外壁の塗り替えが初めてであっても、不安にならずに安心して外壁の塗り替えを行うことができるようになります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー
外壁の塗り替えをする前に、初めての方が知っておきたい情報がたくさんあります。
例えば以下のような情報があります。
- なぜ外壁の塗り替えをする必要があるのか
- どんな塗料で塗り替えをすればいいのか
- 塗り替えができる業者選びはどうすればいいのか
こういった情報を事前に得ておくことで、あなたが安心して外壁の塗り替えができるようなれれば嬉しいです。
まずは、外壁の塗り替えの必要性から見てみましょう。
- 目次
- 外壁を塗り替える必要性
- 外壁の塗り替え費用相場
- 外壁を塗り替える工程と期間
- 外壁を塗り替える工法(方法)
- 外壁を塗り替える塗料の種類
- 外壁の塗り替え時期・季節は?
- 外壁の塗り替え頻度(回数)は?
- 外壁の塗り替えるときの色は何がいい?
- 外壁のメンテナンスには塗り替えと張り替えがある
- 外壁の塗り替えはどの業者に依頼すればいいの?
- 外壁を塗り替え時の見積もり
- 外壁を自分でDIYするには?
- 屋根の塗り替えについて
- 外壁を塗り替える時によくある失敗
- 最後に…。
外壁の塗り替え相談、または、すぐに信頼ある業者さんを選びたい場合は、0120-929-609(無料受付24時間)に電話をかけて頂き、電話口で「塗り替えの相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。※ 事前に情報を伝えた上でご相談されたい場合はフォームをご利用ください。
※ ご利用無料 / どんな小さな事でも相談可(全国対応) / 累計1万人のご利用実績あり(2024/10/13現在)
外壁を塗り替える必要性
外壁を塗り替える必要があるのは、以下のような役割を持っているからです。※一戸建て・マンション・アパート・工場・倉庫・店舗・社屋・事務所・ビルなど建物全般にとって塗装は大切なものです。
- 外壁を保護する機能
- 地域性にあった特別な保護ができる
- 景観を保つ効果
外壁の塗り替えで形成された塗膜は、紫外線・雨風などの自然環境が発生させるダメージを、外壁が直接受けないように防いでくれています。
外壁を守る塗膜が無くなってしまうと、外壁に直接ダメージが入り込み、建物自体の劣化を早めて長く住めない建物になってしまうため、外壁の塗り替えが必要。
また、「鉄部がサビやすい」「ヒビ割れしやすい」といった地域特有の現象にも対応できる、特別な保護もすることが可能。
そして、色を調整することにより周りの家との調和が生まれ、町並みをキレイにしてくれる効果もあります。
外壁を塗り替えるということは、あなたの大切な家を守る事と同じだと言えます。
外壁の塗り替え費用相場
実際に外壁の塗り替えをした場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
外壁の塗り替えにかかる費用相場を見てみましょう。
一般的な住宅である約30坪(外壁の面積約118.8㎡)の建物の場合は60~120万円前後。
アパートなどの大きめな建物約100坪(外壁の面積約330.58㎡)の場合は150~400万円前後。※アパートやマンションの場合は、縦に長い建物もあるため、外壁面積が増える分費用も上がります。
外壁の塗り替えは、「塗り替えの面積」「使用する塗料の種類」これらによって費用が変わってきます。
具体的な費用は、実際に建物を現地調査して見積もりを出す必要がありますが、まずは費用相場を知っておくことで、予算の目安がつけやすくなります。
坪数別で見積もり費用相場を確認できる、『20坪』『30坪』『40坪』『50坪』『60坪』も合わせてご確認ください。
適正な費用を出してもらうために優良業者から見積もりを取ろう
外壁の塗り替え費用を確かめるためには、優良業者にお願いをしないといけません。
もし悪徳業者に頼んでしまった場合はこんなことが起きます。
- 適正相場よりも高い見積もり費用を出される
- 適正相場よりも低い見積もり費用を出される
外壁の塗り替え費用は、適正相場より高くても低くてもいけません。
適正相場よりも「高い」「低い」見積もりを塗装業者が出してきた場合、騙されている・詐欺に合っている可能性があります。
適正相場よりも高い見積もり費用を出された場合
- 塗り替え面積を余分に計算
- 必要のない項目が追加されている
- 必要のないグレードの高い塗料が使われている
費用が高いということには、必ず何かしらの理由が存在してるはずです。
なぜ高いのか、根拠のある説明ができない業者へ頼んでしまわないようにしなくてはいけません。
適正相場よりも低い見積もり費用を出された場合
- 必要な塗り替えの項目が省かれている
- 塗り替え期間が短く設定されている※塗り替えには決まった期間(ルール)が存在しています。
- 技術のない職人(新人・アルバイト)があてがわれている
費用が低いということには、必ず何かしらの理由が存在しているはずです。
なぜ低いのか、根拠のある説明がきちんとできない業者へ頼んでしまわないようにしなくてはいけません。
外壁を塗り替える工程と期間
外壁の塗り替え工程には、決まったルールが存在しています。
例えば、どのような順番で進めるのか、塗料の乾燥はどのくらい必要なのか、こういった基本的なルールを守った上でないと、良い塗り替えはできません。
良い塗り替えが行えるように、あなた自身でも塗り替え工程のルールを覚えていきましょう。
外壁の塗り替え工程と期間
工程 | 期間 |
---|---|
ご挨拶・塗り替え準備 | 1日目 |
足場の設置 | 2日目 |
塗り替え前の洗浄 | 3日目 |
下地処理 | 4日目 |
塗り替え前の養生 | 5日目 |
塗り替え1:下塗り | 6日目 |
塗り替え2:中塗り | 7日目 |
塗り替え3:上塗り | 8日目 |
点検と手直し | 9日目 |
片づけと足場の解体・撤去 | 10日目 |
このように、一から手順を踏んで塗り替えが行われていきます。
どの工程も必ず必要なもので、例えば塗り替え前の洗浄をしない・すぐに済ますといったことが起きると、塗り替え面がキレイでないため、塗料を塗り替え時にきちんと密着せず、すぐに剥がれる塗装となってしまいます。
一つ一つの工程を丁寧にしっかり行うことで、外壁の塗り替えを成功させることが可能となることを覚えておいてほしいです。
外壁の塗り替え工程をもっと詳しく知りたい方は外壁塗装の工程と期間には守るべきルールがあるもご確認ください。
雨が降ったらどうなるの?外壁の塗り替え中に雨が降ってしまった場合、塗料の乾燥が遅れたり外壁面が塗れているため塗り替えができない状態になったりします。この状態ではすぐに塗装ができませんが、悪徳業者の場合、構わずそのまま作業を続けて一分でも早く塗り替えを完了させようとします。基本的に雨が降ったら「塗り替えは中止」ということを覚えておいてほしいです。
外壁を塗り替える工法(方法)
外壁の塗り替えには代表的な3つの方法が使われます。
- 刷毛(ハケ)での塗り替え
- ローラーでの塗り替え
- 吹き付けでの塗り替え
工法それぞれにメリット・デメリットがあります。
刷毛は細かい部分を塗り替えるのに便利ですが、大きな面を塗り替えるのには時間がかかり不便です。ローラーは大きな面を塗り替えるのに便利ですが、細かい部分の塗り替えには不便。吹き付けは大きな面や模様付けをするのに便利ですが、塗料の飛び散りで汚れる可能性があったりと、それぞれメリット・デメリットがあります。
状況によって使い分けをすることで、キレイな塗り替えができるようになります。
外壁の塗り替え工法(方法)をもっと詳しく知りたい方は塗装工法の違いで何が変わるの?刷毛・スプレー・ローラーを徹底比較もご確認ください。
道具の手入れがきちとされている業者を選ぼう
道具の良し悪しでも、キレイな塗り替えになるのか、汚い塗り替えになるのかが決まります。
悪徳業者やレベルの低い塗装業者に頼んでしまうと、道具の手入れもできないため、細かいところにも気づかないおおざっぱな塗装になる可能性があります。
道具の手入れはそのまま塗り替えの丁寧さにも繋がっているので、道具の手入れをきちんとできる、優良業者に外壁の塗り替えをお願いしましょう。
外壁を塗り替える塗料の種類
外壁を塗り替えるための塗料には、様々な種類があります。
以下の塗料一覧表を見てみましょう。
塗料の種類 | 耐久度 | 特徴 |
---|---|---|
アクリル系塗料 | 4~7年 | 耐用年数が短いため、すぐに塗り替えが発生する。しかし、費用も安いため以前はよく使われていた。 |
ウレタン系塗料 | 6~10年 | 耐久度も安定しているし比較的費用も安い。また、鉄部やさまざまな部分で使えるため、使われやすい。 |
シリコン系塗料 | 8~15年 | 耐久度があるのに費用もそこまで高くない。現在種類となっている人気の塗料。 |
光触媒塗料 | 10~15年 | セルフクリーンと呼ばれる、自然の力を使って外壁面をキレイにしてくれる特殊な機能を持ち合わせている。 |
フッ素系塗料 | 15~20年 | 耐久度がとても高いがその分費用が高くなる。商業施設やビルなど大型の建物で使用されることが多い。 |
遮熱系塗料 | 15~20年 | 熱を反射してくれる効果があり、夏場の暑さを軽減してくれる。自治体によっては、遮熱系の塗料を使うと補助金を出してくれるところもある。 |
このように、外壁の塗り替え塗料それぞれに特徴があり、あなたが望む塗装にできる最適な塗料を選ぶ必要があります。
塗料の特徴だけでなく、あなたが暮らす地域の特性にも合わせて塗料を決めないといけないので、地域密着で地域特性を知りつくしている優良業者に塗り替えをお願いしましょう。
外壁の塗り替え塗料をもっと詳しく知りたい方は【外壁塗装の種類】初心者が知っておきたい塗料を徹底解説もご確認ください。
外壁の塗り替え時期・季節は?
外壁の塗り替えの時期・季節の2つの情報を知ることで、間違えない塗り替えを行うことができます。
1つ目は塗り替えの時期、これは外壁を塗り替えた方がいい症状がでている時期となります。
2つ目は塗り替えの季節、これは外壁の塗り替えを行う季節や月となります。
この2つの時期と季節についての情報を詳しく見てみましょう。
外壁の塗り替えの時期
外壁の塗り替えには時期(タイミング)が存在しています。
外壁に塗られた塗料は耐用年数(効果を保てる時間)が存在していますが、この耐用年数がきれてしまったりきれかかっている時に、外壁に不具合が起きやすいです。
外壁にどんな不具合が起きたら塗り替えの時期なのかを見てみましょう。
不具合・症状 | 詳細 |
---|---|
外壁のツヤが無くなる | 外壁を塗り替えたばっかりの時はツヤツヤのキレイな外壁です。年月が経つにつれてツヤが無くなっていき、塗り替えが必要な初期症状となります。 |
外壁を触ると粉っぽいのが手につく | 塗料の耐用年数がきれてしまい、塗膜が粉状になってしまっている状態です。防水機能もなくなっているので、外壁に直接ダメージが入っていきます。 |
藻・カビ・コケが映える | 外壁に汚れが溜まったり、塗料の耐用年数がきれてしまうことで、藻・カビ・コケなの最近・植物が繁殖しやすい状態になってしまっています。このまま繁殖が続けば、外壁自体の劣化も早まってしまいます。 |
外壁・コーキングのヒビ割れ | 塗料の耐用年数が切れて、外壁を守るものがなくなって時間が経つと、蓄積されたダメージからヒビ割れを引き起こします。外壁の塗り替えを行う時期と言えます。 |
塗膜の剥がれ | 塗料の耐用年数がきれて、塗膜(塗料が乾燥してできた膜)が剥がれてきてしまっています。直接外壁にダメージが入ってしまうので、外壁の塗り替えを行うべき時期となります。 |
これらの不具合・症状が見られるのは築10年ごろになっています。
だいたい築10年頃が塗料の耐用年数もきれて外壁に何らかの症状がでてくることが多いです。
外壁の塗り替え時期(タイミング)を見逃さないことが、長持ちできる家にできる秘訣でもあります。
築10年より前に症状はでる?建物を建てる時には費用を安くするために、グレードの低い塗料が使われていることも多いため、築4・5年で外壁の塗り替えが必要な症状がでてきてしまう場合もあります。次の塗装のことも考え、耐久度(耐用年数)の長いフッ素系や光触媒塗料などを使うことも視野に入れておきましょう。
外壁の塗り替えの季節
外壁の塗り替えには「気温」「湿度」も重要な要因となっています。
例えば、気温が5度以下の時と湿度が湿度が85%の時は、塗料が十分に乾燥しないので、外壁の塗り替えには不向きとされています。※塗料メーカーからは気温と湿度の最適な条件の元、塗り替えを行うよう指示がされています。
そのため、比較的気温や湿度が安定していて、塗料が乾く十分な日照時間等も確保でき夏前の5月や、秋の10月・11月などに塗り替えが多く行われています。
これらの季節だけしか塗り替えができないのか、というわけでなく塗り替えがしやすい季節というだけです。
他の季節でも気温と湿度させきちんと見極めできれば塗装ができるので安心してください。
外壁の塗り替え時期・季節をもっと詳しく知りたい方は外壁塗装の時期・季節はいつがいい?不安になる前に知っておきたい情報もご確認ください。
気温・湿度の見極めは難しい?気温や湿度の見極めは塗装業者にとって必要スキルです。技術や知識がない塗装業者だったり、地域密着ではなく地域特性を知らない塗装業者に頼んでしまうと、気温・湿度の見極めができないことも。外壁の塗り替えは必ず地域密着の優良業者にお願いしましょう。
外壁の塗り替え頻度(回数)は?
外壁の塗り替え頻度(回数)を上手くコントロールすることで、あなたが障害的にかかる建物のメンテンス費用を安くすることができます。
塗り替えの頻度をコントロールとは、以下のようなことを言います。
- 耐用年数が10年の塗料で塗り替えると30年の間で3回の塗り替え
- 耐用年数が15年の塗料で塗り替えると30年の間で2回の塗り替え
このように、耐用年数が長い塗料を使うことで、外壁の塗り替え頻度を抑えることで、3回分かかるはずだった費用が2回分で済みます。
塗料のグレードをあげるのでその分費用は高くなるのですが、それであっても塗り替え回数を減らした方が合計の費用は安くなる場合が多いです。
外壁の塗り替え頻度での費用がどのくらい変わっていくのか見てみましょう。
塗り替えの頻度での費用比較
約30坪の住宅を想定した場合の外壁塗り替え費用を比較してみたいと思います。
建築当初からウレタン系塗料を使った場合 | |
---|---|
築年数 | 金額 |
0年 | 0円 |
5年 | 0円 |
10年 | 60万円 |
15年 | 0円 |
20年 | 60万円 |
25年 | 0円 |
30年 | 60万円 |
合計 | 180万円 |
建築当初からウレタン塗料を使った場合、約10年のサイクルで塗り替えが必要となります。
約3回の塗り替えが発生し、その分トータルの金額が高くなっています。
建築当初からフッ素系塗料を使った場合 | |
---|---|
築年数 | 金額 |
0年 | 0円 |
5年 | 0円 |
10年 | 0円 |
15年 | 80万円 |
20年 | 0円 |
25年 | 0円 |
30年 | 80万円 |
合計 | 160万円 |
30年間で2回の塗り替えで済んでいます。また、回数が減ったことでトータルの塗り替え費用も安くすることに成功しています。
このように、塗料一つ変えるだけでも生涯的なメンテナンス費用を抑えることができるので、塗料選びは慎重に決める必要があります。
塗り替え頻度を抑えるには塗装業者選びが重要
耐用年数の高い塗料を使ったとしても、きちんと丁寧に塗り替えを行ってもらっていないと塗料の効果を最大限発揮できずに、結局は何回も塗り替えが発生してしまいます。
グレードの高い塗料を選ぶことも必要ですが、塗料の効果を最大限発揮できる、塗装技術・知識・丁寧さを持つ地域密着の優良業者を見つける必要があります。
あなたの生涯的にかかる住宅塗り替えの費用を安くさせるためにも、優良業者に塗装してもらう必要があることを覚えておいてほしいです。
外壁の塗り替えるときの色は何がいい?
外壁を塗り替える時に誰しもが悩むのが色選び。
塗り替えにはお金もかかってしまうので、一度塗り替えてしまうと「違う色にしたい!」なんてことになっても、すぐに塗り替えするのは難しいです。(お金もかかります)
そのため、私たちとしては以下のような色選びをすることをオススメしています。
- 住宅の色合いに合わせた色
- 周りの住宅に合わせた色
これらの色は、ベージュ・オフホワイト・茶色など、建物の色に近しい色合いです。
飽きもせず周りの住宅の色とも調和しているので、好まれる色です。
自分の好きな色にしてはいけないの?
あなたが好きな色で塗り替えることも、もちろん可能です。
あとで「この色にしておけばよかった…」なんて後悔をしないためにも、まずはあなたが好きな色がどれか・どの色で塗り替えたいのかを考えておくことが大切です。
そして、あなたが好きで選んだ色だけでなく、あなたの大切な家に合う色も一緒に選んでおくことも大切です。
この2つから色選びをすることで、後悔しない塗り替えができます。
色選びについてもっと詳しく知りたい方は色選びの基礎!屋根・外壁塗装のカラーを間違えない5つのポイントもご確認ください。
外壁のメンテナンスには塗り替えと張り替えがある
建物のメンテナンスとして、外壁の塗り替えが先に検討されやすいのですが、塗り替えではなく外壁の張り替えといったメンテナンス方法もあります。
外壁の塗り替えは、新しい塗料を外壁に対して塗ることですが、外壁の張り替えはサイディングボードなどの外壁材を、現在の外壁の上から貼り付ける方法です。
サイディングボードには様々な種類があり、さらに模様などもたくさんあるので人気のメンテナンス方法の一つになっています。
サイディングボードって?
- 窯業系サイディングボード
- 金属系サイディングボード
- 木質系サイディングボード
- 樹脂系サイディングボード
主にこの4つが主流となっていますが、窯業系はセメント等、金属系は金属、木質系は木材、樹脂系は塩化ビニル樹脂を利用して作られた外壁材です。
どのサイディングボードも特徴があり、気候や地域性に合わせた選び方が必要となってきます。
サイディングボードについてもっと詳しく知りたい方はサイディングの6つの基礎!外壁リフォームが初めての方に分かりやすく解説もご確認ください。
塗り替えと張り替えはどっちがいいの?
どちらともメリット・デメリットが存在し、あなたが暮らす環境や、メンテナンスの目的によって変わってきます。
塗り替えのメリット・デメリット
メリット
好きな色・模様も入れることができるため、塗り替えは比較的自由度の高いメンテナンスとなっています。
デメリット
塗り替えの場合は、モルタル外壁の場合が多いのですが、モルタル外壁の場合はヒビ割れ(クラック)が起こりやすく、きちんとメンテナンスしていかないとヒビ割れだらけになることも。
また、塗料を外壁全体に塗り替えるとある程度時間が必要だったり、職人の技術等でムラができたり、手抜き工事が起こりやすい。
張り替えのメリット・デメリット
メリット
塗り替えと違って、すでに塗装されている外壁材を使って張り替えるだけなので、工事期間が短くて済みます。
さまざまな模様などもあるので、外壁の印象をガラリと変えることも可能です。
デメリット
さまざまな模様等もありますが、予め用意されたものを使うので、あなた独自のものにしにくいです。
サイディングボードの目地(サイディングボード同士の繋ぎ目)にコーキング(シーリング)と呼ばれる液を注入し、サイディングボード同士を繋ぐのですが、経年劣化によってコーキングが痛みやすいです。
コーキングが痛む時期は外壁のメンテナンス時期ともなるため、コーキング剤の打ち替えだけでなく塗り替え費用もかかるので、通常の塗り替え費用より多くの費用が必要となる場合もあります。
塗り替えも張り替えもそれぞれメリット・デメリットがあるので、あなたの目的に合わせてどちらにするか決めましょう。
目的別の選び方
外壁の塗り替え・張り替えどちらを選ぶかは、あなたの目的に合わせて選ぶことをオススメします。
以下に塗り替え・張り替えどちらを選べば良いのか目安として書き出してみます。
工法 | 目的 |
---|---|
塗り替え | ・費用をかけたくない ・色替えを楽しみたい ・新築時のような家に戻したい |
張り替え | ・建物の印象をガラリと変えたい ・部分的に外壁の印象を変えたい ・防音、防サビ、防水、断熱力を強くしたい |
あなたの目的に合わせたメンテナンスを行っていきましょう。
塗り替えと張り替えについてもっと詳しく知りたい方は外壁をキレイにするなら?サイディング張り替えと塗装のどっちがいいのかもご確認ください。
外壁の塗り替えはどの業者に依頼すればいいの?
外壁が塗り替えできる業者探し・選びは塗り替えの成功・失敗を決める大切なもの。
塗り替えが成功するのも失敗するのも、ほぼ90%の確立で業者の良し悪しで決まるため、正しい知識を身につけてほしいと思っています。
まず、外壁の塗り替えを依頼できる業者にはどんな会社があるのか見てみましょう。
外壁の塗り替えを依頼できる業者・会社
- 大手メーカー※積水ハウス・三井ホーム・ダイワハウス(大和ハウス)・ミサワホーム・パナホームなど
- ホームセンター
- 工務店
- 地元業者
依頼先は、大手メーカーから地元業者まであります。
しかし、大手メーカー・ホームセンター・工務店で依頼をしたとしても、結局は地元業者などに下請けとして発注がくるため、実際に作業を行うのは地元業者か寄せ集めの職人がほとんどです。
さらに、大手メーカーと地元業者の間には中間業者が何社か入っていたりするので、1案件に対して2~5社ほど関わることに。
関わる会社が多くなれば多くなるほど、中間の仲介手数料が発生するので、費用が割高になっていきます。
外壁の塗り替えはいろんな会社で可能ですが、実際に塗り替えを行っているのは地元業者であることを知ってほしいと思います。
外壁の塗り替えをするなら地域密着の地元業者へ!
そもそも、最初から地元業者に依頼をすれば、中間の仲介手数料が発生しないため、かなり安く塗り替えを行うことができます。
しかし、どの地元業者でもいいというわけではなく、地域密着の地元業者を私たちはオススメしています。
地域密着の地元業者をオススメしているのはこういう理由があるからです。
- 何かあった時にすぐ駆けつけてくれる距離であること
- 地元で一つでも悪い評判があれば仕事がしていけていないこと
- あなたの地域に合う塗り替え方法・塗料を熟知していること
これが、私たちが地域密着の地元業者をオススメしている理由です。
地域密着の地元業者こそ、あなたの大切な家を守ってくれるパートナー(理解者)となってくれます。
外壁を塗り替え時の見積もり
実際の費用を確かめるために行う見積もりは、地域密着の地元業者にお願いをする必要があります。
もし地域密着の地元業者ではない業者に見積もりを頼んでしまうと、以下のようなことが起こる場合があります。
- 費用が相場よりも高すぎる見積もり
- 費用が相場よりも安すぎる見積もり
- 金額の根拠がわからない見積もり
これらすべて悪徳業者に見積もりをお願いしてしまった結果です。
塗装業者は全国に数十万、あなたが暮らす地域だけでも数十存在していて、特に資格もいらないため悪徳業者が多く存在しています。
あなたの大切な家を守るためにも、最初の見積もりの時点から地域密着の地元業者(優良業者)にお願いすることが必要となります。
見積もりは何社にお願いすればいいの?
外壁の塗り替えを行う場合、1社しか見積もりをしないで決めてしまう方がとても多いです。
1社だけの見積もりでは、出してもらった見積もり費用が「高い」のか「低い」のかもわからないため、非常に危険なことなんです。
高いのも低いのもよくないので、適正な価格で見積もりされているかを確認するために、複数社の見積もりが現在ではスタンダードになっています。
複数社から見積もりを取るとどうなるの?
複数社から見積もりを取ると以下の効果を得られます。
- 塗装業者同士が牽制し合うことで不正を防げる
- あなたの地域の適正相場を知ることができる
- 適正価格の見積もりを出す業者の中で安い業者を選べる
どの業者も塗り替えに掛かるお金(単価)は違うので、複数社見積もりをしても同じ金額になることはありえません。
さらに、優良業者だけで見積もりをして、その中から一番安いところを選べるので、安心もでき金額を抑えた塗り替えをすることができるようになります。
このように、優良業者のみで見積もり比較をすることでメリットがたくさん得られます。
見積もりをする際に注意すること
優良業者のみで見積もり比較をすることは、確かにメリットもたくさんですが、気をつけないといけないポイントが3つあります。
- どの業者も見積もり条件はすべて同じにする
- 値切りすぎない
- 本音で話す
見積もりはあなたと塗装業者の信頼のやりとりでもあります。
本当にあなたが大切な家を守りたいと思うのであれば、塗装業者のことも考えて、お互い真摯に向き合った見積もりが必要になります。
あなたの気持ち・姿勢に応えようとしてくれる塗装業者こそが、あなたに合う業者です。
見積もりは費用を比較するだけでなく、あなたに合う塗装業者選びの重要なポイントであることも覚えておいてほしいです。
外壁を自分でDIYするには?
外壁の塗り替えは簡単そうに見せて非常に難しいです。
例えば、外壁にヒビ割れが起きて市販のコーキング材(シーリング材)を買ってきて自分で注入してとします。見た目はキレイにできていますが、翌月になってコーキングしたところが黒ずんで汚くなってしまった…
コーキング材も可塑剤と言われるモノが入っていないのを選ばないといけないのですが、こういった細かい情報がない状態で自分自身でDIYしてしまう方も多くいます。
あなた自身が行ったメンテナンスがもとで、さらに劣化を早める・もっと汚くしてしまう可能性もでてくるので、私たちでは専門の塗り替え業者にやってもらうことをオススメしています。
屋根の塗り替えについて
外壁の塗り替え時期は、屋根の塗り替え時期でもあります。
塗り替えには「足場」と呼ばれる職人が安定して塗り替え作業ができる足元を作らなければいけません。
足場を組み立てるのに10~30万円は通常かかるので、外壁と屋根で別々に塗り替え工事を行った場合は2倍の足場費用がかかります。
そのため、外壁の塗り替えの際は屋根の塗り替えも一緒に検討することがオススメです。
外壁を塗り替える時によくある失敗
訪問営業できた業者と契約
訪問販売できた営業マンは、あの手この手で契約を取ろうとします。訪問販売での契約は外壁の塗り替えで特に多い失敗、さらにトラブルへと発展するものとなっています。
外壁塗装の訪問販売は危険なの?不安になる前に知っておきたい情報を合わせてご確認ください。
すごく安い見積もりを出した業者と契約
すごく安い見積もりを出してきた業者は、安い分何かしらの項目を削っています。もしくは耐用年数が短い安い塗料にしていたりするので、見積もりの内容はしっかりと見る必要があります。
ルールが守られない塗り替え
例えば雨が降っている中での塗り替え・高圧洗浄やケレンなどの下地処理不足・養生が雑など、塗り替え工程の基本ルールや精度をかいた塗り替えが行われることで、すぐに剥がれる塗り替えとなってしまいます。
外壁の塗り替えは必ず優良業者にお願いしましょう。
最後に…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
外壁の塗り替えについてまとめて書いてきましたが、分かりづらいところはありましたか?不明点などあれば以下の塗り替えの無料相談フォームまたはお電話で気軽に私たちへご相談くださいね。あなたにとって安心・納得の情報になれば嬉しいです。
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あなたの塗り替えの不安、教えて頂けませんか?
外壁の塗り替えは、一生に数度しかないため、業者を選ぶ事に対して不安を感じますよね。
塗り替えはお金もかかるため、間違えたからと言って、簡単に再塗装もできません。
私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。
累計1万人以上(2024/10/13現在)の方々から、お問い合わせフォームや0120-929-609(無料受付中)でご相談を頂いているため、不安・悩みが1つでもあれば「家の修繕で相談がしたい」と、お気軽にご連絡ください。
不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。
相談・調査・キャンセルも無料 / どんなに小さな事でも相談可能 / 365日受付中
- 塗料(35)
- 基礎知識(90)
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- メンテナンス(3)
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- 特徴(3)
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