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雨漏り修理は「早く直したい」が絶対にやってはいけない5つの事

天井や窓枠などのサッシから雨漏りが発生していると、不安やストレスですよね。しかし、絶対にやってはいけない5つの事があるため、修理を進める前に必ず確認をしてほしいです。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

雨漏りが発生すると、1日でも早く、今すぐ直したいですよね。

普段は何ともなかったのに、いきなり天井や窓枠などから、雨水が垂れてきたら、誰だって不安になります。

突然のことでビックリされているだろうし、ストレスも感じていると思いますが、その状態で雨漏り修理の業者を探して、直してもらうことはオススメできません。

実は、雨漏り修理では絶対にやってはいけない5つの事が存在しており、知らずに1つでも当てはまる事をしてしまうと、直らない修理に何度もお金をかけてしまったり、悪徳業者に騙されてしまう場合も。

大事なお家とお金のことです。

あせらず、雨漏り修理に必要な情報を、まずは私と一緒に見ていければ嬉しいです。

1つ目:信頼できない業者へ依頼してはいけない

雨漏り修理は「早く直したい」が絶対にやってはいけない5つの事

雨漏り修理は、お家の中でも1位2位を争うほど、不安やストレスが多いトラブル。

雨水が垂れて床をびしゃびしゃにされてしまったり、敷いていたマットやお布団なども水浸し、または大切な思い出の品が、雨水によって汚されてしまったり、壊されてしまうことも。

突然のことで不安や、どうしたらいいのか分からないイライラが増えているかもしれませんね。

そんな状態だと、「1日も早く直したい」「急いでいる」、このように気持ちが焦ってしまって、とりあえず状況を見にきてくれた雨漏り修理の業者さんへ頼んでしまいがちですが、これは絶対にやってはいけない1つ。

実は、雨漏り修理は、お家の修理の中でも、プロだとしても完全に直すのは難しいとされている部類に入ります。

雨漏りを完全に止める技術がなければ、すぐに再発してしまったり、本当は直ってないのに見た目だけ綺麗にして、数年後になって悲惨な状況を見るはめになる…。

  • 雨漏り修理はプロでも難しい
  • 再発の恐れがある
  • 直せないと、今よりもっと状況が酷くなる

アフターフォローも重要となるため、雨漏りを1度直したとしても、修理業者さんとは、しばらく長い付き合いになるんです。

何度も話したり会ったりと、コミュニケーションが多くなるのはもちろん、屋根裏などあなたが見えない部分を直すので、相手を信頼できなければ、「本当に大丈夫かな?」「なんか雨音がする…」など、不安やストレスしか生まれません。

雨漏り修理で失敗する方の多くは、修理業者さんと一時の付き合いとしか見ていない場合が多く、これが後々トラブルの元になっています。

急いでいる、1日でも早く直したい、そのお気持ちは分かります。

しかし、業者選びで妥協をしてしまった場合、さらにあなたへかかる負担が増える可能性が大きいため、絶対にやってはいけない事の1つとして、1つでも信頼できない業者さんには、修理を頼んではいけない。

この情報を覚えてもらいたいです。

2つ目:原因を特定しないまま雨漏り修理を進めない

部分的な一箇所、例えば屋根材が割れてそこから雨水が侵入してきた。

このような場合だと、すぐに原因が分かるのですが、現実はそうではありません。

  • 屋根材の浮き・ズレ・欠け
  • 屋上防水の劣化
  • 屋根材下の防水シートの劣化
  • 雨樋の不具合
  • 太陽光の設置ミス
  • ベランダのヒビ
  • 外壁のヒビ割れ
  • サッシの隙間漏れ
  • 建築時の施工不良

他にもありますが、様々な不具合が重なり合って、雨漏りが発生している場合が多いんです。

もし、雨漏りの原因を見誤ってしまった場合は、根本的な解決ができていないのにも関わらず、業者さんに対して雨漏り修理のお金を払ってしまうことにもなります。

そもそも直っていないので、雨漏りが再発して、またお金がかかるの繰り返し…。

本来であれば、きちんと原因を特定したうえで、雨漏り修理ができていれば10万円以内(仮)だったのに、何度も直すことによって20万30万と修理費は増えていき、雨漏りが長引いたことで二次被害を起こすことも考えられます。

二次被害とは、雨漏り(一次被害)が原因によって引き起こされる、シロアリやカビの繁殖などのこと。

シロアリの影響によって建物内部が空洞化
→数千万円の大規模リフォームが必要な場合もあります。

カビによって健康被害が発生
→カビの除去費や病院などの通院費が増える場合もあります。

雨漏りで天井や床がびしょびしょ、いつもとは違うお家の環境によって、不安やストレスからか、「今すぐ!」「1日でも早く!」と急いで修理業者さんを決めてしまうと、根本的な雨漏りの原因を見逃す場合もあります。

原因を特定しないまま修理を進めても、結果的にお金や精神的な苦痛を増やしてしまうだけ。

すぐ普段と同じような生活に戻れる方の場合は、2~3社の複数業者に調べてもらって、そこで原因をさまざまな視点からの調査で探り、確実に直しています。

あなたにも、根本的な雨漏りの原因を見つけ出した上で、修理業者さんを決めてもらえると嬉しいです。

3つ目:費用に納得しないまま雨漏り修理を進めない

急いでいるほど判断能力が下がり、業者さんのいう言い値で払ってしまい、無駄な出費をしている方が多いです。

「すぐに解決できたから、多少お金が掛かっても、まぁ大丈夫。」

確かにこのような考え方もありますが、直したと思った雨漏りが、結局直っていなかったら、こんな考え方もできませんよね。

「お金が掛かっても大丈夫」という考えは、雨漏りを1度で確実に直せた場合に限る。

雨漏り修理の費用に関して覚えておきたい事としては、

  • 修理材料の仕入れ先が違う
  • かかる人件費が違う
  • 費用の計算方法が違う

この他にも、各業者さんによって経験した修理内容に差があり、複数業者さんから見積書を貰ったとしても、金額が絶対に同じになることはありません。

もし、1社のみでしか見積もりを取らなかったら、その金額が適正かも分からず、本来だったら安く済ませられたのに、無駄にお金を払うこともあるため、適正な費用を確認するためにも、すぐに業者さんを選ぶことは避けるのがオススメです。

「複数業者さんから見積もりをとってもいいの?」と心配になるかもしれませんが、もちろん大丈夫。

雨漏り修理の業者さんも、相見積もり(複数社から見積をとる行為)されることを分かった上で対応してくれています。

適正な費用を確かめるのも大事ですが、あなた自身が費用に納得いかないまま、雨漏り修理をお願いしてしまったことで、後々お金や施工不備のトラブルだけでなく、ご家族みんなのストレスを増大させてしまう場合も…。

急いで直したい場合ほど、慎重に進めてほしいと思っています。

4つ目:火災保険の可能性を確かめないまま雨漏り修理を進めない

あなたは火災保険に加入されていますか?

火災保険に加入されている場合であれば「風災」と呼ばれる、台風・強風・暴風などの雨風によっての被災が認められれば、保険料によって雨漏りを直すことが可能。

風災を受けてから3年未満であれば、火災保険の対象に入るので、保険料を上手に活用して雨漏りを直している方も多いです。※ 適用年数は、各保険会社の規約にもよります。

しかし、どんな症状でも使えるわけではなく、以下のような条件があります。

  • 経年劣化ではない
  • 風災を受けてから3年未満
  • 20万円以上の修理が必要(※条件は加入している保険内容で変わる)

「ウチは、築年数も経っているし、経年劣化かもしれない…。」と自己判断してしまい、本当は受けられた火災保険をみすみす逃してしまっている方もいます。

まずは、火災保険が適用できるか診断してもらってからでも遅くはありません。

保険申請には、申請書類の記入、風災の証拠を示す写真の入手、雨漏り修理の見積書を用意します。

保険会社も、簡単に保険料を出すことはできないため、審査も厳しく入り、信頼に値する書類が色々必要。

特に見積書に関しては、詳細に記載しないといけないため、優良業者さんが出してくれる見積書を手に入れることが、申請を通りやすくするコツでもあります。

無駄にお金を払って雨漏り修理を行うのではなく、まずは火災保険が適用できるか確認してもらうのがオススメです。

5つ目:築10年未満であれば、お金を掛けての修理を考えてはいけない

実は、築10年未満であれば、建築の請負人に対して、雨漏りの修理を依頼できます。

請負人は、注文者に引き渡した時から十年間、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるもの(次条において「住宅の構造耐力上主要な部分等」という。)の瑕疵か し (構造耐力又は雨水の浸入に影響のないものを除く。次条において同じ。)について、民法第六百三十四条第一項及び第二項前段に規定する担保の責任を負う。引用:国土交通省 住宅の品質確保の促進等に関する法律 第八十七条>

この法律では、築10年も経たないうちに雨漏りが発生した場合、建築の請負人に対しての瑕疵となり、修繕の責任があることを示しています。※ 瑕疵とは、施工不備などを指します。

住宅を建築する際は、屋根や外壁から雨水の侵入を防ぐ形で作り上げていく必要があります。

建物の外部は屋根や外壁で覆われて大丈夫なのですが、建物内部は雨水の影響を受けやすく、湿気を好むシロアリの発生やカビの繁殖、または腐食なども起こる。

せっかく数千万円かけて建てた家が、ほんの数年で住めなくなると考えたら、ぞっとしますよね…。

住宅は長く使われるため、一定以上の品質が求められます。

法律などで保証されていなければ、建築会社や不動産屋さんの売り逃げが横行して、結局困るのはお家を買ったあなた自身。

平成11年6月23日に設けられた「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって、築10年未満であれば、建築請負人に対して、雨漏り修理を依頼できるため、まずはお金がかかることを選ぶのではなく、無料で出来る道から進めていくのがオススメです。

最後に…。

ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。

雨漏り修理で、絶対にやってはいけない5つの事について確認頂きましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。

これからも家族と安心して暮らすために、雨漏り修理をしたいと思っても、適正な施工をしてもらえるかどうか不安ですよね…。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の雨漏り修理に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。

雨漏り修理でお悩み中のあなたへ

お家の雨漏り修理は、不安でいっぱいになると思います。

修理をしたとしても、施工不良が見つかったり、お金や時間がさらに掛かってしまうため、安心できる業者に任せたいですよね…。

私たち外壁塗装コンシェルジュは、建物のことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。

ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

コンシェルジュ

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