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増税だからといって焦って外壁塗装を進めてしまうとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。大切なお家の工事を安心して進められる情報をまとめました。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
2019年10月に増税されると言われていますが、増税だからといって焦って外壁塗装を進めることはオススメできません。
こういった時事的な情報を悪用する業者さんが一定数存在しているからです。
もし、騙されてしまった場合、増税関係なく必要以上にお金を取られてしまったり、手抜きがされて、結果的に修繕費用がさらにかかる場合も…。
私から増税と上手くつきあって外壁塗装を行うための情報をお伝えできればと思っているので、無駄なお金を払わないよう、一緒に必要な情報を見ていければ幸いです。
結局、外壁塗装は増税前にしておくべき?
結論から言えば、増税前だからといって外壁塗装を急いで行う必要はないです。
しかし、外壁塗装をするためには100万円前後(30坪前後の戸建ての場合)の高いお金がかかるので、少しでも安くしようとすれば、増税前に塗装をしたいと考えるのはみなさん同じだと思います。
まずは実際に、100万円の外壁塗装をした場合、8%と10%でどのくらいの差がでるのかシミュレーションを見てみましょう。
工事の小計が1,000,000円の場合でシミュレーション | |||
---|---|---|---|
消費税 | 坪数 | 税込み | 金額差 |
8% | 約30坪 | 1,080,000円 | 20,000円 |
10% | 1,100,000円 |
いかがでしょうか?
8%から10%になった場合、100万円の工事であれば2万円の差が生まれるので、増税後に外壁塗装を行うと2万円損することになります。
確かに2万円の損ではあるのですが、実は増税前に急いで外壁塗装を行おうとすると、2万円の損だけでは済まない場合があるんです。
あなたの大切なお金を守り、無駄に貯金を減らさない為の情報を、私と一緒に見ていければと思います。
増税トークをする悪徳業者に騙されると、貯金がゴッソリ奪われる?
外壁塗装とは、外壁に対して塗料を塗る工事のことを言います。
塗料といっても、アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素などたくさんの種類があり、手塗り・ローラー工法・吹付といった形で塗り方もたくさん。
さらに外壁は、モルタル・サイディング・タイル・コンクリートなどの種類も…。
もし、これら塗装の基本知識である「塗料」・「工法」・「外壁の種類」の情報を何も持っていない状態だと、悪い業者に騙されて無駄な費用を払ったり手抜き工事をされる確率が高くなります。
建物工事の中でも外壁塗装は「お客様が騙されやすい工事」と言われており、あなたと業者側の知識量の差が原因となっているんです。
あなたが基本的な知識を何も持ってない状態だと「増税前に工事をした方がお得ですよ!」「お宅の外壁は危険な状態なので、増税前にやっておくべきです!」など増税という名の時間的制限を利用されて、悪徳業者に騙されるかもしれません。
悪徳業者の特徴としては
- 無駄に工事金額を高く請求してくる
- 安すぎる金額で契約し、ドンドン追加工事を増やしていく
- 手抜き工事が行われ将来的なメンテナンス費用が増大
このように、悪徳業者を選ぶとお金の出費に直接関わってくるため、あなたが騙されると貯金をゴッソリ失う事態になることも…。
増税をネタにすぐ契約させようとする業者には、十分注意しなければいけません。
増税を利用した悪徳業者を選ばないためには?
増税前でも増税後でも、外壁塗装に関してはそこまで大きく金額が変わることはありません。
しかし、誰もが「損」することを避けようとするため、悪徳業者の甘い言葉に騙されてしまう場合があります。
増税前・増税後関係なく、悪徳業者の特徴を知っておけば防げることなので、あなたには悪徳業者の特徴を覚えてもらえると嬉しいです。
特徴 | 詳細 |
---|---|
増税で高くなる前に、すぐに工事しましょう! | 「増税」を理由にすぐ契約を結ぼうとするパターンです。中には「令和キャンペーン」などと時事ネタを盛り込んで話をしてきますが、契約を迫る業者に良いところは一つもないので、注意しましょう。 |
値下げします! | 例えば150万円から一気に50万円の値引きなど、高額値引きを当然のように行う業者には気を付けましょう。優良業者であれば工事金額の1割ぐらいの値引きが限界です。 |
今すぐ工事しないと危険ですよ! | 「外壁をこのままにすると倒壊しますよ?」「屋根が腐ってます、早く工事をするべきです!」など、危機感を煽って契約を迫ってくるパターンです。 |
悪徳業者の3つの特徴を見てもらいましたが、この他にも様々な悪徳商法・手口が存在しているので、「あなたも外壁塗装で悪徳業者にだまされてる?不安を解決できる全情報」のページも一緒に見てもらえればと思います。
増税後に外壁塗装をする場合、気を付けるべき事は?
「自分の家は、タイミング的に増税後になる…。」
「増税前にやりたいけど、お金が用意できるのは来年だな…。」
増税前だからといって、あなたのご事情によっては外壁塗装をすぐに行えない場合もあると思います。
しかし、増税したからといってそこまで大幅な費用の増大はなく、増税前でも増税後でも、正しい進め方や知識をもっておけば、コストカットが十分に行えます。
情報を知らないだけで損をしてしまっている方のほうが多いほどです。
増税後でも、あなたが有利な状況で外壁塗装が進められるよう、必要な情報を一緒に見てみましょう。
増税後だけど少しでも費用を安くする方法
「増税」と聞くと、突然お金がたくさんかかるイメージがあるかもしれませんが、そこまで怖がらなくて大丈夫ですよ。
それよりも、「増税」だと焦って進めてしまう方が危険です。
焦って進めてしまうことで、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。
- 悪徳業者を選んでしまい手抜き工事がされる
- 無駄に費用を払ってしまう
- 近所の方からクレームを受けてしまう(悪徳業者の振る舞いによって発生)
どれも後味が悪く後悔が残る外壁塗装になる可能性が高まります。
しかし、正しい知識と情報をもって進めていけば、増税の影響などなく、増税前よりも安い費用で外壁塗装ができる場合もあるので、以下にその情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
業者の選び方を知る | どの業者さんも、経験・技術・組織体制がそれぞれ違います。そのため、どの業者さんに見積もりをお願いしても、同じ見積金額になることは一切ありません。そのくらい違いがでてくるのと、業者さんとあなたの相性もありますので、必ず2~3社の比較を行い、検討してから決めることが大事です。 |
見積書の診断の仕方を知っておく | 塗装業界では、見積書の提出フォーマットは定めれていません。そのため、それぞれ業者さんで見積の書き方が異なり、判断がしずらい状況なんです。しかし、見積書の診断の仕方を知っておけば「良い」「悪い」の判断をあなたでも出来るようになるので、「外壁塗装の料金は安くない!だからこそ、それなりの見積書になるのが当たり前。」のページを見ていただき、見積書の診断の仕方を知っていただくのがオススメです。 |
出された見積書を調整していく | 多くの方が、出された見積書そのままで契約しないといけないと思っていますが、それは違います。出された見積書は、業者さんがあなたのためを思って作ってくれたものですが、もしかしたらあなたとの間で認識違いがあるかもしれません。そのため、出された見積書の内容を業者さんと一緒に確認しなおし、あなたの要望が全て盛り込まれているかを検討する必要があります。検討し、違う部分があれば調整していく。見積書が出されてから細かい調整をして、本来の要望・希望に近づけていくことが大事です。 |
これらの情報を知っておくだけで、あなたが有利になる状況で外壁塗装を進めることができます。
「有利になるよ!」と大見得を切ってしまいましたが、外壁塗装は業者さんとあなたが一緒になって進めていくものなので、お互いしっかりと信頼関係を築いて、無駄な費用を払わず適切な工事をしてもらうことが大事です。
上記の表に書いてあることも、業者さんとのコミュニケーション回数を増やして、業者さんの考え方・スタッフの対応を細かく見ていくためのもの。
業者さんのことが分かれば「信用していいのかな?」「頼んで大丈夫かな?」という不安も無くなっていきます。
人生100年時代と言われていますが、焦って手抜き工事でもされたら、お金もかかるし長く住めなくもなる。
増税だからといって悪徳業者の口車にのってしまったりすると、将来的に発生する損が多きくなるため、業者選びは十分注意して進めてもらえると嬉しいです。
優良業者を選べれば「増税」なんて怖くない!
増税だからといって必要以上に不安にならなくて大丈夫です。
しかし、悪い考えもつ塗装業者さんが一定数いるため、あなたが騙されない為の知識や情報が必要となってきます。
もし、増税をネタにして売り込んでくる業者さんが入れば、それは以下のような業者さんかもしれません。
- 塗装の営業会社が受注を増やすために時事ネタを利用している
- お客様からすぐに契約をとろうと増税の話を出している
確かに増税は、塗装工事の金額が高くなる原因になりますが、優良業者さんであれば増税(時事ネタ)を引き合いにしなくても、普段から口コミや紹介で仕事がドンドン回っているため、わざわざ増税ネタを使う必要もありません。
逆に、時事ネタである「増税」を過剰にアピールして契約を急かせてくる場合は、営業マンの成績UPのためや自社の利益を増やすための営業でしかありません。
あなたのために提案してくれているものではなく、全ては自分たちのため。
全部の塗装業者さんがこういった気持ちで活動しているわけでなく、一部の悪い考えをもつ塗装業者さんが上記のことに該当します。
そのため、増税時代に入ったとしても、優良業者を選んで、適正な費用・適切な工事ができれば問題ないことを、あなたに分かってもらえると嬉しいです。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
増税に関連する外壁塗装の情報をまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?
どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の外壁塗装に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、外壁を触ると粉がつく現象に関する安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
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外壁塗装がしたい…
誰だって初めてのことには不安を覚えるもの。
私たちのような中立の立場である無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる外壁塗装をお手伝いできればと思っています。※外壁塗装コンシェルジュとは
適正な価格や工事内容で外壁塗装ができる工事店選びから、見積もり金額の適正診断など、全て無料で承らせていただいているので、お気軽に連絡をいただければ嬉しいです。
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