外壁塗装の単価、適正価格になってる？見積書と比べやすい一覧表付き

屋根・外壁塗装で適正見積もりか判断できる単価相場・価格相場・計算方法が分かります。最後には見積もり例で実際の費用相場も確認できるので、あなたは悪徳業者に騙されない知識が身に付きます。
外壁塗装コンシェルジュ　建物工事のアドバイザー

一般的に住宅の外壁塗装工事・屋根塗装工事の見積書は塗装業者によって書き方がバラバラで、適正価格が分かりづらいと言われています。

そのため、見積書が適正価格になっているかを判断するには塗装の平米単価の相場を知る必要があるんです。

悪徳業者だと分かりづらいのをいいことに、多めに価格を算出していたりするので、適正価格で計算されているかを確認するために、屋根・外壁塗装の平米単価の相場はどのくらいなのか見ていきましょう。

初めに、
外壁塗装工事に関わる平米単価を説明した後、
屋根塗装工事に関わる平米単価を説明していきます。

知っ得ポイント！見積もり書は「平米単価」で計算されます。塗装の単価は１㎡（平米）ごとで計算されるので、１㎡・1坪の単位を覚えておきましょう。
1㎡ ＝ 約 0.3 坪
1坪 ＝ 約3.3㎡

• 目次
• 【外壁塗装工事】塗装の平米単価の相場
• 外壁塗装工事の平米単価の相場
• 塗料の平米単価の相場
• 【屋根塗装工事】塗装の平米単価の相場
• 屋根塗装工事の平米単価の相場
• 屋根別の塗料の平米単価の相場
• 塗装面積の求め方
• 外壁の塗装面積の求め方
• 屋根の塗装面積の求め方
• 塗装の面積分かかる塗料の価格の求め方
• 外壁の面積分かかる塗料の価格
• 屋根の面積分かかる塗料の価格
• 見積もり価格例
• 【外壁】平米単価の相場を使った見積もり価格例
• 【外壁・屋根】平米単価の相場を使った見積もり価格例
• 外壁塗装工事と屋根塗装工事の価格内訳
• 見積もり価格は6つの要素で決まる
• 見積書のポイント

【外壁塗装工事】塗装の平米単価の相場

「塗装」と一言でいっても、この言葉の中には様々な塗装に関わるものが入っています。

例えば、塗料や塗装をするための道具など、様々なものに対して価格がつくことを知っておいてください。

価格を算出するには必ず単価が存在します。そして、適正価格を判断するには、塗装の単価を知ることが必要不可欠です。

外壁塗装工事の平米単価の相場

住宅の外壁塗装工事の項目別にかかる平米単価の相場になります。

足場に関しては、種類も豊富でそれぞれ特徴も違う為、単価の相場が違います。足場の種類別の特徴は『外壁塗装の足場について知っておきたいこと』を見ていただければ違いも分かりやすいです。

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サイディング材

サイディングの張り替えを行う場合は、サイディング材の単価相場を知っておくと便利です。サイディング材の種類でも単価相場が変わってきます。

付帯塗装

外壁塗装の平米単価の相場が分かった方は、坪別での外壁塗装の相場確認することをお勧めしたいです。

一般的な坪数での見積もり相場を確認できる、『20坪』『30坪』『40坪』『50坪』『60坪』のそれぞれの相場ページを見てみましょう。

相場の考え方については、『外壁塗装の相場で知っておきたい５つのこと』を合わせて見ていただくと、相場についての正しい考え方を身につけられます。

塗料の平米単価の相場

住宅の外壁塗装工事では、以下のような塗料の平米単価相場になります。

塗料といっても様々な種類があります。外壁塗装で知っておきたい塗料の選び方を学ぶことで、あなたに家に合う塗料を見つけることができます。

外壁用塗料メーカーでの塗料の単価

アクリル系やシリコン系など、その系統の単価だけではなく、塗料メーカーの毎の塗料単価も確認してみましょう。以下の表は各メーカーでよく選ばれている塗料になります。 ※通常行われる3工程での単価で書いています。

外壁塗装工事に関わる平米単価相場を確認できたら、次は価格の算出時に必要な外壁の塗装面積の求め方を確認し、適正価格を導き出しましょう。

塗料のことでよく質問される『塗布量』『塗装後の剥がれ』『塗装後のムラ』についても事前に確認しておくことで、安心して外壁塗装工事に臨めるようになります。

実際の費用例も確認しておく

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【屋根塗装工事】塗装の平米単価の相場

屋根塗装工事も、外壁塗装工事と同じように平米単価で価格が算出されます。工事の内容・塗料などの平米単価相場を確認していきましょう。

屋根塗装工事の平米単価の相場

付帯塗装

縁切りとは 縁切りとは、塗装時に屋根材と屋根材で重なっている箇所が塗料によって隙間を埋めてしまうのを、専用カッターなどで切り取る作業です。しかし、この作業にはかなりの時間と人数が必要となるので、時間がないと縁切りが行われないことも少なくありません。必ず塗装業者に縁切りをしたのか確認することをお勧めしています。

屋根塗装では、火災保険を利用するとあなたが支払うはずだった費用を０円にできる場合があります。詳しくは『屋根塗装は火災保険で無料になる可能性が高い』も合わせて確認いただければと思います。

屋根塗装が初めての人のために、屋根塗装の情報をまとめている『屋根塗装の知識まとめ』も確認いただければと思っています。あなたの安心・納得ができる情報になれれば嬉しいです。

屋根修理・リフォームの費用相場

• 屋根工事・修理などの詳しい情報はこちらからご確認ください。
• 屋根工事の費用相場と種類を徹底解説
• 屋根の修理をする前と後で知っておきたい情報まとめ
• 【屋根】20年間メンテナンス不要？カバー工法の費用と特徴

屋根修理・リフォームの、その他の単価相場

屋根別の塗料の平米単価の相場

屋根の種類別で、塗料の塗り方や塗れる塗料が違うため、平米単価の相場が屋根の種類別で変わるため、以下の単価相場を見てみましょう。

屋根用塗料メーカーでの塗料の単価

塗料メーカー毎の塗料単価も確認してみましょう。以下の表は各メーカーでよく選ばれている塗料になります。

平滑(へいかつ)とは でこぼこがなく、平らな状態のことを言います。

屋根塗装工事に関わる平米単価の相場を確認できたら、次は価格の算出時に必要な屋根の塗装面積の求め方を確認し、適正価格を導き出しましょう。

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塗装面積の求め方

項目ごとにかかる塗装の平米単価がわかったら、次は塗装価格を出すために必要な塗装の面積の求め方を覚えましょう。

一般的な規模（30坪から40坪程度）の2階建て住宅で、外壁と屋根を同時に塗り替える場合、その相場は80万円～120万円程度だと言われています。塗装の価格は、外壁面積と塗料の平米単価によって決まるので、あなたの家の外壁面積がわかれば、費用の目安をある程度予測することも可能です。

外壁の塗装面積の求め方

外壁の面積=延坪 × 3.3(１坪＝3.3ｍ²) × 係数(1.2～1.7)

この計算式は、建物の坪数を利用した、誰でも簡単にできる計算式です。

外壁塗装工事の係数は1.2～1.7くらいの範囲とされていますが、実際には一般的な1.2を当てはめると良いでしょう。

実際に外壁塗装業者が計算する場合は、建物を測ったり、図面から正確に計算して見積もりを出します。

外壁の面積=延坪 × 3.3(１坪＝3.3ｍ²) × 係数(1.2～1.7)、この式で求められる数字はあくまでも目安ではありますが、塗装価格の予算を検討する上では大いに役立ちます。

屋根の塗装面積の求め方

屋根の面積=1階の床面積 × 係数(1.1～1.7)

屋根の面積を求めるのに注意しないといけないのが「勾配数(傾斜面の傾きを示す度合い)」「屋根の形」の2つになります。この2つの要因によって面積がまったく違ってきます。ここでご紹介するのはあくまでも一般的な面積になりますが、予算を検討するのに大いに役立つはずです。

1階の床面積は実際にメジャーで家の縦と横の長さを図るか、図面を見て計算してみてください。また、屋根塗装の係数は1.1～1.7くらいの範囲とされていますが、実際には一般的な1.5を当てはめると良いでしょう。※係数の値は、屋根の勾配数が高ければ上がっていきます。

屋根の面積もわかったら、次は面積分かかる塗装の平米単価から塗料価格を求めてみます。

塗装の面積分かかる塗料の価格の求め方

塗料の価格=塗装の面積 × 塗料の平米単価

外壁塗装工事・屋根塗装工事で使用する塗料は、塗装する面積分の価格がかかります。さらに、塗装は３回塗りが基本で、下地を作るための下塗りは別の下地専用の塗料を使うので、中塗りと上塗りの２回分で計算します。

外壁の面積分かかる塗料の価格

屋根の面積分かかる塗料の価格

見積もり価格例

塗装の平米単価の相場を使って、見積もり価格例を出してみます。

【外壁】平米単価の相場を使った見積もり価格例

住宅の外壁塗装工事の面積を100㎡(約30坪)、塗料の平米単価の相場はシリコン系塗料2,500円を使います。適正価格の場合、適正価格でない場合の２通りで出してみます。

※この計算は相場から計算した価格です。他にも塗装業者ごとによって、移動費・人件費・運搬費・その他手続き費などの価格が加わります。

【外壁・屋根】平米単価の相場を使った見積もり価格例

住宅の外壁塗装工事の面積を100㎡(約30坪)、屋根塗装工事の面積を80㎡(約30坪)、塗料の平米単価の相場はシリコン系塗料2,500円を使います。

※この計算は相場から計算した価格です。他にも塗装業者ごとによって、移動費・人件費・運搬費・その他手続き費などが加わります。

塗装価格は条件によっても大きく変動します。たとえば、塗装に使用する塗料の種類や、塗装を行う範囲、回数などによって、価格に大きな差が出ることもありますので、塗装業者から提示される見積書をしっかりと確認しましょう。

外壁塗装工事と屋根塗装工事の価格内訳

見積もり価格は6つの要素で決まる

住宅の外壁塗装工事を塗装業者に依頼すると、まずお見積もりが提出されます。外壁塗装工事のお見積もりは、おもに次の6つの要素で決まります。適正な価格で塗り替えを行うためにも、見積もりの見方を知っておきましょう。

見積書のポイント

A社とB社の見積もりを見比べてください。A社の見積もりでは、「一式」「その他工事など」とひとくくりで書かれており、工事内容がよくわかりません。また塗料の種類も書かれていません。A社のような見積もりの場合には、工事や塗料の詳細について確認すると安心でしょう。

詳細を質問しても回答をもらえなかったり、説明が専門用語の羅列で意味不明だったりする場合は、塗装業者そのものが信頼できません。いくら見積もりが安くても、候補から外したほうがよいでしょう。

失敗しない外壁塗装工事のためには、相見積もりをとったうえで、それぞれの見積もり価格と項目を見比べることが必要です。納得のいく価格で、明確な見積もりを出してくれる塗装工事業者に依頼するようにしましょう。

屋根・外壁塗装で大事なのは適正価格で計算されているかどうかになります。

塗装業はお客様が一番騙されやすいと言われている業種なので、信頼のできる安心な屋根・外壁塗装業者で外壁塗装をしましょう。

外壁塗装に不安を感じているあなたへ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
塗装業者の適正価格と単価相場についてまとめて書いてきましたが、分かりづらいところはありましたでしょうか？不明点等あれば以下の塗装の無料相談フォームまたはお電話で気軽に私たちへご相談くださいね。あなたにとって安心・納得の情報になれば嬉しいです。

• 外壁塗装に失敗しないための5ステップ
• 【STEP1】外壁塗装の寿命（耐用年数）
• 【STEP2】外壁塗装に最適な時期、季節
• 【STEP3】外壁塗装で知っておきたい3つの種類
• 【STEP4】外壁塗装の流れ
• 【STEP5】外壁塗装の単価相場

あなたの不安、教えて頂けませんか？

大切なお金、いくら外壁塗装が必要な時期だったとしても、1円も無駄にできませんよね。

もし、悪徳業者を選んでしまったら「安すぎ」や「高すぎ」な金額を提示されて、あなたのお家本来の、適正な費用が誤魔化されてしまう場合もあるため注意が必要です。

私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。

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