- | 屋根(31)
ドローンを使った屋根点検・調査をするための、7つの基礎知識が学べます。悪徳業者に騙されない為、必要な知識を見てもらえると嬉しいです。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
「ドローンを使って屋根点検しましょうか?」
「今、うちではドローンの点検サービスをやっています。」
最近、こんな会話が多くなってきています。
あなたも屋根業者さんから、ドローンという耳慣れない言葉を聞いて不安になることもあるでしょう。
ドローンとは、空を飛ばせる無人の機体をいいます。
直接目で見たことが無い場合は、ヘリコプターのラジコンをイメージすると、わかりやすいかもしれません。 ※ ドローンとは、人が操縦しない空を飛ぶ機体のこと(無人航空機)
ただ飛ばすだけのラジコンに対して、ドローンは高性能なカメラや精密な装置がいくつも組み込まれています。
そのため、機体自体も何百万円とする場合もあるのです。
かわりに、登って直接見られない屋根に対しては、ドローンを飛ばすことで細かい不具合を見つけやすくなります。
また、屋根に登って行う調査は、滑りやすくて、ベテランの屋根業者さんでも危険が伴います。
ドローンを使えば、職人さんの命を守った上で点検・調査が可能となるのです。
これだけ見るとメリットだらけのように見えます。
しかし、ドローンを悪用する業者や、飛ばすための法的制限もあり、ルールから外れると、無駄に費用がかかる場合もあるのです。
ご近所さんの迷惑となってクレームトラブルが発生することもあるので注意しましょう。
ドローン自体、まだ世に出てきたばかりで、業者さんも正しい知識を持ち合わせていない場合があります。
安心のドローン調査ができるように、情報を見てもらえると嬉しいです。
- 目次
- 1. ドローンを使った屋根点検・調査とは?
- 2. ドローンを使った屋根点検・調査のメリットとは?
- 3. ドローンを使った屋根点検・調査のデメリットとは?
- 4. ドローンを使った屋根点検・調査の料金(費用)は?
- 5. ドローン点検・調査を使った詐欺もある?
- 6. ドローンを使った屋根点検・調査の流れは?
- 7. ドローンを使った屋根点検・調査は自分でやっても大丈夫?
- 8. 最後に…
1. ドローンを使った屋根点検・調査とは?
屋根を点検・調査するドローンには、カメラや映像などの撮影機能、またはサーモグラフィー機能(温度感知)などが付いています。 ※ ドローンの性能は機体の価格でも変わってきます。
ラジコンだとコントローラーを使って飛ばすのが一般的です。
ドローンも同じく操作用のコントローラー(スティック操作)があります。
さらに、ドローンを使ったサービスを提供している企業と連携して、操作不要で自動的に屋根の写真が撮影できるアプリも存在しているのです。
ドローンで行う調査は、わざわざ足場をかけたり、屋根に登ったりしないため、費用や安全面からみても、優れています。
台風で被災を受けた地域でも、ドローンを使った屋根点検が非常に活躍しており、被災地の復興支援に役立っているのです。
国土交通省の「国土交通白書 2020」によると、2020年のドローンを使った点検に関する市場規模は、349億円となっています。
2019年度の110億円と比べると明らかに伸びていることがわかります。
特に、屋根やダムなどの人が行きづらい場所の点検において、ドローンの需要は増えているのです。
2024年には、2020年の4倍の市場規模になることが予測されています。
お話ししたとおり、屋根修理の業界全体でドローンの活用が広まっている状況です。
また、ふるさと納税御礼品の1つにドローンを使った屋根点検を加えた地域もあります。
ドローンを利用した屋根点検であれば、遠くに住んでいても、屋根の状況を確認することが可能となるのです。
たとえば、高齢な両親が住む家や現在住んでいない空き家の屋根の状況を確認したいという方には、とても役立っています ※参考:ふるさとチョイス
今までの話を聞くと「いいじゃん、うちもやってほしい!」と思われるかもしれません。
ただし、状況によってはドローンが使えない場合もあります。
ドローンを使った屋根点検・調査をもっと知ってもらえるよう、メリット・デメリットも見てもらいたいです。
2. ドローンを使った屋根点検・調査のメリットとは?
確かにドローンを使った屋根点検・調査はメリットも多く、屋根修理の業界全体でも、促進が叫ばれています。
なぜ、屋根修理の業者さんたちは、ドローンに熱い視線を送っているのでしょうか。
理由としては以下の4つが大事なポイントです。
- 屋根に登らないので屋根材を割らなくて済む
- 足場を取り付けないので調査費用が安くなる
- 職人さんの事故や命に関わる危険が減る
- 屋根修理の悪質な訪問販売の嘘を暴ける
上記のポイント全てに「屋根に登らなくても状態が確認できる」という大事な情報が含まれています。
厚生労働省が発表した「令和元年 労働災害発生状況の分析等」によると、令和1年の死亡災害数は、269人となっています。
そのうち、40.9%と大きく割合を占めているのが、墜落・転落による事故です。
屋根に登らずに行えるドローンの点検が増えれば、事故の発生数を減らすことにも繋がるでしょう。
それでは、ドローンを使った屋根点検のメリットを、それぞれを詳しく見ていきたいと思います。
屋根に登らないので屋根材を割らなくて済む
あなたの屋根が、点検・調査の段階になっているのであれば、かなり傷んでいる状況と言えます。
もし、傷みがすすんでいる屋根の上を職人さんが足場にして歩いていたらどうなるでしょうか。
まだ丈夫な屋根ならいいです。
しかし、かなり劣化が進んだ屋根の上に体重を掛けたら、屋根材が割れてしまうかもしれません。
今も、屋根材が割れる可能性を考えて、屋根に登った際には慎重に調査をする職人さんは多いです。
しかし、どんなに気を付けていても屋根材が割れてしまう事故は起きてしまいます。
ドローンを使うと、屋根の上に登らずに点検・調査が行えるため、屋根材を割らずに済むのです。
職人さんの事故や命に関わる危険が減る
屋根の点検・調査をするのであれば、登って隅々まで見るのが当然と思ったかもしれません。
確かに、屋根の点検・調査では、状態がどうなっているのか、どこに不具合が起きているのかは直接見ないとわからないでしょう。
今までの屋根修理業者さんは、直接登って屋根を見る事が多かったため、常に命の危険がある状態で、とっても危険なことをしていたのです。
大切なお家を守るために、屋根修理の知識や経験がない状態で修理を行った結果、101人が重軽傷・3人が亡くなってしまう事態となりました。
屋根を知らない方が自分でやろうと思ったら、これだけ大怪我や命に関わる事故も起きてしまうのです。
たとえ、熟練の職人さんでも屋根の上という危険な状況は変わりません。
屋根に登っての調査は命がけだということを、まずあなたに知ってもらいたいです。
さらに、大工関連の技術者さん達の高齢化と、職人さんそのものの人数が減っているため、屋根が見られる人はどんどん減っています。 ※参照: 国土交通省 最近の建設産業情勢について
屋根を見られる職人さんは少ないのに、点検・調査に需要が増えている状況のため、ドローンを使用した方法が、屋根業界で促進されているのです。
足場を取り付けないので調査費用が安くなる
屋根の点検・調査をする場合は、登るためにハシゴを取り付けたり、足場を組み立てたりする調査を行う必要があります。
しかし、ハシゴが使えない高さや環境であれば、そもそも屋根に登っての調査は難しいのです。
さらに、隣の住宅との隙間が狭かったり、立地が悪かったりする場合は、ハシゴだけでなく、足場が使えないこともあります。
お隣さんのお家に少し足場をはみ出さないと組み立てられない場合は、許可を得なければいけません。
屋根を点検・調査したくても、しづらい・できない状況でもあるため、ハシゴや足場の制限がかからないドローンの需要が増えているのです。
あなたにとっての一番のメリットは、足場代がかからないことや調査時間の短縮によって、費用を抑えられることかもしれません。
屋根修理の悪質な訪問販売の嘘を暴ける
屋根は、普段あなたが目視できない部分なので、業者側で嘘をついて契約させることも可能なのです。
国民生活センターでは、2020年に受けた訪問販売によるリフォーム工事の相談件数:5,863人、点検商法の相談件数:4,687人と記録しています。 ※ 参照:訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
これはあくまで国民生活センターが受けた件数で、訪問販売の被害のほんの一部にすぎません。
私たち外壁塗装コンシェルジュにも、もちろん相談を頂きますし、全国には屋根を修理できる業者さんが数十万と存在しています。
そのため、全部の相談件数を合わせれば、もっと大きな数になるはずです。
騙されていると気づいていない方や、泣き寝入りをしてしまっている方も合わせると、とんでもない数になるでしょう。
特に屋根修理は悪徳業者が嘘をつきやすい工事の1つなので、ドローンを目の前で使って同じ状況が確認できることには、とても意義があります。
不正をさせないための方法としても、ドローンの利用が促進されています。
3. ドローンを使った屋根点検・調査のデメリットとは?
ドローンで屋根点検・調査のメリットを色々見てもらったので、すっかり興味を持ってもらえたかもしれません。
しかし、ドローンにはデメリットもあるので、しっかりと知ってもらいたいです。
さまざまなデメリットがドローンにはあり、全知全能とは言えず、以下のように使えない場合や状況も存在しています。
- 飛行禁止区域の場合は点検や調査ができない
- 風が強かったり雨が降ったりすると使用できない
- 操作不良でドローンが落ちた場合はご近所さんに迷惑がかかる
- 点検や調査のついでに行える応急処置ができない
- 本当に詳細なことは直接屋根に登ってみないと判別できない
ドローンにはしっかりデメリットも存在するので、あなたに覚えてもらいたいです。
飛行禁止区域の場合は点検や調査ができない
ドローンは無人航空機と呼ばれており、かなり高性能な機械です。
すでに兵器でも導入されており、扱いには慎重にならなくてはいけません。
以下のように、法律だけでなく様々なルールが存在しています。
・航空法
・小型無人機等飛行禁止法
・道路交通法
・民法
・電波法
・都道府県、市町村条例
引用:【ドローンに関わる法律】航空法や条例、ルールをわかりやすく解説!>
上記の他にも守らなければいけないルールがあるので、場所や条件によってドローンは使えません。
航空法には、以下のように、ドローンの飛行に関してのルールが示してあります。
・日中の明るい時間帯で飛ばす
・目視できる範囲内で飛ばす
・撮影対象との距離も規定以上確保する
・催し場所では飛ばさない
・ナイフや毒物など危険物の輸送には使えない
・物体の落下でも使えない
さらに、飛行禁止区域も設けられています。
・地表や水面から150m以上の高さは使えない
・空港やヘリポート周辺は使えない
・人口が集中している地域では使えない
航空法だけ見ても、こんなにルールがあります。
※参考:国土交通省 無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行に向けて!
違反した場合は、1年以下の懲役、又は50万円以下の罰金が発生してしまいます。
※参考:国土交通省 小型無人機等飛行禁止法に基づき小型無人機等の飛行が禁止される空港の指定について
そのため、あなたがどうしてもドローンを使って屋根を点検・調査してほしい!と思っても、状況的に使えない場合があるのです。
そして、屋根業者さんが法律やルールを無視してドローンを使った場合、あなたがトラブルに巻き込まれることもあります。
ドローンを使う前には、さまざまな場所に連絡を入れて使用の許可を確認する必要があるのです。
しかし、法律やルールを守らない業者さんもいる可能性は否定できません。
あなた自身にこの知識があれば、ドローンを使わせる前に、屋根業者さんに「本当に大丈夫?許可は取れていますか?」と確認ができます。
無駄なトラブルを起こさないためにも、ドローンは飛ばせられない場合があることを、ぜひ覚えてもらいたいです。
風が強かったり雨が降っていたりすると使えない
ドローンは空を飛ぶ機械なので、風が強かったり、雨が降っている状況だと無理に飛ばすことは不可能です。
もし、無理に飛ばして何かしらのトラブルが発生したら、あなたも巻き込まれてしまう可能性もあるのです。
国土交通省の「無人航空機飛行マニュアル」によると、一般的に風速5m以上の天候状態では、飛行を避けると記載してあります。
ただし、製造上において風速5m以上でも飛行可能なドローンもあります。
天候を確認し、問題なくドローンが使える環境を確かめてから飛ばす必要があるのです。
いつ何時でも飛ばせられるわけではないと覚えてほしいです。
操作不良でドローンが落ちた場合はご近所さんに迷惑がかかる
屋根業者さんの操縦ミス、もしくは何かしらのトラブルが発生して、ドローンが落ちてしまう場合があります。
ドローン自体重量があるため、家に当たれば壊れますし、人に当たったら大怪我になります。
そのため、ドローンを使った点検や調査を行う前には、飛ばした場合に影響しそうな範囲のご近所さんには連絡を入れておく必要があるのです。
ドローンを飛ばす前に、きちんとご近所さんに連絡をしているか確認しておかないと、万が一の場合は、あなたのせいにもされかねません。
優良な屋根業者さんであれば、ご近所周りへの連絡もしっかりされているので、業者選びは慎重に行いましょう。
以下は、ドローンが実際に落ちて事故に繋がった事例の数です。
平成27年度 | 65件 |
平成28年度 | 113件 |
平成29年度 | 127件 |
平成30年度 | 144件 |
平成31年度 | 83件 |
令和2年度 | 65件 |
※参考:平成31年度 無人航空機に係る事故トラブル等の一覧(国土交通省に報告のあったもの)
※参考:令和2年度 無人航空機に係る事故トラブル等の一覧(国土交通省に報告のあったもの)
平成30年度までは、1年に100件を超える事故が発生していました。しかし、近年では、ドローンの事故数も減少傾向にあります。
事故を起こさないようにするためにも、ドローンを飛ばすのであれば、必ず優良業者を選んで行ってもらいましょう。
点検や調査のついでに行える応急処置ができない
ドローンで屋根の点検・調査をした場合、一時的に修理や補修が必要な不具合を見つけても、一緒に対応ができません。
あくまでもドローンは撮影のために使われており、修理や補修などの応急処置はできないのです。
そのため、実際に屋根に登って点検・調査を行う場合よりも、ドローンは臨機応変に対応できないことを知っておきましょう。
本当に詳細なことは直接屋根に登ってみないと判別できない
ドローンを使って、空から屋根を撮影すれば、ある程度の状況はわかります。
しかし、直接屋根材を少し持ち上げて中を見ないと、詳細はわからないのです。
そのため、ドローンの調査でわからない不具合がある場合は、見逃すことにもなりかねません。
ドローンはあくまで全体の確認をするために使い、詳細な調査は屋根に登って直接見てもらうことがオススメです。
4. ドローンを使った屋根点検・調査の料金(費用)は?
ドローンの機体は金額も高く、操縦に関しては熟練した技術がなければ難しいです。
さらに、ドローンを使用するためには、事前に各所へ行う確認にも時間がかかるため、1度使用するだけでも屋根業者さんにはお金がかかっています。
ドローンを使った場合は5,000~30,000円ぐらいが費用相場です。
- ドローンの購入費が掛かっている(維持費やレンタルの場合はレンタル代分)
- ドローンの民間資格の年会費(年会費がある場合)
- ドローン使用のための確認代
- 技術代(職人さんの技術料)
- 調査代(職人さんの人件費)
- 移動代
ドローンといっても、維持費だけでなく、使うことにもお金がかかります。
少し幅が大きいので費用相場とは言いにくいのです。
ただし、使用するドローンの種類や組み込まれている機能がそこまで高くはなく、撮影確認がカンタンで時間がかからなければ、あまり大きな費用にはなりません。
また、撮影する時間も屋根であればそこまで掛からないでしょう。
入念に調べるために長時間使う場合は、やはり費用は高くなっていきます。
屋根修理の見積もりと一緒で、状況によってドローンを使うためには、費用が変わることも覚えておきましょう。
屋根や外壁に関する業者さんがドローンを使う場合は、無料や安めに設定されていることが多いです。他の業界でドローンを使った空撮(空からの撮影)は数万円レベルの高い金額で設定されているため、本来は高額になることを知ってもらうのがオススメです。
ドローン点検・調査を無料でしてくれる屋根業者もいる?
中には、ドローンを扱っている会社と提携して、安く機体を扱える業者が存在し、無料でドローン点検・調査をしてくれる場合もあります。
無料でドローン点検・調査をしてもらえるのは嬉しいことです。
しかし、デメリットで話した通り、ドローンを使うにはさまざまな条件をクリアしなくてはいけません。
それだけ事前に時間が掛かったとしても、ドローンを使う条件が揃っているか、確認してからお願いするのが安心だと思います。
5. ドローン点検・調査を使った詐欺もある?
近年では、ドローンを使った屋根点検・調査の詐欺報告が各地で上がってきており、消費者センターに問い合わせが増加しています。
ドローンを使った調査は、5,000~30,000円が費用相場となり、屋根点検でも当然お金がかかっているのです。
もちろん、無料で対応してくれる屋根業者さんもいます。
ただし、基本は有料だと思っていた方がいいかもしれません。
そして、以下のような手口を使って騙そうとする業者も存在しています。
訪問販売で来た屋根業者がその場でドローンを使って調査料を請求してくる
→法律やルールを無視したやり方で突然やってくるので注意が必要です。
相場以上の値段で請求してくる
→相場がわからないことで、高すぎる金額を請求してきます。
ドローン調査は無料だけど結果的に修理や工事金額が高額になる
→「無料」で入り込み、あなたを騙して高い費用を払わせようとします。
新しい技術や目新しいものは人の目を引きます。
あなたがその知識を持っていないのをいいことに利用して騙してくる場合だってあります。
今現在でも屋根修理の業界では、悪徳業者の被害報告が後を絶ちません。
兵庫県三田市市役所のホームページでは、ドローンを使った詐欺に対する注意喚起と共に事例も紹介しています。
自然災害の調査をうたってドローンで屋根の点検を勧誘されたという一例です。悪質な業者の場合は、点検後、火災保険で工事金額を無料にできると言って契約をとろうとしてきます。
「点検したい」といった見知らぬ業者の対応は避けましょう。
※ 参照:兵庫県三田市市役所広報誌「広報さんだ」
6. ドローンを使った屋根点検・調査の流れは?
ドローンを使って、あなたのお家の屋根を点検・調査してもらう場合の流れを見ていきます。
流れ | 工程 |
---|---|
STEP1 | ドローンが使える屋根業者を探す※全ての業者がドローンを使えるわけではありません。 |
STEP2 | 屋根業者へ点検・調査を依頼する |
STEP3 | ドローンが使用できるか業者側に確認する |
STEP4 | 点検・調査日程を決める |
STEP5 | 点検・調査当日 ※ 立合いは必須 |
STEP6 | 後日、または当日中に点検・調査状況のデータを受け取る |
もし、点検・調査だけではなく、不具合があった場合は、お見積書も後日受け取る形になります。
点検・調査時間も屋根を空撮するだけであれば5~15分くらいの、短い時間で確認できる場合もあります。
7. ドローンを使った屋根点検・調査は自分でやっても大丈夫?
ドローンを使うのに免許は必要ありません。
民間資格は存在しています。
しかし、特に民間資格を取得しないでも使えるのがドローンです。
それならばと、あなた自身が持っているドローンを使って、屋根の点検・調査をしてもいいか?と言われればオススメできない理由があります。
たとえば、万が一誤った使い方をして、ご近所さんのお家を傷つけてしまったり、通行人に怪我をさせてしまったりすると大変です。
もしかしたら、高額な慰謝料や修理代金を請求されることもあります。
ドローンによる事故によって大怪我となってしまった場合には、取り返しがつかなくなります。
便利だからこそ、扱いには十分注意が必要です。
何かを壊したり、誰かに怪我をさせてしまったりというリスクを考えると、専門の業者に任せるのがオススメです。
最後に…
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ドローンを使った屋根の点検・調査についてまとめてきました。
わかりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さいお悩みからでも大丈夫なので、お気軽に以下の屋根に関するご相談フォームにてご連絡くださいね。
あなたにとって、屋根点検に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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