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給湯器の寿命はいつ?交換時期の考え方や選び方、故障時の対処法もまとめて解説

給湯器の寿命や交換時期を知っておくと、お湯が出ないトラブルを防いだり、余計なお金を掛けずに工事することができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー 福山(ふくやま)

「近ごろ給湯器の調子が悪いけど、そろそろ寿命なのかな…?」
「新築からかなり経つけど、給湯器って寿命はあるの?」

このように、あなたのお家の給湯器がきちんと動かないことがあったり、お家を建ててから長い年月が経っていると、給湯器の寿命が気になってくるかもしれません。

給湯器を正常に使うことが出来る目安は、約10年と言われているため、あなたのお家が築10年を過ぎていて、給湯器を交換したことがない場合、そろそろ点検や交換を行なうのがオススメ。

あなたとご家族の、快適で安心できる暖かな暮らしのためにも、お家の給湯器について、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

給湯器の寿命と交換すべき時期

給湯器の寿命はいつ?交換時期の考え方や選び方、故障時の対処法もまとめて解説

給湯器の寿命は、ハッキリと決められているものではありませんが、約10年という目安があります。

ほとんどの給湯器メーカーでは、給湯器を使い始めてから約10年になると、点検や交換の時期を知らせる「888」「88」というエラーコードが、リモコンに表示されるようになっているんです。

そのため、給湯器を正常に使うことが出来る期間は、約10年と言うことができ、給湯器メーカーのノーリツでも、安全に使える目安は10年として点検を推奨。※参考:ノーリツ 【製品の寿命】点検・取り替えの目安について

もし、あなたのお家の給湯器に対して、修理や交換を10年以上行なっていない場合は、突然お湯が出なくなったり、リモコンが壊れたりといった、トラブルが出始めてもおかしくありません。

しかし、「いきなり交換はちょっと…。」という場合もあると思うので、まずは専門業者さんに点検してもらい、あなたのお家の給湯器がどんな状態なのかを把握すると安心です。

設置から10年以上経つ場合は、修理より交換

もし、あなたのお家の給湯器が、使い始めてから10年以上経っていて、故障が見つかった場合は、修理よりも交換がオススメ。

上記でお話ししたように、点検をしなくても給湯器を安全に使うことが出来る目安は、10年と言うことができますが、10年目以降は修理をしてもらったとしても、ほかの部分も故障しやすくなっている可能性が高いです。

そのため、何度も修理をお願いしていたら、結果的に交換工事とあまり変わらない費用が掛かっていた…という事も。

給湯器の状態や設置環境にもよりますが、もし、使い始めてからまだ10年経たない時期に故障してしまった場合は、修理で済むこともあります。

しかし、使い始めてから10年近くになるのであれば、給湯器の交換工事を考えてみてほしいです。

給湯器の寿命を知らせる症状がある?

給湯器が突然壊れて使えなくなってしまう前に、寿命や前兆が分かれば、事前に修理や交換を行なっておくことができますよね。

もしかすると、すでに給湯器の寿命を知らせる症状が出ているかもしれないので、どんな症状があるのか、一緒に確認していければと思います。

エラーコードが表示される

キッチンやお風呂場に設置されている給湯器のリモコンに、よく分からない番号だけが表示される事があり、これをエラーコードと呼びます。

エラーコードは、ほとんどの給湯器メーカーで導入されており、1995年にメーカーの間でコードが統一されました。

取扱説明書や、各メーカーサイトでの書き方(文章)が一言一句同じというわけではありませんが、内容は同じものとなっています。

例えば、「888」は故障を知らせるエラーコードではなく、「そろそろ点検しましょう」というお知らせのことで、使い始めてから約10年経つ頃に表示されるコード。

そのため、あなたのお家に設置されている給湯器のメーカーが、ノーリツであっても、リンナイであっても、「888」のエラーコードが出れば、点検時期を知らせてくれているんです。

お湯が出なくなる

「給湯器のスイッチを入れているのに、お湯が出ない…

このような症状は、寿命以外の場合にも表れるため、必ずしも「お湯が出ない=給湯器の寿命」とは言い切れません。

例えば、寒さで給湯器が凍結してしまっていたり、台風や大雨で給湯器の中に湿気が溜まっていると、一時的に上手く機能できないこともあるんです。

しかし、凍結から元に戻ったり、給湯器の中が乾燥するのを待ってもお湯が出ない場合は、寿命で故障してしまっている可能性があるので、修理や交換が必要なことも。

エラーコードが表示されているのであれば、取扱説明書や、各メーカーのWEBサイトにて、エラーコードが何を知らせてくれているのか、調べてみてほしいです。

給湯器が故障した時の対処法

お湯が出なくなってしまう時は、次のどちらかが考えられます。

  • 給湯器の部品が劣化によって故障してしまっている場合
  • 環境による影響で一時的に止まっている場合

部品が故障している場合は、専門業者さんでなければ修理できず、場合によっては部品の生産が終了していて、新しい給湯器に交換する必要が出てくることも。

給湯器の部品をあなた自身で修理することは難しいと思うので、まずは、環境による影響で一時的にお湯が出なくなっていないかどうかを確認してみましょう。

あなた自身で対処する方法

給湯器は、お家の中に設置するタイプもありますが、多くの場合は外壁近くに設置されているため、天気気温の影響を受けて、お湯が出なくなっている可能性も。

環境の変化など、部品の故障以外でお湯が止まってしまう原因は、次のようなものが挙げられます。

  • 凍結
  • 台風や豪雨による湿気
  • 給水栓やガス栓が閉じている
  • 水漏れやガス漏れが起きている
  • ガスの自動停止
  • 給湯器のコンセントが抜けている
  • 浴槽の循環口の詰まりや故障

給湯器の業者さんは、あなたのお家に来て点検してもらうだけで、出張費点検費としてお金を支払うことになってしまうため、まずはあなた自身で直せるかどうかを確認するのがオススメ。

私と一緒に、あなた自身で対処できる場合の原因を見ていきましょう。

凍結している場合

給湯器そのものは、凍らないように凍結防止機能が付いていますが、部分的に凍結していたり、水道管が凍ってしまっている場合は、基本的に気温が上がって溶けるのを待ちます。

給湯器や配管に突然お湯を掛けたりすると、破損故障の原因になることも。

ただ、メーカーによっては、お湯を掛ける方法を勧める場合もあるため、あなたのお家に使われている給湯器のメーカーへ、確認してから行なってみてほしいです。

給湯器の内部に湿気が溜まっている場合

台風や大雨の影響で、給湯器の内部が雨漏りしていたり、湿度が高くなっていると、ガス給湯器などは点火が上手くできず、お湯が出なくなってしまう事があります。

この場合は、内部が乾くのを待つと、お湯が出るようになりますが、何度も続くようであれば、湿気対策を業者さんに相談したり、10年近く使っている場合は交換も考えましょう。

水やガスの元栓が閉じている場合

お湯も水も出ない場合は、給水の元栓が閉じていると考えられ、水しかでない場合は、ガスの元栓が閉じている可能性があります。

水やガスの元栓と聞くと、キッチンや洗面台の下にある栓を思い浮かべるかもしれませんが、実は、元栓は給湯器にも設置されているんです。

給湯器にある、水やガスの元栓が閉じていないかを確認し、もし閉じていれば、開けてからお湯が出るかを確認してみましょう。

水やガスが漏れている場合

ガス漏れが起きている場合は、ガスの臭いがするはずなので、給湯器や配管近くがガス臭くないか確認してみてほしいです。

また、水漏れが起きていないかも確認が必要ですが、給湯器に取り付けられている「水抜き栓」という部分からは、水が出ていても大丈夫。

水抜き栓は、凍結を防いだり、給湯器の中の圧力を調整するために設置されていますが、水が出続けている場合は、故障の可能性も考えられます。

ガス漏れや水漏れが起きていると思ったら、すぐに栓をすべて閉めましょう

また、ガス漏れの場合は、ガスを吸い込まないようお家を換気して、早めにガス会社へ連絡してほしいです。

ガスが自動停止している場合

ガスメーターが異常を検知して、安全装置が働き、自動的にガスを止めてくれていることもあります。

ガスが止まっているということは、給湯器の中を通る水が温められないまま通過してしまうため、水しか出てこない状態。

ガスメーターはマイコンメーターとも呼ばれ、次のような場合に自動停止するようになっているんです。

  • ガスを使用している時に、震度5以上の地震が起きた場合
  • 配管が破損したり外れてしまうことで、多くのガスが流れ出た場合
  • お湯を出しっぱなしで閉め忘れるなど、長時間ガスを使い続けた場合
  • ガスを使用している時に、配管のガス圧が一定以上下がった場合

あなた自身でガスメーターを復帰させることができますが、ガスメーターの種類によって少し操作が変わることも。

使っているガス会社のWEBサイトにある復帰方法を見るか、不安な場合は直接問い合わせてほしいです。

また、もしガス臭いと感じたら、すぐにガスの元栓をすべて閉じ、ガス会社へ連絡するようにしましょう。

給湯器のコンセントが抜けている場合

給湯器にはコンセントが付いており、多くの場合は、給湯器が設置されている近くの外壁にあります。

雨水が触れないようカバーが取り付けられており、カバーと一体になった接続機器に、上向きに差さっているはずなので、コンセントが抜けている場合は差し直して、お湯が出るかを確認してみてほしいです。

また、コンセントが抜けていなかったとしても、一度抜いてから差し直してみると復旧することもあるので、給湯器の電源を切ってから、抜き差しをしてみましょう。

ただし、コンセントは簡単に抜けないようになっているため、なかなか抜くことが出来ない場合は、反時計回りに回してから引っ張ると、抜けることが多いです。

もし、コンセントの場所が分からない場合は、ブレーカーを一度落として入れ直すという方法もありますが、使っている家電の電源を切ってから行うようにしましょう。

給湯器の水抜き栓にゴミが詰まっている場合

給湯器の給水する元栓近くに、水抜き栓という部分があり、中にはフィルターが取り付けられているのですが、ゴミが詰まっていると、お湯が出なくなってしまう場合があるんです。

給湯器メーカーのノーリツでも、給湯器のお手入れとして水抜き栓のフィルター掃除を挙げています。※参考:給湯機器の水抜き栓のお手入れ方法

水抜き栓のフィルターを掃除することによって、お湯が出るようになる可能性がありますが、場所が分からない場合は、給湯器メーカーに問い合わせてみるのが安心。

浴槽の循環アダプターの詰まりや故障

浴槽の中に取り付けられている丸い機械は、循環アダプターと呼ばれ、自動でお湯を沸かしたり、追い焚きをする時などに、ここからお湯を流し入れてくれます。

しかし、循環アダプターのフィルターが詰まると、お湯にならなくなったり、ぬるい水しか出なくなることがあるため、お風呂の浴槽だけお湯にならない場合は、循環アダプターのフィルターを掃除してみましょう。

フィルターの取り外し・取り付け方法は、メーカーごとに違う場合があるため、あなたのお家の給湯器メーカーに問い合わせてみるのがオススメです。

業者さんに点検してもらう

給湯器やガスメーターなどは、普段から触れる機会が少なく、設置されている場所も分からない場合もあると思います。

ガスや電気の事故が起きてしまう危険性もあるため、慣れていなければ怖くて触るのにも抵抗がありますよね…。

不安な場合は、専門知識のある業者さんにお願いすると安心です。

その場で簡単に直せる場合もあれば、精密機器が故障していて、あなた自身では直せない状態になっていることもあるので、機械に触るのが不安だったり、自信がない場合は、プロの知識と技術を持った専門業者さんにお願いしましょう。

給湯器の修理や交換…価格はいくら?

「給湯器が壊れているみたいだから、修理してもらわないと!」
「そろそろ給湯器を交換したいけど、価格ってどのくらい…?」

このように、お家の給湯器に修理や交換が必要になった場合、気になるのは給湯器の値段修理費用ですよね…。

どのくらいお金が掛かるものなのか、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

給湯器の修理費用の相場はいくら?

給湯器は、様々な部品によって作られているため、どの部品が故障したのかによって、修理費用も変わります。

修理する部分費用相場
給湯器本体燃焼部品修理約17,000~33,000円
電装部品修理約6,000~46,000円
安全装置修理約7,500~58,000円
水制御装置修理約10,000~35,000円
給湯器本体以外給湯器外部の配管・水漏れ修理約8,000~15,000円
リモコン交換約15,000~20,000円
※参考:給湯器.com※参考:給湯器交換の費用・相場
  

このように、6,000~60,000円近くと、部品によってかなりの幅があり、場合によっては修理よりも交換のほうがお得に済むこともあるんです。

給湯器の交換費用の相場はいくら?

給湯器の販売や工事を行なってくれる専門業者さんにお願いした場合、どのくらいのお金が掛かるのか、ガス給湯器を例に、費用相場を確認していきましょう。

給湯器本体+リモコンセット(お風呂場・キッチン)+工事費+消費税

エコジョーズ標準タイプ
追い焚き機能なし16号約66,000~90,000円
20号約68,000~94,000円
24号約82,000~104,000円
オート16号約145,000~200,000円約113,000~160,000円
20号約150,000~210,000円約114,000~170,000円
24号約155,000~220,000円約120,000~180,000円
フルオート16号約155,000~210,000円約124,000~170,000円
20号約160,000~220,000円約130,000~180,000円
24号約165,000~230,000円約138,000~190,000円
※参考:交換できるくん※参考:関東給湯器交換サービス

追い焚き機能や号数、エコジョーズにするかどうか…などによって、上記のように価格が変わります。

また、配管カバーや、据え置きタイプは台座など、必要な部品が別に必要な場合があるため、大体の相場として見てもらいたいです。

そもそも給湯器とは?機能や仕組みを改めて確認

給湯器の仕組み

あなたの暮らしに当たり前にある「お湯」ですが、給湯器がどのような仕組みでお湯を作り出しているのか、あまり考えたことがないかもしれません。

一般的によく使われている、ガス給湯器を例にして、給湯器の仕組みを一緒に見ていければと思います。

ガス給湯器といっても、お湯が作られるためには、次の3つが必要。

  • 水を温めるための「ガス」
  • 給湯器そのものを動かす「電気」
  • お湯の元となる「水」

水道管から通ってきた水を、給湯器内のガスバーナーで温めることによって、蛇口からお湯が出てきてくれるんです。

お家の外壁にくっついていたり、外壁の近くに置かれている給湯器の中で、ガスバーナーが火を付けているとは知らず、私もびっくりでした…。

電気給湯器は空気の熱でお湯を作る

ガスを使わない給湯器として、エコキュートなどがあります。

このような電気タイプの給湯器は、取り込んだ空気の熱を集めて、タンクに貯めた水を温めることで、お湯を作り出しているんです。

電気とガス、両方を効率よく使うハイブリッド型の給湯器もありますが、電気給湯器の機能を使う給湯器は、必ずお湯を貯めるタンクも必要。

そのため電気給湯器は、「ヒートポンプ」と呼ばれる、熱を作り出す室外機のような機械と、細長い貯湯タンクがセットになっています。

給湯器が持つ機能

あなたのお家でいつも使っている給湯器は、蛇口をひねってお湯を出したり、お風呂を沸かしたりといった機能があるかもしれませんが、給湯器の種類によっては、もっとたくさんの機能があるんです。

最新の給湯器にはどんな機能があるのか、私と一緒に確認していきましょう。

機能詳細
基本機能蛇口からお湯を出す
「給湯機能」
給湯器の基本となる、お湯を出すための機能。ガス給湯器はすぐにお湯が出ますが、電気給湯器はお湯が出るまで少し待つことになりやすいです。
お風呂の機能浴槽にお湯を張る
「お湯張り機能」
ボタンを押すだけで、事前に設定した水位までお風呂を沸かしてくれます。
温度を一定に保つ
「追いだき機能」
お風呂が沸いたあと、お湯の温度が下がらないよう自動で検知して、一定の温度に保つ機能。
水位を一定に保つ
「お湯足し機能」
お湯が設定水位よりも減ってしまっている場合は、自動でお湯を足してくれます。
リモコン機能お知らせ機能お風呂が沸いたことを知らせてくれる機能。キッチンのリモコンにもお知らせが届くため、すぐに気が付けます。
呼び出し機能
(インターホン)
お風呂場のリモコンから、キッチンのリモコンへ呼び出し音を鳴らすことが出来たり、インターホン機能があれば、お風呂場とキッチンで会話をすることもできます。
センサー機能家族がお風呂場に入っていたり、浴槽に浸かっている場合、キッチンのリモコンが点灯する機能。お年寄りを見守りたい時も安心です。
暖房機能床暖房フローリングなどの下に、パイプが入った温水マットを敷き、パイプを温水が通ることによって、足元からお部屋を暖めることができます。
浴室暖房乾燥機お風呂場に、給湯器を利用した暖房乾燥機を取り付けることができます。湯船の温かさと洗い場との温度差を減らしたり、乾燥機能でカビを防ぎ、洗濯物の部屋干しにも便利。
※メーカーによっては、この中の機能がない製品や、ここにない機能が備わっている製品もあります。

給湯器が設置してある場所

お家で毎日のようにお湯を使っていても、給湯器そのものを直接触る機会は、あまりないですよね。

そのため、お家のどこに給湯器があるのか、あなた自身しっかり把握していない場合もあると思います。

給湯器は、お家の外にあるのが一般的で、外壁近くに取り付けられていることがほとんどですが、次のうちどれかの方法で設置されているはずです。

設置方法詳細
壁掛け型目の高さの外壁に設置されているタイプ。一般的なガス給湯器はこの方法で設置されていることが多い。
据え置き型外壁に添うように、地面に設置されているタイプ。ブロック塀などの台座に乗せられている。
浴槽隣接型一見すると据え置き型に似ていますが、設置場所は浴槽のすぐ裏側の外壁。浴槽に排水口以外の穴が地面に設置されているタイプ。

設置場所が固定される浴槽隣接型に対して、壁掛け型や据え置き型は、浴槽の裏側にピッタリ付ける必要がないため、設置フリー型とも呼ばれます。

マンションやアパートの場合は、外壁に埋め込まれるようにして設置されていたり、給湯器の凍結が心配される寒い地域は、屋内にあることが多いです。

必要な機能は?給湯器の選び方

「そろそろ給湯器を新しくする時期かも…。」

たまにお湯が出なくなることが増えてきたり、使い始めてから10年近くになる場合は、このように新しい給湯器への交換を考え始めますよね。

しかし、給湯器といっても、機能によって様々な種類があるため、どれを選べばいいのか分からず混乱してしまう事も…。

あなたやご家族が納得できる給湯器を選ぶためにも、給湯器の機能ごとにどんな選択肢があるのか、実際に選ぶ時はどのように考えればいいのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

給湯器の燃料

給湯器の燃料は、下記の4つが挙げられ、一般的に多く使われているのは、ガスを燃料にした給湯器です。

  • ガス
  • 電気
  • ガス+電気
  • 石油

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ガス給湯器

ガスを燃料にしてお湯を沸かす給湯器で、多くのお家で使われているタイプです。

ただし、ガスだけあればいいという訳ではなく、給湯器そのものを動かすための電気も必要になります。

電気で動いている給湯器の中を水が通り、ガスで水を温めることによって、お湯が作られるんです。

少ないガスでお湯が沸く「エコジョーズ」

エコジョーズはガス給湯器の一種ですが、一般的なガス給湯器に比べて、少ない燃料(ガス)でお湯を沸かすことができるため、月々のガス代を削減することにも繋がり、環境にも優しいつくりです。

ただし、優れた機能を持っている分、一般的なガス給湯器よりも、本体価格が高くなってしまうというデメリットも。

電気給湯器

一般的には、エコキュートという名前で販売されており、電気だけでお湯を沸かすことができますが、電気で熱を発生させるというより、空気中の熱を集めて水を温めるので、水を温めるために電気を使うことになります。

電気代の安い深夜にお湯を沸かして、専用のタンクに溜めておき、そこからお湯を使うという仕組みになっているため、あなたがガス給湯器に慣れている場合は、とても変わった給湯器と感じますよね。

月々の光熱費を抑えることが出来たり、タンクに貯まったお湯は非常時にも使うことができて安心です。

しかし、蛇口をひねってからお湯になるまで、ガス給湯器よりも長く時間が掛かりやすいというデメリットもあります。

また、タンクのお湯が切れてしまった場合は、新しいお湯が沸くまでに長時間待つ必要があり、定期的にタンクの掃除も行うなど、管理が大変なところも。

ガス+電気のハイブリッド型

電気とガスの両方でお湯を沸かす機能を持っているのが、ハイブリッド型の給湯器。

エコキュートと同じように、専用のタンクにお湯を貯めておくタイプですが、電気タイプの給湯機能とガスタイプの給湯機能を、朝(お湯の使い始め)や夜(お湯の使い終わり)に応じて使い分けることによって、効率よくお湯を使うことができます。

石油給湯器

灯油などを燃料にする石油給湯器は、ガス給湯器に比べて燃料費が安く済むことが多いですが、灯油の価格変動によって違います。

また、電気給湯器と同じように、タンクに貯めた水を石油で温める「貯湯式」と、ガス給湯器のように、使う水だけを温めてすぐにお湯へ変える「直圧式」があり、灯油などのニオイが苦手な場合は補充する時も大変。

灯油の補充前にはタンクの空気を抜くなど、何かと手間が掛かってしまうため、ガス給湯器が一般化する中、あまり使われなくなってきています。

しかし、灯油代を節約できる石油給湯器として、エコフィールという製品も販売されているため、石油給湯器にこだわりたい場合はオススメです。

一度に出せるお湯の量(号数)

給湯器には「号数」という値があり、一度にお湯が出る量を表しています。

例えば、家族がキッチンでお湯を使っている時に、あなたがお風呂へ入ろうとしたら、お湯が出ない…。

給湯器の号数が、あなたとご家族の暮らしに合っていないと、このような事が起きてしまうんです。

一般的なお家で使われているのは、16号20号24号

それぞれのお湯が出る量は、次のような目安になっています。

号数お湯が出る量の目安
16号「お風呂のみ」「洗面所のみ」というように、お家の一か所でしか、一度にお湯を使うことが出来ません。
20号お風呂場のシャワーとキッチンで同時にお湯を使えますが、気温の低い冬場は水圧が弱くなることも。
24号お風呂場のシャワーとキッチンでお湯を使えるだけでなく、浴槽の追い焚きも同時にできます。
 

気温によって水温も変わるため、寒い時期は給湯器の中で冷たい水を温めるのに時間が掛かりやすく、一度に複数の箇所でお湯が使えても、号数が足りないと、20号のようにお湯の供給が間に合わず水圧が弱くなることも。

そのため、快適な暮らしのためには、あなたのお家に合った号数を選ぶことが大切。

  • 一人暮らしや、お家に一人でいることが多い場合・・・16号
  • お湯を同時に使うことが少ない2人暮らしなど・・・20号
  • 3人以上の家族で、料理中に別の家族が入浴する事が多い場合・・・24号

このような目安で、あなたの暮らしに合った号数の給湯器を選んでほしいです。

自動調節機能

多くの給湯器には、お風呂の湯船を自動で調節してくれる機能が付いていますが、次のように、大きく2つのタイプに分けられます。

機能オートフルオート
お湯張り機能
お風呂場やキッチンに設置されているリモコンのボタンを押すだけで、浴槽に自動で設定水位までお湯を沸かしてくれる。
追い焚き・保温機能
お風呂が沸いたあと、お湯の温度が下がってきても、検知して自動で追い焚きしてくれるため、温かい湯船を保つことが出来る。
足し湯機能×
設定した水位よりも浴槽のお湯が一定量少なくなると、自動でお湯を足してくれる。
自動洗浄機能×
お風呂のお湯を排水する時は、配管を自動で洗浄してくれる。

このように、オートに比べてフルオートの方が、足し湯や自動洗浄などの機能が加わっているため、お風呂を快適に使うことが出来るんです。

また、オートの場合は、残り湯を沸かし直すために自動お湯張り機能を使うと、浴槽から溢れてしまうなど、お湯の量が不安定。

私のお家はオートタイプの給湯器ですが、この現象を知らずに、残り湯がある状態でお風呂を沸かしたら、浴槽のフタを持ちあげるくらい、お湯を溢れさせてしまったことがあります…。

リモコン機能

給湯器のリモコンは、お湯を使う機会の多い、お風呂場キッチンに設置されることが多いですが、リモコンには呼び出しや見守り、スマホでの操作など、便利で安心できる機能もあります。

機能詳細
呼び出し機能
(インターホン)
お風呂場から、キッチン周辺にいる家族を呼んだり、話しかけたりすることができます。お風呂場から急いで知らせたいことがある時も、わざわざお風呂場から出たり、大きな声で呼ぶ必要もありません。
見守り機能お風呂場の出入りや水位の変化をセンサーが感知して、キッチンのリモコンが点灯し、お風呂場の様子を見守ることができます。子供やお年寄りが一人で入浴する時は、お互いが安心して過ごせる機能です。
スマホでの遠隔操作ノーリツの一部製品には、無線LANが付いているリモコンがあり、スマートフォンの専用アプリから給湯器を操作することができます。そのため、外出先からお風呂を沸かして帰宅時にすぐ入浴できたり、お家でも手元でお風呂を沸かすことができて便利です。

給湯器のメーカー

給湯器のメーカーはたくさんありますが、どんな機能の給湯器を使いたいかによっても、選ぶメーカーが変わってきます。

給湯器の燃料メーカー
エコキュート
(電気給湯器)
・パナソニック
・日立
・三菱電機
・東芝
・コロナ
・ダイキン
エコジョーズ
(省エネタイプのガス給湯器)
・ノーリツ
・リンナイ
・パロマ
・パーパス
エコフィール
(省エネタイプの石油給湯器)
・ノーリツ
・コロナ
ハイブリッド型
(電気+ガス)
・リンナイ(エコワン)
・ノーリツ(ユコアハイブリッド)
※2020年4月17日現在の情報

このように、電気給湯器のエコキュートは、家電メーカーがほとんどですが、それ以外は、ノーリツやリンナイが多く取り扱っています。

ただ、燃料や機能などを揃えて比較すれば、メーカーの間で大きな差はないため、あまりこだわりがなければ、今まで使っていた給湯器と同じメーカーで大丈夫。

「我が家はノーリツのガス給湯器だけど、エコキュートにしたいな…。」

このような場合は、ノーリツではエコキュートを取り扱っていないため、メーカーを変える必要があります。※2020年4月17日現在の情報となります。

あなたの暮らしに合った給湯器を選ぶ

給湯器には、あなたとご家族の暮らしを快適にする様々な機能がありますが、大切なのは、「本当に必要な機能」をよく考えることです。

例えば、号数を選ぶ時…

現在 父・母・娘の3人暮らし…余裕をもって24号にしようかな
→来年には子供が結婚して家を出ていく予定
20号でもいいかも?

例えば、リモコンを選ぶ時…

祖母・父・母の3人暮らし…リモコンはシンプルな機能だけでいいかな
→祖母を一人にすると事故が起きないか心配
インターホン見守りセンサー機能があると安心かも?

現在の家族の状況だけで給湯器を選ぶのではなく、この先の暮らしもじっくり考えておくと、後悔のない給湯器選びができます。

給湯器の修理・交換ができる業者さんの選び方

あなたのお家で突然お湯が出なくなってしまったり、そろそろ給湯器を交換したいと考えている場合、工事をしてくれる業者さんは、どのように選べばいいのか分からないですよね。

給湯器の工事ができる業者さんは、次の4つが挙げられます。

  • 給湯器の製造メーカーさん
  • ガス会社さん
  • リフォーム業者さん
  • 給湯器の販売業者さん

給湯器の工事をしてくれる業者さんについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

給湯器メーカーさんやガス会社さん

給湯器のメーカーさんやガス会社さんの方が、安心してお願いできると思うかもしれませんが、ほとんどの場合、各地の施工店に修理・交換を委託しています。※委託…本来はメーカーやガス会社が行なう仕事を、別の会社にお願いして行なってもらう事。

そのため、次のようなデメリットが発生してしまうんです。

  • 中間マージン(仲介料)によって、費用が高くなる
  • 委託業者は臨機応変に価格を変更できない

あなたが給湯器のメーカーやガス会社へ、修理・交換をお願いしても、実際に対応するのは、メーカーやガス会社が契約している施工店。

会社をまたいで工事を行なうため、仲介料が発生してしまい、その分お金が掛かってしまうんです。

また、工事をしてくれる施工店さんは、メーカーやガス会社から指定された料金や内容で対応するため、値引きやサービスなどもない事がほとんど。

地元のリフォーム業者さんや給湯器の販売業者さん

地元のリフォーム業者さんや、給湯器の販売業者さんは、間に別の会社を挟まず直接工事に対応してくれるため、余計なお金が掛かりません。

また、給湯器の修理や交換には、出張費点検費が必ず掛かるもので、約2,000~5,000円が相場となっています。

お湯が出なくて、給湯器のメーカーさんやガス会社さんに見てもらうと、次のような問題が起きることも。

お湯が出ないから、給湯器のメーカーへ連絡したら、委託業者が来て点検してくれた
→点検の結果、修理が出来ず交換するしかない状態
→交換するなら給湯器の販売業者さんにお願いしたい…
→委託業者への、出張費と点検費2,000~5,000円は結局支払わなければいけない

地元のリフォーム業者さんや給湯器の販売業者さんでも、出張費や点検費は掛かりますが、その業者さんだけで済むなら、合計金額を抑えることにも繋がります。

給湯器を使い始めてから何年経つのか

メーカーさんやガス会社さんに、修理・交換をお願いするのは、保証期間内の故障や、取り付けてから数年であれば、良いかもしれません。

しかし、給湯器の寿命は約10年となるため、あなたのお家の給湯器が、使い始めてから10年近くになるようであれば、修理よりも交換の方が安く済む可能性もあります。

修理費用は、部品によっては数万円も掛かることがあり、さらに10年を迎えていれば、部品の生産が終了していて交換しか選択肢がないことも…。

そのため、給湯器を設置してから10年前後経っていて、交換工事も検討している場合は、最初から地元のリフォーム業者さんや、給湯器の販売業者さんに工事をお願いすると、安い価格で給湯器を新調できる可能性が高いんです。

地元で給湯器の業者さんを選ぶ時の注意

地元のリフォーム業者さんや、給湯器の販売業者さんに、給湯器の工事をお願いする場合は、次のことに注意して業者選びを行なってほしいです。

資格を持っているか確認する

給湯器は、ガスや水道の配管と繋がっているため、知識や技術がなければ大きな事故が起きてしまうことも…。

そのため、給湯器の工事には、次のような資格が必要です。

資格詳細
液化石油ガス設備士プロパンガス(LPガス)といった、液化石油ガスの工事をする人は、必ず持っていなければいけない国家資格です。
ガス可とう管接続工事監督者給湯器の配管などを接続するための資格で、都市ガスのガス器具を交換する時も必要になります。
ガス機器設置スペシャリスト
(GSS)
様々な機関によって成り立っており、3日間の講習や試験があります。ただし、スペシャリストと言っても、どんな給湯器の工事もできるわけではなく、液化石油ガス設備士などの国家資格がなければできない工事もあるため、注意が必要です。
ガス消費機器設置工事監督者ガスふろがまなど、瞬間湯沸かし器の工事を行う場合は、「ガス消費機器設置工事監督者」の資格を持っている人が作業するか、監督をする必要があります。
簡易内管施工士簡単な都市ガスの配管工事に必要な資格で、東京ガスなどの登録店として契約する時にも必要です。
TES工事士東京ガスによる、床暖房システムの工事を行う時に必要な資格。温水床暖房の機能がある給湯器の工事を行なう場合は、この資格も確認しておくと安心です。
給水装置工事主任技術者給水工事に必要となる資格で、水道法の国家資格となっています。給湯器の工事では必須というわけではありませんが、持っていると安心です。

このように、あなたのお家で使っているガスの種類や、給湯器の種類によって、必要な資格が変わってくるので、業者選びでは資格に注目してほしいです。

施工事例や口コミを確認

地元のリフォーム業者さんや、給湯器の販売業者さんを選ぶ時は、給湯器の施工事例や、お客様からの感想が、ホームページに掲載されているかどうかを確認してみてほしいです。

「10,000件の実績!」とだけ書かれていても、実際にそれだけ施工したのかどうか分からなければ、信用しにくいですよね。

  • 施工事例
  • 施工風景や流れ
  • お客様からの感想や口コミ
  • ブログ
  • 代表や職人さんの写真

これらがきちんと掲載されていたり、最近までしっかり更新されている業者さんは、日々、お客様のお家へ施工に行って、口コミで評判が広まるため、自然と施工事例も増えていくはず。

忙しいあまり、逆にホームページを更新できていない業者さんもあると思いますが、上記の5点を中心に、口コミなどをじっくり見て、優良業者さんかどうかを見極めてほしいです。

給湯器の交換と外壁塗装は同時に行うのがオススメ

給湯器の修理や交換でオススメな業者さんに、地元のリフォーム業者さんがありますが、給湯器の工事だけでなく、お家の外壁塗装にも対応してくれるリフォーム業者さんもあります。

外壁塗装とは、外壁の傷みを補修したり、特殊なペンキで塗り替えて保護するメンテナンスのことです。

お家をキレイな状態に保つだけでなく、色つやを変えてイメージチェンジしたり、ひび割れや剥がれといった外壁の劣化や、雨漏りなどを防ぐためにも欠かせない工事。

実は、外壁塗装を行う時期の目安は、お家を建ててから約10年で、給湯器の寿命とも言える年数と、同じくらいの時期。

また、壁掛け型の給湯器は外壁に設置されていたり、据え置きタイプも外壁のそばに置くため、給湯器と外壁は意外と深い関係なんです。

無理に同時に行う必要はありませんが、あなたのお家が10年以上経っており、外壁塗装も給湯器の交換もしていない場合は、出張費なども一回分で済むため、一緒に工事してしまうのがオススメです。

壁掛け型の給湯器と外壁塗装

あなたのお家の給湯器が壁掛け型の場合、一度取り外さなければ、給湯器の裏側の外壁を塗装することはできません。

給湯器の裏側は、紫外線が当たらず傷みにくいため、無理に塗装しなくても大丈夫ですが、もし外壁塗装後に給湯器を交換する場合、給湯器のサイズが違うと、塗っていない部分の外壁が見えるようになってしまうことも…。

また、給湯器の取付けは資格が必要になるため、給湯器を外壁から一旦取り外して塗装する場合、専門の資格を持つ人が必要になります。

外壁塗装をお願いした業者さんに、給湯器の資格を持つ職人さんがいない場合は、ガス屋さんなどを手配する必要があるため、中間マージンが発生して余計なお金を支払うことになるんです。

そのため、きちんと資格を持ち、給湯器の交換・外壁塗装の両方に対応できる、地元のリフォーム業者さんにお願いすれば、スムーズに工事を進めることができます。

このページを見てくれたあなたへ。

ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。

給湯器の寿命について確認してきましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。

あなたのお家で突然お湯が出なくなったり、給湯器の交換を考えていても、どの業者さんにお願いすればいいのか分からず、不安になりますよね。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下のリフォームに関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。

お家のメンテナンスでお悩み中のあなたへ

給湯器の調子が悪くなってきて、交換工事を考えると、どんな業者さんにお願いすればいいのか分からず、先へ進めなくなってしまうかもしれません。

ガスや電気を取り扱う工事でもあるため、不適切な工事をされてしまうのは怖いですよね…。

私たち外壁塗装コンシェルジュは、お家のリフォームのことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。

ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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