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【屋根】20年間メンテナンス不要?カバー工法の費用と特徴

  • 更新 | 2014.12.12 公開
  • 屋根(29)

屋根リフォームであるカバー工法の費用・特徴・メリット・デメリットが分かる為、あなたが屋根リフォームをする際にどの工法を選べばいいのか判断基準が作れるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ:建物工事のアドバイザー伊藤(いとう)

屋根の汚れ・コケなどが目立ってくると、「何かした方がいいの?」と不安になり、普段見えない部分だからこそ、悩みも大きくなると思います…。

築10年前後経っているのであれば、様々な劣化がお家に出てくる時期なので、屋根のリフォームを考えるタイミングかもしれません。

また、屋根リフォームにはカバー工法・葺き替え・塗装の3つの工法があり、どれを選べばいいのかも悩みどころ。

今回は、カバー工法を詳しく知ってもらいたいので、他の工法と比較しながら、私と一緒に必要な情報を見てもらえると嬉しいです。

この情報が、あなたの不安・悩み解消のお役に立てるようにがんばって書きます。

カバー工法(重ね葺き)って何?

【屋根】20年間メンテナンス不要?カバー工法の費用と特徴

カバー工法とは、既存の屋根材の上から重ねて新しい屋根材を取り付ける方法です。※カバー工法は屋根を重ねることから「重ね葺き」とも呼ばれています。

もし、既存の屋根材がボロボロで交換しないといけない場合は、屋根を丸ごと新しくするため、解体費と廃材処理費がかかるため、お金もたくさんかかります。

カバー工法の場合は、屋根全体の解体が無く、廃材も少ないため、コストが抑えられる人気の屋根リフォームなんです。

貯金や家計にも優しいリフォームだと、私は思っているので、カバー工法の魅力を知ってもらうために、もう少し詳しく下記の情報を見てほしいです。

カバー工法のメリット

  • 廃材が発生しないので解体工事費と廃材処理費の両方が節約できる
  • アスベストが含まれた屋根の撤去費用等は高額なのでカバー工法で費用を抑えることができる
  • 工期が短い
  • 屋根を解体しないので生活に支障が出にくい
  • 屋根が2重構造になることで雨音を軽減・断熱性の向上
  • 2重構造になることで耐久性が増す

カバー工法を選んだ場合は、とくにコスト的なメリットが大きいかもしれません。

また、アスベストが含まれた屋根材は2004年以降は禁止されているため、2004年以前に販売された屋根材をそのまま利用している場合は、アスベストが含まれている可能性があります。

その場合は、撤去費用に大きなお金がかかるので、なるべく費用を抑えて工事をするために、カバー工法を選ぶ方もいます。

アスベスト入りの屋根材でカバー工法をする場合は、悪いものに蓋をしている状態と同じなので、なるべく撤去しておくのがオススメです。

カバー工法のデメリット

  • 屋根の劣化状況によってはできない事がある
  • いずれ撤去しなくてはいけないこと
  • カバー工法をしている状態で、さらにカバー工法ができない

カバー工法は、コスト的なメリットはあるものの、全ての屋根に対してできるものではなく、状況によっては、カバー工法は行えず、丸ごと交換する葺き替え(ふきかえ)を選ばなければいけない場合もあります。

また、新しい屋根材の下に古い屋根材が敷かれている状態でもあるので、いずれ撤去することを考えて、今後の家計を見直しておく必要もあるかもしれません。

もう少しデメリットについて知っておきたいのが以下の3つ。

1. アスベストが含まれた屋根の場合
臭いものには蓋を。ではないですが、有害だとわかっているものをそのままにするやり方は良いとは言えない。

2. 重さが出る
屋根が2重に取り付けられることによって、重量が大きくなります。地震の時など屋根が落ちてきやすくなり危険な状況を自ら作ってしまう可能性がある。

3. 雨漏りの特定が難しくなる
雨漏りの特定が非常に困難になる。雨漏り箇所を特定するのはプロでも非常に難しいものです。屋根が2重になっていることで更に難しくなってしまっている。

コスト的にはメリットのあるカバー工法ですが、悪いものをそのまま残すデメリットが存在しているため、優良な業者さんに現状をきちんと把握してもらい、問題なくカバー工法ができる状態か確証を得てから、行うのがオススメです。

カバー工法の費用相場

約30坪の住宅で70~90万円あたりの費用で行えるカバー工法ですが、その内訳となる各工事の費用相場も覚えておきましょう。

カバー工法の項目費用相場
足場500~1,200円/㎡
防水シート500~700円/㎡
屋根材5,000~7,000円/㎡
棟板金4,000~5,000円/㎡
工事管理費10,000~30,000円 ※工事費用によって増減があります

もし、屋根のカバー工法のみを考えているのであれば、ここで少し外壁のことも考えてみませんか?

実は、屋根も外壁も、一般的に築10年前後から劣化が現れてくるころなので、状況によっては外壁のメンテナンスも必要な場合があります。

屋根と外壁を一緒に工事することでのメリットは、屋根と外壁の塗装は同時に行うことで安くなるに書かせてもらっているので、こちらも合わせて見てもらえると嬉しいです。

そうは言っても、どの工事もお金がかかることなので、不安ですよね…。

お金は掛かりますが、今後も安心した暮らしを続けるには、外装(屋根・外壁)のメンテナンスは欠かせないイベントの1つ。

この機会にお家での暮らしを、今後どうしたいのかも考えて頂くのがオススメです。

カバー工法で使われる屋根材は?

カバー工法は屋根材を重ねるリフォームなので、お家に対してさらに、倍の重さが掛かることになります。

屋根材が重いと耐震性に欠けたり、危険な場合もある。

そのため、カバー工法では軽量な屋根材を使う必要があり、現在主流となっているのがガルバリウム鋼板です。

メリットデメリット
・サビにくい
・軽量
・雨音が大きくなりやすい

カバー工法では、ガルバリウム鋼板の軽量という特徴が最大限に活かされています。

屋根リフォームの中でカバー工法が一般的になりつつあることで、新しく「スーパーガルベスト」と呼ばれるカバー工法用の屋根材も登場しています。

次世代屋根材のスーパーガルベスト

スーパーガルベストの特徴として以下の機能が備わっています。

  • 高耐久性
  • 軽量性
  • 断熱性
  • 遮音性
  • 耐震性
  • 防火性
  • 施工性
  • 軽量

など、ガルバリウム鋼板と同じく軽量な上、様々な特性が加えられた屋根材になり、今後はガルバリウム鋼板とスーパーガルベストが、カバー工法のスタンダードになる可能性が高いかもしれません。

だた、良い屋根材だからといっても、あなたのお家の状況によっては合わない場合もあるため、業者さんからカバー工法のお見積りを取る際に、自宅の屋根ではどんな屋根材が合うのかを、必ず確認してもらえると嬉しいです。

カバー工法はどんな屋根材にも対応できるの?

屋根の形や傾きによっても変わってきますが、

  • スレート屋根
  • コロニアル屋根
  • トタン屋根

など、あらゆる屋根材に対応できます。 ※屋根材の種類によっては出来ない場合もあります。
※瓦の屋根の場合、耐用年数も長く優れた屋根材なので、カバー工法ではなく通常の塗装と洗浄のみがお勧めです。※ 瓦の場合は、既存の瓦を使った葺き直しとなります。

様々な屋根材にも対応はできますが、屋根に出ている劣化の症状によってはカバー工法は向かない場合もあります。

例えば、屋根がボロボロだったり、屋根材の下地・防水シートがボロボロの場合は、カバー工法はできず、屋根材を新しくする葺き替え(ふきかえ)が必要となります。

ここの見極めには、熟練した業者さんの知識と技術が必要となるため、優良な業者さんでのお見積りがオススメです。

屋根リフォームはカバー工法が一番いいの?

屋根リフォームをする場合、カバー工法だけではなく他の方法でもリフォームが行えるので、以下3つの代表的な方法を、あなたに知ってもらいたいです。

  • カバー工法(重ね葺き)
  • 葺き替え工事
  • 塗装工事

屋根の症状や目的よって選ぶ工事・工法が違ってくるため、症状・目的別でどの工事・工法を選べばいいのか、私と一緒に確認していきたいと思います

症状・目的別の工事・工法

屋根工事・工法特徴症状・目的
カバー工法(重ね葺き)屋根材の上から重ねて屋根材を取り付ける・アスベストを含む屋根材を使用している場合
・今と違う屋根材に変更したい場合
・次のメンテナンスまでの期間を長くしたい場合
葺き替え(ふきかえ)屋根材を一旦全て撤去して新しい屋根材を取り付ける・屋根材の割れなど劣化が激しい場合
・屋根の下地が腐食している場合
・屋根の色を変えたい場合
塗装工事屋根材に直接塗料を塗る・屋根材に汚れが付いているだけの場合
・雨漏りもしていない場合

このように、カバー工法(重ね葺き)・葺き替え・塗装工事の3つのリフォームがあります。

それぞれ特徴があり、使えるシーンが違うため、あなたの状況にあった屋根リフォームを選びたいところです。

この3つの工法の中で、一番選ばれやすいものが「塗装」となりますが、状況によっては塗装よりもカバー工法や葺き替えがいい場合も。

どのような症状・状態になっている場合は、塗装ではだめなのか、次で詳しく見てもらいたいと思います。

瓦の場合は、葺き直し(ふきなおし)ができる?葺き直しとは、瓦などは耐久性があり再利用が可能なため、下地と防水シートのみを新しく交換し、瓦を乗せ直すことを、葺き直しと言います。
瓦の場合は、通常の葺き替えとはことなり、コストを抑えたリフォームが可能な場合もあります。

一般的な塗装では直せない屋根の症状・状態って?

屋根の塗装工事が一番お金がかからないため、あなたにとってもメリットがあるのですが、以下のような状況の場合は塗装工事を選べません。

  • 屋根の下地が割れているなど劣化が激しい状態
  • 数カ所から雨漏りがある状態
  • 屋根下地が腐食しており塗装では補修は不可能な状態
  • コロニアル屋根材にタワミが発生しており補修は不可能な状態

上記の表現だとちょっと想像しにくいかもしれませんが、簡単にすると屋根材と下地の状況が悪くなっている場合は「塗装ではダメですよ」ということです。

これらの劣化や症状が見られる場合は、塗装ではなくカバー工法・葺き替えを検討しなくてはいけません。

また、どの工法が一番いいのかは、優良業者さんでないと判断できないため、5分程度しか調査してくれない業者さんではなく、じっくり30分以上お家の状態を抜け漏れなく調査してくれる、優良業者さんを選んでほしいと思います。

屋根の下地が悪くなると、何が起こる?屋根材の下には、野地板や防水シートと呼ばれるものが敷き詰められていますが、これらが悪くなっていると雨漏りが発生しやすくなり、建物内部から腐食が始まります。
表面だけ良くしても内側が悪い状態なので、お金が掛かったとしても、安心した生活を続けるためには、ちゃんと内側からメンテナンスをしておくのがオススメです。

カバー工法と葺き替えの違いは?

「カバー工法」と「葺き替え」は同じ屋根リフォームだと思われがちなので、違いを知るために、以下の比較表を一緒に見てもらえると嬉しいです。

項目葺き替えカバー工法
状況屋根材の劣化・腐食が激しく、屋根材自体を変えないといけない場合屋根材はまだキレイで、今後のメンテナンス費用を抑えたい場合
値段約30坪で100~140万円前後約30坪で70~90万円前後
工期7日前後5日前後
工事内容現在の屋根材を全て取り外して、新しい屋根材を取り付ける現在の屋根材の上から、新しい屋根材を重ねて取り付ける
効果新しい屋根材の効果が得られる屋根材が2重になることで、断熱・防水性などが向上。※ ガルバリウム鋼板など金属性の屋根材でカバー工法を行うと、雨音が大きくなる場合があります。
メンテナンス時期葺き替え後10年前後事に塗装カバー工法後20年前後で葺き替え
※ 値段に関しては、一般的な相場となるので、屋根の状況や使う素材によって金額は変わってきます。

なぜカバー工法だと、メンテナンス時期が20年前後なのでしょうか。

通常は屋根材の耐久性が20~30年前後なので、耐久限界ギリギリまで使用するのであれば、10年前後で塗装を行って屋根材の保護を強化するメンテナンスが必要です。※ 屋根材1つずつは安いですが、それが何百枚となると、かなりの金額になるため、簡単に買い替えられない。

しかし、カバー工法の場合は、その上からさらにカバー工法はできず、カバー工法で載せた屋根材はいずれ葺き替えなどで撤去する必要があるのと、下地である野地板や防水シートのことを考えると、20年前後がメンテナンス時期。

カバー工法後の屋根材に、途中で塗装を行ってもいいですが、そもそもカバー工法では耐久性が高い屋根材を使うため、10年すぎたとしても塗装の必要性は低い可能性があります。

これらを考えて、カバー工法の場合は、次のメンテナンス時期として20年前後という考えができるんです。

カバー工法(重ね葺き)と葺き替えには、様々な違いがあり、どちらを選ぶかで今後のメンテナンス費用も大きく変わってきます。

しかし、あなたが気になるのはリフォーム内容の違いより、一番は費用の違いかもしれませんね。

実際に工事を行った場合を考えて、カバー工法・葺き替えをする際の、将来的な費用のシミュレーションを一緒にしてみましょう。

カバー工法(重ね葺き)の費用シミュレーション

カバー工法後も野地板・防水シートの状態が良い場合

※表は横スクロールすると見れます。
 
築年数10年15年20年25年30年35年40年
工事カバー工法塗装塗装
費用90万40万40万
合計:170万
※ 野地板と防水シートの状態が良い場合のシミュレーションです。
※ 費用はあくまでも一般相場で計算しています。
※ 塗装の費用は屋根塗装の費用分のみとなります。

カバー工法後も野地板・防水シートの状態が悪い場合

※表は横スクロールすると見れます。
 
築年数10年15年20年25年30年35年40年
工事カバー工法葺き替え塗装
費用90万140万40万
合計:270万
※ 野地板と防水シートの状態が悪い場合のシミュレーションです。
※ 費用はあくまでも一般相場で計算しています。
※ 塗装の費用は屋根塗装の費用分のみとなります。

葺き替え工事の費用シミュレーション

※表は横スクロールすると見れます。
 
築年数10年15年20年25年30年35年40年
工事葺き替え塗装塗装塗装
費用140万40万40万40万
合計:260万
※ 費用はあくまでも一般相場で計算しています。
※ 塗装の費用は屋根塗装の費用分のみとなります。

一般的なメンテナンス時期と費用でシミュレーションしてみると、カバー工法が170万円・葺き替えが260万円となり、30年間の屋根のメンテナンス費用だけでも90万円違います。

「メンテナンスを忘れそう…。」
「屋根の補修であまり費用はかけたくない…。」

このような気持ちを持たれている場合、カバー工法はオススメできますが、塗装とは異なり技術や経験も必要なため、すべての屋根業者ができる工事ではありません。

カバー工法ができない屋根業者に見積もりをしてしまっても意味がなく、手間が増えてしまうだけなので、必ずカバー工法ができて、さらに地元密着の優良業者を選んでほしいと思っています。

どの屋根業者でも「カバー工法」ができるわけじゃない?

これまで、カバー工法について見てきてもらったので、

「カバー工法っていいな!」
「カバー工法で一旦見積もりとってみようかな!」

私と一緒に見て頂いたカバー工法の情報によって、少し興味を持って頂けたかもしれません。

カバー工法は、費用面でも手軽さでも、人気の屋根リフォームですが、どの業者にもお願いできるものではないんです。

なぜ、こういったお話しをするのかと言うと…

  • 屋根塗装はできるけど、カバー工法は対応できない
  • 屋根塗装、葺き替えはできるけど、カバー工法は対応できない
  • 塗装、葺き替え、カバー工法全部対応できます

屋根が対応できる業者さんだからといって、全ての工事ができるわけではないから。

私たち外壁塗装コンシェルジュでは、全国から地元密着の優良な屋根業者さんを見つけるために、日々探し回っていますが、それであってもカバー工法ができる屋根業者さんはあまり多くないのが現状です。

カバー工法ができる業者さんは屋根に精通しており、実績・経験・技術を持っている証明でもあるため、安心して工事を任せられると言えます。

そういった状況もあるため、カバー工法ができない業者さんにお見積りをお願いしても、お互い時間の無駄になってしまう可能性があることを、あなたに覚えてもらいたかったため、このお話しをさせて頂きました。

まず屋根の調査を行って、本当にカバー工法ができる状態か、屋根の形・種類かを確認する必要はありますが、あなたのお家の屋根でカバー工法をするためには、カバー工法ができる業者さんを選ぶことから始めなければいけません。

本当にカバー工法ができる優良業者かを見極める方法

カバー工法ができるだけで技術や経験があるとお伝えしましたが、あなた自身でも「良い」「悪い」の基準を持っていた方が選びやすいと思うので、私たちが選んでいる優良業者さんの基準をお伝えできればと思います。

あなたが業者を選ぶ判断基準の一つとして活用頂ければ嬉しいです。

屋根に上がっての調査をしてくれるか屋根に上がっての調査をしてくれるのが当然と思ってはいけません。悪徳業者の場合は屋根に実際登らず・状況を確認せずスグにカバー工法を提案してきます。屋根の上に上がって現状を調査した上でカバー工法を提案してくれる業者が、まずは最低ラインとして覚えておいてください。※ 滑りやすく危ないのでプロでも上がって調査しない場合もある。
写真・映像を撮って見せてくれるか屋根の上に上がって調査してくれたのはいいのですが、その状況を言葉だけで説明されても実際に見たわけではないので分かりませんよね?業者とあなたが同じ認識を持ち、同じ話しができるように、写真や映像で状況を見せてくれる業者は、お客様の配慮がされて安心して任せられる業者です。
カバー工法以外の方法も提案してくれるかあなたがカバー工法を希望してお見積もりをしてくれたのですが、あなたのお家の状況や予算によってはカバー工法ではない方が良い場合もあります。屋根の状況、あなたの状況を加味して、最適なプランを提案してくれる業者を選びましょう。
カバー工法の施工実績を見せてくれるかカバー工法の実績を写真や映像、または実際にカバー工法をした建物を見せてくれるかという点が大事です。「カバー工法ができます」と言われてもその業者が本当にできるか分からないのが、建築業界の怖さでもあります。嘘をつこうと思えばいくらでも嘘がつけられるので、実績を見せてもらえるかがポイントです。
知識がないあなたにも分かりやすく説明してくれるかカバー工法といっても、何をどうするのか初めての人にはわからないものです。業者側はカバー工法をできるので当然知っているのですが、知らない人に対しても分かりやすく説明できるかがポイントです。分かりやすく説明できる業者は、その後の契約周りや施工中であっても、あなたを不安にさせずに安心して任せられる存在となります。
見積書に詳細が載っていて分かりやすいか適当な業者は、見積書も適当で「屋根カバー工法 一式 ◯◯◯円」とこれだけで見積もりを出す業者もいます。見積もり書には本来、かかる費用の細かい詳細も載っていなければいけません。見積もり書に細かく内容が書いてあるか、丁寧に作られているか、また現地調査の際に撮影した写真をもちいての分かりやすい見積もり書になっていると尚良いです。

あなた自身でも業者を選ぶ基準はあると思いますが、これらの基準も合わせて判断してもらうことによって、安心して業者を選ぶことができます。

屋根業者には、

  • お客様への想いを熱く語ってくれる代表がいる
  • 丁寧な話し方で安心させてくれる
  • 一緒に笑いながらお客様のことを考えてくれる

など、見積もりを行うことで、たくさんの出会いが生まれます。

業者選びを間違えるとトラブルの発生もありますが、きちんと優良な業者のみを選べば問題ないため、出会いも楽しみながら業者選びをしてもらえれば嬉しいです。

カバー工法の施工工程

カバー工法の大まかな工程を見ていきたいと思います。

期間としては、約5日~1週間前後で工事を完了させることができます。

  • STEP01: 既存の屋根材をキレイに洗浄し棟板金の撤去
  • STEP02: 下地ルーフィング張り ※ルーフィングとは防水シートのこと
  • STEP03: 新規の屋根材を取り付け※コロニアル・ガルバリウム鋼板・スーパーガルベストなど
  • STEP04: 役物部材等取り付け※役物とは屋根周りの装飾品
  • STEP05: 後付部品取り付け※最終的に屋根材を固定する部品を取り付け

カバー工法だと、比較的早めに工事が終わりますが、それは塗装や葺き替えで発生する下記工程が無いからです。

  • 塗装工事:塗料の乾燥
  • 葺き替え:既存の屋根材の撤去

これらの時間がかかる手間がないため、その分費用も安くなっています。

もし、屋根塗装の詳しい工程が知りたい場合は、「屋根塗装の工程と期間には守るべきルールがある」も合わせて見て頂けると嬉しいです。

カバー工法前のコロニアル屋根の洗浄について

コロニアル屋根(スレート系)は、薄い板状の屋根のため、劣化していると割れやすい状況になります。

その状態で、勢いよく屋根の表面をキレイにする高圧洗浄が行われてしまうと割れたり欠けてしまう場合も。

圧力を調整し、丁寧に洗浄することが求められるので注意が必要です。

コロニアル屋根に対して高圧洗浄はよくない?コロニアル屋根を洗浄中に割れてしまうことがあります。塗装業者が「コロニアル屋根が割れています」と報告するようなことがあったら気をつけてください。 高圧洗浄だと割れやすいので、塗装業者自身が割った可能性もあるため、洗浄前の状態を記録に残しておくのがオススメです。

屋根材も重要、しかしルーフィング重要!

カバー工法では、屋根材の方に目が行きがちですが、ルーフィング(防水シート)もとても重要になります。

ルーフィングには以下のように様々な種類もあり、選んだルーフィングによって防水性の高さも変わってきます。

種類メーカー製品名
アスファルトルーフィング田島ルーフィング株式会社マスタールーフィング
三島工業カラールーフィング
改質ゴムアスファルトルーフィング日新工業株式会社カッパ23(屋根下葺材)
ガムスターSEタック 2
三星商事株式会社ゴムアス モラサン E
高分子系ルーフィングケイミューノアガードⅡ
透湿ルーフィングデュポンタイベックルーフライナー
フクビ化学遮熱ルーフエアテックス
アスファルトシングル日新工業株式会社マルエスシングル
田島ルーフィング株式会社LOFTY
※ 外壁用のルーフィングは「アスファルトフェルト」と呼ばれ、主にモルタル外壁で使われています。

この他にも、様々なメーカーさんで屋根のルーフィング(屋根下葺材)が発売されていますが、耐久性は商品ごとで違います

20年しか保てないルーフィングもあれば、50~60年も長期で状態を保てるルーフィングもある。

カバー工法を行う際、「安くして!とにかく安い方がいい!」と言ってしまうと、すぐ破けてしまうような低品質なルーフィングを使われてしまう可能性があります。

優良な業者さんの場合は、ルーフィングであっても、どのくらいの期間が保てるか、きちんと耐久性を説明してくれます。

また、ルーフィングの商品名がきちんと見積書に書いてあれば、あなた自身でもインターネットで調べて、低品質なものでないか確認できるので、カバー工法の契約前には、以下2点を確認しておきましょう。

  • そのルーフィングを選んだ理由(耐久性や屋根材との相性など)を聞く
  • 商品名であなた自身でも調べる

カバー工法が始まってしまうと、下に敷かれるルーフィングが最終的に見えなくなってしまうので、工事の前に確認しておくのが、安心の工事にするための秘訣でもあります。

見落としがちな屋根材の下地

屋根の表面ばかりに目が行きがちですが、実は普段見えない屋根材の下が悲惨な状態になっていることが多い。

普段は屋根から雨水が侵入したとしても、屋根材下のルーフィング(防止シート)が二次防水として、内部に侵入してくるのを防いでくれています。

しかし、雨漏りが目で見える形、天井のシミ・カビ・雨水が滴り落ちている状況などは、すべて二次防水であるルーフィングなどに穴が開いたりして、雨水が侵入し続けた結果、目で見える形となっているからこそ発生しています。

屋根材の表面は問題ないからといって、屋根材の下も無事な保証はありません。

とくに、ルーフィングの状態は屋根材を一度取り外さないと分からないので、見落としがちです。

カバー工法をする場合は、表面でなく内側もしっかりと確認してくれる優良業者に見てもらえると安心ですね。

最後に雨漏りを防いでくれているのはルーフィング!

屋根材が一次防水とすれば、屋根材の下に敷かれるルーフィングシートが二次防水。

この二次防水であるルーフィングを突破して初めて雨漏りが発生します。

もし、劣化が早い低品質なルーフィングを使っている場合は、雨漏りが起きやすくなっている状況なので、このままではカバー工法は行えません。

ルーフィングがボロボロだとカバー工法できない?下地であるルーフィングがボロボロのまま、カバー工法を行ってしまうと、せっかく高いお金を使って工事をしたのに、雨漏りが頻発して、改めて高額な葺き替えをしなくてはいけない場合があります。
そのため、ルーフィング状況の見極めが重要です。

どのルーフィングシートを使えばいいの?

一般的に使われるのがアスファルトルーフィング940。

このアスファルトルーフィング940の耐用年数は約10年前後しかもたないので、屋根材の耐用年数が10~20年もある金属系のものの場合は、先にルーフィングシートがボロボロになり雨漏りの発生に繋がります。

屋根材の耐用年数とルーフィングの耐用年数をあわせることで、結果コストを抑えることが可能です。

屋根材だけでなくグレードの高い「改質ゴムアスファルトルーフィング」などを選ぶことも頭にいれておきましょう。

他にも、雨漏りに強い屋根リフォーム業者に選ばれている「タイベックルーフライナー」や「遮熱ルーフエアテックス」などもおすすめです。

カバー工法は火災保険が適用できない?

屋根リフォームは、火災保険を利用して無料にできる場合がありますが、カバー工法でのリフォームは火災保険会社側で審査が通らない事もあります。

火災保険では「風災」と呼ばれる、台風・強風・暴風などの被害を受けた箇所に対して、修繕費用を出してくれる保険ですが、被災した箇所に対してのみ、保険が支払われます。

当然、高額な保険料をポンポン出す訳にはいかないと思うので、「風災」の影響によって被災が確認できた部分のみに保険がおりる。

その場合、カバー工法は屋根全体で行われるものなので、屋根全体に「風災」の被災を認めてもらう必要がありますが、屋根全体に対して被災が認められるか、正直難しいかもしれません…。

部分的なリフォーム費用しか受け取れない事もあるため、降りた保険料で、カバー工法の費用がまかなえない場合もあることを、覚えておいてほしいです。

ただし、これはあくまで可能性の話なので、屋根業者さんのホームページなどには、火災保険でカバー工法をしている事例も見かけます。

カバー工法分の費用は全額おりないかもしれませんが、まずは火災保険を申請してみて、どのくらいの保険料を受け取れるか確認することがオススメです。

火災保険を申請するには?

火災保険会社へ風災での被災を認めてもらうには、以下の3つが揃う必要があります。

  • 風災を受けてから3年以内
  • 20万円以上の工事(保険の内容によって異なります。)
  • 被災を示す詳細な見積書と証拠写真

上記の2つは状況と契約内容にもよるのですが、3つ目の「被災を示す詳細な見積書と証拠写真」に関しては、業者さんの力が必要となってきます。

見積書と証拠写真に関しては、簡単そうに見えて実はとっても難しいんです。

私たちのパートナーである加盟業者さんからもよく聞くのですが、火災保険を申請するための見積もりには手間と時間がかかると言われています。

例えば「友人に100万円ちょうだい!」と言われても、まず渡しませんよね?

これと同じで、その金額がかかる論理的な根拠・証拠・理由が必要となり、ここに業者さんの手間暇がかかるんです。

また、がんばって見積書を作ってくれたとしても、確実に火災保険の申請が通るわけではない…。

申請をするのは難しいからこそ、普通の業者さんではなく、必ず優良な業者さんを選んでほしいと思っています。

カバー工法を勧めない業者がいる?

よく、火災保険を利用して屋根リフォームを受ける業者がいますが、これらの業者はカバー工法を勧めません。

風災が認定できて保険が降りやすい塗装を勧めてくる場合があります。

あなたの家の屋根の状況をしっかり確認した上で、塗装が最適だと判断されたのであればいいですが、保険が降りやすいからといった理由で、塗装が選ばれてないか注意してほしいと思います。

工事はできたけど、結果的にあなたの希望が叶えられないと、その不安やストレスを何年も抱えることになるため、現状をしっかり確認してくれて、最善の提案をしてくれる業者を見つけましょう。

豆知識:カバー工法すると太陽光発電が付けられない?

カバー工法をした屋根に太陽光発電を取り付けるのは、避けたほうがいいと思っています。

カバー工法はいずれ外さなくてはいけないものなので、そのまま太陽光発電を利用するのであれば、カバー工法ではなく葺き替え工事をして、新しくした屋根に対して行うことが最適。

また、屋根に取り付ける形の太陽光発電は、屋根に直接取り付ける必要があり、太陽光発電を固定するために、穴を開けて取り付けます。

これが雨漏りの原因となってしまう場合も。

さらに、雨が降った時に水が流れる「谷」とよばれる、雨水の通り道に太陽光発電を取り付けてしまうと、水の流れが止まってしまうため、その影響で雨漏りが発生する可能性もあります。

太陽光発電を取り付ける際、雨漏りが発生しないか、十分注意しましょう。

カバー工法の情報を見て頂いたあなたへ。

あなたが知りたいと思って頂いたカバー工法の情報は、得ることができましたか?

カバー工法はコスト・工期的にもメリットがある工事ですが、無理やりカバー工法をするのではなく、あなたのお家の状況に最適な工事を選んでほしいと思っています。

屋根のカバー工法についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか?どんな小さなことからでもご相談を無料でさせていただいているので、お気軽に以下の屋根リフォームのご相談フォームにてご連絡くださいね。
あなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

カバー工法の見積もりが初めてのあなたへ

カバー工法(重ね葺き)という言葉も初めて知って不安ですよね。

屋根は普段見えない部分なので、どうしても不安や悩みばかりが増えてしまうと思いますが、一人で抱え込まず、その不安と悩みを私たちに教えて頂けませんか?

私たち外壁塗装コンシェルジュは、建物のことで不安・悩みを抱えている方の無料相談・アドバイスから、ご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんの無料紹介も行っております。

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