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屋根の点検は必要?家族と安心できる暮らしのために。

屋根を点検する必要性や、時期・費用・点検方法・屋根の種類も知っておくと、初めての屋根点検でも業者さんへお願いしやすくなります。
外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー

お家には、外壁やお部屋の天井・床など様々な部位がある中で、屋根を見る機会はなかなか無いと思います。

しかし、屋根は常に雨風や紫外線にさらされていながら、あなたからは見えにくいため、傷みが出ていても気が付きにくいところ。

そのため、あなたがお家を建ててから、屋根の点検やメンテナンスを一度もしていない場合は、まず、点検を行なう必要性を知ってほしいです。

屋根はお家の傘とも呼べる部分で、あなたとご家族の暮らしを365日守ってくれていますが、適切な時期に健康診断をしてあげることで、劣化が起きてもすぐに気が付き、被害が広がる前に修理もできます。

屋根の点検をすべき時期や、点検方法、誰にお願いすればいいのかなど、様々な視点から屋根点検について、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

屋根の点検って必要?

屋根の点検は必要?家族と安心できる暮らしのために。

お家は、あなたの暮らしを守るため頑丈に出来ているので、

「屋根なんて簡単に壊れたりしないでしょ」

このように思うかもしれませんが、これからも安心できる生活を送るためには、定期的に点検を行なうのがオススメです。

屋根の大きなトラブルが起きたり、余計なお金を掛けてしまう事態を防ぐためにも、お家の屋根点検を行うメリットや必要性を、詳しく確認していきましょう。

お家の屋根点検は、あなたにとってメリットがたくさん!

屋根の点検を行うと、下記のようなたくさんのメリットがあります。

【メリット1】無料で点検してもらえる場合が多い

雨漏りがすでに起きていたり心配な場合に、赤外線カメラによる調査を行なう時は、お金が掛かってしまいますが、目に見えるトラブルがなく定期点検の場合は、点検を無料で行なってくれる業者さんもいます。

また、ハウスメーカーさんでは、定期点検を無料で行なう会社も多く、あなたのお家を建てたメーカーさんに、定期点検をお願いするのもオススメです。

【メリット2】屋根に起きているトラブルに、早く気が付くことが出来る

屋根に何かが起きていたとしても、あなたからは見えにくいため、なかなか気が付けないと思います。

もしかすると屋根材が剥がれているかもしれませんし、屋根の上に飛来物が乗っているかもしれません…。

あなたが病院で定期的に行なう健康診断も、大きな病気に掛かっていないかどうかを確かめるためであって、病気は早い段階で見つけられれば、後遺症や命の危機に遭わずに済みますよね。

同じように、お家の屋根を長い間点検しないままにしておくと、お家全体の大きな劣化を招くことになる場合もあるので、トラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検で早めに異変に気が付くことが大切です。

【メリット3】屋根のメンテナンス費用を抑えることに繋がる

もし、屋根が大きく傷んでいても、気が付かずに放置しておくと、雨漏りに繋がる恐れがあります。

雨漏りは点検をしない限り、お部屋の天井などあなたが見えるところまで進行して、初めて気が付けますよね。

しかし、定期的に点検をして、雨漏りが起きる前にメンテナンスをしておけば、雨漏り修理の費用は生まれなかったかもしれません。

このように、お家のメンテナンスに掛ける費用を減らすためにも、屋根の点検は大事なんです。

【メリット4】生活の安心に繋がる

あなたやご家族が暮らすお家が、今現在、良い状態なのか悪い状態なのかを知るだけでも、家族みんなの安心に繋がります。

知らない事・分からない事は不安に直結しやすいため、お家が健康な状態であれば、そのまま安心できますし、もし、点検の結果、傷んできている部分があれば、

「今、我が家の屋根にはこんな劣化があるから、
こういうメンテナンスが必要な状態なんだ」

このように、気持ちの準備をすることが出来るんです。

少し劣化症状が出てきているけれど、全体的なメンテナンスは2、3年後でも大丈夫、という場合も、「2、3年後にまた屋根の点検をしてもらおう」というように、メンテナンスのプランを立てやすくなります。

メンテナンス不要な屋根はない!

屋根材の中には、メンテナンスフリーなどを謳った製品もありますが、実際には、今現在メンテナンスが不要な屋根はありません

メンテナンスフリーとよく言われるのは、瓦屋根ガルバリウム鋼板といった屋根材ですが、それぞれ下記のような劣化症状が起きます。

メンテナンス不要と
言われやすい屋根材
必要な補修
瓦屋根瓦そのものはメンテナンスが必要ない種類もありますが、瓦の周りを埋める漆喰(しっくい)という材料は、定期的に補修をしなければ、ひび割れや崩れが起きて、瓦がズレたり雨水が侵入してしまうんです。
ガルバリウム鋼板ガルバリウム鋼板とは金属屋根の一種で、同じ金属屋根のトタンに比べて、サビに強いのが特徴。しかし、絶対にサビないというわけではなく、安心して放置しておくと、サビが大きく広がっている可能性もあります。

点検したら工事もしないとダメ?

屋根の点検は大事だと思うし、実際に点検してほしいけど…

このように、屋根の点検へなかなか踏み出せない原因の一つは、「必ず何かしらの工事をしなければいけないのか」という点があると思います。

しかし、点検の結果、屋根工事が必要ない状態だった場合、屋根工事が発生するのはおかしな話ですよね。

また、少し傷みが出てきているけれど、今すぐ危険な状態になるわけではない場合、傷んでいる部分を補修してもらうか、今回は工事をせず数年後にまた点検してもらうかは、あなたの自由。

屋根がもっと劣化していて、早めに補修が必要な場合も、点検してくれた業者さんに工事をお願いするかどうかはあなた次第ですが、業者さんのお話しにあまり納得いかない場合は、別の業者さんにもお家の屋根を点検してもらってほしいです。

点検後の対応は、優良業者さんと悪徳業者で違う

屋根点検の業者さんには、お金をだまし取る悪徳業者も潜んでいるので、注意してほしいです。

優良業者さんと悪徳業者は、屋根点検後の対応で見分けられる場合があるため、二者の違いを確認してみましょう。

優良業者さん悪徳業者
点検費用・特殊調査がなければ、無料で点検してくれる
・特殊調査も無料で対応してくれる業者さんもいる
・初めは無料と言って、点検後に何かしら理由をつけて料金を取る
・点検は無料でも、本来不要な工事を迫ってくる
屋根工事が
必要ない場合
・屋根が健康な状態を、写真に撮って見せてくれる
・何年後くらいにメンテナンスが必要になりそうか、アドバイスをくれる
・屋根が傷んでいると嘘を付く
・別の家の傷んでいる屋根の写真を見せる
・わざと屋根を傷つけて、工事を発生させる
屋根工事が
必要な場合
・劣化部分の写真を一緒に見ながら、詳細や必要な補修を説明してくれる
・あなたの要望に応じて、見積書・調査報告書を作ってくれる
・急かしたりせず、他社との相見積もりを勧めてくれる
・不適正な金額で工事を迫ったり、大幅値引きで契約を迫る
・当日中や1週間以内など、早く契約させたがる

屋根の点検をすべき時期

屋根の点検をしたくても、お家を建ててからどのくらいの時期に行なうべきなのかが分からないと、点検してもらう業者さんを探すのにも踏み出せないと思います。

あなたのお家の屋根点検をすべき時期がいつなのか、私と一緒に見ていってもらえると嬉しいです。

約5年ごとに点検しておくと安心

お家の屋根や外壁は、約10年ごとにメンテナンスを行なっていくと、キレイで健康な状態を維持することができます。

「じゃあ、点検する時期も築10年くらい?」と思うかもしれませんが、私としては、メンテナンスの目安となる築10年よりも、少し早めに点検をしておくのがオススメ。

屋根の点検は、下記の2種類に分けることができます。

  • そろそろメンテナンスが必要になる築10年頃に、工事を視野に入れて行なう
  • もしもの場合に備えて屋根の健康診断をしておく

雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐために、屋根工事を考えていなくても点検を行なう事は大切。

できれば1年ごとや、2~3年ごとに点検してもらうのが安心ですが、大変な場合もあると思うので、約5年を目安に屋根の点検をしてもらってほしいです。

最低でも築10年を過ぎたら点検

「我が家はもう築10年以上経ってる…!」という場合は、できるだけ早めに屋根点検をしてもらうのがオススメ。

屋根が傷んでいてもおかしくない時期なので、大きな劣化になる前に、業者さんを呼んで点検してもらいましょう。

また、築10年を過ぎていれば、塗装工事などで屋根のメンテナンスを行なう必要が出てくる場合もあるため、点検と一緒に見積もりをお願いしてみてほしいです。

もちろん、見積もりをしてもらっても、その業者さんで必ず工事をしなければいけなかったり、その場で契約を決める必要はないので、まずは点検・見積もりだけ行い、業者選びや見積もりの流れをつかみましょう。

外壁も一緒に点検してもらうのがオススメ

お家の屋根を点検してもらう時は、一緒に外壁も点検してもらうのがオススメです。

屋根と外壁は、傷みの出てくる時期がどちらも築10年頃なので、まとめて点検してもらうと、あなたの手間を省くことができます。

そのため、屋根だけでなく外壁も点検できる業者さんを選んでほしいです。

大きな台風や暴風雨のあとは点検してもらう

屋根の点検は、築年数だけではなく、大きな自然災害に見舞われた後も、できるだけ行なってほしいです。

屋根は、お家の傘とも言える部分なので、台風や暴風雨などのダメージを一番受けやすいところ。

そのため、まだ築年数が浅かったり、この間点検してもらったばかりという場合でも、大型の台風や嵐が去ったあとは、屋根の点検をしてもらうのがオススメ。

屋根の上で屋根材がズレていたり、見えないところで雨樋が破損している可能性があり、雨漏りの原因となってしまいます。

お家の屋根は誰に点検してもらえばいい?

屋根の点検を行なうためには、専門業者さんにお願いする必要がありますが、屋根点検をしてくれる業者さんは、下記のようにたくさんあります。

屋根点検の業者さん特徴
お家を建てた
ハウスメーカーさん
ハウスメーカーさんの多くは、お家を建てたあとのアフターフォローとして、点検を無料で行なってくれます。ただ、もし屋根工事を行なう場合は、中間マージンという余計なお金が必要になり、会社をまたいで工事が行われるため、実際にメンテナンスをするという点ではあまりオススメではありません。
大手リフォーム会社さん大手リフォーム会社さんは、ハウスメーカーの中にリフォーム事業としてある会社が多く、工務店さんや塗装業者さんに比べて知名度が高く安心です。ただ、もし工事が必要になる場合は、ハウスメーカーさんと同じく、下請け業者など二社以上の会社が関わる事が多いため、あまりオススメではありません。
工務店さん工務店さんは、新築からリフォームまで、お家に関する工事全般を得意とする、地域密着の小規模な会社が多いです。屋根点検も行なえる工務店さんが多いですが、お家の新築がメインな会社もあるので、確認してから点検をお願いしましょう。
地域密着の塗装業者さん塗装業者さんは、屋根・外壁などのメンテナンスを専門とする会社が多く、屋根は塗装だけでなく、屋根材の張り替え(葺き替え)なども対応してくれる塗装業者さんが増えています。
地域密着の
リフォーム業者さん
新築ではなく、今あるお家に対する工事という点では、塗装業者さんと似ているところですが、外装・内装のリフォームなど、対応工事が幅広いのが特徴。塗装業者さんが対応工事を広げて、リフォーム会社へ事業拡大することも多いです。

屋根の点検は地域密着の塗装業者・リフォーム業者さんがオススメ

屋根の点検を行なう時は、地域密着で営んでいる、塗装業者さんやリフォーム業者さんにお願いするのがオススメです。

前の項目に挙げた、ほかの業者さんでも点検をしてもらうのは良いと思いますが、もし実際に工事を行なう場合、デメリットが発生してしまいます。

ハウスメーカーさんや大手リフォーム会社さんでは、工事作業を下請け業者にお願いするため、中間マージンという仲介料が発生してしまいます。

費用面だけでなく、会社が複数社関わるとあなたの要望がしっかり通らなかったり、対応が遅れることもあるんです。

また、工務店さんでも、対応してくれる会社であれば良いのですが、新築事業のみでリフォームに対応していない場合は、点検ができても屋根工事はできない可能性もあります。

塗装業者さんやリフォーム業者さんは、新築ではなく、今あるお家に対するメンテナンスを主に行なう会社がほとんどなので、工務店さんよりもメンテナンスに特化していて、大きな会社よりも金額を抑えた工事ができるんです。

ただ、今はとりあえず点検だけしたくて、工事できるかどうかはまだ分からない…という場合は、あなたが話しやすい業者さんにお願いしましょう。

自分で点検したらダメ?

業者さんに屋根の点検をしてもらおうと思っても、「業者さんを探したり、日程を合わせるのが面倒だから、自分で点検しちゃだめかな?」と考えるかもしれません。

しかし、あなた自身でお家の屋根を点検するのは、大きなデメリットがあるので、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

事故の危険がある

屋根の点検を行なうには、屋根の上をしっかり見る必要がありますが、あなた自身で屋根の上にのぼる事は、私からはオススメできません。

専門業者さんであれば、普段から屋根にのぼり慣れていますが、あなたは屋根にのぼった事が一度もなければ、事故の危険性がとても高いです。

屋根の上は、あなたが思っている何倍も高く、傾斜があるため足場が不安定。

また、屋根を傷つけないように気を配る必要があり、屋根の状態を自由に確認するのはとても難しくなります。

高所・不安定な足場・未経験という悪条件が揃っていることで、あなたが点検中に屋根から転落してケガを負ってしまったり、屋根の下にいたご家族などにもケガを負わせてしまう可能性もあるんです。

あなた自身で屋根を点検する危険性については、「台風による被災…お家の不安を抱えるあなたに注意してほしい事」もご確認いただければと思います。

専門業者さんにしか分からない事がたくさん

屋根についての知識が少ないあなたと、屋根の専門業者さんとでは、同じ距離や角度で屋根を見られたとしても、分かることが違います。

そのため、もしあなた自身で屋根を近くで見られたとしても、専門的な視点で劣化に気づくことが出来ず、ただ危険な状態にさらされるだけで終わってしまう可能性も。

屋根にひび割れを見つけても、そのひび割れの深刻度はどの程度なのか、知識もなく判断することは難しいです。

あなたから見て、「まだ修理しなくても大丈夫そうかな」と思っても、専門業者さんが見れば、「雨漏りの危険性がある」と判断するかもしれません。

あなたのお家の屋根なので、あなた自身で見てあげたいという気持ちもあると思いますが、屋根の知識をしっかり持っている業者さんにお願いすることが、あなたのお家やご家族との暮らしを守ることに繋がります。

屋根をあなた自身が傷付けてしまう

もし、あなた自身で屋根の上にのぼれたとしても、普段と同じように歩いてしまっては、とくに問題なかった屋根材を傷つけてしまう恐れがあります。

スレート屋根という、薄いセメントで出来ている屋根材の場合は、気を付けなければ人が踏むだけで割れてしまうため、職人さんも屋根の上にあがる時はとても慎重。

また、屋根の下地となる野地板(のじいた)は、湿気や雨漏りで酷く傷んでいると柔らかくなっている場合があるため、屋根の上に乗った時に抜け落ちてしまうことも。

あなた自身で屋根を傷つけないためにも、屋根にのぼり慣れている専門業者に点検をお願いしてほしいです。

屋根の点検にはお金が掛かる?

「屋根の点検をしたいけど、お金って掛かるものなのかな…。」

このように、お家の屋根点検をしたくても、お金が掛かるのか、無料で出来るのかによっては、心の準備の仕方も違ってきますよね。

屋根の点検にお金が掛かるかどうかは、点検の内容次第になってきます。

屋根の点検方法費用相場
目視調査無料
解体調査0~10万円
赤外線調査10~40万円
ドローン調査0~3万円
発光液調査5~20万円
散水調査10~30万円

どのような方法で点検するのかによって、無料で見てもらえる場合もあれば、数十万円も掛かることも。

また、点検してくれる業者さんによって価格設定は変わります。

例えば、ドローン調査に30,000円掛かるけれど、その業者さんで工事も行なうのであれば、調査費用は無料になる、という形を取る会社もあるんです。

メンテナンス不足が原因で、点検に掛かる費用が高くなることも

上記で見ていただいた点検方法の中でも、赤外線調査や発光液調査、散水調査などは、お家に雨漏りが起きている場合に行なわれる調査ですが、これらは調査費用が掛かることが多いです。

雨漏りを止めるには、原因を突き止めることが一番大切。

しかし、目視調査だけでは雨水が侵入している場所や、雨水の経路などは特定することが難しいため、補修をしてもまた雨漏り…というように、何度も工事を行なうことになってしまいます。

屋根材を部分的に剥がして確認する解体調査は、目視調査よりも屋根の状態を詳しく確認できますが、解体調査が難しい場合や解体してほしくない時などは、赤外線調査などが必要になるため、その分だけ調査費用が掛かることもあるんです。

このように、雨漏りの原因調査は、場合によって数十万円かかる可能性があるため、雨漏りが起きる前に、定期的な点検と適切な時期のメンテナンスを行なっておくと、余計な費用を掛けずに済みます。

お家の屋根を点検する方法

あなたのお家の屋根を、業者さんに点検してもらう時、どのような方法があるのかを事前に知っておくと安心です。

家族みんなの暮らしを守る大事な屋根に、よく分からない事をされてしまうのは怖いですよね。

屋根はどのように点検されるのか、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

屋根の点検方法を3つの軸で確認

屋根の点検方法を詳しく確認していければと思うので、

  • 前情報の把握
  • 屋根にのぼって点検
  • 屋根にのぼらず点検

この3つに分けて見ていきましょう。

前情報の把握

どんな点検方法であっても、業者さんがお家の屋根を点検する時は、下記のような屋根の情報を事前に把握していると、より正確に調査することができたり、点検をスムーズに進めることができます。

築年数

お家を建ててから何年経っているのかによって、屋根の傷み具合がどのくらい進んでいるかを予測したり、予測を元に実際の調査でもっと詳しく調べることができます。

詳しい築年数が分からなくても、大体の年数や、最低でも何年以上は経過している…という情報だけでも伝えると、業者さんの助けになります。

工事歴

屋根修理など、過去にお家の工事をした経験があるかどうか、分かる範囲で調べておきましょう。

例えば、屋根から瓦が落ちてきたという場合でも、数年前に別の業者さんで雨漏り修理した場合は、その修理が原因の可能性も考えられます。

雨漏り経験

過去に雨漏りしたことがある場合は、

  • 雨漏りが起きた時期
  • 雨漏りした場所
  • 雨漏りの規模
  • 行なった工事内容

これらを把握していると、屋根の点検時、その部分に気を付けながら調査することができます。

以前起きた雨漏りの、調査報告書や見積書、調査時の写真などがあればもっと分かりやすいですが、これらが残っていなかったり、あなたの中でも詳しく覚えていない場合は、分かる範囲の情報を伝えましょう。

勾配(こうばい)

お家の屋根には、雨水が雨樋や地上へキレイに流れるように、勾配と呼ばれる傾斜が掛けられています。

勾配の角度はお家によって様々で、もし屋根にのぼって点検してほしい場合も、急勾配では難しいことがあり、のぼらずに点検する方法へ変わる可能性もあるんです。

あなたのお家の屋根が、どのくらいの勾配なのかよく見えなかったり、見えたとしても、急なのか緩やかなのか判断できない場合でも、業者さんは点検の準備をしっかり整えて来てくれます。

屋根にのぼって点検

屋根の状態は、至近距離で確認したり、実際に触れてみなければ分からない事があるので、より正確に点検することができます。

遠目から見る限りでは異常が無くても、屋根にのぼって触ってみると、屋根材が剥がれかかっていたという場合も。

屋根にのぼって行う点検にはどんな方法があるのか、詳しく見ていきましょう。

目視調査屋根材を剥がしたりせず、屋根の上を目で確認するだけの調査です。ひび割れ・剥がれ・ズレ・サビ・コケ・カビなど、様々な症状を確認できますが、屋根の内部を見ることはできない為、見える範囲の症状から内部の状態を予測をすることになります。また、下地が傷んでいる場合は、歩いた時の屋根のたわみ具合いで判断できるベテラン業者さんもいます。
解体調査屋根材を部分的に解体して、下地の傷み具合を確認します。解体作業や、元に戻すための材料などが必要になるため、目視調査と違って費用が発生することも。
発光液調査雨漏り調査に行なわれる調査の一種で、特殊な光を当てると発光する液体を使います。雨水の侵入箇所を予測して、様々な色の液体を別々の場所から流すことで、どの雨水がどこに漏っているのかを特定することができる優れもの。
屋根点検で業者さんが注意する事

屋根にのぼって調査する場合は、下記のように注意しなければいけない事があるので、屋根点検の経験がきちんとあったり、屋根の構造に関する知識をしっかり持っている業者さんにお願いしてほしいです。

屋根材を傷つけないようにする屋根材の中でも、スレート屋根と呼ばれる屋根材は、セメント製ですが薄く出来ており、雨や気温の変化によって膨張・収縮を繰り返すため、傷みが進んでいるほど割れやすいです。そのため、業者さんは慎重に屋根の上を歩かなければ、屋根材を踏み割ってしまう可能性もあります。
勾配で滑らないようにするどんな屋根でも、少なからず勾配は掛かっているため、普段の平坦な地面や床に立つのとは状況が違います。また、ただ屋根の上に立つだけでなく、移動したり屋根に触れて点検作業に集中する必要もあり、身体や神経を常に使うことになるため、屋根点検の経験をしっかり持つ業者さんにお願いすることが大切です。

屋根にのぼらず点検

屋根にのぼって調査しなければ分からない事もたくさんありますが、屋根にのぼってほしくない場合もあると思います。

これまでの屋根点検は、屋根にのぼって行うのが当たり前でしたが、様々な調査機材の発達によって、のぼらなくても点検ができるようになってきているんです。

調査方法によっては、屋根にのぼって行う調査でも分からない事が、逆に分かったりもするので、どんな調査方法があるのか、私と一緒に見ていきましょう。

赤外線調査サーモグラフィーと呼ばれる、赤外線カメラを使った調査で、雨漏りの原因を突き止めたい時に大活躍します。温度の変化がカメラを通して見えるため、雨水の侵入経路が分かり、的確な雨漏り修理を行なうことができるんです。目視調査や解体調査では難しい雨漏り調査が、スムーズに行なってもらえます。
ドローン調査ドローンを使えば、業者さんが屋根にのぼることなく、屋根全体の状態を動画や写真で見たり、手元のコントローラーにある画面ではリアルタイムで確認することができます。ただし、ドローンを飛ばすには条件があったり、事前に自治体へ申請が必要な場合もあるため、業者さんへ確認するようにしましょう。
撮影ポール
(高所カメラ)
専用の長い棒の先端にカメラを取り付けて、地上から屋根の状態を確認することができます。ドローンは機材が高額なことや、操縦に高度な技術が必要なため、撮影ポールでの調査を導入する業者さんが増えてきています。
散水調査雨漏り箇所を特定するために行なわれる調査の一種。屋根の上からホースなどで水を撒いて、部分的に雨を再現しながら、どこに撒いた時にどこから雨水が漏れるのかを調べます。
屋根裏調査屋根の状態によっては、お家の屋根裏を調べることもあります。屋根裏は、2階の押し入れの天井などが入口になっていることが多いため、一時的に業者さんをお家の中へ通すことになりますが、屋根の表面だけでなく裏側まで調べてもらうことで、正確な劣化状態を知ることが出来るんです。

雨でも屋根の点検はできる?

屋根の点検は、雨の日には行わないのが一般的です。

もし、屋根にのぼって点検する場合は、雨水によって滑りやすくなるため、ベテランの業者さんでも危険。

雨漏り調査の場合も、屋根全体に雨が降ってしまうと、屋根のどこから雨水が侵入しているのか突き止めることができません。

また、赤外線調査での雨漏り調査も、お家全体が雨にさらされるため、温度の変化が分かりにくくなります。

ドローンや撮影ポールでの点検では、雨で視界が悪く、写真も不鮮明になってしまうため、雨の日に屋根を点検することは難しいんです。

屋根の点検にはどのくらい時間が掛かる?

屋根の点検は、あなたが詳しく屋根の状態を知るためにも立ち会うのがオススメですが、屋根にのぼって調査をする場合は、30分~1時間くらいが目安。

5~10分程度で点検が終わってしまう業者さんの場合は、あまり丁寧に屋根の状態を見てくれていない可能性があります。

点検方法によっても調査時間は変わりますが、最低でも30分は掛けて点検してもらうようにしましょう。

屋根にのぼって点検・のぼらず点検、どっちがいいの?

お家の屋根を点検する方法は、

  • 業者さんが屋根にのぼって点検する
  • 業者さんが屋根にのぼらず点検する

この2つの方法に分けることができますが、屋根にのぼらず点検した方が、屋根を傷つけたり事故が起きる心配もありません。

しかし、屋根にのぼって触ってみたり、部分的に解体してみることで、下地の状態まで確認できる場合もあるため、一長一短。

そのため、あなたが行なってほしい方法で、業者さんに屋根の点検をお願いしてみましょう。

業者さんが、あなたのお家の屋根を地上から見たり、築年数などによっては、「この調査をした方が正確に分かります」というように、業者さんがほかの調査方法を勧めてくれる場合もあります。

あなたと業者さんでよく相談して、お互いが納得できる方法でお家の屋根を点検してもらってほしいです。

訪問業者は出来る限りのぼらせない

「屋根を無料で点検します」と言って、あなたのお家に突然訪問してくる業者もいますが、出来る限り屋根にのぼってもらわないようにしてほしいです。

屋根の点検業者には、お金をだまし取る悪徳業者が多く、よく使われる手口が無料点検の訪問。

「無料点検キャンペーン中で、この地域を回ってるんです」
「近所で屋根の塗装工事中なんですが、お宅の屋根材がズレているのが見えたので」
「昨日の台風は大丈夫でしたか?無料で点検しますよ」

このように、いろいろな理由を付けてあなたのお家の屋根を点検しようとしますが、もし、悪徳業者を屋根にのぼらせてしまうと、わざと屋根を傷付けられたり、劣化がなくても「工事が必要です」とを付いて契約を迫られたりしてしまいます。

訪問業者すべてが悪い会社ではありませんが、お金をだまし取られたり手抜き工事をされる被害は、訪問販売が圧倒的に多いため、あなたとご家族の暮らしや大切なお金を守るためにも、十分に注意してほしいです。

どんな劣化症状が起きる?屋根の種類別に確認

屋根は、お家のてっぺんにあるので、あなたが近くで見ることは難しいと思います。

そのため、あなたのお家の屋根に劣化症状が出ていても、なかなか気が付けないのは当然ですよね。

屋根にはどんな劣化が起きるものなのか、屋根材の種類ごとに確認していければと思うので、もしお家に使われている屋根の種類があなた自身で分かれば、どんな劣化の可能性があるのかを知っておいてほしいです。

瓦屋根に起きる劣化

漆喰(しっくい)部分

石灰が主な原料となる白い塗り壁のことで、瓦屋根の上部の隙間を埋めるために使われていることが多いです。

塗装が必要ない瓦屋根の場合も、漆喰部分のメンテナンスは必要なので、定期的な屋根の点検が大切になります。

劣化症状劣化の内容
ひび割れ漆喰は、雨風や紫外線によってひび割れが起きます。ひび割れを放置したままでは、雨水が侵入してさらに漆喰が崩れたり、雨漏りする恐れもあるんです。
崩れ漆喰が崩れると、雨漏りはもちろん屋根瓦が剥がれてしまう可能性もあり、瓦は1枚でも厚みや重さがあるため、屋根から落下するとケガや事故に繋がります。

瓦部分

瓦屋根は、様々な種類に分類することができ、種類によって塗装が必要な瓦と、塗装をしなくても大丈夫な瓦があるんです。

見分けるのは難しいため、業者さんに点検してもらい、あなたのお家の屋根瓦にどんな種類が使われているのか知っておくと、メンテナンスが必要になった場合の業者選びが進めやすくなります。

瓦の種類劣化の内容
日本瓦・和瓦塗装をしなくても大丈夫ですが、最近では日本瓦に塗装できる塗料も開発・販売されているので、コケや汚れが気になる場合は、塗装を行なうのもオススメです。
モニエル瓦
・セメント瓦
塗装が必要な瓦で、モニエル瓦とセメント瓦は見た目が似ていますが、塗装方法が違うため、きちんと瓦の種類を見分けられる業者さんに点検してもらう必要があります。どちらの瓦も、塗装の膜が剥がれてきたり、色あせが出てくるため、見栄えが悪くなるだけでなく、防水効果も失われて、下地へ雨水が浸透してしまう恐れがあるんです。

スレート屋根に起きる劣化

スレート屋根の部位劣化の内容
塗膜(とまく)塗膜とは、屋根材に塗られた塗料が固まって出来る薄い保護膜のことで、雨水や紫外線、カビ・コケなどから屋根材を守ってくれます。しかし、段々と色あせたり、ひび割れや剥がれが起きて屋根材そのものがむき出しになり、屋根材を傷める原因になってしまうんです。
屋根材スレート屋根は、薄いセメント製の屋根材ですが、水分を含んで膨張・収縮を繰り返すことで、ひび割れしやすく、変形して反ってくることもあります。ひび割れが進行して破損したり、屋根材がズレたりすれば、地上に落下する危険もあるため、定期的な点検はとても大切です。
板金
(ばんきん)
スレート屋根の山部分や谷部分には、板金と呼ばれる金属の板が取り付けられています。釘で固定されており、強風などによって釘が浮いてくると板金そのものまで浮いたりズレてくるため、隙間から雨水が侵入する原因となります。また、釘も板金も、サビが発生すると見栄えが悪くなるたけでなく、酷い場合は板金に穴が空いてしまうこともあるため、点検で早めに気付いて対処できると安心です。

金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板)に起きる劣化

劣化症状劣化の内容
サビ金属屋根にとって天敵なのが、サビです。ここ数年で人気が出てきているガルバリウム鋼板は、トタンに比べてサビに強いという特徴を持っていますが、絶対にサビないわけではありません。サビが出来ると、どんどん広がってしまったり、塗膜が剥がれる原因にもなるため、定期点検で早めのメンテナンスをすることが大切です。
塗膜の剥がれ塗装の膜が剥がれてくると、見栄えが悪くなるだけでなく、屋根材がむき出しになる事によってサビが発生しやすくなります。また、金属屋根は表面が滑らかなので、塗膜が剥がれてくると目立ちやすいため、サビの発生やお家の美観を保つためにも、点検が必要です。

雨樋(あまどい)に起きる劣化

雨樋は、どの種類の屋根にも取り付けられており、屋根から流れ落ちてきた雨水を受け止めて、地上へキレイに落とす役割があります。

そのため、雨樋が機能していないと、雨水が外壁の一部分に当たり続けて劣化させたり、折れ曲がって危険な状態になることもあるため、屋根と一緒に点検する必要があるんです。

雨樋は、台風や暴風雨などが原因で、割れやゆがみ、破損してしまうことがあり、ゴミが詰まって排水不良を起こすと雨水がキレイに流れず、最悪の場合は雨漏りしてしまう事もあります。

お家の屋根が傷む原因

お家の屋根は、傷んでいるところがないかを調べるために、定期的な点検が必要ですが、そもそも屋根が劣化してしまうのは、2つの原因が考えられます。

経年劣化

経年劣化とは、年月が経つことによって自然に発生する傷みのことで、お家の屋根は、築10年を過ぎると段々傷みが出てきます。

そのため、傷みが大きくなる前にメンテナンスをしておくと、費用を抑えて工事することができるんです。

どんな屋根でも経年劣化は進むものなので、定期的に屋根の点検を行うことは、ご家族との暮らしを守るためにも大切になります。

風災

風災とは、雨風や台風、暴風など、悪天候による災害のことを言います。

お家を建ててからまだ10年も経っていなかったり、メンテナンスを行なって間もない状態でも、大きな台風が来れば屋根を破損させてしまうことも。

経年劣化に対して突然起きる劣化なので、屋根の点検やメンテナンスの経験がない場合は、不安に襲われて、慌てて屋根点検の業者選びを進めてしまいがちです。

悪徳業者を選んでしまうと、お金をだまし取られたり、手抜き工事をされてしまうので、慌てずに業者選びを行なうためにも、定期的な屋根点検をしておくと、困った時に見てもらえる業者さんへすぐに来てもらうことができます。

お家の屋根の種類を確認しよう

あなたがお家の屋根の種類を聞かれても、すぐに正確に答えるのは難しいですよね。

業者さんに屋根の点検をしてもらう時は、屋根の種類が分からなくても、業者さん自身が点検に来た際に確かめてくれることが多いですが、中には「○○屋根は対応できない」というように、屋根材ごとで対応できない可能性もあります。

ハッキリと屋根の種類が分からなくても、特徴を把握していれば、業者さんも屋根の種類を予測することができるため、あなたのお家の屋根がどんな種類なのか、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

あなた自身で屋根の種類を確認するには?

あなた自身で屋根の種類を確認する方法は、下記の3つが挙げられます。

  • 2階の窓から1階の屋根を確認する
  • お家から遠ざかって望遠鏡で確認する
  • グーグルストリートビューで確認する

それぞれ詳しくみていければと思うので、あなたに実践できそうな方法があれば、試してみてほしいです。

2階の窓から1階の屋根を確認する

あなたのお家の構造にもよりますが、

  • 2階建て以上
  • 1階部分にも屋根がある

このような条件が揃っていれば、2階の窓やベランダなどから、1階部分の屋根を確認できる場合があります。

ただし、窓やベランダから身を乗り出さないように確認してほしいです。

お家から遠ざかって望遠鏡で確認する

お家から少し離れた所へ行って、屋根を見てみましょう。

ただし、道路やご近所さんの敷地内などで確認すると、事故やトラブルが起きる可能性もあるため、周りに十分注意してほしいです。

グーグルストリートビューで確認する

インターネット検索エンジンのグーグルは、「グーグルマップ」というインターネット上の地図機能を提供していますが、その中には「グーグルストリートビュー」という、風景の写真を地図に沿って見られる機能も。

そのため、グーグルマップであなたのお家の住所を検索して、グーグルストリートビューに切り替えると、屋根を確認できるかもしれません。

ただし、ストリートビューの撮影角度によっては、あなたのお家が映っていない場合もあります。

屋根の種類の違い

あなた自身でお家の屋根が見える場合、どんな特徴があるのかを、できる範囲で確認してみてほしいです。

屋根は種類ごとに、下記のような特徴があります。

  • 瓦屋根の特徴…厚みがある
  • スレート屋根の特徴…薄い
  • 金属屋根の特徴…1枚が長い

3つの屋根材に関する、厚み・1枚の長さも比べながら、それぞれの特徴を確認していきましょう。

瓦屋根・スレート屋根・金属屋根の、厚み・1枚の長さ

屋根材の種類厚み1枚の長さ
瓦屋根約2~3センチ50センチ前後
スレート屋根5ミリ前後1メートル前後
金属屋根15ミリ前後3メートル前後
(3メートル以上の長尺もあり)

瓦屋根は厚みがある

瓦屋根は、日本瓦・モニエル瓦・セメント瓦など、もっと細かく種類を分けることができますが、ベテランの屋根業者さんでも見分けが難しいことがあるため、瓦屋根か、そうでないかだけでも把握しておきましょう。

スレート屋根や金属屋根に比べて、瓦屋根は1枚1枚厚みがあります。

とはいっても、至近距離で厚みを確認することは難しいと思うので、周りのお家をぐるっと見渡してみて、あなたのお家の屋根材よりも薄く平べったい屋根材がないか探してみてほしいです。

「ウチの屋根はお隣さんより、見た感じ厚くてズッシリしてそう…。」と思ったら、瓦屋根の可能性が高いと言えます。

スレート屋根は薄い

スレート屋根の特徴は、1枚1枚が薄いという点です。

また、金属屋根もスレート屋根と同じように、瓦と比べて薄いですが、スレート屋根はセメントで出来ているため、表面がザラザラになっていたり、縦線の模様が入っている種類もあります。

金属屋根は1枚が長い

トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根は、1枚1枚に長さがあります。

ガルバリウム鋼板は、1枚が3メートル近くあるものが多いですが、スレート屋根は、デザインにもよりますが1メートル弱が多く、少し短めです。

トタン屋根は、瓦棒葺きと呼ばれる、四角い棒が均等に並んだデザインと、波型や丸形と呼ばれる、波打ったデザインのものが多く使われています。

また、金属屋根は縦葺きと横葺きがあり、屋根材を地面と垂直に設置する方法と、スレート屋根のように地面と平行に設置する2通りがあります。

もし修理が必要な場合は?屋根に行なう工事と費用を確認

あなたのお家の屋根を、業者さんに点検してもらった結果、修理が必要な状態だった場合は、どんな工事をする必要があるのか、一緒に見ていければと思います。

また、修理が必要と分かっても、どのくらいの費用が掛かるのかは、一番気になるところですよね。

そのため、屋根修理に掛かる費用相場も、一緒に確認してもらえると嬉しいです。

屋根の部分的な修理が必要な場合

屋根を点検した結果、部分的な修理で済む場合は、どんな修理を行なう可能性があるのか、私と一緒に見ていきましょう。

修理の種類価格相場修理の内容
屋根材の
部分交換
約1~5万円屋根全体はあまり傷みがなく、屋根材1枚単位での交換で済む場合もあります。周りの屋根材を傷つけないように交換するにも、技術や経験が必要なので、優良な業者さんを選ぶことが大切。
板金交換約3~10万円屋根板金は、ゆがみやサビが酷ければ新しい板金に交換する必要があり、屋根からの雨漏りは板金の劣化が原因になっていることも多いため、お家の屋根にとって大事な部分です。
コーキング補修約700~900円/mスレート屋根のひび割れや、板金部分の隙間・釘などに対して、ゴムのような弾力を持つ「コーキング材(シーリング材)」という樹脂を使った工事です。弾力によってひび割れの悪化を防いだり、密閉して雨水の侵入を防ぐことができます。

屋根全体の修理が必要な場合

屋根の点検を行なった結果、全体的なメンテナンスが必要になることもあります。

とくに築10年を過ぎている場合は、部分修理を行なっても、すぐに別の部分で劣化やトラブルが発生する可能性があるため、全体のお手入れをしておくのがオススメ。

   
修理の種類価格相場修理の内容
塗装工事約40~80万円塗装工事とは、屋根材に専用のペンキを塗って保護するメンテナンスのこと。屋根の全体修理の中では一番費用が安く、築10年前後であれば塗装工事で済むことが多いです。
葺き替え工事約60~200万円葺き替え工事は、屋根材を新しく交換するメンテナンスのこと。全体修理の中では一番金額が高くなりますが、すべての屋根材や、屋根の下地も交換することができるため、次回のメンテナンス時期を延ばすことができます。
重ね葺き工事
(カバー工法)
約80~120万円重ね葺き工事は、今ある屋根材の上に新しい屋根材を被せるメンテナンスです。お家に重みが加わることや、下地に傷みがあってもその後の補修が難しくなることから、下地が劣化している場合は重ね葺きができません。また、瓦屋根には重ね葺きが難しいため、一般的にはスレート屋根・金属屋根に行なわれ、葺き替えより工事が簡単で安いのも特徴です。

雨樋修理

雨樋は、様々な形の樋がくっついて出来ているので、劣化が部分的であれば、傷んでいる箇所だけの交換で済むがあります。

また、雨樋がきちんと機能していれば、塗装工事で色あせなどをキレイにするメンテナンスで大丈夫ですが、たくさんの部分が壊れかけていたり、20年近くメンテナンスを行なっていない場合は、全体的な交換が必要です。

雨樋修理の種類価格相場
塗装工事約5~10万円
部分交換約1~3万円/一か所
全体交換約30~50万円

追加工事が発生することもある

屋根は、様々な材料が積み重なって出来ているので、屋根材をすべて剥がしてみなければ分からない劣化もあります。

部分的に屋根材を解体してみて、その部分の下地が傷んでいなくても、別の面の屋根では下地が傷んでいるかもしれません。

屋根材の下には防水シートが敷かれており、さらに下には野地板(のじいた)と呼ばれる下地の板が敷かれています。

ベテランの屋根業者さんであれば、野地板が傷んでいると、屋根の上に乗った感触で分かる事もありますが、屋根材をすべて剥がしてみなければ、ハッキリと判断するのは難しいです。

そのため、もし見積もりする場合は、「工事中に劣化が発覚した場合、追加工事が発生することがあります」というような断りを見積書に記載したり、業者さんの口からも、理由を添えて説明してくれたりします。

「点検」の段階は、まだあなたと業者さんは契約を交わしていない状態なので、必要以上に屋根へ手を付けるわけにもいきません。

分かる範囲で点検を行い、知識や経験から予測をして判断することになるため、信頼できる優良業者さんに屋根の点検をお願いすることで、あなたのお家の状態をより正確に知ることが出来るんです。

火災保険で屋根修理が出来る?

「昨日の台風で屋根材が壊れていないか心配…。」
「この間の豪雨から、天井裏でポタポタ音が鳴ってる気がする…。」

このように、荒れた天気の後に、お家の屋根の様子が気になって、点検を考えることもありますよね。

もし、雨風や台風などが原因で屋根が傷んでいた場合は、火災保険で修理できる可能性があります。

ただし、業者さんに屋根を点検してもらっても、火災保険が利用できるかどうかは分からず、保険会社が判断するものです。

屋根修理を火災保険で行いたい場合は、屋根の点検と合わせて修理の見積もりをしてもらい、保険会社に申請して、保険が適用できるかどうか審査してもらいましょう。

屋根点検の悪徳業者に要注意!

お家の屋根点検で注意してほしいのが、あなたからお金をだまし取ったり、不適切な工事を行なう悪徳業者です。

点検や工事を行なう業者は、悪い業者がたくさん潜んでいますが、中でも「屋根点検」の悪徳業者による被害はとても多く、現在も後を絶ちません。

あなたのお家が被害に遭わないためにも、なぜ屋根の点検は悪徳業者にだまされやすいのか、私と一緒に確認してもらえると嬉しいです。

全国で被害が絶えない「点検商法」

お家に関する工事の悪徳業者がよく使う手口には、「点検商法」というものがあり、「無料点検」などを装ってあなたのお家に訪問して、高額な工事が必要と嘘を付いたりします。

もちろん、点検商法は屋根点検でも行われている手口で、むしろ外壁や水回りなどほかの場所よりも、屋根は悪徳業者にとって点検商法を利用しやすいんです。

屋根点検でだまされてしまう原因

【1】屋根はあなたから見えない
…何を言われても信じやすい
お家の屋根は、外壁や内装に比べて、あなたから見えにくいですよね。そのため、悪徳業者が屋根にのぼって点検後、屋根の状態や必要な工事について嘘を付かれても、あなた自身で確かめることが難しく、騙されてしまいやすいんです。
【2】屋根の傷みを知ると生活が不安になる
…速く不安を解決したくて、目の前の専門業者に頼ってしまう
お家の屋根が傷ついたり破損することは、雨漏りに繋がりやすいため、「工事しないと危険ですよ」などと言われると、不安でいっぱいになりますよね。不安を早く解決したくても、屋根に関する知識がないと、とりあえず今すぐ頼れる業者として、点検をした悪徳業者に慌てて修理をお願いしてしまうんです。
【3】屋根修理は高いお金が掛かる
…大幅値引きや期間限定に誘われて契約してしまう
屋根修理にどのくらいお金が掛かるかを知らなくても、100円単位では済まない事は、何となく予想がつくと思います。実際、屋根の全体的なメンテナンスは約40~200万円も掛かるため、修理が必要と言われれば、お金の心配が出てきますよね。誰でも高いお金は払いたくないものなので、悪徳業者は不正に大幅な値引きをしたり、今週中の契約で○%割引など、安く工事ができると言って契約を誘うんです。
【4】屋根点検は専門知識が必要
…専門用語を使われると分からない
専門業者でない限り、屋根について詳しい知識を持つ人は少ないので、専門用語を使って説明されると、内容がよく分からないですよね。そうでなくても、初めての屋根点検であれば、落ち着いて判断するのが難しくなり、不安をあおられると、あせって契約してしまいやすいです。

火災保険を利用する悪徳業者に注意!

あなたのお家が台風や雨風によって破損した場合、火災保険を利用して修理できる場合がありますが、屋根点検の悪徳業者はこの制度も利用して、あなたをだまそうとしてきます。

屋根修理が火災保険に適用されるかどうかは、保険会社が判断して初めて分かりますが、屋根点検の悪徳業者は、保険会社の判断を待たずに、「保険で修理できますよ」と言って、契約を誘って来るんです。

本来の流れ悪徳業者
STEP1屋根点検屋根点検
STEP2保険会社でなく屋根点検の業者が
「保険で出来ますよ」と診断
STEP3見積もり見積もり
STEP4保険会社による審査保険会社による審査
STEP5保険適用かどうかの結果通知保険適用かどうかの結果通知
STEP6適用の場合は保険金の受け取り保険適用外の場合、悪徳業者の診断が不正なものと分かる
STEP6保険金で屋根修理保険適用外の場合、自費での修理を迫ったり、工事を断っても高額な手数料を請求される

上記のように、保険適用外となった場合でも、お家の屋根に修理が必要な状態であれば、危険をあおって「自費で工事しましょう」と迫ってくることもあります。

また、工事を断っても高額な手数料を請求してくる場合もある、とても悪質な手口。

台風や嵐の被害に遭っても、屋根の点検をしてもらう前に、火災保険の手続きで手数料などは掛かるのかを確認したり、保険会社からの診断前に「保険が使えます」というような誘いがあれば、別の業者さんに点検をお願いするようにしましょう。

屋根点検の悪徳業者は、台風や嵐の後に急増!

屋根の点検を行なう業者の中には、火災保険を利用する悪徳業者が潜んでいるとお話しさせて頂きましたが、一緒に注意してほしいのが、屋根点検の悪徳業者は「悪天候の後に増加する」という事です。

  • 天気が荒れた後は、屋根にトラブルが起きるお家が増える
  • 屋根トラブルは頻繁に起きるものではないため、不安になる

上記のようなことが原因で、台風や嵐の後は屋根点検の悪徳業者にとって、あなたを騙しやすくなります。

そのため、天気が荒れた後にあなたのお家を訪問してくる屋根点検の業者には、とくに注意してほしいです。

屋根の「ラバーロック工法」に要注意!

屋根点検の悪徳業者が行なう事の多い修理に、「ラバーロック工法」という修理方法があります。

本来ラバーロック工法は、地震で瓦がズレたり剥がれるのを防ぐことができる工事ですが、コーキング材の使い方が適切でないと、雨漏りに繋がってしまうんです。

屋根材と屋根材の間には、雨水がキレイに流れるように隙間が空いているのですが、悪徳業者の行なうラバーロック工法は、コーキング材という樹脂で隙間をすべて塞いでしまう方法。

屋根材同士の隙間を埋めてしまうと、雨水がキレイに排出されず、一箇所に溜まって雨漏りしてしまったり、湿気が溜まるため、下地部分の傷みも進行しやすくなってしまいます。

そのため、見積書に「ラバーロック」「ラバー工法」などと書かれていたり、「コーキングで全部塞ぐので大丈夫です」という説明があった場合は、詳しい修理方法や目的を聞いてみましょう。

また、出来れば別の業者さんにも、屋根の点検をしてもらってほしいです。

怪しい訪問業者は屋根にのぼらせない

屋根点検の業者が悪徳業者だった場合、あなたのお家の屋根にのぼった際に、上で何をされているか分かりません。

屋根が傷んでいなくても、わざと屋根を傷つけて写真を撮り、「屋根材が割れていたので補修が必要です」と言って、わざと工事が必要な状態を作ることもあります。

そのため、悪徳業者の可能性が高い「訪問業者」は、出来る限り屋根にのぼらせないようにしましょう。

屋根にのぼらない業者もダメ?

屋根の点検は、何かしらの方法で屋根の状態を見なければいけないですよね。

そのため、業者さんによって、屋根にのぼったり、ドローンや撮影ポールで確認したりしますが、屋根をきちんと確認しないまま点検を終えてしまう業者は、丁寧に点検していない可能性が高いです。

ドローンや撮影ポールなど、屋根にのぼらず点検する方法を取ることができれば、ある程度の点検はのぼらずに行えます。

これらの機材を持っていない業者さんは、屋根にのぼって点検したり、屋根には上がらずベランダからハシゴをかけるなどして、確認できる範囲で点検します。

しかし、ドローンなども使わず、屋根にものぼらずに、地上から屋根を見上げるだけで点検を済ませてしまう場合は、屋根全体をきちんと確認していないため、正確な傷み具合も分かりません。

訪問業者悪徳業者の可能性が高いため、出来るだけのぼらせない
あなたが選んだ
点検業者
ドローンや高所カメラが無い場合は、のぼって調査してもらう

屋根の点検をしてもらう時は、上記のような基準で対応すると、屋根を傷つけられたりせず、点検に手を抜かれるという事態も避けることができるので、どんな業者さんなのかをよく確認してから、点検をお願いしましょう。

屋根点検の悪徳業者にだまされないためには?

あなたの大切なお家で、これからも安心して過ごすためには、定期的な点検と、適切な時期のメンテナンスが必要です。

しかし、屋根点検の悪徳業者からもお家を守ってほしいので、あなたが騙されないために覚えておいてほしい3点を、私からお話しさせて頂ければと思います。

その場ですぐに契約しない

屋根の点検をしてもらった結果、工事が必要な状態だった場合は、点検してもらった業者さんに、工事もお願いしようと考えるかもしれません。

しかし、すぐに契約を交わすと、業者選びに失敗してしまう可能性が高くなります。

屋根修理の業者さんは、

  • 工事の技術
  • 工事に掛かる金額
  • あなたとの相性

これらが会社によってバラバラなので、あなたにピッタリな業者さんを、簡単に見つけられるとは限らないんです。

屋根点検をしてくれた業者さんに、あなたが心から納得できるのであれば、お願いしても良いと思いますが、

「よく分からないけど、また別の業者さんを呼ぶのは面倒だし…。」
「キャンペーンで安くしてくれるからラッキー!」

このように、屋根の状態や必要な修理をあなたがきちんと理解していなかったり、業者選びを面倒に思って、そのまま点検してくれた業者さんに決めると、大事なお家に不適切な工事をされたり、高額なお金を奪い取られてしまいやすいです。

また、金額だけで決めてしまう事も、業者選びに失敗する大きな要因となります。

悪徳業者は適正な工事をしない分、安さだけをアピールしてくることが多いため、業者さんの説明を聞いて、あなたの暮らしを本当に考えてくれているのか、よく考えるようにしましょう。

少しでも不安な場合は、ほかの業者さんにも見てもらう

あなたのお家の屋根を点検してくれた業者さんに対して、ちょっとでも疑問不安を持った場合は、まず、その業者さんへ率直に聞いてみましょう。

質問に対して曖昧な回答をしてきたり、あなたに理解できないような難しい説明をしてくるなど、納得できない答えしかもらえない場合は、ほかの業者さんにも屋根を点検してもらうのがオススメです。

不安を残したまま屋根修理をお願いすると、工事中も工事後も、あなたの中にずっと不安が残ったまま。

あなたとご家族が安心して暮らしていくためにも、安心・納得できる対応をしてくれる業者さんを選んでほしいです。

10年後も点検やメンテナンスをお願いできる業者さんを選ぶ

屋根のメンテナンスは、10年ごとに行なうことで、キレイで健康な状態を維持していくことができます。

そのためにも、屋根の点検はとても大切。

「前回のメンテナンスからまだ5年だけど、この間の台風が大きかったから、今年点検してもらっておこうかな」というように、日ごろからお家の状態に気を遣っておくのは、あなたの身体が不調になった時、病院で診てもらうのと同じですよね。

そのため、屋根を点検してもらった業者さんとお話ししたり、説明を聞いてみて、

「この人に工事をお願いしたいな」
「ウチの点検やメンテナンスを、この先ずっとお願いしたいかも」

このように思える業者さんかどうか、あなたの中でよく考えてみてほしいです。

屋根点検の優良業者さんを選ぶには?

あなたのお家の屋根を、丁寧に点検してもらうためには、どんな業者さんにお願いすればいいのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

「どんな業者さんでも一緒じゃない?」と思うかもしれませんが、ポイントに気を付けながら業者さんを選ぶと、より入念な点検や分かりやすい説明、もし工事が必要な場合も、適正価格で高品質な工事をしてもらうことができます。

ポイント1:写真に撮ってあなたにも見せてくれる

屋根の点検で注目してほしいのが、「あなたに見えない部分の点検」という事。

あなたのお家の点検なのに、あなたが確認できないまま「屋根材がいくつか割れてます」と言われても、不安ですし納得もできないですよね。

優良業者さんは、あなたが安心できるような対応を自然と取ることができるので、いろいろな角度から写真を撮って、分かりやすく解説してくれます。

また、ドローン調査ができる業者さんは、機材によってはリアルタイムで、手元の操作パネルにて屋根全体を一緒に確認させてくれたりします。

ポイント2:口コミ評価が高い

屋根の点検ができる業者さんは、もちろん屋根修理も行える会社がほとんどですが、どのように点検してくれるのか、修理をする場合は適正な価格や内容で行なってくれるのかを知るためには、口コミ評価を確認するのがオススメ。

  • 丁寧に時間を掛けて点検してくれる
  • どこにどんな工事が必要なのか、分かりやすく説明してくれる
  • 契約を急かしたりせず交換が持てた
  • 屋根にのぼらず下から確認しただけだった
  • 説明がおおざっぱでよく分からなかった
  • 我が家やご近所さんのお家にされている施工へ、指摘や悪口ばかり言う

このように、あなたと同じ立場の方々が、実際に屋根点検をしてもらった時の対応や感想が分かります。

業者さんとの相性は人それぞれですが、優良業者さんは多くの方々から高評価をもらえるため、良い口コミが多く集まるんです。

ポイント3:あなたの地域に密着している

あなたの地域に密着してお仕事している業者さんであれば、あなたのお家へすぐに駆け付けることができます。

もし、その業者さんにメンテナンスをお願いする場合は、次回の屋根点検やメンテナンスも対応してもらうかもしれません。

そのため、あなたの地元で活躍する業者さんを選ぶことで、台風など突発的な屋根の被害が起きた時も、すぐに来てもらいやすくなるんです。

また、屋根の傷みは地域によって特性が違うため、台風がよく通る地域・海沿いの地域など、あなたの暮らす環境を踏まえた点検や、メンテナンスの提案をしてもらうことができます。

ポイント4:調査報告書がある

優良業者さんの多くは、屋根を点検した後、「調査報告書」という書類を作って提出してくれます。

調査報告書は、屋根の部分ごとに起きている劣化症状や、それぞれどんな修理が必要なのかが記載されるもので、分かりやすく写真も添えてくれる業者さんが多いです。

見積もりを希望しない場合は、調査報告書を作らない業者さんもいますが、もし工事が必要な場合、調査報告書は見積書の根拠となります。

そのため、もし屋根の傷みがあれば、見積書と一緒に調査報告書も提出してくれる業者さんで、見積もりをするのがオススメです。

ポイント5:火災保険の提案をしてくれる

あなたのお家の屋根を業者さんに点検してもらった結果、もしかすると劣化が見られたり、破損しているかもしれません。

その際、ベテランの業者さんであれば、「あ、これは先週の台風で剥がれたんだろうな…。」というように、判断材料がある程度そろっていれば、破損の原因が台風や雨風だと予測することができます。

そのため、火災保険についてきちんと知識をもっている優良業者さんは、「この屋根の破損は火災保険が下りるかもしれない」と考えて、あなたに教えてくれるんです。

あなたが、お家の屋根が破損しているとは知らずに「定期点検」という意味で点検してもらう場合、火災保険での修理についても考えていないと思いますし、そもそも火災保険で屋根修理ができる事も知らない場合がありますよね。

ただし、業者さんが出来るのはあくまでも、「火災保険で修理ができるかもしれない」という予測であって、本当に火災保険が適用されるかどうかは、保険会社が判断するもの。

悪徳業者の場合は、保険会社からの診断を待たずに「保険が使えます!」と言いますが、優良業者さんは、「保険で修理できるかもしれないので、申請してみるのがオススメです」というように、適正な流れを説明して、あなたと一緒に進めてくれます。

このページを見てくれたあなたへ。

ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。

屋根の点検について確認してきましたが、あなたの抱える悩みや不安が少しでも解決に向かえば嬉しいです。

あなたのお家の屋根を点検したいと思っても、どんな業者さんにお願いすればいいのか分からなかったり、無理に工事を迫られないか不安ですよね…。
私たちは、どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下の屋根の点検に関するご相談フォーム・お電話にてご連絡くださいね。

屋根の点検でお悩み中のあなたへ

ご家族とこれからも安心して暮らすために、普段は見えないお家の屋根を点検して、大きなトラブルに備えておきたいですよね。

しかし、屋根の点検にお金が掛かるか心配だったり、工事が必要な場合はどうすればいいのか…いろいろな不安があると思います。

私たち外壁塗装コンシェルジュは、屋根の点検のことで不安・悩みを抱えている方のご相談・アドバイスから、もしご希望を頂いた場合は地元密着の優良業者さんのご紹介も行っております。

ご相談もご紹介も無料なので、累計1万人以上(2019年11月25日時点)の方々からご連絡を頂いているため、もしお悩み・ご不安が1つでもあれば、お気軽にご相談頂けると嬉しいです。

不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

コンシェルジュ

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