外壁塗装の訪問販売は悪徳業者の確率が高いため、訪問販売の代表的な手口を知ることで、あなた自身で悪徳業者を見分けることができるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
外壁塗装の訪問販売は、トラブル原因の第1位です。※ 訪問販売は、私たちへご相談頂くお客様のトラブル相談の内訳として一番多い内容です。
訪問販売員は営業トークも上手く、知らず知らずのうちに悪徳業者と契約してしまっていた……というようなこともあります。
よく使われる訪問販売の営業トークを6つに分けて、一つ一つ分かりやすく説明していくので、訪問販売で不安にならずに、安心の塗装ができるように情報を見ていきましょう。
この記事は、国民生活センターに寄せられる訪問販売によるトラブル件数の多さと、私たちにご相談頂く訪問販売のトラブルの多さを元に書かせて頂いております。
しかし、中には優良業者さんが訪問販売をしている場合もあり、しっかりと相手を見極める必要があるため、私と一緒に大事な情報を見て頂けると嬉しいです。
「訪問販売がきた」「塗装工事を提案されている」など、信頼ある業者さん選びに不安を感じている場合は、0120-929-609(平日10-18時)に電話をかけて頂き、電話口で「外壁塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/11/21現在)
よくある6つの訪問販売のトーク例
【危険信号1】今キャンペーン中で○○○円お値下げします!
例えば、「本当は300万円なんですが、キャンペーン中なので100万円値下げします!」など大幅な値下げをアピールしてくる訪問販売がいます。創業10周年記念のためキャンペーン中、この地区を対象にキャンペーンを行っているなど、もっともらしい理由を付けて営業をかけてきますが、これは典型的な値下げ商法です。
大幅な値下げを見せることで、あなたに「安い!お得!」と思わせるのがこのやり方です。
本当に適正な金額からの100万円の値下げだったらよいのですが、約30坪の外壁塗装で80~100万円前後が一般的な金額になるので、塗装会社には何の利益もでません。あなたの感情をゆさぶって契約をとろうとするやり方なので気をつけましょう。
【危険信号2】モニター価格なので安くできますよ!
このモニター価格とは、「今、○○地区に住んでいる方だけになるんですが、この地区でのモデルを作りたいので、モニターになってもらえれば安く外壁塗装ができます!」などといったトークになります。
これは「モニター商法」というものでモニターになってもらえれば安く提供しますから塗装をやってくださいね、とあなたに契約を迫る営業手法です。
「この地区限定」や「モニター価格」といった言葉が訪問販売から出てきた際は、契約を即決せずに必ず信頼のおける人に相談をしてください。
【危険信号3】足場代をタダ(無料)にしますよ!
足場代をタダにすることで、お得感を植え付けたり見積もりを安く見せる手法です。見積もり上、足場代はタダになって0円と書かれたりしますが、他の項目に足場代の分が上乗せしてあったりもします。
- 今ならキャンペーンで足場代が無料
- 近くでも塗装をしていてそのまま持ってこれるから足場代は無料
このようなトークが足場代に関してよくある営業トークです。
足場の値段は外壁塗装を行う建物の規模によって違ってきますが、10~30万円は通常かかるものなので、足場代をタダにすると塗装業者にとって大きな損失になりかねません。
その為、足場代をタダにするといってくる訪問販売がいたら、絶対に契約をしてはいけません。
【危険信号4】すぐに見積もり出せますよ!
訪問販売の人がその場ですぐに見積もりを出せるといって、あなたの家をぐるりと一周して数分後に見積もり金額を出してきたとします。確かに、経験豊富で何度も見積もりを出してきたのなら、経験則で見積もり金額を出せるかもしれません。
しかし、そんな簡単に見ただけで実際の見積もりが出せたりしますでしょうか?築年数からの劣化を考慮したり、見えずらいところのヒビ割れなど、正確な見積もり金額を出すのには、入念に見て回って確かめる必要があるので普通1~2時間は必要となります。
大切なお家のこと、信頼できる塗装業者に正確な見積もりを出してもらいましょう。
【危険信号5】今すぐに塗り替えないと危険です!
「危険です!」「早く塗り替えないと!」こんなことをすぐに言ってくる訪問販売には注意が必要です。
確かに外壁塗装にヒビ割れ・チョーキングなどがあった場合は塗装が必要なのはわかります。しかし、「今すぐに!」「損しますよ!?」などと危険を強調してくる理由は、訪問販売がすぐに契約を取りたいからになります。こういう訪問販売がいたら契約をしてはいけません。
訪問販売では、さまざまな理由をつけてあなたと契約をしてこようとします。事前の知識をしっかりもって対応しましょう。
【危険信号6】前払いしてくれれば値引きしますよ!
外壁塗装など、塗装工事でかかる数百万円分のお金を、前払いで要求してくる業者はかなりの確率で信用してはいけない業者です。
中には、前金で費用をいただいて塗装しにこない、費用だけ持って逃げてしまう悪徳業者もいますので、何があっても前払いなどは絶対にしてはいけません。
また、「この先の工事をする場合は半分払ってもらわないとできません」など、後から当然のように支払いを要求してくるケースもあります。
そのため、事前に契約書の内容をよく読むことと、少しでも不安になるようなことがあれば、その業者とは契約してはいけません。
「危険な情報はわかったけど本当に大丈夫かな…」と不安が少しでもあれば、私たちにお気軽に相談いただければと思います。
まずは適正価格を確認するために、費用相場のシミュレーションをご利用ください。
外壁塗装の訪問販売のトラブルが多発
訪問販売で外壁塗装を行う人でのトラブルが多発しています。中には、100万円以上も無駄に費用を払ってしまっている方もいるほどです。
危険信号の1~6つの訪問販売の営業トークでもあったように
- 今ならキャンペーンで100万円お値下げ!
- 費用一式とされ詳細が分からない見積もり
など、驚くような金額の値下げや見積もりを出される場合もあります。
すべての訪問販売が悪いとはいえないですが、その場の営業トークだけを判断材料にして塗装業者を決めてしまうのは、やはり不安や心配が残ってしまうものです。大切なお家の塗装だからこそ、複数社の見積もりをとって総合的な判断をして塗装業者を決める必要があります。
年々、騙されてしまう人が増えています!
年度 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|---|
相談件数 | 6,402 | 6,496 | 7,295 | 6,868 | 6,747 | 1,274(前年同期 1,168) |
上記相談件数のうち判断不十分者契約※ | 286 | 286 | 344 | 365 | 317 | 52(前年同期 62) |
※「判断不十分者契約」とは、何らかの理由によって十分な判断ができない者の契約であることが問題である場合のこと。 |
独立行政法人国民センターに寄せられる相談件数にもはっきり表れていて、2015年には1年間で6,747件もの相談が国民センターへ寄せられています。1日で約15人の方が相談しているという結果でもあります。しかし、これは氷山の一角であって泣き寝入りをしてしまって相談すらしてない方も多数いらっしゃいます。
私達は全国の優良塗装店ネットワークを使い、屋根・外壁塗装の不安の解決・優良店の紹介・見積もり診断などを無料で行っています。
あなたが今、屋根・外壁の訪問販売で営業されている、訪問販売がなんども来て困っているなど、不安やお困りごとがあればお気軽にご相談ください。
外壁塗装の訪問販売ってみんなが悪いの?
いいえ、訪問販売みんな悪いわけではありません。
あなたのご自宅を見て、外壁塗装をした方がいいと本気で思って訪問販売をしてくれる人もいます。
しかし、お金を多く支払ってもらうためにその場のトークで、きちんとした見積もりを知らせずに契約をさせようとしてくる訪問販売もいるのが実状。
このような悪い訪問販売が来ても、はっきりと断れるように、何が悪い営業トークになるのか知っておきましょう。
外壁塗装の訪問販売は信頼できないの?
よくある6つの訪問販売のトーク例を見ていただきましたが、利益しか考えない悪徳な訪問販売ばかりがいるわけではありません。
それでは、何を根拠に良い・悪いを判断すればいいのか…
一番わかりやすく「良い」を判断する方法は資格を持っているかどうかです。
外壁塗装にかかせない3つの資格をご紹介します。
【資格1】塗装技能士
塗装技能士は、塗装の技術を認められた職人しかもらえない資格なので、塗装技能士の資格を持っていれば塗装技術に関しては安心できる要素となります。
3級・2級・1級・特級と、塗装技術の高さや経験によって得られる資格が違うのですが、最低でも2級、安心できるレベルは1級の資格を持っている業者と考えていただければ分かりやすいですね。
資格取得の難しさ塗装技能士の1級を持っている職人は、7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験が無いと取得ができない資格です。ここまで経験・技術を高めた一級塗装技能士であれば、安心して塗装をまかせられます。
【資格2】外装劣化診断士
外装劣化診断士とは、その名の通り外装の劣化を診断する資格を持った人のことをいいます。
外壁にヒビ割れや痛みがあることは誰だって見ればわかります。しかし、どのくらい傷んでいるのか、どう補修や改修をしたらいいのかを的確にアドバイスや提案できる人はなかなかいません。この診断から提案までできる能力を認められた人が外装劣化診断士になります。※外装劣化診断士について
外壁(外装)診断について 外壁(外装)の診断を状況をきちんと確認せずに、ぱっと見ただけで見積もり金額を出してくる訪問販売には注意が必要です。
【資格3】雨漏り診断士
雨漏り診断士とは、名称の通り雨漏りを診断する資格を持った人のことをいいます。
雨漏りがどこで起きているのか、長年外壁関係の仕事をしてきた人であっても原因がわからない場合が多いです。それは、日本の住宅は様々な建築様式があるため「穴があいたからそこが原因だ」といった単純なものではないからです。
今までは、外壁塗装の訪問営業・塗装業者が雨漏りの箇所に検討をつけて対処するといった方法が主でした。しかし、実際の雨漏りの箇所が違ったり、一旦雨漏りは止めることはできたが大元の原因を対処できなかったために、すぐに雨漏りが再発してしまうといったことがたびたび起こっていました。
このような現状を重く見て、「雨漏り診断士協会」が生まれ、雨漏りに対してのスペシャリストを育成の過程で資格も作られました。
建築や防水などの基礎知識はもちろん、的確な雨漏り対処のアドバイスができる能力を認められた人が雨漏り診断士となります。※雨漏り診断士について
雨漏り診断について 雨漏りを特定するのは、かなり難しい技術です。そのため、ぱっと見ただけで雨漏り箇所を言ってくる訪問販売には注意が必要です。
外壁塗装の訪問販売で騙されないかチェック
外壁塗装の訪問販売で騙されないように、以下の簡単チェックをしてみませんか?
訪問販売員が「ピンポ~ン」とチャイムを鳴らしてからどういう受け答えをすればいいかも分かるようになります。
いかがでしたか?外壁塗装は訪問販売でのトラブルが多いため、事前に訪問販売で使われる営業トーク・手口を知ることが、安心の塗装が行える秘訣といえます。
訪問販売ではなく、外壁塗装は地域密着の優良業者へお願いするのがオススメです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
悪い訪問販売の特徴として以下のことを覚えておき、訪問販売に対して事前の対策をしておきましょう。
- 何の前触れもなく突然訪問にやってくる
- あなたに話す機会を与えないほどたたみかけるように話してくる
- 今すぐ!危険ですよ!損しますよ!と危険を強調してくる
- 何かを無料、または大幅な値下げを言ってくる
もし、訪問販売を受けて契約をしてしまっている方、クーリングオフ制度があるのをご存じですか?クーリングオフ制度を使えば契約を取りやめることもできます。
不安なまま外壁塗装をむかえる前にクーリングオフ制度についてをご確認ください。
外壁塗装の訪問販売についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでも無料相談が出来るので、お気軽に以下の外壁塗装の相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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外壁塗装で悪徳業者は選んでいませんか?あなたの大切な「お家」も「お金」も託すことになる。だからこそ、慎重に選んでほしいと思います。(無料診断中)
あなたの業者選びの不安、教えて頂けませんか?
外壁塗装は人生の中で何度も行うことはない為、経験がない業者さん選びは不安になりますよね。
「優しい人」など、あなた自身の選ぶ基準はもちろんあると思いますが、第三者からも認められた信頼の証を確認できる業者さんもオススメです。
私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。
累計1万人以上(2024/11/21現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(平日10-18時)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「外壁塗装の相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。
不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。
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