗料は耐用年数が短いため、塗り替え頻度が上がることも外壁塗装に向いていない理由です。

耐用年数が短ければ、頻繁に塗り替えなければならず、その結果メンテナンスコストが高くなってしまいます。

たとえば多くの外壁が寿命を迎えるといわれる30年の間に、耐用年数10〜15年のシリコン塗料なら2回、耐用年数15〜20年のフッ素塗料なら2回の塗り替えですみます。

しかし耐用年数がわずか5〜7年のアクリル塗料だと5回の塗り替えが必要です。

塗装費用は、塗料によって価格が安くなることは事実です。

しかし、塗料以外にも足場代や高圧洗浄、下塗りなどの費用がかかり、安い塗料を使ったからといって大幅に安くなるわけではありません。

実際にアクリル塗料とシリコン塗料を使ったときの、料金を比較してみましょう。

一般的な30坪の住宅をアクリル塗料で外壁塗装した場合にかかる費用

名称数量単位単価金額
足場(くさび式足場)288.0架平米800230,400
養生(メッシュシートなど)288.0架平米400115,200
高圧洗浄(水洗い)158.0平米20031,600
塗装(アクリル塗料)128.0平米1,840235,520
軒天(下地処理・塗装)30.0平米1,10033,000
破風(下地処理・塗装)49.0平米60029,400
小計675,120
諸経費101,268
合計776,388

一般的な30坪の住宅をシリコン塗料で外壁塗装した場合にかかる費用

名称数量単位単価金額
足場(くさび式足場)288.0架平米800230,400
養生(メッシュシートなど)288.0架平米400115,200
高圧洗浄(水洗い)158.0平米20031,600
塗装(シリコン塗料)128.0平米2,730349,440
軒天(下地処理・塗装)30.0平米1,10033,000
破風(下地処理・塗装)49.0平米60029,400
小計789,040
諸経費118,356
合計907,396
アクリル塗料とシリコン塗料による塗装費用の差額131,008円

試算結果からわかるように、1回にかかる塗装金額の総額は、131,008円しか変わりません。

「10万円以上安くなるならお得では」と思った方もいるのではないでしょうか。

では30年の間に、アクリル塗料で5年ごとに6回、シリコン塗料で10年ごとに2回塗り直したとして計算してみましょう。

アクリル塗料:776,388円×5回=3,881,940円
シリコン塗料:907,396円×2回=1,814,792円
差額:2,067,148円

30年間で、差額は200万円以上になりました。

このように、アクリル塗料は1回にかかるコストが安くなることは確かですが、多くの外壁の寿命でもある30年という長期的なスパンで考えると割高になってしまいます。

そのため外壁塗装業者は、塗料自体は安価でも、お客さまにはアクリル塗料をおすすめしないのです。

アクリル塗料が外壁塗装に使用されるケース

アクリル塗装が外壁塗装に向いていないことは事実ですが、外壁塗装に使用されるケースも少なからずあります。

どういったときに使用されるのか、3つのケースを紹介していきます。

新築の外壁

アクリル塗料は、新築の外壁に使用されることがあります。

とくに建売住宅で、コストを抑えたいときに使用されるケースが多くあります。
建売住宅では、ハウスメーカーがお抱えの塗装業者に塗装を依頼し、多くの戸建てを塗ってもらうので塗料が安いにこしたことはありません。

さらに自分で外壁の色を決められない建売住宅では、購入してから外壁を好みの色に塗り替えたい人もいます。

新築住宅では、建材が動いたり膨張や収縮したりすることはよくあるので、落ち着いてから外壁リフォームをすることを希望する人もいるようです。

このように早めの塗り替えを前提としているときには、アクリル塗料を使用することはおかしなことではありません。

頻繁に塗り替えを楽しみたいとき

家の外壁を頻繁にイメージチェンジしたいときには、アクリル塗料を使用しても問題ありません。

5年以内に塗り直せば、「塗装による壁材の保護」といった役割は、アクリル塗料でも十分果たせます。

アクリル塗料は発色がいいので、短期間で塗装を楽しむのであれば、鮮やかな色を楽しめるでしょう。

店舗などで4〜5年ごとに塗り替えでイメージを変えたいなら、アクリル塗料が向いています。

住宅を数年で取り壊すとき

数年で家を取り壊す予定なら、耐用年数を気にする必要はありません。

5年程度もてばいい、どうせ取り壊すから多少外壁が劣化したり雨漏りしたりしても気にしない、といったときには、アクリル塗料は安価なので最適です。

30坪の住宅なら、シリコン塗料を使うより10万円以上も塗装代金を節約できるので、アクリル塗料を使用するといいでしょう。

外壁塗装にも使える高機能なアクリル塗料もある

アクリル塗料のなかには、外壁塗装にも使える高機能なものもあります。

アステックペイントジャパンのピュアアクリルと呼ばれる塗料は、従来のアクリル塗料とは一線を画した製品です。
ピュアアクリルはその名のとおり、アクリル樹脂の純度を極限まで高められていることが特徴です。

ピュアアクリルに使用されている樹脂は伸縮性が高く、クラックが発生してもカバーできることがポイントです。
従来のアクリル塗料の、「硬くて伸びない」「ヒビ割れしやすい」といったデメリットを克服しています。

さらにピュアアクリルの樹脂は粒が大きいので結合する箇所が少なく、紫外線によって破壊されるポイントが少ないこともメリットです。

ポリカーボネート樹脂を配合したことでさらに耐候性を高め、アクリル塗料でありながら、フッ素樹脂と同等の15年という長い耐用年数を実現しています。

アクリル塗料を外壁塗装に使用するときのポイント

アクリル塗料を外壁塗装に使用するときには、抑えておきたいポイントが3つあります。

ポイントを理解したうえで外壁塗装に使用して、失敗を未然に防ぎましょう。

高性能なアクリル塗料を使う

アクリル塗料でも、伸縮性があり耐用年数も長い高性能なピュアアクリルなら、外壁塗装に使用しても問題ありません。

ただしピュアアクリルは、普通のアクリル塗料とは異なり費用は高めです。
シリコン塗料やフッ素塗料と同程度の3,000〜4,000円/平米を見込む必要があるので、同じコストをかけるのであればほかの塗料とも比較して使用するかを決めるのがおすすめです。

メンテナンス計画を立てておく

通常のアクリル塗料を外壁塗装に使用するなら、メンテナンス回数が多くなるためあらかじめ計画を立てておきましょう。

アクリル塗料の耐用年数は5年程度なので、5年に1回は塗装する計算で費用を積み立てるといったメンテナンス計画を立てておくと安心です。

頼んでいないのにアクリル塗料をすすめる業者は要注意

アクリル塗料は外壁塗装に向いていないので、お客さまが希望しない限り業者がすすめることは基本的にありません。

本来外壁塗装向きではないアクリル塗料をすすめてくる業者は、何回も塗り直させることで儲けようと考えている悪徳業者の可能性があります。

こちらから依頼していないのに、アクリル塗料をすすめてくる業者は避けるようにしましょう。

外壁塗装を検討するときには複数業者で相見積もりを取ろう

アクリル塗料は耐用年数が短く塗装頻度が増えるため、シリコン塗料などの他の塗料と比較してコストパフォーマンスがよくありません。

そのため、アクリル塗料は基本的には外壁塗装には向いていないことは事実です。

頼んでもいないのに、アクリル塗料をすすめてくるような業者は避けるのが賢明です。

ただし、塗り替えを楽しみたい、取り壊す予定があるなどの理由があるならアクリル塗料を使用しても問題はありません。

こちらから「使用したい」と言っているのに高い塗料をすすめる業者も、お客さまの立場に寄り添ってるとはいえないので避けましょう。

外壁塗装を検討するときには、複数業者で相見積もりを取って料金を比較することも大切です。

使用する塗料についても相談し、どうしてその塗料をすすめるのか、納得いく説明をしてくれる業者を選ぶのがおすすめです。

あなたのお家の外壁や屋根を、アクリル塗料で塗装すべきかどうか迷っている方も多いでしょう。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の建物工事に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡ください。