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発見!外壁の防水塗装と雨漏りの関係性

外壁塗装にも防水塗装が必要なこと、さらに防水塗装をする場合はどんな塗料・方法が良いのかがわかります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー:古賀(こが)

「防水塗装ってベランダとか屋根にするんじゃないの?」
「外壁にも防水の効果を付けたいんだけどどうしたらいいのかな…」

結論から言えば、外壁にも防水性を含む塗料を塗装する必要はあります。

塗装業者によっては、「外壁からなんて雨漏りしない」「防水塗装をするなんてムダだ」と言う業者もいます。しかし、外壁にヒビ割れが発生し、そのヒビが深いものだったら確実に水が屋内に侵入してきます。

雨が少ない地域ならそこまで問題にはならないですが、雨が多い地域は別。地域に合わせた塗装が必要なので、雨が多い地域では防水性を持つ塗料での塗装も考えなくてはいけません。

1.防水塗装が必要な地域ってあるの?

外壁の防水塗装と雨漏りの関係性

まず、あなたの住いが、防水塗装が必要な雨の多い地域かそうでないかを知る必要があります。全国で計測された年間降水量のTOP10が以下になります。

地域年間降水量年間降水量ランキング
高知県3.659mm1位
鹿児島県2.834mm2位
宮崎県2.732mm3位
石川県2.635mm4位
沖縄県2.585mm5位
富山県2.535mm6位
徳島県2.534mm7位
福井県2.464mm8位
静岡県2.374mm9位
佐賀県2.253mm10位
全国平均1.757mm
※【出展】都道府県格付研究所:年間降水量 2014年版

このように、雨が特に多い県は高知県になっていますが、全国でも年間1.757mm雨が降っているので、どの地域でも防水塗装する必要性があると言えます。

2.防水塗装は外壁からの雨漏りを防ぐ

外壁にヒビがあると、雨漏りする恐れがあります。しかし、外壁のどんなヒビであっても雨漏りが発生するわけではありません。

では、どんな外壁の状態であると雨漏りが発生するのか詳しく見ていきましょう。

どんな外壁の状態が雨漏りを引き起こす?

外壁の雨漏りがどんな状態の場合に雨漏りが起こるのか。それは、ヒビ割れがある場合です。

ヒビ割れと言っても軽度から重度のヒビ割れまで存在しています。まずは、ヒビ割れの種類を以下の表を確認していきましょう。

ヒビ割れ名危険度内容
ヘアークラック軽度文字通り、髪の毛くらいの厚さのヒビ割れになります。外壁塗装をすると塗膜が形成されますが、この塗膜に対してヒビ割れが起きている状態なので、軽度のヒビ割れになります。
乾燥クラック軽度モルタルによって外壁が塗られている場合、乾燥によって水分の蒸発が起こり収縮する特徴があるため、ヒビ割れが起こりやすいです。この状態のまま外壁塗装をすると塗膜にヒビ割れができやすくなります。
構造クラック重度建物自体の構造的な欠陥や凍害など、建物の構造自体に歪みが起きて起こるヒビ割れです。このままの状態だと雨水などがとても入ってきやすいため、建物の腐食が進んでしまいます。

危険度が軽度のヘアークラックや乾燥クラックであったとしても、雨漏りの原因になる目安であるヒビの大きさ(幅)が1mm以上ある場合は、雨漏りの発生が起きやすくなります。

この1mm以上というのは、ちょうど名刺がすっぽりと入るくらいの幅で、雨漏りになる可能性があります。

しかし、1mm以上のヒビであっても、雨漏りに直結するわけではありません。外壁の内側には、通常は防水シートが入っていて、ヒビから水が外壁の中に入ったとしても、防水シートによって家の中まで入ってくることはありません。

外壁のヒビを放置することが危険

ヒビを長期間放置すると、防水シートが雨水にさらされ続け、いずれは腐食によって破けて、家の中に水が浸入する恐れがあります。そうならないためにも、外壁に1mm以上のヒビを見つけたら補修を検討しましょう。

その際、単純にコーキングでヒビを埋めるだけでは、ヒビを抑える効果も低く見栄えも悪くなってしまいます。そこで、ヒビの部分をカットし、1cmほど開いてからコーキングを詰めます。手間はかかりますが、見た目の仕上がり、ヒビを抑える効果を考えれば非常に重要なポイントです。

キレイなコーキングにするには? キレイなコーキングにするには、優良業者にしてもらうのが一番確実です。詰めるだけは誰でもできますが、コーキングの詰め方・量に関しては、やはり業者の方が知識を持っているのでキレイに仕上げてくれます。

ヒビ割れの補修費用相場

ヒビ割れはあなた自身でも補修作業できますが、ヒビ割れの度合いや詳細な症状の判断には、やはり専門家の力を借りないと確認できません。

あなた自身・専門家でヒビ割れの補修を行った場合の費用相場が以下になります。

あなた自身で補修4千円〜1万円前後※ホームセンターなどで道具を揃える費用
塗装業者に依頼して補修60万〜100円前後(約30坪2階立て)

自分でやれば確かに安いけど… 安さだけを考えるのであればあなた自身でするのが一番安くできます。しかし、見栄えやヒビ割れ症状の危険度の診断などを考えると、やはり優良業者にやってもらうのが一番です。また、雨漏りがすでに発生している場合は、知識が無い人がやってしまうと直らなくなってしまうこともあるので、確実に直してくれる優良業者に頼む方がいいでしょう。

ヒビ割れが起きやすい外壁は?

そもそも、外壁の種類によってヒビの発生頻度は異なります。たとえば、最近の住宅でよく使われるサイディング外壁は、ほとんどヒビが発生しません。しかしモルタル外壁は、ヒビが発生しやすい傾向があります。※窯業サイディングの場合、「凍害」といった症状が発生し、割れることがあるので注意が必要です。

ヒビ割れが起きやすいモルタル外壁

モルタルとは、セメントと砂を混ぜ合わせたもので、戦後から外壁材として使用されてきました。しかし、乾燥などによってヒビが発生しやすいというデメリットがあり、モルタルの性質であるため仕方のない部分です。

そして、ヒビから雨漏りが発生する理由の多くはモルタル外壁によるもの。

家の外壁は太陽の日差しや雨風にさらされ、劣化を免れることができませんが、外壁塗装の劣化が進めば、建物に雨漏りの原因となるヒビ割れが起きやすくなります。

モルタル外壁には弾性塗料で防水塗装

モルタル外壁の防水塗装には「弾性塗料」が使われます。この弾性塗料は、伸び縮みする性質があり、ヒビが発生したとしても弾性のおかげで割れずにヒビが入らない特徴があります。

それでは、次に弾性塗料について詳しく見てみましょう。

3.防水塗装ができる弾性塗料とは?

外壁のヒビ割れは、弾性塗料を使用して補修します。弾性塗料とは、塗膜の厚さが通常の塗料の10倍あり、ゴムのように伸びる性質がある素材です。

万が一、外壁の下地にヒビが入っても、弾性塗料の伸縮性によって、細かなヒビであれば表面に出ることはありません。弾性塗料は、主にモルタルやコンクリートのような、ヒビの入りやすい外壁の防水塗装に使用されます。

弾性塗料の効果がある外壁材

弾性塗料はゴムの性質がある特殊な塗料になりますが、塗装しても効果が出る出ない外壁材が存在しています。

外壁材効果
モルタル
コンクリート
ALCボード
サイディング×
○:効果あり △:あまり効果なし ×:効果なし
サイディングに弾性塗料は合わないの?

弾性塗料は、主にモルタル外壁のヒビ割れ補修に使用されます。モルタル外壁は、乾燥収縮によってヒビ割れが起こりやすいため、弾性塗料を使うと小さなヒビを表に出さないといった効果があります。

しかし近年では、モルタル外壁は地震などにも弱いため、サイディングボードなどのほかの外壁材を使うことが増えています。

中でもサイディングは、多くの新築の建物に採用されている素材です。モルタル外壁に比べて丈夫なので、ヒビが入ることはほとんどありませんが、経年劣化により補修が必要になります。補修方法には、サイディングボードを張り替えと塗装する方法があります。

サイディングボードに上から塗装する場合は注意が必要です。サイディングボードの補修には、一般的に弾性塗料は使用しないのですが、なぜ防水性や耐久性に優れている弾性塗料を使用しないのでしょうか?

その理由は大きく2つあります。

1.熱がこもりやすく、膨れの原因になる

サイディングボードには断熱材などが入っているため、日差しがきつくなる夏場には表面温度が80度近くになることがあります。この熱によって弾性塗料の塗膜がぷっくりと膨らんでくることがあり、見た目が悪いため弾性塗料の使用を避けます。

2.サイディングの割れには、弾性塗料では対応できない

弾性塗料では、サイディングの劣化の動きに対応できません。特にシーリング部分は、劣化が目立ち、ヒビ割れてしまうと弾性塗料まで劣化して膨らんでしまうのです。

このような理由から、サイディングの補修には弾性塗料は使用しません。

弾性塗料と一般の塗料の違いは?

弾性塗料と一般的な塗料の最大の違いは、塗料の伸び率が高いか低いかになります。一般の塗料と弾性塗料の違いを表にしました。

塗料の種類特徴
硬質塗料一般的に使われる塗料。
微弾性塗料硬質塗料と微弾性塗料の間の特性を持つ塗料です。伸び率は約50%~100%
弾性塗料伸び率が120%以上の塗料

弾性機能がある塗料はどんなものがある?

弾性機能がある塗料は各メーカーで出されています。

メーカー塗料名
日本ペイントDANシリコンセラ
関西ペイントシリコンテックス
SK化研セラミクリーン
アステックペイントピュアアクリル塗料のEC-100PCM・EC-5000PCM・EC-5000PCM-IR

弾性塗料の2つの性質

塗料の性質特徴
水性塗料臭いがほとんどしない
油性塗料耐久性に優れ、雨水にも強い

弾性塗料は、上記のように2種類に分けることができます。外壁の補修には、防水性や耐久性を考えると油性塗料がオススメです。

油性塗料にも、そのまま使用できる1液型と硬化剤と混ぜて使用する2液型があります。ほとんどの弾性塗料が2液型で、1液型に比べて価格が高い傾向がありますが、耐久性や密着性・仕上がりは優れています。

また、弾性塗料を使用する場合、複層弾性工法、単層弾性工法、微弾性工法の3つの工法があります。

弾性塗料の塗装工法

1.複層弾性工法

下塗り(シーラー)、高弾性中塗り2回、上塗り2回の計5回の工程を行います。
塗り重ねることで塗膜が厚くなり、防水性が高くなります。また弾力性があるため、約8~10年ほど効果が持続します。

2.単層弾性工法

下塗り(シーラー)、上塗り2回の3工程で行う工法です。
ヒビ割れの発生を抑えることができますが、複層弾性工法に比べると弾力性・防水性は劣ります。

3.微弾性工法

下塗り(微弾性フィラー)、上塗り2回の3工程で仕上げます。
下塗りに使われる「微弾性フィラー」は厚みがあるため、下地の細かいヒビ割れ程度であれば埋めることも可能です。しかし、密着性はシーラーに比べて悪く、耐久性も複層弾性工法に比べると低い傾向にあります。

3つの工法のうち、最も優れた工法は「複層弾性工法」ですが、コンクリートの下地に適している工法の為、一般的な住宅ではあまり選ばれることはありません。

4.防水塗装は次に外壁塗装をするまでの事を考えた結果

ヒビ割れが起きたからといって、すぐに外壁塗装をすることができないのが現状です。しかし、もとから防水塗装をしてあるならば、万が一ヒビ割れが起こったとしてもすぐに慌てる必要がなくなります。

外壁塗装は約10年周期で行われ、費用は約30坪の一戸建てだと60~100万円前後といった金額になるので、カンタンに塗り替えることはできません。

その為、ヒビ割れや何か障害が起こることを考えた上で塗装をする必要があります。

ヒビ割れは外壁に最も起きやすい症状の一つ、だからこそ防水塗装をするといったことも選択肢に入れるという考え方が好ましいです。

最後に…

ここまで読んでいただきありがとうございます。

外壁は環境や年数によって劣化し、耐久性が徐々に落ちていきます。

はじめは小さなヒビでも、徐々に大きくなっていくこともあります。大きなヒビになったからと言って、すぐに雨漏りするわけではありませんが、放っておくと雨水や汚れなどが外壁の内側に入り、内部の腐食の原因となります。

そのため、なるべく早く外壁防水塗装によって、補修するのが賢明です。こまめな外壁塗装の塗り直しを行うことができれば、費用も安く、工事の期間も少なく済みます。

防水塗装と雨漏りの関係性についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?どんな小さなことからでもご相談を無料できるので、お気軽に以下の防水塗装のご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。
あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

かべぬりコンさん防水塗装が初めてで不安…

誰だって初めてのことには不安を覚えるもの。

私たちのような中立の立場である無料サービスを活用いただき、アドバイス・サポートで安心できる外壁と屋根の、塗装をお手伝いできればと思っています。外壁塗装コンシェルジュとは

失敗しない屋根修理の業者選びから、見積もり金額の適正診断など、全て無料で承らせていただいているので、お気軽に連絡をいただければ嬉しいです。

「防水塗装の相談がしたい」とお伝えください。

コンシェルジュ
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