屋根塗装であまり知られていない、火災保険で屋根塗装が無料になるかもしれないこと。また、どういう症状が無料になるのかも知ることで、費用を抑える屋根塗装ができます。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
「屋根塗装をしたいけどお金かかるの嫌だな…」
「今年の出費は抑えたいからなんとか費用を抑えたい…」
屋根塗装を考えている方の悩みで、特に多いのがお金に関する悩みです。
しかし、火災保険に入っている方はお悩みが解消される場合があります。
火災保険で屋根塗装のお金の悩みが解消される仕組みを見ていきましょう。
火災保険を適用して屋根塗装・修理を考えている方は、工事の無料相談を承っているのでお気軽にご相談ください。
- 目次
- 屋根塗装は火災保険で無料になる?
- 火災保険が適用される症状
- 申請できる期限は?
- 屋根塗装で火災保険を利用するための手順や必要書類とは?
- 火災保険を利用する際の注意点もチェックしよう
- 屋根に不安を感じているあなたへ
屋根塗装の相談、または、火災保険を使って修理を考えている場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「屋根塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
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屋根塗装は火災保険で無料になる?
屋根塗装の工事にかかる費用は、30坪の住宅でシリコン塗料を使用した場合、54万円前後となります。
塗装工事にかかる高い費用を、火災保険で無料にすることは可能なのでしょうか。
結論から言うと、屋根塗装だけの工事に火災保険は適用されません。
火災保険とは、建物(戸建て・マンション・ビルなど)や建物内にある家具などを災害時に補償してくれる保険です。
たとえば、台風で物が飛んできて屋根に穴があいたり、雹(ひょう)で屋根材が破損して雨漏りしたりする場合に適用されます。
屋根に関しては、『建物』に属しているため、基本的には火災保険の補償対象です。
ただし、実際に補償されている工事は、屋根の葺き替え工事や板金工事などのほとんどが損害補修となっています。
火災保険は、破損箇所の修理や元の状態に戻すための工事が対象となるため、メンテナンスを目的とした塗装は適用外となるので、注意しましょう。
屋根塗装だけでは、災害によってできた破損を修復することは難しいのです。
ただし、屋根修理の付属工事として塗装が実施されれば、工事代が無料になる場合もあります。
また、塗装費用が火災保険で適用されない場合でも、屋根修理と同時に行うことで、足場代を浮かせることが可能となるのです。
一般的な屋根塗装の工事費用は、30坪の住宅でシリコン塗料を使う場合54万円前後となり、そのうち足場代が約60,000円となります。
足場代を削減できることは、大きな節約につながるでしょう。
その他の内訳は、屋根洗浄にに約16,000円、塗装作業に約40万円、下地調整に約20,000円、スレート屋根の縁切り作業に約20,000~50,000円、残りは諸経費などとなります。
屋根塗装も視野に入れている場合は、一緒に検討してみるのがおすすめです。
それでは、火災保険とは何に対して補償してくれるのかくわしく見てみましょう。
- 火災
- 落雷
- 破裂・爆発
- 風災・雹災(ひょうさい)・雪災
- 水災
上記のような、主に自然災害の被害があった場合に補償してくれます。
一つ覚えておいてほしいのが、火災保険内の全ての自然災害ではなく、『風災』が屋根被害の補償にあたるという点です。
火災保険は以下のような商品が販売されています。
- 損保ジャパン日本興亜 THE すまいの保険
- あいあいニッセイ同和損保 タフ・住まいの保険
- AIU保険 スイートホームプロテクション(ホームライフ総合保険)
- 三井住友海上 GK すまいの保険
- 楽天損保 ホームアシスト
上記以外にも、さまざまな火災保険会社があるので、調べてみましょう。
このように、屋根修理の一部であれば塗装工事に火災保険を利用できる場合もあります。
ただし、塗装工事だけの場合は適用外となることが多いので覚えておきましょう。
それでは、屋根塗装で火災保険が適用されやすい症状を見ていきます。
屋根塗装で火災保険が適用されやすい症状
- 台風によって、屋根瓦が壊れて雨漏りが発生した
- 台風のあと屋根をみたら、瓦がずれていた
- 強風で、屋根材が飛んでいってしまった
- 豪雨によって雨漏りが発生した
- 竜巻の影響で物が飛んできて、屋根が壊れてしまった
- 雹(ひょう)が降って、屋根が壊れてしまった
風災として認められる可能性が高い症状の一例です。
破損箇所の修理と同時に塗装も必要と判断されれば、火災保険が適用される可能性も出てくるでしょう。
上記で当てはまる症状がない場合でも安心してください。
適用される症状は小さい破損から大きな損害まで、さまざまです。
さらに適用するかどうかを判断するのは、専門知識を持った火災保険会社が派遣する調査員になります。
そのため、あなた自身の判断で諦めるのではなく、一度火災保険会社に連絡をして、診断してもらうのがよいでしょう。
風災として認められないのはどんな症状?
あらゆる症状が風災として認められるわけではありません。
- 経年劣化による屋根の破損
- 新築時から雨漏りがあった
- 太陽光パネルを屋根に付けたら雨漏りがするようになった
上記の症状は風害を受ける前から破損があったり、あなた自身で屋根塗装や何かを取り付けたりして、雨漏りが発生した場合です。
このように故意にされた損害に関しては、風災には当てはまらず保険は適用されません。
しかし、経年劣化の症状と思っていても、実際には風災に当てはまる場合も多いのです。
経年劣化とあきらめず、火災保険会社に連絡して、診断してもらうとよいでしょう。
屋根塗装で火災保険を申請できる期限は?
風災の申請ができるのは、被害を受けてから3年間です。
しかし、被害が発生してから時間が経って申請すると、実際の被害状況がわかりづらくなってしまいます。
そのため、火災保険が受けにくくなってしまう可能性があるのです。
一方で、台風は毎年くるので、実質期限なく申請できるとも言えます。
大切なのは、被害に気付いたらできるだけ早く保険会社に連絡することです。
火災保険を上手に活用して、賢く屋根塗装をしましょう。
火災保険が適用できるかできないかを判断する人はだれですか?
火災保険の適用を判断する人は、家主・保険会社の人・塗装業者でもありません。
保険会社が委託する日本損害保険協会の鑑定資格を持った損害保険登録鑑定人です。
そのため、あなた自身の判断で保険適用を諦めるのではなく、必ず一度調査員に依頼して、診断してもらう事をおすすめします。
屋根塗装で火災保険を利用するための手順や必要書類とは?
屋根塗装で火災保険を利用するためには、工事の一部だと認めてもらうことが必要です。
そのためには、まず破損箇所に火災保険が適用されることが前提となります。
火災保険はいざという時の保険なので、手続きには慣れておらず、やり方に不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、一見難しそうにみえて意外と集める書類も少なく、手順もシンプルなのです。
手続きをスムーズに行うためにも、火災保険の申請に必要となる書類と手順を一緒に確認していきましょう。
火災保険の申請に必要となる書類
火災保険に必要な書類は、主に「保険金請求書」「事故内容報告書」「修理の見積書」「破損箇所の写真」の4つとなります。
保険金請求書 | 保険金請求書は、名前や住所、電話番号などの基本情報を記載する書類です。 振込先口座番号の記入も必要となります。 |
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事故内容報告書 | 事故内容報告書は、破損の状態や原因、被害が起きた日にちなどを保険会社に説明する書類です。 屋根のどのあたりが被災しているかを書き出すようにしましょう。 |
修理の見積書 | 修理の見積書は、専門業者に依頼して作成してもらいます。 修理内容の詳細だけでなく、材料費や人件費などを含めた実際にかかる工事費用の明細が必要です。 |
破損箇所の写真 | これは修理が必要となる破損箇所の写真を指します。 業者に写真を撮ってもらうように依頼しましょう。 |
場合によっては、印鑑証明書や罹災証明書が必要となる可能性もあります。
罹災証明書とは、被災した際に住宅が受けた被害の程度を市区町村が認定する証明書です。
火災保険の申請方法
それでは、火災保険の手続きの手順を紹介していきます。
なお、火災保険の申請は、必ず加入者本人が行わなければなりません。
保険会社によっては、申請方法が異なる場合もあるので、確認してみましょう。
1.保険会社に連絡をする | 保険会社に連絡をして、必要書類を請求します。 保険会社の連絡先は、保険証書や契約のしおりに記載されているので、確認してみましょう。 |
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2.必要書類を記入する | 保険会社から書類が届いたら、「保険金請求書」と「事故内容報告書」に記入をしていきます。 「事故内容報告書」は、損害の状態や原因などを記載する必要があるので、見積書作成後に記入するとよいでしょう。 |
3.見積書を用意する | 専門業者に見積書の作成を依頼します。 同時に火災保険の申請に必要となる破損箇所の写真も撮ってもらいましょう。見積書が完成された際には、修理費用が免責金額の20万円を超えているかどうかを確認する必要があります。 免責金額の20万円を下回るようであれば、補償対象外となってしまう可能性があるので注意しましょう。 |
4.保険会社に必要書類を送付する | 「保険金請求書」「事故内容報告書」「工事の見積書」「破損箇所の写真」の4つが揃ったら、保険会社に申請しましょう。 |
5.鑑定人の調査 | 書類の提出が完了したら、実際に鑑定人が破損箇所や見積書の金額が妥当かどうかを確認しに訪れます。調査には、見積書を作成した専門業者のサポートを依頼するのがおすすめです。 調査結果と作成した申請書をもとに精査され、保険金の対象かどうか、支払われる保険金額が決定します。 |
6.保険金の入金 | 保険金が決定したら、提示された金額で同意するかどうかを決めます。 金額を承認した場合、契約者の口座に保険金が振り込まれて完了です。 基本的には、申請手続きを開始して約1ヶ月後に保険金が振り込まれます。 |
火災保険を利用する際の注意点もチェックしよう
火災保険の申請をする際に注意するべきポイントを2つ紹介していきます。
屋根塗装や修理の工事は、専門的な知識が必要となり、素人にはわからないことがほとんどです。
お金も絡んでくるため、トラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。
火災保険をスムーズに申請するためにも下記でポイントをチェックしておきましょう。
火災保険を利用した悪徳業者に注意
「火災保険を利用すれば、自己負担がかからない」と言ってはじめの段階で契約を結ぼうとする、悪徳業者による火災保険を利用した詐欺によるトラブルが多発しています。
火災保険の知識が乏しいと、詐欺に気づくことは難しいため、業者にすすめられるまま契約してしまう方も多いのです。
結果、保険金がおりずに自己負担になってしまったり、解約金として50%を請求されたりするケースが起きています。
火災保険は、鑑定人によって行われる調査と審査が済んでから、保険金の適用が確定するのです。
そのため、見積書を作成する段階では無料になるかわからないことを覚えておきましょう。
業者と契約を結ぶ前には必ず火災保険会社に連絡をすることが大切です。
火災保険の申請は自分で行う
近年では、保険金請求代行業者といって火災保険の申請を代わりに行う業者も増えています。
中には、火災保険の申請代行を行い、おりた保険金から多額の手数料をとろうとする悪徳業者も存在しているのです。
保険会社の規定でも申請代行は認められておりません。
火災保険の手続きは特別難しい作業ではないため、自分で申請することが十分可能です。
業者に頼めば、代行費用が請求されて工事費用も高くなってしまうでしょう。
トラブルを避けるためにも、保険金請求の申請は自分で行うことをおすすめします。
屋根に不安を感じているあなたへ
ここまで読んでいただきありがとうございます。屋根塗装への火災保険の適用についてお話してきましたが、分かりづらいところや、もっと聞きたいと思ったところはありませんか?
火災保険で屋根塗装の費用を無料にするためには、付属工事として行われる必要があることを覚えておきましょう。
一人で悩まず、お気軽に以下の火災保険を利用しての塗装・修理の無料相談フォーム・お電話からご相談ください。
あなたにとって、屋根塗装の不安が解決できる情報になれば嬉しいです。
- 屋根塗装に失敗しないための5ステップ
- 【STEP1】屋根塗装の相場
- 【STEP2】屋根塗装に最適な季節
- 【STEP3】屋根塗装が必要な時期
- 【STEP4】屋根塗装の流れ
- 【STEP5】屋根塗装は火災保険の保険料を使える
火災保険を活用するには誰に頼めばいいの?
火災保険を上手く活用できれば出費を抑える事ができますが、悪徳業者も多いので業者選びが心配ですよね。
また、申請を通すのにも、保険会社が納得できる資料提出が欠かせないため、優良業者さんを選んで欲しいです。
私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。
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